JP6888440B2 - 機器管理装置、管理支援装置、機器管理システム、機器管理方法、および機器管理プログラム - Google Patents

機器管理装置、管理支援装置、機器管理システム、機器管理方法、および機器管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器管理装置、端末装置、管理支援装置、機器管理システム、機器管理方法、表示処理方法、機器管理プログラムおよび表示処理プログラムに関する。
従来、一般家庭およびオフィス等において、各種機器と通信することにより複数の機器を管理する管理システムが開発されている(たとえば、国際公開第2014/103341号(特許文献1)参照)。特許文献1には、被写体を所定の露光時間で撮影することにより得られた画像に含まれる複数の輝線のパターンに基づいて、扉の開閉を制御する方法が開示されている。
また、管理装置による機器の管理を行うために、管理装置と機器との間で事前に通信接続が確立される(たとえば、「ZIGBEE SPECIFICATION」、ZigBee Alliance Board of Directors、2008年1月17日発行(非特許文献1)参照)。非特許文献1には、子機である機器と、親機である管理装置との通信接続を確立するための手順が開示されている。具体的には、子機は、所定の条件を満たす親機を検出し、検出した親機に対して通信接続を要求する。そして、親機が自己と同一の通信規格に従う子機からの接続要求を許可することにより、親機と子機との通信接続が確立される。
国際公開第2014/103341号
「ZIGBEE SPECIFICATION」、ZigBee Alliance Board of Directors、2008年1月17日発行
しかしながら、上記のような管理システムでは、親機と子機との間において予期しない組み合わせの通信接続が行われる可能性がある。たとえば、親機に対して管理対象ではない子機が通信接続されたり、子機が当該子機を管理する親機とは別の親機に通信接続されたりする可能性がある。
また、予期しない組み合わせの通信接続が行われることを避けるために、ユーザが管理対象である子機の識別情報などを予め親機に登録するなどの対応が考えられるが、登録のための手間を要する。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することのできる機器管理装置、端末装置、管理支援装置、機器管理システム、機器管理方法、表示処理方法、機器管理プログラムおよび表示処理プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器管理装置は、1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部とを備える。
(3)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る端末装置は、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報を画面に表示する処理を行う表示処理部とを備える。
(5)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る管理支援装置は、機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部とを備え、前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する。
(7)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器管理システムは、1または複数の子機と通信可能な機器管理装置と、前記子機との通信接続を確立する命令を前記機器管理装置へ送信する管理支援装置とを備え、前記管理支援装置は、前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報に基づいて、対象の前記機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を前記対象の機器管理装置へ送信する。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器管理方法は、機器管理装置における機器管理方法であって、前記機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信するステップと、受信した前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機と通信接続を確立する処理を行うステップとを含む。
(9)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る表示処理方法は、端末装置における表示処理方法であって、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信するステップと、受信した前記識別情報を画面に表示する処理を行うステップとを含む。
(10)上記課題を解決するために、この発明の他の局面に係る機器管理方法は、子機との通信接続を確立する命令を機器管理装置へ送信する管理支援装置における機器管理方法であって、前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報、および対象の前記機器管理装置の識別情報を取得するステップと、取得した前記第1対応情報および前記対象の機器管理装置の識別情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を、前記対象の機器管理装置へ送信するステップとを含む。
(11)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器管理プログラムは、機器管理装置において用いられる機器管理プログラムであって、コンピュータを、1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部、として機能させるためのプログラムである。
(12)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る表示処理プログラムは、端末装置において用いられる表示処理プログラムであって、コンピュータを、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報を画面に表示する処理を行う表示処理部、として機能させるためのプログラムである。
(13)上記課題を解決するために、この発明の他の局面に係る機器管理プログラムは、管理支援装置において用いられる機器管理プログラムであって、コンピュータを、機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部、として機能させるためのプログラムであり、前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える機器管理装置として実現することができるだけでなく、機器管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、機器管理装置を備える機器管理システムとして実現したりすることができる。
また、本発明は、このような特徴的な処理部を備える端末装置として実現することができるだけでなく、端末装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、端末装置を備える機器管理システムとして実現したりすることができる。
