JP5262353B2 - 通信システム、通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Description
一つの実施形態による通信システムは、通信網である伝送ネットワークを介して互いに通信する複数の通信装置に、それぞれ保守端末(あるいは、架前端末ともいう)が接続される。そして、係る通信システムでは、保守端末間で通信を開始する前に、一方の保守端末が、その保守端末が接続される通信装置との間に保守作業用の通信セッションを確立し、他方の保守端末が、その保守端末が接続された通信装置との間に保守作業用の通信セッションを確立する。そして、一方の保守端末から保守作業用の通信セッションが確立された通信装置へ、共有したい情報を含む命令を送信する。その命令を受信した通信装置は、受信した命令に含まれる情報を含むレポート(すなわち、応答信号)を作成し、そのレポートを、何れかの通信装置と保守作業用の通信セッションが確立されている他の保守端末へ向けて送信する。これにより、係る通信システムは、保守端末間で直接通信することができなくても、保守端末間の情報交換を可能とするものである。
このうち、ルーティング処理部13、メンテナンス処理部14及び伝送処理部15は、マイクロプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、上記の各部を、ファームウェアとして実装してもよい。また、端末処理部11は、保守端末との接続に使用される通信インターフェース(例えば、RS232C)及びその周辺回路と、マイクロプロセッサ上で実行されるプログラムとを有する。同様に、リモート処理部12は、伝送ネットワーク30に通信装置10を接続するための通信インターフェース及びその周辺回路と、マイクロプロセッサ上で実行されるプログラムとを有する。さらに、記憶部16は、ROM、RAMなどの半導体メモリ、あるいは磁気記録媒体及びそのアクセス装置などを有する。さらに、報知部17は、LED、液晶ディスプレイまたはスピーカを有する。
以下、通信装置10の各部について詳細に説明する。
図3に、メンテナンス処理部14の機能ブロック図を示す。図3に示すように、メンテナンス処理部14は、ユーザ登録部141、端末接続確認部142、他局端末連携部143、コマンド実行部144、コマンド解析部145及びレポート送信部146を有する。
表1に、セッションID管理テーブルを示す。
なお、ユーザ登録部141は、通信セッションを確立するか否かを決定するために、ユーザID及びパスワードとともに、あるいはユーザID及びパスワードの代わりに、保守端末の識別情報(端末ID、例えば、所定の規則に従って登録された端末名称、MACアドレス等)を用いてもよい。また、ユーザ登録部141は、通信装置10に直接接続される保守端末40と通信装置10との間に保守作業用通信セッションが確立された場合のみ、通信装置10を保守モードに設定してもよい。
一方、端末接続確認部142は、保守モード設定信号を他の通信装置から受信したときに、通信装置10が保守モードに設定されている場合、保守モード設定信号を送信した通信装置に対して、保守モード設定信号を返信する。
さらに、端末接続確認部142は、記憶部16に記憶された、保守モード設定済みの装置IDと、保守作業対象となる通信装置の装置IDを参照して、保守作業の対象となる全ての通信装置が保守モードに設定されたことを確認すると、そのことを報知部17を介して作業者に通知する。あるいは、端末接続確認部142は、通信装置10との間に保守作業用通信セッションが確立されている全ての保守端末に対して、保守作業の対象となる全ての通信装置が保守モードに設定されたことを示すレポートを送信してもよい。
保守作業の対象となる各通信装置が上記の機能を有することにより、作業者は、各通信装置と保守端末との間に保守作業用通信セッションが確立されているか否かを確認することができる。
他局端末連携部143は、受け取った保守アクションコマンドの実行結果にしたがった保守アクションレポートを作成する。例えば、他局端末連携部143が、保守アクションコマンドにしたがって、所定の連携データを記憶した場合、他局端末連携部143は、その連携データを各保守端末にも通知するように、保守アクションレポートにその連携データを含める。また、保守アクションコマンドが、所定時刻をタイムアップとする計時を行うことを要求するものである場合、他局端末連携部143は、保守アクションレポートに、タイムアップ時刻と計時実行命令を含める。他局端末連携部143は、作成した保守アクションレポートを記憶部16に記憶する。
他局端末連携部143は、保守アクションコマンドの送信元へ、そのコマンドを受け取ったことを示す応答信号を送信する。また他局端末連携部143は、保守アクションコマンドの実行が終了すると、そのコマンドが実行されたことを示す保守アクションコマンド実行フラグの値をONに設定する。
コマンド実行部144は、受信したコマンドにおいて指示された処理を実行すると、処理が終了したことを示す応答信号を作成する。その後、コマンド実行部144は、コマンドの送信元の保守端末へ、ルーティング処理部13を介してその応答信号を送信する。
その際、レポート送信部146は、保守アクションレポートの宛て先を、セッション種別管理テーブルを参照することにより、通信装置10に対して保守作業用ユーザとしてログオンしている各保守端末に決定する。そしてレポート送信部146は、保守アクションレポートに、レポート送信先の保守端末が接続される通信装置の装置IDを宛先情報として付す。その後レポート送信部146は、ルーティング処理部13へ出力する。
