JP2002288326A - 製品インフォメーションシステム - Google Patents

製品インフォメーションシステム

Info

Publication number
JP2002288326A
JP2002288326A JP2001089783A JP2001089783A JP2002288326A JP 2002288326 A JP2002288326 A JP 2002288326A JP 2001089783 A JP2001089783 A JP 2001089783A JP 2001089783 A JP2001089783 A JP 2001089783A JP 2002288326 A JP2002288326 A JP 2002288326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
product
customer
product information
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001089783A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kaneshiro
哲也 兼城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001089783A priority Critical patent/JP2002288326A/ja
Publication of JP2002288326A publication Critical patent/JP2002288326A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭における電化製品等の電気、ガス、水道
といったランニングコストを計算し、顧客ごとに効率よ
く省エネを実現できる製品の提案を行う製品インフォメ
ーションシステムに関し、製品の提案を通して、買い替
え需要の促進を図ることができる。 【解決手段】 インフォメーションサーバ10に通信網
11を介して接続した端末機12からなり、インフォメ
ーションサーバ10は、各々データベースに蓄積した顧
客情報と製品情報に基づき、顧客が保有する製品の総ラ
ンニングコストを演算して端末機12に送信し、かつ総
ランニングコストを低減できる製品の提案情報を端末機
12に送信するものであり、顧客ごとに、きめ細かに、
効率よく省エネを実現できる製品の提案が行え、環境問
題に配慮した製品の買い替え需要の促進を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭における電化
製品等の電気、ガス、水道といったランニングコストを
計算し、顧客ごとに効率よく省エネを実現できる製品の
提案を行う製品インフォメーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、町の電気店は、特定のメーカ
と契約し、そのメーカの電化製品のみを販売している所
が多い。
【0003】しかし、近年、大型の量販店が安価に各メ
ーカの電化製品を販売する形態が増加してきた。量販店
の場合、各メーカの電化製品を扱っているという品揃え
の良さと、大量販売による低価格化という特徴を備えて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、量販店の場
合、顧客が一方的に商品を選択して購入するだけであ
り、各顧客のニーズに合せた、きめ細かな情報提供がな
されていないのが現状である。
【0005】また、近年、環境問題から省エネ志向が高
まり、顧客は電気、ガス、水道等のランニングコストの
低い製品を選択する傾向にある。
【0006】本発明は、顧客ごとに、きめ細かに、効率
よく省エネを実現できる製品の提案が行え、製品の買い
替え需要の促進を図ることができると共に、環境問題に
も配慮した製品インフォメーションシステムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の製品インフォメ
ーションシステムは、少なくとも顧客が保有する製品の
機種とその使用時間情報を蓄積した顧客情報データベー
スと、各種製品の少なくとも消費エネルギー情報を蓄積
した製品情報データベースとを有したインフォメーショ
ンサーバと、前記インフォメーションサーバに通信網を
介して接続した端末機とを備え、前記インフォメーショ
ンサーバは、顧客情報データベースに蓄積した顧客が保
有する製品の機種ならびに使用時間と、製品情報データ
ベースに蓄積した当該製品の消費エネルギーとから、当
該顧客が保有する製品の総ランニングコストを演算して
前記端末機に送信すると共に、製品情報に基づいて前記
総ランニングコストを低減できる製品の提案情報を前記
端末機に送信することを特徴とするものである。
【0008】本発明の製品インフォメーションシステム
によると、顧客情報と製品情報に基づき、顧客ごとに、
きめ細かに、効率よく省エネを実現できる製品の提案が
行え、環境問題に配慮した製品の買い替え需要の促進を
