JP2007274275A - 携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末 - Google Patents
携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来の携帯通信端末では、ユーザーインターフェース全体を、本当にユーザーの必要な機能を好きな場所に配置することはできず、また、他社機と同じユーザーインターフェース構成を自分の携帯通信端末でも再現させることができない。
【解決手段】ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報110の管理を行い、この情報を基に画面描画を行い、ユーザーへのインターフェースを提供する。画面描画情報110は、アプリケーション毎に定められたID、表示文字列情報、アイコン種別・表示などの情報と、可視属性などからなる。ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報を外部へ書き出すエクスポート機能及び外部からの表示用画面情報を画面描画情報として取り込むインポート機能も有する。機能アプリケーション内部処理部13は、携帯電話機のアプリケーション内部での機能を組み込む部分である。
【選択図】図2
【解決手段】ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報110の管理を行い、この情報を基に画面描画を行い、ユーザーへのインターフェースを提供する。画面描画情報110は、アプリケーション毎に定められたID、表示文字列情報、アイコン種別・表示などの情報と、可視属性などからなる。ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報を外部へ書き出すエクスポート機能及び外部からの表示用画面情報を画面描画情報として取り込むインポート機能も有する。機能アプリケーション内部処理部13は、携帯電話機のアプリケーション内部での機能を組み込む部分である。
【選択図】図2
Description
本発明は携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末に係り、特に使用者に所望の動作を選択させるためのメニュー項目を表示させる携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末に関する。
近年、携帯電話機の多機能化は目覚しく、電話帳、メッセージ作成、スケジュール管理その他種々の機能が搭載されているため、ユーザーは、どこにどの機能があるのかということが非常に分かりづらくなってしまっている。また、これらの機能配置はメーカー毎に異なるため、機種を変更する度に新しい操作方法に戸惑うこともある。
ユーザー好みの操作を可能とするために、これまでには、よく使う機能をオリジナルメニューという形でまとめる機能は存在したが、これらは、上記で述べた、ユーザーが本当に必要な機能を、好きな位置に配置するという、操作性の向上を可能とするものではない。
そこで、ユーザーのニーズに応じて、任意にメニュー項目をカスタマイズすることによって、使い勝手を向上した携帯電話機が従来知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1には、メニュー構成変更開始手段でメニュー構成変更処理を開始し、移動対象選択手段で既存のメニュー構成から移動対象の機能項目を選択し、移動先決定手段で選択した機能項目をメニュー構成上で移動させ、移動先を決定し、メニュー構成変更終了手段で変更したメニュー構成を保存して終了する構成の携帯電話機が開示されている。この携帯電話機では、機能項目をメニュー構成の最上位に移動したり、サブメニュー”時刻設定”をメインメニュー”時計設定”の下から、メインメニュー”システム設定”の下に移動することなどができる。
また、特許文献2には、表示部上の表示領域を、メニュー画面を表示する第1の表示画面領域と、使用者の使用形態に応じて作成される第2の表示画面領域とに区別して表示させる表示制御部を備える構成の携帯電話端末が開示されている。この特許文献2記載の携帯電話端末では、メニュー画面と共に使用者の使用形態に応じて作成される画面を表示できるため、使用者の使用形態を反映させてカスタマイズされたメニュー画面を構成できる。
しかしながら、上記の特許文献1及び2記載の従来の携帯通信端末では、ユーザーインターフェース全体を、本当にユーザーの必要な機能を好きな場所に配置すること、機能全体を含めたデザインは、個人のスタイルに合わせることはできず、また、設定情報として保存した自分好みのユーザーインターフェース設定情報、又は第三者が用意した、デフォルトのユーザーインターフェース設定パターンを用意することにより、他社機と同じユーザーインターフェース構成を自分の携帯通信端末でも再現させることができない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、各ユーザーの本当に必要とするユーザーインターフェースのみを提供することで、使い易さを向上できる携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、設定情報として保存した自分好みのユーザーインターフェース設定情報、又は第三者が用意した、デフォルトのユーザーインターフェース設定パターンを用意することにより、他社機と同じユーザーインターフェース構成を再現し得る携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の携帯通信端末の表示部にメニュー項目を表示するメニュー項目表示方法は、携帯通信端末に組み込まれたアプリケーションのメニュー上でメニュー項目を表示する第1のステップと、アイコン情報と可視属性を設定して所望のアプリケーションメニューを作成する第2のステップと、組み込まれたアプリケーションのメニュー及び作成した所望のアプリケーションメニューの機能毎に選択可能なメニュー項目群のうち、所望のメニュー項目を、予め定めた基準に従い並び替え配置する第3のステップとを含むことを特徴とする。