JP5262383B2 - 端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法 - Google Patents

端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法に関する。
近年、車両の位置を知らせたり、目的地まで誘導したり、駐車支援をしたりするためのモニタ機能を有したカーナビゲーション装置が知られている。そして、カーナビゲーション装置は、地図情報を有するサーバ装置と通信することにより地図情報などを受信して表示する。また、ユーザにとっては、なるべく詳細な地図情報や音声案内が的確な時点で出力されることが望ましく、そのために通信される情報量を削減するための様々な技術が開示されている。
例えば、カーナビゲーション装置は、一般道路などの速度域の低い道路を当該カーナビゲーション装置が搭載される車両が低速で走行している場合は、小さい縮尺の地図情報を、高速道路などの速度域の高い道路を車両が高速で走行している場合は、大きい縮尺の地図情報をサーバ装置との間で送受信している(特許文献1参照)。
また、例えば、カーナビゲーション装置は、速度域に応じた道路データを記憶し、スクロール表示に必要とされる情報量が所定量以上の場合に、速度域に応じた道路データを表示することで、スクロール表示に必要とされる情報量を少なくしている(特許文献2参照)。
特開2002−5670号公報 特開平2−219084号公報
さて、最近では、GPS(Global Positioning System)機能が搭載された携帯端末があり、当該携帯端末と車両に搭載されたモニタやディスプレイなどの表示装置とを利用したサービスが望まれている。このようなサービスを実現するシステムの一例として、車内に居るユーザが保持している携帯端末と車載ディスプレイとを、通信によって接続することにより実現されるシステムが考えられる。このようなシステムであれば、ディスプレイを含む車載システム側には、地図データを予め格納しておく必要が無くなる。また、表示すべき画像を生成する機能を携帯端末に持たせれば、車載システムはさらに構成を簡易にできる。
しかしながら、このようなシステムを想定した場合、上記従来技術を適用すると、遅延なく的確な時点で必要な情報を出力することができないという課題が出てくる。つまり、このようなシステムでは、携帯端末と車載システムとを近接無線通信で接続することが考えられるが、このような無線通信では大量のデータをリアルタイムに送受信するには帯域が不足しているからである。
一般的に、車両のナビゲーションにおいては、地図情報を出力するだけでなく、音声案内や車線案内などの複数の出力が必要である。上記従来技術では、現時点の情報のみによって出力する情報を準備しているため、上述したような帯域の狭い無線通信回線を介して地図データや、もしくは地図データと音声データとを送信しようとすると遅延が発生し、音声案内やその他の案内画面を出力すべき地点を通過するタイミングにおいて、必要となる音声や画面を出力することができない場合が考えられる。また、GPS機能が搭載された端末を利用してモニタ(表示装置)に表示する場合でも同様の課題が生じる。
そこで、本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、車内にある可搬可能な携帯端末と車載ディスプレイとを通信によって接続することにより実現されるシステムにおいて、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能である端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示する端末装置は、通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信した地図画像のデータと新たに送信する地図画像のデータとの差分を示す差分情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測部と、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量と、前記表示装置が搭載された移動体の速度とに基づいて、前記表示装置に表示させる地図画像の縮尺を決定する表示方法決定部と、前記表示方法決定部によって決定された縮尺の地図画像を前記表示装置に表示させるためのデータを、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信部と、を有することを要件とする。
本願の開示する端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法によれば、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能であるという効果を奏する。
以下に、添付図面を参照して、端末装置、画像表示プログラムおよび画像表示方法の実施例を詳細に説明する。
[端末装置の概要]
最初に、図1−1および図1−2を用いて、実施例1に係る端末装置の概要を説明する。図1−1は、実施例1に係る端末装置の概要を説明するための図であり、図1−2は、差分画像を説明するための図である。
本願の開示する端末装置は、可搬可能なコンピュータ装置であって、例えば、GPSが内蔵されており、地図表示や音声案内などによるナビゲーション機能を有する。また、端末装置は、例えば、近傍型の無線通信手段であるBluetoothを有し、当該端末装置の近傍に配設される表示装置と通信可能である。また、無線通信手段として、例えば、公衆無線網に接続可能な機能を有していても良い。
また、端末装置は、例えば、ナビゲーション機能だけでなく、Webブラウザ、楽曲プレーヤおよびメールなどの様々なアプリケーションを有している。なお、表示装置は、例えば、モニタ、ディスプレイまたはタッチパネルと、スピーカと、CPUと、メモリとを有し、外部から受信する音声や画像などの様々な情報を表示/出力する。
上述した構成において、端末装置は、通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、表示装置に対して送信すべきデータ量を算出する。そして、端末装置は、算出されたデータ量に基づいて、表示装置に出力するデータの表示方法を決定する。続いて、端末装置は、決定された出力するデータの表示方法を、通信回線を介して表示装置に送信する。
具体的には、端末装置は、図1−1に示すように、近傍型の無線通信を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する地図画面や音声案内などの情報に基づいて、当該表示装置に対して送信すべきデータ量を算出する。例えば、図1−2に示すように、車両(移動体)が左上方に移動する場合に表示装置に送信すべきデータは、現在の画面である現画面および新たに送信する画面である新画面の差分を示す差分画像と、当該差分画像で必要となる音声案内などの情報とである。
