JP5270071B2 - 信号増幅装置 - Google Patents

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Description

本発明は信号増幅装置に関し、特にしきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の受信を行う信号増幅装置に関する。
インターネットに代表されるデータトラフィックの爆発的増大に応えるべく、高速・大容量のブロードバンド光アクセスネットワークの構築が急速に進展している。高速光アクセスシステムとしては、加入者から局舎への光ファイバ網を共有し、最大の情報速度が1Gbps(物理速度は1.25Gbps)の高速伝送を実現するG−PON(Gigabit−Passive Optical Network)システムの適用が有望視されている。
図22はG−PONシステムの概略構成を示す図である。G−PONシステム100は、光加入者線局装置(OLT:Optical Line Terminal)101と、複数の光加入者線終端装置(ONU:Optical Network Unit)102−1〜102−nと、光スプリッタ103とから構成される。
OLT101は、1本の光ファイバで光スプリッタ103と接続し、光スプリッタ103により分岐された光ファイバは、ONU102−1〜102−nに接続して、光スプリッタ103によって1:nの光分岐・結合が行われる。
G−PONシステム100の伝送において、ONU102−1〜102−nからOLT101へ向かう上り方向の伝送では、各ONU102−1〜102−nからは同じ波長の信号(1310nm)が送出されるので、他のONUからの光パケットと衝突しないように、時分割多重によって送信タイミングを制御するTDMA(Time Division Multiple Access)方式が採用されている。
また、OLT101からONU102−1〜102−nへ向かう下り方向の伝送については、OLT101から送信される波長信号(1490nm)をONU102−1〜102−nはすべて受信して、自身に割り当てられたタイムスロットの情報のみを読み出すTDM(Time Division Multiplexing)方式が採用されている。
ここで、上り伝送におけるOLT101の受信動作では、OLT101は、ONU102−1〜102−nから送信される信号それぞれに対して、同期をとって受信再生処理を行うことになる。
例えば、図22に示すように、ONU102−1〜102−nのそれぞれから光パケット#1〜#nがTDMA送信されるとすると(光パケット#1〜#nは互いにレベルが異なっている)、OLT101は、光パケット#1の受信時に光バースト受信部101aを同期させて受信処理を行い、光パケット#2の受信時には、光パケット#2のレベルは光パケット#1のレベルとは異なるので、あらためて光バースト受信部101aを光パケット#2に同期させて受信処理を行い、以降同様にして受信処理を行うことになる。
従来の信号受信再生処理技術としては、光学式ディスクから読み出されたEFM信号のレベルを所定レベルに設定して、EFM信号からデータを再生する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許第2889803号公報(段落番号〔0010〕〜〔0015〕,第1図)
図23は上り方向の光パケットの伝送フォーマットを示す図である。ONU102−1〜102−nは、バースト状に光パケットを出力し、光スプリッタ103でパケット多重されてOLT101へ送信される。
このとき、ONU102−1〜102−nのタイミング偏差を吸収するため、光パケット間にはガードタイム(無信号区間)が設けられる。また、各光パケットの先頭には、OLT101の光バースト受信部101aを同期するためのプリアンブルが設けられる。
このような伝送フォーマットを持つ、上り光パケットを受信処理するOLT101では、例えば、光パケット#1を受信処理した後に光パケット#2の受信処理を行う場合、光パケット#2のプリアンブル区間において、光バースト受信部101aを光パケット#2に同期させて立ち上げなくてはならない(光パケット#1と光パケット#2の間のガードタイム区間は、光バースト受信部101aの初期化に利用される)。
1.25Gbpsの上り伝送時、たとえば、ガードタイムは30ビット(24ns)、プリアンブルは20ビット(16ns)程度である。また、光パケット間の伝送レベルは互いに異なり、伝送レベル差も大きく、ダイナミックレンジは最大30dB(1000倍)にもおよぶ。
このため、OLT101では、ONU毎にレベルが大きく異なる光パケットを、わずかな時間のガードタイム及びプリアンブルを利用して同期を取らなければならず、OLT101の高速応答性能を向上させることは、G−PONシステム100を実用化する上での大きな課題であった。同時に、光アクセス系の普及を図るためには、上記の光バースト受信部101aを簡易かつコストエフェクティブな構成で実現する必要があるので、光バースト受信部101aの回路は、安価な標準CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)テクノロジによって構成することが有望である。
一方、光バースト受信部101aは内部に、しきい値制御回路(ATC:Auto Threshold Circuit)を有している。しきい値制御回路は、入力信号の1側レベルと0側レベルの中央にしきい値レベルを自動設定することにより、瞬時に識別立ち上げを実現する(上記の光パケットに同期することと同じ意味)回路であり、主に、1側レベルを検出するピーク検出回路、0側レベルを検出するボトム検出回路、0側レベルと1側レベルとの中間レベルにしきい値を設定する分圧回路から構成されている。
図24はピーク検出回路の概略構成を示す図である。しきい値制御回路の構成要素の1つであるピーク検出回路110は、アンプ111、NチャネルのMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field effect transistor)112、バッファ113、コンデンサC3から構成される。
アンプ111の入力端子(+)には、光パケットがO/E変換された後の電気信号が入力し、また入力端子(−)とバッファ113の出力端子が接続する。アンプ111の出力端子は、FET112のソースとゲートに接続し、FET112のドレインはコンデンサC3の一端及びバッファ113の入力端子と接続し、コンデンサC3の他端はGNDに接続する。なお、FET112は、アンプ111の出力波形の整流を行い、ダイオード素子と等価の役目を果たすものなので、以下、FETダイオード112と呼ぶ。
