JP2004252780A - ビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents

ビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム Download PDF

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裕 鮫島
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Abstract

【課題】環境負荷を低減したビジネススタイルを選択することが可能なビジネススタイル選択装置を提供すること。
【解決手段】ビジネススタイル選択サーバ1は、クライアント端末2からビジネススタイルの基本情報入力されると、入力されたビジネススタイルの基本情報に基づいて、ビジネススタイルの環境負荷に関連する情報を格納したDBを参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択してその情報をクライアント端末2に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会議スタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムに関し、詳細には、環境負荷を低減した会議スタイルを決定することが可能なビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、人間の活動が活発になるにつれて、地球レベルでの環境問題を無視できなくてなってきた。例えば、急激なエネルギー消費が原因の地球温暖化の問題は深刻でその対策が急務とされている。地球の温暖化は、エネルギー消費により大気中に放出される二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素のような温室効果ガスの濃度増加が原因で、地球があたかも温室のような状況になると言われる。この温室効果ガスを抑制するために、自然エネルギーの導入、省エネルギーの促進、リサイクル、リユースの促進による効果が期待されている。企業も地球上で活動する以上、環境問題に積極的に取り組むことが社会的責務となってきている。将来の世代に生き生きとした豊かな地球を受け渡すためには、企業がそのビジネススタイルを選択する場合に、環境負荷を少ないものにする必要がある。例えば、企業は、ビジネススタイルの選択として、例えば、会議スタイルの選択、顧客に提供する商品の選択、勤務時間帯の選択、オフィスのレイアウトの選択等の各種の選択を行っている。
【0003】
例えば、会議スタイルの選択を行う技術として、特許文献1の会議開催スケジュール決定装置では、開催情報読込手段と、会議室検索手段と、空き会議室日時帯検索手段と、参加者空き日時帯検索手段と、スケジュール予約手段と、個人スケジュール選択手段とを備え、会議室の設備条件および会議開催範囲条件を満足する全ての空き会議室の空き日時帯を調べるとともに、参加者名および主催者名の共通空き時間帯を調べ、両方の日時帯が一致した日時帯を会議開催日時帯と決定して参加者名および主催者名の個人のスケジュール情報および空き会議室の会議予約スケジュール情報の同一日時帯に主催者名と会議名とを予約している。
【0004】
また、消費者が製品を購入する場合に製品の情報を提供するシステムとして、例えば、特許文献2が知られている。上記特許文献2では、クライアントに対して商品情報を提供可能な商品情報提供用サーバにおいて、前記商品情報は、販売店名、商品名、および商品価格を少なくとも含む複数の異なる情報を有し、当該複数の情報を1つのレコードとなし、複数のレコードを記憶したデータベースと、前記クライアントから指示された複数の販売店で前記データベースを検索する検索手段と、当該検索の結果得られるレコードの中の少なくとも商品名および商品価格を前記クライアントに送信する送信手段とを備え、前記クライアントでは、前記複数の販売店名に関連づけて、対応する前記商品名および商品価格を表示する商品情報提供用サーバが開示されている。
【0005】
また、企業が日常の活動を行う場合には、各社員が所属する事業所で活動を行っているため、環境負荷の少ない事業所のレイアウトを作成する必要がある。例えば、特許文献3では、顧客端末とネットワークを介して接続されるシステム管理サーバとを用いて、オフィスレイアウトの設計を自動的に行い提供するシステムにおいて、顧客端末からシステム管理サーバに対して、レイアウト要求情報の入力画面を要求する手段と、前記要求に応じて、システム管理サーバから顧客端末に入力画面を送信する手段と、前記送信された入力画面によってレイアウト要求情報を入力し、システム管理サーバに送信する手段と、前記送信されたレイアウト要件情報に基づいて、オフィスレイアウトを自動設計する手段と、前記送信されたオフィスレイアウトを顧客端末に表示する手段とを備えたオフィスレイアウト設計システムが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−120419号公報
【特許文献2】
特開2001−297254号公報
【特許文献3】
特開2002−49651号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、会議を開催する場合、商品を選択する場合、勤務時間帯を決定する場合、およびオフィスのレイアウトを決定する場合等のビジネススタイルを選択する場合に、その環境負荷を全く考慮していないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択することが可能なビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択装置において、前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力手段と、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶した記憶手段と、前記入力手段から入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記ビジネススタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択手段と、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記発明によれば、入力手段は、前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力し、記憶手段は、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記ビジネススタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択し、送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0011】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0012】
上記発明によれば、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0013】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信する。
【0014】
上記発明によれば、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信する。
【0015】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信手段は、ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0016】
上記発明によれば、入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信手段は、ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信する。
【0017】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0018】
上記発明によれば、入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0019】
また、請求項6にかかる発明は、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択方法において、前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
【0020】
上記発明によれば、クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力し、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択し、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0021】
また、請求項7にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0022】
上記発明によれば、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0023】
また、請求項8にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0024】
