JP2007193210A - 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】今までにない厳しいレベルのゴーストに対する要求を達成する電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供することである。
【解決手段】 導電性支持体上に設けられた中間層、該中間層上に接触して設けられた電荷発生層、該電荷発生層上の電荷輸送層をこの順に有する積層型電子写真感光体において、該中間層がオキサゾリン基を含有する樹脂と、還元電位−0.1〜−0.7Vの範囲の電荷輸送化合物とを有する電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を具備するプロセスカートリッジ及び電子写真装置。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置に関し、詳しくは中間層に特定の熱可塑性樹脂と特定の電荷輸送化合物を有する電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
従来より、電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛及び硫化カドミウム等の無機光導電性化合物を主成分とする無機電子写真感光体が広く用いられてきた。近年では、特許文献1〜特許文献5等に見られるように、有機系光導電性物質を樹脂等で結着した電荷輸送層及び電荷発生層の2つの機能分離させた層を有する積層型有機系電子写真感光体に関して様々な提案がなされている。なかでも電荷発生層上に電荷輸送層を設けた層構成を有する電子写真感光体は、耐久性に優れており、現在では主流となっている。例えば特許文献6にはトリアリルピラゾリンを含有する電荷移動層を有する電子写真感光体、特許文献7にはペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生層と3−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からなる電荷移動層とからなる電子写真感光体等が開示されている。また、ジスアゾ顔料又はトリスアゾ顔料を電荷発生材料として用いた電子写真感光体として特許文献8や特許文献9等がある。更に、有機光導電性化合物はその化合物によって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択することが可能である。例えば、アゾ系の有機顔料に関していえば特許文献10や特許文献11に開示された物質は、可視領域で高感度を示すものが開示されており、また特許文献12や特許文献13に開示された物質は赤外領域にまで感度を有しているものもある。
これらの材料のうち、赤又は赤外領域に感度を有する材料は、近年の進歩の著しいレーザービームプリンターやLEDプリンター等に使用されその需要頻度は高くなってきている。従来より赤外領域に感度を有する材料として銅フタロシアニン(特許文献14)や無金属フタロシアニン等が挙げられるが、今日の高感度化には不十分であった。更に、特許文献15等では、積層型有機電子写真感光体において、電荷発生層に有機アクセプターを添加することにより高感度化をはかることを提案しているが、十分とはいえるものではなかった。近年の高感度に対応できる材料としてオキシチタニウムフタロシアニン顔料(特許文献16や特許文献17)、ガリウムフタロシアニン顔料(特許文献18や特許文献19)やクロロガリウムフタロシアニン顔料(特許文献20や特許文献21)等が注目されている。
しかしながら、今日の電子写真技術の発展は著しく、電子写真感光体に求められる特性に対しても非常に高度な技術が要求されている。例えば、プロセススピードは年々早くなり、帯電特性、感度や耐久安定性等が求められるようになってきている。特に、近年ではカラー化に代表されるように高画質化が叫ばれ、白黒画像が文字中心の画像だったものが、カラー化により、写真に代表されるハーフトーン画像やベタ画像が多くなっており、それらの画像品質は年々高まる一方である。特に、画像1枚の中で光が照射された部分が次回転目にハーフトーン画像において前記光照射部分のみの濃度が濃くなる現象、所謂ポジゴースト画像、逆に前記部分の濃度が薄くなる、所謂ネガゴースト等に対する許容範囲が、白黒プリンターや白黒複写機の許容範囲に比べると格段に厳しくなってきている。これらのゴースト画像は、高感度な電荷発生材料を用いることにより、キャリアーの絶対数が多く、ホールが電荷輸送層中に注入した後の電子が電荷発生層中に残り易く、メモリーとなるためと考えられ、特にガリウムフタロシアニンのような高感度な材料を電荷発生材料として用いた場合に顕著な現象となる。
一方、低コスト化や小型化も年々進化していき、クリーナーレスや前露光レス等のレス化技術も要求されることが多くなってきている。特に、前露光に関しては、白黒レーザープリンターや白黒複写機においては、現在でも既に搭載されていないことが多く、カラープリンターやカラー複写機においても前露光を搭載しないものが増えてくることは容易に想像できることである。従って、前露光のないカラー機におけるゴースト画像のレベルは、白黒プリンターや白黒複写機で許容されていたレベルよりも数段のレベルUPが必要となる。
ゴースト低減の提案として、中間層に多環キノンやペリレン等を含有させた例(特許文献22)、メタロセン化合物と電子吸引性化合物、メラミン樹脂を用いた例(特許文献23)、金属酸化物微粒子とシランカップリング剤を用いた例(特許文献24)、シランカップリング剤で表面処理した金属酸化物微粒子を用いた例(特許文献25)等が発表されているが、これも上記のような厳しいゴーストレベルに効果があるものではなかった。また、中間層にビニルフェノールを用い、黒ポチやカブリ等の防ぐ例(特許文献26)、基盤の表面欠陥や電位低下を抑制した例(特許文献27)等が開示されているが、いずれも上記のようなゴーストレベルに効果があるものではなかった。
また上記ゴースト現象は、導電性の基体上に直接感光層を形成した場合に比較し、中間層を用いた電子写真感光体において特に発現し易い。つまり、基体の欠陥に起因する電子写真感光体の特性低下、白抜けや黒点を防ぐために用いられた中間層が逆に新たなゴーストという画像欠陥を招いていると考えられる。
以上のように、前露光のないプリンターや複写機、特にカラー機においての厳しいゴーストレベルを満足する電子写真感光体が望まれている。
