JP2009194545A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カレンダ画面41は、日付画面42とプレビュー画面43を備えている。日付画面42には日付の一覧が表示され、カーソル61を日付上で移動することにより日付を指定することができる。プレビュー画面43は、日付画面42の下方に隣接して設けられており、文字情報を1件表示することができる。携帯電話1は、日付画面42で祭日が選択されている場合には祭日の名称を、また、祭日にスケジュール内容が設定されている場合には、祭日の名称よりスケジュール内容を優先してプレビュー画面43に表示する。スケジュール内容が複数件ある場合には、プレビュー画面43に表示するスケジュール内容を所定時間ごとに切り替えることにより、全てのスケジュール内容を表示することができる。
【選択図】図5
Description
カレンダ機能とは、例えば、月ごとの日付の一覧をディスプレイに表示し、スケジュールなどを書き込むことができるものである。
このようなカレンダ機能に関する技術として次の特許文献1の「データ処理装置及び通知方法」がある。
また、他の技術として次の特許文献2の「電子装置」がある。
また、近年では、カレンダ画面に隣接してカーソルを合わせた日のスケジュールの内容を表示できるプレビュー画面を表示するものも用いられている。
請求項2に記載の発明では、前記ユーザ文字情報には番号が対応づけられて表示され、ユーザから番号が入力された場合、前記文字情報表示手段は、当該入力された番号が付与されているユーザ文字情報の詳細を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末を提供する。
請求項3に記載の発明では、日付に対応して予め設定されているデフォルト文字情報を記憶するデフォルト文字情報記憶手段を具備し、前記文字情報表示手段は、前記選択した日付に対応づけられているデフォルト文字情報を前記日付の一覧と同時に表示することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記選択した日付に対応づけられているユーザ文字情報とデフォルト文字情報が存在する場合、前記文字情報表示手段は、前記ユーザ文字情報を優先的に表示することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の携帯端末を提供する。
図5(a)は、携帯電話1のディスプレイ4に表示されたカレンダ画面41を表しており、カレンダ画面41は、日付画面42とプレビュー画面43を備えている。
日付画面42には日付の一覧が表示され、カーソル61を日付上で移動することにより日付を指定することができる。
ユーザは、指定した日付に対応してスケジュール内容を設定して携帯電話に記憶させることができる。
携帯電話1は、日付画面42で祭日が選択されている場合には祭日の名称を、また、祭日にスケジュール内容が設定されている場合には、祭日の名称よりスケジュール内容を優先してプレビュー画面43に表示する。
このように、本実施の携帯電話は、スケジュール内容が複数存在し、全てを表示できない場合には、そのれらのうちの何れかと件数を表示したり、あるいは、表示内容を切り替えて全てを表示したりする。
本実施の形態では、携帯端末の一例として携帯電話を用いるが、これは、携帯端末を携帯電話に限定するものではなく、例えば、固定電話機や無線通信機など、カレンダ機能を有する携帯端末やその他の小型電子機器に広く適用できるものである。
携帯電話1は、携帯端末を構成しており、スピーカ3、ディスプレイ4、キー5、マイク6を備えている。
スピーカ3は、例えば、通話相手の音声や、録音されたメッセージの再生などを行う。
マイク6は、通話の際などにユーザの音声を電気信号に変換する。
ディスプレイ4は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスを用いて構成されている。
ディスプレイ4には、例えば、カレンダ画面やその他の画面が表示される。
決定キー35を押下すると、カレンダ画面がスケジュール画面に遷移し、カレンダ画面にてカーソルがおかれていた日付のスケジュールが表示される。
スピーカ3は、CPU(Central Processing Unit)2からの制御を受けて、通話相手の音声など、各種音声を出力する。
ディスプレイ4は、CPU2からの制御を受けて、着信履歴画面などの各種の画面を表示する。
マイク6は、ユーザの通話音声などを電気変換し、これによる音声信号はデジタル化された後CPU2に入力される。
これにより、CPU2は、基地局を介して相手先の端末を発呼したり、通話回線を確立して音声通信を行ったりすることができる。
RAM9は、読み書きが可能なメモリであって、CPU2が各種の情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する。
バッテリ17は、CPU2やその他の機能部を駆動するための電力を提供する。
