JP5257421B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ある予測期間内での行動を社会的価値を高める方向で予測し誘導することができる行動予測装置及び方法を提供することを課題とし、条件入力部から入力される対象者の単独の行動とこれら行動の同時発生可能性より取得される行動種別と対象者の実際行動に伴う入力種別との対応に基づいて行動判別部より行動種別を特定し、この行動種別について一定期間の行動履歴データをデータ記録部により生成し、行動履歴データに基づき各行動種別に対する行動遷移確率、行動時間、行動発生確率の各情報を生成して記録し、予測期間に対し行動発生確率情報から起点行動を求め、該起点行動に対し行動発生確率情報に基づき他の行動を行動発生確率の順に選択し、選択された行動に対する行動時間情報を加算し予測期間に相当する行動予測情報を行動予測部より出力し、この情報と予め用意された社会価値単位情報及び予測期間から社会価値計算で起点行動を選択したことによる単位時間当たりの社会価値を求めることが開示されている。
特開2007−249302号公報
本発明は、使用されていない時間が長い施設を検出してしまうことを防止するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、使用条件に合致する施設を使用開始時の温度から設定温度まで変化させる電力と該施設を使用した場合の電力Xの和である電力Aと、該施設の設定温度を直前の使用終了時から該使用開始時まで維持するための電力と該電力Xの和である電力Bを算出する算出手段と、該算出手段が算出した該電力Aと該電力Bを比較し、使用電力の少ない方の状態で施設を使用するとし、使用電力が最も少ない1の施設を検出する検出手段を含む情報処理装置である。
請求項の発明は、使用する施設の使用開始時刻を含む前記施設の使用条件を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた使用条件に合致する第1施設を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設のうち、前記使用開始時刻に基づき、使用した場合の環境負荷が最も低い第2施設を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設の前記使用開始時刻における温度又は現在における温度を取得する第1取得手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設における設定温度を取得する第2取得手段と、前記第1施設を、前記第1取得手段により取得された温度から前記第2取得手段により取得された設定温度にまでするために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第1使用電力を算出する第1算出手段と、前記使用開始時刻より以前における前記第1施設の使用が終了してから前記使用開始時刻までの間、前記第1施設の前記設定温度を維持するために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第2使用電力を算出する第2算出手段、を有し、前記第2検出手段は、前記第1算出手段により算出された第1使用電力と、前記第2算出手段により算出された第2使用電力と、を比較し、使用電力が少ない方の状態で前記施設を使用するとして前記第2施設を検出する、情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記第2検出手段が、前記第2算出手段により算出された第2使用電力の状態の施設を第2施設として検出した場合は、前記施設の前記使用開始時刻より以前に使用している利用者に対し、前記設定温度を維持する旨の情報を出力する出力手段を有する請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、コンピュータを、使用条件に合致する施設を使用開始時の温度から設定温度まで変化させる電力と該施設を使用した場合の電力Xの和である電力Aと、該施設の設定温度を直前の使用終了時から該使用開始時まで維持するための電力と該電力Xの和である電力Bを算出する算出手段と、該算出手段が算出した該電力Aと該電力Bを比較し、使用電力の少ない方の状態で施設を使用するとし、使用電力が最も少ない1の施設を検出する検出手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項5の発明は、コンピュータを、使用する施設の使用開始時刻を含む前記施設の使用条件を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた使用条件に合致する第1施設を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設のうち、前記使用開始時刻に基づき、使用した場合の環境負荷が最も低い第2施設を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設の前記使用開始時刻における温度又は現在における温度を取得する第1取得手段と、前記第1検出手段により検出された第1施設における設定温度を取得する第2取得手段と、前記第1施設を、前記第1取得手段により取得された温度から前記第2取得手段により取得された設定温度にまでするために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第1使用電力を算出する第1算出手段と、前記使用開始時刻より以前における前記第1施設の使用が終了してから前記使用開始時刻までの間、前記第1施設の前記設定温度を維持するために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第2使用電力を算出する第2算出手段、として機能させ、前記第2検出手段は、前記第1算出手段により算出された第1使用電力と、前記第2算出手段により算出された第2使用電力と、を比較し、使用電力が少ない方の状態で前記施設を使用するとして前記第2施設を検出する、情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、複数の施設がある場合に、使用電力が最も少ない施設及び維持方法の組合せを提示することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、使用開始時における温度から設定温度まで変化させた場合と直前の使用終了時から使用開始時まで設定温度を維持した場合で少ない方を検出することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、施設を使用していない間において設定温度を維持することを検出した場合は、以前に使用している利用者に設定温度を維持する旨の情報を出力することができる。
