JP5391845B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、カードを用いた認証システムにおいて、異なるカード間のよりセキュアな権限委譲を実現可能とすることを課題とし、操作部を備え、当該操作部による操作指示に応じた処理を行う情報処理装置であって、アクセス権限情報と認証情報とを記憶しているカードを読み取るカードリーダと、操作部により入力された情報とカードリーダにより読み取った認証情報とに基づいて、当該カードの認証の可否を判定する判定手段と、判定手段で認証可と判定した場合であって、操作部による処理開始指示の入力待ち状態中にカードリーダが他のカードを読み取った場合、従前に読み取ったカードのアクセス権限情報を、一時的に、他のカードのアクセス権限情報を含むように変更するアクセス権限変更手段と、操作部から処理開始指示の入力を検出したとき、当該検出の時点でのアクセス権限情報の範囲の処理を実行する制御手段とを備えることが開示されている。
本発明は、利用権限を設定する場面にあって、他の利用者の利用権限に基づいて設定された利用権限である場合は、その利用権限に基づいてさらに他の利用者へ設定することを防止するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、第1の利用者に関する情報及び第2の利用者に関する情報を受け取る利用者情報受取手段と、前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限は、既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであると判断された場合は、前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいては、前記第2の利用者に該機器に対する利用権限を設定しないように制御する利用権限制御手段を具備し、前記第1の利用者に関する情報は携帯可能な第1の媒体に格納されており、前記第2の利用者に関する情報は携帯可能な第2の媒体に格納されており、前記利用者情報受取手段が受け取る利用者に関する情報は、該第1の利用者に関する情報は該第1の媒体から読み取ったものであり、該第2の利用者に関する情報は該第2の媒体から読み取ったものであり、前記利用者情報受取手段が前記第1の媒体内に格納されている第1の利用者に関する情報を読み取り、該第1の媒体が該利用者情報受取手段から取り去られる前に、該利用者情報受取手段が前記第2の媒体内に格納されている第2の利用者に関する情報を読み取った場合に、前記判断手段による判断処理を行うことを特徴とする情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
利用者に関する情報として、利用者を特定できる情報が含まれていればよく、例えば、携帯可能な媒体(例えば、ICカード等)に格納されている利用者を識別する利用者ID(IDentification)、その他に指紋、静脈等の生体情報などがある。そして、利用者情報を受け取る装置として、例えば、ICカードリーダ、生体情報センサ等がある。
また、利用者には機器に対するアクセス権が設定されている。なお、ICカードに設定されているアクセス権であったとしてもそのICカードと利用者が一対一に対応しているものである場合(常に対応している必要は必ずしもなく、そのように対応している期間があればよい)は利用者に機器に対するアクセス権が設定されているとして扱う。つまり、カードIDも利用者に関する情報である。また、利用者には複数人の利用者によって構成されているグループも含む。
本実施の形態においては、利用者はICカードを有しており、利用者に関する情報としてカードID、そのICカードを読み取るものとしてICカードリーダを主に例示する。
機器として、例えば、スキャナ150A、プリンタ150B、PC150C、プロジェクタ150Dがある。機器には、ICカードリーダ111(図1ではICカードリーダ111A〜ICカードリーダ111D)が接続されており、また、通信回線191(図1では通信回線191A〜通信回線191D)を介して機器利用アクセス権制御装置180と接続されている。各機器を利用するためには、その機器に接続されているICカードリーダ111にICカードをかざす必要があり、そのICカードにはその機器に対するアクセス権が設定されているカードIDが記憶されている必要がある。
利用者を識別する利用者識別符号とその利用者がアクセス権を有している機器を識別する機器識別符号とそのアクセス権は他の利用者のアクセス権に基づいて設定されたものであるか否かを示す符号を対応させて記憶する。より具体的には、例えば、カードIDとそのカードIDがアクセス権を有している機器を識別する機器IDとそのアクセス権は他の利用者のアクセス権に基づいて設定されたものである場合は「1」であり、それ以外の場合(元からそのカードIDに設定されていたアクセス権の場合)は「0」である符号を対応させて記憶する。なお、認証モジュール120が受け取った利用者に関する情報と認証情報DB140に記憶されている利用者識別符号は必ずしも同一である必要はなく、利用者に関する情報から利用者識別符号を導出できればよい。
また、認証情報DB140は、認証モジュール120による認証処理のための情報を記憶していてもよい。例えば、正式に発行されたICカード100のカードID等を記憶していてもよい。
より具体的には、認証モジュール120から複数のICカード100のカードIDを受け取り、一方のカードID(A)に設定されているアクセス権を他方のカードID(B)に設定する。