そして、端末装置は、算出されたデータ量に基づいて、表示装置に出力する画像データの縮尺や領域(画像サイズ)などの表示方法を決定する。続いて、端末装置は、決定された出力する画像データの縮尺や領域などの表示方法と差分画像とを、近傍型の無線通信を介して表示装置に送信する。
上述したように、端末装置は、表示装置との通信にかかるデータ量に基づいて、当該表示装置に表示出力する表示方法を決定することができる結果、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能である。
つまり、端末装置は、表示装置と送受信できるデータ量が限られている通信、および、リアルタイムに表示装置に表示出力すべき状態において、当該通信のデータ量に見合ったデータ量分のみを送信するので、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能である。
[端末装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る端末装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る端末装置の構成例を示す図である。
図2に示すように、端末装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報を出力する。また、端末装置10は、例えば、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネルなど)やスピーカを有し、各種の情報を出力する。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に、ナビゲーションデータ記憶部21を有する。
ナビゲーションデータ記憶部21は、例えば、経路データ、地図データ、POI(Point Of Interface)データおよび音声案内のためのテキストデータなどを記憶する。ナビゲーションデータ記憶部21に記憶される各種データは、端末装置10が搭載されている車両の移動に伴い、例えば、公衆無線網などを介して通信可能に接続しているサーバなどから、当該車両の位置に応じて取得されていても良いし、予め必要なデータがナビゲーションデータ記憶部21に記憶されていても良い。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、位置測位部31と、車速測位部32と、トラフィック予測部33と、地図表示制御部34と、音声データ作成部35と、画像操作列生成部36と、データ通信部37とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
位置測位部31は、例えば、端末装置10が有するGPS、ジャイロおよびマップマッチングにより、車両位置を測位したり車両の移動方向を求めたりする。なお、位置測位部31による位置測位は、例えば、表示装置と連携させて、車速パルスなどの車両情報に基づいて位置を測位することとしても良い。
車速測位部32は、例えば、位置測位部31によって定期的に標定される位置と時間間隔とに基づいて、車両の移動速度や移動量などを算出する。なお、車速測位部32による車速の測位は、例えば、表示装置と連携させて、車速パルスなどの車両情報に基づいて車速を測位することとしても良い。
トラフィック予測部33は、通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、表示装置に対して送信すべきデータ量を算出する。例えば、トラフィック予測部33は、位置測位部31によって測位された車両位置と車両の進行方向とから、通行予定(ナビゲーションの案内予定)となる右左折ポイントやPOIポイントの頻度を算出することにより、音声案内の発生量を算出する。
また、例えば、トラフィック予測部33は、車速測位部32によって算出された車両の移動量から、図1−2に示した表示装置に送信すべき差分画像を算出することにより、地図画像の発生量を算出する。なお、端末装置10と表示装置との間で送受信されるデータは、音声案内と地図画像または地図画像を表示するための情報とであるため、トラフィック予測部33は、端末装置10と表示装置との間で発生するトラフィックを予測できる。
地図表示制御部34は、トラフィック予測部33によって算出されたデータ量に基づいて、表示装置に出力するデータの表示方法を決定する。例えば、地図表示制御部34は、トラフィック予測部33によって算出された表示装置に送信すべきデータ量が多い場合に、縮尺を小さく、トラフィック予測部33によって算出された表示装置に送信すべきデータ量が少ない場合に、縮尺を大きくする表示方法を決定する。
また、音声案内データは、固定長データであるが、送信すべき地図画像または当該地図画像を表示するための情報は、差分画像のため地図表示方法によって大きく異なる。つまり、地図表示制御部34では、通信区間が空いている場合に情報量の多い地図表示方法とし、車両の高速移動時や音声案内の多い場所などで通信トラフィック過多の場合に一時的に情報量の少ない地図表示方法とするなどして、差分画像に必要なデータ量から適切な地図表示方法を選択する。
音声データ作成部35は、例えば、音声案内のテキストデータから音声データを音声合成する。なお、音声データ作成部35によって作成される音声データは、例えば、右左折地点やPOI地点における音声案内に利用される。
画像操作列生成部36は、地図画像操作の命令列を生成する。例えば、画像操作列生成部36は、図3に示すように、車両が移動した場合の画像操作列(アイコン消去、画像シフト、差分画像重畳、アイコン重畳および画像更新などのコマンド)を生成する。画像操作列生成部36によって生成された画像操作列は、後述するデータ通信部37によって差分画像または差分画像情報と共に表示装置に送信され、当該画像操作列に従って表示装置の地図画面が更新される。なお、図3は、画像操作列の例を説明するための図である。
上述した地図画像操作の命令は、ベクターグラフィックス命令ではなく、例えば、画像シフト、画像重畳、オブジェクト画像の登録・重畳・消去、および、画面更新などのビットマップ画像を操作するだけのラスターグラフィックス命令である。このため、表示装置は、ベクターグラフィックス命令を実行するための高機能なグラフィックアクセラレータが不要であり、CPUおよびメモリのみで実行可能な命令セットを有するだけで良い。
