JP5263118B2 - 送風装置の施工方法及び送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダクト部材を通して空気の吹き出し、または空気の吸い込みと吹き出しを行う送風装置の施工方法、及び送風装置に関する。
本体部に吸い込んだ空気を、ダクト部材を通して屋外等に排気する送風装置、ダクト部材を通して本体部に吸い込んだ空気を、ダクト部材を通して屋外等に排気する送風装置が提案されている。
このような送風装置を天井等の設置場所に施工する工程では、本体部を設置場所の近くまで持ち上げ、本体部に固定されているダクト接続部材に、設置場所に配管されているダクト部材を接続していた。
これに対して、ダクト接続部材を本体部と独立した部品とし、ダクト接続部材を送風装置の本体部から分離させて、ダクト接続部材とダクト部材の接続を行うようにした送風装置が提案されている。
このような送風装置を天井等の設置場所に施工する工程では、ダクト部材が接続されたダクト接続部材を設置場所に固定した後、ダクト接続部材と本体部の位置合わせをして、本体部を設置場所に固定していた(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2585853号公報
従来の送風装置の施工方法では、設置場所に固定したダクト接続部材と本体部の位置合わせが必要で、ダクト接続部材と本体部を確実に接続するために、施工に手間が掛かっていた。また、ダクト接続部材を設置場所に固定する工程と、本体部を設置場所に固定する工程が必要で、作業工数が多く掛かっていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、容易な施工工程で、ダクト接続部材と本体部の接続を確実に行えるようにした送風装置の施工方法及び送風装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、送風装置の本体部から取り外されたダクト接続部材にダクト部材を接続するダクト部材接続工程と、ダクト部材が接続されたダクト接続部材を、本体部に取り付けるダクト接続部材取付工程と、ダクト部材が接続されたダクト接続部材が取り付けられた本体部を、設置場所に形成された開口部に挿入して固定する本体部取付工程とを行う送風装置の施工方法であって、副ダクト部材が接続された副ダクト接続部材を、設置場所に形成された開口部に固定する副ダクト接続部材取付工程を、本体部取付工程より前に行うと共に、ダクト接続部材取付工程で、ダクト部材が接続されたダクト接続部材を、本体部に対して位置をずらして取り付け、本体部取付工程で、本体部を開口部に挿入する動作により、ダクト接続部材を本体部に対して所定の取付位置に移動させる送風装置の施工方法である。
また、本発明は、空気を吸い込んで吹き出す送風手段を有した本体部と、空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、本体部に対してダクト接続部材を着脱可能に構成し、本体部とダクト接続部材を相対的に動かすことで、本体部の所定の位置にダクト部材を固定するダクト接続部材取付機構とを備え、ダクト接続部材取付機構は、本体部に取り付けられたダクト接続部材が、本体部から外れることを防止する係止部と、本体部を設置する際に本体部が押される方向に沿って延在し、本体部に対してダクト接続部材をスライド移動可能に支持するガイド部を備え、本体部から取り外されたダクト接続部材にダクト部材が接続され、ダクト部材が接続されたダクト接続部材が、本体部とダクト接続部材を相対的に動かすことで、ダクト接続部取付機構により本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態として、ダクト接続部材が取り付けられた本体部が設置場所に取り付けられるようにし、係止部は、ガイド部でスライド移動可能に支持されたダクト接続部材の可動範囲を規制して、本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態のダクト接続部材が本体部から外れることを防止するようにした送風装置である。
更に、本発明は、空気を吸い込んで吹き出す送風手段を有した本体部と、空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、本体部に対してダクト接続部材を着脱可能に構成し、本体部とダクト接続部材を相対的に動かすことで、本体部の所定の位置にダクト部材を固定するダクト接続部材取付機構とを備え、ダクト接続部材取付機構は、本体部を設置する際に本体部が押される方向に沿って延在し、本体部に対してダクト接続部材をスライド移動可能に支持する一対のガイド部と、本体部に取り付けられたダクト接続部材が、本体部から外れることを防止する係止部が一体に設けられたガイド部材を、本体部の一の面に備え、本体部から取り外されたダクト接続部材にダクト部材が接続され、ダクト部材が接続されたダクト接続部材が、本体部とダクト接続部材を相対的に動かすことで、ダクト接続部取付機構により本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態として、ダクト接続部材が取り付けられた本体部が設置場所に取り付けられるようにした送風装置である
本発明では、ダクト接続部材を送風装置の本体部から分離させて、ダクト接続部材とダクト部材の接続が行われる。また、ダクト部材が接続されたダクト接続部材は、本体部とダクト接続部材を相対的に動かすことで、工具を用いることなく本体部に取り付けられる。
本発明によれば、ダクト接続部材とダクト部材を接続する工程では、ダクト接続部材を本体部から分離させて作業を行うことができる。これにより、本体部をダクト部材が設置されている場所まで持ち上げて、接続作業を行う必要がなく、施工が容易に行なえる。
また、ダクト部材が取り付けられたダクト接続部材を本体部に取り付けて、本体部とダクト接続部材を一体化してから、本体部を設置場所に固定することで、本体部の固定時に、本体部とダクト接続部材の位置合わせが不要となる。更に、ダクト接続部材を設置場所に固定する工数を減らすことができる。
