JP2003108482A - 通信装置、通信方法、通信システム、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、通信システム、プログラムおよび記憶媒体

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JP2003108482A
JP2003108482A JP2001306328A JP2001306328A JP2003108482A JP 2003108482 A JP2003108482 A JP 2003108482A JP 2001306328 A JP2001306328 A JP 2001306328A JP 2001306328 A JP2001306328 A JP 2001306328A JP 2003108482 A JP2003108482 A JP 2003108482A
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Yoshiyuki Hirai
佳行 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 e−mailの受信者が電話帳リストを書き
換える手間を軽減できる通信装置を提供する。 【解決手段】 送信端末側では、電話帳リストからe−
mailアドレスの情報だけを取り出し、一時保存用の
バッファにコピーする(S1)。ユーザが選択した通知
内容に応じたフォーマットを基に、e−mailを自動
的に作成し(S3)、一次保存用のバッファにコピーさ
れたe−mailアドレスに向けて送信する(S4)。
一方、受信端末側では、受信したe−mailの表題を
解析し(S101)、解析の結果、電話番号通知に関す
るe−mailである場合、特定のルールに則って、受
信したe−mailの本文から必要な電話番号の文字コ
ードを取得し(S102)、その電話番号情報を電話帳
リストに反映させる(S103)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを受信
する通信装置、通信方法、通信システム、プログラムお
よび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機、ファクシミリ装置、移動
体電話端末などの電話端末では、買い替えなどの理由に
より新しい電話端末に変わった場合、ユーザは以前まで
使用していた古い電話端末の電話帳リストを、例えばP
Cを媒体として新しい電話端末の電話帳リストにコピー
することが可能であった。
【0003】また、電話帳リストのうち、e−mail
アドレスを持つユーザに対しては、自分の電話番号やe
−mailアドレスを変更した旨の通知をe−mail
によって自動的に送信することが可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信者
の電話番号やe−mailアドレスの変更を受信者がe
−mailで受け取った際、その内容を理解することが
できても、実際に自分の端末に備わる電話帳リストを手
動で変更する必要があった。
【0005】または、ある特殊の添付ファイルによっ
て、電話帳リストを自動的に変更するものも知られてい
るが、ユーザがe−mailでそれを容易に理解するこ
とは困難であり、e−mail送信者および受信者の両
方の端末が、特定の添付ファイルに対応する手段を備え
る必要があった。
【0006】そこで、本発明は、特定のルールに則った
フォーマットで記述されたe−mailを受信した場
合、e−mailの電話番号情報やe−mailアドレ
ス情報を自動的に電話帳リストに反映させることによ
り、e−mailの受信者が電話帳リストを書き換える
手間を軽減できる通信装置、通信方法、通信システム、
プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の通信装置は、電子メールを受信する通信装
置であって、前記電子メールから前記通知内容を取得す
る取得手段と、前記取得した通知内容を電話帳リストに
登録する登録手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の通信方法は、電子メールの受信を
行う通信方法であって、前記電子メールから前記通知内
容を取得する工程と、前記取得した通知内容を電話帳リ
ストに登録する工程とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の通信装置、通信方法、通
信システム、プログラムおよび記憶媒体の実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。本実施形態の通信
装置はファクシミリ装置に適用される。
【0010】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、100はファクシミリ装置本体であ
る。101は第1の中央制御部(CPU)である。10
2は通信や印刷を制御するためのプログラムを格納する
ROMである。103は画像、音声、e−mail、着
信メロディなど各種データの格納領域および汎用ワーク
領域として使用されるRAMである。114は電源OF
F時に内容を保持可能な不揮発性メモリ(SRAM)で
ある。SRAM114には、電話帳リスト、ユーザ電話
番号、e−mailアドレスなどが格納される。
【0011】104はプリンタ画像処理部である。10
5はカラープリンタである。プリンタ画像処理部104
は、プリンタの解像度を360dpiに変換する処理を
行い、印刷データをカラープリンタ105に送信する。
カラープリンタ105は、受信したファクシミリ画像や
コピー画像を出力する機能を有する。106はオペレー
ションパネル(操作パネル)であり、ダイヤル操作や各
種設定を行うキー入力部および各種データを表示する液
晶表示部から構成される。
【0012】107はスキャナインターフェイスであ
り、ハンドスキャナ200が装着されるコネクタおよび
データ送受信レジスタから構成されている。109はク
ロスポイントスイッチであり、CPU101の制御によ
ってアナログ信号経路の接続を切り替える。110はF
AXモデムであり、受信したFAX信号やスキャナで読
み取った画像をアナログ信号に変調する機能を有する。
111はハンドセットである。112はスピーカであ
る。108は通信回線インターフェイスとしてのNCU
である。
【0013】図2はファクシミリ装置の外観を示す斜視
図である。図において、201は用紙ガイドであり、記
録紙の幅に合わせてセットするガイド機構を有する。2
02は用紙入り口であり、ここから記録紙が差し込まれ
る。
【0014】203は原稿ガイドであり、原稿の幅に合
わせてセットされる。ガイドには、位置センサが設けら
れており、CPU101はセット位置を基に原稿サイズ
を検知する。204は原稿入り口であり、ここから原稿
が差し込まれる。
【0015】205は上カバーであり、搬送されて装置
内に滞留した原稿・記録紙を取り出す場合、あるいはプ
リンタ部のカートリッジを交換する場合、上方に開けら
れる。上カバー205には、操作パネルおよびハンドセ
ット台が含まれる。
【0016】111は前述したハンドセットであり、通
話時に使用される。200は前述したコードレスハンド
スキャナ部(ハンドスキャナ)であり、上カバー205
を開けて本体から取り出される。106は前述した操作
パネルである。209は原稿排出口であり、本体でシー
ト読みされた原稿を排出する。210は用紙排出口であ
り、ここからプリンタ部で印刷された記録紙が排出され
る。
【0017】図3は操作パネル106の構成を示す図で
ある。図において、301は機能ボタンであり、設定や
登録を始めるときに用いられる。302は録音ボタンで
あり、音声メモを録音するときに用いられる。303は
再生ボタンであり、留守録、音声メモを聞くときに用い
られる。304は消去ボタンであり、留守録や音声メ
モ、ファックスをメモリから消すときに用いられる。3
05は電話帳/セットボタンであり、電話帳でダイヤル
するとき、あるいは設定を確定するときに用いられる。
306は左/右ボタンであり、機能項目を選択する場
合、あるいは文字を入力する場合に用いられる。307
は上/下ボタンであり、電話帳を検索する場合、機能項
目を表示する場合、あるいは音量を調整する場合に用い
られる。
【0018】309はスピーカホンボタンであり、受話
器を取らずに話すときに用いられる。113は前述した
マイクであり、受話器を取らずに話すときに用いられ
る。311はストップボタンであり、ファックス送受
信、コピー、再生、設定などの動作を止める場合、ある
いは操作を途中で止める場合に用いられる。312はコ
ピーボタンであり、コピーを実行するときに用いられ