請求項4の情報処理プログラムによれば、複数の施設がある場合に、使用電力が最も少ない施設及び維持方法の組合せを提示することができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、使用開始時における温度から設定温度まで変化させた場合と直前の使用終了時から使用開始時まで設定温度を維持した場合で少ない方を検出することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態による処理例(1)を示すフローチャートである。 予約情報テーブルのデータ構造を示す説明図である。 ファシリティ情報テーブルのデータ構造を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例(2)を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の環境負荷評価モジュールによる低環境負荷施設選択の処理例(1)を示すフローチャートである。 ファシリティ情報テーブルのデータ構造を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例(3)を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の環境負荷評価モジュールによる低環境負荷施設選択の処理例(2)を示すフローチャートである。 ファシリティ情報テーブルのデータ構造を示す説明図である。 施設としてプリンタを対象とした場合のシステム構成例の説明図である。 各プリンタにおけるフューザー温度の変化例を示した説明図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ファシリティ情報テーブルのデータ構造を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態(第1の実施の形態、第2の実施の形態を含む)におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
第1の実施の形態である情報処理装置は、図1の例に示すように、状態測定モジュール110、ファシリティ情報格納モジュール120、条件受付モジュール130、環境負荷評価モジュール140、予約情報格納モジュール150、ガイド生成モジュール160、出力/通知モジュール170を有している。施設(ファシリティ)として、会議室、セミナー室、講堂、教室等の部屋を含む。以下、主に会議室を例示する。また、この部屋には、空調機器、照明機器等の電力消費機器が備え付けられており、この部屋を使用するとは、それらの電力消費機器を使用することでもある。
状態測定モジュール110は、ファシリティ情報格納モジュール120と接続されている。状態測定モジュール110は、対象となる施設の現在の状態を測定する。例えば、温度を測定する場合には、空調機器の温度センサ等を利用してもよい。
ファシリティ情報格納モジュール120は、状態測定モジュール110、環境負荷評価モジュール140と接続されている。ファシリティ情報格納モジュール120は、施設の属性と状態を記憶しており、施設が会議室の場合は、会議室のサイズ(収容人数)、温度、環境負荷パラメータ等の情報を記憶する。温度データに関しては、過去のログを記録するようにしてもよい。
条件受付モジュール130は、環境負荷評価モジュール140と接続されている。条件受付モジュール130は、使用する施設の使用開始時刻を少なくとも含む、その施設の使用条件を受け付ける。例えば、利用者の操作に応じて、会議室の予約の指示を受け付ける。その指示には、会議室の使用を開始する時刻が少なくとも含まれている。この他に、その会議室を使用する人数、その会議室の使用が終了する時刻(開始時刻からの使用時間であってもよい)が含まれていてもよい
環境負荷評価モジュール140は、ファシリティ情報格納モジュール120、条件受付モジュール130、予約情報格納モジュール150、ガイド生成モジュール160と接続されている。環境負荷評価モジュール140は、条件受付モジュール130が受け付けた施設の条件と、ファシリティ情報格納モジュール120に記憶されている施設情報と現在の施設の状態から、条件を満たす施設の中から、環境負荷の低いものを検出する。
環境負荷評価モジュール140は、条件受付モジュール130によって受け付けられた使用条件に合致する第1の施設を検出する。そして、検出された第1の施設のうち、条件受付モジュール130によって受け付けられた使用開始時刻より以前のその施設が使用されていない時間が短い施設を検出する。施設が使用されていない時間とは、その施設の使用が終了する終了時刻(実績の終了時刻、終了予定時刻のいずれであってもよい)から条件受付モジュール130によって受け付けられた使用開始時刻までの期間をいう。施設が会議室の場合は、その会議室が空きとなっている時間のこととなる。
環境負荷評価モジュール140は、検出された第1の施設の使用開始時刻における温度又は現在における温度を取得する。そして、検出された第1の施設における設定温度を取得する。そして、取得された温度から設定温度にするための必要な電力と第1の施設を使用した場合における電力を加算することによって使用電力を算出する。そして、算出された使用電力が少ない施設を第2の施設として検出するようにしてもよい。取得された温度から設定温度にするための必要な電力とは、例えば、第1の施設の現状温度から設定温度にするために、その第1の施設に設置されている空調機器の立ち上げ運転に要した電力である。第1の施設を使用した場合における電力とは、例えば、その会議室を予定時間使用した場合において、その会議室に設置されている照明機器を使用した場合の電力と空調機器を恒常運転で使用した場合の電力が該当する。
環境負荷評価モジュール140が施設の現在の温度を取得するために、状態測定モジュール110が測定した各施設の現在の温度をファシリティ情報格納モジュール120が記憶しており、それを環境負荷評価モジュール140がアクセスすることによって取得するようにしてもよい。また、施設の開始時刻における温度を取得するために、その開始時刻における温度を予測するようにしてもよい。なお、予測としては、予め定められた計算式を用いる予測、過去に測定しておいた実績の温度を用いた予測であってもよい。
環境負荷評価モジュール140は、使用開始時刻より以前であって第1の施設の使用が終了してからその使用開始時刻までの間、第1の施設の設定温度を維持するために必要な電力と第1の施設を使用した場合における電力を加算することによって第1の使用電力を算出する。そして、算出された第1の使用電力と第2の使用電力を比べて少ない施設の使用状態を第2の施設の使用状態として検出する。ここでの使用状態とは、(1)第1の施設の使用が終了してから使用開始時刻までの間、第1の施設の空調機器の使用を停止させておく使用状態をいう。したがって、使用開始時刻から設定温度になるまでに立ち上げ運転を行う必要がある。(2)第1の施設の使用が終了してから使用開始時刻までの間、第1の施設の設定温度を維持する使用状態をいう。より具体的には、第1の施設の使用が終了してもその施設の空調機器を使用を止めずに、設定温度に保つように動作させることである。
