JP5259272B2 - 抜栓式キャップのプルリング - Google Patents

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Description

本発明は、抜栓式キャップのプルリング、特に、指掛かりをよくしたプルリングに関するものである。
内容液を収納する容器の口筒部に装着するキャップにおいて、キャップの除去部に設けた支柱部とリング部とからなるプルリングを引き上げ、開口を開設するようにした抜栓式キャップは従来より周知である(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平8−104350号公報 特開2000−272648号公報
しかしながら、従来周知の抜栓式キャップでは、抜栓の際に、リング部が切れてしまうことを防止するために、一定の断面積を確保するとともに、成形時にプルリングの金型からの離型性をよくするため、リング部の厚みを薄くしていた。
そのため、リング部の上下方向の長さが長くなり、リング部の内周に指を掛ける際に、指の掛かりが悪いという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、リング部が長さ方向で一定の応力を維持し、抜栓の際に、指の掛かりがよいプルリングを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、プルリングとして、抜栓式キャップの注出口を開口する隔壁の除去部上面に配設されたプルリングにおいて、プルリングは、除去部に連設される支柱部と、支柱部に連設される円環状のリング部とを具え、リング部の支柱部の反対側には、指掛け凹部が下部から凹設され、リング部の他の部分の上下方向の長さより短く形成された指掛け部となっていることを特徴とする構成を採用する。
リング部の実施例として、リング部の指掛け部の肉厚が、リング部の他の部分の肉厚に比べ、厚く形成されていることを特徴とする構成を採用する。
抜栓式キャップの注出口を開口する隔壁の除去部上面に配設されたプルリングにおいて、リング部の支柱部の反対側が、リング部の他の部分の上下方向の長さより短く形成された指掛け部となっていることによって、リング部に指を掛ける際に、指掛け部に指を掛けることで、指の掛かりをよくすることができるようになった。
また、指掛け部の肉厚を厚くすることによって、リング部の切断を防ぐことができるようになった。
次に、本発明のプルリングの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器の口筒部に嵌着されるとともに、上部に蓋体を装着して閉蓋されるキャップ本体である。
キャップ本体Aは、注出筒1と、注出筒1内周に配設される隔壁2とを具えている。
隔壁2には、注出口を開口する薄肉の弱化部3により除去部4が設けられており、除去部4の上面の所定の位置には、開口時に除去部4を引上げるプルリング5が設けられている。
プルリング5は、図1、2に示すように、隔壁2の除去部に連設される支柱部6と、支柱部6の上部に連設される円環状のリング部7とからなっている。
リング部7の支柱部6の反対側は、指掛け凹部8が下部に凹設され、リング部7の他の部分の上下方向の長さより短く形成された指掛け部7aとなっている。
次に、本発明のプルリングの作用効果について説明する。
本発明のプルリング5は、キャップ本体Aの隔壁2から除去部4を抜栓して開口するため、リング部7の内周に指を掛ける際に、図2に示すように、リング部7の指掛け部7aが他のリング部7の上下方向の長さより短く形成されているとともに、リング部7に指掛け凹部8が形成されているので、リング部7の内周および下部に指が掛かり易い。
リング部7の指掛け部7aが、他のリング部7の上下方向の長さより短く形成されているので、指掛け部7aの強度が弱くなり、指掛け部7aを引張った際に切断してしまうことも考えられるが、リング部7の指掛け部7aの肉厚を、他のリング部7の肉厚に比べ、若干厚くして形成することで充分な強度を設定することができ、指掛け部7aを引張った際に、指掛け部7aが切断することを防止することができる。
また、リング部7の指掛け部7aが他に比べ肉厚が厚くても、キャップ本体Aの成形時の型抜きにあたって、リング部7の支柱部6側を支点に他のリング部7が変形するので、型抜きには、ほとんど影響がない。
上記実施形態では、プルリング5の円環状のリング部7は、支柱部6の上部に連設されているが、リング部の支柱部の反対側に指掛け部を形成することができればよいので、リング部の形状を、図3に示すように、隔壁2から延びる支柱部10と、支柱部10の上部両側から前方外側および上方に向かってV字状に延び、かつ円環状に形成されるリング部11とし、リング部11の支柱部10の反対側に凹設した指掛け凹部12により、他のリング部11の上下方向の長さより短く形成された指掛け部11aが形成されるようにしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態では、キャップ本体Aとしたが、本発明は、除去部を除去して開口する隔壁の除去部に連設するプルリングに関しての発明であり、キャップ本体および上蓋の他の構成はどのようなものでもよく、また、キャップ本体ではなく、キャップ内に装着される中栓の隔壁のプルリングの構成としてもよい。
つまり、除去部を除去して開口する隔壁であれば、本願のプルリングの構成を採用することができ、他の構成は上記実施形態の構成に限定されない。
本発明は、除去部を除去して開口する隔壁の除去部に連設するプルリングにおいて、リング部の指掛け部が、他の部分の上下方向の長さより短く形成させることによって、リング部に指が掛かり易くすることができるので、各種容器のプルリングとして、広く利用することができる。
本発明の説明図で、(a)はキャップ本体の断面立面図、(b)はプルリングおよび隔壁の斜視図である。 抜栓時のプルリングの要部拡大図である。 別実施例のプルリングおよび隔壁の斜視図である。
符号の説明
A キャップ本体
1 注出筒
2 隔壁
3 弱化部
4 除去部
5 プルリング
6、10 支柱部
7、11 リング部
7a、11a 指掛け部
8、12 指掛け凹部

Claims (2)

  1. 抜栓式キャップの注出口を開口する隔壁の除去部上面に配設されたプルリングにおいて、
    プルリングは、除去部に連設される支柱部と、支柱部に連設される円環状のリング部とを具え、
    リング部の支柱部の反対側には、指掛け凹部が下部から凹設され、リング部の他の部分の上下方向の長さより短く形成された指掛け部となっていることを特徴とするプルリング。
  2. リング部の指掛け部の肉厚が、リング部の他の部分の肉厚に比べ、厚く形成されていることを特徴とする請求項1記載のプルリング。
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