また、本発明は、このような特徴的な処理部を備える管理支援装置として実現することができるだけでなく、管理支援装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、管理支援装置を備える機器管理システムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るサーバの構成を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置に保存されている対応装置情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置に保存されている対応センサ情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その1)を示す図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その2)を示す図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その3)を示す図である。 図10は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システムにおける通信接続の確立処理の手順を定めたシーケンスの一例を示す図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理システムの構成を示す図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理装置の構成を示す図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理システムにおける通信接続の確立処理の手順を定めたシーケンスの一例を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る機器管理装置は、1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部とを備える。
このような構成により、ユーザが対象子機の識別情報の登録などを事前に行うことなく、対象子機からの接続要求が選択的に許可される。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(2)好ましくは、前記処理部は、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されていない前記子機である非対象子機からの接続要求を拒否する処理、または前記非対象子機との通信接続を切断する処理を行い、接続要求を拒否する処理または通信接続を切断する処理を行ったことを示す接続拒否通知を前記通信部経由で他の装置へ送信する。
このような構成により、機器管理装置と非対象子機との通信接続が確立されることをより確実に回避することができる。また、機器管理装置が接続拒否通知を他の装置へ送信することにより、たとえば、機器管理装置と非対象子機との通信接続の確立が回避されたことをユーザに通知することができる。
(3)本発明の実施の形態に係る端末装置は、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報を画面に表示する処理を行う表示処理部とを備える。
このような構成により、ユーザが画面の内容を確認することにより、対象子機を容易に把握することができるため、対象子機ではない子機を機器管理装置に通信接続させるような操作をユーザにおいて避けることができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(4)好ましくは、前記表示処理部は、前記機器管理装置との通信接続が許可されていない子機である非対象子機からの接続要求が拒否された旨、または前記機器管理装置と前記非対象子機との通信接続が切断された旨をさらに表示する処理を行う。
このような構成により、ユーザが画面の内容を確認することにより、機器管理装置と非対象子機との通信接続の確立が回避されたことを容易に把握することができる。また、子機からの接続要求が拒否された旨、または機器管理装置と子機との通信接続が切断された旨が表示されるため、たとえば、ユーザが機器管理装置との通信接続の確立のための操作を子機に対して行った場合、機器管理装置と当該子機との通信接続が確立したか否かを容易に確認することができる。
(5)本発明の実施の形態に係る管理支援装置は、機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部とを備え、前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する。
このような構成により、機器管理装置は、管理支援装置からの命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている子機からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(6)好ましくは、前記取得部は、ユーザの識別情報と前記機器管理装置の識別情報との対応関係を示す第2対応情報をさらに取得し、前記処理部は、対象のユーザの識別情報を取得し、さらに、前記取得部により取得された前記第2対応情報に基づいて、前記対象のユーザの識別情報に対応する前記機器管理装置の識別情報を前記対象の機器管理装置の識別情報として取得する。
このような構成により、ユーザが自己の識別情報を入力することで、自己の識別情報に対応する機器管理装置と、当該機器管理装置の管理対象である子機との通信接続の確立を指示することができる。このため、ユーザが機器管理装置の識別情報などを把握する必要がない。
(7)本発明の実施の形態に係る機器管理システムは、1または複数の子機と通信可能な機器管理装置と、前記子機との通信接続を確立する命令を前記機器管理装置へ送信する管理支援装置とを備え、前記管理支援装置は、前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報に基づいて、対象の前記機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を前記対象の機器管理装置へ送信する。
このような構成により、機器管理装置は、管理支援装置からの命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている子機からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(8)本発明の実施の形態に係る機器管理方法は、機器管理装置における機器管理方法であって、前記機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信するステップと、受信した前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機と通信接続を確立する処理を行うステップとを含む。
このような方法により、ユーザが対象子機の識別情報の登録などを事前に行うことなく、対象子機からの接続要求が選択的に許可される。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(9)本発明の実施の形態に係る表示処理方法は、端末装置における表示処理方法であって、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信するステップと、受信した前記識別情報を画面に表示する処理を行うステップとを含む。
このような方法により、ユーザが画面の内容を確認することにより、対象子機を容易に把握することができるため、対象子機ではない子機を機器管理装置に通信接続させるような操作をユーザにおいて避けることができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(10)本発明の実施の形態に係る機器管理方法は、子機との通信接続を確立する命令を機器管理装置へ送信する管理支援装置における機器管理方法であって、前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報、および対象の前記機器管理装置の識別情報を取得するステップと、取得した前記第1対応情報および前記対象の機器管理装置の識別情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を、前記対象の機器管理装置へ送信するステップとを含む。
このような方法により、機器管理装置は、管理支援装置からの命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている子機からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(11)本発明の実施の形態に係る機器管理プログラムは、機器管理装置において用いられる機器管理プログラムであって、コンピュータを、1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部、として機能させるためのプログラムである。