データ通信部37は、決定された出力するデータの表示方法を、通信回線を介して表示装置に送信する。例えば、データ通信部37は、地図表示制御部34と、音声データ作成部35と、画像操作列生成部36によって生成された差分画像および画像更新に必要なコマンドと、当該差分画像において必要となる音声案内データとを、Bluetoothなどの通信回線を介して表示装置に送信する。
[地図表示方法決定処理]
次に、図4を用いて、実施例1に係る地図表示方法決定処理を説明する。図4は、実施例1に係る地図表示方法決定処理を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、端末装置10は、ナビゲーションのサービスが開始されると(ステップS101肯定)、車両位置、車両の移動方向、車両の移動速度および車両の移動量などを算出する(ステップS102)。そして、端末装置10は、算出された車両位置と車両の進行方向とから音声案内の発生量を、算出された車両の移動量から表示装置に送信すべき差分画像をそれぞれ算出することにより、端末装置10と表示装置との間で発生する通信トラフィックを予測する(ステップS103)。
続いて、端末装置10は、算出された表示装置に送信すべきデータ量に基づいて地図の表示方法を決定する(ステップS104)。その後、端末装置10は、現在表示されている画面に対して表示方法の変更が必要であるか否かを判定し(ステップS105)、表示方法の変更が必要である場合に(ステップS105肯定)、地図の表示方法を変更する(ステップS106)。
そして、端末装置10は、地図の表示方法が変更された、または、表示方法の変更が必要でない場合に(ステップS105否定)、それぞれに対応する地図画面(図1−2に示した新画面)を作成する(ステップS107)。続いて、端末装置10は、作成された地図画面が初期画面(サービス開始後に始めて出力される地図画面)か否かを判定し(ステップS108)、初期画面である場合に(ステップS108肯定)、通信回線を介して表示装置に向けて全画面を転送することとなる(ステップS109)。
また、端末装置10は、作成された地図画面が初期画面でない場合に(ステップS108否定)、現画面と新画面との差分の領域を算出する(ステップS110)。その後、端末装置10は、算出された差分の領域に応じた画像操作列を作成し(ステップS111)、算出された差分の領域と、画像操作列とを表示装置に対して送信する(ステップS112)。なお、初期画面とは、画像の縮尺が変更されたり、端末装置10の何らかのアプリケーションが利用されたり、通話されたりして画面が変わったことを意味する。
[地図表示方法変更処理]
次に、図5を用いて、実施例1に係る地図表示方法変更処理を説明する。図5は、実施例1に係る地図表示方法変更処理を説明するためのフローチャートである。なお、表示方法の変更とは、上記ステップS103〜ステップS106にかかる地図の表示方法を変更する処理部分の詳細である。
図5に示すように、端末装置10は、例えば、車速が時速40km以上であるか否かを判定し(ステップS201)、車速が時速40km未満である場合に(ステップS201否定)、表示装置に送信する予定のエリアが音声案内の多発エリアであるか否かを判定する(ステップS202)。
そして、端末装置10は、音声案内の多発エリアでない場合に(ステップS202否定)、地図の表示方法を縮尺1/1500に決定する(ステップS203)。また、端末装置10は、音声案内の多発エリアである場合に(ステップS202肯定)、地図の表示方法を縮尺1/3000に決定する(ステップS204)。
また、端末装置10は、車速が時速40km以上である場合に(ステップS201肯定)、さらに車速が時速80km以上であるか否かを判定する(ステップS205)。そして、端末装置10は、車速が時速80km未満である場合に(ステップS205否定)、表示装置に送信する予定のエリアが音声案内の多発エリアであるか否かを判定する(ステップS206)。
続いて、端末装置10は、音声案内の多発エリアでない場合に(ステップS206否定)、地図の表示方法を縮尺1/3000に決定する(ステップS204)。また、端末装置10は、音声案内の多発エリアである場合に(ステップS206肯定)、地図の表示方法を縮尺1/6000に決定する(ステップS207)。なお、端末装置10は、車速が時速80km以上である場合に(ステップS205肯定)、地図の表示方法を縮尺1/6000に決定する(ステップS207)。
ここで判断基準として時速および縮尺率は一例であって、これに限るものではないが、つまり、端末装置10は、走行中の車両の車速と、走行予定であるエリアにおける表示装置に送信すべきデータ量(音声案内のデータ量)とに基づいて、通信トラフィックが少ない場合に詳細な地図表示方法(大きい縮尺の地図表示方法)を、通信トラフィックが多い場合に大まかな地図表示方法(小さい縮尺の地図表示方法)を決定する。
[先読み転送処理]
次に、図6を用いて、表示する地図を先読みして転送する処理を説明する。図6は、表示する地図を先読みして転送する処理を説明するためのフローチャートである。なお、先読みとは、ステップS102およびステップS103において、同時に実行されている処理であり、表示装置にリアルタイムに表示出力させるために、車両の通行予定箇所での情報に基づいて、当該表示装置に送信すべきデータ量を算出する処理である。以下は、先読みされた状態、つまり、表示装置に送信すべきデータ量に基づいて、送信する地図画像や音声案内データなどが作成(および転送)された状態であって、車両が先読みされた位置に到達した時点における処理である。
図6に示すように、端末装置10は、車両が走行中の位置を測位して(ステップS301)、当該車両が先読みされた位置に到達したか否かを判定する(ステップS302)。そして、端末装置10は、走行中の車両位置が先読みされた位置に到達した場合に(ステップS302肯定)、通信回線を介して表示装置へ向けて、作成された地図画像を更新するとともに、音声案内を出力する旨の画像更新命令を表示装置に転送する(ステップS303)。
[実施例1による効果]
上述したように、実施例1に係る端末装置10は、表示装置と接続している通信回線が低トラフィック状態と予測される場合において情報量の多い地図表示方法を決定し、通信回線が高トラフィック状態と予測される場合において情報量の少ない地図表示方法を決定するので、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能である。