上記発明によれば、クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、入力された商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信する。
【0025】
また、請求項9にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0026】
上記発明によれば、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信する。
【0027】
また、請求項10にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0028】
上記発明によれば、クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0029】
また、請求項11にかかる発明は、コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0030】
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を実現する。
【0031】
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0032】
上記発明によれば、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0033】
また、請求項13にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0034】
上記発明によれば、入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信する。
【0035】
また、請求項14にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0036】
上記発明によれば、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信する。
【0037】
また、請求項15にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
【0038】
上記発明によれば、入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信する。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかるビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態を、(ビジネススタイル選択システムの全体構成)、(ビジネススタイルの選択メニュー)(ビジネススタイル選択サーバの構成)、(クライアント端末の構成)、(会議スタイル選択処理)、(商品選択処理)、(勤務時間帯作成処理)、(レイアウト決定処理)の順に詳細に説明する。なお、本明細書において、「ビジネススタイル」とは、企業がビジネスを行う場合に、そのビジネスに関連する事項(スタイル)を広く含むものであり、例えば、会議スタイル、商品を選択するスタイル、勤務時間帯のスタイル、およびオフィスのレイアウトのスタイル等を言う。また、「環境負荷に関連する情報(環境パラメータ)」とは、環境負荷を低減するビジネススタイルを選択する場合に参照される情報をいう。
【0040】
(ビジネススタイル選択システムの全体構成)
図1は、本発明にかかるビジネススタイル選択システムの全体構成を示す図である。同図に示すビジネススタイル選択システムは、ビジネススタイルを選択する場合に、ビジネススタイルの基本情報をビジネススタイル選択サーバ1に送信するクライアント端末2・・・と、クライアント端末2・・・から入力されるビジネススタイルの基本情報に従って、環境負荷の低減が図れるビジネススタイルを選択してクライアント端末2に送信するビジネススタイル選択サーバ(ビジネススタイル選択装置)1とから構築されており、ビジネススタイル選択サーバ1と、クライアント端末2・・・とは、ネットワーク3を介して接続されている。
【0041】
ネットワーク3は、イントラネットからなり、全国に所在する会社の各事業所がネットワーク3により接続されている。各社員は、予め自己のスケジュール、出社時間、退社時間等を各自が所有するクライアント端末2からビジネススタイル選択サーバ1に登録する。
【0042】
(ビジネススタイルの選択画面)
図2は、ビジネススタイル選択サーバ1からクライアント端末2に提供されるビジネススタイルの選択画面を示している。同図に示す選択画面には、1:会議スタイル選択、2:商品の選択、3:勤務時間帯の作成、4:レイアウトの決定が表示される。ビジネススタイル選択サーバ1は、この選択画面でクライアント端末2により、”1:会議スタイル選択”が選択された場合には、会議スタイル選択処理(図16参照)を実行し、”2:商品の選択”が選択された場合には、商品選択処理(図20参照)を実行し、”3:勤務時間帯の作成”が選択された場合には、勤務時間帯作成処理(図24参照)を実行し、”4:レイアウトの決定”が選択された場合には、レイアウト決定処理(図28参照)を実行する。
【0043】
(ビジネススタイル選択サーバの構成)
図3は、図1のビジネススタイル選択サーバ1の構成例を示すブロック図である。ビジネススタイル選択サーバ1は、通信制御部11、制御部12、プログラム記憶部13、人事DB14、スケジュールDB15、会議室DB16、第1の環境負荷DB17、プレゼンテーション用機器DB18、商品DB19、商品負荷試算DB20、移動負荷DB21、第2の環境負荷DB22、勤務時間帯DB23、気温DB24、第3の環境負荷DB25、滞在時間DB26、レイアウト基本データDB27、および第4の環境負荷DB28を備えている。各部は、バスを介して互いに接続されている。
【0044】
通信制御部11は、ネットワーク3を介して接続される装置とデータ通信する際にデータ通信を制御する。制御部12は、CPUやRAM等から構成され、プログラム記憶部13に記録されたプログラムに従って、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行う。具体的には、制御部12は、プログラム記憶部13に記録されたプログラムに従って後述する会議スタイル選択処理(図16参照)、商品選択処理(図20参照)、勤務時間帯作成処理(図24参照)、レイアウト決定処理(図28参照)等を実行する。
【0045】
プログラム記憶部13は、制御部12で実行するための各種プログラムやデータが記憶されている。かかるプログラムには、例えば、OSプログラムや、会議スタイル選択処理(図16参照)、商品選択処理(図20参照)、勤務時間帯作成処理(図24参照)、レイアウト決定処理(図28参照)等を実行するためのプログラム等がある。また、プログラム記憶部13の記録媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体を使用することができる。また、プログラム記憶部13に格納されたプログラムはネットワーク3を介して配信可能である。
【0046】
人事DB14には、社員の氏名・社員番号に対応させて、役職/権限、勤務する事業所、所属する部署、年齢、性別、嗜好、夜型/朝型、視力/聴力、住所等のデータが登録されている。図4は、人事DB14に格納されるデータの一例を示す図である。
【0047】
スケジュールDB15には、クライアント端末2・・・のスケジューラ(図 参照)から入力される、各社員の出社時間(=始業時間)、退社時間(=終業時間)、およびスケジュールが、社員名に対応させて登録される。図5は、スケジュールDB15に格納されるデータの一例を示す図である。同図に示すように、スケジュールDB15には、社員名、所属する事業所名、部所名、出社時間、退社時間、およびスケジュールが対応づけて登録されている。
【0048】
会議室DB16には、全国に所在する事業所の各会議室の単位時間当たりの照明の電気使用量・空調の電気使用量(基準温度(例えば、26℃)にするためのエアコン・暖房の電気使用量)、スケジュール(予約状況)が登録されている。照明や空調の電気使用量は、会議室のある方位や階数で日当たりが異なるため、会議室により異なる。図6は、会議室DB16に格納されるデータの一例を示している。
【0049】
プレゼンテーション用機器DB18には、会議のプレゼンテーションのために使用されるプレゼンテーション用機器の電気使用量のデータが格納されている。具体的には、配布資料のコピーを取るためのコピー機のコピー1枚当たりの電気使用量、およびホワイトボードなどに画像を投影するためのプロジェクタの単位時間当たりの電気使用量等のデータが格納されている。プレゼンテーション用機器として、コピー機を使用する場合は、会議の参加者にコピーした配布資料を配り、プロジェクタを使用する場合には、配布資料を配らないで配布資料をプロジェクタで投影してプレゼンテーションを行う。
【0050】
第1の環境負荷DB17には、制御部12が会議スタイル選択処理で算出した会議の環境負荷データが格納される。図7は、第2の環境負荷DB22に格納される会議の環境負荷データの一例を示す図である。図7に示すように、会議スタイルの選択のリクエスト毎に、環境負荷順位、会議室、開催日時、照明および空調の総電気使用量、選択したプレゼンテーション用機器、およびこのプレゼンテーション用機器の電気使用量が格納される。
【0051】
商品DB19には、商品の種類毎に、各商品の性能/機能、価格、および在庫先が登録されている。図8は、商品DB19に格納されるデータの一例を示す図である。図8に示すように、商品の種類(テレビ、コピー機、冷蔵庫、・・・)毎に、各商品名に対応させて、その性能/機能、価格、および在庫先が登録されている。
【0052】