EEPROM10には、CPU2にカレンダ機能を発揮させるためのカレンダプログラム11を記憶するほか、カレンダ情報記憶部12が形成されており、カレンダ情報記憶部12には、更に、祭日の日付や名称などを記憶した祭日記憶部13、ユーザが設定したスケジュールを記憶するスケジュール記憶部14などが形成されている。
祭日データは、祭日の年月日、及び祭日名から構成されている。例えば、2008年1月14日は、「成人の日」となっている。
祭日データは、デフォルトとして予めカレンダ機能に設定されている。
このように、携帯電話1は、日付に対応して予め設定されているデフォルト文字情報(ここでは、祭日の名称)を記憶するデフォルト文字情報記憶手段(祭日記憶部13)を備えている。
スケジュールデータは、スケジュールが設定されている年月日、及びスケジュール内容から構成されている。スケジュール内容は、案件ごとに区分されている。
例えば、2008年1月14日には、「10:30 新宿南口待ち合わせ」、「13:00 映画」なる2件のスケジュールが設定されている。
スケジュール内容は、ユーザが入力・編集することにより設定される。
このように、携帯電話1は、日付に対応してユーザが設定したユーザ文字情報(スケジュール内容)を記憶するユーザ文字情報記憶手段(スケジュール記憶部14)を備えている。
図に示した構成要素のうち、カレンダ情報記憶部12以外のものは、カレンダプログラム11をCPU2で実行して構成されたものである。
入力部21は、機能キー15や文字キー16からの入力を受け付けて制御部22に伝達する。
スケジュール編集部23は、入力部21からのキー操作を受けて、スケジュール内容の作成・編集を行い、スケジュール書込部26に、当該スケジュール内容をスケジュール記憶部14に書き込ませる。
カレンダ画面を表示する場合、スケジュール表示制御部24は、祭日記憶部13から祭日の名称を読み出すと共に、スケジュール読出部27を用いてスケジュール記憶部14からスケジュール内容を読み出す。
表示部25は、スケジュール表示制御部24が生成した画面データを用いてディスプレイ4にカレンダ画面やスケジュール画面などを表示させる。
図5(a)は、2008年1月14日にスケジュールが設定されていない場合のカレンダ画面41の一例を示した図である。
カレンダ画面41は、日付画面42と、日付画面42の下方に隣接するプレビュー画面43との複合画面から構成されている。
日付画面42において、スケジュールが設定されている日付には、旗印のアイコン51が表示され、スケジュールの設定されている日付が一目にて認識できるようになっている。
ここで、日付画面42は、日付の一覧を表示する日付一覧表示手段として機能している。
このように、携帯電話1は、日付画面42に表示した日付をカーソル61で選択する日付選択手段と、当該選択した日付に対応づけられているユーザ文字情報を当該日付の一覧と同時に所定件数(ここでは1件)だけ表示する文字情報表示手段を備えている。
図5(a)の場合には、カーソル61が2008年1月14日に設定されており、スケジュールが設定されていないため、祭日名称の「成人の日」が表示されている。
プレビュー画面43には、カーソル61が設定されている1月14日のスケジュール内容である「10:30 新宿南口待ち合わせ」が表示されている。
このように、祭日にスケジュールが設定されている場合には、祭日名称に優先してスケジュール内容が表示される。
このため、ユーザは、スケジュール画面を起動せずともスケジュールの内容を確認することができる。
1月14日のスケジュールとして「10:30 新宿南口待ち合わせ」、「13:00 映画」が設定されているものとする。
プレビュー画面43には、カーソル61が設定されている1月14日の最先のスケジュール内容である「10:30 新宿南口待ち合わせ」が表示されると共に、スケジュールの合計件数である「2件」なる表示がなされる。
この場合、所定のキーを押下すると次のスケジュールの内容である「13:00 映画」が表示される。
このように、ユーザは、スケジュール画面を起動せずともスケジュールの内容と件数を確認することができる。
プレビュー画面43には、「10:00 会議 2件」と表示され、10時から会議があり、この他に1件のスケジュールがあることが分かる。
このようにして、ユーザは、アイコン51により1月10日にスケジュールが設定されていることを認識し、カーソル61を1月10日に移動すると、プレビュー画面43にてその内容を確認することができる。
この処理は、CPU2がカレンダプログラム11に従って行うものである。
まず、携帯電話1は、カレンダ画面41を表示した後、日付画面42でカーソル61の位置を取得し、カーソル61がどの日付に設定されているのかを特定する(ステップ5)。
スケジュールが複数設定されている場合(ステップ10;Y)、携帯電話1は、最先のスケジュールと合計件数をプレビュー画面43に表示する(ステップ15)。
一方、カーソル61が移動せず、ユーザが何らかのキー操作を行った場合には(ステップ20;N)、携帯電話1は別処理に移行する。
スケジュールが1件であった場合(ステップ25;Y)、携帯電話1は、当該スケジュールの内容をプレビュー画面43に表示し(ステップ30)、ステップ20に移行する。
その日が祭日であった場合(ステップ35;Y)、携帯電話1は、当該祭日の名称をプレビュー画面43に表示し(ステップ40)、ステップ20に移行する。