例えば、端末装置10は、当該端末装置10が有するGPS、ジャイロおよびマップマッチングにより、車両位置を測位したり車両の移動方向を求めたりする。そして、端末装置10は、測位された位置と時間間隔とに基づいて、車両の移動速度や移動量などを算出する。続いて、端末装置10は、測位された車両位置と車両の進行方向とから通行予定となる右左折ポイントやPOIポイントの頻度を算出することにより、音声案内の発生量を算出する。また、端末装置10は、算出された車両の移動量から、表示装置に送信すべき差分画像を算出することにより、地図画像の発生量を算出する。その後、端末装置10は、算出された表示装置に送信すべきデータ量が多い場合に、縮尺を小さく、算出された表示装置に送信すべきデータ量が少ない場合に、縮尺を大きくする表示方法を決定する。そして、端末装置10は、音声案内のテキストデータから音声データを音声合成する。続いて、端末装置10は、車両が移動した場合の画像操作列を生成する。その後、端末装置10は、生成された差分画像および画像更新に必要なコマンドと、当該差分画像において必要となる音声案内データとを通信回線を介して表示装置に送信する。この結果、端末装置10は、遅滞なく的確な時点で様々な情報を出力させることが可能である。
また、端末装置10は、走行予定の車両位置を先読みし、当該車両位置に基づいた画像操作列を予め転送して、走行している車両が当該車両位置に到達すると画像更新命令のみを表示装置に転送するので、遅滞することなくリアルタイムに地図を表示させることが可能である。
なお、実施例1で利用される画像は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)から取得されるディスプレイに表示される画像の情報を用いることも可能である。
ところで、上記実施例1では、予測された通信トラフィックから地図表示の縮尺を決定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予測された通信トラフィックから地図表示の領域(画像サイズ)を変更することもできる。
そこで、以下の実施例2では、図7および図8を用いて、実施例2に係る端末装置10による処理について説明する。図7は、実施例2に係る表示領域変更処理を説明するためのフローチャートであり、図8は、表示領域変更の例を説明するための図である。
なお、実施例2に係る端末装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1とは異なる初期画面が表示される際の表示領域変更処理を説明する。具体的には、図7におけるステップS401〜ステップS407は、図4におけるステップS101〜ステップS107と、また、図7におけるステップS413およびステップS414は、図4におけるステップS111およびステップS112と同様の処理であるのでその説明を省略する。
[表示領域変更処理]
地図表示領域が画像サイズとなるため、表示領域の拡大・縮小により、転送する差分画像量は増加・減少する。すなわち、表示領域を縮小した地図表示方法を選択することで、転送する差分画像量を小さくでき、通信トラフィック過多時の遅延を低減することが可能となる。
特に、このような地図表示領域の変更は、ナビゲーションサービスの初期画面に対して有用である。差分画像転送では、前画面との差分のみの転送のため、通信量を抑制できる。しかし、走行開始時、他アプリケーション利用後、通話終了後など、ナビゲーションサービスの開始や再開における初期画面表示では、全画面転送が発生するため表示までに時間がかかる。
そこで、移動中は、車両移動に応じた差分画像(車両移動用差分画像)を適用し、停車時など無線帯域が空いたら領域拡大の差分画像(表示領域用差分画像)で表示領域を漸増する。初期画面を狭域地図からはじめ、最終的に画面全体の広域地図を表示する。これにより、初期画面表示の待ち時間を短縮し、また、最終的には表示装置の大画面を使った広域地図を利用できる。
図7に示すように、端末装置10は、地図画面が作成されると(ステップS407)、作成された地図画面について、表示領域が変更されるものであるか、または、移動領域が変更されるものであるかを判定する(ステップS408)。
判定基準としては、例えば、端末装置10の車速測位部32によって算出された車両の移動速度や移動量が所定の値以下であるか否かを基準とする。また、ナビゲーションサービスの開始後に最初の地図画面を表示する際は、表示領域を変更すべきと判断するものとする。
例えば、端末装置10は、車両の移動速度が時速0kmもしくは所定の値以下(例えば、時速20km以下など)の低速であった場合や、単位時間あたりの移動量が「0」もしくは所定の値以下(例えば、1秒あたり5m以下など)であった場合に、表示領域を変更すべきと判断する。なお、端末装置10は、移動速度や移動量が所定の値よりも大きかった場合に、移動に伴う画面領域変更が必要と判断する。
これは、車両の移動量が少なければ移動に伴う画面の変更量が少ないので、端末装置10と表示装置との間を接続する通信のトラフィック量が少なく、すなわち、通信トラフィックに余裕があり、画面の変更量が多くなる画面の表示領域変更を行っても通信遅延が発生しないという考えに基づく判断である。
そして、端末装置10は、移動領域が変更されるものである場合に(ステップS408移動領域変更)、車両の移動量と出力済みの画面データとに基づいて、車両移動用の差分の領域を算出する(ステップS409)。また、端末装置10は、表示領域が変更されるものである場合に(ステップS408表示領域変更)、表示領域を拡大するものであるか、または、表示領域を縮小するものであるかを判定する(ステップS410)。
例えば、端末装置10は、ナビゲーションサービスの開始後に最初の地図画面を表示する際に、表示領域を縮小するものと判定し、これ以外の場合に拡大するものと判定する。これは、サービス開始後は、最初の地図画面を表示する際には画面データ量が多いので、縮小した領域、すなわち、少ない画面データ量からなる狭域地図を表示させることで、データ転送にかかる時間(および画面描画にかかる時間)を短縮化させ、地図を早く表示させるためである。なお、最初の地図画面を表示する以外の場合には、既に地図画面が出力されており、車両の移動量が少ないという判定に伴った表示領域の変更であるので、出力済みの表示領域を拡大する。
また、拡大の度合いについては、システムの設計に伴い適宜設定することができる。例えば、端末装置10は、表示領域の大きさを図8のように3段階の「小」、「中」、「大」とし、「大」の大きさは表示装置のディスプレイ全画面(もしくはディスプレイ上の地図表示用領域全体)と同じ大きさにする。そして、端末装置10は、最初の地図画面を「小」(図8の一番上)の表示領域を出力し、以後、車両が停止するたびに1段階ずつ表示領域を大きくしていく(例えば、1回目の車両停止中で「中」に、2回目の車両停止で「大」にする)。
そして、端末装置10は、表示領域を拡大するものである場合に(ステップS410拡大)、表示領域拡大用の差分の領域を算出する(ステップS411)。なお、端末装置10は、表示領域が一番大きい状態になった後は、それ以上の表示領域拡大は行わない。また、端末装置10は、表示領域を縮小するものである場合に(ステップS410縮小)、表示領域縮小用の差分の領域(最初の地図画面として出力すべき領域)を算出する(ステップS412)。
