JP5269615B2 - 無線通信装置およびその制御方法 - Google Patents

無線通信装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置およびその制御方法に関する。
VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したインターネット電話などのリアルタイムアプリケーションにおいて接続要求などの呼制御を実現する通話制御プロトコルの1つとしてSIP(Session Initiation Protocol)という規格が定められている(例えば、非特許文献1を参照されたい。)。
SIPは、当初はインターネット上の有線ネットワークで接続されているPCやサーバなどのコンピュータ間でのVoIP通信のために利用されてきた。しかしながら、近年、無線通信機器においてもデジタル化およびIP化が進み、SIPをサポートする無線通信事業者(オペレータ)のSIPサーバおよび無線通信端末(装置)が開発されている。さらに、最近では無線通信技術の発展に伴って、1つの無線通信端末が、異なる無線通信ネットワークに接続可能な複数の無線通信デバイスを備えることが可能になってきた。典型的な構成は、PDA、PC、或いは携帯電話機が、携帯電話ネットワークと接続する第1の無線通信デバイスと、WiFiやWiMAXなどの無線LANやMAN(Metropolitan Area Network)のステーションと接続する第2の無線通信デバイスとを備えるものである。
ウェブサイト:http://www.ietf.org/rfc/rfc3261.txt(SIPを規定するRFC文書)
しかしながら、SIP技術は、元々は有線通信ネットワークを対象とした技術であり、帯域や通信品質が時々刻々と変化する無線通信ネットワークは想定していなかった。さらに、SIP技術は、複数の無線通信ネットワークに接続可能な無線通信装置などは対象としていなかった。即ち、インターネット上の有線通信ネットワークにおけるSIP技術の開発は進んでいるが、異種の無線通信ネットワークが複数あり、このような複数の異種無線ネットワークに跨る通信環境を前提としたSIP技術の開発は遅れている。
図12に、従来技術による無線通信ネットワーク構成図を示す。図に示すように、サーバやゲートウェイとしては、DNSサーバ10、SIPサーバ20、SIPサーバ30、ゲートウェイ(GW)40、SMSサーバ50、SIPサーバ(或いはGW)60、SIPサーバ(或いはGW)70がある。発信側および着信側の通信端末やソフトホンとしては、無線通信端末UA1(無線通信端末#A),無線通信端末UA2(無線通信端末#B)、通信端末(ソフトホン)UA3がある。これらの各端末は、上述した各サーバと、インターネットNET1、オペレータパケットネットワークNET2、オペレータ回線交換ネットワークNET3、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1,RNET2を介して接続している。
例えば、従来技術では、図示したような無線通信ネットワーク構成において、無線通信端末UA1のSIP接続要求(発呼;Invite)に応じて、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1に対応する回線交換ネットワークのSMSサーバ50によるSMS(ショートメッセージサービス)メッセージによって無線通信端末UA2が呼び出される(パケットネットワークへの接続と登録動作の指示)場合、無線通信端末UA2は、呼び出された回線交換ネットワークに対応する(同じ通信事業者が提供する)無線通信ネットワークのパケット交換ネットワーク(この場合はRNET1)を介してSIPサーバ30に対して、SIP(Session Initiation Protocol)の登録動作(Register)を行い、以後SIPの手続きにより通話を成立させる。このような方法は、1つのオペレータ無線通信パケットネットワークとそれに対応する回線交換ネットワークしか利用できない無線通信端末を前提としたものある。一方、無線通信端末UA2が、2つのオペレータ無線通信パケットネットワークRNET1,RNET2に接続する機能を持ち、2つの選択肢がある場合、従来技術のSIP(即ち、SIPを実装する無線通信端末UA2)では、上述したように、接続要求(パケットネットワークへの接続と登録動作の指示)を含むメッセージが通過した経路に対応するネットワーク(この例ではオペレータ無線通信パケットネットワークRNET1)を経由してSIPの登録を行い、このパケットネットワーク経路を使って発呼側/発信側(Calling party)とセッションを取ることになる。このようなセッション確立方式では、発呼側ユーザ(Calling party)が使用を所望するアプリケーションに応じた帯域、或いは、発呼側ユーザの希望する課金などに関する希望や好み、即ち、プリファレンスが必ずしも反映されているとは言えない。即ち、接続要求を行ったユーザ(Calling party)のプリファレンスが全く考慮されていない。