このような構成により、ユーザが機器管理装置の管理対象である子機の識別情報の登録などを事前に行うことなく、当該機器管理装置との通信接続が許可されている子機からの接続要求が選択的に許可される。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(12)本発明の実施の形態に係る表示処理プログラムは、端末装置において用いられる表示処理プログラムであって、コンピュータを、機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、前記通信部により受信された前記識別情報を画面に表示する処理を行う表示処理部、として機能させるためのプログラムである。
このような構成により、ユーザが画面の内容を確認することにより、対象子機を容易に把握することができるため、対象子機ではない子機を機器管理装置に通信接続させるような操作をユーザにおいて避けることができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
(13)本発明の実施の形態に係る機器管理プログラムは、管理支援装置において用いられる機器管理プログラムであって、コンピュータを、機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部、として機能させるためのプログラムであり、前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する。
このような構成により、機器管理装置は、管理支援装置からの命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている子機からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置と子機との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
(全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、機器管理システム301は、1または複数の機器管理装置101と、サーバ(管理支援装置)102と、記憶装置103と、1または複数の端末装置131と、1または複数のセンサ(子機)151とを備える。
図1では、一例として、3つのセンサ151A,151B,151Zを示している。また、図1では、一例として、1つの機器管理装置101および1つの端末装置131を示している。
センサ151は、一般家庭またはオフィスなどの施設に設けられた、温湿度センサ、ドア開閉センサまたは人感センサなどである。
記憶装置103には、データベースが保存されている。当該データベースには、ユーザの識別情報(以下、「ユーザID」と称する。)と、機器管理装置101の識別情報(以下、「装置ID」と称する。)との対応関係を示す対応装置情報(第2対応情報)が含まれている。
また、当該データベースには、装置IDと、センサ151の識別情報(以下、「センサID」と称する。)との対応関係を示す対応センサ情報(第1対応情報)が含まれている。さらに、当該データベースには、予め登録されたユーザIDおよびパスワードの組が複数含まれている。
サーバ102は、記憶装置103におけるデータベースから対応装置情報および対応センサ情報を取得可能である。
機器管理装置101は、たとえば、一般家庭またはオフィスなどの施設に設けられたHEMS(Home Energy Management System)である。機器管理装置101は、たとえばZigBee(登録商標)またはZ−Waveなどの通信規約に従い、自己との通信接続が確立したセンサ151との間で情報の送受信を行うことにより、センサ151を管理する。
なお、子機151は、センサに限らず、機器管理装置101との通信接続を確立可能な他の種類の機器であってもよい。
(機器管理装置)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理装置の構成を示す図である。
図2を参照して、機器管理装置101は、通信部11と、処理部12と、記憶部13とを含む。通信部11は、他の装置と情報の送受信を行うことが可能である。この例では、通信部11は、サーバ102との間でネットワーク161を介して情報を送受信したり、センサ151との間で情報を送受信したりすることが可能である。
記憶部13は、自己の機器管理装置101の装置IDを保持する。処理部22は、センサ151との通信接続を確立するための処理を行う。
より詳細には、図1を参照して、たとえば、ユーザが自己のユーザIDおよびパスワードを端末装置131に入力する操作を行い、ユーザによるログインが完了すると、端末装置131は、当該ユーザIDを含むペアリング要求をネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
サーバ102は、記憶装置103におけるデータベースから対応装置情報および対応センサ情報を取得する。そして、サーバ102は、取得した対応装置情報および対応センサ情報に基づいて、端末装置131からのペアリング要求に含まれるユーザIDに対応する装置IDおよびセンサIDを取得する。
そして、サーバ102は、センサ151との通信接続命令を、取得した装置IDに対応する機器管理装置101へネットワーク161経由で送信する。この通信接続命令には、サーバ102により取得されたセンサIDが含まれる。なお、サーバ102による装置IDおよびセンサIDの取得の詳細については、後述する。
再び図2を参照して、機器管理装置101における処理部12は、サーバ102からの通信接続命令をネットワーク161および通信部11経由で受信し、受信した通信接続命令に含まれるセンサIDを記憶部13に保存する。また、処理部12は、通信接続命令を受けたタイミングから所定時間が経過するまでの間、センサ151からの接続要求の受け付けを行うペアリングモードで動作する。
そして、処理部12は、ペアリングモードで動作している期間において、センサ151からの接続要求を通信部11経由で受信した場合、当該接続要求を許可すべきか否かを判断する。すなわち、処理部12は、自己の機器管理装置101との通信接続が許可されているセンサ(以下、「対象センサ」とも称する。)151からの接続要求を選択的に許可する。
より詳細には、センサ151からの接続要求には当該センサ151のセンサIDが含まれている。処理部12は、受信した接続要求に含まれているセンサIDと一致するセンサIDが、記憶部13に保存されているか否かを確認する。
そして、処理部12は、接続要求に含まれるセンサIDと一致するセンサIDが記憶部13に保存されている場合、当該接続要求を許可すべきと判断し、当該センサIDに対応するセンサ151との通信接続を確立するための処理を行う。そして、処理部12は、当該センサ151との通信接続が確立されたことを示す接続完了通知を、通信部11およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
接続完了通知には、たとえば、送信元である機器管理装置101の装置ID、通信接続の確立したセンサ151のセンサID、および現在時刻が含まれる。
一方、処理部12は、ペアリングモードで動作している期間において、自己の機器管理装置101との通信接続が許可されていないセンサ(以下、「非対象センサ」とも称する。)151からの接続要求を受信した場合、すなわち当該接続要求に含まれるセンサIDと一致するセンサIDが記憶部13に保存されていない場合、当該センサ151からの接続要求を拒否する。具体的には、処理部12は、当該センサ151からの接続要求を拒否する旨を示す接続拒否通知を、通信部11およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
接続拒否通知には、たとえば、送信元である機器管理装置101の装置ID、および接続要求が拒否されたセンサ151のセンサIDが含まれる。
なお、処理部12は、非対象センサ151からの接続要求を受信した場合、当該非対象センサ151との通信接続を確立する処理を行った後に、当該非対象センサ151との通信接続を切断する構成であってもよい。
また、処理部12は、自己の機器管理装置101との通信接続が確立したセンサ151を管理する。具体的には、当該センサ151が温湿度センサである場合、当該センサ151は、たとえば、計測した温度および湿度を示す温湿度情報を、定期的または不定期に機器管理装置101へ送信する。機器管理装置101における処理部12は、当該センサ151からの温湿度情報を通信部11経由で受信し、受信した温湿度情報を記憶部13に保存する。