図25はピーク検出回路110の理想的な出力波形を示す図である。横軸は時間、縦軸は電圧である。入力信号の電圧が0レベルを基準に正に振れると、FETダイオード112は導通してコンデンサC3を充電し、入力信号の最大値を維持するように働く。なお、図24の回路に対して、Vinが低下してVoutより小さくなると、アンプ111本体の出力Vaは負の大きな電圧となってFETダイオード112は逆バイアスされるが、VoutはコンデンサC3の充電電圧によって保持されているので、入力Vinの最大値(ピーク値)をたどるような出力Voutが得られることになる。
ここで、G−PONのようなギガビット単位の高速信号を受信するシステムで、上記のようなピーク検出回路110を使用すると、高いピーク検出精度を確保することが難しいといった問題があった。以下、従来のピーク検出回路110の問題点について説明する(たとえば入力信号が0側を基準に1側に振れる信号に対してピーク検出回路110の問題が生じる)。
まず、アンプ111に注目すると、アンプ111に要求される性能は、入力信号の周波数範囲と電圧範囲によって決まるが、入力信号に対して、アンプ111の性能が満たされていないと、入力信号の実際のピークと、ピーク検出回路110で検出したピークとの間には誤差(検出誤差)が生じてくる。
図26はピーク検出誤差を示す図である。横軸は時間、縦軸は電圧である。入力信号が高周波数帯域で交番する波形であり、かつ振幅レベルが小さいときに、入力信号の周波数帯域が、アンプ111が処理できる周波数帯域を超え、またアンプ111の利得が不足するような場合には、入力信号の実際のピークP1と、ピーク検出回路110で検出したピーク検出レベルP2との間には誤差Δが生じてくる。以下、理由を説明する。
アンプ111は差動アンプであるから、ピークP1とピーク検出レベルP2の誤差Δである差分レベルを増幅することにより、アンプ111からは入力信号に比べて細く振幅の小さい波形の信号(信号d1とする)が出力される。一方、FETダイオード112に注目すると、アンプ111から上記のような信号d1が出力すると、FETダイオード112が駆動するのに十分な電圧が確保されなくなる。
図27はドレイン電流とゲート−ソース電圧の関係の一例を示す図である。横軸はドレイン電流(A)、縦軸はゲート−ソース電圧(V)であり、FETダイオード112の特性を示している。図27からわかるように、ゲート−ソース電圧が小さくなると、ドレイン電流が0に近づく。
図28はドレイン電流と微分抵抗の関係の一例を示す図である。横軸はドレイン電流(mA)、縦軸は微分抵抗(Ω)である。FETダイオード112のドレイン電流が小さくなるほど微分抵抗値が大きくなっている。
図29はドレイン電流とカットオフ周波数の関係を示す図である。横軸はドレイン電流(mA)、縦軸はカットオフ周波数(Hz)である(たとえば容量=1pFの場合)。FETダイオード112のドレイン電流が小さくなると、上記微分抵抗の増大に起因して、FETダイオード112とコンデンサC3から構成されるカットオフ周波数が低下し、帯域不足が生じることがわかる。
このように、帯域制限の抑制を目的に、アンプ111に対して、スルーレートが高く、周波数帯域が広いアンプを使用したとしても、アンプ111後段には、入力信号の微弱電流での検出が必要な小振幅信号領域では高速応答に不向きなFETダイオード112及びコンデンサC3といった受動素子が配置されているので、この受動素子が結局、ボトルネックとなって帯域制限がかかってしまい、ピーク電圧の検出精度が低下してしまうといった問題があった。
すなわち、OLT101において、高いピーク検出精度が確保できないと、正確に受信信号の中間レベルにしきい値を設定できなくなる。すなわち、アイパターンの真ん中にしきい値が設定できなくなるので、符号認識を誤るおそれがあり(例えば、“1”を“0”と判断したりするおそれがある)、信頼性の低下を引き起こす。
さらに、入力信号の波形として交番波形が続いた後に1連続波形となったような場合、交番波形のときに生じていたピーク検出誤差が1連続波形中に小さくなるので、同じレベルの入力信号を受信しているときに、しきい値が変動してしまうといった問題もあった。
図30は、交番波形が続いた後に1連続波形となったような場合のしきい値変動を示す図である。横軸は時間、縦軸は電圧である。入力信号が高周波数帯域の交番波形のときは、ピーク検出回路110では帯域制限がかかるので、図26で示したピーク検出誤差Δが生じているが、その後、入力信号が1連続波形となると、入力信号の周波数成分がFETダイオード112とコンデンサC3から構成されるカットオフ周波数以下となって、入力信号のピーク値に追従できるようになり、ほぼ正確なピーク値を出力することになる。
このことは、1つの光パケットの受信処理を行っているときに、しきい値が変動していることになり、しきい値変動が生じると、例えば、しきい値変動前はある符号を“1”と認識していたにもかかわらず、しきい値変動後は同じ符号を“0”と認識してしまうといった符号誤認識が生じる可能性があり、OLT101の符号再生動作の信頼性を低下させることになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、高価な高速動作ICを用いずに、安価な標準CMOSを用いて、高精度にしきい値設定制御を行う信号増幅装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、信号増幅装置が提供される。信号増幅装置は、前記入力信号の基準レベルを検出して出力する基準レベル検出部と、正側オフセット電圧値と前記基準レベルとを加算して正側オフセット電圧信号を生成して出力する第1の加算部と、負側オフセット電圧値と前記基準レベルとを加算して負側オフセット電圧信号を生成して出力する第2の加算部と、を含むオフセット電圧発生部と、前記正側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最大レベルよりも大きい場合は、前記正側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最大レベルが前記正側オフセット電圧信号よりも大きい場合は、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記負側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最小レベルよりも小さい場合は、前記負側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最小レベルが前記負側オフセット電圧信号よりも小さい場合は、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記ピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記ボトム検出部から出力される前記ボトム値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部とを有する。