商品負荷DB20には、商品の種類毎に、各商品の耐久性(商品寿命)、消費電力、リサイクル具品使用比率、熱放出量、およびリサイクル化率と、環境負荷値Aが登録されている。環境負荷値A(第1の環境負荷値)は、耐久性(商品寿命)、消費電力、リサイクル具品使用比率、熱放出量、およびリサイクル化率から算出した商品自体が環境に与える環境負荷を表す値で「1」〜「100」までの値となり、値が小さい方が環境負荷が小さいことを示している。図9は、商品負荷DB20に格納されているデータの一例を示す図である。
【0053】
移動負荷DB21には、地図データと、車を走行させた場合に単位移動距離当たりの(例えば、1km)排気ガス量が登録されている。この移動負荷DB21は、制御部12で商品の環境負荷値B(第2の環境負荷値)を算出する際に参照される。環境負荷値Bは、商品を車で在庫先から購入先の住所に納品する場合に消費される排気ガス量から算出され、車での移動に伴う環境負荷を表す値で、「1」〜「100」までの値となり、値が小さい方が環境負荷値Bが小さいことを示している。また、移動距離が短い方が環境負荷値Bが小くなる。ここでは、商品の納品は同一の車種で行うことを前提としている。同一の車種であるので、単位移動距離当たりの排気ガス量が同一となる。
【0054】
第2の環境負荷DB22には、制御部12が商品選択処理で算出した商品の環境負荷のデータが格納される。図10は、第2の環境負荷DB22に格納される商品の環境負荷のデータの一例を示す図である。図10に示すように、商品選択のリクエスト毎に、環境負荷順位、商品名、環境負荷値A、環境負荷値B、および環境負荷値のデータが格納される。ここで、環境負荷値は、環境負荷値A+環境負荷値Bで算出される値である。
【0055】
勤務時間帯DB23には、事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間(始業時間、終業時間)のデータが格納されている。ここでは、この勤務時間のデータは、各事業所の部署毎のその所属する全社員の勤務時間(始業時間、終業時間)の各月の平均値である。図11は、勤務時間帯DBに格納されるデータの一例を示す図である。制御部12は、月が終了すると、スケジュールDB15を参照して、各事業所の各部署毎にその所属する全社員の勤務時間(始業時間、終業時間)のその月の平均値を算出して、勤務時間帯DB23に格納する。
【0056】
気温DB24には、各地域の月毎(1月〜12月)の時間帯別(7時〜21時)の平均気温のデータが格納されている。図12は、気温DB24に格納されるデータの一例を示す図である。気温DB24には、各地域(福岡、大阪、山口、名古屋、東京、横浜、仙台、青森、札幌、・・・・)の月(1月〜12月)毎の時間帯別(7時〜21時)の平均気温のデータが格納されている。この気温DB24に格納される平均気温のデータは、気象情報サービスを提供するサーバからネットワークを介して取得しても良く、また、ビジネススタイル選択サーバ1の管理者が入力することにしても良い。
【0057】
第3の環境負荷DB25には、制御部12が勤務時間帯作成処理で算出した環境負荷を低減した各事業所の月別の勤務時間帯のデータが格納される。
【0058】
滞在時間DB26には、各社員の1年間の事業所毎の滞在時間のデータが格納される。図13は、滞在時間DB26に格納されるデータの一例を示す図である。同図に示すように、社員毎に、各事業所(青山事業所、大森事業所、新横浜事業所)の滞在時間のデータが格納される。なお、滞在時間DB26に格納される、各社員の1年間の事業所毎の滞在時間のデータは、制御部12が、スケジュールDB15に登録される社員のスケジュールを参照して、各社員の事業所毎の滞在時間のデータを滞在時間DB26に登録することにしても良い。
【0059】
レイアウト基本データDB27には、事業所毎のレイアウトの基本データ(フロア数、各フロアの収容可能人数(定員)が格納されている。図14は、レイアウト基本データDB27に格納されるデータの一例を示す図である。
【0060】
第4の環境負荷DB28には、制御部12がレイアウト決定処理で作成した事業所の環境負荷を低減したレイアウトのデータが格納される。
【0061】
(クライアント端末の構成)
図15は、図1のクライアント端末2のハード構成例を示すブロック図である。同図に示すクライアント端末2は、操作指示を与える入力部31と、外部とデータ通信を行うためのデータ通信部32と、表示部33と、装置全体の制御を司るCPU34と、記録媒体36のデータのリード/ライトを行う記録媒体ドライブ装置35と、CPU34を動作させるプログラム等を格納した記録媒体36と、およびCPU34のワークエリアとして使用されるRAM37と、を備えている。各部は、バスを介して互いに接続されている。
【0062】
上記入力部21は、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード、マウス、並びに画像を読みとるスキャナ等からなる。この入力部31は、必ずしも端末2にローカルに接続される必要はなく、PHS・リモートターミナル(例えば、Personal Digital Assistant)等のリモート装置や、当該端末2と双方向でデータ通信が可能な装置等を入力手段として使用しても良い。また、入力部31は、CPU24に操作コマンドを与えて動作させるためのユーザーインターフェースである。なお、入力部31としては、上記したものに限られるものではなく、タッチパネル、トラックボールや音声認識機構等を用いても良い。
【0063】
上記表示部33は、CRT(Cathod Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)や、プラズマディスプレイ等により構成され、CPU34から入力される表示データに応じた表示が行われる。
【0064】
上記CPU34は、例えば、32ビットマイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Prosessor)や、プログラマブルロジック等からなる。また、CPU24は、必ずしもシングルプロセッサである必要はなく、分散処理をするタイプのものでも良い。このCPU34は、記録媒体36に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御する中央制御ユニットであり、このCPU34は、入力部31、表示部33、データ通信部32、記録媒体ドライブ装置35、およびRAM37が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コマンド入力、カラー表示等を制御する。
【0065】
上記データ通信部32は、電話回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続され、内蔵したモデム(図示せず)を経て電話回線を介してデータ通信を行う。
【0066】
上記記録媒体36は、CPU34が実行可能なOSプログラム(例えば、WINDOWS(R))36aおよびアプリケーションプログラム等の各種プログラムやデータを格納する。アプリケーションプログラムとしては、スケジューラー36b等が格納されている。上述の記録媒体36は、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体からなる。上記各種プログラムは、CPU34が直接または間接に解釈可能なオブジェクトコードやソースコード等の形態で記録媒体36に格納されている。記録媒体36に格納されたプログラムはネットワークを介して配信可能である。
【0067】
スケジューラ36bでは、自己のスケジュールや、出勤時間、退社時間が入力される。この入力されたデータは、ビジネススタイル選択サーバ1に送信されて、スケジュールDB15に登録される。
【0068】
上記RAM37は、指定されたプログラム、入力指示、入力データおよび処理結果等を格納するワークメモリと、表示部33の表示画面に表示する表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0069】
(会議スタイルの決定処理)
つぎに、会議スタイルの決定処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を図16〜図19を参照して説明する。図16は、会議スタイルの決定処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を説明するための処理フロー、図17および図18は、ビジネススタイル選択のリクエスト入力画面の表示例、図19は会議開催通知画面の表示例を示している。なお、本明細書において、「会議スタイル」とは、会議の時間帯、場所、アジェンダ、コンテンツ、プレゼンテーション方法、および使用する機器等の会議に関連する事項を広く含むものを言う。
【0070】
図16において、クライアント端末2では、ビジネススタイル選択サーバ1から提供される会議スタイルの入力画面で、会議開催の基本情報(会議の目的(決済、周知、報告、アイディア出し(ブレス)等)、会議の参加者とその役割、会議の開催希望月、会議時間、配布資料枚数)をを入力して、会議開催の基本情報(会議の目的(決済、周知、報告、アイディア出し(ブレス)等)、会議の参加者とその役割、会議の開催希望月、会議時間、配布資料の枚数)をビジネススタイル選択サーバ1に送信する(ステップS1)。
【0071】
図17は、会議スタイルの入力画面の表示例を示す図である。会議スタイルの入力画面には、”会議の目的”、”会議の参加者とその役割”、”会議の開催希望月”、”会議時間”、”配布資料枚数(参加者へ配布する資料の枚数)”の入力欄と、「送信」ボタンが表示される。図18は、会議スタイルの入力画面でのデータ入力例を示している。同図では、”会議の目的”として、”新規事業投資の決済”、”会議の参加者とその役割”として、”A(決裁者)、B(常任メンバー)、C(常任メンバー)、D(報告者)、E(報告者)、F(議事録作成)”、”会議の開催希望月”として”8月”、”会議時間”として”1時間”、”配布資料枚数”として”5枚”が入力されている。ここで「送信」ボタンが押されると、この入力されたデータがビジネススタイル選択サーバ1に送信される。