つまり、図8に示すように、端末装置10は、初期画面を表示する場合には小さい表示領域の地図を送信し、車両の移動中には車両移動に応じた画像操作列を適用し、車両の停車時などで地図を移動させる必要がなくなり通信回線のトラフィックが少なくなると、領域拡大の画像操作列で表示領域を漸増し、最終的に画面全体の広域地図を表示する。
[実施例2による効果]
要するに、端末装置10は、初期画面表示時において、初期画面を狭域地図で表示し、通信トラフィックの多少により最終的に画面全体の広域地図で表示することができる結果、データ量の多い初期画面の表示待ち時間を短縮し、よりリアルタイムに詳細な地図を表示することが可能である。
ところで、上記実施例1では、表示装置に地図画面を表示出力させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示装置のディスプレイと端末装置10が有するディスプレイとの二画面を利用して表示出力することもできる。
そこで、以下の実施例3では、図9および図10を用いて、実施例3に係る端末装置10による処理について説明する。図9は、実施例3に係る二画面表示処理を説明するためのフローチャートであり、図10は、二画面表示の例を説明するための図である。
なお、実施例3に係る端末装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1とは異なる二画面表示処理を説明する。具体的には、図9におけるステップS501〜ステップS506は、図4におけるステップS101〜ステップS106と、また、図9におけるステップS510〜ステップS514は、図4におけるステップS108〜ステップS112と同様の処理であるのでその説明を省略する。
[二画面表示処理]
図9に示すように、端末装置10は、ステップS502で得られた車速に基づいて、当該端末装置10の画面に地図表示するか否かを判定し(ステップS507)、車速が高速(例えば、時速80km以上など)であれば、端末装置10の画面に地図表示すると判定し(ステップS507肯定)、端末装置10の画面に地図を表示出力する(ステップS508)。
なお、ステップS507の判断基準は、上記に限る必要はなく、例えば、ステップS502で得られた位置情報に基づいて、現在位置が高速道路上に位置すると判断された場合に、端末装置10の画面に地図表示すると判定しても良い。また、端末装置10は、表示装置との間を接続する通信回線のトラフィックの多少に基づいて、当該端末装置10の画面に地図表示するか否かを判定し、通信回線がトラフィック過多(通信トラフィック量が所定の値よりも大きい)である場合に、端末装置10の画面に地図表示すると判定することとしても良い。
また、端末装置10は、端末装置10の画面に地図表示しないと判定された場合に(ステップS507否定)、通常通りに表示装置用の地図画面を作成する(ステップS509)。なお、画像操作列または全画面を転送した端末装置10は、画面更新命令を表示装置に対して転送する(ステップS515)。
例えば、図10に示すように、表示装置と端末装置10の画面との二画面を利用する場合に、表示装置には小さな縮尺の地図で広域表示させ、端末装置10には大きな縮尺の地図で狭域を表示させる。この場合、端末装置10に表示させる地図の縮尺は、ステップS506までで決定された縮尺率とし、表示装置に表示させる地図の縮尺は、端末装置10に表示させる縮尺率よりも、1段階小さな縮尺の地図とさせることが考えられる。
二画面における縮尺率の関係は、端末装置10に表示させる地図の方が、表示装置に表示させる地図よりも大きな縮尺(詳細な地図)であれば良い。さらに、二画面を利用する場合には、例えば、表示装置の地図は動かさずに車両の位置だけを更新させる画像操作列を適用することで、表示装置上の画像の更新量を抑制することができる。
[実施例3による効果]
要するに、端末装置10は、通常のカーナビゲーション装置とは異なり、通信回線を介して接続している表示装置だけでなく、当該端末装置10の画面も利用するので、表示装置に送信すべき差分画像量を抑制することが可能である。すなわち、実施例3では、表示装置と端末装置10との二画面を利用するとともに、それぞれの画面に表示する地図の縮尺を異ならせ、車両の移動に伴い頻繁に画像更新(地図移動)が発生する大きな縮尺の地図を端末装置10が有するディスプレイ上に、画像更新頻度が低い小さな縮尺の地図を表示装置が有するディスプレイ上に出力させることで、表示装置と端末装置10との間を接続する通信回線のトラフィックが過多である場合でも、画面出力を遅延することなくナビゲーションサービスを実施することができる。
ところで、上記実施例1〜実施例3では、地図画面を表示装置に表示出力させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、地図画面と、当該地図画面とは異なるアプリケーションを表示装置に表示出力させることもできる。
そこで、以下の実施例4では、図11〜図14を用いて、実施例4に係る端末装置10による処理について説明する。図11は、実施例4に係る端末装置10の構成例を示す図である。なお、実施例4に係る端末装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1とは異なる構造化解釈処理を説明する。
[実施例4に係る端末装置の構成]
図11において、構造化データ記憶部22は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)/XML(Extensible Markup Language)形式のデータを記憶しており、アプリケーションの画面構造が記述されている。なお、構造化データ記憶部22に記憶されるデータは、端末装置10内に予め記憶させておいても、端末装置10の公衆無線網経由で適宜ダウンロードされたものであっても良い。
構造化解釈部38は、構造化データ記憶部22に記憶されるデータに基づいて、ボタン、テキストおよびアイコンなどのGUI(Graphical User Interface)部品のレイアウトを解釈する描画エンジンである。
例えば、構造化解釈部38は、ボタンが押下された、または、メニューが選択されたなどの表示装置のXY座標上で発生するユーザ入力イベントの位置に対し、画面のレイアウトに従ってその意味を解釈する。そして、構造化解釈部38は、解釈した意味に従って、図示しないアプリケーションにイベントを通知して画面の更新を行う。