この発明では、ユーザーが好きなようにメニュー項目を並び替え、ユーザー好みのデザインのメニュー項目を表示させることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は上記の第3のステップの並び替え配置に関するユーザーインターフェースの設定情報を一つのテンプレートとして保存する第4のステップを更に含むことを特徴とする。
ここで、本発明は、上記のテンプレートを書き出すエクスポート及び外部からのテンプレートに相当する設定ファイルを読み込んで第3のステップの並び替え配置に反映させるインポートのうちの、いずれか一方を行う第5のステップを更に含むことを特徴とする。この発明では、インポートの機能を利用して、他社の携帯通信端末のメニュー項目や第三者が用意したデフォルトのユーザーインターフェースに関する設定ファイルを読み込むことで、第三者が設定したあるいは他社機と同じユーザーインターフェース構成のメニュー項目の表示ができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は表示部にメニュー項目を表示する携帯通信端末において、可視属性、配置情報、アイコン情報を含むデザインに特化した情報に基づいて任意に作成した画面描画情報を基に画面描画を行い、ユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース及びデザイン部と、組み込まれたアプリケーションの内部処理を行う機能アプリケーション内部処理部と、画面描画情報のうち機能を起動動作させるために必要な機能起動情報をデータ構造体として管理すると共に、機能アプリケーション内部処理部に機能起動情報を供給して該機能アプリケーション内部処理部での機能の競合時の動作判断、設定値の判定に用いさせる機能とユーザーインターフェースとの連結部とを有することを特徴とする。この発明では、ユーザーにより作成された画面描画情報に基づいて、ユーザーが好きなようにメニュー項目を並び替え、ユーザー好みのデザインのメニュー項目にカスタマイズすることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の画面描画情報を、組み込まれたアプリケーション毎のIDと、そのアプリケーションに対応したデザインの特化した情報とからなり、機能とユーザーインターフェースとの連結部は、アプリケーション毎のIDと、そのIDが示すアプリケーションの機能を起動動作させる際に必要な付加パラメータ及びイベント通知時の動作を結びつけてテーブル管理することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の携帯通信端末は、画面描画情報を外部へ書き出すエクスポート機能及び外部からの表示用画面情報を画面描画情報として取り込むインポート機能を更に有することを特徴とする。この発明では、インポートの機能を利用して、他社の携帯通信端末のメニュー項目や第三者が用意したデフォルトのユーザーインターフェースに関する設定ファイルを読み込むことで、第三者が設定したあるいは他社機と同じユーザーインターフェース構成のメニュー項目の表示ができる。
本発明によれば、ユーザーが操作するユーザーインターフェースであるメニュー項目を、ユーザーが好きなように組み替え、カスタマイズできる機能を提供するようにしたため、メニュー項目の配置を替えることにより、例えばユーザー毎に使用頻度の高い機能を最短手順で呼び出せることができ、またユーザー好みのメニューデザインを作成することで、携帯通信端末のユーザー個々に応じて、ユーザーインターフェース全体を本当にユーザーの好きな形にカスタマイズでき、操作性を向上させることができる。
また、本発明によれば、ユーザーインターフェースデザインテンプレートを用意すると共に、インポート機能、エクスポート機能を有するようにしたため、メーカー毎の機種に合わせたテンプレートを用意し、他機種から機種変更時に、ユーザーが以前使用していた機種のデザインテンプレートをインポートすることで、これまで使用していた携帯電話のユーザーインターフェース操作に近い状態で使用することができ、また、保存したユーザーインターフェース設定情報、または第三者が用意した、デフォルトのユーザーインターフェース設定パターンを用意することにより、他社機等との同じユーザーインターフェース構成を自分の携帯電話機でも再現させることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯通信端末の一実施の形態の基本ブロック図を示す。この実施の形態は携帯電話機であり、携帯電話機全体を統括的に制御する制御部1と、最寄りの基地局(図示せず)との間で無線通信する無線部2と、無線部2へ出力する送信信号及び無線部2で受信された受信信号の信号処理を行う信号処理部3と、受信音声信号や送話音声信号の音声処理を行う音声処理部4と、音声処理部4に接続されたスピーカ5及びマイクロホン6と、所望の情報を入力するための各種のキーからなる入力部7と、プログラムや電話帳データなどが記憶されている記憶部8と、制御部1からの信号に基づいて表示制御を行う表示制御部9と、各種の画像を表示する表示部10とからなる。