設定の場合に、カードID(A)に設定されているアクセス権は、既にカードID(X)に設定されている機器に対するアクセス権に基づいて設定されたものであるか否かを判断する。そして、既にカードID(X)に設定されているアクセス権に基づいて設定されたものであると判断された場合は、カードID(A)に設定されているアクセス権に基づいては、カードID(B)にそのアクセス権を設定しないように制御する。また、既にカードID(X)に設定されているアクセス権に基づいて設定されたものではないと判断された場合は、カードID(A)に設定されているアクセス権に基づいて、カードID(B)にそのアクセス権を設定するように制御する。なお、ここでカードID(X)とはカードID(A)以外のカードIDをいう。
そして、アクセス権処理モジュール130による制御では、カードID(X)に設定されているアクセス権に基づいて設定されたものではないと判断された場合(つまり、カードID(B)にカードID(A)のアクセス権を設定する場合)は、他の利用者のアクセス権に基づいて設定されたものであることを示す符号(例えば、前述の例では「1」)を、認証情報DB140にカードID(B)に対応させて記憶させるようにしてもよい。
そして、アクセス権処理モジュール130による制御では、他の利用者に設定されているアクセス権に基づいて設定されたものではないと判断された場合(つまり、カードID(B)にカードID(A)のアクセス権を設定する場合)は、カードID(A)に基づいてアクセス権を設定したことを示すためにそのカードID(A)を、認証情報DB140にカードID(B)に対応させて記憶させるようにしてもよい。
ステップS202では、利用者200は、自分が所有しているICカードを機器150に接続されているICカードリーダ111にかざす。
ステップS204では、ICカードリーダ111は、ICカード内の情報を読み込む。ここでは情報としてカードIDを少なくとも含む。
ステップS206では、機器150は、機器利用アクセス権制御装置180内の認証モジュール120へ読み込んだ情報を送信する。また、機器150を識別する識別符号をともに送信してもよい。
ステップS210では、認証情報DB140は、認証モジュール120からの要求に基づいて、そのカードIDに対応するアクセス権情報を提供する。
ステップS212では、認証モジュール120は、認証情報DB140から受け取ったアクセス権情報に機器150に対するアクセス権が含まれているか否かを判断する。
ステップS214では、認証モジュール120は、機器150に対して利用可否の判断結果(アクセス権があれば利用可能、アクセス権がなければ利用不可)を通知する。
利用者による操作としては、まず、機器利用可能利用者400Aが機器150に接続されているICカードリーダ111に対してICカード100Aをかざす。そして、そのICカード100Aが取り去られる前に、機器利用不可能利用者400BがICカード100Bをかざす。これによって、機器利用可能利用者400Aに設定されているアクセス権が機器利用不可能利用者400Bにも設定される。
ICカード_A420を所持している利用者Aは、ICカード_X410を所持している利用者Xからアクセス権を付与されたとする。つまり、図3の例に示したように、ICカードリーダ111の上へICカード_X410がかざされ、その上にICカード_A420がかざされた場合である。
この状態で、次に、ICカード_B430を所持している利用者Bは、ICカード_A420を所持している利用者Aからアクセス権を付与してもらおうとする。つまり、図3の例に示したように、ICカードリーダ111の上へICカード_A420がかざされ、その上にICカード_B430がかざされた場合である。
この場合、ICカード_A420に設定されたアクセス権全てをICカード_B430にも設定することは、ICカード_X410に設定されたアクセス権をさらにICカード_B430へも設定することになってしまう。このことは、ICカード_X410を所持している利用者Xにとっては予期していないことであり、例えば、利用者A、利用者Bが来訪者である場合、来訪者同士でアクセス権を付与できてしまうことになってしまう。本実施の形態では、このような事態を防ぐものである。なお、ICカード_A420自身に設定されたアクセス権(つまり、ICカード_X410に基づかなくても元から有しているアクセス権)に基づいて、ICカード_B430にアクセス権を設定することは行われる。
ステップS502では、機器利用可能利用者400Aは、自分が所有しているICカード100Aを機器150に接続されているICカードリーダ111にかざす。
ステップS504では、ICカードリーダ111は、ICカード100A内の情報を読み込む。ここでは情報としてカードID(Card_A)を少なくとも含む。
ステップS506では、認証モジュール120は、ICカード100Aを所有している機器利用可能利用者400Aの認証処理を行う。
ステップS514では、ICカードリーダ111は、ICカード100B内の情報を読み込む。ここでは情報としてカードID(Card_B)を少なくとも含む。
ステップS516では、認証モジュール120は、ICカード100Bを所有している機器利用不可能利用者400Bの認証処理を行う。
ステップS520では、アクセス権処理モジュール130は、機器利用可能利用者400Aのアクセス権に関する情報を認証情報DB140内のアクセス権情報テーブル600から取得する。図6は、アクセス権情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。アクセス権情報テーブル600から取得するアクセス権に関する情報としては、機器利用可能利用者400Aがアクセス権を有している機器(つまり利用可能な機器)のうち、継承フラグ欄630内の継承フラグが「0」であるものを取得する。