送風装置の第1の実施の形態の施工方法の一例を示す施工説明図である。 第1の実施の形態の施工方法で施工された送風装置の施工例を示す構成図である。 送風装置の第2の実施の形態の施工方法の一例を示す施工説明図である。 第2の実施の形態の施工方法で施工された送風装置の施工例を示す構成図である。 本実施の形態の送風装置の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントを取り付ける過程を示す構成図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の正面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の要部側面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の要部平面図である。 第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた排気ダクトジョイントの構成図である。 第1の実施の形態の変形例のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図である。 第1の実施の形態の変形例のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントを取り付ける過程を示す正面図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側面図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた排気ダクトジョイントの正面図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する上部係止具の構成図である。 第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する下部係止具の構成図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部正面図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側断面図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成するガイド枠の正面図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成するガイド枠の側断面図である。 第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する排気ダクトジョイントの正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の送風装置の施工方法、及び送風装置の実施の形態について説明する。
<送風装置の第1の実施の形態の施工方法例>
図1は、送風装置の第1の実施の形態の施工方法の一例を示す施工説明図、図2は、第1の実施の形態の施工方法で施工された送風装置の施工例を示す構成図である。
第1の実施の形態の施工方法で施工される送風装置1Aは、例えば、浴室100の天井に設置される浴室換気乾燥暖房装置である。送風装置1Aは、図2に示すように、本体部2Aに取り付けられたフロントパネル20が、浴室100の天井パネル101に露出する形態で、本体部2Aが天井パネル101に設置される。
また、送風装置1Aは、本体部2Aにダクト接続部材である排気ダクトジョイント3EAが取り付けられ、排気ダクトジョイント3EAにダクト部材である排気ダクト4EAが接続される。送風装置1Aは、図示しない建物の外壁に、排気ダクト4EAに接続される屋外グリル40EAが設置される。
送風装置1Aは、フロントパネル20から本体部2Aに空気を吸い込み、吸い込んだ空気をフロントパネル20から吹き出す機能、フロントパネル20から吹き出す空気を加熱する機能、及び、フロントパネル20から本体部2Aに吸い込んだ空気を、排気ダクト4EAへ吹き出す機能を有する。
これにより、送風装置1Aは、浴室100の空気をフロントパネル20から本体部2Aに吸い込み、加熱した空気をフロントパネル20から浴室100に吹き出すことで、浴室100に温風を吹き出す暖房モードが実行される。
また、送風装置1Aは、浴室100の空気をフロントパネル20から本体部2Aに吸い込み、室温に応じた空気をフロントパネル20から浴室100に吹き出すことで、浴室100に涼風を吹き出す涼風モードが実行される。
更に、送風装置1Aは、フロントパネル20から本体部2Aに吸い込んだ浴室100等の空気を、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40から屋外に排気することで、浴室100等の空気を排気する換気モードが実行される。
また、送風装置1Aは、浴室100内の空気を循環させながら、温風または涼風を吹き出す動作と、浴室100内の空気を排気する動作を行うことで、衣類や浴室100等を乾燥させる乾燥モードが実行される。
送風装置1Aは、排気ダクトジョイント3EAが本体部2Aに対して着脱可能に構成され、送風装置1Aの施工時には、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aから取り外して、排気ダクトジョイント3EAと排気ダクト4EAの接続が行われる。
すなわち、送風装置の第1の実施の形態の施工方法は、送風装置1Aの本体部2Aから排気ダクトジョイント3EAを取り外し、図1(a)に示すように、本体部2Aと分離された排気ダクトジョイント3EAを、天井裏の空間102に配置された排気ダクト4EAと接続する。
排気ダクト4EAが接続された排気ダクトジョイント3EAを、図1(b)に示すように本体部2Aに取り付け、排気ダクト4EAが接続された排気ダクトジョイント3EAが取り付けられた本体部2Aを、図1(c)に示すように、天井パネル101の開口部101aに固定する。
このように、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aに対して着脱可能とすることで、排気ダクトジョイント3EAと排気ダクト4EAを接続する工程では、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aから分離させて作業を行うことができる。これにより、本体部2Aを天井パネル101の近くまで持ち上げて、排気ダクト4EAの接続作業を行う必要がない。
また、排気ダクト4EAが取り付けられた排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aに取り付けて、本体部2Aと排気ダクトジョイント3EAを一体化してから、本体部2Aを天井パネル101に固定することで、本体部2Aの固定時に、本体部2Aと排気ダクトジョイント3EAの位置合わせが不要となる。
<送風装置の第2の実施の形態の施工方法例>
図3は、送風装置の第2の実施の形態の施工方法の一例を示す施工説明図、図4は、第2の実施の形態の施工方法で施工された送風装置の施工例を示す構成図である。
第2の実施の形態の施工方法で施工される送風装置1Bは、例えば、浴室100の天井に設置される浴室換気乾燥暖房装置である。送風装置1Bは、図4に示すように、本体部2Bに取り付けられたフロントパネル20が、浴室100の天井パネル101に露出する形態で、本体部2Bが天井パネル101に設置される。