特開昭57−54942号公報 特開昭60−59355号公報 特開昭61−203461号公報 特開昭62−47054号公報 特開昭62−67094号公報 米国特許第3837851号明細書 米国特許第3871882号明細書 特開昭56−46237号公報 特開昭60−111249号公報 特開昭60−272754号公報 特開昭56−167759号公報 特開昭57−195767号公報 特開昭61−228453号公報 特開昭50−38543号公報 特開昭61−2157号公報 特開昭63−366号公報 特開平1−319934号公報 特開平5−249716号公報 特開平5−263007号公報 特開平5−188615号公報 特開平5−194523号公報 特開平8−146639号公報 特開平10−73942号公報 特開平8−22136号公報 特開平9−258469号公報 特開平1−169473号公報 特開平2−256060号公報
本発明の目的は、上記課題を解決することにあり、今までにない厳しいレベルのゴーストに対する要求を達成する電子写真感光体及びその製造方法を提供することである。
本発明の別の目的は、電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供することである。
本発明に従って、導電性支持体上に設けられた中間層、該中間層上に接触して設けられた電荷発生層、該電荷発生層上の電荷輸送層をこの順に有する積層型電子写真感光体において、該中間層がオキサゾリン基を含有する樹脂と、還元電位−0.1〜−0.7Vの範囲の電荷輸送化合物とを有することを特徴とする電子写真感光体が提供される。
また、本発明に従って、導電性支持体上に設けられた中間層、該中間層上に接触して設けられた電荷発生層、該電荷発生層上に電荷輸送層をこの順に有する積層型の電子写真感光体の製造方法において、該中間層がオキサゾリン基含有樹脂及び還元電位−0.1〜−0.7Vの範囲の化合物とを有する塗工液を塗布、加熱によりオキサゾリン基が一部開環することを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提供される。
更に、本発明に従って、上記電子写真感光体を具備するプロセスカートリッジ及び電子写真装置が提供される。
本発明によれば、今までにない厳しいレベルのゴースト画像を達成する電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を具備するプロセルカートリッジ及び電子写真装置を提供することが可能となった。
以下、本発明の電子写真感光体について詳細に説明する。
本発明に用いられる導電性支持体としては、アルミニウム、ニッケル、銅、金、鉄等の金属又は合金、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ガラス等の絶縁性支持体上にアルミニウム、銀、金等の金属あるいは酸化インジウム、酸化スズ等の導電材料の薄膜を形成したもの、カーボンや導電性フィラーを樹脂中に分散し導電性を付与したもの等が例示できる。これらの支持体表面は、電気的特性改善あるいは密着性改善のために、陽極酸化等の電気化学的な処理を行った支持体や、導電性支持体表面をアルカリリン酸塩あるいはリン酸やタンニン酸を主成分とする酸性水溶液に金属塩の化合物又はフッ素化合物の金属塩を溶解してなる溶液で化学処理を施したものを用いることもできる。
また、単一波長のレーザー光等を用いたプリンターに本電子写真感光体を用いる場合には、干渉縞を抑制するために導電性支持体はその表面を適度に粗しておくことが必要である。具体的には上記支持体表面をホーニング、ブラスト、切削、電界研磨等の処理をした支持体もしくはアルミニウムやアルミニウム合金上に導電性金属酸化物及び結着樹脂からなる導電性皮膜を有する支持体を用いることが必要である。
ホーニング処理としては、乾式及び湿式での処理方法があるがいずれを用いてもよい。湿式ホーニング処理は、水等の液体に粉末状の研磨剤を懸濁させ、高速度で支持体表面に吹き付けて粗面化する方法であり、表面粗さは吹き付け圧力、速度、研磨剤の量、種類、形状、大きさ、硬度、比重又は懸濁温度等により制御することができる。同様に、乾式ホーニング処理は、研磨剤をエアーにより、高速度で導電性支持体表面に吹き付けて粗面化する方法であり、湿式ホーニング処理と同じように表面粗さを制御することができる。これら湿式又は乾式ホーニング処理に用いる研磨剤としては、炭化ケイ素、アルミナ、鉄及びガラスビーズ等の粒子が挙げられる。
導電性金属酸化物及び結着樹脂からなる導電性皮膜をアルミニウムやアルミニウム合金の支持体に塗布し導電性支持体とする方法では、導電性皮膜中にはフィラーとして、導電性微粒子からなる粉体を含有する。この方法では微粒子を皮膜中に分散させることでレーザー光を乱反射させ干渉縞を防ぐと共に塗布前の支持体の傷や突起等を隠蔽する効果もある。微粒子には酸化チタンや硫酸バリウム等が用いられ、必要によってはこの微粒子に酸化錫等で導電性被覆層を設けることにより、フィラーとして適切な比抵抗としている。導電性微粒子粉体の比抵抗は0.1〜1000Ω・cmが好ましく、更には1〜1000Ω・cmが好ましい。本発明において、粉体比抵抗は三菱化学社製の抵抗測定装置ロレスタAP(Loresta Ap)を用いて測定した。測定対象の粉体は、500kg/cmの圧力で固めてコイン状のサンプルとして上記測定装置に装着した。微粒子の平均粒径は0.05〜1.0μmが好ましく、更には0.07〜0.7μmが好ましい。本発明において、微粒子の平均粒径は遠心沈降法により測定した値である。フィラーの含有量は、導電性皮膜層に対して1.0〜90質量%、更には5.0〜80質量%が好ましい。被覆層には、必要に応じてフッ素あるいはアンチモンを含有してもよい。
導電性皮膜に用いられる結着樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリビニールアセタール、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂及びポリエステル等が挙げられる。これらの樹脂は単独でも、二種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの樹脂は、支持体に対する接着性が良好であると共に、使用するフィラーの分散性を向上させ、かつ成膜後の耐溶剤性が良好である。上記樹脂の中でも特にフェノール樹脂、ポリウレタン及びポリアミドが好ましい。