【0072】
ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末1から、会議開催の基本情報(会議の目的(決済、周知、報告、アイディア出し(ブレス)等)、会議の参加者とその役割、会議の開催希望月、会議時間、配布資料枚数)を通信制御部11を介して受信すると(ステップT1)、制御部12は、受信した会議の各参加者の勤務する事業所を人事DB14から検索する(ステップT2)。制御部12は、会議を行う事業所を、各参加者の所属する事業所からの移動距離の合計が最も少ない事業所に決定する(ステップT3)。これは、移動に伴う環境負荷を低減するためである。具体的には、移動距離が長くなると、移動に車等を使用した場合に環境負荷が大きくなってしまうからである(例えば、排気ガスやガソリンの消費)。例えば、図18に示すようなデータが入力された場合には、上記図4の人事DB14に示すように、4名が横浜事業所に、2名が青山事業者に所属しているので、会議の場所は横浜事業所に決定する。
【0073】
制御部12は、プレゼンテーション用機器DB18を参照して、配布資料枚数×参加者の数×コピー1枚当たりの電気使用量を演算して、コピー機を使用した場合の電気使用量を算出し、また、会議時間×プロジェクタの単位時間当たりの電気使用量を演算して、プロジェクタを使用した場合の電気使用量を算出する。制御部12は、電気使用量の少ない機器をプレゼンテーション用機器として選択する(ステップT4)。
【0074】
つづいて、制御部12は、スケジュールDB15を参照して、会議の参加者のスケジュールが空いている日時を会議の開催日時として決定する(ステップT5)。会議の開催日時を決定する場合は、全参加者のスケジュールが空いている日時を会議の開催日時として決定しても良いし、また、会議にとって重要な参加者(決裁者や常任メンバー等)のスケジュールを優先させて会議の開催日時を決定することにしても良い。
【0075】
この後、制御部12は、会議室DB16から、決定した開催日時に会議場所として決定した事業所で空いている会議室およびその単位時間当たりの照明電気使用量および空調電気使用量を検索して、検索した各会議室について、会議時間×単位時間当たりの照明電気使用量および空調電気使用量を演算して、照明および空調の総電気使用量を算出する(ステップT6)。
【0076】
制御部12は、検索した会議室で、照明および空調の総電気使用量の小さい5つを選択して、小さい順に、環境負荷順位、会議室、開催日時、照明および空調の総電気使用量、選択したプレゼンテーション用機器、選択したプレゼンテーション用機器の電気使用量を会議の環境負荷データとして第2の環境負荷DB22に格納する(ステップT7)。上記図7は、第1の環境負荷DB17に格納されるデータの一例を示している。この第1の環境負荷DB17に格納されるデータは、クライアント端末2から参照可能となっている。
【0077】
この後、制御部12は、環境負荷(総電気使用量)が最も小さい会議室、環境負荷(電気使用量)が最も小さいプレゼンテーション用機器(プレゼンテーション方法)、開催日時、会議の目的、および会議の参加者のデータ、を含む会議開催通知画面のデータを作成して、通信制御部11を介して、会議参加者のクライアント端末2に送信する(ステップT8)。また、制御部12は、会議室DB16で、選択した環境負荷が最も小さい会議室の決定した開催日時の予約を行う。。
【0078】
クライアント端末2は、この会議開催通知画面のデータを受信すると(ステップS2)、会議開催通知画面を表示部23に表示する(ステップS3)。
【0079】
図19は、会議開催通知画面の一例を示す図である。同図に示すように、会議開催通知画面には、”開催日時”、”開催場所”、”プレゼンテーション方法”、”会議の目的”、”会議の参加者”が表示されており、同図に示す例では、”開催日時”として、8月10日(火曜日)AM9:00〜10:00、”開催場所(会議室)”として”横浜事業所701会議室”、”プレゼンテーション方法”として”資料の配付”が表示されている。
【0080】
以上説明したように、会議スタイル選択処理では、ビジネススタイル選択サーバ1の制御部12は、クライアント端末2から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報(会議の目的(決済、周知、報告、アイディア出し(ブレス)等)、会議の参加者とその役割、会議の開催希望月、会議時間、配布資料枚数)が入力されると、入力された情報に基づいて、環境負荷の小さい会議スタイルを選択してクライアント端末2に送信することとしたので、環境負荷を低減した会議スタイルを選択することが可能となる。
【0081】
また、制御部12は、人事DB14から会議参加者が勤務する事業所を検索し、各会議参加者の勤務する事業所からの移動距離の総和が最も小さい事業所を会議場所として選択することとしたので、移動に伴う環境負荷を低減することが可能となる。
【0082】
また、制御部12は、スケジュールDB15を参照して、開催希望月で会議参加者のスケジュールが空いている日時を検索して、会議の開催日時を決定することとしたので、会議開催のためのスケジュール調整の手間を省くことが可能となる。
【0083】
また、制御部12は、会議室DB16を参照して、決定した開催日時および会議場所として決定した事業所で空いている会議室を検索し、さらに、検索した会議室の照明電気使用量および空調電気使用量を検索して、電気使用量が最も小さい会議室を選択することとしたので、環境負荷が最も小さい会議室を選択することが可能となる。
【0084】
また、制御部12は、配布資料の枚数および会議参加者の人数に基づいて、プレゼンテーション用機器DB18を参照して、電気使用量の最も少ないプレゼンテーション用機器を選択することとしたので、プレゼンテーション用機器による環境負荷を低減することが可能となる。
【0085】
なお、上記した会議スタイル選択処理では、会議室DB16に各会議室の単位時間当たりの照明および空調の電気使用量を格納することとしたが、時間帯別の照明および空調の電気使用量を格納して、電気使用量が最も少ない時間帯を会議の時間帯に選択することにしても良い。
【0086】
また、会議の目的に応じて、会議の時間帯やプレゼン形態を選択することにしても良い。また、参加者が朝型か夜型かに応じて会議の時間帯を選択することにしても良い。
【0087】
(商品選択処理)
つぎに、商品選択処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を図20〜図23を参照して説明する。図20は、商品選択処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を説明するための処理フロー、図21〜図23は、クライアント端末2の表示部23に表示される画面の表示例を示している。
【0088】
図20において、クライアント端末2では、ビジネススタイル選択サーバ1から提供され、表示部23に表示される商品の選択の申込み画面で、商品の購入(購買)希望情報(氏名、希望する商品の種類、希望する商品の性能/機能、購入限度価格、および購入先の住所)を入力して、ビジネススタイル選択サーバ1に送信する(ステップS11)。
【0089】
図21は、商品の選択の申込み画面の表示例を示す図である。商品の選択の申し込み画面には、”氏名”、”希望する商品の種類”、”希望する商品の性能/機能”、”購入限度価格”、”購入先の住所”の入力欄と、「送信」ボタンが表示されている。図22は、商品の選択の申込み画面でのデータの入力例を示す図である。同図では、”氏名”として、”山田太郎”、”希望する商品の種類”として”テレビ”、”希望する商品の性能/機能”として、”27型液晶テレビ、衛星チュナー内蔵”、”購入限度価格”として”50万円”、”納品先の住所”として”千代田区霞ヶ関X−X−X”が入力されている。ここで、「送信」ボタンが押されると、この入力されたデータがビジネススタイル選択サーバ1に送信される。
【0090】
ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、通信制御部11を介して商品の購入希望情報(氏名、希望する商品の種類、希望する商品の性能/機能、購入限度価格、購入先の住所)のデータを受信すると(ステップT11)、制御部12は、受信した希望する商品の種類、希望する商品の性能/機能、および購入限度価格に該当する商品を商品DB19から検索する(ステップT12)。
【0091】
制御部12は、商品DB19で検索した商品の環境負荷値Aを商品負荷DB20から検索する(ステップT13)。そして、制御部12は、検索した商品の在庫先を商品DB19で検索し、つづいて、移動負荷DB21を参照して、地図データを使用して在庫先から購入先の住所までの移動距離を算出し、移動距離×単位移動距離当たりの排気ガス量を演算して、環境負荷値Bを算出する(ステップT14)。
【0092】
制御部12は、検索した各商品の環境負荷値=環境負荷値A+環境負荷値Bを演算して、環境負荷値が小さい5つを選択して、環境負荷順位、商品名、環境負荷値A、環境負荷値B、環境負荷値のデータを第2の環境負荷DB22に格納する(ステップT15)。上記図10は、第2の環境負荷DB22に格納されるデータの一例を示している。この第2の環境負荷DB22に格納されるデータは、クライアント端末2から参照可能となっている。
【0093】
この後、制御部12は、環境負荷値が最も小さい商品のデータを含む商品選択結果画面のデータを、通信制御部11を介してクライアント端末2に送信する(ステップT16)。この後、制御部12は、当該商品の発注を行う(ステップT17)。
