JP4839486B2 - 通信端末装置および通信端末処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電話番号を選択的に使用可能な通信端末装置および通信端末処理プログラムに関する。
従来、複数の電話番号を選択的に使用する通信端末装置が知られている。この種の装置として、例えば特許文献1には、複数の電話番号とこれら電話番号の切り替え条件とを記憶しておき、特定施設側のゲート装置との間で非接触通信によって当該ゲート装置から発信出力された信号を受信した時に予め設定されている切り替え条件を満たしていれば、使用する電話番号の切り替えを行う通信端末装置が開示されている。
特開2007−202062号公報
ところで、複数の電話番号を選択的に使用可能な通信端末装置において、相手(着信先)が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信した場合、着信先では未知の電話番号からの着信であることに不信感を抱いて着信拒否することも起こり得る。つまり、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて(発信側が)発信すると、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを(着信側が)認識することが出来ないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信しても、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識することが出来る通信端末装置および通信端末処理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、発信元を表す第1発信者識別情報に、当該第1発信者識別情報と同じ発信元を表す情報であって、着信先が既知の第2発信者識別情報が付加された着信メッセージを着信時に受信する受信手段と、少なくとも通信した相手を識別する相手識別情報を備えたアドレス帳データを記憶するアドレス帳記憶手段と、前記受信手段により受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されておらず、当該着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳記憶手段に記憶されている場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを報知する着信報知手段と、を具備することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項2に記載の発明では、前記着信報知手段は、前記受信手段により受信された着信メッセージから第1発信者識別情報を抽出し、抽出した第1発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されているか否かを判別する第1発信者判別手段と、前記第1発信者判別手段により該当するアドレス帳データが記憶されていないと判別された場合に、前記受信手段により受信された着信メッセージに第2発信者識別情報が付加されているか否かを判別する付加情報判別手段と、前記付加情報判別手段により第2発信者識別情報が付加されていると判別された場合に、前記受信手段により受信された着信メッセージから第2発信者識別情報を抽出し、抽出した第2発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されているか否かを判別する第2発信者判別手段と、前記第2発信者判別手段により該当するアドレス帳データが記憶されていると判別された場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを表示する表示手段と、を具備することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項3に記載の発明では、前記着信報知手段は、前記受信手段により受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されている場合、第1発信者識別情報で識別される既知の発信元からの着信であることを報知することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項4に記載の発明では、前記着信報知手段は、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する端末からの疑似着信として報知することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項5に記載の発明では、前記通信は電話通信であり、前記第1発信者識別情報、前記第2発信者識別情報および前記相手識別情報は電話番号であることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項6に記載の発明では、前記通信は電子メール通信であり、前記第1発信者識別情報、前記第2発信者識別情報および前記相手識別情報は電子メールアドレスであることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項7に記載の発明では、前記第2発信者識別情報は、同一端末に割り当てられた複数の電話番号の内、発信時の使用する電話番号とは異なる他の電話番号であることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項8に記載の発明では、前記第2発信者識別情報は、同一端末に割り当てられた発信者識別情報が、着信先が既知の変更前発信者識別情報から着信先が未知の変更後発信者識別情報に変更された場合、その変更前発信者識別情報であることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項9に記載の発明では、前記第2発信者識別情報は、同一端末が通信種別の異なる発信者識別情報を有する場合、発信時とは異なる通信種別の発信者識別情報であることを特徴とする。
上記請求項2に従属する請求項10に記載の発明では、前記第2発信者判別手段により第2発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されていると判別された場合に、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を、当該アドレス帳データの新たな登録内容として前記アドレス帳記憶手段に追加記憶する追加記憶手段を更に備えることを特徴とする。
上記請求項10に従属する請求項11に記載の発明では、前記追加記憶手段は、追加記憶を行うか否かをユーザ操作に応じて選択する選択手段を更に備えることを特徴とする。
上記請求項10に従属する請求項12に記載の発明では、前記追加記憶手段は、着信した通信の終了後に追加記憶を実行することを特徴とする。
上記請求項10に従属する請求項13に記載の発明では、前記追加記憶手段は、追加記憶の実行に先立って、第1発信者識別情報をアドレス帳データの新たな登録内容として追加記憶するか否かを案内する案内手段を有し、この案内手段の案内に従ったユーザの追加記憶要求操作に応じて追加記憶を実行することを特徴とする。
請求項14に記載のプログラムは、コンピュータに、発信元を表す第1発信者識別情報に、当該第1発信者識別情報と同じ発信元を表す情報であって、着信先が既知の第2発信者識別情報が付加された着信メッセージを着信時に受信する受信ステップと、少なくとも通信した相手を識別する相手識別情報を備えたアドレス帳データを記憶したアドレス帳を有し、前記受信ステップにより受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳に記憶されておらず、当該着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳に記憶されている場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを報知する着信報知ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信しても、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識することが出来る。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