導電性皮膜は、例えば浸漬あるいはマイヤーバー等による溶剤塗布で形成することができる。導電性皮膜の厚みは0.1〜30μmが好ましく、更には0.5〜20μmが好ましい。また、導電性皮膜の体積抵抗率は1013Ω・cm以下が好ましく、更には1012Ω・cm以下10Ω・cm以上が好ましい。本発明において、体積抵抗率はアルミニウム板上に測定対象の導電性皮膜を塗布し、更にこの皮膜上に金の薄膜を形成して、アルミニウム板と金薄膜の両電極間を流れる電流値をpAメーターで測定して求めた。導電性皮膜には、被覆層を有する硫酸バリウム微粒子からなる粉体以外に、酸化亜鉛や酸化チタン等の粉体からなるフィラーを含有してもよい。更に、表面性を高めるためにレベリング剤を添加してもよい。
導電性支持体の形状は特に制約はなく必要に応じて、板状、ドラム状、ベルト状のものが用いられる。
本発明に用いられる中間層は、少なくともオキサゾリン基を単位ユニットとして含む樹脂及び電子輸送化合物を含む中間層塗工液より形成される。オキサゾリン構造を持つ樹脂としては、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチルオキサゾリン等のオキサゾリン基含有モノマーの重合体及びその他既知のモノマーとの共重合体が挙げられる。
電子輸送性化合物は、サイクリックボルタンメトリーの還元電位測定(参照極飽和カロメル電極、以下SCEと記す)において酸化ピーク電位と還元ピーク電位の中間で表される還元電位が−0.1〜−0.7Vの範囲である。詳細は解明できていないが、フタロシアニン、特にガリウムフタロシアニン等の電子輸送性化合物に対して、LUMOのエネルギーレベルがあっているからと思われる。還元電位は−0.1〜−0.65Vが好ましく、更に好ましくは−0.25〜−0.59Vの範囲であり、還元及び酸化ピークが観測されるものであり、より好ましくは両ピーク電流値が同等なものである。本発明において還元電位はアセトニトリル中、支持電解質としてテトラブチルアンモニウムパークロレート、白金電極を用い、掃印速度50mV/sで行った。上記材料は、適当な溶剤に溶解して塗布され、中間層の膜厚は0.05〜5μmが好ましく、特には0.3〜3μmが適当である。
また、電子輸送化合物は特に下記式(1)〜(4)に示す構造の化合物が好ましい。
上記式(1)中、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいアルコキシ基又は置換基を有してもよいアルキル基を示す。R及びRはそれぞれ独立にエーテル基で中断されていてもよいアルキル基、エーテル基で中断されていてもよいアルケニル基、複素環基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアリール基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアラルキル基、アルキル基で置換されたカルボニル基、あるいはアルキル基で置換されたスルホニル基を示す。
上記式(2)中、Z及びZはそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X11〜X18はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す。
上記式(3)中、Z11及びZ12はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X21〜X26はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す。
上記式(4)中、Z21及びZ22はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X31〜X36はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す。
電子輸送化合物と共に中間層を形成する樹脂は、下記式(5)で示されるオキサゾリン基を単位構造として持つ樹脂であり、この単位構造が周知なスペーサーを介し繰り返し、側鎖等にあればよい。加熱・電子線等によりオキサゾリン基の一部が開環することにより、アミド構造、アミドエステル構造もしくはアミドエーテル構造になることが好ましい。
また、上記樹脂に加えポリカーボネート樹脂、ポリビニルフェノール樹脂を含んだ場合により好ましい効果が得られる。
式(1)〜(4)で示した電荷輸送化合物の含有量は、中間層全体に対して好ましくは10〜95質量%、より好ましくは35〜80質量%の範囲である。中間層中のオキサゾリン樹脂と電荷輸送化合物の一方の割合が大きい場合には、同一物質がドメインを形成する確立が高まりゴーストが悪化する。10〜95質量%とすることにより、オキサゾリン樹脂と電荷輸送物質の存在状態が適切となり好ましい効果が得られる。
また、電荷輸送化合物は水酸基又はカルボキシル基を有する化合物が好ましい。詳細は解明できていないが、水酸基又はカルボキシル基と樹脂中のオキサゾリン基が配向したり、中間層形成時に一部がオキサゾリン基と架橋反応を起こすことで電子輸送化合物の存在状態が変化することが影響していると思われる。
また、添加する電荷輸送化合物は式(1)〜(4)のいずれの構造でも効果はあるが還元電位−0.25〜−0.65V(対SCE)の化合物がより好ましい。
次に、上記一般式(1)〜(4)の化合物例を表1〜表4に挙げるがこれらに限定されるわけではない。
本発明に用いられる電荷発生物質としては、ピリリウム系染料、チオピリリウム系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン系顔料、ジベンズピレンキノン系顔料、ピラトロン系顔料、アゾ系顔料、インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料及びキノシアニン系染料等が挙げられる。フタロシアニン化合物には、無金属フタロシアニンや、オキシチタニウムフタロシアニン、ヒドロキシフタロシアニン及びクロロガリウム等のハロゲン化ガリウムフタロシアニン等が挙げられる。詳細は明らかではないが、本発明においてガリウムフタロシアニン、特にヒドロキシガリウムフタロシアニンを用いた場合、特に好ましいゴースト抑制効果が得られた。
上記電荷発生層には、フタロシアニン化合物以外の電荷発生物質を、全電荷発生物質に対して50質量%まで含有させることも可能である。例えば、セレン−テルル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、アントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリスアゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナクリドン及び非対称キノシアニン系の各顔料等が挙げられる。
