JP5260311B2 - 筒状編地の編成方法および横編機 - Google Patents

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Description

本発明は、手袋などを無縫製で製造する筒状編地の編成方法および横編機に関する。
従来から、図8(a)に示すような筒状編地1が手袋や靴下などとして、図8(b)に示すような方法で一対の針床を前後に備える横編機で編成されている。筒状編地1を編成する場合は、編糸2がヤーンフィーダ3から編針に供給される位置を、前後の針床に周回させる。
図8(b)では、前後の針床を、対向する歯口の中心付近で編成する編幅に対応する長さを有する直線に符号4を付し、簡略化して示す。前後の針床4には、キャリッジ5f,5bをそれぞれ長手方向に往復走行させる。前後のキャリッジ5f,5bは、ブリッジ6で連結される。各キャリッジ5f,5bには、針床4に多数配置されている編針に対し、歯口に進退するような編成動作を選択的に行わせる選針機構やカム機構を含むカムシステムが1組ずつ搭載される。ブリッジ6で連結される前後のキャリッジ5f,5bは、針床4の長手方向に関して基本的に同じ位置の編針を前後の針床4から歯口に進出させる。しかしながら、前後の針床4の編針を両方とも歯口に進出させると干渉するので、天竺編みなどの編成は一方の針床の編針に対してのみ可能となる。
したがって、たとえば、時刻tx1までには、針床4に対してブリッジ6で連結される前後のキャリッジ5f,5bが右行して、丸印を付して示す後針床側のキャリッジ5bで駆動する編針にヤーンフィーダ3から編糸を給糸する。次に時刻tx2までには、前後のキャリッジ5f,5bが左行して、丸印を付して示す前針床側のキャリッジ5fで駆動する編針にヤーンフィーダ3から編糸を給糸する。このような前後の針床4での編成を繰返すと、図8(a)に示すように、編糸2を周回させて、筒状編地1を編成することができる。
図9(a)は、図8とは異なる考え方に基づく筒状編地11を示す。この筒状編地11は、天竺ジャカードの筒状編地編成方法の考え方に基づく(たとえば、特許文献1参照。)。また、図9(b)は、筒状編地11を編成する方法の一例を示す(たとえば、特許文献2参照。)。この筒状編地11は、たとえばヤーンフィーダ3から前針床に編糸2を給糸するとともに、後針床には他の編糸12をもう一つのヤーンフィーダ13から給糸する。ヤーンフィーダ13は、給糸口がヤーンフィーダ3の給糸口よりも前針床側に位置するものを使用する。編糸2と編糸12とを編幅の両端で交差させ、各編糸2,12は、各針床の編幅の両端で折返しながら、両端を交差で繋いで筒状編地11を形成する。
図9(b)に示すように、前後のキャリッジ15f,15bに、複数、たとえば2組ずつのカムシステムを搭載し、丸印を付して示すように、前後で編成に使用するカムシステムの位置が異なるようにすると、ブリッジ16で前後のキャリッジ15f,15bを連結して同時に走行させながら、前後の針床4で同時に編成を行うことができる。たとえば、時刻ty1までには、前後のキャリッジ15f,15bが右行して、前針床側のキャリッジ15fの先行側のカムシステムがヤーンフィーダ3からの給糸で編地を編成し、後針床側のキャリッジ15bの後行側のカムシステムがヤーンフィーダ13からの給糸で編地を編成する。時刻ty2までには、前後のキャリッジ15f,15bが左行して、前針床側のキャリッジ15fの先行側のカムシステムがヤーンフィーダ3からの給糸で編地を編成し、後針床側のキャリッジ15bの後行側のカムシステムがヤーンフィーダ13からの給糸で編地を編成する。前後のキャリッジ15f,15bはブリッジ16で連結されて同時に走行しても、編成動作を行う編針の位置に間隔があけられるので干渉することなく、前後の針床4で同時に編地を編成し、編幅の両端での交差で、筒状編地11を形成することができる。