質的な帯域を向上して、高精度にしきい値設定制御を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は信号増幅装置の原理図である。信号増幅装置10は、しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う装置であり、オフセット電圧発生部11、第1のしきい値制御部(しきい値制御部20)、第1の増幅部(増幅部30)、第2のしきい値制御部(しきい値制御部40)、第2の増幅部(増幅部50)から構成される。
オフセット電圧発生部11は、入力信号Dinの基準レベルを検出し、検出した基準レベルに対して、あらかじめ設定した正側のオフセット電圧Voff(+)を与えて、正側オフセット電圧信号D(+)を生成して出力する。また、検出した基準レベルに対して、あらかじめ設定した負側のオフセット電圧Voff(−)を与えて負側オフセット電圧信号D(−)を生成して出力する。
しきい値制御部20は、第1のピーク検出部(ピーク検出部21)、第1のボトム検出部(ボトム検出部22)、第1の分圧部(分圧部23)から構成される。ピーク検出部21は、正側オフセット電圧信号D(+)と入力信号Dinが入力し、正側オフセット電圧信号D(+)のレベルが入力信号Dinの最大レベルよりも大きい場合は、正側オフセット電圧信号D(+)のレベルをピーク値として出力する。
また、入力信号Dinの最大レベルが正側オフセット電圧信号D(+)よりも大きい場合は、入力信号Dinの最大レベルをピーク値として出力する(通常の入力信号Dinのピーク検出を行う)。
ボトム検出部22は、負側オフセット電圧信号D(−)と入力信号Dinが入力し、負側オフセット電圧信号D(−)のレベルが入力信号Dinの最小レベルよりも小さい場合は、負側オフセット電圧信号D(−)のレベルをボトム値として出力する。
また、入力信号Dinの最小レベルが負側オフセット電圧信号D(−)よりも小さい場合は、入力信号Dinの最小レベルをボトム値として出力する(通常の入力信号Dinのボトム検出を行う)。
分圧部23は、ピーク検出部21から出力されるピーク値と、ボトム検出部22から出力されるボトム値とを分圧して、第1のしきい値レベル(しきい値レベルVth1)を発生する。増幅部30は、入力信号Dinと、分圧部23から出力されたしきい値レベルVth1とを、差動増幅して増幅信号Daを出力する。
しきい値制御部40は、第2のピーク検出部(ピーク検出部41)、第2のボトム検出部(ボトム検出部42)、第2の分圧部(分圧部43)から構成される。ピーク検出部41は、増幅信号Daのピーク値を検出する。ボトム検出部42は、増幅信号Daのボトム値を検出する。
分圧部43は、ピーク検出部41から出力されるピーク値と、ボトム検出部42から出力されるボトム値とを分圧して、第2のしきい値レベル(しきい値レベルVth2)を発生する。増幅部50は、増幅信号Daと、分圧部43から出力されたしきい値レベルVth2とを、差動増幅して出力信号Doutを生成する。
図2、図3はピーク検出部21の動作概要を示す図である。ピーク検出部21には、オフセット電圧発生部11から出力される正側オフセット電圧信号D(+)と、入力信号Dinとが入力する。
ここで、入力信号Dinの最大レベルをVmaxとし、あらかじめ設定してある正側オフセット電圧をVoff(+)とすると、図2に示すように、Voff(+)>Vmaxであるときは、ピーク検出部21は、正側オフセット電圧信号D(+)と同じレベルのピーク値を出力する(正側オフセット電圧信号D(+)のピーク検出を行うことになるため)。
一方、図3に示すように、Voff(+)<Vmaxならば、ピーク検出部21は、入力信号Dinのピーク検出を行い、入力信号Dinの最大レベルVmaxをピーク値として出力する。
すなわち、上記の動作は、入力信号Dinが小振幅である場合に、入力信号Dinの正側の振れに対して、ピーク検出部21内の回路素子には帯域制限が生じるおそれがあるため、帯域制限が生じる程に入力信号Dinの振幅が小さい場合には、その入力信号Dinのピーク検出は行わないようにしており、入力信号Dinの振幅が帯域制限を生じない程度十分に正側に大きく振れていれば、通常の入力信号Dinのピーク検出を行うようにしているものである。
図4、図5はボトム検出部22の動作概要を示す図である。ボトム検出部22には、オフセット電圧発生部11から出力される負側オフセット電圧信号D(−)と、入力信号Dinとが入力する。
ここで、図4に示すように、入力信号Dinの最小レベルをVminとし、あらかじめ設定してある負側オフセット電圧をVoff(−)とすると、Voff(−)<Vminであるときは(入力信号Dinの負側の振れが、負側オフセット電圧Voff(−)よりも小さな振幅の場合)、ボトム検出部22は、負側オフセット電圧信号D(−)と同じレベルのボトム値を出力する(負側オフセット電圧信号D(−)のボトム検出を行うことになるため)。
一方、図5に示すように、Voff(−)>Vminならば(入力信号Dinの負側の振れが、負側オフセット電圧Voff(−)よりも大きな振幅の場合)、ボトム検出部22は、入力信号Dinのボトム検出を行い、入力信号Dinの最小レベルVminをボトム値として出力する。
すなわち、上記の動作は、入力信号Dinが小振幅である場合に、入力信号Dinの負側の振れに対して、ボトム検出部22内の回路素子には帯域制限が生じるおそれがあるため、帯域制限が生じる程に入力信号Dinの振幅が小さい場合には、その入力信号Dinのボトム検出は行わないようにしており、入力信号Dinの振幅が、帯域制限を生じない程度十分に負側に大きく振れていれば、通常の入力信号Dinのボトム検出を行うようにしているものである。
次に信号増幅装置10の回路構成及び動作について詳しく説明する。図6、図7は信号増幅装置10の回路構成を示す図である。信号増幅装置10は、オフセット電圧発生部11、しきい値制御部20、リミッタアンプ(増幅部)30、しきい値制御部40、リミッタアンプ(増幅部)50から構成される。
オフセット電圧発生部11は、基準レベル検出部11a、加算部11b、11cから構成される。しきい値制御部20は、ピーク検出部21、ボトム検出部22、分圧部23から構成される。
ピーク検出部21は、アンプ21a、PチャネルのMOS−FET21b(以下、FETダイオード21b)、バッファ21c、コンデンサC1から構成され、ボトム検出部22は、アンプ22a、NチャネルのMOS−FET22b(以下、FETダイオード22b)、バッファ22c、コンデンサC2から構成され、分圧部23は、抵抗R1、R2から構成される。
しきい値制御部40は、ピーク検出部41、ボトム検出部42、分圧部43から構成される。しきい値制御部40の内部構成は、オフセット電圧信号の入力がない以外、その他はしきい値制御部20と同じ回路構成なので図示は省略する。
オフセット電圧発生部11としきい値制御部20の回路素子の接続関係を記すと、入力信号Dinは、基準レベル検出部11aへ入力する。加算部11bは、正側オフセット電圧Voff(+)と基準レベル検出部11aの出力とを加算する。加算部11cは、負側オフセット電圧Voff(−)と基準レベル検出部11aの出力とを加算する。