保守アクションレポートを送信した後、レポート送信部146は、保守アクションコマンド実行フラグをOFFに設定するとともに、送信し終わった保守アクションレポートを、記憶部16から消去する。
その後、図4(b)及び(c)に示すように、機能フラグ450の次に、保守アクションコマンドの送信元の保守端末が接続される通信装置の装置ID460が記述される。送信元の装置ID460に続いて、任意に、カウントダウンフラグ470及び設定時刻480が記述される。カウントダウンフラグ470が"ON"に設定されている場合、他局端末連携部143は、カウントダウンの完了時刻を設定時刻480に設定し、その完了時刻を保守作業用記憶領域に記憶する。
機能フラグ540または連携データ550の次に、保守アクションレポートの送信元の装置ID560が記述される。送信元の端末ID560に続いて、任意に、カウントダウンフラグ570及び設定時刻580が記述される。これらも、保守アクションレポートの作成において基準となった保守アクションコマンドに含まれるカウントダウンフラグ470及び設定時刻480と同一の値を有する。カウントダウンフラグ570が"ON"に設定されている場合、保守アクションレポートを受信した保守端末は、カウントダウンの完了時刻を設定時刻580に設定し、その完了時刻を保守端末が有する記憶部に記憶する。なお、保守アクションコマンドに含まれる設定時刻480及び保守アクションレポートに含まれる設定時刻580は、計時開始時刻であってもよい。この場合、保守アクションレポートを受信した保守端末は、計時開始時刻になると自動的に計時を開始する。
通信装置10のリモート処理部12は、伝送ネットワーク30を介して通信装置20からの応答信号を受信すると、その応答信号をルーティング処理部13へ渡す。そしてルーティング処理部13は、その応答信号に含まれる宛先情報を参照し、その応答信号を、保守端末40へ転送する(ステップS106)。
以上の手順により、本実施形態に係る通信システム1は、保守端末40から保守端末50へデータを送信することができる。
なお、上記のステップS107において、保守アクションコマンドがレポート送信フラグINHを含み、そのレポート送信フラグINHが保守アクションレポートを送信しない値に設定されていると、ステップS107及びS108の処理は省略される。
さらに、保守端末50から保守端末40へ向けてデータを送信することも、上記の手順において保守端末40と保守端末50を入れ換えることにより、同様に実行することができる。
(1)各作業者が同一の作業リストを参照し、その作業リストに示された所定の作業を終了したことを、上記のシステムを通じて他の作業者に通知することにより、作業者同士が作業の進捗状況を確認することが可能となる。
(2)各通信装置に対して所定の作業を同時に行う必要がある場合、上記のシステムを通じて作業開始時刻または作業完了時刻を通知することにより、各作業者は、その所定の作業を同時に行うことができる。
(3)通信装置から出力される信号強度のチューニングなど、所定時点における各通信装置に対する所定のパラメータの設定値または/及び測定値に基づいて、その所定のパラメータを決定する作業を、一つの保守端末が実行することができる。
各保守端末が有するハードディスクなどの記憶部(図示せず)には、予め同じ作業リストが記憶される。なお、作業リストは、上記の保守アクションコマンドの連携データに作業リストを含ませ、その保守アクションコマンドを送信することにより、一つの保守端末から他の保守端末へ配信されるようにしてもよい。図7(a)及び(b)に、作業リストの一例を示す。図7(a)に示す作業リスト700は、上記のシステム1の保守端末40にて表示される作業リストであり、一方、図7(b)に示す作業リスト750は、上記のシステム1の保守端末50にて表示される作業リストである。作業リスト700、750には、それぞれ、通信装置10、20に対して行う作業が、作業順序に従って上から順に並べられている。そして各作業リストには、各作業に対して、作業段階に応じたチェック欄701〜703が設けられる。各チェック欄701〜703は、各作業に対して、作業者自身がその作業を行なったか否かを示すチェックボックス711〜713と、遠隔地にいる他の作業者がその作業を行ったか否かを示すチェックボックス721〜723とを含む。(なお、各チェックボックスは、便宜上、ONの状態のとき黒、OFFの状態のとき白で表されている)。さらに作業リスト700、750は、それぞれ、作業者が使用する保守端末における作業リストのチェック結果(すなわち、作業の進捗状況)を、他の保守端末に反映させるための同期ボタン705を含む。
各作業者は、保守端末40、50から保守作業者用IDを用いて通信装置10、20へログオンする。その後、各作業者は、保守端末40、50において保守作業用プログラムを起動することにより、それぞれ、保守端末40、50のディスプレイ(図示せず)に、上記の作業リストを表示させることができる。