図10は、図9(a)に示すような筒状編地11を編成する方法の他の例を示す。この例では、図8(b)に示すようなカムシステムを1組ずつ搭載するキャリッジ5f,5bをブリッジ6で連結して使用する。時刻tz1までには、前後のキャリッジ5f,5bが右行して、ヤーンフィーダ3からの給糸で前針床側の編地を編成する。ヤーンフィーダ13は、編幅の左側で待機させる。時刻tz2までには、ヤーンフィーダ3を編幅の右側で待機させながら、キャリッジ5f,5bを左行させる空コースを行って、ヤーンフィーダ13を連行可能な状態とする。時刻tz3までには、前後のキャリッジ5f,5bが右行して、ヤーンフィーダ13からの給糸で後針床側の編地を編成する。ヤーンフィーダ3は、編幅の右側で待機させる。次に時刻tz4までには、前後のキャリッジ5f,5bが左行して、ヤーンフィーダ3からの給糸で前針床側の編地を編成する。ヤーンフィーダ13は、編幅の右側で待機させる。時刻tz5までには、ヤーンフィーダ3を編幅の左側で待機させながら、キャリッジ5f,5bを右行させる空コースを行って、ヤーンフィーダ13を連行可能な状態とする。時刻tz6までには、前後のキャリッジ5f,5bが左行して、ヤーンフィーダ13からの給糸で後針床側の編地を編成する。ヤーンフィーダ3は、編幅の左側で待機させる。
以上のような図8〜図10では、前後のキャリッジ5f,5b;15f,15bがブリッジ6,16で連結されて同時に走行することを前提としている。前後のキャリッジを、ブリッジ6,16のような剛体連結を用いないで、独立して走行させる技術も知られている(たとえば、特許文献3および特許文献4参照。)。
特許第3126272号公報 特開平10−72746号公報 特許第2733627号公報 特許第3309321号公報
図8(a)に示すような筒状編地1を図8(b)に示すような周回編成で形成するためには、筒状の1コース分の編目を、前後のキャリッジ5f,5bを編幅の両端間で1往復させて合計2コースの走行が必要となる。図9(a)に示すような2つのヤーンフィーダ3,13を用いて、編幅の両端部を編糸2,12の交差で繋ぐ筒状編地11では、図9(b)に示すような複数のカムシステムを搭載するキャリッジ15f,15bを片道走行させるだけで、筒状の1コース分の編目を形成することができる。ただし、前後で使用するカムシステムに間隔をあける必要があるので、編幅の両側でキャリッジ15f,15bが外部に出なければならない距離としての抜け代が大きくなる。この抜け代を含むキャリッジ15f,15bの走行ストロークS2は、図8(b)に示すキャリッジ5f,5bの走行ストロークS1よりも大きくなってしまう。
図10に示すように、1組のカムシステムを搭載する前後のキャリッジ5f,5bで筒状編地11を編成する場合は、走行ストロークは小さくなっても、筒状の1コース分の編目を形成するために、空コースを含めて1.5往復分の走行が必要となる。図9(a)に示すような筒状編地11は、図9(b)に示すような方法で編成すれば、図8(a)に示すような筒状編地1よりも効率良く生産することができる。ただし、図9(b)に示す方法は、キャリッジ15f,15bの走行ストロークS2が大きくなり、増大する走行ストロークの分だけ編成には直接寄与しない時間が発生して編成効率を低下させる。
特許文献3には、前後のキャリッジを独立に駆動する目的として、経糸挿入の便宜や片側のみ使用時の消費電力および機械疲労の低減などについて記載されている。特許文献4には、筒状編地の編成に関する記載はない。
本発明の目的は、編成効率を向上させることができる筒状編地の編成方法および横編機を提供することである。
本発明は、編糸が給糸される歯口で対峙する一対の針床を備える横編機を使用し、編幅の両端部を編糸の交差で繋いで筒状編地を編成する方法であって、
各針床に沿って独立して走行可能で、各針床の編針を編成駆動するカムシステムがそれぞれ1組ずつ搭載される一対のキャリッジを設け、
該一対のキャリッジ間には、一方が先行して他方が後行するように、位相差を設け、
編幅の中間では、両方のキャリッジを、最大速度で、かつキャリッジ間には相互に干渉しない間隔があくように、同一の方向に走行させ、
一方のキャリッジは、編幅の終端側で減速し、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で走行方向を反転して加速を開始し、
他方のキャリッジは、一方のキャリッジの減速後も最大速度での走行を続けてから、編幅の終端側で減速し、
両方のキャリッジのカムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で、両方のキャリッジが接近して行違い、行違いの後に、一方のキャリッジは編幅の始端に向って加速を続け、他方のキャリッジも走行方向を反転して加速を開始するようにして、
