JP5258193B2 - フローティングゲート型メモリアレイの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造分野に関し、特に、半導体メモリセルの製造分野に関する。
不揮発性記憶装置は今日、電源を切った場合でも情報を保持する必要がある電子機器に広く使用されている。不揮発性記憶装置には、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能・読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能・プログラム可能・読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能・プログラム可能・読み出し専用メモリ(EEPROM)がある。EEPROMは、他の不揮発性記憶装置と異なり、電気的プログラム及び消去が可能である。フラッシュメモリは、EEPROMのように、メモリセルを電気的プログラム及び消去が可能であるが、フラッシュメモリは、すべてのメモリセルを同時に消去することができる。
フラッシュメモリの開発は、プログラム速度の向上、プログラム及び読み出し電圧の低減、データ保持時間の延長、セルサイズの縮小などに集中している。セルサイズを縮小することで、フラッシュメモリの高速化と消費電力の削減を実現できる。フラッシュメモリセルのサイズが縮小されると、フラッシュメモリセルのチャネル長も縮小される。こうした背景から、フローティングゲート型フラッシュメモリセルのチャネル長とは、フラッシュメモリセルのフローティングゲートに制御されるフラッシュメモリセルのソース・ドレイン接合間に設けられる領域長のことを意味する。メモリセルのチャネル長が短かくなると、メモリセルのソース・ドレイン領域が事実上に互いに接近し、不要な短チャネル効果を生じうる。例えば、「パンチスルー」と呼ばれる短チャネル効果が生じるのは、高ドレイン電圧が非制御電流、すなわち、メモリセルのフローティングゲートによって制御されていない電流を発生させた場合である。パンチスルーは、チャネル長が、例えば、0.5ミクロン未満になると発生し始める。ドレインによって引き起こされる障壁低下(「DIBL」)もまた、チャネル長が小さくなるに従って発生し始める好ましくない短チャネル効果である。DIBLの結果、メモリセルの実質的なスレッショルド電圧が低下し、メモリセルの性能に好ましくない影響を与える。
CMOSには、パンチスルーやDIBLなどの短チャネル効果を低減させるため、ハロ・ドーピング、レトログレード・ウェル・ドーピングの2つの従来技術がある。ハロ・ドーピングでは、例えば、高濃度P型ドーパントをNFETなどのNチャネル装置のソース・ドレイン接合に近接して注入する。ソース・ドレイン接合近傍に注入された高濃度P型ドーパントによりソース・ドレイン接合間の空乏領域がかなり縮小されるため、パンチスルーやDIBLなどの短チャネル効果が減少する。レトログレード・ウェル・ドーピングでは、高濃度P型ドーパントが、基板表面の下の、パンチスルーがNFETなどのNチャネル装置で発生しうるPウェルの、ある深さのところで形成される。結果として、Pウェルの高濃度P型ドーパントは、ソース・ドレイン接合間の空乏領域の有効幅を減少させ、Nチャネル装置のパンチスルーを減少させる。しかしながら、従来のハロ・ドーピング及びレトログレード・ウェル・ドーピングの技術では、ドレイン接合近傍の高濃度P型ドーパントが好ましくないドレイン接合の破壊を引き起こすことがある。
また、上述した従来のハロ・ドーピング及びレトログレード・ウェル・ドーピングの技術では、注入されたP型ドーパントが瞬時に拡散するため、小型のフローティングゲート型のフラッシュメモリセルに適用するのは困難であった。
このため、フローティングゲート型フラッシュメモリセルなどのメモリセルにおける短チャネル効果の削減に効果的な方法が必要とされている。
本発明は、メモリセル及び関連の構成の短チャネル効果を削減する方法に関する。本発明は、フローティングゲート型フラッシュメモリセルなどのメモリセルにおける短チャネル効果の削減に効果的な方法に対する必要性を対処、解決するものである。
本発明の一側面によると、フローティングゲート型メモリアレイの製造方法は、第1のソース領域と第2のソース領域との間に設けられ、基板のサイドウォールを規定するトレンチを露出させるために、基板の分離領域から誘電体を除去する工程を具備する。フローティングゲート型メモリアレイは、例えば、フローティングゲート型フラッシュメモリアレイでも良い。誘電体は、例えば、セルフアライン・ソースエッチングで取り除いても良い。また、この製造方法は、第1のソース領域と第2のソース領域とN型ドーパントがN+型領域を形成するトレンチのサイドウォールとに、N型ドーパントを注入する工程を具備する。