そして、端末装置131は、たとえば、ユーザが端末装置131を操作することにより施設内における温度および湿度の表示を要求した場合、ユーザの操作内容を示す操作情報をネットワーク161およびサーバ102経由で機器管理装置101へ送信する。
機器管理装置101における処理部12は、端末装置131からの操作情報を通信部11経由で受信すると、記憶部13に保存されている温湿度情報を通信部11、ネットワーク161およびサーバ102経由で端末装置131へ送信する。
そして、端末装置131は、機器管理装置101からの温湿度情報を受信すると、たとえば、当該温室度情報に基づく画面を自己のモニタ等に表示する処理を行う。
なお、処理部12は、接続完了通知の送信および接続拒否通知の送信を行う構成に限らず、接続完了通知および接続拒否通知のうちの少なくとも一方の送信を行わない構成であってもよい。
(サーバおよび記憶装置)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るサーバの構成を示す図である。
図3を参照して、サーバ102は、通信部(取得部)21と、処理部22とを含む。通信部21は、他の装置と情報の送受信を行うことが可能である。この例では、通信部21は、機器管理装置101との間でネットワーク161を介して情報を送受信したり、端末装置131との間でネットワーク161を介して情報を送受信したり、記憶装置103との間で情報を送受信したりすることが可能である。
処理部22は、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードをネットワーク161および通信部21経由で受信すると、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードの組が、記憶装置103に保存されているユーザIDおよびパスワードの複数の組のいずれか1つと一致するか否かを確認する。
そして、処理部22は、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードの組が、記憶装置103に保存されている複数の組のいずれか1つと一致する場合、当該ユーザIDおよびパスワードを承認する。そして、処理部22は、当該ユーザIDおよびパスワードを承認することによりログインが完了すると、ログインが完了したことを示すログイン完了通知を通信部21およびネットワーク161経由で端末装置131へ送信する。
また、通信部21は、ユーザのログインが完了した後に端末装置131からのペアリング要求をネットワーク161経由で受信すると、記憶装置103におけるデータベースから対応装置情報および対応センサ情報を取得し、取得した対応装置情報および対応センサ情報を処理部22へ出力する。
処理部22は、通信部21から受けた対応装置情報に基づいて、端末装置131からのペアリング要求に含まれるユーザIDに対応する装置IDを取得する。また、処理部22は、通信部21から受けた対応センサ情報に基づいて、当該装置IDに対応するセンサIDを取得する。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置に保存されている対応装置情報の一例を示す図である。
図4を参照して、記憶装置103は、たとえば、対応装置情報の内容を示すテーブルTa1を保存している。
具体的には、テーブルTa1では、ユーザID「taro@sample.com」と装置ID「H1111」とが対応付けられ、ユーザID「hanako@sample.com」と装置ID「H1112」とが対応付けられ、ユーザID「jiro@sample.com」と装置ID「H1113」とが対応付けられている。
ここでは、処理部22は、端末装置131からのペアリング要求に含まれるユーザIDが「taro@sample.com」である場合、ユーザID「taro@sample.com」に対応する装置ID「H1111」をテーブルTa1から抽出する。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置に保存されている対応センサ情報の一例を示す図である。
図5を参照して、記憶装置103は、たとえば、対応センサ情報の内容を示すテーブルTa2を保存している。対応センサ情報は、装置IDとセンサIDとの対応関係に加えて、さらに、機器管理装置101とセンサ151との間の最終通信時刻、すなわち直近の通信時刻を含む。
具体的には、テーブルTa2では、装置ID「H1111」とセンサID「S0001」および「S0002」とが対応付けられている。センサID「S0001」は図1に示すセンサ151AのセンサIDであり、センサID「S0002」は図1に示すセンサ151BのセンサIDである。
すなわち、装置ID「H1111」に対応する機器管理装置101に対して、センサ151Aおよびセンサ151Bは対象センサであり、センサ151Aおよびセンサ151B以外のセンサ151は非対象センサである。
また、テーブルTa2では、装置ID「H1112」とセンサID「S0011」とが対応付けられている。センサID「S0011」は図示しないセンサ151のセンサIDである。
また、テーブルTa2では、各センサ151の接続状態が示されている。具体的には、テーブルTa2では、たとえば、センサ151Aが機器管理装置101に未接続であることを示す「null」の文字が、「最終通信時刻」の項目であってセンサID「S0001」に対応する箇所に表示されている。また、同様に、「最終通信時刻」の項目であってセンサID「S0002」および「S0011」にそれぞれ対応する箇所に「null」の文字が表示されている。
処理部22は、図4に示すテーブルTa1から抽出した装置IDが「H1111」であるとすると、図5に示すテーブルTa2から、装置ID「H1111」に対応するセンサID「S0001」および「S0002」を抽出する。
そして、処理部22は、たとえば、抽出したセンサID「S0001」および「S0002」、センサ151Aが未接続であること、ならびにセンサ151Bが未接続であることを示す接続状態情報を、通信部21およびネットワーク161経由で端末装置131へ送信する。
また、処理部22は、抽出したセンサID「S0001」および「S0002」を含む通信接続命令を、装置ID「H1111」に対応する機器管理装置101へ、通信部21およびネットワーク161経由で送信する。
そして、処理部22は、たとえば、機器管理装置101とセンサ151Aとの通信接続が確立して機器管理装置101から接続完了通知が送信されると、機器管理装置101からの接続完了通知をネットワーク161および通信部21経由で受信する。そして、処理部22は、受信した接続完了通知に基づいて、記憶装置103に保存されている対応センサ情報の内容のうちセンサ151Aの接続状態を変更して更新する。
また、処理部22は、通信部21からの対応装置情報から、接続完了通知に含まれる装置IDに対応するユーザIDを抽出し、抽出したユーザIDに対応する端末装置131へ、当該接続完了通知を通信部21およびネットワーク161経由で送信する。
(端末装置)
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。
図6を参照して、端末装置131は、受付部31と、表示処理部32と、通信部33と、記憶部34とを含む。
通信部33は、他の装置と情報の送受信を行うことが可能である。この例では、通信部33は、サーバ102との間でネットワーク161を介して情報を送受信することが可能である。
受付部31は、たとえば、ユーザによるログインの指示を受け付ける。具体的には、ユーザが端末装置131を操作することにより、ユーザIDおよびパスワードを端末装置131に入力すると、端末装置131における受付部31は、ユーザにより入力されたユーザIDおよびパスワードを通信部33およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
そして、サーバ102により当該ユーザIDおよびパスワードが承認されてログインが完了すると、サーバ102がログイン完了通知をネットワーク161経由で端末装置131へ送信する。