る。313は画質ボタンであり、小さい文字や写真を送
信するときに用いられる。314は受信/プリントボタ
ンであり、ファックスを受信したり、プリントするとき
に用いられる。315は送信ボタンであり、ファックス
を送信するときに用いられる。316はカラー/白黒ボ
タンであり、コピーやファックスのカラーモードを切り
替える場合に用いられる。317はカラーランプであ
り、カラーモードが選択されたときに点灯する。
【0019】つぎに、ユーザの電話番号をe−mail
自動送信により通知する場合を示す。本実施形態では、
自分のファクシミリ装置に備わる電話帳リストのうち、
e−mailアドレスを有するユーザに対し、自分の電
話番号をe−mailにより通知する処理、および電話
番号通知のe−mailを受信する処理を示す。
【0020】図4はe−mail自動送信によるユーザ
の電話番号の通知処理手順および通知された電話番号の
受信処理手順を示すフローチャートである。この処理プ
ログラムは、ROM102に格納されており、CPU1
01によって実行される。
【0021】同図(A)に示す送信端末側のファクシミ
リ装置では、ファクシミリ装置に備わる電話帳リストの
うち、e−mailアドレスの情報だけを取り出し、一
時保存用のバッファにコピーする(ステップS1)。フ
ァクシミリ装置を所有するユーザに、何の情報をe−m
ailで送信したいのかを選択させる(ステップS
2)。本実施形態では、ユーザは、電話番号変更通知ま
たは新規電話番号通知をe−mailで行うことが可能
である。
【0022】ステップS2でユーザが選択した通知内容
に応じたフォーマットを基に、送信するe−mailを
自動的に作成する(ステップS3)。ステップS3で作
成されたe−mailをステップS1で一次保存用のバ
ッファにコピーされたe−mailアドレスに向けて送
信し(ステップS4)、本処理を終了する。
【0023】図5はファクシミリ装置に備わる電話帳リ
ストのデータ構造および送信e−mailアドレスバッ
ファのデータ構造を示す図である。ここで、Nはユーザ
IDの通し番号を示す。Cntは送信e−mailアド
レスバッファにコピーされたe−mailアドレスのア
ドレス数を示す。MAXは電話帳リストの全ユーザ数を
示す。
【0024】符号501に示すように、電話帳リスト
は、1ユーザ毎に、通し番号No.N、ユーザの名前、
電話番号およびe−mailアドレスからなるユーザ情
報を有する。電話帳リストには、1ユーザ毎にユーザ情
報が連続して登録されている(符号502〜504参
照)。
【0025】また、符号503に示すように、ユーザ情
報は、電話番号やe−mailアドレスを複数持つこと
ができる。本実施形態では、電話帳リストに登録されて
いるユーザ数およびe−mailアドレスにのみ注目す
る。また、本実施形態の電話帳リストに登録されている
e−mailアドレスには、符号511に示すように、
送信e−mailアドレスバッファに順次コピーされた
ものが格納されている(符号512〜514参照)。
【0026】図6はユーザがe−mail送信したい情
報の内容を選択して送信する際のファクシミリ装置の表
示画面の状態遷移を示す図である。本実施形態では、前
述したように、新規電話番号通知あるいは電話番号変更
通知を選択可能である。
【0027】まず、画面601で、ユーザは自分の電話
番号を知らせたい場合、「電話番号」を選択すると、続
く画面602で、ユーザが通知したい情報が「変更」の
電話番号であるか、「新規」の電話番号であるかを選択
する。
【0028】画面603、604で、ファクシミリ装置
のSRAM114に記憶されている電話番号が表示され
る。このとき、ファクシミリ装置にユーザの電話番号が
登録されていなかった場合、正しいユーザの電話番号を
予めファクシミリ装置に登録することを促す通知画面6
05が表示され、電話番号通知のe−mail送信処理
を中止する。
【0029】画面603あるいは画面604で「はい」
が選択されると、画面606で、ユーザの名称および読
み仮名の確認画面が表示される。このとき、予めファク
シミリ装置にユーザ名称および読み仮名が登録されてい
る場合、その登録内容が表示されるが、登録されていな
い場合、未登録の表示が行われる。ユーザ名称が登録さ
れていなかった場合でも、ユーザは任意にそのまま「は
い」を選択し、名称がないまま処理を進めることが可能
である。
【0030】確認画面607で「はい」が選択される
と、e−mailの送信処理を行い、e−mail送信
が中断されるか、あるいは終了するまで画面608が表
示される。
【0031】図7は電話番号通知e−mailのフォー
マットを示す図である。符号701に示すように、本実
施形態では、e−mailの「表題(タイトル)」と
「本文(コンテンツ)」について、予め決められたフォ
ーマットがファクシミリ装置から用意される。
【0032】ここでは、受信したユーザが理解でき、か
つ受信端末が自動で情報を取得するのに適したフォーマ
ットを作成するために、符号702〜705に示すルー
ルに則って、e−mailが作成される。符号702に
示す新電話番号や符号703に示す旧電話番号のよう
に、本実施形態では、情報データの属性を示す文字列が
連続した文字列として、e−mailの本文に挿入され
る。この後に続けて、情報の内容を示す文字コード列が
連続して挿入される。尚、情報の内容文字列には、1バ
イトコードや2バイトコードが存在する。その後に続け
て、改行コードが挿入される。
【0033】この手順に従うと、受信した端末は、本実
施形態のルールを予め処理できる制御部を備えている場
合、自動的にメール本文にある情報データを取得するこ
とができ、かつ受信したユーザも内容を理解することが
できる。
【0034】符号706、707は、実際に送信される
e−mailのフォーマット、例である。図7に示
すフォーマット、は、図8の処理手順に従って選択
される。図8はステップS3における各フォーマットの
選択処理手順を示すフローチャートである。まず、e−
mailで通知する電話番号は新規であるかあるいは変
更であるかを判別する(ステップS11)。
【0035】新規である場合、フォーマットを選択す
る(ステップS12)。一方、変更である場合、フォー
マットを選択する(ステップS13)。この後、選択
されたフォーマットを用いて、e−mailを作成し
(ステップS14)、本処理を終了する。
【0036】図9および図10はステップS14におけ
るe−mail作成処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、どのフォーマットでe−mailが作成され
るのかを判別する(ステップS21)。
【0037】e−mailの表題に、ステップS21で
決定されたフォーマットの文字列を選択する(ステップ
S22、S23)。さらに、あいさつなどのe−mai
lの内容を知らせる定型文に予め決まったものを選択す
る(ステップS24、S25)。この後、フォーマット
にユーザ固有の情報である「電話番号」や「名前」を挿
入する処理を行う。
【0038】すなわち、作成するe−mailがユーザ
の電話番号を知らせるものである場合、SRAM114
にユーザの電話番号が登録されているか否かを再度チェ
ックする(ステップS26、S27)。チェックの結
果、正しくない場合、エラー処理を行い(ステップS3
7)、メインの処理に戻る。一方、チェックの結果、正
しい場合、SRAM114から参照された電話番号を本
文の決められた場所に挿入する(ステップS28、S2
9)。
【0039】そして、フォーマットが電話番号変更通知
である場合、旧電話番号が登録されているか否かをチェ
ックする(ステップS30)。登録されている場合、ス
テップS32の処理に移行し、一方、登録されていない
場合、旧電話番号を入力する(ステップS31)。新電
話番号と同じように、旧電話番号を本文の決められた場
所に挿入する(ステップS32)。
【0040】つぎに、ユーザの名前の登録がされている
か否かをチェックする(ステップS33、S34)。ユ
ーザの名前が登録されている場合、本文の決められた場
所に挿入し(ステップS35、S36)、メインの処理
に戻る。一方、登録されていない場合、ステップS37
でエラー処理を行い、メインの処理に戻る。
【0041】このようにして、送信するe−mailが
作成されると、ファクシミリ装置は実際にe−mail
の送信を開始する。
【0042】図11はe−mail送信処理手順を示す
フローチャートである。ここで、Cntは、e−mai
l送信用アドレスバッファに格納されたe−mailア
ドレスのアドレス数である。
【0043】すなわち、アドレス数Cntをチェックす
る(ステップS41)。例えば、e−mail送信用ア
ドレスバッファに、e−mailアドレスが50個格納