この製造方法はさらに、P型ドーパントを、第1のソース領域と第2のソース領域とP型ドーパントがP型領域を形成し、P型領域がN+型領域の下部に設けられるトレンチのサイドウォールに注入する工程を含む。P型ドーパントは、例えば、ホウ素でも良い。P型ドーパントを、例えば、前記第1のソース領域の上面に対して約45.0度から約90.0度の間の角度で注入することもできる。P型ドーパントは、ワードラインによって第1のソース領域と分離される前記ドレイン領域には添加されない。この製造方法はさらに、前記P型ドーパントに前記N+型領域の下部にレトログレード・プロファイルを、また、前記P型ドーパントに前記N+型領域に隣接してグレーデッド濃度プロファイルを形成させる熱サイクルを実行する工程を含む。
本発明の別の側面によると、本発明は、上述の方法を利用することにより作製されるフローティングゲート型メモリアレイである。本発明のその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付の図面を詳しく調べれば、当業者には明白である。
本発明は、メモリセル及び関連の構造体における短チャネル効果の低減に関連する。以下の説明は、本発明の実施に係る具体的な説明を含む。当業者であれば、本発明が本願の説明とは異なる方法でも実施しうることを理解することであろう。
本願の図面及び添付の詳細説明は、本発明の典型的な実施の形態にすぎない。簡略化するために、本発明のその他の実施の形態については、本願では特に説明せず、また本図面においても解説をしていない。
本発明は、フローティングゲート型フラッシュメモリセルなどのメモリセルにおける短チャネル効果を低減するための革新的なチャネルドーピング工程を含む。以下に解説するように、フローティングゲート型メモリセルにおいて短チャネル効果を低減することで、本発明の革新的なチャネルドーピング工程は、フローティングゲートメモリセルの性能を有利に向上させる。本発明は、フラッシュフローティングゲート型メモリを含む、いかなる不揮発性のフローティングゲートメモリにも適応できる。
図1は、本発明の一実施例に係る典型的なメモリセルを含む典型的な構成の平面図である。構成100は、ワードライン102、ビットライン104,106,108、酸化分離領域110,112、ソース領域114,116,118、ドレイン領域122、トレンチ126,128、メモリセル130,132,134を含む。構成100は、例えば、フローティングゲート型フラッシュメモリアレイなどのフローティングゲート型メモリアレイとすることができる。
図1に示すように、メモリセル132は、ワードライン102の下部に形成されるフローティグゲート136を含む。本実施例では、メモリセル132は、フローティングゲート型メモリセルである。別の実施例においては、メモリセル132は、フローティングゲート型フラッシュメモリセルである。メモリセル132はさらに、ドレインコンタクト138を含む。ドレインコンタクト138は、メモリセル132のドレイン領域122とビットライン106とを接続する。また、メモリセル132はソース領域116を含む。ソース領域116は、基板内において、ワードライン102と隣接して形成される(図1に不図示)。メモリセル132は、本明細書において簡潔にするために、詳細に説明するがメモリセル130及び134は、メモリセル132と同様の組成及び製造方法である。
また、図1に示すように、ワードライン102は、基板(図1に不図示)に形成されているビットライン104,106,108の上方に直交して配置される。ワードライン102、ビットライン104,106,108は、当該技術分野では周知の方法で製造することができる。さらに、図1に示すように、酸化分離領域110は、ビットライン104とビットライン106との間に形成され、例えば、シャロートレンチ分離(「STI」)領域とすることができる。酸化分離領域110は、酸化シリコンまたは他の適切な誘電体から構成することができ、当該技術分野では周知の方法で基板(図1に不図示)に製造可能である。さらに、図1に示すように、酸化分離領域112は、ビットライン106とビットライン108との間に配置され、酸化分離領域110と同様の物質から構成可能で、同様の方法で製造可能である。
さらに図1に示すように、トレンチ126はソース領域114とソース領域116との間に形成される。トレンチ126は、ワードライン102に隣接するソース領域114とソース領域116との間に形成される酸化分離領域110の一部の誘電体、例えば、酸化シリコンを除去することで形成される。誘電体は、ソース領域114とソース領域116との間に形成される酸化分離領域110の一部をエッチングすることで、例えば、セルフアライン・ソースエッチング工程により、除去することができる。トレンチ126には、サイドウォール146と底面126とが含まれる。さらに図1に示すように、トレンチ128は、ソース領域116とソース領域118との間に配置され、トレンチ126と同様に形成される。トレンチ128は、サイドウォール150と底面148とを含む。N+ソース注入がトレンチ126及びトレンチ128に実施され、また、ソース領域114,116,118を電気的に相互に接続するために、ソース領域114,116,118にも実施される。N+ソース注入では、ヒ素またはその他の適切なN型ドーパントなど、N型ドーパントから構成することができ、ソース領域114,116,118にN+型領域(図1に不図示)を形成する。また、図1に示すように、ドレイン領域122は、フローティングゲート136に隣接して配置され、N型ドーパントから構成される。本明細書では、特にドレイン領域122に関してのみ、簡潔に説明する。
