JP5260413B2 - 配線・配管材支持具 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2の支持具は、一対の支持具を係合、連結してボルトの両側方にケーブルを支持させるものである。
したがって、従来は、1種類の支持具で、ケーブルをボルトの一側方に支持させる場合と両側方に支持させる場合との双方に共通して使用することはできなかった。
また、特許文献2の支持具は、2個を互いに連結することによってボルトに固定されるものであるから、1個単独では、特許文献1の支持具のような、ボルトの一側方にケーブルを支持させるような使用とすることはできない。
図1及び図2において、支持具1は、建物の二重天井に垂設された吊りボルト等のボルト42に固定されて配線・配管材としてのケーブル41を支持するものであり、ケーブル41を支持する支持部2と、ボルト42に対して固定可能な固定部3とを備えてなる。固定部3は、ヒンジ4を介して開閉可能な一対のベース11とカバー31とからなり、ベース11は前記支持部2を備えている。そして、固定部3は、ベース11とカバー31とを閉じることによりボルト42を挟持して固定可能に形成され、かつ、ベース11を他の支持具1のベース11と対面させた状態でボルト42を挟持して連結可能及びボルト42に固定可能に形成されている。支持具1は合成樹脂等により一体に形成することができる。以下、各構成部材について説明する。
まず、1個の支持具1を使用してケーブル41を3分ボルト42aの一側方に支持させるには、図3(a)に示すようにして、3分ボルト42aの側方からベース11の挟持片14の挟持凹部15を3分ボルト42aの外周面にあてがい、ヒンジ4を軸にカバー31をベース11側に回動して閉じる。このとき、カバー31の上下一対の係合部34,34をベース11の一対の第1被係合部18,18の角孔18a,18aに挿入し、カバー31の係合部34の係合爪34aを第1被係合部18に係止させる。これにより、図3(b)に示すように、3分ボルト42aはベース11の挟持片14の挟持凹部15とカバー31の挟持凹部32とで挟持され、支持具1は3分ボルト42aに固定される。このとき、ベース11の挟持片14の挟持凹部15のねじ溝17が3分ボルト42aのねじ山に係止するので、支持具1は3分ボルト42aに対して上下方向に移動するのが防止され、一定高さに保持される。
2個の支持具1を使用してケーブル41を3分ボルト42aの両側方に支持させるには、まず、図6(a)に示すように、両側方から挟むようにして、2個の支持具1の各挟持片14を3分ボルト42aにあてがう。このとき、カバー31の係合部34の先端は第1被係合部18近辺に位置し、両支持具1は図6(a)の上下方向に僅かに位置ずれした状態にある。
支持具1は、ベース11とカバー31とでボルト42を挟持することにより、1個の支持具1のみでボルト42に固定できるとともに、ベース11と他の支持具1のベース11とを対面させてボルト42を挟持することにより、2個の支持具1を連結できると同時にボルト42に固定することができる。これにより、1種類の支持具1で、1個単独で使用してケーブル41をボルト42の一側方に支持させることができるとともに、2個連結して左右両側方にケーブル41を支持させることができる。その結果、部品管理が容易となるとともに、部品コストが削減される。
即ち、仮に、支持具が左右両側に支持部を備えたものであると、1個で、ケーブル41をボルト42の一側方に支持させる場合と両側方に支持させる場合とのいずれにも対応することはできるが、両側に支持部が突設されているから、嵩張る。また、一側方のみに支持させたときには、両支持部のうちの片方は使用されず空きの状態となるから、無駄な部分を生じ得る。
しかし、本発明の支持具1は、上述のように、支持部2は1個のみ設けられているから、嵩張らないし、ケーブル41をボルト42の一側方に支持させるときでも、使用しない空きの支持部2が生ずることはなく、無駄な部分は生じない。