されていた場合、Cnt≧0であるので、実際にe−m
ailを送信するための送信アドレスバッファに、Cn
t番目のe−mailアドレスを格納する(ステップS
42)。Cnt番目のアドレスを格納した後、アドレス
数Cntの値をデクリメントする(ステップS43)。
【0044】そして、ファクシミリ装置のe−mail
送信で、1通信に送れる宛先に空きがあるか否かをチェ
ックする(ステップS44)。ここでは、1通信に送れ
る宛先数をMとする。例えば、ファクシミリ装置の仕様
上、1通信につき1アドレス宛先しか送信できない仕様
である場合、そのままe−mail送信処理を行う(ス
テップS45)。一方、複数の宛先を1通信で送信でき
る場合、送信e−mailアドレスバッファに、まだ送
信予定のe−mailが残っているか否かをチェックす
る。
【0045】このようにして、送信e−mailアドレ
スバッファに、e−mailアドレスがなくなるか、あ
るいは1通信で送れる宛先数の残りがなくなるまで、ス
テップS41に戻り、同様の処理を繰り返す。e−ma
il送信のアドレス準備が終わると、実際にe−mai
lが送信される。尚、e−mailの送信プロトコルな
どは、公知の技術であるので、その説明を省略する。
【0046】そして、e−mail送信が正常に終了し
たか、あるいは何らかの理由により中断されたかをチェ
ックする(ステップS46)。正常に終了した場合、送
信e−mailアドレスバッファに、まだ未送信のe−
mailアドレスが存在するか否かをチェックする(ス
テップS48)。つまり、Cnt≧Cmaxであり、未
送信のものがある場合、ステップS42に戻り、同様の
処理を繰り返す。一方、Cnt<Cmaxであり、未送
信のものがない場合、この処理を終了する。
【0047】また一方、ステップS46でe−mail
の送信が中断された場合、アドレス数Cntに最大数M
の値を加えることにより、e−mail送信用アドレス
バッファの中で未送信であるe−mailアドレスの数
を記憶する(ステップS47)。これにより、未送信の
e−mailアドレスを管理できるので、e−mail
送信の処理が中断しても、未送信のe−mail宛先だ
け再送することができる。また、ステップS41でCn
t≧0でない場合、ステップS45の処理に移行する。
【0048】以上示した手順にしたがって、送信端末側
でe−mailの電話番号通知が行われる。
【0049】つぎに、電話番号通知e−mailを受信
する受信端末側の動作を示す。図4(B)に示すよう
に、まず、受信端末側のファクシミリ装置では、受信し
たe−mailの表題を特定のルールに則って解析する
(ステップS101)。
【0050】解析の結果、前述した電話番号通知に関す
るe−mailである場合、特定のルールに則って、受
信したe−mailの本文から必要な電話番号の文字コ
ードを取得する(ステップS102)。ファクシミリ装
置の電話帳リストを参照し、受信e−mailの電話番
号情報を電話帳リストに反映させる(ステップS10
3)。この後、本処理を終了する。
【0051】図12および図13は電話番号通知e−m
ailを受信した後のファクシミリ装置の動作を示す図
である。図12では、電話番号変更e−mailを受信
し、かつ受信端末の電話帳リストに送信者の電話番号が
存在する場合の動作を示す。
【0052】送信元の端末Aから符号1101に示すe
−mailが送られると、受信先の端末Bでは、符号1
102に示す電話帳リストの「平井ちゃん」の電話番号
と、符号1101に示すe−mailの旧電話番号とが
一致するので、符号1103に示すように、電話帳リス
トの「平井ちゃん」の電話番号が符号1101に示すe
−mailの新電話番号に変更される。
【0053】また、図13では、電話番号変更e−ma
ilを受信したが、受信端末の電話帳リストに送信者の
電話番号が存在しなかった場合、または新規電話番号e
−mailを受信した場合の動作を示す。符号1202
に示す電話帳リストには、端末Aから送られたe−ma
ilのユーザが存在せず、符号1201に示すe−ma
ilの名前およびカナが参照され、符号1203に示す
ように、「名前(平井佳行)」が登録される。
【0054】図14はe−mail受信後に電話帳リス
トに反映させる処理手順を示すフローチャートである。
この処理プログラムは、受信側端末であるファクシミリ
装置のROM102に格納されており、CPU101に
よって実行される。まず、e−mailの着信が正常に
終了すると、そのe−mailの表題をチェックする
(ステップS110)。このチェックでは、e−mai
lが電話番号通知に関するものであるか、あるいはそう
ではないかが判別される。この判別では、e−mail
の表題に「電話番号変更のお知らせ」の文字コードが連
続して存在する場合、電話番号通知e−mailと判別
される。「電話番号変更のお知らせ」の文字コードが連
続して存在しない場合、電話番号通知のe−mailで
ないと判別され、一般のe−mailとして扱う(ステ
ップS115)。この後、本処理を終了する。
【0055】一方、ステップS110でe−mailが
電話番号通知に関するものである場合、電子メールを開
封する際、後述する表示画面1501、1601で電話
番号通知に応じて電話帳リストを自動変更するか否かを
問い合わせる(ステップS111)。この問い合わせの
結果、自動変更しない場合、ステップS115の処理に
移行する。
【0056】一方、自動変更する場合、e−mail本
文にある電話番号情報の取得処理を行う(ステップS1
12)。この電話番号情報の取得処理の結果、取得処理
が成功したか、あるいは失敗したかを判別する(ステッ
プS113)。
【0057】電話番号情報の取得に失敗した場合、ステ
ップS115で一般的なe−mailとして扱われる
が、電話番号情報の取得に成功した場合、電話帳リスト
の電話番号情報の更新を行う(ステップS114)。こ
の後、本処理を終了する。
【0058】図15はステップS112における電話番
号に関する情報の取得処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、e−mail本文の先頭から文字コード列
をチェックし、「旧電話番号」という文字コード列が連
続して本文中に存在するか否かを判別する(ステップS
121)。
【0059】「旧電話番号」の文字コード列がe−ma
il本文中に存在した場合、「旧電話番号」の直後から
改行コードまでの文字コード列を電話番号データとして
取得する(ステップS122)。取得した電話番号デー
タが全て数字を表す文字コードであるか否かを判別する
(ステップS123)。
【0060】全て数字を表す文字コードである場合、そ
の文字コードをOldTelNumバッファに格納する
(ステップS124)。ここで、「OldTelNu
m」は旧電話番号の電話番号格納バッファである。
【0061】一方、ステップS123で取得した文字コ
ードに数字以外の文字コードがあった場合、電話番号情
報取得エラーとし、メインの処理に戻る。
【0062】また一方、ステップS121で「旧電話番
号」の文字列が検出されなかった場合、あるいはステッ
プS124で「旧電話番号」の情報の取得が正常に終了
した場合、「新電話番号」の文字コード列の検出を行う
(ステップS125)。
【0063】この検出方法は、ステップS121と同様
である。e−mailの内容が電話番号変更通知である
か、新規電話番号通知であるかに拘わらず、「新電話番
号」は必ず存在するべき情報であるので、ステップS1
25で「なし」と判別された場合、電話番号情報取得処
理エラーとし、メインの処理に戻る。
【0064】一方、ステップS125で「新電話番号」
の文字列が検出された場合、「新電話番号」の直後から
改行コードまでの文字コード列を電話番号データとして
取得する(ステップS126)。
【0065】ステップS123と同様の判別方法で、取
得した文字コードは全て数字を表すか否かを判別する
(ステップS127)。全て数字を表していない場合、
処理エラーとし、メインの処理に戻る。一方、全てが数
字を表す文字コードである場合、それをNewTelN
umに格納する(ステップS128)。ここで、「Ne
wTelNum」は、新電話番号の電話番号格納バッフ
ァである。これにより、電話番号取得処理は成功し、メ
インの処理に戻る。
【0066】つぎに、e−mailで取得した電話番号
を受信端末の電話帳リストに更新させる処理を示す。図
16は新規電話番号のe−mailを受信し、電話番号
データの取得後、電話帳リストに新規電話番号を登録す
るまでの画面の状態遷移を示す図である。
【0067】まず、新規電話番号のe−mailを受信
し、電話番号データを取得すると、画面1501に示す
ように、電話番号通知e−mailを受信した旨の表示
が行われる。ここで、「自動変更しない」が選択される