アンプ21aの入力端子(−)には、バッファ21cの出力がフィードバックした信号が入力し、アンプ21aの入力端子(+)の一方には、入力信号Dinが入力し、アンプ21aの入力端子(+)の他方には、加算部11bの加算出力が入力する。
アンプ21aの出力端子は、FETダイオード21bのドレインと接続し、FETダイオード21bのソースは、ゲートとコンデンサC1の一端とバッファ21cの入力端子と接続する。コンデンサC1の他端はGNDと接続し、バッファ21cの出力端子は、アンプ21aの入力端子(−)と、分圧部23の抵抗R1の一端と接続する。
アンプ22aの入力端子(−)には、バッファ22cの出力がフィードバックした信号が入力し、アンプ22aの入力端子(+)の一方には、入力信号Dinが入力し、アンプ22aの入力端子(+)の他方には、加算部11cの加算出力が入力する。
アンプ22aの出力端子は、FETダイオード22bのソースと接続し、FETダイオード22bのドレインは、ゲートとコンデンサC2の一端とバッファ22cの入力端子と接続する。コンデンサC2の他端はGNDと接続し、バッファ22cの出力端子は、アンプ22aの入力端子(−)と、分圧部23の抵抗R2の一端と接続する。リミッタアンプ30の一方の入力端子には入力信号Dinが入力し、他方の入力端子は、分圧部23の抵抗R1の他端と抵抗R2の他端と接続する。
図8は入力信号Dinが小信号のときの波形応答を示す図である。入力信号Dinが正側に振れて、入力信号Dinの振幅が、アンプ21aまたはFETダイオード21bの少なくとも一方に帯域制限を生じさせる程に小さい場合には(入力信号Dinの振幅が正側オフセット電圧Voff(+)よりも小さい場合)、この入力信号Dinを用いてのピーク値検出及びしきい値設定は行わないようにする。
そして、この場合には、基準レベル検出部11aで検出された入力信号Dinの基準レベルに、あらかじめ設定した正側オフセット電圧Voff(+)を加算した正側オフセット電圧信号D(+)がピーク検出部21から出力され、また入力信号Dinの基準レベルに、あらかじめ設定した負側オフセット電圧Voff(−)を加算した負側オフセット電圧信号D(−)がボトム検出部22から出力される。分圧部23は、これらのオフセット電圧信号を抵抗比によって分圧したレベルをしきい値レベルVth1として出力する。
図9は入力信号Dinが大信号のときの波形応答を示す図である。入力信号Dinが正側に振れて、入力信号Dinの振幅が、アンプ21aまたはFETダイオード21bに帯域制限を生じさせない程度に大きい場合には(入力信号Dinの振幅が正側オフセット電圧Voff(+)よりも大きい場合)、入力信号Dinを用いての通常のピーク値検出及びしきい値設定が行われる。
すなわち、ピーク検出部21は、入力信号Dinのピーク値を検出して出力し、ボトム検出部22は、入力信号Dinのボトム値を検出して出力する。分圧部23は、ピーク値とボトム値とを抵抗比によって分圧したレベルをしきい値レベルVth1として出力する。
その後の動作では、入力信号Dinと、しきい値制御部20で生成されたしきい値レベルVth1とがリミッタアンプ30に入力し、リミッタアンプ30はこれらの信号を、差動増幅して出力する。
しきい値制御部40では、リミッタアンプ30から出力された増幅信号Daのピーク値をピーク検出部41で検出し、増幅信号Daのボトム値をボトム検出部42で検出し、分圧部43は、検出されたピーク値とボトム値を抵抗比によって分圧したレベルをしきい値レベルVth2として出力する。リミッタアンプ50は、増幅信号Daとしきい値レベルVth2とを、差動増幅して出力する。
以上説明したように、入力信号Dinの高速応答が不可能な場合は、オフセット電圧発生部11としきい値制御部20によって、固定のオフセット電圧で応答し、オフセット電圧を超える場合には、通常の応答を行ってしきい値設定を行うことで、高速応答が不可能な入力信号Dinの小信号領域に対して、帯域制限の発生を抑制して誤作動を防止することが可能になる。
また、しきい値制御部20において、図6、図7で上述したように、しきい値制御部20でしきい値設定を行った後にリニア増幅し、リニア増幅した出力信号に対して、再び、しきい値制御部40において、ピーク/ボトム検出を行ってしきい値を設定することで、しきい値制御部20でのオフセット設定によるしきい値誤差をキャンセルすることができ、しきい値設定の精度を向上させることが可能になる。
次にアンプ21a、22aの動作点ずれによる問題及び解決策について説明する。図10はアンプ21aの動作点ずれが発生する理由を説明するための図である。なお、問題点を説明するための概略図なので構成要素の接続関係の説明等は省略する。
ピーク検出部21内のバッファ21cをPチャネル−ソースフォロワとし、FETダイオード21bには、NチャネルのFETを用いるとする。アンプ21aの入力電圧をVinとした場合に、A点の電圧はVinにほぼ等しく、B点の電圧はPチャネル−ソースフォロワのバイアス電圧Vthp分下がるので、Vin−Vthpとなる。また、C点の電圧は、B点の電圧よりもNチャネルFETの電圧降下Vthn分高いので、Vin−Vthp+Vthnとなる(問題点を示すために概略を説明している)。
ここで、アンプ21aの出力点であるC点の電圧を見ると、VthnとVthpが現れており、FETダイオード21bのVthnと、バッファ21cのVthpとに影響を受けることがわかる。Vin−Vthp+Vthnに対して、(−Vthp+Vthn)はたとえば±0.3V程度でため、アンプ21aの出力点で見ると0.6V程度動作点がずれることになる。回路を高速CMOSで構成した場合、電源電圧がたとえば1.8Vであるのに対し、動作点が0.6Vずれてしまうと特性が劣化し、正確なピーク検出を行うことができなくなる。
図6に示す実施例では、このような動作点ずれを抑制するために、バッファ21cとFETダイオード21bの極性を一致させることを特徴とする。これにより、FETダイオード21bにPchのFETを用いることで、C点の電圧はVin−Vthp+Vthp=Vinとなって、FETダイオード21bのVthnと、バッファ21cのVthpとの影響をなくすことができ、動作点ずれの発生を抑制することが可能になる。
図11はアンプ22aの動作点ずれが発生する理由を説明するための図である。アンプ22aについても図10と同様にして説明する。ボトム検出部22内のバッファ22cをNチャネル−ソースフォロワとし、FETダイオード22bには、PチャネルのFETを用いるとする。アンプ22aの入力電圧をVinとした場合に、A点はVinにほぼ等しく、B点の電圧はNチャネル−ソースフォロワのバイアス電圧Vthn分下がるので、Vin−Vthnとなる。また、C点の電圧は、B点の電圧よりPチャネルFETの電圧降下Vthp分高いので、Vin−Vthn+Vthpとなる(問題点を示すために概略を説明している)。