【0094】
クライアント端末1は、商品選択結果画面のデータを受信すると(ステップS12)、商品選択結果画面をその表示部23に表示する(ステップS13)。図23は、商品選択結果画面の一例を示す図である。同図に示すように、商品選択結果画面には、”申込み内容の確認”と、”商品選択結果”が表示され、”商品選択結果”として、”商品名”、”環境負荷値A”、”環境負荷値B”、”環境負荷値”、”価格”が表示される。同図に示す例では、”商品名”として、”C社C1”、”環境負荷値A”として”3”、”環境負荷値B”として”4”、”環境負荷値”として”7”、”価格”として”P1”が表示されている。
【0095】
以上説明したように、商品選択処理では、ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末2から、商品の購入希望情報(氏名、希望する商品の種類、希望する商品の性能/機能、購入限度価格、および購入先の住所)が入力されると、商品DB19から購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を検索し、検索した商品のうち最も環境負荷の小さい商品を選択して、その情報をクライアント端末2に送信することとしたので、購入者は、予算内で必要な機能を有する最も環境負荷の低い商品を選択することが可能となる。
【0096】
また、制御部12は、商品自体が環境に与える環境負荷値Aと車による納品で環境に与える環境負荷値Bとの和を環境負荷値として算出しているので、商品自体が環境に与える環境負荷と車による納品で環境に与える環境負荷の両者についての環境負荷を考慮することができ、商品を購入する場合の環境負荷を正確に把握することが可能となる。
【0097】
なお、上記した商品選択処理では、環境負荷値Bを算出する場合に、車の排気ガス量に基づいて算出しているが、消費されるガソリン量も環境負荷値Bを算出する際に使用することにしても良い。
【0098】
(勤務時間帯作成処理)
つぎに、勤務時間帯作成処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を図24〜図27を参照して説明する。図24は、勤務時間帯作成処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を説明するための処理フロー、図25および図26は、勤務時間帯作成の入力画面の表示例、図27は、作成された勤務時間帯の表示例を示している。
【0099】
図24において、クライアント端末2では、クライアント端末2のリクエストに応じてビジネススタイル選択サーバ1から提供される勤務時間帯作成の入力画面で、”事業所名”と、その所在する”地域名”を入力して、”事業所名”および”地域名”をビジネススタイル選択サーバ2に送信する(ステップS31)。
【0100】
図25は、勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。勤務時間帯作成の入力画面には、”事業所名”と”地域名”の入力欄と、「送信」ボタンが表示される。図26は、勤務時間帯作成の入力画面でのデータ入力例を示している。同図では、”事業所名”として、”大森事業所”、”地域名”として、”東京”が入力されている。ここで「送信」ボタンが押されると、この入力されたデータが勤務時間帯サーバ1に送信される。
【0101】
ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末2から、”事業所名”および”地域名”を通信制御部11を介して受信すると(ステップT31)、気温DB24を参照して、指定された事業所の各月毎の勤務時間帯を算出する(ステップT32〜T38)。
【0102】
制御部12は、以下のルールに基づいて勤務時間帯を決定する。
ルール1:1日の勤務時間帯の長さは8時間とする。
ルール2:始業時間の下限は、7時とする。
ルール3:終業時間の上限は、21時とする。
ルール4:オフィスの快適温度を、25℃とする。
ルール5:各オフィスは、冷暖房の空調施設を備えており、室温が25℃になるように空調施設が設定されているものとする。
【0103】
具体的には、制御部12は、まず、カウンタT=0とした後(ステップT32)、T=T+1の演算を行う(ステップT33)。制御部12は、指定された地域のT月の各時間帯の平均気温のデータを気温DB24から読み出す(ステップT34)。制御部12は、読み出したT月の各時間帯の平均気温のデータに基づいて、連続した8時間の勤務時間(複数の勤務時間帯候補)の平均気温の総計Ss〜eを各々算出する(ステップT35)。具体的には、複数の勤務時間帯候補7時〜15時、8時〜16時、9時〜17時,10時〜18時、11時〜19時、12時〜20時、および13時〜21時の平均気温の総計S7〜15、S8〜16、S9〜17、S10〜18,S11〜19、S12〜20、およびS13〜21を各々算出する。
【0104】
そして、制御部12は、基準値である快適温度の総計Ss(=25℃×8時間=200)から勤務時間帯候補(7時〜15時、8時〜16時、9時〜17時、10時〜18時、11時〜19時、12時〜20時、13時〜21時)の平均気温の総計S7〜15、S8〜16、S9〜17、S10〜18,S11〜19、S12〜20、S13〜21をそれぞれ減算し、その絶対値をそれぞれ算出する(ステップT36)。制御部12は、その絶対値が最小となる時間帯を勤務時間帯として決定する(ステップT37)。
【0105】
この後、制御部12は、T≧12であるか否かを判断し(ステップT38)、T≧12の場合には(ステップT38の「Y」)、ステップT39に移行し、T<12の場合には(ステップT38の「N」)、ステップT33に戻り、T≧12となるまで同じ処理を繰り返し実行する。このようにして、各月の勤務時間帯を決定することにより、空調設備の電気使用量を低減することができ、環境負荷を低減することが可能となる。
【0106】
ステップT39では、制御部12は、指定された事業所の算出した各月別(1月〜12月)の勤務時間帯のデータを第3の環境負荷DB25に格納するとともに、指定された事業所名と、算出した各月別の勤務時間帯のデータを含む勤務時間帯通知画面のデータを作成して、リクエスト元のクライアント端末2に送信する(ステップT40)。
【0107】
クライアント端末2は、ビジネススタイル選択サーバ1から勤務時間帯通知画面のデータを受信すると(ステップS42)、勤務時間帯通知画面を表示部23に表示する(ステップS43)。
【0108】
図27は、勤務時間帯通知画面の一例を示す図である。同図に示すように、勤務時間帯通知画面には、”指定された事業所”の”各月の勤務時間帯”が表示されており、同図に示す例では、”大森事業所”の”1月の勤務時間”として、”10時〜18時”、”2月の勤務時間”として、”11時〜19時”、”3月の勤務時間”として、”10時〜18時”、”4月の勤務時間”として、”9時〜17時””5月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”8月の勤務時間”として、”7時〜15時”、”9月の勤務時間”として、”8時〜16時”、”10月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”11月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”12月の勤務時間”として、”10時〜18時”が表示されている。
【0109】
以上説明したように、勤務時間帯作成処理によれば、ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末1から事業所の情報(事業所名およびその地域名)が入力されると、入力された情報に基づいて、気温DB24を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成し、作成した勤務時間帯をクライアント端末2に送信することとしたので、環境負荷を低減することが可能な事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0110】
また、気温DB24は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納しており、制御部12は、気温DB24から、事業所の所在する地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することとしたので、平均気温に応じて、各月毎に環境負荷の少ない勤務時間帯を作成することができ、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減することが可能となる。具体的には、朝方が寒い時期(冬)には、始業時間を遅らせて暖房の負荷を低減でき、また、朝方が涼しい時期(夏)には、始業時間を早めて冷房の負荷を低減でき、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減させることが可能となる。
【0111】
なお、上記した勤務時間帯作成処理では、事業所の勤務時間帯を作成する場合に、事務所が所在する地域の各月の時間帯別の平均気温に基づいて作成することとしたが、事業所が所在する地域の各月の時間帯別の日照時間に基づいて事業所の勤務時間帯を作成することにしても良い。これにより、照明の電気使用量を低減することが可能となる。また、当該平均気温および日照時間の両者に基づいて作成することにしても良い。
【0112】