各作業者は、保守作業を開始すると、作業リストにしたがって、パッケージを交換したり、光ファイバを通信装置に接続するなどの作業を行う。そして各作業が終了する度に、作業者は、マウス、タッチパネル等の入力装置(図示せず)を用いて、対応するチェックボックス711〜713をONにする。そして、作業者は同期ボタン705を押下して、他の保守端末へそのチェック結果を通知する。例えば、通信装置10に対する一連の作業が終了した時点で、作業者が、保守端末40において、入力装置を用いて同期ボタン705を押下したとする。このとき保守端末40は、作業リスト中、ONにされたチェックボックスを調べる。そして保守端末40は、そのONにされたチェックボックスを示す情報を自装置作業情報として、自身の記憶部に記憶する。また保守端末40は、その自装置作業情報を連携データとして含む保守アクションコマンドを作成する。保守端末40は、その保守アクションコマンドを、通信装置10または20に向けて送信する。通信装置10または20は、上記のように、その保守アクションコマンドを受信すると、保守アクションコマンドの連携データから、ONにされたチェックボックスを示す情報を含む保守アクションレポートを作成する。そして通信装置10または20は、保守端末40及び50へ向けて、その保守アクションレポートを送信する。保守端末50は、保守アクションレポートを受信すると、その保守アクションレポートに含まれる情報に基づいて、作業リストのチェックボックス721〜723のうち、保守端末40において作業済みとしてチェックされたものに対応するチェックボックスをONとして表示する。例えば、図7(a)の作業リスト700に示すように、「パッケージ交換」から「光閾値設定完了」までの作業が通信装置10に対して行われた後、保守端末40において同期ボタン705が押下されたとする。この場合、図7(b)の作業リスト750に示すように、保守端末50では、通信装置10に対するそれらの作業が実行されたことを示すチェックボックス721〜723がONとして表示される。そして保守端末50は、通信装置10に対して「パッケージ交換」から「光閾値設定完了」までの作業が行われたことを示す他装置作業情報を、保守端末50の記憶部(図示せず)に記憶する。
また保守端末は、チェックボックス711〜713の何れかをONにする度、あるいは同期ボタン705を押下する度、次に行われるべき作業を、作業リスト上でハイライト表示してもよい。ここで、保守端末は、上記のように全ての通信装置に対して所定の作業が完了していないと、次の作業の実行を禁止する場合、全ての通信装置に対して所定の作業が行われたことを確認した後に、次の作業をハイライト表示する。
各保守端末に対してチューニング作業開始が指示されると、制御端末(保守端末A1)は、その制御端末が接続される通信装置A2及び伝送ネットワークを介して、通信装置B2へチューニングに必要な情報を取得するための保守アクションコマンドを送信する(ステップS801)。例えば、その保守アクションコマンドでは、機能フラグがチューニングに必要な情報(例えば、出力信号強度を決定するための設定パラメータの値等)を要求することを示す値("GET")に設定される。そして保守アクションコマンドを受信した通信装置B2は、チューニングに必要な情報を要求する保守アクションレポートを、通信装置B2に接続される保守端末B1へ向けて送信する(ステップS802)。保守端末B1により、その保守アクションレポートを受信したことが作業者に通知されると、作業者は、通信装置B2に対してアッテネータの交換等の作業を行う。そして作業者は、交換作業に伴う設定作業に従って、チューニングに必要な情報を保守端末B2に入力する(ステップS803)。そして保守端末B2は、入力された情報を連携データとして含む保守アクションコマンドを作成する。作成された保守アクションコマンドは、自動的、あるいは作業者による送信指示に従って、保守端末B2から通信装置A2へ送信される(ステップS804)。この場合、その保守アクションコマンドでは、機能フラグが、通信装置がその保守アクションコマンドに含まれる連携データを保持することを示す値("SET")に設定される。そして保守アクションコマンドを受け取った通信装置A2は、その連携データを含む保守アクションレポートを制御端末へ転送する(ステップS805)。同様の手順により、他の通信装置についてもチューニングに必要な情報を得ることができる。
なお、設定パラメータの修正値は、周知の方法を用いて計算できるため、ここではその修正値の算出方法の詳細な説明は省略する。
以後、制御端末は、全ての通信装置からの必要な情報の取得及び設定値の配信を、全ての通信装置に対してチューニング不要と判定されるか、予め定められた所定回数を越えるまで繰り返す。なお、出力信号強度の設定値は、通信装置に接続された保守端末からのコマンドにより、その通信装置に送信されてもよい。
このように、本実施形態に係る通信システムでは、特定の保守端末が、各通信装置に対する所定の項目についての設定値を計算し、その設定値を各通信装置に対して配信することができるので、正確にチューニング作業を行うことができる。
なお、上記の手順において、保守端末A1は、保守アクションコマンドを通信装置A2へ送信し、通信装置A2から通信装置B2を介して保守端末B1へ保守アクションレポートを送信するようにしてもよい。同様に、保守端末B1は、保守アクションコマンドを通信装置B2へ送信し、通信装置B2から通信装置A2を介して保守端末A1へ保守アクションレポートを送信するようにしてもよい。
(付記1)
通信網(30)を介して接続され、互いにデータの送受信を行う第1の通信装置(10)及び第2の通信装置(20)と、
前記第1の通信装置(10)に接続される第1の端末(40)と、
前記第2の通信装置(20)に接続される第2の端末(50)とを有し、