両方のキャリッジを往復走行させて、各針床でそれぞれ編地を編成することを特徴とする筒状編地の編成方法である。
また本発明では、前記交差後に、各針床に対して編糸をそれぞれ折返し、各針床でそれぞれ同一の編糸で編成を繰返すことを特徴とする。
また本発明では、前記交差後に、各針床に給糸する編糸を交換して、各編糸をそれぞれ周回させながら編成することを特徴とする。
また本発明は、前記筒状の編地として、手袋を編成することを特徴とする。
また本発明は、前記手袋として、甲側または掌側のうちの少なくとも一方にコーティングを施してコーティング手袋として使用するための原手を編成することを特徴とする。
さらに本発明は、編糸が給糸される歯口で対峙する一対の針床を備える横編機において、
一方の針床に沿って往復走行可能で、編針を編成駆動する1組のカムシステムが搭載される一方のキャリッジと、他方の針床に沿って往復走行可能で、編針を編成駆動する1組のカムシステムが搭載され、一方のキャリッジとは独立しての走行も可能な他方のキャリッジと、
各キャリッジのカムシステムに編糸を供給して、それぞれ編地を編成するように制御する制御手段であって、
該一対のキャリッジ間には、一方のキャリッジが先行し、他方のキャリッジが後行するように、位相差を設け、
編幅の中間では、両方のキャリッジを、最大速度で、かつキャリッジ間には相互に干渉しない間隔があくように、同一の方向に走行させ、
一方のキャリッジは、編幅の終端側で減速し、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で走行方向を反転して加速を開始し、
他方のキャリッジは、一方のキャリッジの減速後も最大速度での走行を続けてから、編幅の終端側で減速し、
両方のキャリッジのカムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で、両方のキャリッジが接近して行違い、行違いの後に、一方のキャリッジは編幅の始端に向って加速を続け、他方のキャリッジも走行方向を反転して加速を開始するようにして、
両方のキャリッジを往復移動させるように制御する制御手段とを、
含むことを特徴とする横編機である。
本発明によれば、横編機で編糸が給糸される歯口で対峙する一対の針床を使用し、各針床毎に設けるキャリッジを往復走行させながら編幅の両端部を編糸の交差で繋いで筒状編地を編成する際に、両方の針床でほぼ同時に編地を編成する。編幅の両端間で、一方のキャリッジが先行し、他方のキャリッジが少なくとも編針の編成動作が干渉しない間隔をあけて後行するように、給糸して編針が編成動作を行う位置を往復移動させるので、効率よく筒状の編地を編成することができる。一方のキャリッジの走行方向を反転させるために停止させる際などには、干渉しない範囲で他方のキャリッジの移動を続け、両方のキャリッジを同様に停止させる場合に比較して、編成効率を向上させることができる。
また本発明によれば、筒状編地を一方側と他方側でそれぞれ折返して編成する編地の繋ぎ合わせとして形成することができる。一方側と他方側とで、編糸の素材や編成条件を異ならせれば、編地の性質が一方側と他方側とで異なる筒状編地も容易に無縫製で形成することができる。
また本発明によれば、同時に逆向きの周回編成を組合わせて、筒状編地を効率よく編成することができる。
また本発明によれば、筒状編地として手袋を効率よく編成することができる。
また本発明によれば、甲側または掌側のうちの少なくとも一方にコーティングを施し、コーティング手袋として使用するための原手として、筒状の編地を編成することができる。筒状の編地には繋ぎ目が生じるけれども、繋ぎ目がコーティングで覆われ、外観には影響しないようにすることができる。コーティングの範囲が小さくて、繋ぎ目がコーティングで覆われなくても、コーティングの存在で繋ぎ目を目立たなくすることができる。
さらに本発明によれば、横編機で、一方の針床に沿って往復移動可能なキャリッジと他方の針床に沿って往復移動可能なキャリッジとを、それぞれ独立に、編針の編成動作が干渉しない間隔をあけて走行させ、編幅の両端部を編糸の交差で繋ぐ筒状編地を効率よく編成することができる。一方のキャリッジを編幅の終端側で減速し、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で停止および走行方向の反転を行いながら、他方のキャリッジの走行を続ける。他方のキャリッジによる編成には一方のキャリッジの停止や反転の影響が及ばないようにして、効率の低下を抑えることができる。