A.構成
(1)システム構成(発明の概要)
図1は、第1実施形態による携帯電話10が有する主要機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる網側管理装置(不図示)から問い合せた着番号(発信先電話番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10(不図示)を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
メール送受信機能を用いて携帯電話10から送信されるメールは、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RN中に設けられるゲートウェイサーバ(不図示)を経てインターネット上のメールサーバ(不図示)に伝送される。メールサーバは、上述とは逆の経路で宛先のメールアドレスを有する携帯電話10にメールを送るようになっている。
このようなシステムにおいて、携帯電話10は複数の電話番号を選択的に使用可能な構成を有する。着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を選択して発信する場合、発信側の携帯電話10は付加情報付き発信を実行する。付加情報付き発信とは、発信元電話番号(着信先が未知の電話番号)に、付加情報として着信先が既知の電話番号を付加した発信メッセージを発信制御シーケンス下で網側へ送出する形態を指す。
付加情報付き発信が着信する着信側の携帯電話10では、上記発信メッセージを着信制御シーケンス下で網側から着信メッセージとして受領し、当該着信メッセージに含まれる付加情報(着信先が既知の電話番号)が自己のアドレス帳に登録されていれば、発信元電話番号(着信先が未知の電話番号)からの着信が既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識し得るようになっている。なお、携帯電話10が有する複数の電話番号は、通信サービスを提供する携帯キャリアにより指定される。従って、着信先が既知の電話番号と着信先が未知の電話番号とは、いずれも同一端末に付与されたものであることが保証されている。
(2)携帯電話10の構成
次に、図2を参照して携帯電話10の構成について説明する。図2において、制御部100は、CPUおよび入出力回路などから構成され、操作部106(後述する)から供給されるイベントに応じて携帯電話10の各部動作を制御する。本発明の要旨に係わる制御部100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
ROM101は、プログラムエリアおよびデータエリアを備える。ROM101のプログラムエリアには、制御部100により実行される各種プログラムが記憶される。ここで言う各種プログラムとは、追って詳述するメインルーチン、着信報知処理、追加記憶処理、発信処理および付加発信(1)処理を含む。ROM101のデータエリアには、所定のプログラムにより参照される制御データの他、例えば待受画面などの各種表示画面を形成する画面データが格納される。
RAM102は、制御部100の処理に用いる各種レジスタ・フラグデータを一時記憶するワークエリアの他、アドレス帳データを記憶するアドレス帳記憶部102aと送受信メールを記憶するメール記憶部102bとを備える。RAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶されるアドレス帳データとは、図3に図示するように、1レコード当たり登録番号と登録情報とから形成される。登録情報は、アドレス帳に登録された個人の属性を表す情報であり、例えば登録番号に対応付けられた「名前」、「電話番号1」、「電話番号2」および「メールアドレス」から構成される。
無線通信送受信部103は、データ通信時には制御部100の制御の下に、アンテナANTを介して基地局とデータ授受を行い、音声通話時にはアンテナANTを介して受信復調した音声データを制御部100に出力する一方、制御部100から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANTから送出する。音声信号処理部104は、スピーカSPおよびマイクMICを備え、制御部100から供給される音声データを音声信号にD/A変換してスピーカSPに供給したり、マイクMICから出力される音声信号を音声データにA/D変換して制御部100に供給したりする。
表示部105は、筐体に配設されるカラー液晶パネルを備え、制御部100の制御の下に、待受画面など各種画面を表示する。操作部106には、パワーオンオフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチ、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ等の各種操作キーの他、メール開封/メール送信操作やアドレス帳操作を行うための各種操作ボタン等を有し、これらキーやボタンの操作に応じたイベントを発生して制御部100に出力する。
B.動作
次に、図4〜図12を参照して第1実施形態の動作を説明する。以下では、最初に着信側の携帯電話10における制御部100が実行するメインルーチンの動作を説明し、続いてメインルーチンを構成する着信報知処理および追加記憶処理の各動作を説明する。そして、この後に発信側の携帯電話10における制御部100が実行する発信処理および付加発信(1)処理の各動作を説明する。
(1)メインルーチンの動作(着信側の携帯電話10の動作)
図4は、携帯電話10の制御部100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、制御部100は図4に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進める。ステップSA1では、位置登録制御シーケンスを実行して無線通信網RN側に位置登録を行ってから待受状態に入る待受処理を実行する。これにより、表示部105には待受画面(図示略)が表示される。
続いて、ステップSA2〜ステップSA7では、それぞれ「着信検知」、「アドレス帳(通常)登録操作」、「着信表示設定操作」、「追加記憶設定操作」、「その他の操作」および「電源オフ操作」のイベントの有無を判断する。これらイベントが発生しなければ、上記ステップSA2〜ステップSA7の各判断結果はいずれも「NO」になり、制御部100は上記ステップSA1に処理を戻して待受状態で待機する。そして、待受状態において上記イベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに対応した処理を実行する。以下、イベント別に分けて動作説明を進める。
a.着信を検知した場合
着信を検知すると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA8に進み、着信報知処理を実行する。着信報知処理では、後述するように、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報がアドレス帳(RAM102のアドレス帳記憶部102a)に登録されておらず、着信メッセージに付加された第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されている場合に、アドレス帳に登録された、第2発信者識別情報を含むアドレス帳データを参照して第2発信者識別情報に対応する第1発信者識別情報および名前を表示部105に明示的に表示することによって、アドレス帳に登録されていない未知の電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)を持つ同一端末からの着信であることを認識し得るようになっている。