端末装置131における受付部31は、サーバ102からのログイン完了通知を通信部33経由で受信すると、ユーザにより入力されたユーザIDを含むペアリング要求を作成する。そして、受付部31は、作成したペアリング要求を通信部33およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
表示処理部32は、各センサ151の接続状態を示す接続状態画面Scを、自己の端末装置131におけるモニタ等に表示する処理を行う。なお、表示処理部32は、自己の端末装置131とは別の表示装置に接続状態画面Scを表示する処理を行う構成であってもよい。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その1)を示す図である。
たとえば、サーバ102が各センサ151の接続状態を示す接続状態情報をネットワーク161経由で端末装置131へ送信すると、端末装置131における表示処理部32は、通信部33経由で当該接続状態情報を受信する。そして、表示処理部32は、受信した接続状態情報に基づいて接続状態画面Scを表示する処理を行う。また、表示処理部32は、受信した接続状態情報を記憶部34に保存する。
図7を参照して、たとえば、接続状態画面Scには、センサ151Aおよびセンサ151Bが示され、さらに、これらのセンサ151Aおよびセンサ151Bはいずれも未接続の状態であることが示される。
再び図6を参照して、端末装置131における表示処理部32は、機器管理装置101がセンサ151との通信接続を確立するための処理を行い、接続完了通知をサーバ102およびネットワーク161経由で端末装置131へ送信すると、当該接続完了通知を通信部33経由で受信する。
そして、表示処理部32は、受信した接続完了通知に基づいて、記憶部34に保存されている接続状態情報の内容を変更して更新する。そして、表示処理部32は、更新後の接続状態情報に基づく接続状態画面Scを、自己の端末装置131におけるモニタ等に表示する処理を行う。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その2)を示す図である。
図8を参照して、たとえば、接続状態画面Scには、センサ151Aおよびセンサ151Bが示され、さらに、センサ151Aと機器管理装置101との通信接続の確立が16時28分に完了したこと、ならびにセンサ151Bは未接続の状態であることが示される。
再び図6を参照して、機器管理装置101が非対象センサ151からの接続要求を拒否し、接続拒否通知をサーバ102およびネットワーク161経由で端末装置131へ送信すると、端末装置131における表示処理部32は、当該接続拒否通知を通信部33経由で受信する。そして、表示処理部32は、受信した接続拒否通知、および記憶部34に保存されている接続状態情報に基づいて、接続状態画面Scを自己の端末装置131におけるモニタ等に表示する処理を行う。
図9は、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置により表示される接続状態画面の一例(その3)を示す図である。
図9を参照して、たとえば、接続状態画面Scには、センサ151Aおよびセンサ151Bが示され、さらに、これらのセンサ151Aおよびセンサ151Bはいずれも未接続の状態であること、ならびにセンサID「S9999」に対応する非対象センサ151からの接続要求が拒否されたことが示される。
なお、表示処理部32は、各対象センサ151のセンサIDを表示する処理を行う構成であればよい。すなわち、表示処理部32により表示された画面には、各対象センサ151の接続状態が含まれなくてもよい。また、表示処理部32により表示された画面には、非対象センサ151からの接続要求が拒否された旨が含まれなくてもよい。
[動作]
機器管理システム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンス図の各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図10は、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システムにおける通信接続の確立処理の手順を定めたシーケンスの一例を示す図である。
図10を参照して、まず、端末装置131は、ユーザによるログインの指示、すなわちユーザIDおよびパスワードの入力を受け付ける(ステップS11)。
次に、端末装置131は、ユーザにより入力されたユーザIDおよびパスワードをネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS12)。
次に、サーバ102は、たとえば、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードの組が、記憶装置103に保存されている複数の組のいずれか1つと一致するか否かを確認する。そして、サーバ102は、これらが一致する場合、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードを承認し、ログイン完了通知をネットワーク161経由で端末装置131へ送信する(ステップS13)。
なお、サーバ102は、端末装置131からのユーザIDおよびパスワードの組が、記憶装置103に保存されている複数の組のいずれとも一致しない場合、たとえば、ログイン拒否通知をネットワーク161経由で端末装置131へ送信する。そして、端末装置131は、たとえば、サーバ102からのログイン拒否通知をネットワーク161経由で受信し、受信したログイン拒否通知に基づいて、ユーザによるログインが拒否されたことを自己のモニタ等に表示する処理を行う。
次に、端末装置131は、ユーザによるログインが完了すると、ユーザにより入力されたユーザIDを含むペアリング要求を、ネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS14)。
次に、サーバ102は、端末装置131からのペアリング要求を受信すると、記憶装置103に保存されている対応装置情報および対応センサ情報を取得する。そして、サーバ102は、取得した対応装置情報および対応センサ情報に基づいて、ペアリング要求に含まれるユーザIDに対応する装置ID、および当該装置IDに対応する1または複数のセンサIDを取得する。
また、サーバ102は、取得した1または複数のセンサIDにそれぞれ対応する1または複数のセンサ151の各々の接続状態を確認する。
ここでは、ユーザにより入力されたユーザIDが「taro@sample.com」であり、当該ユーザIDに対応する装置IDが「H1111」であり、当該装置IDに対応するセンサIDが「S0001」および「S0002」であるとする。また、センサID「S0001」に対応するセンサ151A、およびセンサID「S0002」に対応するセンサ151Bはいずれも未接続の状態であるとする(ステップS15)。
次に、サーバ102は、取得したセンサID「S0001」および「S0002」、ならびに、センサ151Aおよびセンサ151Bがいずれも未接続の状態であることを示す接続状態情報を、ネットワーク161経由で端末装置131へ送信する(ステップS16)。
次に、端末装置131は、サーバ102からの接続状態情報を保存する。また、端末装置131は、当該接続状態情報に基づいて、センサID「S0001」および「S0002」、ならびにセンサ151Aおよびセンサ151Bがいずれも未接続の状態であることを示す接続状態画面Scを、自己のモニタ等に表示する表示処理を行う(ステップS17)。
次に、サーバ102は、装置ID「H1111」、ならびにセンサID「S0001」および「S0002」を含む通信接続命令を、装置ID「H1111」に対応する機器管理装置101へネットワーク161経由で送信する(ステップS18)。
次に、機器管理装置101は、サーバ102からの通信接続命令を受信すると、ペアリングモードでの動作を開始する(ステップS19)。
そして、機器管理装置101がペアリングモードで動作している期間において、たとえば、ユーザがセンサ151Aに設けられた通信接続のためのペアリングボタンを押したとする。この場合、センサ151Aは、自己のセンサIDを含む接続要求を機器管理装置101へ送信する(ステップS20)。
次に、機器管理装置101は、センサ151Aからの接続要求を受信すると、受信した接続要求の送信元が対象センサであるか否かを判断する。ここでは、センサ151Aからの接続要求に含まれるセンサID「S0001」がサーバ102からの通信接続命令に含まれているセンサIDと一致する。このため、機器管理装置101は、当該接続要求の送信元であるセンサ151Aは対象センサであると判断し、センサ151Aからの接続要求を受け入れる(ステップS21)。