前記第1の通信装置(10)は、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの一方の端末との間に第1の通信セッションが確立されている場合において、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成する他局端末連携部(143)と、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの他方の端末と、前記第1の通信装置(10)または前記第2の通信装置(20)との間に第2の通信セッションが確立されている場合、前記応答信号を前記他方の端末へ送信するレポート送信部(146)とを有する、
通信システム。(1)(図1、図3)
(付記2)
前記第2の通信セッションが確立されると、前記第2の通信装置(20)は、前記第1の通信装置(10)へ前記第2の通信セッションが確立されたことを通知する、付記1に記載の通信システム。(2)(図3)
(付記3)
前記第1の通信装置(10)は、
前記第2の通信装置(20)から、前記第2の通信セッションが確立されたことを示す前記通知を受信すると、前記第1の通信セッションが確立されているか否かを判定する端末接続確認部(142)と、
前記端末接続確認部(142)が前記第1の通信セッションが確立されていないと判定したとき、作業者に警告する報知部(17)と、
を有する付記2に記載の通信システム。(3)(図2、図3)
(付記4)
前記第1の通信装置(10)は、前記一方の端末から前記命令を受信したときに、前記第1の通信セッションが確立されていない場合、前記命令を拒否するコマンド解析部(145)を有する、付記1〜3の何れか一項に記載の通信システム。(図3)
(付記5)
前記第1の通信装置(10)は記憶部(16)を有し、かつ前記一方の端末から前記命令を受信したときに、前記記憶部(16)に連携情報記憶領域を設定し、該連携記憶領域に前記命令に含まれる前記所定の情報を記憶する、付記1〜4の何れか一項に記載の通信システム。(図2)
(付記6)
前記他方の端末は、前記第1の通信装置(10)または前記第2の通信装置(20)と前記第2の通信セッションを確立した後、前記第1の通信装置(10)に対して連携情報を取得する命令を送信し、
前記第1の通信装置(10)の前記他局端末連携部(143)は、前記連係情報記憶領域に記憶された前記所定の情報を含む第2の応答信号を作成し、
前記第1の通信装置(10)の前記レポート送信部(146)は、前記第2の応答信号を前記他方の端末へ送信する、付記5に記載の通信システム。(図3)
(付記7)
前記第1及び第2の通信セッションは、前記第1の通信装置(10)または前記第2の通信装置(20)に対する保守作業用の情報を前記第1の端末(40)と前記第2の端末(50)間で通信するための通信セッションである、付記1〜6の何れか一項に記載の通信システム。(図1)
(付記8)
前記第1の通信装置(10)は、保守作業用のユーザ識別情報を記憶する記憶部(16)と、
前記一方の端末から入力されたユーザ識別情報と、前記保守作業用のユーザ識別情報とが一致する場合、前記一方の端末との間で前記第1の通信セッションを確立するユーザ登録部(141)を有する、付記1に記載の通信システム。(図2、図3)
(付記9)
第1の端末(40)と接続され、該第1の端末(40)と、通信網(30)を経由して接続される他の通信装置(20)と接続された第2の端末(50)との間の通信を行う通信装置(10)であって、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの一方の端末との間に第1の通信セッションが確立されている場合において、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成する他局端末連携部(143)と、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの他方の端末と、前記通信装置(10)または前記他の通信装置(20)との間に第2の通信セッションが確立されている場合、前記応答信号を前記他方の端末へ送信するレポート送信部(146)と、
を有する通信装置。(4)(図1、図3)
(付記10)
第1の通信装置(10)に接続された第1の端末(40)と、通信網(30)を経由して該第1の通信装置(10)に接続される第2の通信装置(20)と接続された第2の端末(50)との間で通信する通信方法であって、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの一方の端末と前記第1の通信装置(10)との間に第1の通信セッションを確立し、
前記第1の端末(40)または前記第2の端末(50)のうちの他方の端末と、前記第1の通信装置(10)または第2の通信装置(20)との間に第2の通信セッションを確立し、
前記第1の通信装置(10)は、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成し、
前記応答信号を前記他方の端末へ送信する、
ことを含む通信方法。(5)(図1、図6)
10、20 通信装置
30 伝送ネットワーク
40、50 保守端末
11 端末処理部
12 リモート処理部
13 ルーティング処理部
14 メンテナンス処理部
15 伝送処理部
16 記憶部
17 報知部
141 ユーザ登録部
142 端末接続確認部
143 他局端末連携部
144 コマンド実行部
145 コマンド解析部
146 レポート送信部
Claims (4)
- 通信網を介して接続され、互いにデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置と、