また、上記した勤務時間帯作成処理では、1日の標準の勤務時間を8時間とし、事業所毎に勤務時間帯を決定することとしたが、事業所の各部署の勤務時間帯の長さをを業務の忙しさに応じて各月毎に決定することにしても良い。この場合には、制御部12は、勤務時間帯DB26の該当する部署の各月毎の勤務時間の情報を参照して、実際の業務の忙しさに応じて、各月の勤務時間帯の長さを標準の勤務時間よりも長く(例えば、9時間)または短く(例えば、7時間)することにしても良い。そして、決定した勤務時間帯の長さで、上記した方法により、環境負荷を低減可能な勤務時間帯を決定する。
【0113】
例えば、エアコン事業部の場合には、エアコンが売れる7月〜8月に製品を出荷するため、3月〜7月の間の勤務時間帯の長さを長くし、9月〜12月の勤務時間帯の長さを短くする。また、TV事業部の場合には、年末にTVがよく売れるため、8月〜3月の間の勤務時間帯の長さを長くし、また、4月〜7月の勤務時間帯の長さを短くする。
【0114】
(レイアウト決定処理)
つぎに、レイアウト決定処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を図28〜図32を参照して説明する。図28は、レイアウト決定処理におけるビジネススタイル選択サーバ1およびクライアント端末2の処理を説明するための処理フロー、図29および図30は、レイアウト決定の入力画面の表示例、図31は、勤務時間帯の類似度を説明するための説明図、図32はレイアウトの通知画面の表示例を示している。
【0115】
図28において、クライアント端末2では、クライアント端末2のリクエストに応じてビジネススタイル選択サーバ1から提供されるレイアウト決定の入力画面で、事業所名、当該事業所に配置する部署名、および各部署の人員数を入力して、事業所名、当該事業所に配置する部署名、および各部署の人員数をビジネススタイル選択サーバ1に送信する(ステップS51)。
【0116】
図29は、レイアウト決定の入力画面の表示例を示す図である。レイアウト決定の入力画面には、”事業所名”、当該事業所に配置する”部署名”、各部署の”人員数”の入力欄と、「送信」ボタンが表示される。図30は、レイアウト決定の入力画面でのデータ入力例を示している。同図では、”事業所名”として、”大森事業所”、当該事業所に配置する”部署名”として、”A〜F部署”、各部署の”人員数”として、”60名、30名、80名、20名、50名、40名、30名、60名”が入力されている。ここで、「送信」ボタンが押されると、この入力されたデータがビジネススタイル選択サーバ1に送信される。
【0117】
ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末1から、”事業所名”、当該事業所に配置する”部署名”、各部署の”人員数”を、通信制御部11を介して受信すると(ステップT51)、制御部12は、受信した事業所の各フロアーの収容可能人数(定員)を、レイアウト基本DB27から検索する(ステップT52)。
【0118】
制御部12は、事業所の各フロアーの定員数以内となる部署の組み合わせ(n通り)を算出し(ステップT53)、各部署の1年間(各月毎)の勤務時間帯のデータを勤務時間帯DB23から検索する(ステップT54)。そして、制御部12は、各組み合わせ(n通り)について、各フロアー毎に部署間の各月毎の勤務時間帯の類似度を算出する(ステップT55)。ここで、類似度は、「1」〜「100」までの数値で表現され、数値が高い方が類似していることを示している。
【0119】
図31は、勤務時間帯の類似度を説明するための説明図である。同図は、同一事業所の各部署(人事部、経理部、設計部)の一年間の各月毎の勤務時間帯のデータの一例を示している。同図において、例えば、人事部と経理部は、勤務時間帯の類似度が高いので、基本的に同一のフロアとし、設計部は、人事部および経理部と勤務時間帯の類似度が低いので他のフロアーとする。
【0120】
そして、制御部15は、各組み合わせ(n通り)毎に、類似度の総計を算出すし(ステップT56)、類似度の総計が最も高くなる組み合わせを当該事業所のレイアウトとして決定して、第4の環境負荷DB28に格納する(ステップT57)。
【0121】
ここで、具体例を説明する。例えば、上記図30に示すように、横浜事業所がリクエストされた場合には、レイアウト基本データDB27から横浜事業所のデータが読み出される。横浜事業所は、4フロアー、各フロアーの収容可能人数(定員)が100名となっている(図14参照)。
【0122】
まず、4つのフロアーに配置する部署の組み合わせを算出する(上記ステップT3)。例えば、第1の組み合わせとして、(A部署=60名、B部署=30名)、(C部署=80名、D部署=20名)、(E部署50名、F部署=40名)、(G部署=30名、H部署=60名)、第2の組み合わせとして、(A部署=60名、F部署=40名)、(C部署=80名、D部署=20名)、(B部署30名、F部署=40名)、(G部署=30名、H部署=60名)、第3の組み合わせとして、・・・・、第nの組み合わせとして、・・・・となる。
【0123】
つぎに、各組み合わせの各フロアー毎の勤務時間帯の類似度を算出する(上記ステップT55)。例えば、第1の組み合わせの各フロアーの勤務時間帯の類似度は、(A部署=60名、B部署=30名)の類似度B1、(C部署=80名、D部署=20名)の類似度B2、(E部署50名、F部署=40名)類似度B3、(G部署=30名、H部署=60名)類似度B4、第2の組み合わせの各フロアーの類似度は、(A部署=60名、F部署=40名)の類似度B5、(C部署=80名、D部署=20名)の類似度B6、(B部署30名、F部署=40名)の類似度B7、(G部署=30名、H部署=60名)の類似度B8、第3の組み合わせの各フロアーの類似度は、・・・・、第nの組み合わせの各フロアーの類似度は、・・・・となる。
【0124】
制御部12は、各組み合わせの類似度の総計を算出する(上記ステップT56)。例えば、第1の組み合わせの類似度の総計は、S1=B1+B2+B3+B4、第2の組み合わせの類似度の総計は、S2=B5+B6+B7+B8、・・・、第nの組み合わせの類似度の総計は、Snとなる。
【0125】
制御部12は、各組み合わせの類似度の総計S1〜Snの中で、総計が最も大きい組み合わせを事業所のレイアウトとして決定して、環境負荷DB17に格納する(上記ステップT57)。
【0126】
最後に、制御部12は、決定したレイアウトの通知画面データをリクエスト先のクライアント端末に送信する(ステップT58)。
【0127】
クライアント端末2は、このレイアウトの通知画面データを受信すると(ステップS52)、レイアウトの通知画面を表示部23に表示する(ステップS53)。
【0128】
図32は、レイアウトの通知画面の一例を示す図である。同図に示すように、レイアウトの通知画面には、指定された事業所で同一のフロアーに配置する組み合わせが表示されており、同図に示す例では、”第1のフロアー”として、”A部署とB部署”、”第2のフロアー”として、”C部署とH部署”、”第3のフロアー”として、”C部署とD部署”、”第4のフロアー”として、”E部署とF部署”が表示されている。
【0129】
なお、ここでは、同一のフロアーに配置する組み合わせのみを決定しているが、さらに、どの階のフロアーに配置するかを決定する場合には、外出の多い部署を低い階に配置することにしても良い。これにより、エレベータの使用量を低減でき、エレベータの電気使用量を低減することが可能となる。
【0130】
以上説明したように、レイアウト決定処理によれば、ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末2から送出される事業所の情報(事業所名、当該事業所に配置される部署名、および各部署の人員数)が入力されると、入力された情報に基づいて、勤務時間帯DB26およびレイアウト基本データDB27を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを決定して、クライアント端末2に送信することとしたので、環境負荷を低減することが可能なオフィスのレイアウトを作成することが可能となる。
【0131】
また、制御部12は、レイアウトを決定する場合に、勤務時間帯が類似する部署を同一のフロアーとすることとしたので、各フロアーで空調や照明を可動させる時間帯を共通にすることができ、空調や照明設備の電気使用量を低減することが可能となる。
【0132】
なお、ビジネススタイル選択サーバ1では、制御部12は、クライアント端末2からの社員の勤務場所のリクエストに応じて、滞在時間DB26(図13参照)を参照して、最も滞在時間の長い事業所を勤務場所として決定して、その決定した勤務場所をクライアント端末2に送信することにしても良い。これにより、移動等に伴う環境負荷を低減することが可能となる。上記図13において、例えば、Aさんの場合は、滞在時間が、青山事業所が600時間、大森事業所が300時間、新横浜事業所が20時間となっており、Aさんの勤務場所は、青山事業所となる。また、Bさんの場合は、滞在時間が、青山事業所が200時間、大森事業所が780時間、新横浜事業所が5時間となっており、Bさんの勤務場所は、大森事業所となる。
【0133】
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形して実行可能である。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかるビジネススタイル選択装置によれば、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択装置において、前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力手段と、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶した記憶手段と、前記入力手段から入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記ビジネススタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択手段と、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備えたこととしたので、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択することが可能となる。