予約情報格納モジュール150は、環境負荷評価モジュール140と接続されている。予約情報格納モジュール150は、施設の空き状況を確認するための情報を記憶している。施設の予約を行おうとする場合に利用される情報を記憶している。例えば、施設が会議室の場合、会議室予約システム等が管理している情報にアクセスするようにしてもよい。
ガイド生成モジュール160は、環境負荷評価モジュール140、出力/通知モジュール170と接続されている。ガイド生成モジュール160は、環境負荷評価モジュール140によって検出された第2の施設(環境負荷の低い施設の選択肢)に基づいて、利用者向けのガイドを生成する。
出力/通知モジュール170は、ガイド生成モジュール160と接続されている。出力/通知モジュール170は、環境負荷評価モジュール140によって検出された第2の施設を出力する。又は、ガイド生成モジュール160が生成したガイドを利用者に出力、通知する。例えば、利用者が見ることができる表示装置に表示すること等が含まれる。
また、出力/通知モジュール170は、環境負荷評価モジュール140が第2の使用電力の施設を第2の施設として検出した場合は、その施設の使用開始時刻より以前に使用している利用者に設定温度を維持する旨の情報を出力するようにしてもよい。前述の使用状態(2)とするために、使用開始時刻より以前に使用している利用者に知らせるものである。
図2は、第1の実施の形態による処理例(1)を示すフローチャートである。
ステップS202では、条件受付モジュール130が、条件設定を受け付ける。条件受付モジュール130は、利用者の操作に応じて、会議室を使用するために必要な情報、例えば、使用開始時刻、使用終了時刻、使用する人数等を受け付ける。また、使用終了時刻の代わりに、施設利用時間を受け付けるようにしてもよい。
ステップS204では、環境負荷評価モジュール140が、予約情報格納モジュール150から空き情報を取得する。例えば、条件受付モジュール130が受け付けた会議室の使用開始時刻から使用終了時刻の間、使用されていない会議室を予約情報格納モジュール150内から取得する。例えば、予約情報格納モジュール150内には、予約情報テーブル300が記憶されている。図3は、予約情報テーブル300のデータ構造を示す説明図である。予約情報テーブル300は、ファシリティID欄310、メンバーID欄320、開始予定時刻欄330、終了予定時刻欄340を有しており、どのファシリティが、どのメンバーによって、いつから、いつまで予約されているかを情報として保持する。ファシリティID欄310は、例えば、会議室を一意に識別するファシリティID(IDentification)を記憶する。メンバーID欄320は、その会議室を予約した利用者を一意に識別するメンバーIDを記憶する。開始予定時刻欄330は、予約された会議室における開始予定時刻を記憶する。終了予定時刻欄340は、予約された会議室における終了予定時刻を記憶する。例えば、現在(2010年3月11日11時32分56秒)の時点では、ファシリティIDがa、cの会議室が対象となる。
ステップS206では、環境負荷評価モジュール140が、ファシリティ情報格納モジュール120から条件合致施設を検出する。ステップS204で取得した空き情報及びステップS202で受け付けた条件設定に合致する施設を検出する。例えば、ファシリティ情報格納モジュール120内には、ファシリティ情報テーブル400が記憶されている。図4は、ファシリティ情報テーブル400のデータ構造を示す説明図である。ファシリティ情報テーブル400は、ファシリティID欄410、サイズ欄420、現状温度欄430、状態欄440、最終利用時間欄450、負荷(照明)欄460、負荷(空調)欄470を有しており、ファシリティの属性情報を記憶する。ここでは、会議室を例にとり、例えば許容人数、室温(会議室内の温度であり、その会議室に設置された温度センサによって測定された温度)、使用中か否か、最終利用時間(使用中であれば現時刻)、照明の環境負荷、空調機器の環境負荷を記憶している。ファシリティID欄410は、例えば、会議室を一意に識別するファシリティIDを記憶する。サイズ欄420は、その会議室が使用できる人数を記憶する。現状温度欄430は、現在の室温を記憶する。状態欄440は、その会議室の現在の状態(空きか、使用中か)を記憶する。最終利用時間欄450は、その会議室における最終利用時間(使用中であれば現時刻)を記憶する。負荷(照明)欄460は、その会議室における照明機器の単位時間当たりの環境負荷を記憶する。負荷(空調)欄470は、その会議室における空調機器の単位温度当たりの環境負荷を記憶する。
例えば、ステップS202で受け付けた条件設定の一部として、予定人数が9人の場合、会議室の容量(サイズ、ファシリティ情報テーブル400のサイズ欄420)が9以上の会議室を対象とする。図4に例示のファシリティ情報テーブル400では、ファシリティIDがa、cの会議室が対象となる。なお、ファシリティIDがbの会議室は、現在(2010年3月11日11時32分56秒)の時点で使用中であるので、対象とならない。
なお、ステップS204では、図3に例示した予約情報テーブル300を用いて、空き情報を取得したが、ファシリティ情報テーブル400の状態欄440を用いて空き情報を取得してもよい。
ステップS208では、環境負荷評価モジュール140が、空室時間最短施設を検出する。例えば、ファシリティ情報テーブル400の最終利用時間欄450を用いて、現在の時点で、空室となっている時間が短いものを検出する。図4に例示したファシリティ情報テーブル400では、ファシリティIDがcの会議室を検出する。複数ある候補の中から、例えば、空調機器を停止させてからの時間が短いほど、空調機器を利用する場合の環境負荷が低くなる。
ステップS210では、ガイド生成モジュール160が、ステップS208で検出した施設を使うほうが環境負荷の低くなる旨の提案である推薦施設ガイドを生成し、出力/通知モジュール170が、その推薦施設ガイドを通知/出力する。
図5は、第1の実施の形態による処理例(2)を示すフローチャートである。
ステップS502からステップS506までの処理は、図2に例示のフローチャートのステップS202からステップS206までの処理と同等である。
ステップS508では、環境負荷評価モジュール140が、低環境負荷施設を選択(1)する。この処理については、図6を用いて詳述する。
ステップS510の処理は、図2に例示のフローチャートのステップS210の処理と同等である。
図6は、第1の実施の形態の環境負荷評価モジュール140による低環境負荷施設選択の処理例(1)を示すフローチャートである。
ステップS602では、施設利用時間を取得する。条件受付モジュール130によって受け付けられた条件設定から施設を利用する時間を取得する。条件受付モジュール130によって受け付けられた条件設定内に施設利用時間がある場合は、その施設利用時間をそのまま取得し、条件受付モジュール130によって受け付けられた条件設定内に施設利用時間がなく、使用終了時刻がある場合は、使用開始時刻から使用終了時刻までの時間を施設利用時間とする。