と、画面1503では、e−mailの自動更新が破棄
される。尚、ここでは、新規電話番号通知のe−mai
lは消去されず、単に自動で変更する処理タスクが破棄
されることを意味する。
【0068】画面1501で、「今は保留する」が選択
されると、画面1501の表示を一旦終了し、電話番号
の更新に関するメニューなどから再び呼び出されるま
で、画面1501の表示を行わない。また、画面150
1で、「自動更新する」が選択された場合、画面150
2で自動更新を開始する旨の表示が行われる。
【0069】画面1504で、既に取得済みのNewT
elNumバッファに格納された電話番号および名前が
表示される。尚、電話番号通知e−mailから名前の
取得が行われず、送信者の名前が不明である場合、画面
1505に示すように、名前を「不明な名前1」として
登録する。
【0070】画面1504あるいは画面1505で、
「はい」が選択されると、画面1507で新規登録され
た旨の表示が行われる。ここで、「いいえ」が選択され
ると、画面1506で自動変更を破棄するかしないかを
選択する旨の画面が表示される。画面1501と同様、
ここで「はい」が選択されると、自動変更の処理を破棄
する。「いいえ」が選択されると、保留する。
【0071】図17は電話番号変更のe−mailを受
信し、電話番号データの取得後、電話帳リストの電話番
号を変更するまでの画面の状態遷移を示す図である。
【0072】電話番号変更のe−mailを受信し、旧
電話番号および新電話番号のデータ取得すると、画面1
601に示すように、電話番号通知e−mailを受信
した旨の表示が行われる。ここで、「自動変更しない」
が選択されると、画面1603で、e−mailの自動
更新が破棄される。尚、ここでは、電話番号変更通知の
e−mailは消去されず、単に自動で変更する処理タ
スクが破棄されることを意味する。
【0073】画面1601で「今は保留する」が選択さ
れると、画面1601の表示が一旦終了し、電話番号の
更新に関するメニューなどから再び呼び出されるまで、
画面1601の表示を行わない。
【0074】画面1601で「自動更新する」が選択さ
れた場合、画面1602で自動更新を開始する旨の表示
が行われる。画面1604で、既に取得済みのOldT
elNumバッファに格納された旧電話番号、NewT
elNumバッファに格納された新電話番号および名前
が表示される。尚、電話番号通知e−mailから名前
の取得が行われず、送信者の名前が不明である場合、画
面1605に示すように、名前を「不明な名前1」とし
て登録する。
【0075】画面1604あるいは画面1605で「い
いえ」が選択されると、画面1607で自動変更を破棄
するかしないかを選択する旨の画面が表示される。画面
1601と同様、ここで「はい」が選択されると、自動
変更の処理を破棄する。一方、「いいえ」が選択される
と、保留する。
【0076】画面1604あるいは画面1605で、
「はい」が選択されると、電話帳リストの全ての電話番
号と、OldTelNumに格納された旧電話番号との
比較処理が行われるので、画面1606で旧電話番号を
検索中である旨の表示が行われる。検索の結果、旧電話
番号が電話帳リストに存在する場合、画面1608で電
話帳リストの電話番号(旧電話番号)を新電話番号情報
に書き換える旨の表示が行われる。検索の結果、旧電話
番号が存在しない場合、画面1609で新規電話番号と
して登録する旨の表示が行われる。
【0077】画面1608あるいは画面1609で、
「いいえ」が選択されると、画面1607に遷移する。
一方、「はい」が選択されると、画面1611で登録す
る旨の表示が行われ、電話帳リストの登録が行われる。
【0078】図18はステップS114における電話帳
データを更新する処理手順を示すフローチャートであ
る。電話帳更新処理が開始されると、OldTelNu
mにデータが存在するか否かを判別する(ステップS1
31)。
【0079】OldTelNumにデータが存在しない
場合、NewTelNumの新規電話番号を登録する
(ステップS134)。この後、メインの処理に戻る。
一方、ステップS131でOldTelNumにデータ
が存在する場合、電話帳リストにOldTelNumと
同じ電話番号が存在するか否かをチェックする(ステッ
プS132)。
【0080】OldTelNumと同じ電話番号が存在
しない場合、そのe−mailは電話番号変更通知であ
る。受信端末に関し、新規電話番号通知と同じ扱いにな
るので、ステップS134で新規電話番号登録の処理が
行われる。
【0081】ステップS132でOldTelNumと
同じ電話番号が存在する場合、電話番号の変更を行う
(ステップS133)。実際には、電話帳リストのOl
dTelNumと同じ番号のデータがNewTelNu
mの電話番号データに書き換えられる。この後、メイン
の処理に戻る。
【0082】このように、予め決められたフォーマット
の電話番号通知e−mailを受信した受信端末は、ユ
ーザの選択によって自動的に電話帳リストのデータを更
新することができる。
【0083】また、送信端末側が電話番号の変更である
にもかかわらず旧電話番号を送信してこない場合は、旧
電話番号の代わりに送信者の名前やカナなどを比較して
一致したものがあれば、その送信者の電話帳データの更
新を行うようにしても構わない。
【0084】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、電話番号通知に関するe−mailの送信および受
信処理を示したが、第2の実施形態では、e−mail
アドレス通知に関するe−mailの送信および受信処
理を示す。
【0085】図19はe−mail自動送信によるユー
ザのe−mailアドレスの通知処理手順および通知さ
れたe−mailアドレスの受信処理手順を示すフロー
チャートである。この処理プログラムは、ROM102
に格納されており、CPU101によって実行される。
【0086】同図(A)に示す送信端末側では、ファク
シミリ装置に備わる電話帳リストのうち、e−mail
アドレスの情報だけを取り出し、一時保存用のバッファ
にコピーする(ステップS51)。ファクシミリ装置を
所有するユーザに、何の情報をe−mailで送信した
いのかを選択させる(ステップS52)。本実施形態で
は、ユーザは、e−mailアドレス変更通知または新
規e−mailアドレス通知をe−mailで行うこと
が可能である。
【0087】ステップS52でユーザが選択した通知内
容に応じたフォーマットを基に、送信するe−mail
を自動的に作成する(ステップS53)。ステップS5
3で作成されたe−mailをステップS51で一次保
存用のバッファにコピーされたe−mailにアドレス
に向けて送信し(ステップS54)、本処理を終了す
る。
【0088】ファクシミリ装置に備わる電話帳リストの
データ構造および送信e−mailアドレスバッファの
データ構造は、前記第1の実施形態の図5に示す通りで
ある。ここで、NはユーザIDの通し番号を示す。Cn
tは送信e−mailアドレスバッファにコピーされた
e−mailアドレスのアドレス数を示す。MAXは電
話帳リストの全ユーザ数を示す。
【0089】符号501に示すように、電話帳リスト
は、1ユーザ毎に、通し番号No.N、ユーザの名前、
電話番号およびe−mailアドレスからなるユーザ情
報を有する。電話帳リストには、1ユーザ毎にユーザ情
報が連続して登録されている(符号502〜504参
照)。
【0090】また、符号503に示すように、ユーザ情
報は、電話番号やe−mailアドレスを複数持つこと
ができる。本実施形態では、電話帳リストに登録されて
いるユーザ数およびe−mailアドレスにのみ注目す
る。また、本実施形態の電話帳リストに登録されている
e−mailアドレスには、符号511に示すように、
送信e−mailアドレスバッファに順次コピーされた
ものが格納されている(符号512〜514参照)。
【0091】図20はユーザがe−mail送信したい
情報の内容を選択して送信する際のファクシミリ装置の
表示画面の状態遷移を示す図である。本実施形態では、
前述したように、新規e−mailアドレス通知あるい
はe−mailアドレス変更通知を選択可能である。
【0092】まず、画面611で、ユーザは自分のe−
mailアドレスを知らせたい場合、「e−mailア
ドレス」を選択すると、続く画面612で、ユーザが通
知したい情報が「変更」のe−mailアドレスである
か、「新規」のe−mailアドレスであるかを選択す
る。
【0093】画面613、614で、ファクシミリ装置
のSRAM114に記憶されているe−mailアドレ
スが表示される。このとき、ファクシミリ装置にユーザ
のe−mailアドレスが登録されていなかった場合、