図1は、本発明の実施の一形態としての筒状編地の編成方法の基本的な考え方を、従来の周回編成による筒状編地の編成方法と対比して、走行速度の時間的変化として示すグラフである。 図2は、図1(a)に示す考え方を適用して、図8(a)に示すような筒状編地11を編成する方法の概要を示す図である。 図3は、図1および図2に示すような編成が可能な横編機20の概略的な構成を示す簡略化した平面図である。 図4は、図2に示すような方法で図9(a)に示すような筒状編地11を編成する際に、編幅の端部で形成される交差の状態を示す図である。 図5は、本実施形態の編成方法を適用することができるコーティング手袋40の外観構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の他の形態として、筒状編地を編成する方法を概略的に示す図である。 図7は、図6の編成方法の場合について、編幅の端部での編糸の交差状態を示す図である。 図8は、従来からの周回編成による筒状編地1とその編成方法の概要とを示す図である。 図9は、従来からの両端を交差させる筒状編地11とその編成方法の概要とを示す図である。 図10は、図9の筒状編地11の他の編成方法を示す図である。
符号の説明
11 筒状編地
2,12 編糸
3、13 ヤーンフィーダ
4,4f,4b 針床
5f、5b キャリッジ
20 横編機
25 コントローラ
30x,50x 交差部
図1は、本発明の実施の一形態としての筒状編地の編成方法の基本的な考え方を、従来の周回編成による筒状編地の編成方法と対比して示す。すなわち、本発明では、(a)に移動速度Vの時間tに従う変化として示すように、前針床FBおよび後針床BBなど、一対の針床を有する横編機で、一点鎖線と二点鎖線とのように、編成開始の時間差Dに対応する位相差を持たせて図9(a)に示すような筒状編地11を編成する。位相差は、前後の針床から歯口に進出して編成動作を行う編針が相互に干渉しない間隔をあけるために設けられる。編針を駆動して編成動作を行わせる位置は、たとえばカムシステムを搭載して針床の長手方向に往復走行するキャリッジの位置に応じて変化する。図1(b)では、図8に示すような周回編成でのキャリッジの移動速度Vの変化で、前後の針床FB,BBで編幅に対応する時間Wの範囲を、斜線を施して示すように、交互に編成する。本発明では、図1(a)に示すように、前後の針床FB,BBで重複して編地を編成し、たとえばキャリッジの一行程で従来の周回編成の約2倍の編地を編成し、生産性を高めることができる。
キャリッジで編針を編成駆動する場合、編幅の端をキャリッジが抜けてから停止し、走行方向を反転して再び編地を編成するまでに、抜け代に対応する時間Xを設ける必要がある。図9(b)に示すようなキャリッジ15f,15bの走行ストロークS2の増大は、時間Xの増加をもたらす。また、図9(b)のように前後のキャリッジ15f,15bがブリッジ16で連結して走行する場合、図1(b)に示すような走行速度Vに差を持たせるような制御を行うことはできない。
図1(a)では、編幅に対応する時間Wの中間でキャリッジの走行速度が最大となり、その前後で加減速制御している。編幅の始端では加速中であり、編幅の終端では減速中であるので、キャリッジの走行速度の反転は、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で行う。先行するキャリッジと後行のキャリッジとは、最大速度で走行する際にも相互に干渉しない間隔があくように、位相差を設けるけれども、編幅の外部では、先行側が走行速度を反転しての加速時に、後行側が減速しながら接近し、さらに行違う。行違いの際には、両方のキャリッジが針床の長手方向に関して同一の位置を逆方向に走行するけれども、編針の編成駆動は行わないので、干渉は生じない。キャリッジが連行するヤーンフィーダについては、行違いの際に交差を生じさせる。
図2は、図1(a)に示す考え方を適用して、図8(a)に示すような筒状編地11を編成する方法の概要を示す。以下、図8〜図10に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。なお、本発明では、前後の針床4で、キャリッジカムシステムを1組ずつ搭載するキャリッジ5f,5bを独立に走行させる。