たとえ、発信側が、発呼をSIPの呼設定メッセージ(INVITE)により行うときに、発信側の希望するプリファレンス(条件)を着信側に伝えたとしても、着信側では、発信側の条件にできるだけ対応した無線通信システムを選択することは可能であっても、発信側では、着信側が選択された無線通信システムをセッションを開始するまでは知ることができない。即ち、発信側端末は、着信側端末がどのような無線通信ネットワークに接続できるか(どれだけの帯域を使用できるか)、或いは、実際にどの無線通信システムを選択したのかは、セッションを確立して初めてわかる。そのため、着信側端末が発信側の通知するプリファレンスに合致しない、合致したとしても、その合致内容がどの程度なのかは、セッション確立まで発信側では分らなかった。例えば、着信側端末が、所要帯域に満たない帯域の無線通信ネットワークにしか現状では接続できない場合、発信側端末では、着信側端末の現在の無線通信状況を考慮した最適な帯域、最適な無線通信ネットワークで通信を始めることができなかった。
例えば、発信側:「WiMAX(広帯域),EVDO(低帯域)」、着信側:「EVDO(低帯域)」のときに、発信側が通信料より帯域を優先して、広帯域なWiMAXを選択して着信側に発信したときに、着信側は、帯域優先の条件を通知されたとしても低帯域なEVDOしか接続できないため、着信側は、低帯域なEVDOで接続することとなる。このような状況では、発信側で広帯域なWiMAXを使用しても、着信側で選択された「低帯域なEVDO」がボトルネックとなり、結局、当該セッションの帯域はEVDOの帯域分しか出せず、発信側で消費、占有されるWiMAXの帯域は無駄となり、帯域使用効率の面、消費電力の面からも無駄である。特に、無線通信装置は、携行され移動する場合が多く、その無線接続状況は刻々と変化する。このように、刻一刻と変化する電波伝搬環境にある無線通信装置同士の接続において、相互の無線通信状況に応じた最適な無線通信システムをお互いに選択して、着信側、発信側の相互において効率のよい無線通信接続を提供する技法の開発が必要とされている。従って、発呼側/発信側(Calling Party)の無線通信端末としては、接続可能な複数の無線通信システム(経路、ネットワーク、通信デバイスなど)を有効に利用できていないなどの問題があった。
そこで、本発明は、着信側の無線通信端末が複数の無線通信システム(デバイス/経路、ネットワーク、帯域など)を選択肢として持つ場合に、着信側では、発信側の希望する条件に対応した無線通信システムを選択することを可能にすると共に、着信側の接続可能な無線通信システムの状況に応じて、発信側でも、着信側の状況を考慮した最適な無線通信システムを選択して、相互に最適なものを選択した無線セッションを発信側と着信側との間で最初から確立させる技法(装置、方法)を提供することを目的とする。
上述した諸課題を解決すべく、本発明による無線通信装置は、
複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置(着信側:Called Party)であって、
発信側(発呼する局/端末:Calling Party)から後に発信される呼設定メッセージ(例えばSIPのINVITE)に対し、該発信側が希望する条件(プリファレンス情報)を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを受信する受信部と、
前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する送信部と、
前記応答メッセージの受信後に前記発信側から発信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する制御部と、
を具える。
また、本発明の一実施態様による無線通信装置は、
前記送信部が、
前記条件を満たす無線通信システムを選択できない場合、前記発信側から後に発信される呼設定メッセージに対し、応答することが可能な条件を前記判定結果として前記発信側に送信する、
ことを特徴とする。
また、本発明の一実施態様よる無線通信装置は、
前記応答することが可能な条件とは、前記発信側から後に発信される呼設定メッセージに対し、自端末が応答するために選択する無線通信システムを示す情報(例えば、無線通信規格、帯域、無線通信デバイス名など)である、
ことを特徴とする。
ここで、前記発信側と前記無線通信装置との間に中継サーバ(例えば、SIPサーバ、SMSサーバであり、呼設定メッセージに基づく呼び出しメッセージを送信する)を設け、前記呼設定メッセージ(INVITE)を、前記中継サーバで呼び出しメッセージ(SMS、ページングなど)に変換して、該変換した呼び出しメッセージを送信させる構成を取ることが好適である。
また、本発明の一実施態様による無線通信装置は、
複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置(発信側:Calling Party)であって、
着信側(着呼側の局/端末:Called Party)に呼設定メッセージ(例えばSIPのINVITE)を送信する第1の送信部と、
(第1の送信部が呼設定メッセージの送信を受け付けると、或いは、第1の送信部に送信指令を与える前に)前記第1の送信部による前記呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに前記着信側が応答する際に、自装置(発信側)が希望する条件(プリファレンス情報)を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する第2の送信部と、
前記第2の送信部により送信された問い合わせメッセージに基づいて、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを示す応答メッセージを前記着信側から受信する受信部と、
