JP2007226712A - 携帯端末装置及びその言語選択方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用する言語を複数種類から選択可能にされた携帯端末装置において、選択されている言語が理解できなくても容易に他の言語に切替可能とする。
【解決手段】複数の使用言語が選択可能で、選択された言語によって各種案内を行うと共に、一部の操作キーに割り当てられた機能を表示部のガイド表示領域に表示する携帯端末装置であって、待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像f,f’を前記表示部のガイド表示領域に表示させる。
【選択図】図4
【解決手段】複数の使用言語が選択可能で、選択された言語によって各種案内を行うと共に、一部の操作キーに割り当てられた機能を表示部のガイド表示領域に表示する携帯端末装置であって、待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像f,f’を前記表示部のガイド表示領域に表示させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、携帯端末装置及びその言語選択方法に関する。
従来の携帯端末装置は、表示部及び操作部を有し、表示部に各種メニューを表示させ、操作部で各種メニューを選択することにより、所望の操作を行えるようにされている。このような従来の携帯端末装置は、特許文献1に記載された技術のように、表示部に表示させる各種メニューの言語を複数種類から選択可能としているものが多い。そして、従来は、言語の切替を行う画面は、表示部に表示される各種メニューの階層を次々と辿った先にあるのが一般的である。
特開2005−244278号公報
従来の携帯端末装置では、表示部に表示させる各種メニューの言語を例えば日本語と英語とから選択可能であって、日本語が選択されていて各種メニューが日本語で表記されている場合には、日本語を全く読めないユーザが英語に切り替えようとしても、日本語で表記されている各種メニューを理解することができないので、各種メニューの階層を次々と辿った先にある言語切替画面に至ることができず、言語の切替を行うことができない。
つまり、従来の携帯端末装置では、ユーザの理解できる言語が選択可能であっても、選択中の言語がユーザの理解できない言語であるならば、ユーザの理解できる言語への切替が大変困難になっている。
つまり、従来の携帯端末装置では、ユーザの理解できる言語が選択可能であっても、選択中の言語がユーザの理解できない言語であるならば、ユーザの理解できる言語への切替が大変困難になっている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、使用する言語を複数種類から選択可能にされた携帯端末装置において、選択されている言語が理解できなくても容易に他の言語に切替可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、携帯端末装置に係る第1の手段として、複数の使用言語が選択可能で、選択された言語によって各種案内を行うと共に、一部の操作キーに割り当てられた機能を表示部のガイド表示領域に表示する携帯端末装置であって、待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像を前記表示部のガイド表示領域に表示させる制御手段を備えるものを採用した。
また、携帯端末装置に係る第2の手段として、上記第1の手段において、不揮発性の記憶装置を更に備え、前記制御手段は、前記言語切替受付機能による受付結果を前記記憶装置に記憶させ、電源立ち上げ時には、前記記憶装置から前記受付結果を読み出し、当該受付結果に合致する言語によって各種案内を行うものを採用した。
携帯端末装置に係る第3の手段として、上記第1又は2の手段において、前記制御手段は、複数の前記操作キーに各々異なる言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を割り当てるものを採用した。
更に、本発明では、携帯端末装置の言語選択方法に係る第1の手段として、複数の使用言語を選択させる携帯端末装置の言語選択方法であって、待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像を表示部のガイド表示領域に表示させる方法を採用した。
本発明によれば、電源立ち上げ後すぐに表示され且つその後も容易に表示させることができる待受画面において、言語の切替操作を受け付けるようにし、この操作を受け付ける操作キー即ち言語切替部に対応する言語切替部案内画像を、選択されていない言語で表記するようにしたので、選択されている言語が読めないユーザでも、選択されていない言語が読めれば、言語の切替操作を受け付ける操作キーを認識できるため、選択されている言語が読めなくても容易に他の言語に切替可能にできる。
以下、本発明の携帯端末装置の一実施形態である携帯電話機について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る携帯電話機の外観を示す斜視図であり、図2は、携帯電話機の構成を示すブロック図である。本携帯電話機は、操作部1、表示部2、表示制御部3、無線部4、電話機能部5、記憶部6(記憶装置)、制御部7を備えている。表示制御部3及び制御部7は、制御手段を構成している。