本実施例では、P型ドーパントがソース領域114,116,118及びトレンチ126,128に注入され、P型領域(図1に不図示)を形成する。P型ドーパントは、ホウ素からなり、ソース領域114,116,118の各上面に対してある角度をなして注入することができる。本発明の一実施例では、P型ドーパントは、N+ソース注入より前に注入する。P型ドーパントは、ドレイン領域122などのドレイン領域には注入されない。P型ドーパントが注入されると、熱サイクルが始まり、P型ドーパントをソース領域114,116,118の下部にて拡散させる。上述の本発明のP型ドーピング工程の結果、レトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルが各ソース領域のN+型領域(図1に不図示)の下部に形成され、上述のパンチスルーやDIBLなどの短チャネル効果を有効的に減少させる。本発明の革新的なP型ドーピング工程について、図2及び図3に対応させて以下に説明する。
図2の構成200は、図1における2−2線に沿った構成100の断面図に相当する。特に、構成200のソース領域214,216,218、トレンチ226,228、サイドウォール246,250、底面244,248は、構成100のソース領域114,116,118、トレンチ126,128、サイドウォール146,150、底面144,148にそれぞれ相当する。また、説明を明瞭にするために、ワードライン102及びフローティングゲート136は図2には不図示である。
図2に示すように、N+型領域252は、基板258のソース領域214,216,218の各上面213,215,217、サイドウォール246、トレンチ226の底面244、サイドウォール250、トレンチ228の底面248の下部に配置される。N+型領域252は、ソース領域214,216,218を電気的に相互接続し、ヒ素などのN型ドーパントをソース領域214,216,218及びトレンチ226,228に注入することで形成される。
また、図2に示すように、Pウェル254を基板258のN+領域252の下部に配置し、当該技術分野では周知の方法で基板258を適切にドーピングすることで形成することができる。さらに、図2に示すように、P型領域256を、基板258のPウェル254の下部に形成し、ホウ素などのP型ドーパントで構成することができる。P型領域256は、P型注入260を利用して、P型ドーパント、例えばホウ素を、ソース領域214,216,218の各上面213,215,217に対してそれぞれ注入角度262で注入することで、形成可能である。注入角度262は、図1のワードライン102にそれぞれ平行なソース領域214,216,218の各上面213,215,217に垂直な面にある。一例として、注入角度262は、約45.0度から約90.0度の間とすることができる。P型注入260により、例えば、ホウ素などP型ドーパントを、1平方センチメートル当たり、例えば約1×1014から約1×1015の原子注入量で注入できる。一例として、P型注入260により、約30.0keVのエネルギーでP型ドーパントを注入することができる。
P型ドーパントを注入角度262で注入することにより、本発明ではP型ドーパントをトレンチ226,228の各サイドウォール246,250、ソース領域214,216,218の各上面213,215,217、トレンチ226,228の各底面244,248に効率的に注入できる。結果として、P型領域256を基板258のN+型領域252の下部に、所望の深度で形成できる。このため、図3に関連して以下で詳細に説明するが、本発明のP型ドーピング工程により、効果的なレトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルが114,116,118の下部に効果的に実現される。
図3の構成300は、図1における3−3線に沿った構成100の断面図に相当する。特に、構成300のメモリセル332、ワードライン302、フローティングゲート336、ソース領域316、ドレイン領域322は、構成100のメモリセル132、ワードライン102、フローティングゲート136、ソース領域116、ドレイン領域122に、それぞれ相当する。また、構成300のソース領域316、N+型領域352、Pウェル354、基板358は、図2の構成200のソース領域216、N+型領域252、Pウェル254、基板258に、それぞれ相当する。また、説明を明瞭にするために、コンタクト138は図3に図示されていない。