また、送風装置1Bは、本体部2Bに排気ダクトジョイント3EAが取り付けられ、排気ダクトジョイント3EAに排気ダクト4EAが接続される。更に、送風装置1Bは、本体部2Bに副吸込ダクトジョイント3BAが取り付けられ、副吸込ダクトジョイント3BAに副吸込ダクト4BAが接続される。
送風装置1Bは、図示しない建物の外壁に、排気ダクト4EAに接続される屋外グリル40EAが設置される。また、送風装置1Bは、浴室100に隣接した洗面脱衣室110に、副吸込ダクト4BAに接続される副吸込グリル40BAが設置される。なお、トイレ等の図示しない他室に、副吸込ダクト4BAに接続される副吸込グリル40BAが設置されていても良い。
送風装置1Bは、フロントパネル20から本体部2Bに空気を吸い込み、吸い込んだ空気をフロントパネル20から吹き出す機能、フロントパネル20から吹き出す空気を加熱する機能、及び、フロントパネル20及び副吸込グリル40BAから副吸込ダクト4BAを通して本体部2Bに吸い込んだ空気を、排気ダクト4EAへ吹き出す機能を有する。
これにより、送風装置1Bは、浴室100の空気をフロントパネル20から本体部2Bに吸い込み、加熱した空気をフロントパネル20から浴室100に吹き出すことで、浴室100に温風を吹き出す暖房モードが実行される。
また、送風装置1Bは、浴室100の空気をフロントパネル20から本体部2Bに吸い込み、室温に応じた空気をフロントパネル20から浴室100に吹き出すことで、浴室100に涼風を吹き出す涼風モードが実行される。
更に、送風装置1Bは、フロントパネル20から本体部2Bに吸い込んだ浴室100の空気、及び、副吸込グリル40BAから副吸込ダクト4BAを通して本体部2Bに吸い込んだ他室の空気を、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気することで、浴室100等の空気を排気する換気モードが実行される。
また、送風装置1Bは、浴室100内の空気を循環させながら、温風または涼風を吹き出す動作と、浴室100内の空気を排気する動作を行うことで、衣類や浴室100等を乾燥させる乾燥モードが実行される。
送風装置1Bは、排気ダクトジョイント3EAが本体部2Bに対して着脱可能に構成される。また、送風装置1Bは、本体部2Bに取り付けられた排気ダクトジョイント3EAが、本体部2Bに対して上下方向のスライド移動可能に構成される。更に、送風装置1Bは、副吸込ダクトジョイント3BAが本体部2Bと独立した部品である取付枠30BAに取り付けられる。
送風装置1Bの施工時には、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Bから取り外して、排気ダクトジョイント3EAと排気ダクト4EAの接続が行われる。また、送風装置1Bは、副吸込ダクトジョイント3BAを本体部2Bから取り外して、副吸込ダクトジョイント3BAと副吸込ダクト4BAの接続が行われる。
すなわち、送風装置の第2の実施の形態の施工方法は、図3(a)に示すように、本体部2Bと分離された副吸込ダクトジョイント3BAを、天井裏の空間102に配置された副吸込ダクト4BAと接続し、副吸込ダクトジョイント3BAに副吸込ダクト4BAが接続された取付枠30BAを、天井パネル101の開口部101aに固定する。
また、送風装置1Bの本体部2Bから排気ダクトジョイント3EAを取り外し、本体部2Bと分離された排気ダクトジョイント3EAを、天井裏の空間102に配置された排気ダクト4EAと接続する。
排気ダクト4EAが接続された排気ダクトジョイント3EAを、図3(b)に示すように、本体部2Bに取り付ける。本体部2Bに取り付けられた排気ダクトジョイント3EAを、本体部2Bに対して上方にスライドさせた状態として、本体部2Bを、天井パネル101の開口部101aに挿入する。そして、図3(c)に示すように、本体部2Bを押し上げることで、排気ダクトジョイント3EAに対して本体部2Bを上方にスライドさせると共に、副吸込ダクトジョイント3BAの取付枠30BAに対して本体部2Bを上方にスライドさせて、図3(d)に示すように、本体部2Bを天井パネル101の開口部101aに固定する。
このように、副吸込ダクト4BAが接続される構成の送風装置1Bでは、天井パネル101の開口部101aに本体部2Bを挿入する際に、排気ダクトジョイント3EAを、本体部2Bに対して上方にスライドさせた状態としておくことができる。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが、天井パネル101に取付枠30BAが固定された副吸込ダクトジョイント3BAと本体部2Bを接続するために、天井パネル101の開口部101aに挿入した本体部2Bを押し上げる動作の妨げになることがない。また、取付枠30BAが固定された天井パネル101の開口部101aに挿入した本体部2Bを押し上げる動作で、排気ダクトジョイント3EAを所定の位置に取り付けることができる。
そして、本体部2Bに対して上下方向にスライド移動可能とした排気ダクトジョイント3EAを、本体部2Bに対して着脱可能とすることで、排気ダクトジョイント3EAと排気ダクト4EAを接続する工程では、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Bから分離させて作業を行うことができる。これにより、本体部2Bを天井パネル101の近くまで持ち上げて、排気ダクト4EAの接続作業を行う必要がない。
また、排気ダクト4EAが取り付けられた排気ダクトジョイント3EAを本体部2Bに取り付けて、本体部2Bと排気ダクトジョイント3EAを一体化してから、本体部2Bを天井パネル101に固定することで、本体部2Bの固定時に、本体部2Bと副吸込ダクトジョイント3BAの位置合わせを行えば良く、本体部2Bと排気ダクトジョイント3EAの位置合わせが不要となる。
<本実施の形態の送風装置の構成例>
図5は、本実施の形態の送風装置の一例を示す構成図で、次に、送風装置の一例として、上述した第2の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Bの構成の詳細について説明する。
送風装置1Bは、本例では浴室換気乾燥暖房装置であり、空気を吸い込んで循環させる循環ファン21と、空気を吸い込んで排気する換気ファン22を備える。循環ファン21は送風手段の一例で、回転軸の向きを鉛直方向として循環ファンモータ21Mに取り付けられ、循環ファン21の接線方向に沿った風路を形成する循環ファンケース21a内に配置される。
本体部2Bの下面には、循環ファン21の軸方向に沿った循環ファンケース21aの下面に循環ファン吸込口21bが形成され、循環ファン21の接線方向に沿った風路とつながる循環ファン吹出口21cが形成される。