そして、こうした着信報知処理が完了すると、ステップSA9に進み、着信の受入操作の有無を判断する。すなわち、音声通話の着信ならば、オフフック操作の有無を判断し、メールの着信ならば、メール開封操作の有無を判断する。着信の受入操作(オフフック操作又はメール開封操作)が行われない場合には、判断結果は「NO」になり、上記ステップSA1に処理を戻して待受状態に復帰する。
一方、着信の受入操作(オフフック操作又はメール開封操作)が行われると、上記ステップSA9の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進む。ステップSA10では、音声通話であれば、発呼側と回線接続して通話を開始し、通話終了時のオンフック操作に応じて回線を断つ通話処理を実行する。また、ステップSA10では、メール着信時であれば、着信したメールの内容を表示部105に画面表示する処理を実行する。
次いで、ステップSA11では、追加記憶処理を実行する。追加記憶処理では、後述するように、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報(付加情報)がアドレス帳に登録され、かつステップSA14の追加記憶設定処理(後述する)において自動記憶有りが設定されていると、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データの新たな登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を追加記憶する。そして、追加記記憶処理を終えると、制御部100は上記ステップSA1に処理を戻して待受状態に復帰する。
b.アドレス帳(通常)登録操作が行われた場合
アドレス帳(通常)登録操作が行われると、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA12に進み、ユーザ入力される登録情報(「名前」、「電話番号1」、「電話番号2」および「メールアドレス」)を登録番号に対応付けたアドレス帳データを、RAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶するアドレス帳登録処理を実行する。この後、上記ステップSA1に処理を戻して待受状態に復帰する。
c.着信表示設定操作が行われた場合
着信表示設定操作が行われると、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA13に進み、着信表示設定処理を実行する。着信表示設定処理では、前述した付加情報付き発信が着信した時に、例えば図7(c)に図示する一例の着信表示形態、すなわち明示設定するか否かを指定する。明示設定するよう指定した場合、着信メッセージに含まれる付加情報(着信先が既知の電話番号)がRAM102のアドレス帳記憶部102aに登録されていれば、発信元電話番号(着信先が未知の電話番号)からの着信が既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを明示する。
d.追加記憶設定操作が行われた場合
追加記憶設定操作が行われると、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA14に進み、追加記憶設定処理を実行する。追加記憶設定処理では、後述する追加記憶処理(図8参照)において、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報(付加情報)を含むアドレス帳データが、RAM102のアドレス帳記憶部102aに登録されている場合に、そのアドレス帳データの新たな登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を追加記憶するか否かを表す「追加記憶有り/追加記憶無し」や、その追加記憶を自動的に実行するか否かを表す「自動記憶有り/自動記憶無し」をユーザ操作に応じて設定する。そして、追加記憶設定処理が完了すると、制御部100は上記ステップSA1に処理を戻して待受状態に復帰する。
e.その他の操作が行われた場合
その他の操作が行われ、それに対応したイベントが発生すると、ステップSA6の判断結果が「YES」となり、ステップSA15に進み、その他の操作に対応した処理を実行する。その他の操作に対応した処理とは、例えばメール作成やメール送信などの処理を指す。そして、その他の操作に対応した処理を実行した後は、前述したステップSA1に処理を戻して待受状態に復帰する。
f.電源オフ操作された場合
電源オフ操作が行われると。ステップSA7の判断結果が「YES」になり、ステップSA16に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
(2)着信報知処理の動作
次に、図5を参照して着信報知処理の動作を説明する。図5は、制御部100が実行する着信報知処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA8(図4参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図5に図示するステップSB1に進み、着信メッセージを解釈して着信報知する。ここで言う着信メッセージとは、前述した付加情報付き発信により送出された発信メッセージを着信制御シーケンス下で網側から受領するデータであり、図6(a)に図示するように、第1発信者識別情報と第2発信者識別情報(付加情報)とから構成される。
また、本実施形態では、着信メッセージ(発信メッセージ)の種類として、図6(b)に図示するように、第1および第2発信者識別情報が共に「電話番号」、第1発信者識別情報が「電話番号」で第2発信者識別情報が「メールアドレス」、第1発信者識別情報が「メールアドレス」で第2発信者識別情報が「電話番号」、第1および第2発信者識別情報が共に「メールアドレス」の都合4種類からなる。付加情報付き発信を行う際に、これら4種の内のいずれかがユーザ操作により選択される。
したがって、ステップSB1では、受領した着信メッセージの種類に基づき電話着信あるいはメール着信を区別する着信報知を行う。次いで、ステップSB2では、着信メッセージから第1発信者識別情報を抽出し、続くステップSB3では、抽出した第1発信者識別情報を含むアドレス帳データをRAM102のアドレス帳記憶部102aから検索する。そして、ステップSB4では、該当するアドレス帳データの有無を判断する。該当するアドレス帳データが検索された場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSB5に進む。
ステップSB5では、上記ステップSB2において抽出した第1発信者識別情報と、上記ステップSB3においてRAM102のアドレス帳記憶部102aから検索されたアドレス帳データ中の「名前」とを表示部105に表示して本処理を終える。具体的には、例えば着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報が「090−BBBB−BBBB」であって、RAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶されるアドレス帳の登録内容が図3に図示する一例の場合、図7(a)に図示する着信表示となる。
一方、該当するアドレス帳データが検索されない場合、すなわち抽出した第1発信者識別情報を含むアドレス帳データがRAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶されていなければ、上記ステップSB4の判断結果が「NO」になり、ステップSB6に進む。ステップSB6では、着信メッセージに第2発信者識別情報が付加されているか否か、つまり付加情報の有無を判断する。付加情報が無ければ、判断結果は「NO」となり、ステップSB7に進み、第1発信者識別情報のみを表示部105に表示して本処理を終える。具体的には、例えば着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報(「090−BBBB−BBBB」を含むアドレス帳データがアドレス帳に登録されておらず、しかも着信メッセージに第2発信者識別情報が付加されていなければ、図7(b)に図示する着信表示となる。