【0135】
また、請求項2にかかるビジネススタイル選択装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した会議スタイルを選択することが可能となる。
【0136】
また、請求項3にかかるビジネススタイル選択装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した商品の選択を行うことが可能となる。
【0137】
また、請求項4にかかるビジネススタイル選択装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信手段は、ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した勤務時間帯を選択することが可能となる。
【0138】
また、請求項5にかかるビジネススタイル選択装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減したオフィスのレイアウトを選択することが可能となる。
【0139】
また、請求項6にかかるビジネススタイル選択方法によれば、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択方法において、前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を含むこととしたので、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択することが可能となる。
【0140】
また、請求項7にかかるビジネススタイル選択方法によれば、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、前記ビジネススタイル選択手段では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した会議スタイルを選択することが可能となる。
【0141】
また、請求項8にかかるビジネススタイル選択方法によれば、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した商品の選択を行うことが可能となる。
【0142】
また、請求項9にかかるビジネススタイル選択方法によれば、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した勤務時間帯を選択することが可能となる。
【0143】
また、請求項10にかかるビジネススタイル選択方法によれば、請求項6にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減したオフィスのレアウトを選択することが可能となる。
【0144】
また、請求項11にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、をコンピュータに実行させることとしたので、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択することが可能となる。
【0145】
また、請求項12にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、前記ビジネススタイル選択手段では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減した会議スタイルを選択することが可能となる。
【0146】
また、請求項13にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減する商品の選択を行うことが可能となる。
【0147】
また、請求項14にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減する勤務時間帯を選択することが可能となる。
【0148】
また、請求項15にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項11にかかる発明において、前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することとしたので、環境負荷を低減するオフィスのレイアウトを選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビジネススタイル選択システムの全体構成を示す図である。
【図2】ビジネススタイルの選択画面の一例を示す図である。
【図3】図1のビジネススタイル選択サーバの構成例を示すブロック図である。
【図4】図3の人事DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図5】図3のスケジュールDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図6】図3の会議室DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図7】図3の第1の環境負荷DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図8】図3の商品DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図9】図3の商品負荷DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図10】図3の第2の環境負荷DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図11】図3の勤務時間帯DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図12】図3の気温DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図13】図3の滞在時間DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図14】図3のレイアウト基本データDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図15】図1のクライアント端末のハード構成例を示すブロック図である。
【図16】会議スタイルの決定処理におけるビジネススタイル選択サーバおよびクライアント端末2の処理を説明するための処理フローを示す図である。
【図17】会議スタイル選択の入力画面の表示例を示す図である。
【図18】会議スタイル選択の入力画面の表示例を示す図である。
【図19】会議開催通知画面の表示例を示す図である。
【図20】商品選択処理におけるビジネススタイル選択サーバおよびクライアント端末2の処理を説明するための処理フローを示す図である。
【図21】商品選択の申込み画面の表示例を示す図である。
【図22】商品選択の申込み画面の表示例を示す図である。
【図23】商品選択結果画面の表示例を示す図である。
【図24】勤務時間帯作成処理におけるビジネススタイル選択サーバおよびクライアント端末2の処理を説明するための処理フローを示す図である。
【図25】勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。
【図26】勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。
【図27】勤務時間帯通知画面の表示例を示す図である。
【図28】レイアウト決定処理におけるビジネススタイル選択サーバおよびクライアント端末の処理を説明するための処理フローを示す図である。
【図29】レイアウト決定の入力画面の表示例を示す図である。
【図30】レイアウト決定の入力画面の表示例を示す図である。
【図31】勤務時間帯の類似度を説明するための説明図である。
【図32】レイアウトの通知画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ビジネススタイル選択サーバ
2 クライアント端末
3 ネットワーク
11 通信制御部
12 制御部
13 プログラム記憶部
14 人事DB
15 スケジュールDB
16 会議室DB
17 第1の環境負荷DB
18 プレゼンテーション用機器DB
19 商品DB
20 商品負荷DB
21 移動負荷DB
22 第2の環境負荷DB
23 勤務時間帯DB
24 気温DB
25 第3の環境負荷DB
26 滞在時間DB
27 レイアウト基本データDB
28 第4の環境負荷DB
31 入力部
32 データ通信部
33 表示部
34 CPU
35 記録媒体ドライブ装置
36 記録媒体
37 RAM

Claims (15)

  1. ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択装置において、
    前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力手段と、
    ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶した記憶手段と、
    前記入力手段から入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記ビジネススタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択手段と、