正しいユーザのe−mailアドレスを予めファクシミ
リ装置に登録することを促す通知画面615が表示さ
れ、e−mailアドレス通知のe−mail送信処理
を中止する。
【0094】画面613あるいは画面614で「はい」
が選択されると、画面616で、ユーザの名称および読
み仮名の確認画面が表示される。このとき、予めファク
シミリ装置にユーザ名称および読み仮名が登録されてい
る場合、その登録内容が表示されるが、登録されていな
い場合、未登録の表示が行われる。ユーザ名称が登録さ
れていなかった場合でも、ユーザは任意にそのまま「は
い」を選択し、名称がないまま処理を進めることが可能
である。
【0095】確認画面617で「はい」が選択される
と、e−mailの送信処理を行い、e−mail送信
が中断されるか、あるいは終了するまで画面618が表
示される。
【0096】図21はe−mailアドレス通知e−m
ailのフォーマットを示す図である。符号711に示
すように、本実施形態では、e−mailの「表題(タ
イトル)」と「本文(コンテンツ)」について、予め決
められたフォーマットがファクシミリ装置から用意され
る。
【0097】ここでは、受信したユーザが理解でき、か
つ受信端末が自動で情報を取得するのに適したフォーマ
ットを作成するために、符号712〜716に示すルー
ルに則って、e−mailが作成される。符号712に
示す新アドレスや符号713に示す旧アドレスのよう
に、本実施形態では、情報データの属性を示す文字列が
連続した文字列として、e−mailの本文に挿入され
る。この後に続けて、情報の内容を示す文字コード列が
連続して挿入される。尚、情報の内容文字列には、1バ
イトコードや2バイトコードが存在する。その後に続け
て、改行コードが挿入される。
【0098】この手順に従うと、受信した端末は、本実
施形態のルールを予め処理できる制御部を備えている場
合、自動的にメール本文にある情報データを取得するこ
とができ、かつ受信したユーザもその内容を理解するこ
とができる。
【0099】符号717、718は、実際に送信される
e−mailのフォーマット、例である。図21に
示すフォーマット、は、図22の処理手順に従って
選択される。図22はステップS53における各フォー
マットの選択処理手順を示すフローチャートである。ま
ず、e−mailで通知するe−mailアドレスは新
規であるかあるいは変更であるかを判別する(ステップ
S61)。
【0100】新規である場合、フォーマットを選択す
る(ステップS62)。一方、変更である場合、フォー
マットを選択する(ステップS63)。この後、選択
されたフォーマットを用いて、e−mailを作成し
(ステップS64)、本処理を終了する。
【0101】図23および図24はステップS64にお
けるe−mail作成処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、どのフォーマットでe−mailが作成さ
れるのかを判別する(ステップS71)。
【0102】e−mailの表題に、ステップS71で
決定されたフォーマットの文字列を選択する(ステップ
S72、S73)。さらに、あいさつなどのe−mai
lの内容を知らせる定型文に予め決まったものを選択す
る(ステップS74、S75)。この後、フォーマット
にユーザ固有の情報である「e−mailアドレス」、
「電話番号」、「名前」や「カナ」を挿入する処理を行
う。
【0103】すなわち、作成するe−mailがユーザ
の電話番号を知らせるものである場合、SRAM114
にユーザの電話番号が登録されているか否かを再度チェ
ックする(ステップS76、S77)。チェックの結
果、正しくない場合、エラー処理を行い(ステップS9
2)、メインの処理に戻る。一方、チェックの結果、正
しい場合、SRAM114から参照された電話番号を本
文の決められた場所に挿入する(ステップS78、S7
9)。
【0104】そして、ユーザのe−mailアドレスが
SRAM114に登録されているか否かをチェックする
(ステップS80、S81)。登録されていない場合、
ステップS92の処理に移行し、一方、登録されている
場合、SRAM114から参照されたe−mailアド
レスを本文の決められた場所に挿入する(ステップS8
3、S84)。
【0105】この後、フォーマットがe−mailアド
レス変更通知である場合、旧e−mailアドレスが登
録されているか否かをチェックする(ステップS8
5)。登録されている場合、ステップS87の処理に移
行し、一方、登録されていない場合、旧e−mailア
ドレスを入力する(ステップS86)。新e−mail
アドレスと同じように、旧e−mailアドレスを本文
の決められた場所に挿入する(ステップS87)。
【0106】つぎに、ユーザの名前の登録がされている
か否かをチェックする(ステップS88、S89)。ユ
ーザの名前が登録されている場合、本文の決められた場
所に挿入し(ステップS90、S91)、メインの処理
に戻る。一方、登録されていない場合、ステップS92
でエラー処理を行い、メインの処理に戻る。
【0107】このようにして、送信するe−mailが
作成されると、ファクシミリ装置は実際にe−mail
の送信を開始する。
【0108】e−mail送信処理は、図11に示す前
記第1の実施形態と同じである。ここで、Cntは、e
−mail送信用アドレスバッファに格納されたe−m
ailアドレスのアドレス数である。
【0109】すなわち、アドレス数Cntをチェックす
る(ステップS41)。例えば、e−mail送信用ア
ドレスバッファに、e−mailアドレスが50個格納
されていた場合、Cnt≧0であるので、実際にe−m
ailを送信するための送信アドレスバッファに、Cn
t番目のe−mailアドレスを格納する(ステップS
42)。Cnt番目のアドレスを格納した後、アドレス
数Cntの値をデクリメントする(ステップS43)。
【0110】そして、ファクシミリ装置のe−mail
送信で、1通信に送れる宛先に空きがあるか否かをチェ
ックする(ステップS44)。ここでは、1通信に送れ
る宛先数をMとする。例えば、ファクシミリ装置の仕様
上、1通信につき1アドレス宛先しか送信できない仕様
である場合、そのままe−mail送信処理を行う(ス
テップS45)。一方、複数の宛先を1通信で送信でき
る場合、送信e−mailアドレスバッファに、まだ送
信予定のe−mailが残っているか否かをチェックす
る。
【0111】このようにして、送信e−mailアドレ
スバッファに、e−mailアドレスがなくなるか、あ
るいは1通信で送れる宛先数の残りがなくなるまで、ス
テップS71に戻り、同様の処理を繰り返す。e−ma
il送信のアドレス準備が終わると、実際にe−mai
lが送信される。尚、e−mailの送信プロトコルな
どは、公知の技術であるので、その説明を省略する。
【0112】そして、e−mail送信が正常に終了し
たか、あるいは何らかの理由により中断されたかをチェ
ックする(ステップS46)。正常に終了した場合、送
信e−mailアドレスバッファに、まだ未送信のe−
mailアドレスが存在するか否かをチェックする(ス
テップS48)。つまり、Cnt≧Cmaxであり、未
送信のものがある場合、ステップS42に戻り、同様の
処理を繰り返す。一方、Cnt<Cmaxであり、未送
信のものがない場合、この処理を終了する。
【0113】また一方、ステップS46でe−mail
の送信が中断された場合、アドレス数Cntに最大数M
の値を加えることにより、e−mail送信用アドレス
バッファの中で未送信であるe−mailアドレスの数
を記憶する(ステップS47)。これにより、未送信の
e−mailアドレスを管理できるので、e−mail
送信の処理が中断しても、未送信のe−mail宛先だ
け再送することができる。また、ステップS41でCn
t≧0でない場合、ステップS45の処理に移行する。
【0114】以上示した手順にしたがって、送信端末側
でe−mailのe−mailアドレス通知が行われ
る。
【0115】つぎに、電話番号通知e−mailを受信
する受信端末側の動作を示す。図19(B)に示すよう
に、まず、受信端末であるファクシミリ装置では、受信
したe−mailの表題を特定のルールに則って解析す
る(ステップS151)。
【0116】解析の結果、前述したe−mailアドレ
ス通知に関するe−mailである場合、特定のルール
に則って、受信したe−mailの本文から必要なe−
mailアドレスの文字コードを取得する(ステップS
152)。ファクシミリ装置の電話帳リストを参照し、
受信e−mailのe−mailアドレス情報を電話帳
リストに反映させる(ステップS153)。この後、本
処理を終了する。
【0117】図25および図26はe−mailアドレ
ス通知e−mailを受信した後のファクシミリ装置の