アンプ22aの出力点であるC点の電圧を見ると、VthnとVthpが現れており、FETダイオード22bのVthpと、バッファ22cのVthnとに影響を受けることがわかる。Vin−Vthn+Vthpに対して、(−Vthn+Vthp)はたとえば±0.3V程度であるが、アンプ22aの出力点で見ると、0.6V程度動作点がずれることになる。回路を高速CMOSで構成した場合、電源電圧がたとえば1.8Vであるのに対し、動作点が0.6Vずれてしまうと特性が劣化し、正確なボトム検出を行うことができなくなる。
図6に示す実施例では、このような動作点ずれを抑制するために、バッファ22cとFETダイオード22bの極性を一致させることを特徴とする。これにより、FETダイオード22bにNchのFETを用いることで、C点の電圧はVin−Vthn+Vthn=Vinとなって、FETダイオード22bのVthpと、バッファ22cのVthnとの影響をなくすことができ、動作点ずれの発生を抑制することが可能になる。
図6では、ピーク検出部21に対して、バッファ21cをPチャネル−ソースフォロワ、FETダイオード21bをPチャネルMOS−FETとして、双方の素子を同極性のFETで構築しており、ボトム検出部22に対して、バッファ22cをNチャネル−ソースフォロワとした場合には、FETダイオード22bはNチャネルMOS−FETとして、双方の素子を同極性のFETで構築している。
なお、ピーク検出部21側のFETダイオード21bとバッファ21cのみを同極性としただけでも特性は十分改善することができる。同様に、ボトム検出部22側のFETダイオード22bとバッファ22cのみを同極性としただけでも特性は十分改善することができる。図12にピーク検出側を同極性とした信号増幅装置10aの構成、図13にボトム検出側を同極性とした信号増幅装置10bの構成を示す。また、ダイオードとバッファを同極性としない従来型の構成に、オフセット電圧発生部を備える構成においても、本発明の帯域制限抑圧効果を有することは、いうまでもない。
次に信号増幅装置10の変形例について説明する。第1の変形例は、ピーク検出部21は、コンデンサC1の一端にGNDを接続して、GNDを基準に入力信号Dinのピーク値を検出し、ボトム検出部22は、コンデンサC2の一端に、ピーク検出部21で検出されたピーク値を供給して、ピーク値を基準に入力信号Dinのボトム値を検出する構成とするものである。
図14は第1の変形例の構成を示す図である。図6に示した信号増幅装置10では、コンデンサC2の一端はGNDに接続していたが、信号増幅装置10−1では、コンデンサC2の一端がバッファ21cの出力端子に接続する構成をとる(その他の構成は図6の信号増幅装置10と同じである)。このような構成とすることにより、ピーク検出部21では、GNDを基準にして入力信号Dinのピーク値を検出し(絶対値検出)、ボトム検出部22では、バッファ21cの出力であるピーク値を基準にして最も低い電圧レベル(ボトム値)の検出(振幅検出)を行うことになる。
次に第2の変形例について説明する。第2の変形例は、ボトム検出部22は、コンデンサC2の一端にGNDを接続して、GNDを基準に入力信号のボトム値を検出し、ピーク検出部21は、コンデンサC1の一端に、ボトム検出部22で検出されたボトム値を供給して、ボトム値を基準に入力信号Dinのピーク値を検出する構成とするものである。
図15は第2の変形例の構成を示す図である。図6に示した信号増幅装置10では、コンデンサC1の一端はGNDに接続していたが、信号増幅装置10−2では、コンデンサC1の一端がバッファ22cの出力端子に接続する構成をとる(その他の構成は図6の信号増幅装置10と同じである)。このような構成とすることにより、ボトム検出部22では、GNDを基準にして入力信号Dinのボトム値を検出し(絶対値検出)、ピーク検出部21では、バッファ22cの出力であるボトム値を基準にして最も高い電圧レベル(ピーク値)の検出(振幅検出)を行うことになる。
次に第3の変形例について説明する。第3の変形例は、リミッタアンプ30の代わりに自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)アンプを設けて、ピーク値とボトム値との差分値にもとづき利得を制御して増幅する構成とする。
図16は第3の変形例の構成を示す図である。第3の変形例の信号増幅装置10−3では、AGCアンプ30aと利得制御回路30bが設けられる。AGCアンプ30aの信号入力端子の一方には入力信号Dinが入力し、信号入力端子の他方にはしきい値レベルVth1が入力する。また、利得制御回路30bの入力端子の一方は、バッファ21cの出力端子と接続し、入力端子の他方はバッファ22cの出力端子と接続し、利得制御回路30bの出力端子は、AGCアンプ30aの制御端子と接続する。
利得制御回路30bは、ピーク検出部21から出力されたピーク値と、ボトム検出部22から出力されたボトム値との差分が一定値を超える場合は、AGCアンプ30aの利得を下げるように制御して(差分が一定値を超えなければ利得は変えない)、AGCアンプ30aの出力を制御する。リミッタアンプ30では、入力信号振幅が大きいとリミッタ電圧で通過信号の出力を制限する形で増幅を行うため、オフセット電圧による波形歪みの影響を受けやすいが、AGCアンプ30a及び利得制御回路30bでは、AGCによって出力を線形に保つことができるため、オフセット電圧による波形歪みの影響を低減することが可能である。
次に第4の変形例について説明する。図1の信号増幅装置10では、オフセット電圧発生部11によって、ボトム検出部22に対しても負側オフセット電圧信号D(−)を与えて、入力信号Dinが負側に振れる小信号領域では、ボトム検出をマスクできるようにしたが、このような機能は、入力信号Dinが正側のみに振れるシステムの信号受信機に、本発明の信号増幅装置を適用するだけならば特に必要はない。したがって第4の変形例では、ボトム検出部22への負側オフセット電圧によるマスク機能を除去して、分圧部23側で負側オフセット電圧を調整できる機能を設けた構成にするものである。
図17、図18は第4の変形例の構成を示す図である。信号増幅装置10−4は、オフセット電圧発生部11−4、しきい値制御部20−4、リミッタアンプ30、しきい値制御部40、リミッタアンプ50から構成される。
オフセット電圧発生部11−4は、基準レベル検出部11a、加算部11bから構成される。しきい値制御部20−4は、ピーク検出部21、ボトム検出部22−4、分圧部23、負側オフセット電圧加算部24から構成される。
ピーク検出部21は、アンプ21a、FETダイオード21b、バッファ21c、コンデンサC1から構成され、ボトム検出部22−4は、アンプ22a−4、FETダイオード22b、バッファ22c、コンデンサC2から構成され、分圧部23は、抵抗R1、R2から構成される。
