JP2002056295A - 顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法および顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法および顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002056295A
JP2002056295A JP2000280958A JP2000280958A JP2002056295A JP 2002056295 A JP2002056295 A JP 2002056295A JP 2000280958 A JP2000280958 A JP 2000280958A JP 2000280958 A JP2000280958 A JP 2000280958A JP 2002056295 A JP2002056295 A JP 2002056295A
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JP
Japan
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JP2000280958A
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Matsue Yamane
松枝 山根
Nozomi Nakatsuka
望 中塚
Hiroyuki Sakurada
浩之 桜田
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Onecom kk
Original Assignee
MARUKATA KK
ONE COM KK
Onecom kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告主にとってアフィリエイトプログラムを
低コストかつ迅速に導入させ、一方、顧客紹介パートナ
ーの利便性や紹介手数料の収益を高めること。 【解決手段】 広告主Webサーバ100と、顧客紹
介パートナーWebサーバ400と、顧客紹介装置7
00とを備え、顧客紹介装置700は、インターネット
広告1200がクリックされた場合に顧客紹介パート
ナーWebサーバ400から通知される広告主IDお
よび顧客紹介パートナーIDを消費者クライアント60
に設定し、消費者が広告主サイト110で商品・
サービスを購入した場合に広告主Webサーバ100
から通知される広告主IDと、顧客紹介パートナーWe
bサーバ4001から取得した上記広告主IDとが一致
した場合にのみ、購入金額情報に基づいて算出される紹
介手数料を広告主および顧客紹介パートナーに閲覧させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で商品やサービスを販売する商用サイト(以下、広告主
サイトという)の運営者(以下、広告主という)と一般
サイト(以下、顧客紹介パートナーサイトという)の運
営者(以下、顧客紹介パートナーという)とが広告掲載
および報酬の支払いを前提として提携することにより、
顧客紹介パートナーに掲載されたインターネット広告
(バナー広告、テキスト広告等)経由で広告主サイトに
顧客を紹介するとともに当該顧客に関する売り上げに応
じた所定の紹介手数料を顧客紹介パートナーに支払うと
いうアフィリエイトプログラムを提供する顧客紹介シス
テム、顧客紹介装置、顧客紹介方法、顧客紹介プログラ
ムおよび顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録に関するものであり、特に、広告主に
とってアフィリエイトプログラムを低コストかつ迅速に
導入することができ、一方、顧客紹介パートナーの利便
性や紹介手数料の収益を高めることができる顧客紹介シ
ステム、顧客紹介装置、顧客紹介方法、顧客紹介プログ
ラムおよび顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時では、IT(Informatio
n Technology)革命とまで称されるインタ
ーネットの爆発的な普及により、インターネット上のW
ebサイトや電子メールを利用したインターネット広告
に対する企業の関心度、注目度も飛躍的に高まってい
る。
【0003】特に、IT革命に乗り遅れまいとする中小
企業、既存の大企業では、巨額の広告費用をインターネ
ット広告に投入しており、インターネット広告による広
告戦略をつぎつぎと打ち出している。
【0004】ここで、代表的なインターネット広告とし
ては、バナー広告が挙げられる。バナー広告とは、不特
定多数のインターネット利用者のアクセス数が多いWe
bサイトにバナー広告を掲載し、インターネット利用者
にバナー広告をクリックさせ、リンク先(トラフィック
誘引先)のWebサイトに当該インターネット利用者を
誘引させる手法をいう。
【0005】上記バナー広告は、広告効果を狙った画像
情報やテキスト情報等からなる所定サイズ(例えば、横
468ピクセル×縦60ピクセル)の画像である。ま
た、バナー広告には、インターネットにおけるリンク先
のWebサイトの位置を特定するためのURL(Uni
form Resource Locator)が対応
付けられている。
【0006】しかしながら、インターネット広告は、広
告効果(広告費用に対する売り上げ)が必ずしも高いと
は言えず、巨額な広告費用を投入したにも関わらず、売
り上げが伸びないということもしばしばある。これは、