カードID欄610は、そのICカードIDを識別するためのカードIDを記憶している。このカードIDは前述のように利用者IDともなるものである。もちろん、カードID欄610は、そのICカードを有している利用者の利用者IDを記憶するようにしてもよい。
図6の例に示すアクセス権情報テーブル600の場合、アクセス権処理モジュール130は、「Card_A」のうち継承フラグが「0」である「pc−a」と「printer−a」を取得することとなる。
ステップS534では、認証モジュール120は、ICカード100Bを所有している機器利用不可能利用者400Bの認証を解除する処理を行う。
ステップS542では、機器利用可能利用者400Aは、ICカードリーダ111からICカード100Aを取り去る。
ステップS544では、認証モジュール120は、ICカード100Aを所有している機器利用可能利用者400Aの認証を解除する処理を行う。
図8は、アクセス権情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。アクセス権情報テーブル800は、カードID欄810、継承元カードID欄820、利用可能機器ID欄830を有している。カードID欄810、利用可能機器ID欄830は、アクセス権情報テーブル600のカードID欄610、利用可能機器ID欄620と同等である。
継承元カードID欄820は、そのカードIDに設定されているアクセス権は、どのカードIDに設定されているアクセス権に基づいて設定されたものであるかを示すカードIDを記憶している。つまり、そのカードIDに設定されているアクセス権を設定したときの元となっている他者のカードIDを記憶している。図8に示す例では、カードID欄810が「Card_A」であるICカードを有している利用者が利用可能な機器として「pc−b」があるが、これは、「Card_C」と「Card_E」に設定されているpc−bに対するアクセス権に基づいて設定されたものである。なお、継承元カードID欄820は1つの機器に対して複数のカードIDを記憶するようにしてもよい。つまり、他のICカードによってアクセス権が設定された後に、また他のICカードによって同じ機器に対するアクセス権が設定された場合である。
また、カードID欄810が記憶しているカードIDとそれに対応する継承元カードID欄820が記憶しているカードIDが同じ場合があるが、その組み合わせは、そのカードIDに元から設定されているアクセス権であることを示している。図8に示す例では、「Card_A」が利用可能な「pc−a」と「printer−a」は、他者のICカードから承継されたものではなく、元から設定されたものであることを示している。
図8の例に示すアクセス権情報テーブル800の場合、アクセス権処理モジュール130は、「Card_A」のうち継承元カードID欄820も「Card_A」を記憶している「pc−a」と「printer−a」を取得することとなる。つまり、「pc−b」に対するアクセス権は、他のカードID(「Card_C」、「Card_E」)に設定されているアクセス権に基づいて設定されたものであるので、ここでは「Card_B」に対して設定するアクセス権としては抽出しない。
アクセス権情報テーブル1000は、カードID欄1010、利用可能機器ID欄1020、継承元カードID欄1030、継承先カードID欄1040を有している。
カードID欄1010は、カードID欄810と同等である。利用可能機器ID欄1020は、利用可能機器ID欄830と同等である。継承元カードID欄1030は、継承元カードID欄820と同等である。
継承先カードID欄1040は、そのカードIDに基づいてアクセス権が設定された他のカードIDを記憶する。
なお、図11に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図11に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図11に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の各種の実施の形態を組み合わせてもよく、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
111…ICカードリーダ
120…認証モジュール
130…アクセス権処理モジュール
140…認証情報DB
150A…スキャナ
150B…プリンタ
150C…PC
150D…プロジェクタ
180…機器利用アクセス権制御装置
191…通信回線
Claims (7)
- 第1の利用者に関する情報及び第2の利用者に関する情報を受け取る利用者情報受取手段と、
前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限は、既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであると判断された場合は、前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいては、前記第2の利用者に該機器に対する利用権限を設定しないように制御する利用権限制御手段
を具備し、
前記第1の利用者に関する情報は携帯可能な第1の媒体に格納されており、前記第2の利用者に関する情報は携帯可能な第2の媒体に格納されており、前記利用者情報受取手段が受け取る利用者に関する情報は、該第1の利用者に関する情報は該第1の媒体から読み取ったものであり、該第2の利用者に関する情報は該第2の媒体から読み取ったものであり、