ここで、アプリケーションとは、例えば、Webブラウザ、楽曲プレーヤ、ゲームおよびメールなどのGUIを有する端末装置10上で動作するアプリケーションである。また、アプリケーションは、表示中の地図に対する何らかの操作指示を行うためのアプリケーションであっても良い。アプリケーションの画面は、例えば、構造化言語の一つであるHTML/XMLにより記述される。また、アプリケーションは、例えば、画面におけるボタン押下などのユーザ入力に応じて、公衆無線網からコンテンツをダウンロードしたり、楽曲の再生を開始したりする。
続いて、構造化解釈部38は、構造化データ記憶部22に基づいて、画面のレイアウトを認識しているので、画面更新の範囲が全画面であるか部分画面であるかを検出する。部分更新の場合は、全画面を描画せずに必要な一部だけを描画および転送する。
図12は、表示装置上に出力された分割された画面の例を示す図である。この例では、地図画面を画面左側領域に表示させるとともに、画面右側領域に複数のジャンルのニュース画面を表示させるためのボタンが表示されている。端末装置10は、表示装置に表示出力されている画面が図12に示すような画面である場合に、画面左側領域で出力している地図画面については、上記実施例1〜実施例3で開示した方法により、表示装置と端末装置10との間の通信トラフィック量に応じて再描画する領域を特定する。
また、画面右側領域で出力されるボタン画面については、押下されたXY座標に対応する構造化文書の意味を解釈し、例えば、押下されたXY座標がボタンに相当すると判定されれば、再描画が必要なボタンの領域、すなわち、画面上の一部の領域のみを描画および転送できる。従って、高速な画面更新が可能である。
[構造化解釈処理]
次に、図13および図14を用いて、実施例4に係る構造化解釈処理を説明する。図13は、構造化の画面の例(図12に示した画面右側領域に相当する)を示す図であり、図14は、実施例4に係る構造化解釈処理を説明するためのフローチャートである。
図14に示すように、端末装置10は、アプリケーションが起動すると、初期コンテンツを読み込み(ステップS601肯定)、当該コンテンツに基づいて画面レイアウトを解釈する(ステップS602)。そして、端末装置10は、図13の(A)に示すように、解釈された画面レイアウトから全画面を描画し(ステップS603)、表示装置に転送する(ステップS604)。
続いて、端末装置10は、ユーザによりタッチパネルが押下されて、ユーザ入力イベント(X,Y)を受信すると(ステップS605肯定)、画面レイアウトと照らし合わせてユーザによる入力情報を判断する(ステップS606)。その後、端末装置10は、ユーザによる入力情報の判断に基づいて、アプリケーションにボタン押下イベントを通知し(ステップS607)、画面の更新が必要か否かを判定する(ステップS608)。
そして、端末装置10は、画面の更新が必要である場合に(ステップS608肯定)、当該画面の更新が全画面であるか部分画面であるかを判定する(ステップS609)。続いて、端末装置10は、画面の更新が部分画面である場合に(ステップS609部分画面)、ボタン押下に対して、ユーザへフィードバックするため、図13の(B)に示すように、ボタン押下された領域のみを反転して部分描画し(ステップS611)、差分画像を表示装置に転送する(ステップS612)。
また、端末装置10は、ユーザがタッチパネルをリリースすると、アプリケーションにボタンがリリースされた旨のイベントを通知し、リリースされた領域のみを再度部分描画し、差分画像を表示装置に転送して画面を元に戻す(図13の(C)参照)。そして、ボタン押下またはリリースイベントを受信したアプリケーションは、それぞれのイベントに対する処理を実行して画面遷移する。
なお、端末装置10は、画面の更新が全画面である場合に(ステップS609全画面)、アプリケーションによるイベントに対する処理実行に応じて、新規コンテンツを読み込み、図13の(D)に示すように、全画面描画して画面を更新する(ステップS610)。
[実施例4による効果]
要するに、端末装置10は、転送する差分画像を効率的に抽出し、通信量が多くなる全画面描画を抑制するので、当該端末装置10のGUIアプリケーションを表示装置において利用する際の応答性能を向上させることが可能である。
ところで、上記実施例では、予測された通信トラフィックから地図表示方法を決定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、端末装置10のバッテリの状態に応じて地図表示方法を決定することもできる。
そこで、以下の実施例5では、図15を用いて、実施例5に係る端末装置10による処理について説明する。図15は、実施例5に係る端末装置10の構成例を示す図である。なお、実施例5に係る端末装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1とは異なるバッテリモニタ部39を説明する。
[実施例5に係る端末装置の構成]
バッテリモニタ部39は、例えば、端末装置10のバッテリをモニタして、バッテリの残量を地図表示制御部34に通知する。そして、地図表示制御部34は、例えば、バッテリモニタ部39によって通知されたバッテリの残量が所定の値よりも少ない場合に、表示装置に送信すべきデータ量を削減する地図表示方法を決定する。詳細には、端末装置10は、表示中の地図は変更せずに、地図上に表示される車両のポイントのみを移動させる表示方法にしたり、車両が交差点に近づいた場合にのみ地図表示を更新させたりする。
[実施例5による効果]
要するに、端末装置10は、通信トラフィックに応じた地図表示方法と、さらに、端末装置10のバッテリの残量に応じた省電力な地図表示方法とから決定するので、端末装置10のバッテリ残量が少ない場合でも、端末装置10のナビゲーションを有効に利用することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)端末装置の構成、(2)通信の種類、(3)サーバ装置による画像表示方法、(4)表示装置が地図情報を保持、(5)全画面転送、(6)CPU負荷に応じた二画面利用、(7)表示装置に送信する情報、(8)表示方法、(9)プログラム、において異なる実施例を説明する。
(1)端末装置の構成
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示した「トラフィック予測部33」などの具体的名称)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、位置測位部31と、車速測位部32とを、車両の位置および車速を測位する位置/車速測位部として統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)通信の種類