循環ファンモータ21Mにより循環ファン21が回転駆動されると、循環ファン吸込口21bから空気が吸い込まれ、循環ファン吸込口21bから吸い込まれた空気が、循環ファン吹出口21cから吹き出される。
送風装置1Bは、ヒータ20Hを備える。ヒータ20Hは加熱手段の一例で、例えばPTCヒータが用いられ、循環ファン吹出口21cの近傍に取り付けられる。これにより、循環ファン21を回転駆動すると共にヒータ20Hに通電すると、循環ファン吹出口21cから温風が吹き出す。
換気ファン22は送風手段の一例で、回転軸の向きを鉛直方向として換気ファンモータ22Mに取り付けられ、換気ファン22の接線方向に沿った風路を形成する換気ファンケース22a内に配置される。
換気ファンケース22aの上面には、換気ファン22の軸方向に沿った上側に換気ファン吸込口22bが形成され、換気ファンケース22aの側面には、換気ファン22の接線方向に沿った風路とつながる換気ファン吹出口22cが形成される。
換気ファンモータ22Mにより換気ファン22が回転駆動されると、換気ファン吸込口22bから空気が吸い込まれ、換気ファン吸込口22bから吸い込まれた空気が、換気ファン吹出口22cから吹き出される。
送風装置1Bの本体部2Bは、循環ファンケース21aと換気ファンケース22aが収容される本体ケース23を備える。本体ケース23は、例えば鉄等の金属で構成され、循環ファンケース21aの上側に換気ファンケース22aが重なる形態で取り付けられる。
送風装置1Bは、本体ケース23の一の側面に、換気ファン吹出口22cとつながる排気口23EAが形成され、排気口23EAに排気ダクトジョイント3EAが取り付けられる。
また、送風装置1Bは、本体ケース23の他の側面に、本体ケース23の内側で循環ファンケース21a及び換気ファンケース22aの上側に形成される風路により換気ファン吸込口22bと繋がる1個または2個の副吸込口23BAが形成され、副吸込口23BAに副吸込ダクトジョイント3BAが取り付けられる。
送風装置1Bは、副吸込ダクトジョイント3BAに風路を開閉する副吸込口開閉ダンパ24BAを備える。副吸込口開閉ダンパ24BAは、ダンパモータ24Mに駆動されて副吸込口23BAを開閉し、副吸込口開閉ダンパ24BAを閉じると、他室、本例では図4に示す洗面脱衣室110からの空気の吸い込みが停止される。また、副吸込口開閉ダンパ24BAの開度を調整することで、他室から吸い込まれる空気の量が調整される。
送風装置1Bは、換気ファンケース22aの側部に形成された風路により、換気ファン吸込口22bとつながる換気吸込口25EAが、本体部2Bの下面に形成され、換気吸込口25EAを開閉する吸込口開閉ダンパ26EAを備える。吸込口開閉ダンパ26EAは、ダンパモータ26Mに駆動されて換気吸込口25EAを開閉し、吸込口開閉ダンパ26EAを閉じると、図4に示す浴室100からの空気の吸い込みが停止される。また、吸込口開閉ダンパ26EAの開度を調整することで、浴室100から吸い込まれる空気の量が調整される。
送風装置1Bは、本体部2Bの下面にフロントパネル20が着脱可能に取り付けられる。フロントパネル20は、循環ファン吸込口21b及び換気吸込口25EAと対向して吸込口グリル20aが形成され、循環ファン吹出口21cと対向して吹出口グリル20bが形成される。送風装置1Bは、副吸込ダクトジョイントが取り付けられる例で説明したが、副吸込ダクトジョイントが取り付けられない送風装置では、1つのファンを有し、循環と排気で風路を切り換えるダンパを備える構成でも良い。また、送風装置は、ダクトが接続される構成であれば、他の換気装置等であってもよい。更に、送風装置の設置場所は、天井に限らず、壁面内でも良い。
<本実施の形態の送風装置の動作例>
次に、図4及び図5を参照して、本実施の形態の送風装置1Bの動作について説明する。暖房モードでは、ヒータ20Hに通電すると共に、循環ファンモータ21Mを駆動する。また、吸込口開閉ダンパ26EAを閉じて、換気ファンモータ22Mを駆動する。
これにより、フロントパネル20の吸込口グリル20aから、浴室100の空気が循環ファン21で吸い込まれ、循環ファン21で吸い込まれた空気がヒータ20Hで加熱されて、フロントパネル20の吹出口グリル20bから、浴室100に温風が吹き出される。
また、洗面脱衣室110に設置した副吸込グリル40BAから、副吸込ダクト4BAを通して他室の空気が換気ファン22で吸い込まれ、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気される。暖房モードでは、吸込口開閉ダンパ26EAを閉じていることで、フロントパネル20の吸込口グリル20aから、換気ファン22で浴室100の空気は吸い込まれず、暖められた浴室100内の空気が排気されないようにしている。
換気モードでは、吸込口開閉ダンパ26EAを開いて、換気ファンモータ22Mを駆動する。循環ファンモータ21Mは駆動しない。これにより、フロントパネル20の吸込口グリル20aから、浴室100の空気が換気ファン22で吸い込まれ、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気される。また、副吸込グリル40BAから、副吸込ダクト4BAを通して他室の空気が換気ファン22で吸い込まれ、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気される。
乾燥モードでは、ヒータ20Hに通電すると共に、循環ファンモータ21Mを駆動する。また、吸込口開閉ダンパ26EAを開いて、換気ファンモータ22Mを駆動する。
これにより、フロントパネル20の吸込口グリル20aから、浴室100の空気が循環ファン21で吸い込まれ、循環ファン21で吸い込まれた空気がヒータ20Hで加熱されて、フロントパネル20の吹出口グリル20bから、浴室100に温風が吹き出される。
また、フロントパネル20の吸込口グリル20aから、浴室100の空気が換気ファン22で吸い込まれ、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気される。更に、洗面脱衣室110に設置した副吸込グリル40BAから、副吸込ダクト4BAを通して他室の空気が換気ファン22で吸い込まれ、排気ダクト4EAを通して屋外グリル40EAから屋外に排気される。
<第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構の構成例>
図6〜図13は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構の一例を示し、図6は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図、図7は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側面図、図8は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図である。