時刻ta1として示すように、前後のキャリッジ5f,5bを、一方、たとえば右方に、前針床のキャリッジ5fがヤーンフィーダ3を連行して先行し、後針床のキャリッジ5bがヤーンフィーダ13を連行して後行するように、両方とも最大速度で走行させながら、編地をそれぞれ編成する。時刻ta2で先行する前針床のキャリッジ5fが針床4の編幅の右端に接近すると、キャリッジ5fの減速を開始する。後行のキャリッジ5bの走行速度は、最大速度を保つ。時刻ta3では、前針床のキャリッジ5fを針床4の編幅の右端の外部に出して走行を停止させてから、逆方向への加速を開始する。後針床のキャリッジ5bは減速して、編幅の右端に接近させる。
時刻ta4では、走行方向を反転して加速している前針床のキャリッジ5fが編幅の右端に達して左行時の編成を開始するとともに、後針床のキャリッジ5bが減速しながら編幅の右端に達して、行違う。この行違いは、編幅の右端またはその外部であれば、編針の編成駆動が行われないので、可能である。時刻ta5では、前針床のキャリッジ5fが左行しての編成を進めながら加速し、後針床のキャリッジ5bが編幅の右端の外部で停止して反転する。時刻ta6では、前針床のキャリッジ5fの左行が最大速度に達し、後針床のキャリッジ5bも左行して編成を開始する直前の加速状態となる。時刻ta7では、前針床のキャリッジ5fがヤーンフィーダ3を連行して先行し、後針床のキャリッジ5bがヤーンフィーダ13を連行して後行するように、両方とも最大速度で左方に走行させながら、編地をそれぞれ編成する。以下、編幅の左端でも右端と同様に、キャリッジ5f,5b」の走行方向をそれぞれ反転する。このような手順の繰り返しで、筒状編地11を編成することができる。
図3は、図1および図2に示すような編成が可能な横編機20の概略的な構成を示す。横編機20は、全体を支える基台21上で、前後に対向する針床4f,4bが支持される。各針床4f,4bには、長手方向に独立に往復走行するキャリッジ5f,5bがそれぞれ設けられる。針床4f,4b間の歯口22の上方には、ヤーンフィーダ3,13を案内する案内レール23b,23fが懸架される。たとえば、ヤーンフィーダ3を案内する案内レール23bが後針床4b上、ヤーンフィーダ13を案内する案内レール23fが前針床4f上にある位置関係で、ヤーンフィーダ3が前針床4fの編針に給糸し、ヤーンフィーダ13が後針床4bの編針に給糸することで、編端で編糸を交差させることができる。なお、ヤーンフィーダ3,13間の前後関係は、ヤーンフィーダ3が前針床4f上にあっても、ヤーンフィーダ13がヤーンフィーダ3よりも前側であったり、ヤーンフィーダ13が後針床4b上にあっても、ヤーンフィーダ3がヤーンフィーダ13よりも後側であればよい。横編機20の基台21の内部などには、キャリッジ5f,5bを独立して駆動するように制御するためのコントローラ25が設けられる。キャリッジ5f,5bを位相差を無くして同期しながら走行するように制御すれば、図8(b)や図10に示すように、ブリッジ6で連結する場合と同様な動作を行わせることもできる。
ヤーンフィーダ3,13は、独立して移動可能なように自走式とすることもできる。そのような場合は、コントローラ25がヤーンフィーダ3,13の移動を制御する。また、連行ピンなどを設けて、ヤーンフィーダ3,13をキャリッジ5f,5bで連行して移動させるようにすることもできる。そのような場合は、コントローラ25で、ヤーンフィーダ3,13とキャリッジ5f,5bとの連行の組合せやタイミングを制御する。ヤーンフィーダ3,13への編糸の供給は、上方から行うこともでき、また長手方向の一端側から行うこともできる。