図3に示すように、メモリセル332は、トンネル酸化層362を含む。トンネル酸化層362は、基板358の上面366に形成され、熱成長したトンネル酸化を含めることができる。また、図3に示すように、フローティングゲート336は、トンネル酸化層362の上部に配置され、多結晶シリコンを含めることができる。さらに、図3に示すように、誘電体層364はフローティングゲート336の上部に配置され、例えば、酸化物/窒化物/酸化物(「ONO」)膜で構成することができる。また、図3に示すように、ワードライン302は、誘電体層364の上部に配置され、多結晶シリコンで構成することができる。
さらに、図3に示すように、N+型領域352はソース領域316に形成され、適切なN型ドーパントを基板358の上面366に注入することで形成することができる。また、図3に示すように、ドレイン領域322は、N+型領域であり基板358に形成される。さらに、図3に示すように、チャネル領域368は、ソース接合374とドレイン接合376との間に形成され、トンネル酸化層362の下部にも形成される。また、図3に示すように、Pウェル354は、N+型領域352、チャネル領域368、ドレイン領域322の下の基板358に形成される。Pウェル354は、当該技術分野では周知の方法で基板358に形成することができる。
さらに、図3に示すように、P型領域356は、N+型領域352の下部に形成され、図2のP型注入260を利用して、例えば、ホウ素などのP型ドーパントを注入することで形成される。次の熱駆動工程の後で、P型領域356内のP型ドーパントが上方向に拡散し、矢印372で示されるように、基板358の上面366に近づく。結果として、P型ドーパントがPウェル354のN+型領域352の下にレトログレード・プロファイルを形成する。P型ドーパントはまた、矢印370で示されるように、チャネル領域368の中心に向かって拡散する。矢印370で示されるP型ドーパントの拡散の結果、P型ドーパントは、フローティングゲート336の下部にあって、ソース領域316内のN+型領域352に隣接するPウェル354の一部にグレーデッド濃度プロファイルを形成する。ドレイン領域322は、上述したように、P型注入260の実施中はマスクによって保護されているので、レトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルは、ドレイン領域322に隣接して形成されることはない。このため、レトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルをソース領域316に隣接して形成することにより、本発明では、パンチスルーやDIBLなど上述の短チャネル効果を有効的に低減できる。さらに、レトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルをドレイン領域322に隣接して形成していないため、本発明では、望ましくないドレイン接合による破壊を有効的に回避している。したがって、短チャネル効果を低減した結果、本発明は、短チャネル性能を有効的に向上している。
図4は、本発明の一実施例に係る典型的な方法を例示するフロー図を示す。当該技術分野の当業者には明白な細部や機能は、フロー図400から除外している。例えば、ある工程は、1つ以上のサブステップから構成されてもよいし、当該技術分野において周知である特殊な装置や物質を含んでいてもよい。
ステップ402において、半導体ウェハが製造される。半導体ウェハには、図1におけるメモリセル130,132,134などのメモリセル及びビットライン104,106,108などのビットライン上に形成されたワードライン102などのワードラインを含む。ステップ404において、誘電体が図1の酸化分離領域110,112などの酸化分離領域において除去され、トレンチ126,128などの各トレンチを露出させる。誘電体が、酸化分離領域110,112から除去され、例えばセルフアライン・ソースエッチングを実施することで、トレンチ126,128を露出させることができる。ステップ406で、ヒ素などのN型ドーパントがトレンチ126,128などのトレンチ及びソース領域114,116,118などのソース領域に注入され、ソース領域を電気的に相互接続する。
ステップ408において、P型ドーパントがトレンチ126,128などのトレンチ及びソース領域114,116,118などのソース領域に注入され、図2のN+型領域252などのN+型領域の下部に形成されたP型領域356などのP型領域を形成する。例えば、ホウ素を、ソース領域214,216,218の各上面213,215,217、トレンチ226のサイドウォール246及び底面244、トレンチ228のサイドウォール250及び底面248の下部深いところに、注入角度262で、ソース領域214,216,218の各上面213,215,217に対して注入することができる。一例として、注入角度262は、約45.0度から約90.0度とすることができる。熱サイクルは、P型領域356にP型ドーパントを拡散させ、ソース領域216などのソース領域に隣接したレトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルを形成するために開始される。引き続き、ステップ410で、半導体ウェハの製造工程は、次に、図1のトレンチ126,128などのトレンチを酸化シリコンなどの誘電体で埋める。