ステップS604では、各条件合致施設情報を取得する。ステップS506で検出した条件合致施設に関する情報をファシリティ情報格納モジュール120内のファシリティ情報テーブル700から取得する。図7は、ファシリティ情報テーブル700のデータ構造を示す説明図である。ファシリティ情報テーブル700は、ファシリティID欄710、サイズ欄720、現状温度欄730、状態欄740、最終利用時間欄750、負荷A(照明)欄760、負荷B(空調,恒常運転)欄770、負荷C(空調,立上げ運転)欄780を有しており、図4に例示したファシリティ情報テーブル400の代わりとなる。ファシリティID欄710は、例えば、会議室を一意に識別するファシリティIDを記憶する。サイズ欄720は、その会議室が使用できる人数を記憶する。現状温度欄730は、現在の室温を記憶する。状態欄740は、その会議室の現在の状態(空きか、使用中か)を記憶する。最終利用時間欄750は、その会議室における最終利用時間(使用中であれば現時刻)を記憶する。負荷A(照明)欄760は、その会議室における照明機器の単位時間当たりの環境負荷を記憶する。負荷B(空調,恒常運転)欄770は、その会議室における空調機器の恒常運転における単位時間当たりの環境負荷を記憶する。負荷C(空調,立上げ運転)欄780は、その会議室における空調機器の立ち上げ運転における単位温度当たりの環境負荷を記憶する。図7に例示のファシリティ情報テーブル700では、ファシリティIDがa、bの会議室の情報を取得する。
ステップS606では、各条件合致施設の現在の室温を取得する。図7に例示のファシリティ情報テーブル700の現状温度欄730から室温を取得する。ファシリティIDがaの会議室の室温である5℃、ファシリティIDがbの会議室の室温である18℃を取得する。
ステップS608では、設定温度情報を取得する。設定温度は予め定められた温度であり、各会議室が同じ温度に設定されていてもよいし、各会議室毎に設定されていてもよい。例えば、22℃であるとする。
ステップS610では、ステップS606で取得した現状温度とステップS608で取得した設定温度との差分を算出する。
ステップS612では、室温調整電力(W1)を、次の式(1)を用いて算出する。
W1 = |設定温度−現状温度| × 負荷C ・・・ 式(1)
なお、(設定温度−現状温度)は、ステップS610で算出した値である。負荷Cは、その会議室における負荷C(空調,立上げ運転)欄780に記憶されている値である。
ステップS614では、施設利用時間(予定会議時間)中の照明電力(W2)を、次の式(2)を用いて算出する。
W2 = 負荷A × 予定会議時間 ・・・ 式(2)
負荷Aは、その会議室における負荷A(照明)欄760に記憶されている値である。予定会議時間は、ステップS602では、取得された施設利用時間である。
ステップS616では、施設利用時間中の空調電力(W3)を、次の式(3)を用いて算出する。
W3 = 負荷B × 予定会議時間 ・・・ 式(3)
負荷Bは、その会議室における負荷B(空調,恒常運転)欄770に記憶されている値である。
ステップS618では、各施設の利用電力量(W1+W2+W3)を算出する。予定会議時間を2時間とした場合、前述の例では、ファシリティIDがaの会議室を利用したときの利用電力量は、次の式(4)のようになる。ファシリティIDがbの会議室を利用したときの利用電力量は、次の式(5)のようになる。
aの利用電力量= (22−5)×12 + 5×2 + 6×2 = 226 KW ・・・ 式(4)
bの利用電力量= (22−18)×18 + 10×2 + 9×2 = 110 KW ・・・ 式(5)
ステップS620では、利用電力量が最も小さい施設を選択する。前述の例では、ファシリティIDがbの会議室を利用したときの利用電力量が、ファシリティIDがaの会議室を利用したときの利用電力量よりも少ないので、ファシリティIDがbの会議室を選択する。
図8は、第1の実施の形態による処理例(3)を示すフローチャートである。
ステップS802からステップS806までの処理は、図2に例示のフローチャートのステップS202からステップS206までの処理と同等である。
ステップS808では、環境負荷評価モジュール140が、低環境負荷施設を選択(2)する。この処理については、図9を用いて詳述する。
ステップS810の処理は、図2に例示のフローチャートのステップS210の処理と同等である。
図9は、第1の実施の形態の環境負荷評価モジュール140による低環境負荷施設選択の処理例(2)を示すフローチャートである。
ステップS902からステップS910までの処理は、図6に例示のフローチャートのステップS602からステップS610までの処理と同等である。なお、ステップS904で取得する施設情報として、図10に例示のファシリティ情報テーブル1000とする。これは、図7に例示のファシリティ情報テーブル700に代わりになるものである。ここでは、設定温度は各会議室毎に設定されているものとし、会議室の予約に用いるものとし、したがって、条件受付モジュール130が受け付ける開始時刻における温度(現状温度)は予測温度となる。なお、現状温度はX℃とする。図10は、ファシリティ情報テーブル1000のデータ構造を示す説明図である。ファシリティ情報テーブル1000は、ファシリティID欄1010、サイズ欄1020、設定温度欄1030、直前会議終了予定時刻欄1040、負荷A(照明)欄1050、負荷B(空調,恒常運転)欄1060、負荷C(空調,立上げ運転)欄1070を有している。ファシリティID欄1010は、例えば、会議室を一意に識別するファシリティIDを記憶する。サイズ欄1020は、その会議室が使用できる人数を記憶する。設定温度欄1030は、その会議室における設定温度を記憶する。直前会議終了予定時刻欄1040は、その会議室において、条件受付モジュール130が受け付けた使用開始時刻近辺(使用開始時刻の前であってもよいし後であってもよい)に終了が予定されている会議の終了予定時刻を記憶する。負荷A(照明)欄1050は、その会議室における照明機器の単位時間当たりの環境負荷を記憶する。負荷B(空調,恒常運転)欄1060は、その会議室における空調機器の恒常運転における単位時間当たりの環境負荷を記憶する。負荷C(空調,立上げ運転)欄1070は、その会議室における空調機器の立ち上げ運転における単位温度当たりの環境負荷を記憶する。
また、ステップS902で取得する施設利用時間(予定会議時間)は1時間とする。なお、条件受付モジュール130が受け付ける使用開始時刻は2010年5月11日16時とし、使用終了時刻は2010年5月11日17時とする。
また、ステップS906で取得するのは、図10に例示のファシリティ情報テーブル1000では、ファシリティIDがa、bの会議室の情報である。ファシリティIDがcの会議室の直前会議終了予定時刻欄1040に記憶されている終了予定時刻から、条件受付モジュール130が受け付ける使用開始時刻である2010年5月11日16時には利用されていることが判明するからである。