図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の製品インフォ
メーションシステムは、少なくとも顧客が保有する製品
の機種とその使用時間情報を蓄積した顧客情報データベ
ースと、各種製品の少なくとも消費エネルギー情報を蓄
積した製品情報データベースとを有したインフォメーシ
ョンサーバと、前記インフォメーションサーバに通信網
を介して接続した端末機とを備え、前記インフォメーシ
ョンサーバは、顧客情報データベースに蓄積した顧客が
保有する製品の機種ならびに使用時間と、製品情報デー
タベースに蓄積した当該製品の消費エネルギーとから、
当該顧客が保有する製品の総ランニングコストを演算し
て前記端末機に送信すると共に、製品情報に基づいて前
記総ランニングコストを低減できる製品の提案情報を前
記端末機に送信することを特徴とするものである。
【0010】なお、総ランニングコストとは、例えば、
電気料金、ガス料金、水道料金、または、これらの組合
せ料金である。
【0011】また、インフォメーションサーバは商店に
設置され、端末機は顧客が所有する。あるいは、インフ
ォメーションサーバはインフォメーションセンターに設
置され、端末機は商店または顧客が所有する。
【0012】本発明の請求項1の製品インフォメーショ
ンシステムによると、顧客が保有する製品の機種ならび
に使用時間と、当該製品の消費エネルギーとから、当該
顧客が保有する製品の総ランニングコストを演算し、か
つ、製品情報に基づき総ランニングコストを低減できる
製品の提案が行え、環境問題に配慮した製品の買い替え
需要の促進を図ることができる。
【0013】また、製品情報データベースに蓄積した各
種製品から、総ランニングコストを低減できる製品が紹
介されるので、顧客は、画一化、類似化する製品の中か
ら、メーカの壁を超えて欲しい製品を選択して購入する
ことができる。
【0014】本発明の請求項3の製品インフォメーショ
ンシステムは、少なくとも顧客が保有する電化製品の機
種とその使用時間情報を蓄積した顧客情報データベース
と、各種電化製品の少なくとも消費電力情報を蓄積した
製品情報データベースとを有したインフォメーションサ
ーバと、前記インフォメーションサーバに通信網を介し
て接続した端末機とを備え、前記インフォメーションサ
ーバは、顧客情報データベースに蓄積した顧客が保有す
る電化製品の機種ならびに使用時間と、製品情報データ
ベースに蓄積した当該電化製品の消費電力とから、当該
顧客が保有する電化製品の総電気料金を演算して前記端
末機に送信すると共に、製品情報に基づいて前記総電気
料金を低減できる電化製品の提案情報を前記端末機に送
信することを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項3の製品インフォメーショ
ンシステムによると、顧客が保有する電化製品の機種な
らびに使用時間と、当該電化製品の消費電力とから、当
該顧客が保有する電化製品の総電気料金を演算し、か
つ、製品情報に基づき総電気料金を低減できる電化製品
の提案が行え、環境問題に配慮した電化製品の買い替え
需要の促進を図ることができる。
【0016】また、製品情報データベースに蓄積した各
種電化製品から、総電気料金を低減できる電化製品が紹
介されるので、顧客は、画一化、類似化する電化製品の
中から、メーカの壁を超えて欲しい電化製品を選択して
購入することができる。
【0017】本発明の請求項6の製品インフォメーショ
ンシステムは、顧客情報が、端末機から通信網を介して
インフォメーションサーバに送信され、顧客情報データ
ベースに蓄積されることを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項6の製品インフォメーショ
ンシステムによると、顧客情報の収集ならびに蓄積作業
がインフォメーションサーバを介して自動的に行える。
また、顧客は端末機を用いて情報をインフォメーション
サーバに送信でき、自宅等に居ながら容易に情報提供が
行える。
【0019】本発明の請求項7の製品インフォメーショ
ンシステムは、製品情報が、メーカや販売会社の端末機
から通信網を介してインフォメーションサーバに送信さ
れ、製品情報データベースに蓄積されることを特徴とす
るものである。
【0020】本発明の請求項7の製品インフォメーショ
ンシステムによると、製品情報の収集、蓄積、更新作業
がインフォメーションサーバを介して自動的に行える。
また、メーカや販売会社は、新製品の情報を端末機を介
してインフォメーションサーバに送信することができ、
新製品の案内が素早く行える。
【0021】本発明の請求項8の製品インフォメーショ
ンシステムは、提案情報に電子決済機能を付加したこと
を特徴とするものである。
【0022】本発明の請求項8の製品インフォメーショ
ンシステムによると、提案情報を受信した顧客は、気に
入った商品があると、直ぐに電子決済のページにて、当
該商品の購入手続きを行うことができる。
【0023】本発明の請求項9の製品インフォメーショ
ンシステムは、製品情報データベースに、端末機を介し
て自由に取得可能な製品データを蓄積したことを特徴と
するものである。