電荷発生層は、前記電荷発生物質を質量比で0.3〜4倍量のバインダー樹脂及び溶剤と共にホモジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル又は液衝突型高速分散機等を使用して十分分散し、その後分散液中に電子輸送性化合物を添加した溶液を塗布、乾燥させて形成される。バインダー樹脂としては、ブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルメタクリレート樹脂、ポリビニルアクリレート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、セルロース樹脂及びメラミン樹脂等が挙げられ、特にブチラール樹脂が好ましく、これらに限定されるものではない。電荷発生層の膜厚は5μm以下が好ましく、特には0.1〜2μmが好ましい。
電荷発生層の上には電荷輸送層が形成される。電荷輸送層は、主として電荷輸送物質とバインダー樹脂とを溶剤中に溶解させた塗料を塗布、乾燥して形成する。用いられる電荷輸送物質としては、トリアリールアミン系化合物、ヒドラゾン化合物、スチルベン化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール系化合物、トリアリルメタン系化合物及びチアゾール系化合物等が挙げられる。
バインダー樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルメタクリレート樹脂、ポリビニルアクリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、セルロース樹脂及びメラミン樹脂等が挙げられるが、下記式(6)で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂を用いた場合に特に好ましいゴースト抑制効果が得られた。
下記式(6)で示される構造単位を有するポリアリレート樹脂は、単独あるいはポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂等の樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセンのような有機光導電性ポリマー等と混合して用いることが好ましい。
式中、X40は炭素原子又は単結合(この際のR15及びR16はなし)を示し、R11〜R14は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基又はアリール基を示し、R15及びR16は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基又はR15とR16が結合することによって形成されるアルキリデン基を示し、R17〜R20は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基又はアリール基を示す。
バインダー樹脂の重量平均分子量は、5万〜20万が好ましく、更には10万〜18万がより好ましい。重量平均分子量の測定は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(東ソー(株)製「HLC−8120」)を用いて分子量分布を測定し、ポリスチレン換算で計算した。
測定は、展開溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)を用い、樹脂試料の0.1質量%溶液について、カラムとして排除限界分子量(ポリスチレン換算)4×10のカラム(東ソー(株)製「TSKgel SuperHM−N」)、検出器としてRIを用いて、カラム温度40℃、インジェクション量20μl、流速1.0ml/分の条件行った。
電荷輸送剤は質量比で0.5〜2倍量のバインダー樹脂と組み合わされ、塗布、乾燥して電荷輸送層を形成する。電荷輸送層の膜厚は、5〜30μmが好ましく、更には8〜19μmが好ましい。
電荷輸送層には、その他、ヒンダードフェノール類やヒンダードアミン類等の酸化防止剤、シリコーンオイル、シリコーンオイル粒子、フッ素原子含有樹脂粒子等の潤滑性材料、シリコーン玉等の膜強度補強材等を添加してもよい。これらを含有した塗工液を電荷発生層上に塗布し、乾燥して、電荷輸送層が得られる。
また、本発明においては、電荷輸送層上に保護層を設けてもよい。保護層を構成する材料としては、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリサルホン、ポリアクリルエーテル、ポリアセタール、フェノール、アクリル、シリコーン、エポキシ、ユリア、アリル、アルキッド、ブチラール、フェノキシ、ホスファゼン、アクリル変性エポキシ、アクリル変性ウレタン及びアクリル変性ポリエステル樹脂等が挙げられる。保護層の膜厚は、0.2〜10μmであることが好ましい。
以上の各層には、クリーニング性や耐摩耗性等の改善のために、ポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、フッ素系グラフトポリマー、シリコーン系グラフトポリマー、フッ素系ブロックポリマー、シリコーン系ブロックポリマー及びシリコーン系オイル等の潤滑剤を含有させてもよい。更に、耐候性を向上させる目的で、酸化防止剤等の添加物を加えてもよい。
また、保護層には抵抗制御の目的で、導電性酸化スズ及び導電性酸化チタニウム等の導電性粉体を分散してもよい。
図1に本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成を示す。
図1において、1はドラム状の本発明の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。電子写真感光体1は、回転過程において、一次帯電手段3によりその周面に正又は負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、原稿からの反射光であるスリット露光やレーザービーム走査露光等の露光手段(不図示)から出力される目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して強度変調された露光光4を受ける。こうして電子写真感光体1の周面に対し、目的の画像情報に対応した静電潜像が順次形成されていく。