また、図9は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントを取り付ける過程を示す構成図である。更に、図10は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の正面図、図11は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の要部側面図、図12は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた本体部の要部平面図である。また、図13は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた排気ダクトジョイントの構成図である。
第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Aは、上述した第1の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Aまたは第2の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Bのいずれにも用いられ、本例では、送風装置1Bに用いた例で説明する。第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Aは、本体部2Bに取り付けられるガイド部材31Aと、排気ダクトジョイント3EAに取り付けられるガイド枠32Aを備える。
ガイド部材31Aは、本体ケース23に形成された排気口23EAの両側にネジ等により取り付けられる。ガイド部材31Aは、本体ケース23との間に所定の隙間を有したガイド部33aが形成される。
ガイド部材31Aは、送風装置が天井に設置される構成の場合、本体部を天井に設置する際に押す方向である上下方向に沿ってガイド部33aが延在する。ガイド部33aの上下端のそれぞれが本体ケース23に対して外側に曲げられ、ガイド部33aの下端に抜け止め防止部33bが形成され、ガイド部33aの上端に導入部33cが形成される。なお、ガイド部材31Aは、抜け止め防止部33bと導入部33cが上下で対称な形状とすることで、排気口23EAの左右両側に取り付けられるガイド部材31Aを、上下反転させることで同じ部材で構成することができる。
ガイド枠32Aは、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられる板状の部材の左右両端に誘導部34aが形成され、下端に係止部34bが形成される。なお、ガイド枠32Aと本体部2Bの間には、排気ダクトジョイント3EAへ吹き出される空気が機外に漏れないようにするため、図示しないパッキン等の封止部材が設けられる。封止部材は、ガイド枠32Aの裏面、あるいは本体部2Bの側面に取り付けられる。
左右の誘導部34aはそれぞれ上下方向に延在し、誘導部34aが形成されている部分のガイド枠32Aの幅が、左右一対のガイド部材31Aのガイド部33aの対向する間隔より若干短く構成される。
係止部34bは、誘導部34aの下端から所定の間隔を開けて形成され、誘導部34aの延在方向に対して直交する方向に突出している。また、係止部34bには、ガイド部材31Aの抜け止め防止部33bを乗り越えられるようにするため、溝部34cが形成されている。
ガイド枠32Aの誘導部34aの下端を、ガイド部材31Aの導入部33cに合わせると、係止部34bが誘導部34aの下端から所定の間隔を開けて形成されているので、係止部34bが導入部33cに当たることなく、導入部33cの傾斜に沿って誘導部34aが導入される。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠32Aは、本体部2Bに取り付けられたガイド部材31Aのガイド部33aに誘導部34aが挿入される。
ガイド部材31Aのガイド部33aに、ガイド枠32Aの誘導部34aが挿入された排気ダクトジョイント3EAの本体部2Bへの取り付けは、排気ダクトジョイント3EAを本体部2Bに対して下方に移動させる、あるいは、排気ダクトジョイント3EAに対して本体部2Bを上方に移動させる相対的な動作で行われる。
ガイド部材31Aのガイド部33aに、ガイド枠32Aの誘導部34aが挿入された排気ダクトジョイント3EAを、例えば本体部2Bに対して下方に移動させると、ガイド枠32Aの係止部34bが、ガイド部材31Aの抜け止め防止部33bに当たる。
排気ダクトジョイント3EAを更に移動させると、ガイド枠32Aの係止部34bが、ガイド部材31Aの抜け止め防止部33bの傾斜に沿って移動することで抜け止め防止部33bを押圧して弾性変形させ、抜け止め防止部33bを乗り越える。
ガイド枠32Aの係止部34bがガイド部材31Aの抜け止め防止部33bを乗り越えると、抜け止め防止部33bが弾性変形で元の形状に復元し、排気ダクトジョイント3EAは、本体部2Bに対してガイド部材31Aに沿った上下方向に移動可能に支持される。また、本体部2Bに対して排気ダクトジョイント3EAを上下方向に移動させると、ガイド枠32Aの係止部34bがガイド部材31Aの抜け止め防止部33bに当たる。
これにより、ガイド枠32Aの誘導部34aをガイド部材31Aのガイド部33aに挿入して本体部2Bに取り付けられた排気ダクトジョイント3EAが、本体部2Bから外れることが防止される。
ここで、送風装置1Bでは、ガイド枠32Aの係止部34bを、本体部2Bの下端に形成したフランジ部23Fに突き当たる位置までガイド枠32Aを移動させると、排気ダクトジョイント3EAと排気口23EAの位置が合わせられる。
このため、ガイド部材31Aがフランジ部23Fに対して所定の間隔を開けた高さに取り付けられることで、排気ダクトジョイント3EAが本体部2Bから外れることなく、図3に示すように、所定の範囲で排気ダクトジョイント3EAを上下方向にスライドさせることができる。
更に、ガイド部材31Aの抜け止め防止部33b及びガイド枠32Aの係止部34bは、手で押圧する等により弾性変形に構成される。抜け止め防止部33b及び係止部34bを弾性変形させることで、係止部34bが抜け止め防止部33bを乗り越えられるようになる。
これにより、ガイド枠32Aの誘導部34aをガイド部材31Aのガイド部33aに挿入して本体部2Bに取り付けられた排気ダクトジョイント3EAを、工具を用いることがない等、容易に本体部2Bから取り外すことができ、本体部2Bに対して排気ダクトジョイント3EAが着脱可能に構成される。