次に、機器管理装置101は、接続要求を受け入れたことを示す接続応答をセンサ151Aへ送信する(ステップS22)。
次に、機器管理装置101は、センサ151Aとの通信接続を確立するための処理を行い、自己の装置ID「H1111」、通信接続の確立したセンサ151AのセンサID「S0001」および現在時刻を含む接続完了通知を、ネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS23)。
次に、サーバ102は、機器管理装置101からの接続完了通知を受信すると、受信した接続完了通知に基づいて、記憶装置103に保存されているテーブルTa2の内容を変更して更新する。具体的には、サーバ102は、たとえば、図5に示すテーブルTa2のうちセンサID「S0001」に対応する「最終通信時刻」の項目を、「null」から接続完了通知の示す時刻へ変更して更新する(ステップS24)。
次に、サーバ102は、機器管理装置101からの接続完了通知を、ネットワーク161経由で端末装置131へ送信する(ステップS25)。
次に、端末装置131は、サーバ102からの接続完了通知を受信すると、当該接続完了通知に基づいて、保存している接続状態情報の内容のうちセンサ151Aの接続状態を変更して更新する。そして、端末装置131は、更新後の接続状態情報に基づく接続状態画面Scを、自己のモニタ等に表示する表示処理を行う(ステップS26)。
また、機器管理装置101がペアリングモードで動作している期間において、たとえば、ユーザがセンサ151Zに設けられた通信接続のためのペアリングボタンを押したとする。この場合、センサ151Zは、自己のセンサID「S9999」を含む接続要求を機器管理装置101へ送信する(ステップS27)。
次に、機器管理装置101は、センサ151Zからの接続要求を受信すると、受信した接続要求の送信元が対象センサであるか否かを判断する。ここでは、当該接続要求に含まれるセンサID「S9999」がサーバ102からの通信接続命令に含まれているセンサIDと一致しないため、機器管理装置101は、当該接続要求の送信元であるセンサ151Zは非対象センサであると判断し、センサ151Zからの接続要求を拒否する(ステップS28)。
次に、機器管理装置101は、接続要求を拒否したことを示す接続応答をセンサ151Zへ送信する(ステップS29)。
次に、機器管理装置101は、自己の装置ID「H1111」および接続要求を拒否したセンサ151ZのセンサID「S9999」を含む接続拒否通知を、ネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS30)。
次に、サーバ102は、機器管理装置101からの接続拒否通知を受信すると、当該接続拒否通知をネットワーク161経由で端末装置131へ送信する(ステップS31)。
次に、端末装置131は、サーバ102からの接続拒否通知を受信すると、当該接続拒否通知および保存している接続状態情報に基づいて、たとえば、センサ151Aおよびセンサ151Bがいずれも未接続の状態であること、ならびにセンサID「S9999」に対応するセンサ151Zからの接続要求が拒否されたことを示す接続状態画面Scを、自己のモニタ等に表示する表示処理を行う(ステップS32)。
ところで、上述した非特許文献1に記載のような管理システムでは、親機と子機との間において予期しない組み合わせの通信接続が行われる可能性がある。たとえば、親機に対して管理対象ではない子機が通信接続されたり、子機が当該子機を管理する親機とは別の親機に通信接続されたりする可能性がある。
これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理装置101では、通信部11が、1または複数のセンサ151と通信可能であり、自己の機器管理装置101との通信接続が許可されている対象センサ151のセンサIDをサーバ102からネットワーク161経由で受信する。また、処理部12が、通信部11により受信されたセンサIDに基づいて、対象センサ151からの接続要求を選択的に許可して対象センサ151との通信接続を確立する処理を行う。
このような構成により、ユーザが対象センサ151のセンサIDの登録などを事前に行うことなく、対象センサ151からの接続要求が選択的に許可される。したがって、機器管理装置101とセンサ151との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理装置101では、処理部12が、自己の機器管理装置101との通信接続が許可されていない非対象センサ151からの接続要求を拒否する処理、または非対象センサ151との通信接続を切断する処理を行う。また、処理部12が、接続要求を拒否する処理または通信接続を切断する処理を行ったことを示す接続拒否通知を通信部11およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
このような構成により、機器管理装置101と非対象センサ151との通信接続が確立されることをより確実に回避することができる。また、機器管理装置101が、たとえば、接続拒否通知をネットワーク161およびサーバ102経由でユーザの端末装置131へ送信することにより、機器管理装置101と非対象センサ151との通信接続の確立が回避されたことをユーザに通知することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置131では、通信部33が、機器管理装置101との通信接続が許可されている対象センサ151のセンサIDをサーバ102からネットワーク161経由で受信する。また、表示処理部32が、通信部33により受信されたセンサIDを画面に表示する処理を行う。
このような構成により、ユーザが画面の内容を確認することにより、対象センサ151を容易に把握することができるため、非対象センサ151を機器管理装置101に通信接続させるような操作をユーザにおいて避けることができる。したがって、機器管理装置101とセンサ151との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る端末装置131では、表示処理部32が、機器管理装置101との通信接続が許可されていない非対象センサ151からの接続要求が拒否された旨、または機器管理装置101と非対象センサ151との通信接続が切断された旨をさらに表示する処理を行う。
このような構成により、ユーザが画面の内容を確認することにより、機器管理装置101と非対象センサ151との通信接続の確立が回避されたことを容易に把握することができる。また、センサ151からの接続要求が拒否された旨、または機器管理装置101とセンサ151との通信接続が切断された旨が表示されるため、たとえば、ユーザが機器管理装置101との通信接続の確立のための操作をセンサ151に対して行った場合、機器管理装置101と当該センサ151との通信接続が確立したか否かを容易に確認することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るサーバ102では、通信部21が、機器管理装置101の装置IDとセンサ151のセンサIDとの対応関係を示す対応センサ情報を取得する。また、処理部22が、対象の機器管理装置101の装置IDを取得し、センサ151との通信接続命令を当該機器管理装置101へ送信する。また、処理部22が、通信部21により取得された対応センサ情報に基づいて、対象の機器管理装置101の装置IDに対応するセンサIDを含む通信接続命令を送信する。
このような構成により、機器管理装置101は、サーバ102からの通信接続命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている対象センサ151からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置101とセンサ151との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るサーバ102では、通信部21が、ユーザIDと装置IDとの対応関係を示す対応装置情報をさらに取得する。また、処理部22が、対象のユーザのユーザIDを取得し、さらに、通信部21により取得された対応装置情報に基づいて、当該ユーザIDに対応する装置IDを対象の機器管理装置101の装置IDとして取得する。