この携帯電話機は、通話時は、入力部7から入力されたダイヤル番号(発信時)又は所定の着信応答操作信号が制御部1に入力され、これにより制御部1から信号処理部3、無線部2を介して最寄りの基地局(図示せず)へ送信信号が無線出力され、更に基地局から公衆網などを介して相手端末との間で所定のシーケンスに従って、通話路が確立される。
その後、相手端末からの通話信号は、公衆網及び基地局を介して無線部2で受信された後、信号処理部3及び音声処理部4により受話音声信号に変換されてスピーカ5に供給され、ここで電気−音響変換されて受話音声として発音される。一方、送話音声は、マイクロホン6により音響−電気変換されて送話音声信号となり、音声処理部4、信号処理部3及び無線部2を経て所定の信号形態の送信信号とされて基地局へ無線送信され、更に、基地局から公衆網などを介して相手端末へ送信される。以上の音声通信の動作自体は公知である。
このような音声通信をはじめとする各種の機能(メール送受信機能その他)を備えた本実施の形態の携帯電話機は、後述するように制御部1が記憶部8からのプログラムに従って、表示部10に表示されるメニュー項目を、ユーザーが好きなように組み替え、カスタマイズできる機能を提供する点に特徴がある。具体的には、メニュー項目の配置を替えることにより、ユーザー毎に使用頻度の高い機能を最短手順で呼び出せることを可能とし、またユーザー好みのメニューデザインを作成する。
図2は本発明になる携帯通信端末の要部の一実施の形態の構成図を示す。図1に示す制御部1と記憶部8に記憶されたプログラムとによって実現される本実施の形態のメニュー項目表示のための制御装置は、図2に示すように、ユーザーインターフェース(以下、「UI」とも記す)とデザイン部11と、機能とUIとの連結部12と、機能アプリケーション内部処理部13とからなり、アプリケーションレイヤーを更に分割し、UIのデザイン(見た目)部分と、機能部分と切り離している点に特徴がある。
ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報110を出力するメニューツリーカスタマイズ機能111と、画面描画情報110が入力されるメイン画面描画情報管理モジュール112とからなり、画面描画情報110の管理を行い、この情報を基に画面描画を行い、ユーザーへのインターフェースを提供する。この情報は機能的な部分と連結させず、ユーザーインターフェースデザインとして必要な情報に特化したものとし、機能と絡むものは、最低限のアプリケーション毎に定められたIDのみを利用する。
画面描画情報110は、aで示すアプリケーション毎に定められたIDと、表示文字列情報bと、アイコン種別・表示などの情報cと、可視属性dなどからなる。本実施の形態で追加する機能として「メニューカスタマイズ機能」が扱うデータは、上記の画面描画情報110のうち、表示文字列情報b、アイコン・表示などの情報(配置情報含む)c、可視属性dなどデザインに特化した情報である。
機能とUI(ユーザーインターフェース)との連結部12は、機能起動のための情報120と、上記の画面描画情報110とに基づいて、機能を起動・動作させるために必要な情報をデータ構造体として管理し、起動までの制御を行う機能起動及びイベント管理モジュール121を有する。
また、機能とUIとの連結部12は、ユーザーインターフェースとデザイン部11で使用するアプリケーション毎のIDと、その機能を起動・動作させる際に必要な付加パラメータ及びイベント通知時の動作をテーブル管理し、結び付けて管理する。図2に示すように、機能起動のための情報120は、eで示すアプリケーション毎のIDと、アプリケーション起動時の起動関数及び付加パラメータ群fと、その他の情報(内部の機能数、機能リスト名、競合時情報など)gとからなる。従って、アプリケーション内機能リスト、機能起動時の付加パラメータの設定、内部の機能数の情報、使用する機能名情報等、競合時情報といったものは、機能とUIとの連結部12で管理する。
機能アプリケーション内部処理部13は、アプリケーション内部管理モジュール131からなり、携帯電話機のアプリケーション内部での機能を組み込む部分である。ここでの機能は、機能とUIとの連結部12によって呼ばれることになるため、実際の設定時には、できるだけカプセル化した形で利用できるようにインターフェース設計を行う必要がある。
また、上記のユーザーインターフェースとデザイン部11で管理されるアプリケーション毎のID及び、機能とUIとの連結部12で管理される機能起動情報は、この機能アプリケーション内部処理部13にも情報として継承され、機能の競合時の動作判断、設定値の判定に用いられる。