【0024】本発明の請求項9の製品インフォメーショ
ンシステムによると、顧客は端末機を用いてインフォメ
ーションサーバにアクセスし、欲しい製品情報を自由に
取得することができ、製品の選択に役立てることができ
る。
【0025】本発明の請求項10の製品インフォメーシ
ョンシステムは、インフォメーションサーバが、少なく
とも総ランニングコストの検証結果を蓄積した使用情報
データベースを有することを特徴とするものである。
【0026】本発明の請求項10の製品インフォメーシ
ョンシステムによると、総ランニングコストの検証結果
を蓄積することで、提案情報による省エネが、実際にど
の程度実現できたかを把握でき、その後の提案情報の内
容を、より正確なものとすることができる。
【0027】本発明の請求項11の製品インフォメーシ
ョンシステムは、インフォメーションサーバが、少なく
とも総電気料金の検証結果を蓄積した使用情報データベ
ースを有することを特徴とするものである。
【0028】本発明の請求項11の製品インフォメーシ
ョンシステムによると、総電気料金の検証結果を蓄積す
ることで、提案情報による省エネが、実際にどの程度実
現できたかを把握でき、その後の提案情報の内容を、よ
り正確なものとすることができる。
【0029】本発明の請求項12の製品インフォメーシ
ョンシステムは、使用情報を、メーカや販売会社、消費
者センターに公開することを特徴とするものである。
【0030】本発明の請求項12の製品インフォメーシ
ョンシステムによると、メーカや販売会社は使用情報を
新商品の開発や販売戦略に役立てることができ、消費者
センターより信頼性の高い商品情報を消費者に提供でき
るようになる。
【0031】本発明の請求項13の製品インフォメーシ
ョンシステムは、メーカや販売会社は、使用情報の公開
に対し、情報公開料を情報公開者に支払うことを特徴と
するものである。
【0032】本発明の請求項13の製品インフォメーシ
ョンシステムによると、情報公開者が商店の場合、当該
商店の売上が向上する。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図1
ないし図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る製品インフォメーションシステムの概略構成図であ
る。
【0034】実施の形態1における製品インフォメーシ
ョンシステムは、電気店が顧客に対し、電気料金の低減
を通して省エネを実現できる電化製品の提案を行うシス
テムに関するものである。
【0035】製品インフォメーションシステムは、電気
店に設置され顧客情報や電化製品情報等を蓄積したイン
フォメーションサーバ10と、インフォメーションサー
バ10にインターネット等の通信網11を介して接続さ
れた顧客のパソコン、携帯電話機、PDA等の端末機1
2,13.14と、インフォメーションサーバ10に通
信網11を介して接続されたメーカや販売会社等のパソ
コン15とから構成されている。
【0036】図2は、インフォメーションサーバ10の
データベースの構成図を示しており、顧客情報データベ
ース20と、製品情報データベース21と、使用情報デ
ータベース22とから構成されている。
【0037】顧客情報データベース20には、顧客23
から提供された住所や氏名等の顧客情報と、顧客が所有
している電化製品の機種やその使用時間等の製品情報が
蓄積されている。
【0038】製品情報データベース21には、各メーカ
や販売会社24から提供された電化製品の性能や価格等
の各種製品情報が蓄積されており、適宜、顧客に提供さ
れる。
【0039】使用情報データベース22には、顧客23
からアンケート等の形式で提供された電化製品の買い替
えによる実際の総電気料金や、故障の発生状況等の情報
が蓄積されており、適宜、メーカや販売会社24、消費
者センター25等に情報公開される。
【0040】次に、図3のフローチャートを用いて、電
化製品の買い替えの流れについて説明する。
【0041】まず、顧客は、端末機12,13.14を
使ってインフォメーションサーバ10に接続し、使用電
化製品の情報入力画面を開き、現在使用中の電化製品の
情報を入力する(ステップ31)。
【0042】情報入力画面40は、例えば、図4に示す
ように、電化製品の種類ごとに、現在使用中の機種を入
力するフィールド41と、当該電化製品の一日あたりの
使用時間を入力するフィールド42とを有している。顧
客は、各フィールド41,42に、現在使用中の電化製
品の情報を入力し、入力し終わると“OK”ボタン43
をクリックする。これにより、顧客が現在使用している
電化製品の情報がインフォメーションサーバ10に送信
される。
【0043】顧客情報を受信したインフォメーションサ
ーバ10は、当該顧客情報を顧客情報データベース20
に蓄積する(ステップ32)。
【0044】次に、インフォメーションサーバ10は、
受信した顧客情報と、製品情報データベース21に予め
蓄積された電化製品の消費電力情報に基づき、顧客が情
報入力画面40にて入力した全電化製品の一ヶ月あたり
の総電気料金を演算する(ステップ33)。算出した一
ヶ月あたりの総電気料金は、顧客の端末機12,13.