ステップS912では、室温維持電力(W11)を、次の式(6)を用いて算出する。
W11= (使用開始時刻−直前会議終了予定時刻)×負荷B ・・・ 式(6)
なお、使用開始時刻は、条件受付モジュール130が受け付けた使用開始時刻である。直前会議終了予定時刻はファシリティ情報テーブル1000の直前会議終了予定時刻欄1040に記憶されており、負荷Bはファシリティ情報テーブル1000の負荷B(空調,恒常運転)欄1060に記憶されている。
ステップS914では、室温調整電力(W12)を算出する。図6に例示のフローチャートのステップS612の処理と同等である。なお、式(1)によって算出される値は、W12とする。
ステップS916、ステップS918の処理は、図6に例示のフローチャートのステップS614、ステップS616の処理と同等である。
ステップS920では、各施設の利用電力量(W11+W2+W3、W12+W2+W3)を算出する。
ステップS922では、利用電力量が最も小さくなる施設及び維持方法を選択する。
図10に例示のファシリティ情報テーブル1000の場合を示す。
会議室a:室温を維持する場合は、以下のようになる。
W11a= (使用開始時刻−直前会議終了予定時刻)×負荷B=(16−13)×6=18KW
W2a= 負荷A × 予定会議時間=5×1=5KW
W3a= 負荷B × 予定会議時間=6×1=6KW
Wa=W11a+W2a+W3a=29KW
会議室a:室温を維持しない場合は、以下のようになる。
W12a= |設定温度 − 現状温度| × 負荷C =|22−x|×12=|264−12x|KW
W2a= 負荷A × 予定会議時間=5×1=5KW
W3a= 負荷B × 予定会議時間=6×1=6KW
Wa=W12a+W2a+W3a=|275−12x|KW
したがって、現状温度x=20℃のとき、Wa=35KWとなり、x=21℃のとき、Wa=23KWとなる。
会議室b:室温を維持する場合は、以下のようになる。
W11b= (使用開始時刻−直前会議終了予定時刻)×負荷B=(16−15.5)×9=4.5KW
W2b= 負荷A × 予定会議時間=10×1=10KW
W3b= 負荷B × 予定会議時間=9×1=9KW
Wb=W11b+W2b+W3b=23.5KW
会議室b:室温を維持しない場合は、以下のようになる。
W12b= |設定温度 − 現状温度| × 負荷C =|22−x|×18=|396−18x|KW
W2b= 負荷A × 予定会議時間=10×1=10KW
W3b= 負荷B × 予定会議時間=9×1=9KW
Wb=W12b+W2b+W3b=|415−18x|KW
したがって、現状温度x=20℃のとき、Wa=55KWとなり、x=21℃のとき、Wa=37KWとなる。
会議室aが使用開始時刻(条件受付モジュール130が受け付けた使用開始時刻)において21℃以上であれば、会議室aの空調機器を止めておいて使うこと(使用状態)を選択し、会議室aが使用開始時刻(条件受付モジュール130が受け付けた使用開始時刻)において20℃以下であれば、会議室bの空調機器を維持して使うこと(使用状態)を選択する。
また、使用状態として、会議室bの空調機器を維持して使うことを選択した場合は、出力/通知モジュール170は、その会議室を直前に使用した利用者に「空調機器を維持して使うこと」の旨を提示する。この場合、直前に使用した利用者は、図3に例示した予約情報テーブル300のメンバーID欄320から取得し、その利用者のメールアドレスにその旨のメッセージを送信してもよいし、維持して使う会議室内の提示装置に提示するようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、施設としてプリンタを対象とする。図11は、施設としてプリンタを対象とした場合のシステム構成例の説明図である。
図11に例示のシステムでは、MFP−A:1110、MFP−B:1120、MFP−C:1130、MFP−D:1140、PC1150、サーバー1160は、通信回線1190を介して接続されている。
利用者がPC1150内にある電子文書をプリントアウトしようとした場合、サーバー1160にプリント要求及び対象電子文書を送ると、その時点で各プリンタ(MFP1110、1120、1130、1140)のフューザー温度を温度センサ(温度センサ1112、1122、1132、1142)から取得する。
サーバー1160が取得した各プリンタ(MFP1110、1120、1130、1140)のフューザー温度の変化例を時間軸とともに表した例を図12に示す。
また、サーバー1160には、図1に例示のモジュール構成の情報処理装置が内蔵されている。各モジュールの説明は後述する。
また、プリンタの状態として、稼働中、稼働以降中、スタンバイ移行中、スタンバイ中がある。
なお、プリンタがスタンバイ状態(スタンバイ中)であるとは、節電モードであり、プリンタが休止の状態であることをいう。フューザーを暖める必要がない状態であり、フューザーを暖めることを中止した状態である。図12の例では、グラフが右下がりになり始めて、右上がりの状態になるまでの状態をいう。したがって、スタンバイ状態のままであるとフューザー温度が低くなっている状態(室温に近い温度)になる。
また、図12(a)、(b)に例示するように、スタンバイ状態になるには、プリントアウトが完了してからスタンバイへ移行するための予定時間を経てからフューザーを暖めることを中止する。この予定時間内の状態が、スタンバイ移行中の状態である。
稼働以降中の状態とは、スタンバイ中の状態から稼働状態へと移行している状態をいう。図12の例では、グラフが右上がりになり始めて、稼働するまでの状態をいう。
稼働中の状態とは、プリンタがプリントアウト状態であることをいう。
また、プリンタは出力処理を待機させることができる。これは、一般的にプリントキューと呼ばれる待ち行列に出力処理を蓄積することによって実現される。
例えば、サーバー1160は、スタンバイ中でないMFP−A:1110かMFP−C:1130に送ることを推奨する。両者が稼働状態でフューザーが温まっていれば、プリントキューの分量で優先度を判断する。プリントキューが一定量以上で、例えば1時間以内にプリントアウトできないような場合には、MFP−B:1120又はMFP−D:1140を選ぶように推奨してもよい。
稼働中ではない場合、スタンバイに向かうMFP−D:1140よりもスタンバイ解除中のMFP−B:1120を推奨する。
温度が上がっていて、プリントキューがないものがあれば、スタンバイへの移行予定時間が長いものを選び、MFP−A:1110のスタンバイ時間が長くなるように推奨する。
第2の実施の形態のモジュール構成は、図1に例示のモジュール構成と同等のものである。
条件受付モジュール130は、環境負荷評価モジュール140と接続されており、利用者の操作に応じて画像を出力する指示である出力指示を受け付ける。その出力指示を環境負荷評価モジュール140へ渡す。また、条件受付モジュール130は、出力指示による出力が緊急であることを示す緊急情報を受け付けることがあってもよい。また、出力指示には、出力に用いる用紙サイズ、カラー出力するか否か、フィニッシャの使用有無等が含まれていてもよい。