動作を示す図である。図25では、e−mailアドレ
ス変更のe−mailを受信し、かつ受信端末の電話帳
リストに送信者のe−mailアドレスが存在する場合
の動作を示す。
【0118】送信元の端末Aから符号1111に示すe
−mailが送られると、受信先の端末Bでは、符号1
112に示す電話帳リストの「平井ちゃん」のe−ma
ilアドレス(または電話番号)と、符号1111に示
すe−mailの旧アドレス(または電話番号)とが一
致するので、符号1113に示すように、電話帳リスト
の「平井ちゃん」のe−mailアドレスが符号111
1に示すe−mailの新アドレスに変更される。
【0119】また、図26では、e−mailアドレス
変更のe−mailを受信した際、受信端末の電話帳リ
ストに送信者の旧アドレスが存在しなかったが、電話番
号が存在した場合、または新規e−mailアドレスを
受信した場合の動作を示す。符号1212に示す電話帳
リストには、旧アドレスは存在しないが、電話番号は存
在したので、e−mail送信者を特定することができ
る。符号1213に示すように、その特定されたユーザ
に新アドレスが追加・登録される。図26の例では、電
話番号の情報があるので、旧アドレスが存在しなかった
場合でも、情報の変更を加えたいユーザを特定すること
ができる。
【0120】図27はe−mail受信後に電話帳リス
トに反映させる処理手順を示すフローチャートである。
この処理プログラムは、受信側端末であるファクシミリ
装置のROM102に格納されており、CPU101に
よって実行される。まず、e−mailの着信が正常に
終了すると、そのe−mailの表題をチェックする
(ステップS160)。このチェックでは、e−mai
lがe−mailアドレス通知に関するものであるか、
あるいはそうではないかが判別される。この判別では、
e−mailの表題に「e−mailアドレス変更のお
知らせ」の文字コードが連続して存在する場合、e−m
ailアドレス通知のe−mailと判別される。「e
−mailアドレス変更のお知らせ」の文字コードが連
続して存在しない場合、e−mailアドレス通知のe
−mailでないと判別され、一般のe−mailとし
て扱う(ステップS165)。この後、本処理を終了す
る。
【0121】一方、ステップS160でe−mailが
e−mailアドレス通知に関するものである場合、電
子メールを開封する際、後述する表示画面1511、1
611でe−mailアドレス通知に応じて電話帳リス
トを自動変更するか否かを問い合わせる(ステップS1
61)。この問い合わせの結果、自動変更しない場合、
ステップS165の処理に移行する。
【0122】一方、自動変更する場合、e−mail本
文にあるe−mailアドレス情報の取得処理を行う
(ステップS162)。このe−mailアドレス取得
処理の結果、取得処理が成功したか、あるいは失敗した
かを判別する(ステップS163)。
【0123】e−mailアドレス情報の取得に失敗し
た場合、ステップS165で一般的なe−mailとし
て扱われるが、e−mailアドレス情報の取得に成功
した場合、電話帳リストのe−mailアドレス情報の
更新を行う(ステップS164)。この後、本処理を終
了する。
【0124】図28はステップS162におけるe−m
ailアドレス番号に関する情報取得処理手順を示すフ
ローチャートである。まず、e−mail本文の先頭か
ら文字コード列をチェックし、「旧アドレス」という文
字コード列が連続して本文中に存在するか否かを判別す
る(ステップS171)。
【0125】「旧アドレス」の文字コード列がe−ma
il本文中に存在した場合、「旧アドレス」の直後から
改行コードまでの文字コード列をe−mailアドレス
データとして取得する(ステップS172)。取得した
e−mailアドレスデータの文字コード列をOldA
drsBufバッファに格納する(ステップS17
3)。ここで、「OldAdrBuf」は旧アドレスの
e−mailアドレス格納バッファである。
【0126】一方、ステップS171で旧アドレスの文
字列が検出されなかった場合、あるいはステップS17
3で旧アドレスを格納した場合、「新アドレス」という
文字コード列が連続して本文中に存在するか否かを判別
する(ステップS174)。この検出方法は、ステップ
S171と同様である。
【0127】e−mailの内容がe−mailアドレ
ス変更通知であるか、新規e−mailアドレス通知で
あるかに拘わらず、「新アドレス」は必ず存在するべき
情報であるので、ステップS174で「なし」と判別さ
れた場合、e−mailアドレス情報取得処理エラーと
し、メインの処理に戻る。
【0128】一方、ステップS174で「新アドレス」
の文字列が検出された場合、「新アドレス」の直後から
改行コードまでの文字コード列をe−mailアドレス
データとして取得する(ステップS175)。
【0129】取得したe−mailアドレスデータをN
ewAdrBufに格納する(ステップS176)。こ
こで、「NewAdrBuf」は、新e−mailアド
レスのe−mailアドレス格納バッファである。これ
により、e−mailアドレス取得処理は成功した。
【0130】さらに、e−mailアドレスデータの本
文中に「電話番号」という文字コード列が連続して存在
するか否かを判別する(ステップS177)。存在しな
い場合、エラー処理とし、メインの処理に戻る。一方、
存在する場合、「電話番号」の直後から改行コードまで
の文字列を電話番号データとして取得し(ステップS1
78)、その文字コードをTelNumBufに格納す
る(ステップS179)。この後、メインの処理に戻
る。
【0131】つぎに、e−mailで取得したe−ma
ilアドレスを受信端末の電話帳リストに更新させる処
理を示す。図29は新規e−mailアドレスのe−m
ailを受信し、e−mailアドレスデータの取得
後、電話帳リストに新規e−mailアドレスを登録す
るまでの画面の状態遷移を示す図である。
【0132】まず、新規e−mailアドレスのe−m
ailを受信し、e−mailアドレスデータを取得す
ると、画面1511に示すように、e−mailアドレ
ス通知e−mailを受信した旨の表示が行われる。こ
こで、「自動変更しない」が選択されると、画面151
3では、e−mailの自動更新が破棄される。尚、こ
こでは、新規e−mailアドレス通知のe−mail
は消去されず、単に自動で変更する処理タスクが破棄さ
れることを意味する。
【0133】画面1511で、「今は保留する」が選択
されると、画面1511の表示を一旦終了し、e−ma
ilアドレスの更新に関するメニューなどから再び呼び
出されるまで、画面1511の表示を行わない。
【0134】画面1511で、「自動更新する」が選択
された場合、画面1512で自動更新を開始する旨の表
示が行われる。画面1514で、既に取得済みのNew
AdrBufバッファに格納されたe−mailアドレ
ス、NewTelNumバッファに格納された電話番号
および名前が表示される。尚、e−mailアドレス通
知e−mailから名前の取得が行われず、送信者の名
前が不明である場合、画面1515に示すように、名前
を「不明な名前1」として登録する。
【0135】画面1514あるいは画面1515で、
「はい」が選択されると、画面1517で新規登録され
た旨の表示が行われる。ここで、「いいえ」が選択され
ると、画面1516で自動変更を破棄するかしないかを
選択する旨の画面が表示される。画面1511と同様、
ここで「はい」が選択されると、自動変更の処理を破棄
する。「いいえ」が選択されると、保留する。
【0136】図30はe−mailアドレス変更のe−
mailを受信し、e−mailアドレスデータの取得
後、電話帳リストのe−mailアドレスを変更するま
での画面の状態遷移を示す図である。
【0137】e−mailアドレス変更のe−mail
を受信し、旧e−mailアドレスおよび新e−mai
lアドレスのデータ取得すると、画面1611に示すよ
うに、e−mailアドレス通知e−mailを受信し
た旨の表示が行われる。ここで、「自動変更しない」が
選択されると、画面1613で、e−mailの自動更
新が破棄される。尚、ここでは、電話番号変更通知のe
−mailは消去されず、単に自動で変更する処理タス
クが破棄されることを意味する。
【0138】画面1611で「今は保留する」が選択さ
れると、画面1611の表示が一旦終了し、電話番号の
更新に関するメニューなどから再び呼び出されるまで、
画面1611の表示を行わない。
【0139】画面1611で「自動更新する」が選択さ
れた場合、画面1612で自動更新を開始する旨の表示
が行われる。画面1614で、既に取得済みのOldA
drBufバッファに格納された旧e−mailアドレ