しきい値制御部40は、ピーク検出部41、ボトム検出部42、分圧部43から構成される。しきい値制御部40の内部構成は、オフセット電圧信号の入力がないだけで、その他はしきい値制御部20−4と同じ回路構成なので図示は省略する。
オフセット電圧発生部11−4としきい値制御部20−4の回路素子の接続関係を記す。ただし、ピーク検出部21は図6と同じ構成なので説明は省略する。入力信号Dinは、基準レベル検出部11aへ入力する。加算部11bは、正側オフセット電圧Voff(+)と基準レベル検出部11aの出力とを加算し、加算結果をアンプ21aの入力端子(+)の一方に入力する。
アンプ22a−4の入力端子(−)には、バッファ22cの出力がフィードバックした信号が入力し、アンプ22a−4の入力端子(+)には、入力信号Dinが入力する。
アンプ22a−4の出力端子は、FETダイオード22bのソースと接続し、FETダイオード22bのドレインは、ゲートとコンデンサC2の一端とバッファ22cの入力端子と接続する。コンデンサC2の他端は、バッファ21cの出力端子と接続し、バッファ22cの出力端子は、アンプ22a−4の入力端子(−)と、負側オフセット電圧加算部24の一方の入力端子と接続する。
負側オフセット電圧加算部24の他方の入力端子には、負側オフセット電圧Voff(−)が入力し、加算結果は抵抗R2の一端へ出力される。その他の接続関係は図6と同様である。
第4の変形例の信号増幅装置10−4では、オフセット電圧発生部11−4からの正側オフセット電圧信号D(+)による制御を行い、ボトム検出部22−4側では、常に通常のボトム検出を行うようにする。また、図14で示した第1の変形例のように、ボトム検出部22−4内のコンデンサC2は、バッファ21cの出力部に接続して、ピーク検出部21では、GNDを基準にして入力信号Dinのピーク値を検出し(絶対値検出)、ボトム検出部22−4では、バッファ21cの出力であるピーク値を基準にして最も低い電圧レベル(ボトム値)の検出(振幅検出)を行うようにする。さらに、負側オフセット電圧加算部24は、ボトム値にあらかじめ設定した負側オフセット電圧Voff(−)を加算して負側ボトムシフト値を生成して出力し、分圧部23は、ピーク値と、負側オフセット電圧加算部24から出力される負側ボトムシフト値とを分圧して、しきい値レベルVth1を発生する。なお、信号増幅装置10−4における、入力信号Dinが小信号のときの波形応答を図19に示し、入力信号Dinが大信号のときの波形応答を図20に示す。
次に図17、図18で示した信号増幅装置10−4をたとえばG−PON等の光加入者システムに適用した場合について説明する。
図21は信号増幅装置10−4を適用したG−PONシステムを示す図である。G−PONシステム6は、光加入者線局装置(OLT)61と、複数の光加入者線終端装置(ONU)62−1〜62−nと、光スプリッタ63とから構成される。
光スプリッタ63は、複数のONU62−1〜62−nと同数の光ファイバで接続し、かつOLT61と1本の光ファイバで接続して、ONU62−1〜62−nからの上り信号を集約してOLT61へ送信し、OLT61からの下り信号をONU62−1〜62−nへ分岐する。
OLT61は、O/E部61aと信号増幅部61bを含む。O/E部61aは、ONU62−1〜62−nから送信された光パケットを電気信号に変換し、信号増幅部61bは、信号増幅装置10−4に該当し、上述した制御動作によって、O/E部61aから出力された電気信号の増幅を行う。G−PONシステムのOLTの光受信部に、本発明の信号増幅装置10−4を適用することで、1.25Gb/sのOLTの高速応答性能を向上させることができ、また、安価な標準CMOSで簡易かつコストエフェクティブな光加入者アクセスネットワークを構築することが可能になる。
(付記1) しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う信号増幅装置において、
前記入力信号の直流レベルを検出し、正側オフセット電圧信号を生成して出力、あるいは、負側オフセット電圧信号を生成して出力する、オフセット電圧発生部と、
前記正側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最大レベルよりも大きい場合は、前記正側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最大レベルが前記正側オフセット電圧信号よりも大きい場合は、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記負側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最小レベルよりも小さい場合は、前記負側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最小レベルが前記負側オフセット電圧信号よりも小さい場合は、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記ピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記ボトム検出部から出力される前記ボトム値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、
前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部と、
を有することを特徴とする信号増幅装置。
(付記2) 前記ピーク検出部は、前記正側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするピーク側差動アンプと、前記ピーク側差動アンプの出力を整流するピーク側ダイオードと、ピーク電圧を保持するピーク側コンデンサと、前記ピーク値のバッファリングを行うピーク側バッファと、を備え、
前記ボトム検出部は、前記負側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするボトム側差動アンプと、前記ボトム側差動アンプの出力を整流するボトム側ダイオードと、ボトム電圧を保持するボトム側コンデンサと、前記ボトム値のバッファリングを行うボトム側バッファと、を備える、
ことを特徴とする付記1記載の信号増幅装置。