前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する制御部と、
を具える。
また、本発明の一実施態様による無線通信装置は、
前記制御部が、
前記条件を満たす無線通信システムに接続して応答することが可能である旨の応答メッセージ(条件に従う応答)を前記着信側から受信した場合、該応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から、前記希望する条件を満たす1つの無線通信システム(例えば、所望のネットワークデバイス、帯域など)を選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施態様による無線通信装置は、
前記制御部が、
前記条件を満たさない無線通信システムに接続して応答することが可能である旨の応答メッセージ(条件に従わない応答)を前記着信側から受信した場合、該応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から、1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する、ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた本発明の別の態様による無線通信装置の制御方法は、複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置(着信側:Called Party)の制御方法であって、
発信側(発呼する局/端末:Calling Party)から後に送信される呼設定メッセージ(例えばSIPのINVITE)に対し、該発信側が希望する条件(プリファレンス情報)を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを受信する受信ステップと、
前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する送信ステップと、
前記応答メッセージの受信後に前記発信側から送信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する制御ステップと、
を有する。

また、本発明の一実施態様による無線通信装置の制御方法は、
複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置(発信側:Calling Party)の制御方法であって、
前記着信側への呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに前記着信側が応答する際に、発信側が希望する条件(プリファレンス情報)を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する送信ステップと、
前記送信ステップにより送信された問い合わせメッセージに基づいて、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを示す応答メッセージを前記着信側から受信する受信ステップと、
前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するよう制御する制御ステップと、
を有する。
また、本発明の一実施態様による無線通信装置の制御方法は、
複数の異なる無線通信システムが利用可能な発信側および着信側の無線通信装置の制御方法であって、
前記発信側の無線通信装置が、前記着信側への前記呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに着信側が応答する際に、発信側が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する第1の送信ステップと、
前記着信側の無線通信装置が、前記問い合わせメッセージを前記発信側の無線通信装置から受信する第1の受信ステップと、
前記着信側の無線通信装置が、前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する第2の送信ステップと、
前記発信側の無線通信装置が、前記第2の送信ステップにより送信された応答メッセージを前記着信側から受信する第2の受信ステップと、
前記発信側の無線通信装置が、前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するよう制御する第1の制御ステップと、
前記着信側の無線通信装置が、前記発信側から送信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する第2の制御ステップと、
を有する。
本発明によれば、発信側、着信側双方の無線通信システム(無線通信デバイス、ネットワーク、帯域など)を考慮して、最初から、双方の無線通信状況に応じた、双方において効率的な通信セッションを開始することが可能となる。例えば、最初から両方に最適な無線通信システムを使用することが可能となり、着信側の無線通信システムの帯域を上回る帯域のアプリケーションを発信側で使用することが無くなる。