<第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構の変形例>
図14〜図15は、第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構の変形例を示し、図14は、第1の実施の形態の変形例のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図、図15は、第1の実施の形態の変形例のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントを取り付ける過程を示す正面図である。ここで、排気ダクトジョイント3EA側の構成については、図13で説明した構成と同じで良い。
図6〜図13で説明した第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構では、排気ダクトジョイント3EAを移動させることで、ガイド枠32Aの係止部34bが、ガイド部材31Aの抜け止め防止部33bを乗り越えるときに、抜け止め防止部33bの弾性変形と共に、ガイド部材31Aのガイド部33aが、排気ダクトジョイント3EAの移動を阻害するような、ガイド枠32Aの誘導部34aを押圧する方向に弾性変形する。
そこで、第1の実施の形態の変形例のダクトジョイント取付機構11Bでは、ガイド部材31Bのガイド部33aと抜け止め防止部33bの間に、応力緩和溝33dを備える。
これにより、抜け止め防止部33bの変形と、ガイド部33aを分離することができ、ガイド部材31Bの抜け止め防止部33bを乗り越えるときに、ガイド部材31Bのガイド部33aが、ガイド枠32Aの誘導部34aを押圧する方向に変形せず、排気ダクトジョイント3EAの移動を阻害することが防止される。なお、左右一対のガイド部材31Bを、上下反転させることで同じ部材で構成できるようにするため、導入部33cとガイド部33aの間にも応力緩和溝33dを形成して、ガイド部材31Bは、上下で対称な形状に構成している。
<第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構の構成例>
図16〜図21は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構の一例を示し、図16は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す正面図、図17は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側面図、図18は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図である。
また、図19は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた排気ダクトジョイントの正面図、図20は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する上部係止具の構成図、図21は、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する下部係止具の構成図である。
第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Cは、上述した第1の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Aに用いられ、排気ダクトジョイント3EAに取り付けられるガイド枠35と、本体部2Aに取り付けられる上部係止具36及び下部係止具37を備える。
ガイド枠35は、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられる板状の部材の上端及び下端に、それぞれ係止部35aと係止部35bが形成され、左右の所定の一方または両端に係止開口部35cが形成される。なお、ガイド枠35と本体部2Aの間には、排気ダクトジョイント3EAへ吹き出される空気が機外に漏れないようにするため、図示しないパッキン等の封止部材が設けられる。封止部材は、ガイド枠35Aの裏面、あるいは本体部2Aの側面に取り付けられる。
上部係止具36は、弾性変形可能な板状の金属材料で構成され、本体部2Aの一の側面の上部に取り付けられる。上部係止具36は、本体部2Aの側面から突出し、ガイド枠35の上端の係止部35aを着脱可能に固定する係止爪部36aが形成される。係止爪部36aは、左右両側に溝部36bが形成され、手で持ち上げる等により弾性変形させることが可能で、工具を用いることがない等、容易に排気ダクトジョイント3EAの取り付けが可能な構成である。
上部係止具36は、係止爪部36aの左右両側で溝部36bより外側の部分が、本体部2Aの側面に沿う方向に折り曲げられて、本体部2Aに対する取付部36cが形成される。そして、ネジ36dまたはナット等の締結手段を用いて、取付部36cが本体部2Aの側面に固定されることで、上部係止具36は、本体部2Aの一の側面の上部に、係止爪部36aが本体部2Aの側面から突出する形態で取り付けられる。
下部係止具37は、弾性変形可能な板状の金属材料で構成され、本体部2Aの一の側面の下部に取り付けられる。下部係止具37は、ガイド枠35の下端の係止部35bが挿抜可能に挿入される収容部37aが形成される。
また、下部係止具37は、本体部2Aの側面との間に所定の隙間が形成され、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠35の係止開口部35cが形成された部分が挿入される導入部37bと、導入部37bから本体部2A方向に突出し、ガイド枠35の係止開口部35cに嵌る係止爪部37cが形成される。
更に、下部係止具37は、導入部37bの下側で収容部37aの左右両側に、本体部2Aに対する取付部37dが形成される。そして、ネジ37eまたはナット等の締結手段を用いて、取付部37dが本体部2Aの側面に固定される。
排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aに取り付けるには、ガイド枠35の下端の係止部35bを、下部係止具37の収容部37aに挿入すると共に、ガイド枠35の係止開口部35cが形成された部分を下部係止具37の導入部37bに挿入し、下部係止具37の係止爪部37cにガイド枠35の係止開口部35cを嵌める。
そして、ガイド枠35の上側を本体部2A方向に押圧することで、ガイド枠35の上端の係止部35aで、上部係止具36の係止爪部36aを弾性変形させて係止爪部36aを乗り越えさせる。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠35の下側は、下部係止具37により本体部2Aに対して上下左右及び本体部2Aから離れる方向の移動が規制され、ガイド枠35の上側は、上部係止具36により本体部2Aに対して上下及び本体部2Aから離れる方向の移動が規制されて、工具を用いることがない等、容易に排気ダクトジョイント3EAが本体部2Aに取り付けられる。