操作部1は、テンキー1aや汎用キー1b,1c、複合キー1d等ユーザが操作可能な複数のキーを備え、これらのキーにより、ユーザからの電話発信やメール送信、選択言語切替等の各種操作を受け付け、制御部7に出力する。
汎用キー1b,1cは、操作部1の上部の左右両端に設けられており、表示部2の下部両端にアイコンが表示されているとき、それらのアイコンに対応する機能を有している。
複合キー1dは、上下左右を指し示すキーとそれらの中央に配置されたキーとからなり、表示部2の下部中央にアイコンが表示されているときには、そのアイコンに対応する機能を有している。
汎用キー1b,1cは、操作部1の上部の左右両端に設けられており、表示部2の下部両端にアイコンが表示されているとき、それらのアイコンに対応する機能を有している。
複合キー1dは、上下左右を指し示すキーとそれらの中央に配置されたキーとからなり、表示部2の下部中央にアイコンが表示されているときには、そのアイコンに対応する機能を有している。
表示部2は、液晶パネル等であり、表示制御部3から入力される画像信号に基づいて各種画像を表示するものである。
表示制御部3は、制御部7による制御の下に、表示部2に表示すべき画像の画像信号を生成して、表示部2に出力する。
表示制御部3は、制御部7による制御の下に、表示部2に表示すべき画像の画像信号を生成して、表示部2に出力する。
無線部4は、制御部7による制御の下に、基地局との間で無線通信回線を確立して、情報通信を行う。
電話機能部5は、マイク、スピーカ等から構成され、ユーザの音声を集音し、通話相手の音声を発音する。
電話機能部5は、マイク、スピーカ等から構成され、ユーザの音声を集音し、通話相手の音声を発音する。
記憶部6は、制御部7が実行する電話プログラムやメールプログラム、待ち受けプログラム、言語切替プログラム等の各種プログラムや、各種設定値等を記憶する。
ここで、本携帯電話機は、表示部2に表示させるメニューの言語やアイコンに表記される言語を複数(例えば日本語と英語)から選択可能としており、記憶部6は、複数の言語に対応するメニューやアイコンを記憶している。
また、記憶部6は、各種設定値の一つとして、初期設定された言語又はユーザが選択した言語を記憶している。
ここで、本携帯電話機は、表示部2に表示させるメニューの言語やアイコンに表記される言語を複数(例えば日本語と英語)から選択可能としており、記憶部6は、複数の言語に対応するメニューやアイコンを記憶している。
また、記憶部6は、各種設定値の一つとして、初期設定された言語又はユーザが選択した言語を記憶している。
制御部7は、内部メモリに記憶された制御プログラム及び各種制御用データに基づいて本携帯電話機の全体動作を制御するものであり、上記制御プログラム及び各種制御用データ等に基づいて制御演算を行うCPU(Central Processing Unit)及び他の各部と信号の授受を行う各種入出力インターフェース回路等から構成されている。
また、制御部7は、記憶部6に記憶されている言語切替プログラムを実行することにより、表示部2に表示させるメニューやアイコンの言語を、ユーザの操作により選択された言語に切り替える。
また、制御部7は、記憶部6に記憶されている言語切替プログラムを実行することにより、表示部2に表示させるメニューやアイコンの言語を、ユーザの操作により選択された言語に切り替える。
図3は、本携帯電話機が行う言語に係わる処理のフローチャートであり、図4は、表示部2に表示される画像例である。携帯電話機の電源を入れると、制御部7は、まず、記憶部6から現在選択されている言語を読み出し(ステップS1)、現在選択されている言語に応じた待受画面を表示部2に表示させるよう表示制御部3を制御する(ステップS2)。
ステップ1において、記憶部6に記憶されていた現在選択されている言語が日本語で、選択されていない言語つまり切替対象言語が英語であれば、ステップ2では、図4(a)に示すような待受画面が表示部2に表示されることとなる。この待受画面には、電波感度や電池残量を示す画像a,bの他、ユーザが予め待受画面に表示させるよう設定した時計の画像cが表示されると共に、表示部2の下部のガイド表示領域に、操作部1が備える操作キーの一部である複合キー1d及び汎用キー1b,1cに割り当てられた機能とその位置を案内するアイコンd,e,fが表示される。
図4(a)に示す待受画面では、複合キー1dには、各種メニューを表示部2に表示させる指示操作を受け付ける機能が割り当てられており、アイコンdは、複合キー1dの位置と複合キー1dに割り当てられた機能とを示している。
また、右側の汎用キー1cには、メールプログラムを立ち上げるよう指示する操作を受け付ける機能が割り当てられており、アイコンeは、汎用キー1cの位置と汎用キー1cに割り当てられた機能とを示している。
そして、左側の汎用キー1bには、選択言語を日本語から英語に切り替えるよう指示する操作を受け付ける機能が割り当てられて言語切替部とされており、アイコンfは、言語切替部案内画像として、汎用キー1bの位置と汎用キー1bに割り当てられた機能とを示している。
また、右側の汎用キー1cには、メールプログラムを立ち上げるよう指示する操作を受け付ける機能が割り当てられており、アイコンeは、汎用キー1cの位置と汎用キー1cに割り当てられた機能とを示している。
そして、左側の汎用キー1bには、選択言語を日本語から英語に切り替えるよう指示する操作を受け付ける機能が割り当てられて言語切替部とされており、アイコンfは、言語切替部案内画像として、汎用キー1bの位置と汎用キー1bに割り当てられた機能とを示している。