ス、NewAdrBufバッファに格納された新e−m
ailアドレス、NewTelNumバッファに格納さ
れたe−mailアドレスおよび名前が表示される。
尚、e−mailアドレス通知e−mailから名前の
取得が行われず、送信者の名前が不明である場合、画面
1615に示すように、名前を「不明な名前1」として
登録する。
【0140】画面1614あるいは画面1615で「い
いえ」が選択されると、画面1617で自動変更を破棄
するかしないかを選択する旨の画面が表示される。画面
1611と同様、ここで「はい」が選択されると、自動
変更の処理を破棄する。一方、「いいえ」が選択される
と、保留する。
【0141】画面1614あるいは画面1615で、
「はい」が選択されると、電話帳リストの全てのe−m
ailアドレスと、OldAdrBufに格納された旧
e−mailアドレスとの比較処理が行われるので、画
面1616で旧e−mailアドレスを検索中である旨
の表示が行われる。検索の結果、旧e−mailアドレ
スが電話帳リストに存在する場合、画面1618で電話
帳リストのe−mailアドレス(旧e−mailアド
レス)を新e−mailアドレス情報に書き換える旨の
表示が行われる。検索の結果、旧e−mailアドレス
が存在しない場合、画面1619で新規e−mailア
ドレスとして登録する旨の表示が行われる。
【0142】画面1618あるいは画面1619で、
「いいえ」が選択されると、画面1617に遷移する。
一方、「はい」が選択されると、画面1621で登録す
る旨の表示が行われ、電話帳リストの登録が行われる。
【0143】図31はステップS164における電話帳
データを更新する処理手順を示すフローチャートであ
る。電話帳更新処理が開始されると、OldAdrBu
fにデータが存在するか否かを判別する(ステップS1
81)。
【0144】OldAdrBufにデータが存在しない
場合、電話帳リストの電話番号にTelNumBufバ
ッファに格納された電話番号と同じデータが存在するか
否かを判別する(ステップS182)。同じデータが存
在しない場合、ユーザを新規登録する(ステップS18
8)。この後、メインの処理に戻る。一方、同じデータ
が存在する場合、電話番号が一致するユーザのe−ma
ilアドレス追加登録処理を行う(ステップS18
7)。この後、メインの処理に戻る。
【0145】一方、ステップS181でOldAdrB
ufにデータが存在する場合、電話帳リストのe−ma
ilアドレスにOldAdrBufと同じデータが存在
するか否を判別する(ステップS183)。同じデータ
が存在する場合、旧アドレスが一致するユーザのe−m
ailアドレスを新アドレスに書き換える処理を行う
(ステップS185)。この後、メインの処理に戻る。
【0146】また一方、ステップS183で同じデータ
が存在しない場合、ステップS182の処理と同様、電
話帳リストの電話番号にTelNumBufバッファに
格納された電話番号と同じデータが存在するか否かを判
別する(ステップS184)。同じデータが存在しない
場合、ユーザを新規登録する(ステップS186)。こ
の後、メインの処理に戻る。一方、同じデータが存在す
る場合、ステップS187で電話番号が一致するユーザ
のe−mailアドレス追加登録処理を行う。
【0147】このように、予め決められたフォーマット
のe−mailアドレス通知のe−mailを受信した
受信端末は、ユーザの選択によって自動的に電話帳リス
トのデータを更新することができる。
【0148】また、送信端末側がe−mailアドレス
の変更であるにもかかわらず旧e−mailアドレスを
送信してこない場合は、旧e−mailアドレスの代わ
りに送信者の名前やカナなどを比較して一致したものが
あれば、電話帳データの更新を行うようにしても構わな
い。
【0149】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0150】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードをシステム
あるいは装置に供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、プログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0151】上記実施形態では、図4、図8、図9、図
10、図11、図14、図15、図18、図19、図2
2、図23、図24、図27、図28、図31のフロー
チャートに示すプログラムコードは記憶媒体であるRO
Mに格納されている。プログラムコードを供給する記憶
媒体としては、ROMに限らず、例えばフレキシブルデ
ィスク、ハードディスク、CD−ROM、CD−R、D
VD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用い
ることができる。
【0152】
【発明の効果】本発明によれば、特定のルールに則った
フォーマットで記述されたe−mailを受信した場
合、e−mailの電話番号情報、e−mailアドレ
ス情報を自動的に電話帳リストに反映させることによ
り、e−mailの受信者が電話帳リストを書き換える
手間を軽減できる。すなわち、予め決められたフォーマ
ットで作成された、電話番号やe−mailアドレスを
通知するe−mailを受信した場合、電話帳リストを
参照し、同じ電話番号、同じe−mailアドレスがあ
る場合、e−mailに記述された新しい電話番号、新
しいe−mailアドレスに自動的に書き換える。一
方、同じ電話番号、同じe−mailアドレスがない場
合、新しいユーザとして新規に登録することにより、受
信端末のユーザが知人などの電話番号やe−mailア
ドレスを自分で入力する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図3】操作パネル106の構成を示す図である。
【図4】e−mail自動送信によるユーザの電話番号
の通知処理手順および通知された電話番号の受信処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】ファクシミリ装置に備わる電話帳リストのデー
タ構造および送信e−mailアドレスバッファのデー
タ構造を示す図である。
【図6】ユーザがe−mail送信したい情報の内容を
選択して送信する際のファクシミリ装置の表示画面の状
態遷移を示す図である。
【図7】電話番号通知e−mailのフォーマットを示
す図である。
【図8】ステップS3における各フォーマットの選択処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】ステップS14におけるe−mail作成処理
手順を示すフローチャートである。
【図10】図9につづくステップS14におけるe−m
ail作成処理手順を示すフローチャートである。
【図11】e−mail送信処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】電話番号通知e−mailを受信した後のフ
ァクシミリ装置の動作を示す図である。
【図13】電話番号通知e−mailを受信した後のフ
ァクシミリ装置の動作を示す図である。
【図14】e−mail受信後に電話帳リストに反映さ
せる処理手順を示すフローチャートである。
【図15】ステップS112における電話番号に関する
情報の取得処理手順を示すフローチャートである。
【図16】新規電話番号のe−mailを受信し、電話
番号データの取得後、電話帳リストに新規電話番号を登
録するまでの画面の状態遷移を示す図である。
【図17】電話番号変更のe−mailを受信し、電話
番号データの取得後、電話帳リストの電話番号を変更す
るまでの画面の状態遷移を示す図である。
【図18】ステップS114における電話帳データを更
新する処理手順を示すフローチャートである。
【図19】e−mail自動送信によるユーザのe−m
ailアドレスの通知処理手順および通知されたe−m
ailアドレスの受信処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図20】ユーザがe−mail送信したい情報の内容
を選択して送信する際のファクシミリ装置の表示画面の
状態遷移を示す図である。
【図21】e−mailアドレス通知e−mailのフ
ォーマットを示す図である。
【図22】ステップS53における各フォーマットの選
択処理手順を示すフローチャートである。
【図23】ステップS64におけるe−mail作成処
理手順を示すフローチャートである。
【図24】図23につづくe−mail作成処理手順を
示すフローチャートである。
【図25】e−mailアドレス通知e−mailを受
信した後のファクシミリ装置の動作を示す図である。