状態測定モジュール110は、ファシリティ情報格納モジュール120と接続されており、複数のプリンタの状態を測定する。例えば、各プリンタのフューザー温度、プリントキューの状態(印刷待ちとなっている案件の件数、各案件の印刷枚数等の分量)、プリンタが稼働状態であるかスタンバイ状態であるか等を測定する。そして、その測定した値をファシリティ情報格納モジュール120に記憶させる。
ファシリティ情報格納モジュール120は、状態測定モジュール110、環境負荷評価モジュール140と接続されており、状態測定モジュール110が測定した値を記憶する。例えば、図14に示すファシリティ情報テーブル1400を記憶する。図14は、ファシリティ情報テーブル1400のデータ構造を示す説明図である。ファシリティ情報テーブル1400は、ファシリティID欄1410、ステータス欄1420、現状温度欄1430、稼働移行負荷欄1440、稼働維持負荷欄1450、キュー件数欄1460、出力完了予定時間欄1470、最短スタンバイ予定時間欄1480を有している。ファシリティID欄1410は、例えば、プリンタを一意に識別するファシリティIDを記憶する。ステータス欄1420は、そのプリンタの状態(例えば、稼働中、稼働以降中、スタンバイ移行中、スタンバイ中)を記憶する。現状温度欄1430は、そのプリンタにおけるフューザーの温度を記憶する。各プリンタの温度センサ(1112、1122、1132、1142)が測定した温度である、稼働移行負荷欄1440は、そのプリンタにおける稼働状態へ移行するための単位温度当たりの電力を記憶する。稼働維持負荷欄1450は、そのプリンタにおける稼働を維持するための単位時間値の電力を記憶する。キュー件数欄1460は、そのプリンタにおいて現在蓄えられているプリントキューの件数を記憶する。出力完了予定時間欄1470は、そのプリンタのプリントキュー内にある処理を終了させる時間を記憶する。最短スタンバイ予定時間欄1480は、そのプリンタにおいて現在のスタンバイへ移行する予定の時間を記憶する。ファシリティ情報テーブル1400は、この他に、プリンタ速度、カラー出力可能か否か等のプリンタの属性を記憶するようにしてもよい。
環境負荷評価モジュール140は、条件受付モジュール130、ファシリティ情報格納モジュール120、予約情報格納モジュール150、ガイド生成モジュール160と接続されており、複数のプリンタのうち、稼働しているプリンタがあるか否かの第1の判断をし、第1の判断によって稼働しているプリンタがあると判断された場合は、そのプリンタに待機している出力処理があるか否かの第2の判断をし、第2の判断によって待機している出力処理がないと判断された場合は、そのプリンタのうち、休止へ移行するまでの時間が長いものを出力指示を実行するプリンタとして検出する。これは、スタンバイまでの時間の最長のプリンタを検出することになる。なお、待機している出力処理がない状態とは、プリントキューが空の状態であることをいう。
また、環境負荷評価モジュール140は、第2の判断によって待機している処理があると判断された場合は、そのプリンタにおいて、出力指示を実行したときの出力終了までの時間を算出し、算出された時間が予め定められた時間内であるか否かの第3の判断をし、第3の判断によって予め定められた時間内であると判断された場合は、条件受付モジュール130が緊急情報を受け付けたか否かを判断する。そして、環境負荷評価モジュール140は、第4の判断によって緊急情報を受け付けたと判断した場合は、出力指示にしたがって出力するのに要する時間とそのプリンタにおける出力に要する時間単位の電力を用いて、使用電力が少ないプリンタを出力指示を実行するプリンタとして検出するようにしてもよい。これは、環境負荷が少ないプリンタを検出することになる。
また、環境負荷評価モジュール140は、第3の判断によって予め定められた時間内でないと判断された場合は、休止している画像出力装置があるか否かの第5の判断をし、第4の判断によって緊急情報を受け付けていないと判断した場合、又は第5の判断によって休止しているプリンタがないと判断された場合は、出力指示にしたがって出力するのに要する時間が短いプリンタを出力指示を実行するプリンタとして検出するようにしてもよい。これは、待ち時間が短いプリンタを検出することになる。
また、環境負荷評価モジュール140は、第1の判断によって稼働しているプリンタがないと判断された場合、又は第5の判断によって休止しているプリンタがあると判断された場合は、稼働していないプリンタが出力可能な状態になるまでに要する使用電力が少ないプリンタを出力指示を実行するプリンタとして検出するようにしてもよい。これは、立ち上げ負荷が小さいプリンタを検出することになる。
予約情報格納モジュール150は、環境負荷評価モジュール140と接続されており、条件受付モジュール130が受け付けた出力指示を記憶する。例えば、将来の予定時刻に出力することを指示している出力指示を記憶する。
ガイド生成モジュール160は、環境負荷評価モジュール140、出力/通知モジュール170と接続されており、環境負荷評価モジュール140によって検出されたプリンタで出力すると低環境負荷でプリントアウトされる旨を示すガイドを生成する。
出力/通知モジュール170は、ガイド生成モジュール160と接続されており、ガイド生成モジュール160によって生成されたガイドを出力指示を行った利用者に出力、通知する。例えば、利用者が出力指示を行ったPC1150の表示装置に表示すること等が含まれる。また、出力/通知モジュール170は、環境負荷評価モジュール140によって検出されたプリンタに出力指示を実行させるようにしてもよい。
図13は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、環境負荷評価モジュール140が、出力可能なプリンタ群の中で、稼働中のプリンタがあるか否かを判断し、ある場合はステップS1304へ進み、それ以外の場合(全てのプリンタが稼働中ではない場合)はステップS1320へ進む。
ステップS1304では、環境負荷評価モジュール140が、プリントキューが空であるプリンタがあるか否かを判断し、ある場合はステップS1306へ進み、それ以外の場合(プリントキューが空であるプリンタがない場合)はステップS1308へ進む。
ステップS1306では、環境負荷評価モジュール140が、プリントキューが空であるプリンタのうち、スタンバイまでの時間が最も長いプリンタを選択する。例えばファシリティ情報テーブル1400の最短スタンバイ予定時間欄1480に記憶されている時間が現在から最も遠いプリンタを選択する。これは、スタンバイするプリンタのスタンバイ時間を長くして(つまり、スタンバイするまでの時間が短いプリンタは、そのままスタンバイ状態にすることによって)環境負荷を少なくするためである。