その日が祭日でなかった場合(ステップ35;N)、携帯電話1は、プレビュー画面43に特に何も表示することなく(ステップ45)、ステップ20に移行する。
(1)日付画面42と共にプレビュー画面43にて事前に登録されている祭日の名称を表示することができる。
(2)日付画面42と共にプレビュー画面43にてユーザが設定したスケジュールの内容を表示することができる。
(3)ユーザが祭日にスケジュールを設定している場合には、プレビュー画面43にスケジュールの内容を優先的に表示することができる。
(4)ユーザのスケジュールを祭日の名称に優先して表示することにより、プレビュー画面43を効果的に利用することができ、かつ、スケジュールの内容を的確にユーザに伝えることができる。
(5)スケジュールが複数件有り、プレビュー画面43に全てを表示できない場合には、スケジュールの件数を表示することで、表示されている内容以外にスケジュールがあることをユーザに知らせることができ、予定の見落としを防止することができる。
図7(a)は、本変形例に係るカレンダ画面41の一例を示した図である。
日付画面42の構成は、先に説明した実施の形態と同様である。
本変形例に係る携帯電話1は、スケジュールが複数件存在する場合、プレビュー画面43に表示するスケジュールの内容を所定時間ごと(例えば、1秒ごと)に切り替えて、全てのスケジュール内容を表示する。
スケジュール記憶部14の2008年1月14日に、「10:30 新宿南口待ち合わせ」、「13:00 映画」、「17:00 発表会の打ち合わせ」、「20:00 懇親会」なるスケジュール内容が記憶されている場合、携帯電話1は、図に示したように、プレビュー画面43の表示内容を1秒おきに、「10:30 新宿南口待ち合わせ」→「13:00 映画」→「17:00 発表会の打ち合わせ」→「20:00 懇親会」→「成人の日」→「10:30 新宿南口待ち合わせ」→・・・の順に循環的に切り替える。
このため、プレビュー画面43の限られた表示領域で効率的にスケジュール内容の表示を行うことができる。
本変形例は、変形例1と同様にスケジュール内容の表示を時間で切り替えると共に、スケジュール内容の詳細内容も表示できるものである。
スケジュール記憶部14では、スケジュール内容に、更に詳細内容を対応づけて記憶できるようになっている。
例えば、「13:00 映画」なるスケジュール内容に対し、「題名「名犬物語」○○映画館指定席券購入済み」なる詳細内容をユーザが設定することができる。
日付画面42の構成は、先に説明した実施の形態と同様である。
本変形例に係る携帯電話1は、スケジュールが複数件存在する場合、変形例1と同様にプレビュー画面43に表示するスケジュールの内容を所定時間ごと(例えば、1秒ごと)に切り替えて、全てのスケジュール内容を表示する。
例えば、図の例では、「13:00 映画」のスケジュール内容が1月14日の2番目のスケジュールであり、プレビュー画面43に「No2 13:00 映画」と表示されている。
図8(b)では、スケジュール内容「13:00 映画」に対して設定されている詳細内容「題名「名犬物語」○○映画館指定席券購入済み」が表示される。
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 キー
6 マイク
15 機能キー
16 文字キー
31 上キー
32 下キー
33 左キー
34 右キー
35 決定キー
Claims (4)
- 日付の一覧を表示する日付一覧表示手段と、
日付に対応してユーザが設定したユーザ文字情報を記憶するユーザ文字情報記憶手段と、
前記表示した日付を選択する日付選択手段と、
前記選択した日付に対応づけられているユーザ文字情報を前記日付の一覧と同時に所定件数だけ表示する文字情報表示手段と、
を具備し、
前記文字情報表示手段は、前記ユーザ文字情報の件数が前記所定件数より多い場合には、所定時間ごとに表示するユーザ文字情報を切り替えて全てのユーザ文字情報を表示することを特徴とする携帯端末。 - 前記ユーザ文字情報には番号が対応づけられて表示され、ユーザから番号が入力された場合、前記文字情報表示手段は、当該入力された番号が付与されているユーザ文字情報の詳細を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 日付に対応して予め設定されているデフォルト文字情報を記憶するデフォルト文字情報記憶手段を具備し、
前記文字情報表示手段は、前記選択した日付に対応づけられているデフォルト文字情報を前記日付の一覧と同時に表示することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末。 - 前記選択した日付に対応づけられているユーザ文字情報とデフォルト文字情報が存在する場合、前記文字情報表示手段は、前記ユーザ文字情報を優先的に表示することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の携帯端末。
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