これに対し、付加情報が有ると、上記ステップSB6の判断結果は「YES」となり、ステップSB8に進み、第2発信者該当有りフラグFをゼロリセットする。なお、第2発信者該当有りフラグFとは、後述するように、付加情報があって、かつ第2発信者識別情報がアドレス帳に有りを表すフラグである。次いで、ステップSB9では、着信メッセージから第2発信者識別情報(付加情報)を抽出する。続いて、ステップSB10では、抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データをRAM102のアドレス帳記憶部102aから検索する。そして、ステップSB11では、該当するアドレス帳データの有無を判断する。該当するアドレス帳データが検索されなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSB7に進み、例えば図7(b)に図示する一例のように、第1発信者識別情報のみを表示部105に表示して本処理を終える。
一方、該当するアドレス帳データが検索された場合、つまり抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データがRAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶されていれば、上記ステップSB11の判断結果は「YES」になり、ステップSB12に進み、第2発信者該当有りフラグFに「1」をセットする。次いで、ステップSB13では、着信表示の明示設定の有無を判断する。前述したステップSA13(図4参照)の着信表示設定処理にて明示設定されていれば、判断結果は「YES」となり、ステップSB14に進む。
ステップSB14では、RAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶され、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データを参照して、第2発信者識別情報に対応する第1発信者識別情報および名前を表示部105に明示的に表示して本処理を終える。
具体的には、例えば第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」がアドレス帳に登録されておらず、第2発信者識別情報「090−AAAA−AAAA」がアドレス帳に登録されている場合には、図7(c)に図示するように、未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報「090−AAAA−AAAA」)を持つ同一端末からの着信であることを明示する。
また、例えば第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」がアドレス帳に登録されておらず、第2発信者識別情報としてメールアドレス「akasaka@AAAA」がアドレス帳に登録されていると、図7(c)に図示するように、未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知のメールアドレス(第2発信者識別情報「akasaka@AAAA」)を持つ同一端末からの着信であることを明示することも可能になる。
さて一方、前述したステップSA13(図4参照)の着信表示設定処理において明示設定されていなければ、上記ステップSB13の判断結果は「NO」になり、ステップSB15に進み、第2発信者識別情報との関係を明示せず、例えば図7(d)に図示する一例のように、第1発信者識別情報および名前を表示部105に表示して本処理を終える。この場合、未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、あたかもアドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)からの着信(疑似着信)として報知することも可能になる。
このように、着信報知処理では、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報がアドレス帳(RAM102のアドレス帳記憶部102a)に登録されておらず、着信メッセージに付加される第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されている場合に、着信内容を明示する設定であると、アドレス帳に登録された、第2発信者識別情報を含むアドレス帳データを参照して第2発信者識別情報に対応する第1発信者識別情報および名前を表示部105に明示的に表示するので、アドレス帳に登録されていない未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)を持つ同一端末からの着信であることを明示する。
(3)追加記憶処理の動作
次に、図8を参照して追加記憶処理の動作を説明する。図8は、制御部100が実行する追加記憶処理の動作を示すフローチャートである。前述したメインルーチンのステップSA11(図4参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図8に図示するステップSC1に進み、第2発信者該当有りフラグFが「1」であるか否か、つまり着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されているか否かを判断する。着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されていない場合には、第2発信者該当有りフラグFは「0」なので、ここでの判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
一方、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されていれば、第2発信者該当有りフラグFは「1」なので、上記ステップSC1の判断結果は「YES」になり、ステップSC2に進み、追加記憶設定の有無を判断する。前述したステップSA14(図4参照)の追加記憶設定処理において、追加記憶無しが設定されていると、判断結果は「NO」になり、本処理を終える。
これに対し、追加記憶有りが設定されていれば、上記ステップSC2の判断結果は「YES」になり、ステップSC3に進み、自動記憶無しが設定されているかどうかを判断する。前述したステップSA14(図4参照)の追加記憶設定処理において、自動記憶有りが設定されていると、判断結果は「NO」になり、後述のステップSC6に処理を進めるが、自動記憶無しが設定されていれば、判断結果は「YES」になり、ステップSC4に進む。
ステップSC4では、追加記憶要求操作をユーザに案内するガイダンス表示を表示部105に表示する。なお、追加記憶要求操作とは、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データの新たな登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を追加記憶する場合に、その第1発信者識別情報を「電話番号1」、「電話番号2」および「メールアドレス」のいずれの項目の登録情報として追加記憶するかを指定する操作である。続いて、ステップSC5では、上記ステップSC4のガイダンス表示に従ってユーザが追加記憶要求操作を行ったかどうかを判断する。追加記憶要求操作が行われなければ、判断結果は「NO」になり、追加記憶を行わずに本処理を終える。
一方、追加記憶要求操作が行われると、上記ステップSC5の判断結果は「YES」になり、ステップSC6に進む。ステップSC6では、RAM102のアドレス帳記憶部102aに、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データにおいて追加記憶要求操作により指定された項目の登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を追加記憶して本処理を終える。