形成された静電潜像は、次いで現像手段5内の荷電粒子(トナー)で正規現像又は反転現像により可転写粒子像(トナー像)として顕画化され、不図示の給紙部から電子写真感光体1と転写手段6との間に電子写真感光体1の回転と同期して取り出されて給送された転写材7に、電子写真感光体1の表面に形成担持されているトナー像が転写手段6により順次転写されていく。この時、転写手段にはバイアス電源(不図示)からトナーの保有電荷とは逆極性のバイアス電圧が印加される。
トナー画像の転写を受けた転写材7(最終転写材(紙やフィルム等)の場合)は、電子写真感光体面から分離されて像定着手段8へ搬送されてトナー像の定着処理を受けることにより画像形成物(プリント、コピー)として装置外へプリントアウトされる。転写材7が一次転写材(中間転写材等)の場合は、複数次の転写工程の後に定着処理を受けてプリントアウトされる。
トナー像転写後の電子写真感光体1の表面は、クリーニング手段9によって転写残りトナー等の付着物の除去を受けて清浄面化される。近年、クリーナレスシステムも研究され、転写残りトナーを直接、現像器等で回収することもできる。更に、前露光手段(不図示)からの前露光光10により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではない。
本発明においては、上述の電子写真感光体1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9等の構成要素のうち、複数のものを容器に納めてプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9の少なくとも1つを電子写真感光体1と共に一体に支持してカートリッジ化して、装置本体のレール等の案内手段12を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ11とすることができる。
また、露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイの駆動又は液晶シャッターアレイの駆動等により照射される光である。
本発明の電子写真感光体は、電子写真複写機に利用するのみならず、レーザービームプリンター、LEDプリンター、FAX、液晶シャッター式プリンター等の電子写真装置一般に適応し得るが、更に、電子写真技術を応用したディスプレー、記録、軽印刷、製版及びファクシミリ等の装置にも幅広く適用し得るものである。
ます、本発明に用いるヒドロキシガリウムフタロシアニンの製造例を示す。
<製造例1>
o−フタロジニトリル73g、三塩化ガリウム25g、α−クロロナフタレン400mlを窒素雰囲気下200℃で4時間反応させた後、130℃で生成物を濾過した。得られた生成物をN,N−ジメチルホルムアミドを用いて130℃で1時間分散洗浄した後、濾過し、メタノールで洗浄後に乾燥し、クロロガリウムフタロシアニンを45g得た。
ここで得られたクロロガリウムフタロシアニン15gを10℃の濃硫酸450gに溶解させ、氷水2300g中に攪拌下に滴下して再析出させて濾過した。2%アンモニア水で分散洗浄後、イオン交換水で十分に水洗した後、濾別、乾燥してヒドロキシガリウムフタロシアニンを13g得た。顔料化工程としては、得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン10g、N,N’−ジメチルホルムアミド300gを1mmφのガラスビーズ450gと共にミリング処理を室温(22℃)下、6時間行った。
この分散液により固形分を取り出し、メタノール、次いで純水で十分に洗浄、乾燥してヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶9.2gを得た。このヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶は、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.4°及び28.2°に強いピークを有していた。
以下に、具体的な実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。ただし、本発明の実施の形態は、これらに限定されるものではない。なお、実施例中の「部」は「質量部」を意味する。
(実施例1)
熱間押し出しにより得たA3003の外径φ30.5mm、内径φ28.5mm、長さ260.5mmのアルミニウムシリンダー(ED管)を準備した。
酸化スズで形成された被覆層を有する硫酸バリウム微粒子からなる粉体(被覆率50質量%、粉体比抵抗700Ω・cm)120部とレゾール型フェノール樹脂(商品名:ブライオーフェンJ−325、大日本インキ化学工業(株)製、固形分70%)70部と2−メトキシ−1−プロパノール100部とからなる溶液を約20時間ボールミルで分散し、導電性粒子樹脂分散層用塗布液を調製した(この塗布液に含有するフィラーの平均粒径は0.22μmであった)。この液を上記のアルミニウムシリンダー上に浸漬コーティング法によって塗布し、140℃で30分間加熱硬化することにより、膜厚が15μmの導電性粒子樹脂分散層を形成し、これを導電性支持体とした。
上記導電性支持体上に表1に記載のE1−8(前述のサイクリックボルタンメトリーの還元電位測定による還元電位−0.53V)1部、スチレンとオキサゾリン構造を持つ2−イソペニル−2−オキサゾリンとの共重合体樹脂(商品名:エポクロスRPS−1005、日本触媒製)9部とをN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)150部/メタノール100部とに溶解した溶液を浸漬塗布法で塗布し、90℃で5分間乾燥し、膜厚が0.4μmの中間層を形成した。なお、同様にして作製した中間層膜を赤外吸収スペクトル用いて分析したところ、1655cm−1付近のオキサゾリン基のピーク減少が観測され、加熱によりオキサゾリン基の一部が開環してアミド構造になったことを確認した。
次に、電荷発生材料として製造例1に従って合成したヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶20部、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:BX−1、積水化学工業株式会社製)10部にシクロヘキサノン350部を加え、1mmφガラスビーズを用いたサンドミルで3時間分散し、これに酢酸エチル1200部を加えて希釈した。このときの電荷発生材料のCAPA−700(堀場製作所(株)製)による分散粒径は0.15μmであった。中間層上に、この電荷発生層用塗工液を浸漬塗布し、100℃で10分間乾燥して、膜厚が0.2μmの電荷発生層を形成した。