図4(a)が待受画面として表示されるよう設定された状態では、制御部7は、汎用キー1b以外の操作部1の何れのキーが操作された際に表示部2に表示される画面においても、日本語によって各種案内を表記するよう表示制御部3を制御している。
言語切替部案内画像であるアイコンfは、日本語を読めないユーザが、選択言語を日本語から英語に切り替えるよう指示する操作を受け付ける機能が汎用キー1bに割り当てられていることを理解できるよう、英語で表記がなされている。このアイコンfに対応する言語切替部である汎用キー1bが操作されると、汎用キー1bから制御部7へ言語選択切替操作を受け付けたことを意味する信号が出力されて(ステップS3のYes)、制御部7は、記憶部6に記憶された選択言語を英語に書き換え(ステップS4)、ステップS2にて、制御部7は、選択言語に応じた待受画面を表示部2に表示させるよう表示制御部3を制御する。そして、表示部2には、図4(b)に示すような待受画面が表示されることとなる。
図4(b)では、図4(a)における複合キー1d及び汎用キー1b,1cに割り当てられた機能とその位置を案内するアイコンd,e,fが、アイコンd’,e’,f’に書き換えられる。即ち、複合キー1dに割り当てられた各種メニューを表示部2に表示させるよう指示する操作を受け付ける機能に対応するアイコンd’、及び、右側の汎用キー1cに割り当てられたメールプログラムを立ち上げるよう指示する操作を受け付ける機能に対応するアイコンe’は、英語により表記されたものとなる。そして、左側の汎用キー1bに割り当てられた機能は、選択言語を英語から日本語に切り替えるよう指示する操作を受け付ける機能となり、これに対応するアイコンf’は、日本語により表記されたものとなる。
図4(b)が待受画面として表示されるよう設定された状態では、制御部7は、汎用キー1b以外の操作部1の何れのキーが操作された際に表示部2に表示される画面においても、英語によって各種案内を表記するよう表示制御部3を制御する。
言語切替部案内画像であるアイコンf’は、英語を読めないユーザが、選択言語を英語から日本語に切り替えるよう指示する操作を受け付ける機能が汎用キー1bに割り当てられていることを理解できるよう、日本語で表記がなされる。このアイコンf’に対応する言語切替部である汎用キー1bが操作されると、汎用キー1bから制御部7へ言語選択切替操作を受け付けたことを意味する信号が出力されて(ステップS3のYes)、制御部7は、記憶部6に記憶された選択言語を日本語に書き換え(ステップS4)、ステップS2にて、制御部7は、選択言語に応じた待受画面を表示部2に表示させるよう表示制御部3を制御する。
本携帯電話機においては、電源を落とした後、電源を入れなおしても、制御部7は、電源が入るたびに、記憶部6に記憶している選択言語を読み出し、選択言語に対応する待受画面を表示部2に表示させるよう表示制御部3を制御しているので、一度行った言語設定は、電源を落とした後も有効である。
なお、本実施形態では、日本語と英語との二つの言語の選択切替を例として説明しているが、実施にあたってはこれに限らず、他の言語であってもよいし、また、三つ以上の言語であってもよい。三つ以上の言語の場合には、一つの選択された言語の他の二つ以上の言語が切替対象言語となるので、例えば、二つ以上の操作キーの各々に別々の切替対象言語への切替操作を受け付ける機能を割り当て、それら機能に対応するアイコンを表示部2に表示させるにあたり、アイコンの表記を切替対象言語にて行うようにしてもよい。
1…操作部、 1a…テンキー、 1b,1c…汎用キー、 1d…複合キー、 2…表示部、 3…表示制御部、 4…無線部、 5…電話機能部、 6…記憶部(記憶装置)、 7…制御部
Claims (4)
- 複数の使用言語が選択可能で、選択された言語によって各種案内を行うと共に、一部の操作キーに割り当てられた機能を表示部のガイド表示領域に表示する携帯端末装置であって、
待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像を前記表示部のガイド表示領域に表示させる制御手段を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 不揮発性の記憶装置を更に備え、前記制御手段は、前記言語切替受付機能による受付結果を前記記憶装置に記憶させ、電源立ち上げ時には、前記記憶装置から前記受付結果を読み出し、当該受付結果に合致する言語によって各種案内を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記制御手段は、複数の前記操作キーに各々異なる言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を割り当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
- 複数の使用言語を選択させる携帯端末装置の言語選択方法であって、
待受画面において、選択されていない言語への切替操作を受け付ける言語切替受付機能を前記一部の操作キーに割り当てて言語切替部とすると共に、当該言語切替部に対応し前記選択されていない言語により表記された言語切替部案内画像を表示部のガイド表示領域に表示させることを特徴とする携帯端末装置の言語選択方法。
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