    前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするビジネススタイル選択装置。
  2. 前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、
    前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、
    前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、
    前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のビジネススタイル選択装置。
  3. 前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、
    前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、
    前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、
    ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、
    送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のビジネススタイル選択装置。
  4. 前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、
    前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、
    前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、
    前記送信手段は、ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のビジネススタイル選択装置。
  5. 前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、
    前記入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、
    記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、
    前記送信手段は、前記ビジネススタイル選択手段で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のビジネススタイル選択装置。
  6. ネットワークを介して接続されるクライアント端末からのビジネススタイルの選択のリクエストに応じて、ビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択方法において、
    前記クライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、
    前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、
    前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とするビジネススタイル選択方法。
  7. 前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、
    前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、
    前記ビジネススタイル選択手段では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のビジネススタイル選択方法。
  8. 前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、
    前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のビジネススタイル選択方法。
  9. 前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、
    前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、
    前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のビジネススタイル選択方法。
  10. 前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、
    記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のビジネススタイル選択方法。
  11. コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、
    ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、ビジネススタイルの基本情報を入力する入力工程と、
    前記入力されるビジネススタイルの基本情報に基づいて、記憶手段に記憶されている、ビジネススタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減したビジネススタイルを選択するビジネススタイル選択工程と、
    前記選択された環境負荷を低減したビジネススタイルの情報を前記クライアント端末に送信する送信工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
  12. 前記ビジネススタイルは、社内の会議スタイルであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、参加者情報を含む会議開催の基本情報を入力し、
    前記記憶手段は、会議スタイルを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶しており、
    前記ビジネススタイル選択手段では、前記入力工程で入力される前記会議開催の基本情報に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記会議スタイルの環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した会議スタイルを選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択手段で選択された環境負荷を低減した会議スタイルの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  13. 前記ビジネススタイルは、商品選択のスタイルであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、商品の種類、要求する機能/性能、および限度額を入力し、
    前記記憶手段は、各種商品に対応させて、価格およびその機能/性能を記憶する第1の記憶手段と、前記各種商品に対応させて、商品の環境負荷に関連する情報を記憶する第2の記憶手段とを含み、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力手段で入力された購入したい商品の種類、要求する機能/性能、および購入限度額に該当する商品を、前記第1の記憶手段から検索し、当該検索した商品について、前記第2の記憶手段に記憶されている環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷の小さい商品を選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された環境負荷を低減する商品の情報を、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  14. 前記ビジネススタイルは、企業の勤務時間帯であり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報し、
    前記記憶手段は、勤務時間帯を選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を選択し、
    前記送信工程では、ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減する当該事業所の勤務時間帯の情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  15. 前記ビジネススタイルは、オフィスのレイアウトであり、
    前記入力工程では、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、
    記憶手段は、事業所のレイアウトを選択する場合のその環境負荷に関連する情報を記憶し、
    前記ビジネススタイル選択工程では、前記入力工程で入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関連する情報を参照して、当該事業所の環境負荷を低減したレイアウトを選択し、
    前記送信工程では、前記ビジネススタイル選択工程で選択された、環境負荷を低減したレイアウトの情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
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