例えば、追加記憶する以前のアドレス帳の登録内容(RAM102のアドレス帳記憶部102aの記憶内容)が図9(a)に図示する一例の場合に、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報が「090−AAAA−AAAA」であって、かつ着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報が「090−BBBB−BBBB」であったとする。そして、ユーザの追加記憶要求操作により追加記憶する新たな登録情報の項目として「電話番号2」が指定された場合には、図9(b)に図示する一例のように、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」が、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報「090−AAAA−AAAA」を含む登録番号A02のアドレス帳データの「電話番号2」として追加記憶される。
また、例えば追加記憶する以前のアドレス帳の登録内容(RAM102のアドレス帳記憶部102aの記憶内容)が図10(a)に図示する一例の場合に、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報が「akasaka@AAAA(メールアドレス)」であって、かつ着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報が「090−BBBB−BBBB」であったとする。そして、ユーザの追加記憶要求操作により追加記憶する新たな登録情報の項目として「電話番号1」が指定された場合には、図10(b)に図示する一例のように、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報「090−BBBB−BBBB」が、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報「akasaka@AAAA(メールアドレス)」を含む登録番号A02のアドレス帳データの「電話番号1」として追加記憶される。
このように、追加記憶処理では、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報がアドレス帳に登録され、かつ前述したステップSA14(図4参照)の追加記憶設定処理において自動記憶有りが設定されていると、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報(付加情報)を含むアドレス帳データの新たな登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報がユーザ操作することなく自動的に追加記憶されるようになっている。
(4)発信処理の動作(発信側の携帯電話10の動作)
次に、図11〜図12を参照して発信側の携帯電話10において実行される発信処理の動作を説明する。図11は、携帯電話10の制御部100が実行する発信処理の動作を示すフローチャートである。図12は、発信処理を構成する付加発信(1)処理の動作を示すフローチャートである。
待受状態下でユーザが発信操作、すなわち発信先電話番号を指定してオフフック操作を行うと、制御部100は図11に図示する発信処理を実行してステップSD1に処理を進め、付加発信ガイダンスを表示部105に表示する。付加発信ガイダンスとは、付加情報付き発信を行うか否かを選択する付加発信選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
そして、ステップSD2において、ユーザによる付加発信選択操作が為されると、ステップSD3では、その操作によって付加情報付き発信が選択されたか否かを判断する。付加情報付き発信が選択されていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSD5に進み、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)のみの発信メッセージを発信制御シーケンス下で網側へ送出する通常発信処理を実行した後に本処理を完了させる。
一方、付加情報付き発信が選択されると、上記ステップSD3の判断結果は「YES」になり、ステップSD4を介して付加発信(1)処理を実行する。付加発信(1)処理が実行されると、制御部100は図12に図示するステップSE1に進み、付加情報選択ガイダンスを表示部105に表示する。付加情報選択ガイダンスとは、着信先が既知の「電話番号」または着信先が既知の「メールアドレス」の何れかを選択する第2発信者識別情報選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
続いて、ステップSE2において、ユーザによる第2発信者識別情報選択操作が為されると、ステップSE3では、その操作によって「電話番号」が選択されたか否かを判断する。「電話番号」が選択された場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSE4に進み、図6(a)に図示するように、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、第2発信者識別情報として着信先が既知の「電話番号」を付加した発信メッセージを発生して本処理を終える。
これに対し、「メールアドレス」が選択された場合には、上記ステップSE3の判断結果が「NO」になり、ステップSE5に進み、上記ステップSE4と同様、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、第2発信者識別情報として着信先が既知の「メールアドレス」を付加した発信メッセージを発生して本処理を終える。
こうした付加発信(1)処理が完了すると、制御部100は上述した発信処理のステップSD5(図11参照)に処理を進め、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、着信先が既知の「電話番号(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージあるいは発信元電話番号(第1発信者識別情報)に着信先が既知の「メールアドレス(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージのいずれかを発信制御シーケンス下で網側へ送出する。
このように、発信処理では、ユーザが発信操作を行った後に、付加情報付き発信を選択する付加発信選択操作を行い、さらに付加すべき情報を選択する第2発信者識別情報選択操作によって着信先が既知の「電話番号」または着信先が既知の「メールアドレス」の何れかを第2発信者識別情報として選択すると、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に着信先が既知の「電話番号(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージあるいは発信元電話番号(第1発信者識別情報)に着信先が既知の「メールアドレス(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージのいずれかを発信制御シーケンス下で網側へ送出する。
以上のように、第1実施形態では、発信側の携帯電話10が発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に着信先が既知の「電話番号(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージあるいは発信元電話番号(第1発信者識別情報)に着信先が既知の「メールアドレス(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージのいずれかを発信制御シーケンス下で網側へ送出したとする。
そうすると、着信側の携帯電話10では、上記発信メッセージを着信制御シーケンス下で網側から着信メッセージとして受領し、受領した着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報がアドレス帳(RAM102のアドレス帳記憶部102a)に登録されておらず、着信メッセージに付加される第2発信者識別情報がアドレス帳に登録されている場合に、着信内容を明示する設定であると、アドレス帳に登録された、第2発信者識別情報を含むアドレス帳データを参照して第2発信者識別情報に対応する第1発信者識別情報および名前を表示部105に明示的に表示する。