前記利用者情報受取手段が前記第1の媒体内に格納されている第1の利用者に関する情報を読み取り、該第1の媒体が該利用者情報受取手段から取り去られる前に、該利用者情報受取手段が前記第2の媒体内に格納されている第2の利用者に関する情報を読み取った場合に、前記判断手段による判断処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記利用権限制御手段は、前記判断手段によって他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものではないと判断された場合は、前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて、前記第2の利用者に該機器に対する利用権限を設定するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記利用者を識別する利用者識別符号と該利用者が利用権限を有している機器を識別する機器識別符号と該利用権限は他の利用者の利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを示す符号を対応させて記憶する記憶手段
をさらに具備し、
前記判断手段は、前記利用者情報受取手段によって受け取られた第1の利用者に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている符号を参照することによって、該第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限は、既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記利用者を識別する利用者識別符号と該利用者が利用権限を有している機器を識別する機器識別符号と該利用権限は他の利用者の利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを示す符号を対応させて記憶する記憶手段
をさらに具備し、
前記利用権限制御手段は、前記判断手段によって他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものではないと判断された場合は、他の利用者の利用権限に基づいて設定されたものであることを示す符号を、前記記憶手段に前記第2の利用者に対応させて記憶させる
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記利用者を識別する利用者識別符号と該利用者に設定されている機器に対する利用権限を設定したときの元となっている他の利用者を識別する他の利用者識別符号と該利用者が利用権限を有している機器を識別する機器識別符号を対応させて記憶する記憶手段
をさらに具備し、
前記判断手段は、前記利用者情報受取手段によって受け取られた第1の利用者に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている他の利用者識別符号を参照することによって、該第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限は、既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記利用者を識別する利用者識別符号と該利用者に設定されている機器に対する利用権限を設定したときの元となっている他の利用者を識別する他の利用者識別符号と該利用者が利用権限を有している機器を識別する機器識別符号を対応させて記憶する記憶手段
をさらに具備し、
前記利用権限制御手段は、前記判断手段によって他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものではないと判断された場合は、前記第1の利用者の利用者識別符号を、前記記憶手段に前記第2の利用者に対応させて記憶させる
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
第1の利用者に関する情報及び第2の利用者に関する情報を受け取る利用者情報受取手段と、
前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限は、既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって既に他の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいて設定されたものであると判断された場合は、前記第1の利用者に設定されている機器に対する利用権限に基づいては、前記第2の利用者に該機器に対する利用権限を設定しないように制御する利用権限制御手段
として機能させ、
前記第1の利用者に関する情報は携帯可能な第1の媒体に格納されており、前記第2の利用者に関する情報は携帯可能な第2の媒体に格納されており、前記利用者情報受取手段が受け取る利用者に関する情報は、該第1の利用者に関する情報は該第1の媒体から読み取ったものであり、該第2の利用者に関する情報は該第2の媒体から読み取ったものであり、
前記利用者情報受取手段が前記第1の媒体内に格納されている第1の利用者に関する情報を読み取り、該第1の媒体が該利用者情報受取手段から取り去られる前に、該利用者情報受取手段が前記第2の媒体内に格納されている第2の利用者に関する情報を読み取った場合に、前記判断手段による判断処理を行う
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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