本発明の一実施態様による無線通信ネットワーク構成図である。 同じオペレータ(無線通信事業者)に契約している無線通信端末間で通信する場合のシーケンス図である。 同じオペレータ(無線通信事業者)に契約している無線通信端末間で通信する場合のシーケンス図である。 同じオペレータ(無線通信事業者)に契約している無線通信端末間で通信する場合のシーケンス図である。 同じオペレータ(無線通信事業者)に契約している無線通信端末間で通信する場合のシーケンス図である。 本発明による無線通信端末、SIPサーバなどの通信装置がサポートする問い合わせメッセージ/応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 本発明による無線通信端末、SIPサーバなどの通信装置がサポートする問い合わせメッセージ/応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 本発明による無線通信端末、SIPサーバなどの通信装置がサポートする問い合わせメッセージ/応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 無線通信端末の機能ブロック図である。 SIPサーバ(呼制御サーバ)の機能ブロック図である。 SMSサーバ(メッセージ送信サーバ)の機能ブロック図である。 従来技術による無線通信ネットワーク構成図である。
本発明の原理・構成を詳細に説明する前に、本発明の典型的な処理シーケンスを簡単に説明する。本発明は様々なタイプの無線通信装置およびその制御方法を対象とするが、典型的な無線通信装置である無線通信端末を例にして説明する。
(1).複数の無線通信ネットワークシステム(デバイス)を具えた無線通信端末(装置)から他の無線通信端末(装置)へリアルタイムアプリケーションの発信をする場合、発信側の無線通信端末は着信側無線通信端末に対し、発信側の接続できる無線通信ネットワーク名と希望するリアルタイムアプリケーションの所要帯域を通知する。着信側の無線通信端末は、自らが接続できる無線通信ネットワークと発信側の接続できる無線通信ネットワークとアプリケーションの所要帯域を考慮して、着信側の無線通信ネットワークを選択し、発信側への応答として選択した着信側の無線通信ネットワークと着信側が接続できる無線通信ネットワーク名を発信側の無線通信端末に通知する。その後、発信側の無線通信端末は、着信側から通知された内容に基づいて無線通信ネットワークを選択し、選択された無線通信ネットワークで必要なSIPの手順を行い、通信状態に至る。
(2).上記で発信側、着信側両方の無線通信端末は、回線交換ネットワークとパケット交換ネットワークに接続することができ、着信側の通常の待ち受け動作は回線交換ネットワーク上で行い、複数のパケット交換網に接続する通信デバイスはドーマント状態にすることで、徒なバッテリーの消耗を未然に防ぐ。発信側も着信側によって通知されるまでの動作は回線交換ネットワーク上で行い、通知されるまでは複数のパケット交換網に接続する通信デバイスをドーマント状態にすることにより、使用するかわからない無線通信ネットワークの通信デバイスを立ち上げたり、通信開始後に最適な無線通信ネットワークを選択しハンドオーバしたりするという無駄をなくすことができる。
(3).処理(1)における発信側の無線通信端末が接続できる無線通信ネットワークと、希望するリアルタイムアプリケーションに必要な帯域は、SMS(Short Message Service)の中に記述して通知する。
(4).処理(1)における着信側で選択した着信側の無線通信ネットワークと着信側が接続できる無線通信ネットワークは、発信側への応答のSMSの中に記述して通知する。
(5).処理(3)において発信側の接続できる無線通信ネットワークと必要帯域を通知された着信側の無線通信端末で、帯域条件を満足する無線通信ネットワークが着信側で複数ある場合は、その中で一番通信料が安い無線通信ネットワークを選択する。
(6).処理(4)における選択した着信側の無線通信ネットワークの帯域が必要帯域に満たなかった場合は、発信側端末は、ユーザに対し所要帯域の少ないアプリケーションに変更するか、着信側の無線通信端末への発信を中止するかの選択を求め、中止が選択された場合には以降の処理は何もせず、終了する。変更が選択された場合には、通知された着信側の無線通信ネットワークの帯域で使用できるアプリケーションに変更し、以降選択された無線通信ネットワークで必要なSIPの手順を行う。
(7).処理(1)において、発信側の無線通信端末は、着信側の無線通信端末で実現して欲しい帯域を優先するか、それとも課金が安くなることを優先するかといった着信側での無線通信ネットワークの選択に関するポリシーを、発信側の接続できる無線通信ネットワーク名と希望するリアルタイムアプリケーションの所要帯域と共に通知する。着信側の通信端末では、通知された無線通信ネットワークの選択に関するポリシーに応じて使用する着信側の無線通信ネットワークを選択する。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。図1に、本発明の一実施態様による無線通信ネットワーク構成図を示す。図に示すように、サーバやゲートウェイとしては、SIPサーバ300、ゲートウェイ(GW)40、SMSサーバ500、SIPサーバ(或いはGW)60、SIPサーバ(或いはGW)70がある。SIPサーバ300は、呼制御サーバとしての機能し、SMSサーバ500は、メッセージ送信サーバとして機能する。発信側および着信側の通信端末としては、無線通信装置としての無線通信端末UA(User Agent)10(無線通信端末#A),無線通信端末UA20(無線通信端末#B)がある。これらの各端末は、上述した各サーバやGWと、オペレータパケットネットワークNET2、オペレータ回線交換ネットワークNET3、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1,RNET2を介して接続している。なお、各端末(装置)は、複数の異なる無線通信システム(ネットワーク)が利用可能である。また、以下、“システム”のことを“ネットワーク”と表現することもある。