ステップS1308では、環境負荷評価モジュール140が、出力までの待ち時間を見積もる。例えばファシリティ情報テーブル1400の出力完了予定時間欄1470に記憶されている時間に出力指示の対象となる電子文書の出力に要する時間を加えて算出するようにしてもよい。
ステップS1310では、環境負荷評価モジュール140が、見積もった待ち時間が予め定められた時間内にあるか否かを判断し、予め定められた時間(例えば1時間)内にある場合はステップS1312へ進み、それ以外の場合はステップS1316へ進む。
ステップS1312では、環境負荷評価モジュール140が、出力が緊急であるか否かを判断し、緊急である場合はステップS1318へ進み、それ以外の場合はステップS1314へ進む。
ステップS1314では、環境負荷評価モジュール140が、環境負荷が最も小さいプリンタを選択する。例えば、ファシリティ情報テーブル1400の稼働維持負荷欄1450に記憶されている値が最小のプリンタを選択する。また、ステップS1308での算出に用いた出力指示の対象となる電子文書に要する時間とファシリティ情報テーブル1400の稼働維持負荷欄1450に記憶されている値を用いて(具体的には両者の積)、その出力に要する電力を計算し、その電力が最小のプリンタを選択するようにしてもよい。
ステップS1316では、環境負荷評価モジュール140が、スタンバイ中の機器があるか否かを判断し、ある場合はステップS1320へ進み、それ以外の場合はステップS1318へ進む。
ステップS1318では、環境負荷評価モジュール140が、待ち時間が最短のプリンタを選択する。
ステップS1320では、環境負荷評価モジュール140が、立ち上げ負荷が最小となるプリンタを選択する。フューザーの加熱など、立ち上げに必要な負荷が最小のプリンタを選択する。例えば、現在のそのプリンタのフューザー温度(ファシリティ情報テーブル1400の現状温度欄1430)と稼働するのに必要な温度との差分とファシリティ情報テーブル1400の稼働移行負荷欄1440に記憶されている値を用いて、立ち上げに必要な電力を計算する。その電力が最小のプリンタを選択する。
ステップS1322では、ガイド生成モジュール160がガイドを生成し、出力/通知モジュール170がそのガイドを通知、出力する。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図15に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1501を用い、記憶装置としてRAM1502、ROM1503、HD1504を用いている。HD1504として、例えばハードディスクを用いてもよい。状態測定モジュール110、条件受付モジュール130、環境負荷評価モジュール140、ガイド生成モジュール160、出力/通知モジュール170等のプログラムを実行するCPU1501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1503と、補助記憶装置であるHD1504と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置1506と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置1505と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1507、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1508により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の実施の形態においては、数式を用いて説明したが、数式には、その数式と同等のものが含まれる。同等のものとは、その数式そのものの他に、最終的な結果に影響を及ぼさない程度の数式の変形、又は数式をアルゴリズミックな解法で解くこと等が含まれる。
前述の実施の形態は、以下のように把握するようにしてもよい。
[1]
画像を出力する指示である出力指示を受け付ける受付手段と、
複数の画像出力装置のうち、稼働している画像出力装置があるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段によって稼働している画像出力装置があると判断された場合は、該画像出力装置に待機している出力処理があるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段によって待機している出力処理がないと判断された場合は、該画像処理装置のうち、休止へ移行するまでの時間が長いものを前記出力指示を実行する画像出力装置として検出する検出手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
[1]の情報処理装置によれば、画像を出力する画像出力装置を検出する場合にあって、休止までの時間が短いものを出力指示を実行する画像出力装置として検出してしまうことを防止することができる。
[2]
前記受付手段は、前記出力指示による出力が緊急であることを示す緊急情報を受け付けることがあり、
前記第2の判断手段によって待機している処理があると判断された場合は、前記画像処理装置において、前記出力指示を実行したときの出力終了までの時間を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された時間が予め定められた時間内であるか否かを判断する第3の判断手段と、
前記第3の判断手段によって予め定められた時間内であると判断された場合は、前記受付手段が緊急情報を受け付けたか否かを判断する第4の判断手段
を具備し、
前記検出手段は、前記第4の判断手段によって緊急情報を受け付けたと判断した場合は、前記出力指示にしたがって出力するのに要する時間と前記画像出力装置における出力に要する時間単位の電力を用いて、使用電力が少ない画像出力装置を前記出力指示を実行する画像出力装置として検出する
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
[2]の情報処理装置によれば、使用電力が多い画像出力装置を出力指示を実行する画像出力装置として検出してしまうことを防止することができる。
[3]
前記第3の判断手段によって予め定められた時間内でないと判断された場合は、休止している画像出力装置があるか否かを判断する第5の判断手段
を具備し、
前記検出手段は、前記第4の判断手段によって緊急情報を受け付けていないと判断した場合、又は前記第5の判断手段によって休止している画像出力装置がないと判断された場合は、前記出力指示にしたがって出力するのに要する時間が短い画像出力装置を前記出力指示を実行する画像出力装置として検出する
ことを特徴とする請求項[1]又は[2]に記載の情報処理装置。
[3]の情報処理装置によれば、出力指示にしたがって出力するのに要する時間が長い画像出力装置を出力指示を実行する画像出力装置として検出することを防止してしまうことができる。
[4]