上記のユーザーインターフェースとデザイン部11と、機能とUIとの連結部12と、機能アプリケーション内部処理部13と区別して、ユーザーへのインターフェースを提供する。この構成により、ユーザー好みにユーザーインターフェースデザインをカスタマイズ可能にする機能を提供できる。なお、ユーザーインターフェースとデザイン部11は、画面描画情報を外部へ書き出すエクスポート機能及び外部からの表示用画面情報を画面描画情報として取り込むインポート機能を有する。
次に、図3、図4及び図5の画面フローチャートを参照して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。本実施の形態は以下に示す4つの機能によって構成される。
第1の機能は、メニュー項目のカスタマイズとアプリケーションの配置の機能である。すなわち、図3に示すように、端末に組み込まれたアプリケーションのメニュー上での配置を行う。また、アイコン情報、可視属性を設定し、ユーザーに合わせたアプリケーションメニューを作成可能とする。
第2の機能は、項目毎のメニューアイテムを機能毎の項目群よりカスタマイズする機能である。この場合、図4に示すように、Menu Function 1〜Menu Function Nで示すメニュー機能毎に、選択可能なメニュー項目を、メニュー項目群として用意する。そして、図5に示すように、機能毎に、ユーザーは用意されたメニュー項目群の中から、それぞれのメニュー位置に配置させたい機能を設置する。
また、ここでメニュー項目自体を設置しない事も可能とする。この場合、設定値がメニュー項目自体から消えてしまうため、設定値はデフォルトとして用意された値を固定値として使用する。もちろん、メニュー項目の再現と設定値の再設定は可能である。
第3の機能は画面デザインレイアウトの変更の機能である。この機能では、画面の色や文字の色、テーマと言った、表示の共通設定に関する変更を行う。この機能自体は特に新しい機能ではなく、既存の機能として存在するため説明は省略する。
第4の機能はUI(ユーザーインターフェース)デザイン設定のインポートおよびエクスポートの機能である。これは、上記の設定内容全体を、一つのテンプレートとして保存する機能である。このテンプレートには、データ検証のための検証パラメータも用意しておき、エクスポートの際に、この値は計算され、不正なテンプレートが適用されるのを防止する。
エクスポートされるのは、ツリー構造のデータで、具体的には以下の設定ファイルである。
親メニューアイテム{子ニューアイテム情報(位置、ワーディング情報・・・)
子メニューアイテム情報
子メニューアイテム情報
}
上記の設定ファイルを書き出すのがエクスポートである。この設定ファイルを携帯電話機が読み込み、設定ファイルの内容を携帯電話機のUIに反映させることがインポートである。ここで、上記のテンプレートは上記の設定ファイルのことで、第三者(業者など)が作成したテンプレートを利用することで、UIのメニュー構造をインポートすることができる。
子メニューアイテム情報
子メニューアイテム情報
}
上記の設定ファイルを書き出すのがエクスポートである。この設定ファイルを携帯電話機が読み込み、設定ファイルの内容を携帯電話機のUIに反映させることがインポートである。ここで、上記のテンプレートは上記の設定ファイルのことで、第三者(業者など)が作成したテンプレートを利用することで、UIのメニュー構造をインポートすることができる。
このように、本実施の形態によれば、作成したユーザーインターフェース設定情報をエクスポートする機能、またユーザーインターフェース設定情報をインポートする機能を付加することにより、自分好みのユーザーインターフェースを設定情報として保存できる。保存したユーザーインターフェース設定情報、または第三者が用意した、デフォルトのユーザーインターフェース設定パターンを用意することにより、他社機等との同じユーザーインターフェース構成を自分の携帯電話機でも再現させることができる。
また、上記のインポート機能、エクスポート機能を生かし、テンプレートとして特徴を持たせた、ユーザーインターフェースデザインテンプレートを用意することで以下のような効果も期待できる。これらテンプレートは、メーカー毎の作りに合わせたものではなく、次のようなユースケースに合わせた端末にもカスタマイズ可能となる。すなわち、メーカー毎の機種に合わせたテンプレートを用意し、他機種から機種変更時に、ユーザーが以前使用していた機種のデザインテンプレートをインポートすることで、これまで使用していた携帯電話のユーザーインターフェース操作に近い状態で使用することが可能となる。
また、本実施の形態では、メニュー項目の配置を替えることにより、ユーザー毎にユーザー好みのメニューデザインを作成することができる。例えば、図6(A)に示すメニュー項目の配置を、同図(B)に示すように、ユーザーが本当に使用するメニュー項目だけに絞ったシンプルメニューにカスタマイズすることができ、あるいは、同図(C)に示すように、使用する頻度の高いメニュー項目を、ユーザー好みに並び替えたメニュー項目とすることもできる。
このように、本実施の形態によれば、ユーザーインターフェース全体を本当にユーザーの好きな形にカスタマイズでき、ユーザーはユーザーインターフェース上の好きな場所に好きな機能を配置することによってオリジナルのユーザーインターフェースを作り出せる。従って、メニュー項目の使用頻度にも傾向があるものの携帯電話の使用法は十人十色であり、個々が必要とする機能もまた異なる。本発明により必要な位置に配置することで、操作性を向上させることが可能となる。