このような構成により、ユーザが自己のユーザIDを入力することで、自己のユーザIDに対応する機器管理装置101と、当該機器管理装置101の管理対象である対象センサ151との通信接続の確立を指示することができる。このため、ユーザが機器管理装置101の装置IDなどを把握する必要がない。
また、本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システム301では、サーバ102は、機器管理装置101の装置IDとセンサ151のセンサIDとの対応関係を示す対応センサ情報に基づいて、対象の機器管理装置101の装置IDに対応するセンサIDを含む通信接続命令を当該機器管理装置101へ送信する。
このような構成により、機器管理装置101は、サーバ102からの通信接続命令に基づいて、自己との通信接続が許可されている対象センサ151からの接続要求を選択的に許可することができる。したがって、機器管理装置101とセンサ151との間における予期しない組み合わせの通信接続を自動的に回避することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
上述した本発明の第1の実施の形態に係る機器管理システム301では、ユーザが端末装置131に対してユーザIDおよびパスワードを入力してログインが完了すると、端末装置131がサーバ102へペアリング要求を送信する。これに対して、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理システム302では、ユーザが機器管理装置101を操作することにより、機器管理装置101がサーバ102へペアリング要求を送信する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る機器管理システム301と同様である。
[構成および基本動作]
(全体構成)
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理システムの構成を示す図である。
図11を参照して、機器管理システム302は、1または複数の機器管理装置201と、サーバ102と、記憶装置103と、1または複数のセンサ151とを備える。
図11では、一例として、3つのセンサ151A,151B,151Zを示している。また、図11では、一例として、1つの機器管理装置101を示している。サーバ102および記憶装置103は、それぞれ、図1に示すサーバ102および記憶装置103と同様の構成である。
機器管理装置201は、図1に示す機器管理装置101と同様に、たとえば、一般家庭またはオフィスなどの施設に設けられたHEMS(Home Energy Management System)である。機器管理装置201は、たとえばZigBeeまたはZ−Waveなどの通信規約に従い、自己との通信接続が確立したセンサ151との間で情報の送受信を行うことにより、センサ151を管理する。
図12は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理装置の構成を示す図である。
図12を参照して、機器管理装置201は、通信部51と、処理部52と、記憶部53と、受付部54とを含む。通信部51、処理部52および記憶部53は、それぞれ、図2に示す通信部11、処理部12および記憶部13と同様の構成である。
たとえば、受付部54は、ユーザが機器管理装置201に設けられた図示しないペアリングボタンを押した場合、当該ペアリングボタンの押下を検知し、記憶部53に保存されている自己の機器管理装置201の装置IDを含むペアリング要求を、通信部51およびネットワーク161経由でサーバ102へ送信する。
再び図11を参照して、サーバ102は、機器管理装置201からのペアリング要求を受信すると、記憶装置103に保存されているデータベースから対応センサ情報を取得する。そして、サーバ102は、取得した対応センサ情報から、機器管理装置201からのペアリング要求に含まれる装置IDに対応するセンサIDを抽出する。そして、サーバ102は、抽出したセンサIDを含む通信接続命令をネットワーク161経由で機器管理装置201へ送信する。
機器管理装置201は、サーバ102からの通信接続命令をネットワーク161経由で受信すると、上述した第1の実施の形態に係る機器管理装置101と同様に、ペアリングモードでの動作を開始する。
[動作]
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る機器管理システムにおける通信接続の確立処理の手順を定めたシーケンスの一例を示す図である。
図13を参照して、まず、機器管理装置201は、自己に設けられたペアリングボタンの操作を受け付ける(ステップS41)。そして、機器管理装置201は、ペアリングボタンの押下を検知すると、自己の機器管理装置201の装置IDを含むペアリング要求をネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS42)。
次に、サーバ102は、機器管理装置201からのペアリング要求を受信すると、記憶装置103に保存されている対応センサ情報を取得し、取得した対応センサ情報に基づいて、機器管理装置201からのペアリング要求に含まれる装置IDに対応するセンサIDを取得する。ここでは、ペアリング要求に含まれる装置IDが「H1111」であり、当該装置IDに対応するセンサIDが「S0001」および「S0002」であるとする(ステップS43)。
次に、サーバ102は、取得したセンサID「S0001」および「S0002」を含む通信接続命令を、ペアリング要求の送信元である機器管理装置201へネットワーク161経由で送信する(ステップS44)。
次に、機器管理装置201は、サーバ102からの通信接続命令をネットワーク161経由で受信すると、ペアリングモードでの動作を開始する(ステップS45)。
そして、機器管理装置201がペアリングモードで動作している期間において、たとえば、ユーザがセンサ151Aに設けられたペアリングボタンを押したとする。この場合、センサ151Aは、自己のセンサIDを含む接続要求を機器管理装置201へ送信する(ステップS46)。
次に、機器管理装置201は、センサ151Aからの接続要求を受信すると、受信した接続要求の送信元が対象センサであるか否かを判断する。ここでは、当該接続要求に含まれるセンサID「S0001」がサーバ102からの通信接続命令に含まれているセンサIDと一致するため、機器管理装置201は、当該接続要求の送信元であるセンサ151Aは対象センサであると判断し、センサ151Aからの接続要求を受け入れる(ステップS47)。
次に、機器管理装置201は、接続要求を受け入れたことを示す接続応答をセンサ151Aへ送信する(ステップS48)。
次に、機器管理装置201は、センサ151Aとの通信接続を確立するための処理を行い、自己の装置ID「H1111」、自己との通信接続が確立したセンサ151AのセンサID「S0001」および現在時刻を含む接続完了通知を、ネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS49)。
次に、サーバ102は、機器管理装置201からの接続完了通知を受信すると、受信した接続完了通知に基づいて、記憶装置103に保存されているテーブルTa2の内容を変更して更新する。具体的には、サーバ102は、たとえば、図5に示すテーブルTa2のうちセンサID「S0001」に対応する「最終通信時刻」の項目を、「null」から接続完了通知の示す時刻へ変更して更新する(ステップS50)。
また、機器管理装置201がペアリングモードで動作している期間において、たとえば、ユーザがセンサ151Zに設けられたペアリングボタンを押したとする。この場合、センサ151Zは、自己のセンサID「S9999」を含む接続要求を機器管理装置101へ送信する(ステップS51)。
次に、機器管理装置201は、センサ151Zからの接続要求を受信すると、受信した接続要求の送信元が対象センサであるか否かを判断する。ここでは、当該接続要求に含まれるセンサID「S9999」がサーバ102からの通信接続命令に含まれているセンサIDと一致しないため、機器管理装置201は、当該接続要求の送信元であるセンサ151Zは非対象センサであると判断し、センサ151Zからの接続要求を拒否する(ステップS52)。