次に、下記構造式(7)で示される化合物を7部、式(8)で示される化合物を1部、
及び、下記式(9)で示される構成単位を有するビスフェノールC型ポリアリレート樹脂10部(Mw110000、フタル酸部位のテレフタル酸構造:イソフタル酸構造=1:1(モル比))
をモノクロルベンゼン50部/ジクロルメタン10部に溶解し、電荷輸送層用塗料を調製した。この塗料を電荷発生層上に浸漬塗布法で塗布し、110℃で1時間乾燥して、膜厚が18μmの電荷輸送層を形成した。こうして電子写真感光体を作製した。
評価法としては、上記作製した電子写真感光体をヒューレットーパッカード(株)製カラーレーザープリンター、レーザージェット4600改造機(一次帯電:ローラー接触DC帯電、暗部電位−500V、プロセススピード100mm/秒、レーザー露光)を用いて、前露光を消した状態で、15℃/10%RHの環境下において、画像濃度4%画像において1000枚連続耐久後直後、ゴースト画像の評価を行った。ゴースト画像は、マゼンタ、シアン、イエロー、黒のそれぞれ単色で作製し、例えば、黒の場合は、図2に示すように、画像の先頭部に黒い四角の画像を出した後、1ドット桂馬パターンでハーフトーン画像を作製した。画像作製の順番は、1枚目にベタ白画像をとり、その後上記ゴースト画像を連続5枚とり、次に、ベタ黒画像を1枚とった後に再度ゴースト画像を5枚とり、計10枚のゴースト画像で評価を行った。ゴースト画像の評価は、桂馬パターン画像濃度とゴースト部の画像濃度との濃度差を、分光濃度計X−Rite504/508(X−Rite(株)製)で、1枚のゴースト画像で10点測定し、それら10点の平均をとり1枚の結果とし、前述の10枚のゴースト画像全てを同様に測定した。それらの平均値を求めた。この方法で、他の3色も同様に行い、それらの値の平均値で評価を行った。各色の測定結果は、分光濃度計X−Riteのマゼンタ、シアン、イエロー、黒のそれぞれの色の結果が表示されるが、画像の色と同じ色の値を測定値としている。結果を表5に示す。
(実施例2)
中間層を構成するE1−8を2部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を8部に変えた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例3)
中間層を構成するE1−8を3部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を7部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例4)
中間層を構成するE1−8を3.5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を6.5部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例5)
中間層を構成するE1−8を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例6)
中間層を構成するE1−8を7部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を3部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例7)
中間層を構成するE1−8を8部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を2部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例8)
導電性支持体上に表1に記載のE1−14(還元電位−0.59V)を3部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を7部とをDMF150部/メタノール100部とに溶解した溶液を浸漬塗布法で塗布した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例9)
中間層を構成するE1−14を3.5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を6.5部に変えた以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例10)
中間層を構成するE1−14を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例11)
中間層を構成するE1−14を7部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を3部に変えた以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例12)
導電性支持体上に表1に記載のE1−14を3.5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を6.5部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ400、三菱瓦斯化学社製)を0.5部とをDMF150部/メタノール100部とに溶解した溶液を浸漬塗布法で塗布した以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例13)
中間層を構成するE1−14を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に、ポリカーボネート樹脂を0.5部に変えた以外は実施例12と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例14)
中間層を構成するE1−14を7部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を3部、ポリカーボネート樹脂を0.5部に変えた以外は実施例12と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例15)
