JP5258411B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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(1)モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、トリスアゾ顔料等のアゾ系顔料
(2)ペリレン酸無水物及びペリレン酸イミド等のペリレン系顔料
(3)アントラキノン誘導体、アントアントロン誘導体、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導体、ビオラントロン誘導体及びイソビオラントロン該導体等のアントラキノン系又は多環キノン系顔料
(4)インジゴ誘導体及びチオインジゴ誘導体等のインジゴイド系顔料
(5)金属フタロシアニン及び無金属フタロシアニン等のフタロシアニン系顔料
(6)ビスベンズイミダゾール誘導体等のペリノン系顔料
上記の物質中、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料が好ましい。更に、その中でもオキシチタニウムフタロシアニン顔料、クロロガリウムフタロシアニン顔料、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が好ましい。
測定装置:(株)マック・サイエンス製全自動X線回折装置(商品名:MXP18)
X線管球:Cu、
管電圧:50kV、
管電流:300mA、
スキャン方法:2θ/θスキャン、スキャン速度:2deg./min、
サンプリング間隔:0.020deg、
スタート角度(2θ):5deg、ストップ角度(2θ):40deg、
ダイバージェンススリット:0.5deg、
スキャッタリングスリット:0.5deg、
レシービングスリット:0.3deg、
湾曲モノクロメーター使用
4-Hexylaniline(東京化成工業(株)製)8.9質量部と1-Bromo-4-hexylbenzene (東京化成工業(株)製)12.0質量部とTHF(tetrahydrofuran)300質量部を用意。これらが入った、窒素フローした三口フラスコ中に、t-BuONa10%水溶液50質量部を滴下。
酸化スズで形成された被覆層を有する硫酸バリウム粒子(被覆率:50質量%、粉体比抵抗:700Ω・cm)120部、レゾール型フェノール樹脂(商品名:ブライオーフェンJ−325、大日本インキ化学工業(株)製、固形分70%)70部を用意。これに2−メトキシ−1−プロパノール100部を加え、ボールミル装置で20時間分散。これにより、導電層用塗布液を調製した(塗布液中の硫酸バリウム粒子の平均粒径は0.23μm)。
表3に示した正孔輸送材料を使用した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。なお、正孔輸送材料は何れも合成例と同様な合成法で合成した。
正孔輸送層用の結着樹脂として、ポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ400、三菱瓦斯化学(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
正孔輸送層用の結着樹脂として、ポリ環状オレフィン樹脂(商品名:TOPAS−5013、チコナ社製)を用い、ジメトキシメタンの代わりにテトラヒドロフランを用いた以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
正孔輸送材料として表2に記載の比較化合物1を用いた以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
正孔輸送材料として表2に記載の比較化合物2を用いた以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
正孔輸送材料として表2に記載の比較化合物3を用いた以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
正孔輸送材料として表2に記載の比較化合物4を用いた以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し評価を行った。結果を表3に示す。
2 回転軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 像定着手段
9 クリーニング手段
10 前露光光
11 プロセスカートリッジ
12 案内手段
Claims (6)
- 支持体、該支持体上に設けられた電荷発生材料を含有する電荷発生層及び該電荷発生層上に設けられた正孔輸送材料を含有する正孔輸送層を備える電子写真感光体において、前記正孔輸送層は下記構造(1)を有する正孔輸送材料及び結着樹脂を含有する電子写真感光体。
(上記式(1)中、R1〜R10のうち少なくとも1つは炭素数6〜10のアルキル基を示す。炭素数6〜10のアルキル基でないものは、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基を示す。また、それぞれが互いに結合して芳香環を成していてもよい。R11は置換基を有してもよい芳香族基である。R11が有してよい置換基は、メチル基、エチル基、ハロゲン基、ジアルキルアミノ基(アルキル基の炭素数は2以下)、ベンジルアルキルアミノ基(アルキル基の炭素数は2以下)、ジベンジルアミノ基、アルキルアリールアミノ基(アルキル基の炭素数は2以下)、ジアリールアミノ基である。) - 前記結着樹脂はポリオレフィン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記結着樹脂はポリアリレート樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段、電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段及び転写工程後の電子写真感光体上に残余するトナーを回収するクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、該電子写真感光体の露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段及び電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置。
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