更に、本実施の形態によれば、必要な機能以外をマスクさせて、ユーザーインターフェース上からみえないようにし、最低限の携帯、機能だけを積んだ、「シンプル携帯」に改造可能である。主に、データ通信用に使用し、余計なアプレットの起動を省いた「データ通信用」の携帯電話であり、主に業務利用が目的である。
また、ヘビーユーザーのために、機能重複を避けたショートカット機能変更、およびトップメニューの変更を行うことにより、操作になれたユーザーであれば、ほぼ全ての機能を少ないボタン操作により呼び出すことができる「ヘビーユーザーモード」に改造可能である。このように、本実施の形態によれば、各ユーザーの本当に必要とするユーザーインターフェースのみを提供することが可能となり、これにより使いやすさを向上できる。
1 制御部
7 入力部
8 記憶部
10 表示部
11 ユーザーインターフェースとデザイン部
12 機能とUIとの連結部
13 機能アプリケーション内部処理部
110 画面描画情報
111 メニューツリーカスタマイズ機能
112 メイン画面描画情報管理モジュール
120 機能起動のための情報
121 機能起動及びイベント管理モジュール
131 アプリケーション内部管理モジュール
7 入力部
8 記憶部
10 表示部
11 ユーザーインターフェースとデザイン部
12 機能とUIとの連結部
13 機能アプリケーション内部処理部
110 画面描画情報
111 メニューツリーカスタマイズ機能
112 メイン画面描画情報管理モジュール
120 機能起動のための情報
121 機能起動及びイベント管理モジュール
131 アプリケーション内部管理モジュール
Claims (6)
- 携帯通信端末の表示部にメニュー項目を表示するメニュー項目表示方法において、
前記携帯通信端末に組み込まれたアプリケーションのメニュー上で前記メニュー項目を表示する第1のステップと、
アイコン情報と可視属性を設定して所望のアプリケーションメニューを作成する第2のステップと、
組み込まれた前記アプリケーションのメニュー及び作成した前記所望のアプリケーションメニューの機能毎に選択可能なメニュー項目群のうち、所望のメニュー項目を、予め定めた基準に従い並び替え配置する第3のステップと
を含むことを特徴とする携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法。 - 前記第3のステップの並び替え配置に関するユーザーインターフェースの設定情報を一つのテンプレートとして保存する第4のステップを更に含むことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法。
- 前記テンプレートを書き出すエクスポート及び外部からの前記テンプレートに相当する設定ファイルを読み込んで前記第3のステップの並び替え配置に反映させるインポートのうちの、いずれか一方を行う第5のステップを更に含むことを特徴とする請求項2記載の携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法。
- 表示部にメニュー項目を表示する携帯通信端末において、
可視属性、配置情報、アイコン情報を含むデザインに特化した情報に基づいて任意に作成した画面描画情報を基に画面描画を行い、ユーザーインターフェースを提供するユーザーインターフェース及びデザイン部と、
組み込まれたアプリケーションの内部処理を行う機能アプリケーション内部処理部と、
前記画面描画情報のうち機能を起動動作させるために必要な機能起動情報をデータ構造体として管理すると共に、前記機能アプリケーション内部処理部に前記機能起動情報を供給して該機能アプリケーション内部処理部での機能の競合時の動作判断、設定値の判定に用いさせる機能とユーザーインターフェースとの連結部と
を有することを特徴とする携帯通信端末。 - 前記画面描画情報は、組み込まれた前記アプリケーション毎のIDと、そのアプリケーションに対応した前記デザインの特化した情報とからなり、前記機能とユーザーインターフェースとの連結部は、前記アプリケーション毎のIDと、そのIDが示すアプリケーションの機能を起動動作させる際に必要な付加パラメータ及びイベント通知時の動作を結びつけてテーブル管理することを特徴とする請求項4記載の携帯通信端末。
- 前記画面描画情報を外部へ書き出すエクスポート機能及び外部からの表示用画面情報を前記画面描画情報として取り込むインポート機能を更に有することを特徴とする請求項4記載の携帯通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006096543A JP2007274275A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 携帯通信端末におけるメニュー項目表示方法及び携帯通信端末 |
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Country Status (1)
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-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006096543A patent/JP2007274275A/ja active Pending
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