次に、機器管理装置201は、接続要求を拒否したことを示す接続応答をセンサ151Zへ送信する(ステップS53)。
そして、機器管理装置201は、自己の装置ID「H1111」および接続応答を拒否したセンサ151ZのセンサID「S9999」を含む接続拒否通知を、ネットワーク161経由でサーバ102へ送信する(ステップS54)。
その他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
また、本発明の第1および第2の実施の形態に係るサーバ102および記憶装置103の機能の一部または全部が、クラウドコンピューティングによって提供されてもよい。すなわち、本発明の第1および第2の実施の形態に係るサーバ102および記憶装置103が、複数のクラウドサーバ等によって構成されてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
機器管理装置であって、
1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、
前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部とを備え、
前記通信部は、ZigBeeまたはZ−Waveの通信規約に従い、自己の前記機器管理装置との通信接続が確立した前記子機との間で情報の送受信を行い、
前記子機は、施設に設けられた、温湿度センサ、ドア開閉センサまたは人感センサである、機器管理装置。
[付記2]
機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、
前記通信部により受信された前記識別情報を画面に表示する処理を行う表示処理部とを備え、
前記通信部は、前記識別情報に加えて、さらに、前記対象子機と前記機器管理装置との接続状態、および前記対象子機と前記機器管理装置との直近の通信時刻のうちの少なくともいずれか一方を示す接続状態情報を前記他の装置から受信し、
前記表示処理部は、前記通信部により受信された前記接続状態情報に基づいて、前記対象子機と前記機器管理装置との接続状態、および前記対象子機と前記機器管理装置との直近の通信時刻のうちの少なくともいずれか一方をさらに表示する処理を行う、端末装置。
[付記3]
機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、
対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部とを備え、
前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信し、
前記処理部は、前記対象の機器管理装置と前記子機との通信接続が確立された場合、通信接続が確立したことを示す接続完了通知を前記取得部経由で受信し、受信した前記接続完了通知を前記取得部経由で端末装置へ送信し、
前記処理部は、前記子機から前記対象の機器管理装置への接続要求が拒否された場合、または前記対象の機器管理装置と前記子機との通信接続が切断された場合、前記子機からの接続要求が拒否されたこと、または前記機器管理装置と前記子機との通信接続が切断されたことを示す接続拒否通知を前記取得部経由で受信し、受信した前記接続完了通知を前記取得部経由で前記端末装置へ送信する、管理支援装置。
11,51 通信部
12,52 処理部
13,53 記憶部
21 通信部(取得部)
22 処理部
31 受付部
32 表示処理部
33 通信部
34 記憶部
54 受付部
101,201 機器管理装置
102 サーバ(管理支援装置)
103 記憶装置
131 端末装置
151 センサ(子機)
161 ネットワーク
301,302 機器管理システム

Claims (9)

  1. 機器管理装置であって、
    1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部とを備える、機器管理装置。
  2. 前記処理部は、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されていない前記子機である非対象子機からの接続要求を拒否する処理、または前記非対象子機との通信接続を切断する処理を行い、接続要求を拒否する処理または通信接続を切断する処理を行ったことを示す接続拒否通知を前記通信部経由で他の装置へ送信する、請求項1に記載の機器管理装置
  3. 機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、
    対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部とを備え、
    前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する、管理支援装置。
  4. 前記取得部は、ユーザの識別情報と前記機器管理装置の識別情報との対応関係を示す第2対応情報をさらに取得し、
    前記処理部は、対象のユーザの識別情報を取得し、さらに、前記取得部により取得された前記第2対応情報に基づいて、前記対象のユーザの識別情報に対応する前記機器管理装置の識別情報を前記対象の機器管理装置の識別情報として取得する、請求項に記載の管理支援装置。
  5. 1または複数の子機と通信可能な機器管理装置と、
    前記子機との通信接続を確立する命令を前記機器管理装置へ送信する管理支援装置とを備え、
    前記管理支援装置は、前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報に基づいて、対象の前記機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を前記対象の機器管理装置へ送信する、機器管理システム。
  6. 機器管理装置における機器管理方法であって、
    前記機器管理装置との通信接続が許可されている子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信するステップと、
    受信した前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機と通信接続を確立する処理を行うステップとを含む、機器管理方法
  7. 子機との通信接続を確立する命令を機器管理装置へ送信する管理支援装置における機器管理方法であって、
    前記機器管理装置の識別情報と前記子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報、および対象の前記機器管理装置の識別情報を取得するステップと、
    取得した前記第1対応情報および前記対象の機器管理装置の識別情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を、前記対象の機器管理装置へ送信するステップとを含む、機器管理方法。
  8. 機器管理装置において用いられる機器管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    1または複数の子機と通信可能であり、自己の前記機器管理装置との通信接続が許可されている前記子機である対象子機の識別情報を他の装置から受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記識別情報に基づいて、前記対象子機からの接続要求を選択的に許可して前記対象子機との通信接続を確立する処理を行う処理部、
    として機能させるための、機器管理プログラム
  9. 管理支援装置において用いられる機器管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    機器管理装置の識別情報と子機の識別情報との対応関係を示す第1対応情報を取得する取得部と、
    対象の前記機器管理装置の識別情報を取得し、前記子機との通信接続を確立する命令を前記対象の機器管理装置へ送信する処理部、
    として機能させるためのプログラムであり、
    前記処理部は、前記取得部により取得された前記第1対応情報に基づいて、前記対象の機器管理装置の識別情報に対応する前記子機の識別情報を含む前記命令を送信する、機器管理プログラム。
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