排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aから取り外すには、上部係止具36の係止爪部36aを、手で持ち上げる等により弾性変形させるとともに、下部係止具37の導入部37bを弾性変形させて、下部係止具37の係止爪部37cをガイド枠35の係止開口部35cから外す。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠35の上端の係止部35aを、上部係止具36の係止爪部36aから外すことができると共に、ガイド枠35の下端の係止部35bを、下部係止具37の収容部37aから抜くことができ、工具を用いることがない等、容易に排気ダクトジョイント3EAが本体部2Aから取り外される。
なお、第2の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Cでは、ガイド枠35の係止開口部35cに下部係止具37の係止爪部37cを嵌めて、排気ダクトジョイント3EAの外れを防止する機構とした。これに対して、排気ダクトジョイント3EAの上下方向の移動は、上部係止具36の係止爪部36aと下部係止具37の収容部37aで規制し、左右方向の移動は、上部係止具36を本体部2Aに固定するネジ36dと、下部係止具37を本体部2Aに固定するネジ37eで規制する構成としても良い。このような構成では、ガイド枠35の係止開口部35cと、下部係止具37の係止爪部37cを設けない構成とすることもできる。
<第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構の構成例>
図22〜図27は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構の一例を示し、図22は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部正面図、図23は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部平面図、図24は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を備えた送風装置の本体部にダクトジョイントが取り付けられた状態を示す要部側断面図である。
また、図25は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成するガイド枠の正面図、図26は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成するガイド枠の側断面図、図27は、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構を構成する排気ダクトジョイントの正面図である。
第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Dは、上述した第1の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Aまたは第2の実施の形態の施工方法が適用される送風装置1Bのいずれにも用いられる。以下の説明では、送風装置1Aに用いた例で説明する。
上述した第1の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Aでは、本体ケース23に形成された排気口23EAの両側に、左右で独立した部品でガイド部材31Aを取り付ける構成とした。このような構成では、排気口23EAと本体部2Bの側面との距離が近いと、ガイド部材の取り付けが困難な場合がある。そこで、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Dでは、左右のガイド部材を一体に構成したものである。
すなわち、第3の実施の形態のダクトジョイント取付機構11Dは、本体部2Aに取り付けられるガイド部材38と、排気ダクトジョイント3EAに取り付けられるガイド枠39を備える。
ガイド部材38は、本体ケース23の排気口23EAとつながる開口部38aが形成された板材の両端に、上下方向に沿って延在するガイド部38bが形成される。また、ガイド部材38は、左右の所定の一方の下部または左右の両端の下部に、弾性変形可能な係止爪部38cが突出形成される。
ガイド部材38は、ネジ38d等の締結手段により、本体部2Aの側面に固定される。なお、ガイド部材38と本体部2Aの間には、排気ダクトジョイント3EAへ吹き出される空気が機外に漏れないようにするため、図示しないパッキン等の封止部材が設けられる。封止部材は、ガイド部材38の裏面、あるいは本体部2Aの側面に取り付けられる。
ガイド枠39は、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられる例えば正方形で板状の部材の左右両端に誘導部39aが形成され、左右の両端の上部と下部に、ガイド部材38の係止爪部38cが嵌る形状の係止開口部39bが形成される。なお、ガイド枠39とガイド部材38の間には、排気ダクトジョイント3EAへ吹き出される空気が機外に漏れないようにするため、図示しないパッキン等の封止部材が設けられる。封止部材は、ガイド枠39の裏面、あるいはガイド部材38の表面に取り付けられる。
排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aに取り付けるには、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられるガイド枠39の誘導部39aを、本体部2Aに取り付けられたガイド部材38のガイド部38bに挿入する。排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aに対して下方に移動させる、または、排気ダクトジョイント3EAに対して本体部2Aを上方に移動させる相対的な動作を行うと、ガイド枠39がガイド部材38の係止爪部38cを乗り越えて、ガイド枠39の係止開口部39bにガイド部材38の係止爪部38cが嵌る。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠39は、本体部2Aに対して左右方向の移動及び本体部2Aから離れる方向の移動が、ガイド部材38のガイド部38bで規制され、本体部2Aに対して上下方向の移動が、ガイド部材38の係止爪部38cで規制されて、工具を用いることがない等、容易に排気ダクトジョイント3EAが本体部2Aに取り付けられる。