14に送信され、図5に示すような診断画面50の総電
気料金フィールド51に表示される。
【0045】顧客は、診断画面50にて、電化製品の一
ヶ月あたりの総電気料金を確認した後、“次へ”のボタ
ン52をクリックする。
【0046】インフォメーションサーバ10は、顧客情
報データベース20に蓄積した顧客が現在使用中の電化
製品と、製品情報データベース21に蓄積した電化製品
情報とから、提案情報を作成する。提案情報は、図6に
示すように、いずれの電化製品を買い換えると、効率良
く電気料金を低減できるかといった全般情報61と、具
体的に、いずれのメーカのどの機種に買い換えると、電
気料金をいくらに低減できるかというように、複数の買
い替え候補を比較して選択できる詳細情報62が提案画
面60に表示される(ステップ34)。
【0047】その際、電化製品を買い換えた場合と、現
在使用している機種を使い続けた場合とを比較し、電気
料金の低減効果により、何年後に新機種の導入コストを
償却できるかというシミュレーション結果を表示しても
よい。
【0048】また、詳細情報62の機種項目63を選択
すると、当該選択した機種の性能、寸法、重量、色、価
格、値引きやメーカによるキャンペーン等のサービス情
報、取り付け工事の有無、写真等の画像データ、使用目
的や使用場所、ハンディキャップを有する人に対する各
種機能、さらには製品開発にまつわる話(例えば、製品
開発者の談話等)や、当該メーカの紹介(例えば、社会
貢献活動等)を記載した詳細画面が表示される。この詳
細画面は、予め、各機種ごとに作成しておき、製品情報
データベース21等に蓄積しておく。
【0049】顧客は、気に入った機種が見つかると、購
入ボックス64にチェックを入れ、レジボタン65をク
リックする。すると、電子決済機能である暗号化された
レジ画面(図示せず)が開き、名前や住所等の個人情報
の入力、配達や設置の方法、旧電化製品の引き取り等の
選択、保証の有無、ならびに支払い方法等の入力を行
い、送信ボタンをクリックしてインフォメーションサー
バ10に送信する。電気店は、顧客からの購入依頼をメ
ール等の形式で受信し、商品を納入する。このようにし
て、電化製品の買い替えが完了する(ステップ35)。
【0050】商品の納入後も、顧客に対し、電気料金の
報告をしてもらい、電化製品の買い替えによって実際に
総電気料金がいくらに減少したかといった効果を検証
し、当該検証結果を使用情報データベース22に蓄積す
る。また、納入した電化製品が故障したり、消耗品の交
換等を行ったりした場合には、その都度、報告してもら
い、使用情報データベース22に蓄積する。さらに、電
化製品の買い替え時に、図7に示すようなアンケートを
実施し、当該製品を選択した理由等を選択してもらい、
使用情報データベース22に蓄積する。なお、これらの
情報提供は、通信網11を介して行う他、郵送や対面等
にて行ってもよく、使用情報データベース22への蓄積
作業も、インフォメーションサーバ10による自動入力
や、あるいは手作業による入力によってもよい。
【0051】使用情報データベース22に蓄積した情報
は、顧客のプライバシーを侵害しない範囲において、メ
ーカや販売会社24、消費者センター25に公開され
る。例えば、買い替えによる家庭での実際の電気料金の
変化や、製品の選択理由、他社のどの機種から乗り換え
たかといった情報をメーカや販売会社24に提供するこ
とで、メーカや販売会社24は新商品の開発や販売戦略
に役立てることができる。メーカや販売会社24は、こ
れらの情報提供に対し、情報提供者である電気店に情報
提供料を支払ったり、あるいは顧客が他社製品から自社
製品に乗り換えた際には、電気店にバックマージンを支
払うようにしてもよい。
【0052】また、買い替えによる家庭での実際の総電
気料金の変化や、故障や消耗品の交換頻度等の情報を消
費者センター25に提供することで、消費者センター2
5はより信頼性の高い商品情報を消費者に提供できる。
【0053】さらに、顧客が端末機12,13.14を
用いて、自由にインフォメーションサーバ10の製品情
報データベース21にアクセスし、各種製品データを取
得できるようにしてもよい。例えば、検索画面を通し
て、メーカや機能、価格等から自分が欲しい電化製品を
検索して、詳細を表示させたり、メーカごとに歴代の電
化製品のデータや昔懐かしいテレビCM、アンティーク
家電を扱う店の紹介等の情報を提供する。
【0054】さらに、インフォメーションサーバ10
に、掲示板やチャットルーム等を通して、顧客どうしが
コミュニケーションできる場を設けたり、顧客情報デー
タベース20に蓄積された情報から、各顧客の了解の
元、同じ電化製品を使用しているユーザを紹介する機能
を設けてもよい。すなわち、顧客が購入を予定している
電化製品を既に使用しているユーザから、その電化製品
の使用体験談等の情報を得たり、同じ電化製品を使用し
ているユーザどうしが、トラブル等に関する情報交換を
行ったり、さらにはネット上でフリーマーケットやオー
クション等を開催してもよい。
【0055】なお、前記実施の形態1は、インフォメー
ションサーバ10が通信網11を介して送信されてきた
顧客情報を、自動で顧客情報データベース20に蓄積す
るものであったが、例えば、メールや郵送、対面等にて
顧客情報を取得して、手作業で顧客情報データベース2
0に蓄積してもよい。
【0056】また、顧客が顧客情報を入力すると、直ぐ
に提案情報が作成されて顧客の元に送信されるものであ
ったが、顧客が任意に端末機12,13.14を用いて
インフォメーションサーバ10にアクセスして提案情報
を取得するようにしてもよく、その場合、メーカや販売
会社24によって新規な製品情報が製品情報データベー
ス21に蓄積された際には、提案情報が更新されるよう
にしてもよい。
【0057】さらに、前記実施の形態1では、電気料金