図7(a)において、支持具1Aは、ベース11の前面11aにおいて開口12aを挟んでヒンジ4と反対側の位置には、上下両端部に、後述するカバー31の被係合部に係合可能な角柱状の係合突起からなる一対の係合部21,21が突設されている。そして、各係合部21における先端にはカバー31の被係合部の角孔に挿通された後これらに弾性的に係止される係合爪21aが設けられている。ここで、上下一対の係合部21,21の係合爪21a,21aは互いに反対側を向く方向に設けられている。また、ベース11の前面11aにおいて開口12aを挟んだヒンジ4側の位置には、上下両端部に、他の支持具1Aのベース11の係合部21が係合可能な被係合部22が設けられている。この被係合部22は、ベース11の前面11aに、他の支持具1Aのベース11の係合部21が挿入される角穴22aが形成され、この角穴22aの底部に外部側に開放する横孔22bが形成されてなる。この被係合部22は、ベース11の前面11aから角穴22a内に他の支持具1Aのベース11の係合部21が挿入されると、他の支持具1Aの係合部21の係合爪21aが横孔22bから弾性的に外部側に突き出してこの横孔22bに係止するようになっている。
第2変形例の支持具1Bは、図7に示した支持具1Aと比較して、係合部が1個追加されており、図8(a)に示すように、ベース11には、係合部21の他に、側面11bに補助係合部23が立設されている。この補助係合部23は、係合部21と同様に形成されていて、2個の支持具1Bを連結するときには、カバー31の被係合部35の角孔35aに挿入され係合する。即ち、支持具1Bは、2個を連結するときは、図8(b)に示すように、ベース11の係合部21が他の支持具1Bのベース11の被係合部22と係合することに加え、ベース11の補助係合部23が他の支持具1Bのカバー31の被係合部35と係合する。なお、支持具1Bを単独でボルト42に固定するときは、第1変形例の支持具1Aと同じく、ベース11の係合部21とカバー31の被係合部35とが係合してベース11とカバー31とでボルト42を挟持する。この支持具1Bの場合、ベース11の補助係合部23が追加され、しかも、係合部21に対して係合方向が90度異なるので、図7の支持具1Aと比較して、連結強度が大きく、より安定してボルト42に固定される。
第3変形例の支持具1Cは、図7に示した支持具1と比較して、図9(a)に示すように、ベース11の被係合部22の部分に、これに替えて、他の支持具1Cのベース11の係合部21を収容可能な干渉回避空間24が形成されており、また、ベース11の背面11c側に被係合部25が突設され、更に、カバー31の突片36の端部に係合部37が立設されている。前記干渉回避空間24は2個の支持具1Cを連結する際に、他の支持具1Cのベース11の係合部21がベース11の前面11aにおけるヒンジ4側の部分と干渉して2個連結の支障となるのを回避するために設けられた空間であり、他の支持具1Cのベース11の係合部21全体を収容可能な大きさを有する。ベース11の背面11c側の被係合部25は、2個の支持具1Cを連結するときに、他の支持具1Cのカバー31の係合部37と対応する位置に設けられており、この係合部37と係合可能となっている。
更に、支持部2は固定部3に対して水平方向に所定角度回動可能に接続してもよい。
そして、支持部2の内壁面には、必要に応じて、収容されたケーブル41の抜脱を防止するための小突起を内壁面に沿って多数設けてもよい。
加えて、支持部2に収容されたケーブル41は結束バンド等を使用して結束し、支持部2からの抜脱を防止するようにしてもよい。
2 支持部
3 固定部
4 ヒンジ
11 ベース
18 第1被係合部
19 第2被係合部
21、34、37 係合部
22、25、35 被係合部
23 補助係合部
31 カバー
41 ケーブル
42 ボルト
42a 3分ボルト
42b 4分ボルト
Claims (2)
- 配線・配管材を支持する支持部と、ボルトに対して固定可能な固定部とを備えた配線・配管材支持具であって、
前記固定部は、ヒンジを介して開閉可能な一対のベースとカバーとからなり、前記ベースには前記支持部を備え、前記ベースと前記カバーとを閉じることにより前記ボルトを挟持して固定可能に形成され、かつ、前記ベースを他の前記支持具のベースと対面させた状態でこれら一対のベースにより前記ボルトを挟持して該他の支持具と連結して該ボルトに固定可能に形成されてなることを特徴とする配線・配管材支持具。 - 前記ベース及び前記カバーは、互いに係合する係合部及び被係合部を備え、該係合部及び該被係合部の少なくとも一方は、前記他の支持具との連結にも使用されることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材支持具。
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