(付記3) 前記ピーク側バッファをPチャネルソースフォロワとし、前記ピーク側ダイオードはPチャネルMOS−FETとすることを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記4) 前記ボトム側バッファをNチャネルソースフォロワとし、前記ボトム側ダイオードはNチャネルMOS−FETとすることを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記5) 前記オフセット電圧発生部は、前記入力信号の直流レベルを検出し、前記直流レベルに対して、あらかじめ設定した正側のオフセットを与えて、前記正側オフセット電圧信号として設定することを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記6) 前記オフセット電圧発生部は、前記入力信号の直流レベルを検出し、前記直流レベルに対して、あらかじめ設定した負側のオフセットを与えて、前記負側オフセット電圧信号として設定することを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記7) 前記ピーク検出部は、前記ピーク側コンデンサの一端にGNDを接続し、前記ボトム検出部は、前記ボトム側コンデンサの一端に、前記ピーク検出部の出力を接続することを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記8) 前記ボトム検出部は、前記ボトム側コンデンサの一端にGNDを接続し、前記ピーク検出部は、前記ピーク側コンデンサの一端に、前記ボトム検出部の出力を接続することを特徴とする付記2記載の信号増幅装置。
(付記9) 前記増幅部は、自動利得制御アンプであって、前記ピーク検出部から出力されたピーク値と、前記ボトム検出部から出力されたボトム値との差分に基づいた既知の関係によって利得を制御する利得制御部をさらに有することを特徴とする付記1記載の信号増幅装置。
(付記10) しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う信号増幅装置において、
正側に振れる前記入力信号の直流レベルを検出し、正側オフセット電圧信号を生成して出力するオフセット電圧発生部と、
前記正側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最大レベルよりも大きい場合は、前記正側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最大レベルが前記正側オフセット電圧信号よりも大きい場合は、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記ボトム値にあらかじめ設定した負側のオフセットを加算して負側ボトムシフト値を生成する負側オフセット電圧加算部と、前記ピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記負側オフセット電圧加算部から出力される前記負側ボトムシフト値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、
前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部と、
を有することを特徴とする信号増幅装置。
(付記11) しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う信号増幅装置において、
正側に振れる前記入力信号の直流レベルを検出し、負側オフセット電圧信号を生成して出力するオフセット電圧発生部と、
前記負側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最小レベルよりも小さい場合は、前記負側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最小レベルが前記負側オフセット電圧信号よりも小さい場合は、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記ピーク値にあらかじめ設定した正側のオフセットを加算して正側ピークシフト値を生成する正側オフセット電圧加算部と、前記ボトム検出部から出力される前記ボトム値と、前記正側オフセット電圧加算部から出力される前記正側ピークシフト値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、
前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部と、
を有することを特徴とする信号増幅装置。
(付記12) 前記ピーク検出部は、前記正側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするピーク側差動アンプと、前記ピーク側差動アンプの出力を整流するピーク側ダイオードと、ピーク電圧を保持するピーク側コンデンサと、前記ピーク値のバッファリングを行うピーク側バッファと、を備える、
ことを特徴とする付記10記載の信号増幅装置。
(付記13) 前記ボトム検出部は、前記負側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするボトム側差動アンプと、前記ボトム側差動アンプの出力を整流するボトム側ダイオードと、ボトム電圧を保持するボトム側コンデンサと、前記ボトム値のバッファリングを行うボトム側バッファと、を備える、
ことを特徴とする付記11記載の信号増幅装置。
(付記14) 前記ピーク側バッファをPチャネルソースフォロワとし、前記ピーク側ダイオードはPチャネルMOS−FETとすることを特徴とする付記12記載の信号増幅装置。
(付記15) 前記ボトム側バッファをNチャネルソースフォロワとし、前記ボトム側ダイオードはNチャネルMOS−FETとすることを特徴とする付記13記載の信号増幅装置。
(付記16) 前記オフセット電圧発生部は、前記入力信号の直流レベルを検出し、前記直流レベルに対して、あらかじめ設定した正側のオフセットを与えて、前記正側オフセット電圧信号として設定することを特徴とする付記12記載の信号増幅装置。
(付記17) 前記オフセット電圧発生部は、前記入力信号の直流レベルを検出し、前記直流レベルに対して、あらかじめ設定した負側のオフセットを与えて、前記負側オフセット電圧として設定することを特徴とする付記13記載の信号増幅装置。
(付記18) 前記ピーク検出部は、前記ピーク側コンデンサの一端にGNDを接続し、前記ボトム検出部は、前記ボトム側コンデンサの一端に、前記ピーク検出部の出力を接続することを特徴とする付記12記載の信号増幅装置。
(付記19) 前記ボトム検出部は、前記ボトム側コンデンサの一端にGNDを接続し、前記ピーク検出部は、前記ピーク側コンデンサの一端に、前記ボトム検出部の出力を接続することを特徴とする付記13記載の信号増幅装置。
(付記20) 前記増幅部は、自動利得制御アンプであって、前記ピーク検出部から出力されたピーク値と、前記ボトム検出部から出力されたボトム値との差分に基づいた既知の関係によって利得を制御する利得制御部をさらに有することを特徴とする付記1、10、11記載の信号増幅装置。
(付記21) 付記1〜20に記載の信号増幅装置からなる、第1の信号増幅部と、
増幅信号のピーク値を検出する第2のピーク検出部と、前記増幅信号のボトム値を検出する第2のボトム検出部と、前記第2のピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記第2のボトム検出部から出力されるボトム値とを分圧して、第2のしきい値レベルを発生する第2の分圧部と、から構成される第2のしきい値制御部と、