図4は、図2に示すような方法で図9(a)に示すような筒状編地11を編成する際に、編幅の端部で形成される交差を編幅の内側の歯口内から見た状態として示す。図4(a)に示すように、たとえば、図2の時刻ta3を過ぎて時刻ta4に至るまでの間に、前針床4fで編目列30fを1コース分編成した編糸2は、最後の編目からヤーンフィーダ3まで延びる状態で停止する。後針床4bで編目列30bを1コース分編成してヤーンフィーダ13まで延びる編糸12は、編糸2の上に掛って、交差部30xが形成される。図4(b)に示すように、前針床4f側のキャリッジ5fが走行方向を反転しヤーンフィーダ3を連行すると、交差部30xで編糸2が折返される。さらに逆方向に編糸2で前針床4fに対して次のコースの編目列30fを編成する際には、同じ編糸2で先に形成される編目列30fの次のコースの編目列30fとなる。後針床4b側でも編糸12を交差部30xで折返して、次のコースの編目列30bが編成される。前針床4fで編成される編目列30fと後針床4bで編成される編目列30bとは異なる編糸2,12でそれぞれ編成されるけれども、交差部30xで繋がるので、全体として筒状編地11として形成することができる。
図5は、本実施形態の編成方法を適用することができるコーティング手袋40の外観構成を示す。コーティング手袋40では、筒状編地11と同様に編成するコーティング手袋用原手41の一面側にコーティング層42を設けている。コーティング層42としては、たとえばゴム材質などを用いて、滑り止めとすることができる。その他、コーティング層42の材質に応じて、防水、防寒、耐熱などの機能を持たせることができる。コーティング手袋用原手41としては、両端で交差させて筒状編地11を形成する際に、繋ぎ目線43が形成されてしまう。従来からの筒状編成による手袋では、編出し線44は存在しても繋ぎ目線43は存在しない。したがって、コーティング層42で繋ぎ目線43を覆うようにすれば、外観は図9(a)に従う従来の周回編成による筒状編地1を原手として用いる場合と変らないコーティング手袋40を得ることができる。コーティング手袋用原手41でも、手を挿入するための口部45は、たとえば周回編成で形成することができる。
コーティング手袋用原手41は、図1に示すような編成方法で効率良く編成することができる。ただし、コーティング層42は表目よりも裏目の編地の方に付きやすいので、手袋としての筒状編地1を編成した後で、裏返す。手を入れる内側面が表目となり、コーティング面が裏目となるので、コーティング用原手41として好ましい編目状態となる。筒状編地1としての編成効率の向上で生産性を高めると、製造原価を低減することができるので、コーティング手袋40としても製造コストの低減を図ることができる。
なお、編幅の両端で繋ぐ筒状編地11は、編糸2,12の材質などを変えたり、編成の条件を変えて編成することもできる。たとえば、手袋として、掌側に耐熱性や機械的強度が高い編糸を用い、甲側に伸縮性の高い編糸を用いるように使い分けることもできる。また、掌側の糸張力を高めておいて、編成後に掌側が凹むようにすることもできる。また、このような筒状編地は、手袋ばかりではなく、靴下やサポータなどでも利用することができる。たとえば靴下や関節部分に着用するサポータなどでは、発汗しやすい裏側に吸湿性の高い編糸を使用し、変形の大きい表側に伸縮性の高い編糸を使用することができる。
図6は、本発明の実施の他の形態として、筒状編地を編成する方法を概略的に示す。本実施形態では、2つのヤーンフィーダ3,13からそれぞれ給糸する編糸を、前後の針床に逆方向にかつ同時に周回させる。すなわち、時刻tb1では、たとえば前針床のキャリッジ5fがヤーンフィーダ3を連行して先行し、後針床のキャリッジ5bがヤーンフィーダ13を連行して後行しながら、全体としては右行して、針床4の両側で、位相差を持ちながら同時に編地を編成する。時刻tb2では、先行する前針床のキャリッジ5fが編幅の右端を抜けて、ヤーンフィーダ3を離してから走行方向を反転する。時刻tb3までの間に、後行する後針床のキャリッジ5bも編幅の右端に達してヤーンフィーダ13を離して、走行方向を反転させる。先行する前針床のキャリッジ5fは、キャリッジ5bが離したヤーンフィーダ13を連行して左行する。時刻tb4では、先行する前針床のキャリッジ5fがヤーンフィーダ13を連行して左行するとともに、後行する後針床のキャリッジ5bもヤーンフィーダ3を連行して左行しながら、それぞれ編地を編成する。以下、編幅の左端でも、右端と同様に、キャリッジ5f,5bの走行方向の反転と、ヤーンフィーダ3,13の交換とを行う。これらの繰り返しで筒状編地を編成することができる。