導電性支持体上に表2に記載のE2−8(還元電位−0.27V)を3.5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を6.5部とをDMF150部/メタノール100部とに溶解した溶液を浸漬塗布法で塗布した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例16)
中間層を構成するE2−8を5部に、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例15と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例17)
中間層を構成するE2−8をE2−18(還元電位−0.25V)に変えた以外は実施例15と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例18)
中間層を構成するE2−18を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例17と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例19)
中間層にポリ(p−ヒドロキシスチレン)(商品名:マルカリンカー、丸善石油化学社製)を0.5部加えた以外は実施例18と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例20)
中間層のポリ(p−ヒドロキシスチレン)を1部に変えた以外は実施例18と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例21)
中間層を構成するE2−8をE3−3(還元電位−0.33V)に変えた以外は実施例15と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例22)
中間層を構成するE3−3を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例21と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例23)
中間層を構成するE3−3をE3−10(還元電位−0.46V)に変えた以外は実施例21と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例24)
中間層を構成するE3−10を5部、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を5部に変えた以外は実施例21と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例25)
中間層を構成するE3−10をE4−9(還元電位−0.41V)に変えた以外は実施例24と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例26)
電荷輸送層用溶液のビスフェノールC型ポリアリレート樹脂をビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ400、三菱エンジニヤリングプラスチックス株式会社製)に変えた以外は実施例25と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例27)
電荷発生材料としてCuKαの特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、23.9°及び27.1°に強いピークを有する結晶形のオキシチタニウムフタロシアニンを用いた以外は、実施例25と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例28)
中間層を構成するE3−10をE4−13(還元電位−0.40V)に変えた以外は実施例24と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例29)
中間層を構成するE3−3を下記構造式で示される(E5)(還元電位−0.50V)に変えた以外は実施例22と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。結果を表5に示す。
(実施例30)
中間層を構成するE3−3を下記構造式で示される(E6)(還元電位−0.66V)に変えた以外は実施例22と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例31)
中間層を構成するE6を3部、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)を7部に変えた以外は、実施例30と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(実施例32)
電荷発生材料としてCuKαの特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、23.9°及び27.1°に強いピークを有する結晶形のオキシチタニウムフタロシアニンを用いた以外は、実施例31と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(比較例1)
中間層塗工液としてE1−8を用いず、オキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂を10部に変えた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(比較例2)
中間層を構成するオキサゾリン構造を持つ共重合体樹脂をポリスチレンに変えた以外は実施例27と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
(比較例3)
電荷発生材料としてCuKαの特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、23.9°及び27.1°に強いピークを有する結晶形のオキシチタニウムフタロシアニンを用いた以外は、比較例2と同様にして電子写真感光体を作製し、同様な評価を行った。結果を表5に示す。
本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の例を示す図である。 実施例の画像評価で印字した1ドット桂馬パターンである。
符号の説明
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 定着手段