【図26】図25につづくe−mailアドレス通知e
−mailを受信した後のファクシミリ装置の動作を示
す図である。
【図27】e−mail受信後に電話帳リストに反映さ
せる処理手順を示すフローチャートである。
【図28】ステップS162におけるe−mailアド
レス番号に関する情報取得処理手順を示すフローチャー
トである。
【図29】新規e−mailアドレスのe−mailを
受信し、e−mailアドレスデータの取得後、電話帳
リストに新規e−mailアドレスを登録するまでの画
面の状態遷移を示す図である。
【図30】e−mailアドレス変更のe−mailを
受信し、e−mailアドレスデータの取得後、電話帳
リストのe−mailアドレスを変更するまでの画面の
状態遷移を示す図である。
【図31】ステップS164における電話帳データを更
新する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置本体 101 CPU 102 ROM 114 SRAM

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信する通信装置であっ
    て、 前記電子メールから通知内容を取得する取得手段と、 前記取得した通知内容を電話帳リストに登録する登録手
    段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記電子メールで通知される通知内容
    は、電話番号の変更または新規の電話番号であることを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記電子メールで通知される通知内容
    は、電子メールアドレスの変更または新規の電子メール
    アドレスであることを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受信した電子メールを開封する際、
    前記電子メールで通知される通知内容を登録するか否か
    を問い合わせる登録問い合わせ手段を有し、前記問い合
    わせ結果に応じて、前記取得手段で通知内容を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通
    信装置。
  5. 【請求項5】 前記電子メールは、表題および本文が予
    め特定のルールに則って決められたフォーマットを用い
    て作成され、 前記特定のルールでは、前記通知内容の種別を示す連続
    した特定の文字コード列と改行コードとの間に前記通知
    内容が記述されることを特徴とする請求項1記載の通信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段は、前記特定の文字コード
    列を参照し、前記ルールに則って記述された前記通知内
    容を取得することを特徴とする請求項5記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記登録手段は、前記取得した通知内容
    が電話番号または電子メールアドレスの変更であり、か
    つ旧電話番号または旧電子メールアドレスが前記電話帳
    リストに存在する場合、前記旧電話番号または旧電子メ
    ールアドレスを前記通知内容から取得した新電話番号ま
    たは新電子メールアドレスに書き換える一方、 前記旧電話番号または旧電子メールアドレスが前記電話
    帳リストに存在しない場合、あるいは前記取得した通知
    内容が新規の電話番号または新規の電子メールアドレス
    である場合、新規にユーザを作成してその情報を前記電
    話帳リストに登録することを特徴とする請求項1記載の
    通信装置。
  8. 【請求項8】 新規にユーザを作成してその情報を前記
    電話帳リストに登録する際、前記電子メールのフォーマ
    ットに送信者の名前がある場合、該名前を前記電話帳リ
    ストに登録し、前記送信者の名前がない場合、空白もし
    くは所定の文字列で登録することを特徴とする請求項7
    記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 電子メールの受信を行う通信方法であっ
    て、 前記電子メールから前記通知内容を取得する工程と、 前記取得した通知内容を登録する工程とを有することを
    特徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 前記電子メールで通知される通知内容
    は、電話番号の変更または新規の電話番号であることを
    特徴とする請求項9記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 前記電子メールで通知される通知内容
    は、電子メールアドレスの変更または新規の電子メール
    アドレスであることを特徴とする請求項9記載の通信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記受信した電子メールを開封する
    際、該電子メールで通知される通知内容を登録するか否
    かを問い合わせる工程を有し、 前記問い合わせの結果に応じて、前記電子メールから通
    知内容を取得することを特徴とする請求項9乃至11の
    いずれかに記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記電子メールは、表題および本文が
    予め特定のルールに則って決められたフォーマットを用
    いて作成され、 前記特定のルールでは、前記通知内容の種別を示す連続
    した特定の文字コード列と改行コードとの間に前記通知
    内容が記述されることを特徴とする請求項9記載の通信
    方法。
  14. 【請求項14】 前記通知内容を取得する工程では、前
    記特定の文字コード列を参照し、前記ルールに則って記
    述された前記通知内容を取得することを特徴とする請求
    項13記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記登録する工程では、前記取得した
    通知内容が電話番号または電子メールアドレスの変更で
    あり、かつ旧電話番号または旧電子メールアドレスが前
    記電話帳リストに存在する場合、前記旧電話番号または
    旧電子メールアドレスを前記通知内容から取得した新電
    話番号または新電子メールアドレスに書き換える一方、 前記旧電話番号または旧電子メールアドレスが前記電話
    帳リストに存在しない場合、あるいは前記取得した通知
    内容が新規の電話番号または新規の電子メールアドレス
    である場合、新規にユーザを作成してその情報を前記電
    話帳リストに登録することを特徴とする請求項9記載の
    通信方法。
  16. 【請求項16】 新規にユーザを作成してその情報を前
    記電話帳リストに登録する際、前記電子メールのフォー
    マットに送信者の名前がある場合、該名前を前記電話帳
    リストに登録し、前記送信者の名前がない場合、空白も
    しくは所定の文字列で登録することを特徴とする請求項
    15記載の通信方法。
  17. 【請求項17】 複数の通信装置間で電子メールの送信
    および受信を行う通信システムにおいて、 送信側の通信装置は、 特定のルールに則って通知内容を記述した電子メールを
    作成する電子メール作成手段と、 前記作成された電子メールを送信する送信手段とを備
    え、 受信側の通信装置は、 前記送信された電子メールを受信する受信手段と、 前記電子メールから前記特定のルールに則って記述され
    た前記通知内容を取得する取得手段と、 前記取得した通知内容を電話帳リストに登録する登録手
    段とを備えたことを特徴とする通信システム。
  18. 【請求項18】 請求項9乃至16のいずれかに記載の
    通信方法を実現するためのプログラムコードを保持する
    記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項9乃至16のいずれかに記載の
    通信方法を実現するためのプログラムコードを有するプ
    ログラム。
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DE60218397T DE60218397D1 (de) 2001-10-02 2002-10-01 Kommunikationsgerät und -verfahren
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