前記第1の通信装置に接続される第1の端末と、
前記第2の通信装置に接続される第2の端末とを有し、
前記第1の通信装置は、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの一方の端末との間に第1の通信セッションが確立されている場合において、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成する他局端末連携部と、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの他方の端末と、前記第1の通信装置との間に第2の通信セッションが確立されている場合、当該第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ送信し、前記他方の端末と前記第2の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されている場合、所定の通信プロトコルに従って前記第2の通信装置へ前記応答信号を送信し、前記第2の通信装置に前記第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ転送させるレポート送信部とを有し、
前記他方の端末と前記第2の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されると、前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置へ前記第2の通信セッションが確立されたことを通知する
通信システム。 - 前記第1の通信装置は、
前記第2の通信装置から、前記第2の通信セッションが確立されたことを示す前記通知を受信すると、前記第1の通信セッションが確立されているか否かを判定する端末接続確認部と、
前記端末接続確認部が前記第1の通信セッションが確立されていないと判定したとき、作業者に警告する報知部と、
を有する請求項1に記載の通信システム。 - 第1の端末と接続され、該第1の端末と、通信網を経由して接続される他の通信装置と接続された第2の端末との間の通信を行う通信装置であって、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの一方の端末との間に第1の通信セッションが確立されている場合において、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成する他局端末連携部と、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの他方の端末と、前記通信装置との間に第2の通信セッションが確立されている場合、当該第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ送信し、前記他方の端末と前記他の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されている場合、所定の通信プロトコルに従って前記他の通信装置へ前記応答信号を送信し、前記他の通信装置に前記第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ転送させるレポート送信部と、
前記他方の端末と前記他の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されたことを示す通知を受信すると、前記第1の通信セッションが確立されているか否かを判定する端末接続確認部と、
前記端末接続確認部が前記第1の通信セッションが確立されていないと判定したとき、作業者に警告する報知部と、
を有する通信装置。 - 第1の通信装置に接続された第1の端末と、通信網を経由して該第1の通信装置に接続される第2の通信装置と接続された第2の端末との間で通信する通信方法であって、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの一方の端末と前記第1の通信装置との間に第1の通信セッションを確立し、
前記第1の端末または前記第2の端末のうちの他方の端末と、前記第1の通信装置または第2の通信装置との間に第2の通信セッションを確立し、
前記第1の通信装置は、前記一方の端末から所定の情報を含む命令を受信すると、該所定の情報を含む応答信号を作成し、
前記他方の端末と前記第1の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されている場合、当該第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ送信し、前記他方の端末と前記第2の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されている場合、所定の通信プロトコルに従って前記第2の通信装置へ前記応答信号を送信し、前記第2の通信装置に前記第2の通信セッションを介して前記応答信号を前記他方の端末へ転送させ、
前記他方の端末と前記第2の通信装置との間に前記第2の通信セッションが確立されると、前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置へ前記第2の通信セッションが確立されたことを通知する
ことを含む通信方法。
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