つまり、アドレス帳に登録されていない未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)を持つ同一端末からの着信であることを明示するので、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信しても、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識することが可能になる。この結果、未知の電話番号からの着信であることに不信感を抱いて着信拒否されることが無くなる。
また、第1実施形態では、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報がアドレス帳に登録され、かつ前述したステップSA14(図4参照)の追加記憶設定処理において自動記憶有りが設定されていると、着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報を含むアドレス帳データの新たな登録情報として、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を自動的に追加記憶することが出来る。このように追加記憶できるようにすれば、発信側では毎回付加発信を行なわなくてもよくなるし、着信側では毎回付加情報を解析する必要が無くなり、検索時間も短縮することができる。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態では、携帯電話10が第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とから構成される発信メッセージを生成して付加情報付き発信を行うのに対し、第2実施形態では、付加情報付き発信時に携帯電話10から送出される発信メッセージ中の第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであるか否かを、無線通信網RNの通信を制御する網側管理装置が判定し、同一端末のものと判定された場合にのみ発信先に対して第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とから構成される発信メッセージを送出する。
以下では、こうした第2実施形態による発信処理の動作について図13〜図14を参照して説明する。図13は、携帯電話10の制御部100および網側管理装置が連携して実行する発信処理の動作を示すフローチャートである。図14は、携帯電話10の制御部100が実行する付加発信(2)処理の動作を示すフローチャートである。
待受状態下でユーザが発信操作、すなわち発信先電話番号を指定してオフフック操作を行うと、制御部100は図13に図示する発信処理を実行してステップSF1に処理を進め、付加発信ガイダンスを表示部105に表示する。付加発信ガイダンスとは、付加情報付き発信を行うか否かを選択する付加発信選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
そして、ステップSF2において、ユーザによる付加発信選択操作が為されると、ステップSF3では、その操作によって付加情報付き発信が選択されたか否かを判断する。付加情報付き発信が選択されていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSF5に進み、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)のみの発信メッセージを発信制御シーケンス下で網側へ送出する通常発信処理を実行する。
一方、付加情報付き発信が選択された場合には、上記ステップSF3の判断結果が「YES」になり、ステップSF4を介して付加発信(2)処理を実行する。付加発信(2)処理が実行されると、制御部100は図14に図示するステップSG1に進み、付加情報選択ガイダンスを表示部105に表示する。付加情報選択ガイダンスとは、着信先が既知の「電話番号」または着信先が既知の「メールアドレス」の何れかを選択する第2発信者識別情報選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
続いて、ステップSG2において、ユーザによる第2発信者識別情報選択操作が為されると、ステップSG3では、その操作によって「電話番号」が選択されたか否かを判断する。「電話番号」が選択された場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSG4に進み、図6(a)に図示するように、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、第2発信者識別情報として着信先が既知の「電話番号」を付加した発信メッセージを発生して本処理を終える。
これに対し、「メールアドレス」が選択された場合には、上記ステップSG3の判断結果が「NO」になり、ステップSG5に進み、上記ステップSG4と同様、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、第2発信者識別情報として着信先が既知の「メールアドレス」を付加した発信メッセージを発生して本処理を終える。
こうして、付加発信(2)処理が完了すると、制御部100は上述した発信処理のステップSF5(図13参照)に処理を進め、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、着信先が既知の「電話番号(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージあるいは発信元電話番号(第1発信者識別情報)に、着信先が既知の「メールアドレス(第2発信者識別情報)」を付加した発信メッセージのいずれかを発信制御シーケンス下で網側へ送出する。
すると、網側管理装置では、図13に図示するステップSa1〜Sa5を実行する。先ず、ステップSa1では、上記ステップSF5の発信処理に対応した発呼を受け付けて発信メッセージを受信したり、発呼した携帯電話10が適正ユーザであるかどうかを認証したりする等、公知の発信制御シーケンスを具現する受信/認証処理を実行する。次いで、ステップSa2では、付加情報付き発信をした携帯電話10から受領した発信メッセージを構成する第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであるか否かを判断する。
第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであれば、判断結果は「YES」になり、ステップSa3に進み、第1発信者識別情報に第2発信者識別情報を付加した後、ステップSa5に進み、第1発信者識別情報に第2発信者識別情報を付加した発信メッセージを発信先電話番号に発信する。一方、第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものでなければ、上記ステップSa2の判断結果が「NO」になり、ステップSa4に進み、第1発信者識別情報に第2発信者識別情報を付加せず、続くステップSa5では、第1発信者識別情報のみの発信メッセージを発信先電話番号に発信する。
以上のように、第2実施形態では、網側管理装置が携帯電話10から送出される発信メッセージ中の第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであるか否かを判定し、同一端末のものと判定された場合にのみ発信先に対して第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とから構成される発信メッセージを送出する。つまり、発信メッセージを構成する第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであることを網側が保証する。
したがって、この発信メッセージを着信制御シーケンス下で網側から着信メッセージとして受領する着信側の携帯電話10では、前述した第1実施形態の着信報知処理を実行することにより、アドレス帳に登録されていない未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)を持つ同一端末からの着信であることを明示する結果、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信しても、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識することが可能になる。