を低減することで省エネを実現できる電化製品を提案す
るシステムに関するものであったが、電気料金以外に、
ガス料金や水道料金といったランニングコストを低減で
きる製品を提案するインフォメーションシステムとして
もよい。すなわち、提案する製品は電気店による電化製
品に限るものではなく、ガス器具を提供するガスショッ
プ等に適用してもよい。また、家庭における各種製品を
扱う商店に適用し、電気、ガス、水道あるいはガソリン
や灯油等の総ランニングコストを算出し、効率よく省エ
ネを実現できる電化製品やガス器具等の製品を総合的に
提案するインフォメーションシステムとしてもよい。 (実施の形態2)図8は、本発明の実施の形態2におけ
る製品インフォメーションシステムの概略構成図であ
る。
【0058】実施の形態2における製品インフォメーシ
ョンシステムは、実施の形態1において、各電気店が行
っていた顧客情報の収集と、省エネを実現できる電化製
品の提案を、別会社あるいは各電気店が共同して設立し
た組織等のインフォメーションセンター80が代行して
行うものである。
【0059】すなわち、インフォメーションセンター8
0のインフォメーションサーバと、各電気店82,8
3,84のパソコン等の端末機、ならびにメーカや販売
会社86のパソコンを通信網81を介して接続する。
【0060】インフォメーションセンター80は、各電
気店82,83,84から送られてくる顧客情報や、メ
ーカや販売会社86から提供される電化製品の情報をデ
ータベースに蓄積する。データベースは、実施の形態1
におけるインフォメーションサーバ10のデータベース
と同様に構成する。
【0061】顧客情報は、各電気店82,83,84
が、顧客85との間でメール、郵送、対面等により取得
する。取得した顧客情報は、通信網81を介してインフ
ォメーションセンター80のインフォメーションサーバ
に送信される。インフォメーションセンター80と電気
店82,83,84の関係は、実施の形態1におけるイ
ンフォメーションサーバ10と端末機12,13.14
の関係に相当し、実施の形態1と同様にして顧客情報が
インフォメーションサーバに蓄積される。
【0062】インフォメーションサーバは、蓄積された
顧客情報に基づき、電気店82,83,84の端末機
に、省エネを実現できる製品の提案情報を送信する。顧
客85は、電気店82,83,84の店頭で、その提案
情報を見て、電化製品を選択して購入することができ
る。もちろん、電気店82,83,84の端末機を使っ
てインフォメーションサーバにアクセスし、各種商品デ
ータを閲覧することも可能である。
【0063】なお、顧客85が所有するパソコンや携帯
電話機等の端末機を、インフォメーションセンター80
のインフォメーションサーバに通信網81を介して接続
し、顧客85が直接、インフォメーションサーバに顧客
情報を送信したり、提案情報を受信したりしてもよい。
【0064】あるいは、電気店82,83,84と顧客
85が所有する端末機を、それぞれインフォメーション
サーバに通信網81を介して接続し、電気店82,8
3,84でも顧客85の自宅からでも、自由にインフォ
メーションサーバにアクセスできるようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明の製品インフォメーションシステ
ムによれば、顧客ごとに、きめ細かに、効率よく省エネ
を実現できる製品の提案が行え、環境問題に配慮した製
品の買い替え需要の促進を図ることができるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における製品インフォメ
ーションシステムの概略構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるインフォメーシ
ョンサーバのデータベースの構成図
【図3】本発明の実施の形態1における電化製品の買い
替えのフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1における情報入力画面
【図5】本発明の実施の形態1における診断画面
【図6】本発明の実施の形態1における提案画面
【図7】本発明の実施の形態1におけるアンケート画面
【図8】本発明の実施の形態2における製品インフォメ
ーションシステムの概略構成図
【符号の説明】
10 インフォメーションサーバ 11 通信網(インターネット) 12,13,14 端末機 20 顧客情報データベース 21 製品情報データベース 22 使用情報データベース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも顧客が保有する製品の機種と
    その使用時間情報を蓄積した顧客情報データベースと、
    各種製品の少なくとも消費エネルギー情報を蓄積した製
    品情報データベースとを有したインフォメーションサー
    バと、 前記インフォメーションサーバに通信網を介して接続し
    た端末機とを備え、 前記インフォメーションサーバは、顧客情報データベー
    スに蓄積した顧客が保有する製品の機種ならびに使用時
    間と、製品情報データベースに蓄積した当該製品の消費
    エネルギーとから、当該顧客が保有する製品の総ランニ
    ングコストを演算して前記端末機に送信すると共に、製
    品情報に基づいて前記総ランニングコストを低減できる
    製品の提案情報を前記端末機に送信することを特徴とす
    る製品インフォメーションシステム。
  2. 【請求項2】 総ランニングコストが、電気料金、ガス
    料金、水道料金、または、これらの組合せ料金であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の製品インフォメーション
    システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも顧客が保有する電化製品の機
    種とその使用時間情報を蓄積した顧客情報データベース
    と、各種電化製品の少なくとも消費電力情報を蓄積した
    製品情報データベースとを有したインフォメーションサ
    ーバと、 前記インフォメーションサーバに通信網を介して接続し
    た端末機とを備え、 前記インフォメーションサーバは、顧客情報データベー
    スに蓄積した顧客が保有する電化製品の機種ならびに使
    用時間と、製品情報データベースに蓄積した当該電化製
    品の消費電力とから、当該顧客が保有する電化製品の総
    電気料金を演算して前記端末機に送信すると共に、製品
    情報に基づいて前記総電気料金を低減できる電化製品の
    提案情報を前記端末機に送信することを特徴とする製品
    インフォメーションシステム。
  4. 【請求項4】 商店にインフォメーションサーバが設置
    され、顧客が端末機を所有していることを特徴とする請
    求項1または請求項3記載の製品インフォメーションシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 インフォメーションセンターにインフォ
    メーションサーバが設置され、商店または顧客が端末機
    を所有していることを特徴とする請求項1または請求項
    3記載の製品インフォメーションシステム。
  6. 【請求項6】 顧客情報が、端末機から通信網を介して
    インフォメーションサーバに送信され、顧客情報データ
    ベースに蓄積されることを特徴とする請求項1または請
    求項3記載の製品インフォメーションシステム。
  7. 【請求項7】 製品情報が、メーカや販売会社の端末機
    から通信網を介してインフォメーションサーバに送信さ
    れ、製品情報データベースに蓄積されることを特徴とす
    る請求項1または請求項3記載の製品インフォメーショ
    ンシステム。
  8. 【請求項8】 提案情報に電子決済機能を付加したこと
    を特徴とする請求項1または請求項3記載の製品インフ
    ォメーションシステム。
  9. 【請求項9】 製品情報データベースに、端末機を介し
    て自由に取得可能な製品データを蓄積したことを特徴と
    する請求項1または請求項3記載の製品インフォメーシ
    ョンシステム。
  10. 【請求項10】 インフォメーションサーバが、少なく
    とも総ランニングコストの検証結果を蓄積した使用情報
    データベースを有することを特徴とする請求項1記載の
    製品インフォメーションシステム。
  11. 【請求項11】 インフォメーションサーバが、少なく
    とも総電気料金の検証結果を蓄積した使用情報データベ
    ースを有することを特徴とする請求項3記載の製品イン
    フォメーションシステム。
  12. 【請求項12】 使用情報を、メーカや販売会社、消費
    者センターに公開することを特徴とする請求項10また
    は請求項11記載の製品インフォメーションシステム。
  13. 【請求項13】 メーカや販売会社は、使用情報の公開
    に対し、情報公開料を情報公開者に支払うことを特徴と
    する請求項12記載の製品インフォメーションシステ
    ム。
JP2001089783A 2001-03-27 2001-03-27 製品インフォメーションシステム Pending JP2002288326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089783A JP2002288326A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 製品インフォメーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089783A JP2002288326A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 製品インフォメーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002288326A true JP2002288326A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18944662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001089783A Pending JP2002288326A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 製品インフォメーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002288326A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252780A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Ricoh Co Ltd ビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
JP2005198431A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp インバータ装置、省エネルギサービス提供システム、および省エネルギサービス提供方法
JP2011081511A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 環境負荷抑制システム、環境負荷抑制支援装置及び環境負荷抑制方法