無線通信端末UA10、UA20は、オペレータ回線交換ネットワークNET3で待ち受けしており、メッセージの送受信を行うことが可能である。そして、無線通信端末UA10、UA20は、共に、回線交換ネットワークで待ち受けしている時は、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1とオペレータ無線通信パケットネットワークRNET2のパケット交換網に対しては接続しておらず、ドーマントの状態である。オペレータ無線通信パケットネットワークRNET2は、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1に比べてよりブロードバンドなネットワークである。無線通信端末UA20は、複数の無線通信ネットワークに接続することができるいわゆるマルチモード端末である。ここでは、簡単化のため、双方の端末とも、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1と、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET2に接続できるものとする。しかしながら、無線通信端末UA10、UA20が、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1に対応する回線交換ネットワークで待ち受けしている時は、オペレータ無線通信パケットネットワークRNET1のパケット交換網とオペレータ無線通信パケットネットワークRNET2のパケット交換網に対しては接続しておらず、未接続の状態である。
図2、図3、図4、図5は、同じオペレータ(無線通信事業者)に契約している無線通信端末間で通信する場合のシーケンス図である。図2は、発信側の希望条件(選択リクエスト)を着信側が満たす場合のシーケンスを示す。最初に、無線通信端末UA10が無線通信端末UA20に対し電話をかけると、呼設定メッセージの送信に先立って、使用する無線通信ネットワークの問い合わせメッセージ(選択リクエスト)を送るが、中継局となるSMSサーバ500を介して送信する。問い合わせメッセージ(リクエスト)には、
・希望するリアルタイムアプリケーションの種類;
・無線通信端末UA10の接続できる無線通信ネットワーク名;
・希望するリアルタイムアプリケーションの所要帯域;および
・帯域を優先するか、通信料の安さを優先するかの発信側のプリファレンス/ポリシー
が記述されており(図6)、無線通信端末UA10からUA20には、回線交換ネットワークNET3のSMSで送信される。
図6、図7、図8は、本発明による無線通信端末、SIPサーバなどの通信装置がサポートする問い合わせメッセージ/応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。これらの図において(a)が、問い合わせメッセージのフォーマットであり、(b)がそれに対する応答メッセージである。
図6は、図2に示したシーケンスにおけるメッセージである。図6(a)に示すように、無線通信端末UA10は、問い合わせメッセージ(リクエスト)として:
・希望するリアルタイムアプリケーションの種類はIP-TV電話;
・無線通信端末UA10が接続できるのはIEEE208.16e、EVDO、CDMA-1X;
・所要帯域は500kbps(AS:500);および
・帯域優先(プリファレンス:bandwidth)
を送信している。
無線通信端末UA20は、無線通信ネットワークの選択リクエストを受け取ると、その中に記述されている無線通信端末UA10の接続できる無線通信ネットワーク名、希望するリアルタイムアプリケーションの所要帯域、帯域を優先するか通信料の安さを優先するかの希望条件(プリファレンス/ポリシー)と、着信端末である無線通信端末UA20の接続できる無線通信ネットワークを考慮して、無線通信端末UA10との通信セッションで使用する無線通信ネットワークを選択する。そして、無線通信ネットワークの選択リクエストの応答メッセージとして、図6(b)に示すような、着信端末として選択した無線通信ネットワーク名、無線通信端末UA20が接続できる無線通信ネットワーク名を記述して、無線通信端末UA10に対し回線交換のSMSで送信する。
図6(b)では、無線通信端末UA20は、応答メッセージとして:
・選択した無線通信端末UA20の無線通信ネットワークはEV−DO(無線通信ネットワーク1);および
・無線通信端末UA20が接続できるのはEVDO、CDMA-1X
を送信している。
このような問い合わせ/応答メッセージのフォーマットを導入することによって、本発明のように、発信側の希望する条件(プリファレンス情報)を着信側に伝達し、発信側は着信側の応答条件を、セッション開始前に知ることが可能となり、着信側が選択した無線通信システム(帯域情報も含む)に対応した制御を発信側で行うことが可能となる。