また、上記実施例1〜実施例5では、近傍型の無線通信であるBluetoothを利用する場合を説明したが、無線通信だけでなく、端末装置10と表示装置とをケーブルで繋いだ有線通信を利用することとしても良い。
(3)サーバ装置による画像表示方法
また、上記実施例1〜実施例5では、端末装置10による画像表示処理を説明したが、表示装置と通信可能なサーバ装置によって画像表示処理を実行することとしても良い。例えば、サーバ装置は、通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、表示装置に対して送信すべきデータ量を算出し、算出されたデータ量に基づいて、表示装置に出力するデータの表示方法を決定し、決定された出力するデータの表示方法を、通信回線を介して表示装置に送信する。
(4)表示装置が地図情報を保持
また、上記実施例1〜実施例5では、地図情報を有する端末装置10を説明したが、地図情報を有する表示装置に対して、画面操作列(コマンド)と位置情報とを送信し、表示装置が画面操作列を実行することとしても良い。
(5)全画面転送
また、上記実施例1では、先読み転送処理により差分画像のみを表示装置に送信する場合を説明したが、先読みされた全画面を、時間をかけて送ることとしても良い。なお、かけられる時間は、車両が先読みされた位置に到達するまでである。
(6)CPU負荷に応じた二画面利用
また、上記実施例3では、表示装置と端末装置10との間で発生する通信量に応じて画像操作命令を変更したが、端末装置10のCPU負荷に応じて行うこととしても良い。例えば、画面転送においては、端末装置10のCPUが利用されるため、転送量が少ない方が負荷は低く、また、表示装置用の高解像度な画面を端末装置10で描画すると、CPU負荷が高まる。よって、負荷に応じて表示領域を縮小したり、二画面を利用したりすることは、端末装置10の処理負荷を低減するので、結果、詳細でかつリアルタイムなナビゲーション機能を提供できる。
(7)表示装置に送信する情報
また、上記実施例1〜実施例5では、差分画像を表示装置に送信する場合を説明したが、差分画像自体を表示装置に送信することなく、当該差分画像を示す位置情報などを表示装置に送信して表示出力させることとしても良い。
(8)表示方法
また、上記実施例1〜実施例5では、画像の表示方法の例として縮尺や領域などの情報を利用する場合を説明したが、画像の解像度、カラー数、音声テキストの長短および音声テキストの音質などの種々の情報を利用することとしても良い。
(9)プログラム
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図16を用いて、上記実施例に示した端末装置10と同様の機能を有する画像表示プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、画像表示プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図16に示すように、端末装置としてのコンピュータ110は、バス180などで接続され、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160を有する。
ROM150には、上記実施例1に示した端末装置10と同様の機能を発揮する画像表示プログラム、つまり、図16に示すようにトラフィック予測プログラム150aと、表示方法決定プログラム150bと、送信プログラム150cとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜プログラム150cについては、図2に示した端末装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150cをROM150から読み出して実行することで、図16に示すように、プログラム150a〜プログラム150cは、トラフィック予測プロセス140aと、表示方法決定プロセス140bと、送信プロセス140cとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140cは、図2に示した、トラフィック予測部33と、地図表示制御部34と、データ通信部37とに対応する。
そして、CPU140はRAM160に記録されたデータに基づいて画像表示プログラムを実行する。
なお、上記各プログラム150a〜プログラム150cについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜実施例6を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測部と、
前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量に基づいて、前記表示装置に出力するデータの表示方法を決定する表示方法決定部と、
前記表示方法決定部によって決定された出力するデータの表示方法を、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信部と、
を有することを特徴とする端末装置。
(付記2)前記トラフィック予測部は、前記表示装置に送信した情報と新たに送信する情報との差分を示す差分情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出し、
前記送信部は、前記表示方法決定部によって決定された出力するデータの表示方法と、前記トラフィック予測部によって求められた差分情報とを、前記通信回線を介して前記表示装置に送信することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)前記トラフィック予測部は、前記表示装置が搭載された移動体の通行予定箇所での情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記4)前記表示方法決定部は、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が多い場合に、縮尺を小さく、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が少ない場合に、縮尺を大きくする表示方法を決定することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記5)前記表示方法決定部は、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が多い場合に、表示領域を小さく、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が少ない場合に、表示領域を大きくする表示方法を決定することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記6)前記表示装置に表示される表示画面データは構造化言語によって記述されたデータであって、前記構造化言語を解釈するための情報を記憶する構造化データ記憶部と、