したがって、上述したように、ホウ素などのP型ドーパントを利用して、フローティングゲート型フラッシュメモリセルなどのフローティングゲートメモリセルのソース領域に隣接して、レトログレード・プロファイル及びグレーデッド濃度プロファイルを形成し、望ましくない短チャネル効果を低減することによって、本発明は、フローティングゲート型メモリセルの短チャネル性能を有効的に向上させることができる。
上述の本発明の実施例から、様々な技術により、本発明の要旨を逸脱しない範囲で本発明の概念を実施することができるのは言うまでもない。さらに、本発明を特定の実施例とともに説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、形式上また細部に変更が可能であることは、当業者には認知されることであろう。上述の実施例は、全ての点において例示であり、本発明を限定するものではないと考えられる。また、当然のことながら本発明は本明細書に記載の個々の実施例に限定されることはないが、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、再構成、変更、置換が可能である。
したがって、メモリセル及び関連する構造体において、短チャネル効果を低減する方法は、上述した通りである。
本発明の一実施例に係るメモリセルを含む構造の平面図である。 図1の線2−2に沿った断面図である。 図1の線3−3に沿った断面図である。 本発明の一実施例に係る方法の工程に対応するフロー図である。

Claims (4)

  1. フローティングゲート型メモリアレイの製造方法であって、
    第1のソース領域(116,216,316)と第2のソース領域(118,218)の間に設けられ、基板(258,358)のサイドウォール(150,250)を規定するトレンチ(128,228)を露出させるために、前記基板(258,358)に設けられた分離領域(110)から誘電体を除去する工程(404)と、
    N+型領域(252,352)を形成するN型ドーパントを前記第1のソース領域(116,216,316)と前記第2のソース領域(118,218)と前記サイドウォール(150,250)とに対して注入する工程(406)と、
    前記N+型領域(252,352)の下部に設けられたP型領域(256,356)を形成するP型ドーパントを前記第1のソース領域(116,216)と前記第2のソース領域(118,218)と前記サイドウォール(150,250)とに対して注入する工程(408)と、
    前記P型ドーパントに前記N+型領域(252,352)の下部にレトログレード・プロファイルを形成させる熱サイクルを実行する工程(408)とを有し、
    前記P型ドーパントは、ワードライン(102,302)によって第1のソース領域(116,216,316)と分離されるドレイン領域(122,322)には注入されず、
    前記P型ドーパントは、前記フローティングゲート型メモリアレイにおける短チャネル効果を低減し、
    前記P型ドーパントを前記第1のソース領域(116,216,316)と前記第2のソース領域(118,218)と前記サイドウォール(150,250)とに対して注入する前記工程(408)が、前記P型ドーパントを前記第1のソース領域(116,216,316)の上面(215)に対して、前記第1のソース領域(116,216,316)の上面(215)に略垂直かつ前記ワードライン(102,302)に略平行な平面から測定して45度以上90度未満の角度(262)で注入する工程を含み、
    前記P型ドーパントを前記第1のソース領域(116,216,316)と前記第2のソース領域(118,218)と前記サイドウォール(150,250)とに対して注入する工程(408)は、前記P型ドーパントを1平方センチメートル当たり、1×1014から1×1015の間の原子量で注入し、
    前記熱サイクルを実行する工程(408)において、前記P型ドーパントに前記N+型領域(252,352)に隣接してグレーデッド濃度プロファイルを形成することを特徴とする製造方法。
  2. 前記P型ドーパントは、ホウ素であることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 前記分離領域(112)から前記誘電体を除去する工程は、セルフアライン・ソースエッチングにより前記誘電体を除去することを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  4. 前記フローティングゲート型メモリアレイは、フローティングゲート型フラッシュメモリアレイであることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
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