前記検出手段は、前記第1の判断手段によって稼働している画像出力装置がないと判断された場合、又は前記第5の判断手段によって休止している画像出力装置があると判断された場合は、稼働していない画像出力装置が出力可能な状態になるまでに要する使用電力が少ない画像出力装置を前記出力指示を実行する画像出力装置として検出する
ことを特徴とする請求項[1]から[3]のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[4]の情報処理装置によれば、稼働していない画像出力装置が出力可能な状態になるまでに要する使用電力が多い画像出力装置を出力指示を実行する画像出力装置として検出してしまうことを防止することができる。
[5]
コンピュータを、
画像を出力する指示である出力指示を受け付ける受付手段と、
複数の画像出力装置のうち、稼働している画像出力装置があるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段によって稼働している画像出力装置があると判断された場合は、該画像出力装置に待機している出力処理があるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段によって待機している出力処理がないと判断された場合は、該画像処理装置のうち、休止へ移行するまでの時間が長いものを前記出力指示を実行する画像出力装置として検出する検出手段
として機能させるための情報処理プログラム。
[5]の情報処理プログラムによれば、画像を出力する画像出力装置を検出する場合にあって、休止までの時間が短いものを出力指示を実行する画像出力装置として検出してしまうことを防止することができる。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…状態測定モジュール
120…ファシリティ情報格納モジュール
130…条件受付モジュール
140…環境負荷評価モジュール
150…予約情報格納モジュール
160…ガイド生成モジュール
170…出力/通知モジュール

Claims (5)

  1. 使用条件に合致する施設を使用開始時の温度から設定温度まで変化させる電力と該施設を使用した場合の電力Xの和である電力Aと、該施設の設定温度を直前の使用終了時から該使用開始時まで維持するための電力と該電力Xの和である電力Bを算出する算出手段と、
    該算出手段が算出した該電力Aと該電力Bを比較し、使用電力の少ない方の状態で施設を使用するとし、使用電力が最も少ない1の施設を検出する検出手段
    を含む情報処理装置。
  2. 使用する施設の使用開始時刻を含む前記施設の使用条件を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた使用条件に合致する第1施設を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設のうち、前記使用開始時刻に基づき、使用した場合の環境負荷が最も低い第2施設を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設の前記使用開始時刻における温度又は現在における温度を取得する第1取得手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設における設定温度を取得する第2取得手段と、
    前記第1施設を、前記第1取得手段により取得された温度から前記第2取得手段により取得された設定温度にまでするために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第1使用電力を算出する第1算出手段と、
    前記使用開始時刻より以前における前記第1施設の使用が終了してから前記使用開始時刻までの間、前記第1施設の前記設定温度を維持するために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第2使用電力を算出する第2算出手段
    を有し、
    前記第2検出手段は、
    前記第1算出手段により算出された第1使用電力と、前記第2算出手段により算出された第2使用電力と、を比較し、使用電力が少ない方の状態で前記施設を使用するとして前記第2施設を検出する、
    情報処理装置。
  3. 前記第2検出手段が、前記第2算出手段により算出された第2使用電力の状態の施設を第2施設として検出した場合は、前記施設の前記使用開始時刻より以前に使用している利用者に対し、前記設定温度を維持する旨の情報を出力する出力手段
    を有する請求項に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    使用条件に合致する施設を使用開始時の温度から設定温度まで変化させる電力と該施設を使用した場合の電力Xの和である電力Aと、該施設の設定温度を直前の使用終了時から該使用開始時まで維持するための電力と該電力Xの和である電力Bを算出する算出手段と、
    該算出手段が算出した該電力Aと該電力Bを比較し、使用電力の少ない方の状態で施設を使用するとし、使用電力が最も少ない1の施設を検出する検出手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    使用する施設の使用開始時刻を含む前記施設の使用条件を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた使用条件に合致する第1施設を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設のうち、前記使用開始時刻に基づき、使用した場合の環境負荷が最も低い第2施設を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設の前記使用開始時刻における温度又は現在における温度を取得する第1取得手段と、
    前記第1検出手段により検出された第1施設における設定温度を取得する第2取得手段と、
    前記第1施設を、前記第1取得手段により取得された温度から前記第2取得手段により取得された設定温度にまでするために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第1使用電力を算出する第1算出手段と、
    前記使用開始時刻より以前における前記第1施設の使用が終了してから前記使用開始時刻までの間、前記第1施設の前記設定温度を維持するために必要な電力と、前記第1施設を使用した場合における電力を加算した第2使用電力を算出する第2算出手段
    として機能させ、
    前記第2検出手段は、
    前記第1算出手段により算出された第1使用電力と、前記第2算出手段により算出された第2使用電力と、を比較し、使用電力が少ない方の状態で前記施設を使用するとして前記第2施設を検出する、
    情報処理プログラム。
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