図2の説明に戻るが、無線通信端末UA10では、着信側が所要帯域を満たすRNET1を選択し(ステップK1)、その旨の通知をSMSとして受信する。希望する選択リクエストを満たす旨の通知を受けた発信端末である無線通信端末UA10は、最初の予定通りに、所望の帯域である500Kに対応したアプリケーションを使うことを決定し、無線通信ネットワークRNET1を自動的に選択し(ステップS1)、SIPの接続要求(登録:REGISTER)をSIPサーバ300に対して行う。その後、SIPの手順にて無線通信端末UA10と無線通信端末UA20とのセッション(通信)を確立して、両端末のユーザは通話を開始する。具体的には、次に、SIPサーバ300に対し無線通信端末UA20への呼設定メッセージであるINVITEを送信する。INVITEを受け取ったSIPサーバ300は、SMSサーバ500に対し無線通信端末UA20に対する呼出要求情報を送信する。SMSサーバ500は、無線通信端末UA20に対し起動メッセージを送信する。起動メッセージを受信した無線通信端末UA20は選択した無線通信ネットワークRNET1で接続し、SIPサーバ300に登録する。このように図2、図6では、着信側が選択した無線通信ネットワークが、発信側のリクエストの帯域を満たす場合を示したが、以下に発信側のリクエストの帯域を満たさない場合を図3、図7で示す。
図3は、発信側の希望条件(選択リクエスト)を着信側が満たさない場合のシーケンス図である。図3では、無線通信システムとしては、発信側が提示した希望条件に満たすEVDOを使った無線通信ネットワークRNET1を選択するが、着信側の無線通信端末UA20の電波状態が悪いため、希望条件の所要帯域である5000kbps(AS:5000)を満たさず、500kbpsしか確保できない旨のメッセージが送信される(ステップK2)。
応答メッセージを受信した無線通信端末UA10は、ステップS2にて、選択された無線通信ネットワークでは希望するリアルタイムアプリケーションを使用出来ないため、ユーザに対し、所要帯域の少ないアプリケーションに変更するか、無線通信端末UA20への発信を中止するかの選択を求める。ユーザが、ステップS3にて、アプリケーションの変更を承認している。アプケーションが低帯域用のものに変更された場合は、アプリケーション自体の変更(テレビ電話から音声のみの電話への変更)の他に、例えば、低ビットレートに適したコーディックに変更したり、テレビ電話の画質モードを高画質から低画質に変更したり、カラー画像からモノクロ画像に変更したりアプリケーションのパラメータを変更したりするものも含む。する。なお、ステップS3にて、無線通信端末UA20への発信の中止が選択された場合には、ここで発信を止めて処理を終了する。以後は、図2と同様である。
このように、最初の発信側から着信側への発信側の接続可能な無線通信ネットワークと必要帯域などの通知を回線交換ネットワークで行うことで、発信側で事前に最適かどうかわからない無線通信ネットワークデバイスを立ち上げて登録することや、事前に登録してしまった無線通信ネットワークから最適な無線通信ネットワークへの切り替えを無くすことができる。
図4は、発信側の希望条件(選択リクエスト)を着信側が満たさない場合のシーケンス図である。図7は、図4に示したシーケンスにおけるメッセージである。ステップK3までは、図3の場合と同様であり、無線通信システムとしては、発信側が提示した希望条件に満たすEVDOを使った無線通信ネットワークRNET1を選択するが、着信側の無線通信端末UA20の電波状態が悪いため、希望条件の所要帯域である5000kbps(AS:5000)を満たさず、500kbpsしか確保できない旨のメッセージが送信される(ステップK3)。
応答メッセージを受信した無線通信端末UA10は、ステップS3にて、着信側で可能な帯域(500kbps、図7(b))では、発信側が希望する無線通信ネットワークリアルタイムアプリケーション(5000kbpsを必要とする。図7(a))を使用出来ないため、ユーザに対して確認することなく自動的に、所要帯域の少ないアプリケーションに変更する(ステップS3)。以後は、図2と同様である。この場合は、発信側において、着信側の選択状況に応じて、自動的に帯域が小さいアプリケーションに変更されるため、迅速に通信を開始することが可能となる。なお、帯域のみならず、帯域がより小さい別の無線通信ネットワークを発信側が利用可能である場合には、その帯域がより小さい別の無線通信ネットワークに自動的に変更して、SIPを開始することも可能であることに注意されたい。
図5は、発信側の希望条件(選択リクエスト)を着信側が満たす場合のシーケンス図であり、図2の場合の変形例である。図8は、図5に示したシーケンスにおけるメッセージである。ステップK4にて、無線通信端末UA20は、発信側、着信側ともに帯域の大きい無線通信ネットワークRNET1を選択している。そして、図8(b)に示しように、無線通信端末UA20は、
・選択した無線通信端末UA20の無線通信ネットワークはEV−DO(無線通信ネットワーク1);
・選択した無線通信端末UA10の無線通信ネットワークはEV−DO(無線通信ネットワーク1):および
・無線通信端末UA20が接続できるのはEVDO、CDMA-1X
として、応答を送信している。即ち、着信側の無線通信端末UA20が、発信側の無線通信端末UA10が選択すべき無線通信ネットワークがEV−DOであることを判定し、通知している。
この場合、応答メッセージを受信した無線通信端末UA10は、図2のステップS1のような自己で無線通信ネットワークを選択する制御は行わない。応答メッセージの選択結果に従った無線通信ネットワークRNET1を使ってSIP通信の接続要求を行う。以降の処理は図2の場合と同様の処理である。