[第3実施形態]
次に、図15〜図16を参照して第3実施形態による発信処理の動作を説明する。図15は、携帯電話10の制御部100および網側管理装置が連携して実行する発信処理の動作を示すフローチャートである。図16は、携帯電話10の制御部100が実行する付加発信(3)処理の動作を示すフローチャートである。
待受状態下でユーザが発信操作、すなわち発信先電話番号を指定してオフフック操作を行うと、制御部100は図15に図示する発信処理を実行してステップSH1に処理を進め、付加発信ガイダンスを表示部105に表示する。付加発信ガイダンスとは、付加情報付き発信を行うか否かを選択する付加発信選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
そして、ステップSH2において、ユーザによる付加発信選択操作が為されると、ステップSH3では、その操作によって付加情報付き発信が選択されたか否かを判断する。付加情報付き発信が選択されていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSH4に進み、発信操作時に指定された発信先電話番号に発呼すると共に、発信元電話番号(第1発信者識別情報)のみの発信メッセージを発信制御シーケンス下で網側へ送出する通常発信処理を実行する。すると、網側管理装置では、ステップSb7において、第1発信者識別情報のみの発信メッセージを発信先電話番号に発信して本処理を終える。
一方、付加情報付き発信が選択された場合には、上記ステップSH3の判断結果が「YES」になり、ステップSH5を介して付加発信(3)処理を実行する。付加発信(3)処理が実行されると、制御部100は図16に図示するステップSJ1に進み、付加情報選択ガイダンスを表示部105に表示する。付加情報選択ガイダンスとは、着信先が既知の「電話番号」または着信先が既知の「メールアドレス」の何れかを選択する第2発信者識別情報選択操作をユーザに案内する表示態様を指す。
続いて、ステップSJ2において、ユーザによる第2発信者識別情報選択操作が為されると、ステップSJ3では、その操作によって「電話番号」が選択されたか否かを判断する。「電話番号」が選択された場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSJ4に進み、電話番号付加要求を発生して本処理を終える。これに対し、「メールアドレス」が選択された場合には、上記ステップSJ3の判断結果が「NO」になり、ステップSJ5に進み、メールアドレス付加要求を発生して本処理を終える。
そして、付加発信(3)処理が完了すると、制御部100は上述した発信処理のステップSH6(図15参照)に処理を進め、第1の発信を行う。第1の発信では、上述した付加発信(3)処理にて発生した電話番号付加要求またはメールアドレス付加要求のいずれかを網側管理装置に送出する。
すると、網側管理装置では、ステップSb1において、携帯電話10からの第1の発信(付加要求)を受信し、続くステップSb2では、第1の発信をした携帯電話10に対して、所定フォーマットで第2発信者識別情報を発信するよう要求する発信要求を返送する。
第1の発信をした携帯電話10では、ステップSH7において、網側管理装置からの発信要求に応じて、所定フォーマットの第2発信者識別情報を発信(第2の発信)する。なお、この第2の発信により網側管理装置へ発信される第2発信者識別情報とは、上述したステップSJ2(図16参照)において選択された、着信先が既知の「電話番号」または着信先が既知の「メールアドレス」の何れかである。
網側管理装置では、ステップSb3にて第2の発信を受信した後、ステップSb4に進み、第2の発信をした携帯電話10の発信元電話番号(第1発信者識別情報)と上記ステップSb3で受信した第2発信者識別情報とが同一端末のものであるか否かを判断する。発信元電話番号(第1発信者識別情報)と第2発信者識別情報とが同一端末のものであれば、判断結果は「YES」になり、ステップSb5に進み、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に第2発信者識別情報を付加した後、ステップSb7に進み、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に第2発信者識別情報を付加した発信メッセージを発信先電話番号に発信する。
一方、発信元電話番号(第1発信者識別情報)と第2発信者識別情報とが同一端末のものでなければ、上記ステップSb4の判断結果が「NO」になり、ステップSb6に進み、発信元電話番号(第1発信者識別情報)に第2発信者識別情報を付加せず、続くステップSb7において、発信元電話番号(第1発信者識別情報)のみの発信メッセージを発信先電話番号に発信する。
以上のように、第3実施形態では、発信側の携帯電話10から網側管理装置へ付加情報付き発信を要求すると、網側管理装置が所定フォーマットで第2発信者識別情報の送出を要求し、これに応じて発信側の携帯電話10が所定フォーマットの第2発信者識別情報を返送すると、これを受信した網側管理装置が第2発信者識別情報と発信元電話番号(第1発信者識別情報)とが同一端末のものであるか否かを判定し、同一端末のものと判定された場合にのみ発信先に対して第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とから構成される発信メッセージを送出する。これにより、発信メッセージ中の第1発信者識別情報と第2発信者識別情報とが同一端末のものであることが網側管理装置により保証される。
したがって、この発信メッセージを着信制御シーケンス下で網側から着信メッセージとして受領する着信側の携帯電話10では、前述した第1実施形態の着信報知処理を実行することにより、アドレス帳に登録されていない未知の発信元電話番号(第1発信者識別情報)からの着信が、アドレス帳登録済みの既知の電話番号(第2発信者識別情報)を持つ同一端末からの着信であることを明示する結果、着信先が既知の電話番号とは異なる未知の電話番号を用いて発信しても、既知の電話番号を持つ同一端末からの着信であることを認識することが可能になる。
なお、上述した第1〜第3実施形態では、説明の簡略化を図るべく電話の発着信に言及した為に、第1発信者識別情報を発信元電話番号としたが、前述した通り、第1発信者識別情報は電話番号に限らずメールアドレスとすることも可能である。第1発信者識別情報をメールアドレスとする場合には、携帯電話10が有する電話番号とメールアドレスとが同一端末のものであることを保証する仕組みを必要とする。
また、上述した第1〜第3実施形態は、複数の電話番号を選択的に使用可能な携帯電話10を前提としたが、これに限らず、例えば1つの電話番号を有する携帯電話10において、着信先が既知の電話番号(変更前電話番号)から着信先が未知の電話番号(変更後電話番号)に変更した場合、変更後電話番号を第1発信者識別情報とし、これに変更前電話番号を第2発信者識別情報として付加した発信メッセージを送出する付加情報付き発信を行えば、着信先に電話番号の変更を通知し得るようになる。但し、こうした番号変更の通知を可能にする為には、変更前電話番号と変更後電話番号とが同一端末にアサインされていることを網側で保証する仕組みを必要とする。
さらに、上述した第1〜第3実施形態では、それぞれ携帯電話10を一例として挙げたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、移動無線通信機能又はメール送受信機能のいずれかを具備する携帯型電子機器全般に適用可能であることは言うまでもない。また、本発明の要旨は、携帯電話10に限らず、固定電話に適用しても構わない。加えて、上述した第1実施形態では、着信報知の一形態として、着信メッセージの内容を画面表示する例を挙げたが、これに限らず、例えば着信メッセージの内容を合成音声にて読み上げる音声報知としたり、着信表示と音声報知とを組み合わせたりすることも可能である。