JP2014199639A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社リコー 提案支援システム及び提案支援方法
CN105046580A (zh) * 2015-07-10 2015-11-11 江苏嘉钰新能源技术有限公司 二维码在电动汽车充电设备上的应用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252780A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Ricoh Co Ltd ビジネススタイル選択装置、ビジネススタイル選択方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
JP2005198431A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp インバータ装置、省エネルギサービス提供システム、および省エネルギサービス提供方法
JP2011081511A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 環境負荷抑制システム、環境負荷抑制支援装置及び環境負荷抑制方法
JP2014199639A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社リコー 提案支援システム及び提案支援方法
CN105046580A (zh) * 2015-07-10 2015-11-11 江苏嘉钰新能源技术有限公司 二维码在电动汽车充电设备上的应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6795707B2 (en) Methods and systems for correlating telecommunication antenna infrastructure placement information to provide telecommunication quality of service information
US8688506B2 (en) Determining tailored pricing for retail energy market
JP4258965B2 (ja) キーワード検索と広告を対応させたポイント装置
US20060242022A1 (en) Communication apparatus and communication system and method for calculating advertisement rates
US20030037034A1 (en) System and method for lubricants supply chain management
US20110125609A1 (en) Distribution channel management for wireless devices and services
US20060085301A1 (en) System and method of cost distribution and invoice management for products having time-based benefits
KR20170017671A (ko) 상품서비스 제공을 위한 서비스 어플리케이션 서버, 서비스 어플리케이션 서버의 판매 관리 방법 및 이를 포함하는 판매 관리 통합시스템
CN107038654A (zh) 基于云计算的供电公司用电力营销管理信息系统
JP2007323439A (ja) リソース割当システム、情報処理装置、リソース割当方法及びリソース割当プログラム
JP2011134179A (ja) 二酸化炭素排出権の取引方法及び該方法のために用いるシステム
JP5941801B2 (ja) エネルギー需要抑制方法及びシステム
WO2015029581A1 (ja) アフターサービス管理システム、サーバー、方法、及び、プログラム
JP2002288326A (ja) 製品インフォメーションシステム
KR101436461B1 (ko) 주거 생활 서비스 시스템 및 부가 서비스 중개 방법
US20120316935A1 (en) Rebate and discount system for promotion of service vendors using density of work sites
JP2002297951A (ja) コンサルティング用情報処理装置、コンサルティング用プログラムおよびデータ処理方法
JP2002056295A (ja) 顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法および顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20100088976A (ko) 3세대 이동통신망을 이용하는 전자 주문 시스템 및 그 방법
JP2007034639A (ja) 停電保険システム、停電保険提供方法および停電保険プログラム
JP2019101823A (ja) 買換支援装置、買換支援方法及びプログラム
JP2005050164A (ja) ネットワークを利用した電力売買仲介システム及び電力小売システム
JP2010257402A (ja) 広告メール提供システム及びそのシステム運営用プログラム
JP4117758B2 (ja) 販売装置、販売システムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002007761A (ja) 情報ネットワークを使用した見積仲介方法