9 クリーニング手段
11 プロセスカートリッジ
12 案内手段

Claims (11)

  1. 導電性支持体上に設けられた中間層、該中間層上に接触して設けられた電荷発生層、該電荷発生層上の電荷輸送層をこの順に有する積層型電子写真感光体において、該中間層がオキサゾリン基を含有する樹脂と、還元電位−0.1〜−0.7Vの範囲の電荷輸送化合物とを有することを特徴とする電子写真感光体。
  2. 前記電荷輸送化合物が下記式(1)〜(4)からなる群より選択される少なくとも一つである請求項1に記載の電子写真感光体;

    (上記式(1)中、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいアルコキシ基又は置換基を有してもよいアルキル基を示す。R及びRはそれぞれ独立にエーテル基で中断されていてもよいアルキル基、エーテル基で中断されていてもよいアルケニル基、複素環基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアリール基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアラルキル基、アルキル基で置換されたカルボニル基、あるいはアルキル基で置換されたスルホニル基を示す。)、

    (上記式(2)中、Z及びZはそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X11〜X18はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)、

    (上記式(3)中、Z11及びZ12はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X21〜X26はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)、

    (上記式(4)中、Z21及びZ22はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X31〜X36はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)。
  3. 前記中間層における電荷輸送化合物の含有量が10〜95質量%である請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
  4. 前記電荷輸送化合物が水酸基又はカルボキシル基を有する請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真感光体。
  5. 前記中間層中に、更にポリカーボネート樹脂もしくはポリビニルフェノール樹脂を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真感光体。
  6. 前記電荷発生層中の電荷発生材料がガリウムフタロシアニンである請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真感光体。
  7. 前記ガリウムフタロシアニンがヒドロキシガリウムフタロシアニンである請求項6に記載の電子写真感光体。
  8. 導電性支持体上に設けられた中間層、該中間層上に接触して設けられた電荷発生層、該電荷発生層上に電荷輸送層をこの順に有する積層型の電子写真感光体の製造方法において、該中間層がオキサゾリン基含有樹脂及び還元電位−0.1〜−0.7Vの範囲の化合物とを有する塗工液を塗布、加熱によりオキサゾリン基が一部開環することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  9. 前記電荷輸送化合物が下記式(1)〜(4)からなる群より選択される少なくとも一つである請求項8に記載の電子写真感光体の製造方法;

    (上記式(1)中、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいアルコキシ基又は置換基を有してもよいアルキル基を示す。R及びRはそれぞれ独立にエーテル基で中断されていてもよいアルキル基、エーテル基で中断されていてもよいアルケニル基、複素環基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアリール基;アルキル基、アルケニル基、ニトロ基、ハロゲン原子又はハロゲン置換アルキル基を有してもよいアラルキル基、アルキル基で置換されたカルボニル基、あるいはアルキル基で置換されたスルホニル基を示す)、
    (上記式(2)中、Z及びZはそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X11〜X18はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)、
    (上記式(3)中、Z11及びZ12はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X21〜X26はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)、

    (上記式(4)中、Z21及びZ22はそれぞれ独立に酸素、C(CN)基又はN−R(Rは置換基を有してもよいアリール基、アルキル基)を示す。X31〜X36はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいカルボニル基、置換基を有してもよいエステル基又は置換基を有してもよいアリール基を示す)。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段及び転写工程後の電子写真感光体上に残余するトナーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも1つの手段とを共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成する露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体にトナーで現像する現像手段及び電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置。
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