前記表示装置から通知されたユーザ入力イベントに関する情報に基づいて、前記構造化データ記憶部を参照して、前記構造化言語を解釈し、前記表示装置に再描画させる領域を特定する構造化解釈部と、
をさらに有することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記7)通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測手順と、
前記トラフィック予測手順によって算出されたデータ量に基づいて、前記表示装置に出力するデータの表示方法を決定する表示方法決定手順と、
前記表示方法決定手順によって決定された出力するデータの表示方法を、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
(付記8)通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信する情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測工程と、
前記トラフィック予測工程によって算出されたデータ量に基づいて、前記表示装置に出力するデータの表示方法を決定する表示方法決定工程と、
前記表示方法決定工程によって決定された出力するデータの表示方法を、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信工程と、
を含んだことを特徴とするサーバ装置による画像表示方法。
実施例1に係る端末装置の概要を説明するための図である。 差分画像を説明するための図である。 実施例1に係る端末装置の構成例を示す図である。 画像操作列の例を説明するための図である。 実施例1に係る地図表示方法決定処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1に係る地図表示方法変更処理を説明するためのフローチャートである。 表示する地図を先読みして転送する処理を説明するためのフローチャートである。 実施例2に係る表示領域変更処理を説明するためのフローチャートである。 表示領域変更の例を説明するための図である。 実施例3に係る二画面表示処理を説明するためのフローチャートである。 二画面表示の例を説明するための図である。 実施例4に係る端末装置の構成例を示す図である。 表示装置上に出力された分割された画面の例を示す図である。 構造化の画面の例を示す図である。 実施例4に係る構造化解釈処理を説明するためのフローチャートである。 実施例5に係る端末装置の構成例を示す図である。 画像表示プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 端末装置
20 記憶部
21 ナビゲーションデータ記憶部
22 構造化データ記憶部
30 制御部
31 位置測位部
32 車速測位部
33 トラフィック予測部
34 地図表示制御部
35 音声データ作成部
36 画像操作列生成部
37 データ通信部
38 構造化解釈部
39 バッテリモニタ部

Claims (6)

  1. 通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信した地図画像のデータと新たに送信する地図画像のデータとの差分を示す差分情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測部と、
    前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量と、前記表示装置が搭載された移動体の速度とに基づいて、前記表示装置に表示させる地図画像の縮尺を決定する表示方法決定部と、
    前記表示方法決定部によって決定された縮尺の地図画像を前記表示装置に表示させるためのデータを、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  2. 前記トラフィック予測部は、前記表示装置が搭載された移動体の通行予定箇所での情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示方法決定部は、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が多い場合に、縮尺を小さく、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が少ない場合に、縮尺を大きくするとを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記表示方法決定部は、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が多い場合に、表示領域を小さく、前記トラフィック予測部によって算出されたデータ量が少ない場合に、表示領域を大きくするとを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信した地図画像のデータと新たに送信する地図画像のデータとの差分を示す差分情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測手順と、
    前記トラフィック予測手順によって算出されたデータ量と、前記表示装置が搭載された移動体の速度とに基づいて、前記表示装置に表示させる地図画像の縮尺を決定する表示方法決定手順と、
    前記表示方法決定手順によって決定された縮尺の地図画像を前記表示装置に表示させるためのデータを、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
  6. 通信回線を介して受信した情報を表示する表示装置に送信した地図画像のデータと新たに送信する地図画像のデータとの差分を示す差分情報に基づいて、前記表示装置に対して送信すべきデータ量を算出するトラフィック予測工程と、
    前記トラフィック予測工程によって算出されたデータ量と、前記表示装置が搭載された移動体の速度とに基づいて、前記表示装置に表示させる地図画像の縮尺を決定する表示方法決定工程と、
    前記表示方法決定工程によって決定された縮尺の地図画像を前記表示装置に表示させるためのデータを、前記通信回線を介して前記表示装置に送信する送信工程と、
    を含んだことを特徴とするサーバ装置による画像表示方法。
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