第1実施形態による携帯電話10が有する主要機能の概要を説明する為のシステム構成図である。 第1実施形態による携帯電話10の構成を示すブロック図である。 RAM102のアドレス帳記憶部102aに記憶されるアドレス帳データの構成を示す図である。 第1実施形態のメインルーチンの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の着信報知処理の動作を示すフローチャートである。 着信メッセージの構成および種類を説明する為の図である。 着信報知処理の動作を説明する為の図である。 第1実施形態の追加記憶処理の動作を示すフローチャートである。 追加記憶処理の動作を説明するための図である。 追加記憶処理の動作を説明するための図である。 第1実施形態の発信処理の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の付加発信(1)処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の発信処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の付加発信(2)処理の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の発信処理の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の付加発信(3)処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話
100 制御部
101 ROM
102 RAM
102a アドレス帳記憶部
102b メール記憶部
103 無線通信送受信部
104 音声信号処理部
105 表示部
106 操作部

Claims (14)

  1. 発信元を表す第1発信者識別情報に、当該第1発信者識別情報と同じ発信元を表す情報であって、着信先が既知の第2発信者識別情報が付加された着信メッセージを着信時に受信する受信手段と、
    少なくとも通信した相手を識別する相手識別情報を備えたアドレス帳データを記憶するアドレス帳記憶手段と、
    前記受信手段により受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されておらず、当該着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳記憶手段に記憶されている場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを報知する着信報知手段と、
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記着信報知手段は、
    前記受信手段により受信された着信メッセージから第1発信者識別情報を抽出し、抽出した第1発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されているか否かを判別する第1発信者判別手段と、
    前記第1発信者判別手段により該当するアドレス帳データが記憶されていないと判別された場合に、前記受信手段により受信された着信メッセージに第2発信者識別情報が付加されているか否かを判別する付加情報判別手段と、
    前記付加情報判別手段により第2発信者識別情報が付加されていると判別された場合に、前記受信手段により受信された着信メッセージから第2発信者識別情報を抽出し、抽出した第2発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されているか否かを判別する第2発信者判別手段と、
    前記第2発信者判別手段により該当するアドレス帳データが記憶されていると判別された場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記着信報知手段は、前記受信手段により受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されている場合、第1発信者識別情報で識別される既知の発信元からの着信であることを報知することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 前記着信報知手段は、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する端末からの疑似着信として報知することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  5. 前記通信は電話通信であり、前記第1発信者識別情報、前記第2発信者識別情報および前記相手識別情報は電話番号であることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  6. 前記通信は電子メール通信であり、前記第1発信者識別情報、前記第2発信者識別情報および前記相手識別情報は電子メールアドレスであることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. 前記第2発信者識別情報は、同一端末に割り当てられた複数の電話番号の内、発信時の使用する電話番号とは異なる他の電話番号であることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  8. 前記第2発信者識別情報は、同一端末に割り当てられた発信者識別情報が、着信先が既知の変更前発信者識別情報から着信先が未知の変更後発信者識別情報に変更された場合、その変更前発信者識別情報であることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  9. 前記第2発信者識別情報は、同一端末が通信種別の異なる発信者識別情報を有する場合、発信時とは異なる通信種別の発信者識別情報であることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  10. 前記第2発信者判別手段により第2発信者識別情報と一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データが前記アドレス帳記憶手段に記憶されていると判別された場合に、着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報を、当該アドレス帳データの新たな登録内容として前記アドレス帳記憶手段に追加記憶する追加記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  11. 前記追加記憶手段は、追加記憶を行うか否かをユーザ操作に応じて選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項10記載の通信端末装置。
  12. 前記追加記憶手段は、着信した通信の終了後に追加記憶を実行することを特徴とする請求項10記載の通信端末装置。
  13. 前記追加記憶手段は、追加記憶の実行に先立って、第1発信者識別情報をアドレス帳データの新たな登録内容として追加記憶するか否かを案内する案内手段を有し、この案内手段の案内に従ったユーザの追加記憶要求操作に応じて追加記憶を実行することを特徴とする請求項10記載の通信端末装置。
  14. コンピュータに、
    発信元を表す第1発信者識別情報に、当該第1発信者識別情報と同じ発信元を表す情報であって、着信先が既知の第2発信者識別情報が付加された着信メッセージを着信時に受信する受信ステップと、
    少なくとも通信した相手を識別する相手識別情報を備えたアドレス帳データを記憶したアドレス帳を有し、前記受信ステップにより受信された着信メッセージから抽出した第1発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳に記憶されておらず、当該着信メッセージから抽出した第2発信者識別情報に一致する相手識別情報を備えたアドレス帳データがアドレス帳に記憶されている場合に、第1発信者識別情報で識別される発信元からの着信が、既知の第2発信者識別情報を有する同一端末からの着信であることを報知する着信報知ステップと、
    を実行させることを特徴とする通信端末処理プログラム。
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