表1に、問い合わせメッセージとそれに対する応答メッセージの組み合わせを幾つか示す。上段は、条件を満たす場合:「問い合わせメッセージ1―3、応答メッセージ1−3」を示し、下段は、条件を満たさない場合:「問い合わせメッセージ4―6、応答メッセージ4−6」を示す。表に示すように、帯域指定であっても、システム名指定であっても、これらの混在であっても、支障なく希望条件を発信側とで相互に相手の条件や選択結果を把握することが可能である。
Figure 0005269615
例えば、表2のようなテーブルを無線通信端末が双方で記憶部に格納しておけば、発信側や着信側が、無線通信システム1を希望することが条件であることを相手に伝えたい場合には、無線通信規格のEVDO、帯域の500kbps、無線通信デバイス名のA社製カード「ABC」のいずれか1つをメッセージに挿入して送信すればよい。
Figure 0005269615
図9は、無線通信端末の機能ブロック図である。図に示すように、無線通信端末UA20(或いはUA10)は、通信処理部110、制御部(CPU、プロセッサ)120、操作(プリファレンス)入力部130、SIP(拡張)処理部140、無線通信ネットワーク選択処理部150、格納部160、スピーカSP,マイクロフォンMIC、表示部170、音声変調/復調部180、および画像変調/復調部190を備える。無線通信端末UA20は、3つの無線通信インターフェイス処理部210、220,230、およびアンテナANTをさらに備える。各無線通信インターフェイス処理部210,220,230には、それぞれ異種の無線通信ネットワークに接続する機能を持つ通信カードCOM1、COM2、COM3が装着される。通信処理部110は、無線通信ネットワーク選択処理部150および無線インターフェイス処理部210〜230、通信カードCOM1〜COM3のいずれか1つを介して呼設定メッセージ(INVITEメッセージ)を送受信する送信部や受信部として機能する。また、通信処理部110は、無線通信ネットワーク選択処理部150および無線インターフェイス処理部210〜230、通信カードCOM1〜COM3のいずれか1つを介してパケット交換ネットワークと問い合わせメッセージ(SMSメッセージ)の送受信を行う送信部、受信部としても機能する。
図10は、SIPサーバ(呼制御サーバ)の機能ブロック図である。図に示すように、SIPサーバ300は、ログイン(登録)処理部310、呼出要求受信部320、アドレス解決処理部330、呼出要求生成部340、および呼出要求送信部350を備える。ログイン(登録)処理部310は、端末からのログイン(登録)要求(Register)を受け取り、必要な処理を行う。呼出要求受信部320は、発信側のプリファレンス情報を含み、着信側を呼び出すための呼設定メッセージ(Inviteメッセージ)を受信する。呼出要求生成部340は、呼出要求受信部320により受信された呼設定メッセージを着呼側に伝えるために、前記呼設定メッセージを受信したことを示す情報と、呼設定メッセージに含まれる希望する条件(プリファレンス情報)とを含む呼出要求情報(Infoメッセージ)を生成し、呼出要求送信部350は、生成された呼出要求情報(Infoメッセージ)をSMSサーバ(メッセージ送信サーバ)に送信する。
図11は、SMSサーバ(メッセージ送信サーバ)の機能ブロック図である。図に示すように、SMSサーバ500は、情報受信部510および起動メッセージ送信部520を備える。情報受信部510は、SIPサーバ(呼制御サーバ)から送信された前記呼出要求情報を受信する。起動メッセージ送信部520は、情報受信部510で受信した呼出要求情報に基づいて、発信側との通信を起動させる起動メッセージ(SMSメッセージ)に、呼出要求情報に含まれるプリファレンス情報を含めて着信側に送信する。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
関連出願へのクロスリファレンス
本願は、日本国特許出願第2007-019756号(2007年1月30日出願)の優先権の利益を主張し、これの全内容を参照により本願明細書に取り込むものとする。

Claims (9)

  1. 複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置であって、
    発信側から後に発信される呼設定メッセージに対し、該発信側が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを受信する受信部と、
    前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する送信部と、
    前記応答メッセージの受信後に前記発信側から発信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する制御部と、
    を具える無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記送信部が、
    前記条件を満たす無線通信システムを選択できない場合、前記発信側から後に発信される呼設定メッセージに対し、応答することが可能な条件を前記判定結果として前記発信側に送信する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記応答することが可能な条件とは、前記発信側から後に発信される呼設定メッセージに対し、自端末が応答するために選択する無線通信システムを示す情報である、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置であって、