前記増幅信号と、前記第2の分圧部から出力された前記第2のしきい値レベルとの差分を増幅して出力する第2の増幅部と、
を有することを特徴とする信号増幅装置。
信号増幅装置の原理図である。 ピーク検出部の動作概要を示す図である。 ピーク検出部の動作概要を示す図である。 ボトム検出部の動作概要を示す図である。 ボトム検出部の動作概要を示す図である。 信号増幅装置の回路構成を示す図である。 信号増幅装置の回路構成を示す図である。 入力信号が小信号のときの波形応答を示す図である。 入力信号が大信号のときの波形応答を示す図である。 アンプの動作点ずれが発生する理由を説明するための図である。 アンプの動作点ずれが発生する理由を説明するための図である。 ピーク検出側を同極性とした信号増幅装置の構成を示す場合の図である。 ボトム検出側を同極性とした信号増幅装置の構成を示す場合の図である。 第1の変形例の構成を示す図である。 第2の変形例の構成を示す図である。 第3の変形例の構成を示す図である。 第4の変形例の構成を示す図である。 第4の変形例の構成を示す図である。 入力信号が小信号のときの波形応答を示す図である。 入力信号が大信号のときの波形応答を示す図である。 信号増幅装置を適用したG−PONシステムを示す図である。 G−PONシステムの概略構成を示す図である。 上り方向の光パケットの伝送フォーマットを示す図である。 ピーク検出回路の概略構成を示す図である。 ピーク検出回路の理想的な出力波形を示す図である。 ピーク検出誤差を示す図である。 ドレイン電流とゲート−ソース電圧の関係の一例を示す図である。 ドレイン電流と微分抵抗の関係の一例を示す図である。 ドレイン電流とカットオフ周波数の関係を示す図である。 交番波形が続いた後に1連続波形となったような場合のしきい値変動を示す図である。
符号の説明
10 信号増幅装置
11 オフセット電圧発生部
20 しきい値制御部
21 ピーク検出部
22 ボトム検出部
23 分圧部
30 増幅部
40 第2のしきい値制御部
41 第2のピーク検出部
42 第2のボトム検出部
43 第2の分圧部
50 第2の増幅部
Din 入力信号
Da 増幅信号
Dout 出力信号
Vth1 しきい値レベル
Vth2 第2のしきい値レベル
D(+) 正側オフセット電圧信号
D(−) 負側オフセット電圧信号

Claims (5)

  1. しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う信号増幅装置において、
    前記入力信号の基準レベルを検出して出力する基準レベル検出部と、正側オフセット電圧値と前記基準レベルとを加算して正側オフセット電圧信号を生成して出力する第1の加算部と、負側オフセット電圧値と前記基準レベルとを加算して負側オフセット電圧信号を生成して出力する第2の加算部と、を含むオフセット電圧発生部と、
    前記正側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最大レベルよりも大きい場合は、前記正側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最大レベルが前記正側オフセット電圧信号よりも大きい場合は、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記負側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最小レベルよりも小さい場合は、前記負側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最小レベルが前記負側オフセット電圧信号よりも小さい場合は、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記ピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記ボトム検出部から出力される前記ボトム値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、
    前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部と、
    を有することを特徴とする信号増幅装置。
  2. 前記ピーク検出部は、前記正側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするピーク側差動アンプと、前記ピーク側差動アンプの出力を整流するピーク側ダイオードと、ピーク電圧を保持するピーク側コンデンサと、前記ピーク値のバッファリングを行うピーク側バッファと、を備え、
    前記ボトム検出部は、前記負側オフセット電圧信号および前記入力信号を入力とするボトム側差動アンプと、前記ボトム側差動アンプの出力を整流するボトム側ダイオードと、ボトム電圧を保持するボトム側コンデンサと、前記ボトム値のバッファリングを行うボトム側バッファと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の信号増幅装置。
  3. 前記ピーク側バッファをPチャネルソースフォロワとし、前記ピーク側ダイオードはPチャネルMOS−FETとすることを特徴とする請求項2記載の信号増幅装置。
  4. 前記ボトム側バッファをNチャネルソースフォロワとし、前記ボトム側ダイオードはNチャネルMOS−FETとすることを特徴とする請求項2記載の信号増幅装置。
  5. しきい値の自動レベル設定を行って、入力信号の増幅を行う信号増幅装置において、
    正側に振れる前記入力信号の基準レベルを検出して出力する基準レベル検出部と、正側オフセット電圧値と前記基準レベルとを加算して正側オフセット電圧信号を生成して出力する加算部と、を含むオフセット電圧発生部と、
    前記正側オフセット電圧信号のレベルが前記入力信号の最大レベルよりも大きい場合は、前記正側オフセット電圧信号を出力し、前記入力信号の最大レベルが前記正側オフセット電圧信号よりも大きい場合は、前記入力信号の最大レベルをピーク値として出力するピーク検出部と、前記入力信号の最小レベルをボトム値として出力するボトム検出部と、前記ボトム値にあらかじめ設定した負側のオフセットを加算して負側ボトムシフト値を生成する負側オフセット電圧加算部と、前記ピーク検出部から出力される前記ピーク値と、前記負側オフセット電圧加算部から出力される前記負側ボトムシフト値とを分圧して、しきい値レベルを発生する分圧部と、から構成されるしきい値制御部と、
    前記入力信号と、前記分圧部から出力された前記しきい値レベルとを差動増幅する増幅部と、
    を有することを特徴とする信号増幅装置。
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