図7は、図6の編成方法の場合について、編幅の端部での編糸の交差を編幅の内側の歯口内から見た状態として示す。前針床側の編目列50fでは、編糸2で編成されるコースに編糸12で編成されるコースが続き、後針床側の編目列50bでは、編糸12で編成されるコースに編糸2で編成されるコースが続くように、交差部50xが形成される。各編糸2,12が交互に対向する針床で編成される編地に周回して筒状編地が編成されるので、両側の編地を同等に形成することができる。このような筒状編地も、前針床で編成される編目列50fと後針床で編成される編目列50bとの境界の交差部50xによる繋ぎ目は、筒状編地の側面に繋ぎ目線を形成する。図5のコーティング手袋40のようにコーティング層42を付加すれば、繋ぎ目線を覆って見えなくすることができる。

Claims (6)

  1. 編糸が給糸される歯口で対峙する一対の針床を備える横編機を使用し、編幅の両端部を編糸の交差で繋いで筒状編地を編成する方法であって、
    各針床に沿って独立して走行可能で、各針床の編針を編成駆動するカムシステムがそれぞれ1組ずつ搭載される一対のキャリッジを設け、
    該一対のキャリッジ間には、一方が先行して他方が後行するように、位相差を設け、
    編幅の中間では、両方のキャリッジを、最大速度で、かつキャリッジ間には相互に干渉しない間隔があくように、同一の方向に走行させ、
    一方のキャリッジは、編幅の終端側で減速し、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で走行方向を反転して加速を開始し、
    他方のキャリッジは、一方のキャリッジの減速後も最大速度での走行を続けてから、編幅の終端側で減速し、
    両方のキャリッジのカムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で、両方のキャリッジが接近して行違い、行違いの後に、一方のキャリッジは編幅の始端に向って加速を続け、他方のキャリッジも走行方向を反転して加速を開始するようにして、
    両方のキャリッジを往復走行させて、各針床でそれぞれ編地を編成することを特徴とする筒状編地の編成方法。
  2. 前記交差後に、各針床に対して編糸をそれぞれ折返し、各針床でそれぞれ同一の編糸で編成を繰返すことを特徴とする請求項1記載の筒状編地の編成方法。
  3. 前記交差後に、各針床に給糸する編糸を交換して、各編糸をそれぞれ周回させながら編成することを特徴とする請求項1記載の筒状編地の編成方法。
  4. 前記筒状の編地として、手袋を編成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の筒状編地の編成方法。
  5. 前記手袋として、甲側または掌側のうちの少なくとも一方にコーティングを施してコーティング手袋として使用するための原手を編成することを特徴とする請求項4記載の筒状編地の編成方法。
  6. 編糸が給糸される歯口で対峙する一対の針床を備える横編機において、
    一方の針床に沿って往復走行可能で、編針を編成駆動する1組のカムシステムが搭載される一方のキャリッジと、
    他方の針床に沿って往復走行可能で、編針を編成駆動する1組のカムシステムが搭載され、一方のキャリッジとは独立しての走行も可能な他方のキャリッジと、
    各キャリッジのカムシステムに編糸を供給して、それぞれ編地を編成するように制御する制御手段であって、
    該一対のキャリッジ間には、一方のキャリッジが先行し、他方のキャリッジが後行するように、位相差を設け、
    編幅の中間では、両方のキャリッジを、最大速度で、かつキャリッジ間には相互に干渉しない間隔があくように、同一の方向に走行させ、
    一方のキャリッジは、編幅の終端側で減速し、カムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で走行方向を反転して加速を開始し、
    他方のキャリッジは、一方のキャリッジの減速後も最大速度での走行を続けてから、編幅の終端側で減速し、
    両方のキャリッジのカムシステムが編針を編成駆動する位置が編幅の外部に出ている状態で、両方のキャリッジが接近して行違い、行違いの後に、一方のキャリッジは編幅の始端に向って加速を続け、他方のキャリッジも走行方向を反転して加速を開始するようにして、
    両方のキャリッジを往復移動させるように制御する制御手段とを、
    含むことを特徴とする横編機。
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