排気ダクトジョイント3EAを本体部2Aから取り外すには、ガイド部材38の係止爪部38cを弾性変形させて、係止爪部38cをガイド枠39の係止開口部39bから外す。
これにより、排気ダクトジョイント3EAが取り付けられたガイド枠39を、ガイド部材38のガイド部38bに沿って上下方向に移動させることができるようになって、ガイド枠39をガイド部材38から抜くことができ、工具を用いることがない等、容易に排気ダクトジョイント3EAが本体部2Aから取り外される。
ここで、ガイド枠39は、左右の両端の上部と下部に、ガイド部材38の係止爪部38cが嵌る形状の係止開口部39bが形成されており、上下の向きを入れ替えてガイド部材38に挿入しても、係止開口部39bがガイド部材38の係止爪部38cに嵌る。これにより、誤組み付けによる施工不良を防止することができる。なお、ガイド枠39を挿入する向きを決めておけば、係止開口部39bは下部にのみ形成する構成としても良い。
本発明は、ダクトを通して空気の吹き出し、空気の吸い込み、または空気の吹き出しと吸い込み等の送風を行う構成を有した送風装置に適用される。
1A,1B・・・送風装置、11A、11B、11C、11D・・・ダクトジョイント取付機構、2A,2B・・・本体部、20・・・フロントパネル、21・・・循環ファン、22・・・換気ファン、23・・・本体ケース、23EA・・・排気口、23BA・・・副吸込口、3EA・・・排気ダクトジョイント、3BA・・・副吸込口ダクトジョイント、31A・・・ガイド部材、32A・・・ガイド枠、33a・・・ガイド部、33b・・・抜け止め防止部、33c・・・導入部、34a・・・誘導部、34b・・・係止部、34c・・・溝部、35・・・ガイド枠、35a,35b・・・係止部、35c・・・係止開口部、36・・・上部係止具、36a・・・係止爪部、36b・・・溝部、37・・・下部係止具、37a・・・収容部、37b・・・導入部、37c・・・係止爪部、38・・・ガイド部材、38a・・・開口部、38b・・・ガイド部、38c・・・係止爪部、39・・・ガイド枠、39a・・・誘導部、39b・・・係止開口部、4EA・・・排気ダクト、4BA・・・副吸込ダクト、100・・・浴室、101・・・天井パネル、101a・・・開口部、102・・・空間

Claims (5)

  1. 送風装置の本体部から取り外されたダクト接続部材にダクト部材を接続するダクト部材接続工程と、
    前記ダクト部材が接続されたダクト接続部材を、前記本体部に取り付けるダクト接続部材取付工程と、
    前記ダクト部材が接続されたダクト接続部材が取り付けられた前記本体部を、設置場所に形成された開口部に挿入して固定する本体部取付工程とを行う送風装置の施工方法であって、
    副ダクト部材が接続された副ダクト接続部材を、設置場所に形成された開口部に固定する副ダクト接続部材取付工程を、前記本体部取付工程より前に行うと共に、
    前記ダクト接続部材取付工程で、前記ダクト部材が接続された前記ダクト接続部材を、前記本体部に対して位置をずらして取り付け、
    前記本体部取付工程で、前記本体部を前記開口部に挿入する動作により、前記ダクト接続部材を前記本体部に対して所定の取付位置に移動させる
    ことを特徴とする送風装置の施工方法。
  2. 空気を吸い込んで吹き出す送風手段を有した本体部と、
    空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、
    前記本体部に対して前記ダクト接続部材を着脱可能に構成し、前記本体部と前記ダクト接続部材を相対的に動かすことで、前記本体部の所定の位置に前記ダクト部材を固定するダクト接続部材取付機構とを備え、
    前記ダクト接続部材取付機構は、前記本体部に取り付けられた前記ダクト接続部材が、前記本体部から外れることを防止する係止部と、
    前記本体部を設置する際に前記本体部が押される方向に沿って延在し、前記本体部に対して前記ダクト接続部材をスライド移動可能に支持するガイド部を備え、
    前記本体部から取り外された前記ダクト接続部材に前記ダクト部材が接続され、前記ダクト部材が接続された前記ダクト接続部材が、前記本体部と前記ダクト接続部材を相対的に動かすことで、前記ダクト接続部取付機構により前記本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態として、前記ダクト接続部材が取り付けられた前記本体部が設置場所に取り付けられるようにし、
    前記係止部は、前記ガイド部でスライド移動可能に支持された前記ダクト接続部材の可動範囲を規制して、前記本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態の前記ダクト接続部材が前記本体部から外れることを防止するようにした
    ことを特徴とする送風装置。
  3. 前記ダクト接続部材取付機構は、前記本体部の一の面に、前記ダクト接続部材をガイドする一対の前記ガイド部を備え、
    前記ガイド部は、前記ダクト接続部材の導入部と抜け止め防止部を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の送風装置。
  4. 前記ガイド部材は、前記導入部と前記抜け止め防止部を上下で対称な形状とした
    ことを特徴とする請求項3記載の送風装置。
  5. 空気を吸い込んで吹き出す送風手段を有した本体部と、
    空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、
    前記本体部に対して前記ダクト接続部材を着脱可能に構成し、前記本体部と前記ダクト接続部材を相対的に動かすことで、前記本体部の所定の位置に前記ダクト部材を固定するダクト接続部材取付機構とを備え、
    前記ダクト接続部材取付機構は、前記本体部を設置する際に前記本体部が押される方向に沿って延在し、前記本体部に対して前記ダクト接続部材をスライド移動可能に支持する一対のガイド部と、前記本体部に取り付けられた前記ダクト接続部材が、前記本体部から外れることを防止する係止部が一体に設けられたガイド部材を、前記本体部の一の面に備え、
    前記本体部から取り外された前記ダクト接続部材に前記ダクト部材が接続され、前記ダクト部材が接続された前記ダクト接続部材が、前記本体部と前記ダクト接続部材を相対的に動かすことで、前記ダクト接続部取付機構により前記本体部に対して所定の位置からスライドさせた状態として、前記ダクト接続部材が取り付けられた前記本体部が設置場所に取り付けられるようにした
    ことを特徴とする送風装置。
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