    着信側に呼設定メッセージを送信する第1の送信部と、
    前記第1の送信部による前記呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに前記着信側が応答する際に、自装置が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する第2の送信部と、
    前記第2の送信部により送信された問い合わせメッセージに基づいて、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを示す応答メッセージを前記着信側から受信する受信部と、
    前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する制御部と、
    を具える無線通信装置。
  5. 請求項4に記載の無線通信装置において、
    前記制御部が、
    前記条件を満たす無線通信システムに接続して応答することが可能である旨の応答メッセージを前記着信側から受信した場合、前記複数の無線通信システムの中から、前記希望する条件を満たす1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項4に記載の無線通信装置において、
    前記制御部が、
    前記条件を満たさない無線通信システムに接続して応答することが可能である旨の応答メッセージを前記着信側から受信した場合、該応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から、1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するように前記第1の送信部を制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  7. 複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置の制御方法であって、
    発信側から後に送信される呼設定メッセージに対し、該発信側が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを受信する受信ステップと、
    前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する送信ステップと、
    前記応答メッセージの受信後に前記発信側から送信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する制御ステップと、
    を有する無線通信装置の制御方法。
  8. 複数の異なる無線通信システムが利用可能な無線通信装置の制御方法であって、
    前記着信側への前記呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに前記着信側が応答する際に、発信側が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された問い合わせメッセージに基づいて、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを示す応答メッセージを前記着信側から受信する受信ステップと、
    前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するよう制御する制御ステップと、
    を有する無線通信装置の制御方法。
  9. 複数の異なる無線通信システムが利用可能な発信側および着信側の無線通信装置の制御方法であって、
    記発信側の無線通信装置が、前記着信側への呼設定メッセージの送信に先立って、該呼設定メッセージに着信側が応答する際に、発信側が希望する条件を満たす無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージを前記着信側に送信する第1の送信ステップと、
    前記着信側の無線通信装置が、前記問い合わせメッセージを前記発信側の無線通信装置から受信する第1の受信ステップと、
    前記着信側の無線通信装置が、前記受信した問い合わせメッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムのうち、前記条件を満たす無線通信システムを選択して前記呼設定メッセージに応答することが可能であるか否かを判定し、該判定結果を示す応答メッセージを前記発信側に送信する第2の送信ステップと、
    前記発信側の無線通信装置が、前記第2の送信ステップにより送信された応答メッセージを前記着信側から受信する第2の受信ステップと、
    前記発信側の無線通信装置が、前記受信した応答メッセージに基づいて、前記複数の無線通信システムの中から1つの無線通信システムを選択して、前記呼設定メッセージを前記着信側に送信するよう制御する第1の制御ステップと、
    前記着信側の無線通信装置が、前記発信側から送信された呼設定メッセージに対し、前記判定結果に基づく無線通信システムを選択して応答するよう制御する第2の制御ステップと、
    を有する無線通信装置の制御方法。
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