インターネット広告を利用したプロモーションの失敗に
起因している。
【0007】すなわち、インターネット広告を利用した
プロモーションを行う場合、広告主は、インターネット
広告の目的、費用、インターネット広告媒体の特性等を
多角的に検討し、複数のインターネット広告媒体の中か
ら高い広告効果を得ることができるであろうインターネ
ット広告媒体を選定するが、これらの検討/選定を誤っ
た場合に広告効果が上がらないのである。
【0008】このような背景より、近時、アフィリエイ
トプログラムと呼ばれる成功報酬型の広告形態が脚光を
浴びている。ここでいうアフィリエイトプログラムと
は、商用の広告主サイトを運営しかつ該広告主サイトに
リンクされたインターネット広告を出稿する意志がある
広告主と、自営の顧客紹介パートナーサイトに上記イン
ターネット広告を掲載する意志がある顧客紹介パートナ
ーとの間で、広告掲載および成功報酬の支払いを前提と
して提携し、インターネット広告経由での売り上げに対
する所定の紹介手数料を成功報酬として顧客紹介パート
ナーに支払うという広告形態をいう。
【0009】つまり、広告主にしてみれば、顧客紹介パ
ートナーサイトに掲載したインターネット広告経由で売
り上げに貢献した分の紹介手数料のみを顧客紹介パート
ナーに支払えばよく、逆に売り上げに全く貢献しない場
合、紹介手数料の支払いが発生しないため、費用対効果
が高く、広告コストを実質的に抑えることができる。
【0010】一方、顧客紹介パートナーにしてみれば、
自営の顧客紹介パートナーサイトにインターネット広告
を掲載するだけで紹介手数料が支払われる可能性があ
り、やり方によっては高収益を得られ、しかもノーリス
クであるため非常に魅力的である。
【0011】このように、アフィリエイトプログラム
は、広告主および顧客紹介パートナーの双方にメリット
があり、WIN−WINの相互関係を築くことができる
ため、非常に優れた広告形態である。従って、今後、ア
フィリエイトプログラムの注目度が益々高まることは想
像に難くない。
【0012】ここで、アフィリエイトプログラムを導入
する場合には、広告主自身又は広告主サイトを構築した
コンピュータプログラム会社でアフィリエイトプログラ
ム導入のためのアフィリエイトシステムを独自に再構築
する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、アフィリエイトプログラムは、非常に優れた広告
プロモーションであり、今後、普及が進むであろうと思
われる。しかしながら、アフィリエイトプログラムを導
入する場合には、広告主側で独自に広告主サイトにアフ
ィリエイトシステムを再構築しなければならないため、
多額の開発コストが必要になるという問題があった。
【0014】ここで、広告主が大企業等の場合には、全
体のインターネット予算に占める当該開発コストの比率
が低いため、かかる問題がさほど重要視されることな
く、導入決断からアフィリエイトプログラムの実際の導
入までスムーズに事が運ぶ場合が多い。
【0015】一方、電子商店と呼ばれる小規模なWeb
サイトを運営している零細企業や個人事業主は、技術力
不足、人員不足、予算不足という三重苦の中で当該We
bサイトを運営している場合が多く、当該アフィリエイ
トプログラムの導入を切望しているにも関わらず、技術
面やコスト面の問題で導入できず、折角の売り上げ拡大
のチャンスをみすみす逃しているのが現状である。
【0016】また、インターネット上においては、アフ
ィリエイトプログラムを導入している広告主サイトが散
在しているため、顧客紹介パートナーになろうとする者
は、独自のルートで、散在している複数の広告主サイト
を見つけださなければならない。特に、広告主サイトと
顧客紹介パートナーサイトとの相性や商品特性に紹介手
数料の増減がされるため、紹介手数料の増収を望むのな
らば、顧客紹介パートナーは、複数の広告サイトをそれ
ぞれ閲覧し、この閲覧結果に基づいて最適と思われる広
告主を厳選する必要がある。
【0017】しかしながら、散在している複数の広告主
サイトのそれぞれを個別的に閲覧し、厳選することは、
労力がかかるとともに、非常に効率が悪い。従って、顧
客紹介パートナーにとってみれば、アフィリエイトプロ
グラムの利用自体に手間がかかり、この手間に見合った
紹介手数料を見込めるとは限らないのである。
【0018】このように、インターネット業界は、アフ
ィリエイトプログラムの導入の可否を例にとっても明ら
かなように、持てる者と持たざる者との格差が広がる傾
向が顕著になってきており、勝ち組と負け組との二極化
が進んでいる。つまり、アフィリエイトプログラムは、
理論上、優れた広告形態であるが、容易に導入できる者
とできない者とが存在し、しかも使い勝手が悪い以上、
実質的には、発展途上の広告形態である、ということが
できる。
【0019】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
広告主にとってアフィリエイトプログラムを低コストか
つ迅速に導入することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーの利便性や紹介手数料の収益を高めることができる顧
客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法、顧客紹
介プログラムおよび顧客紹介プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、広告主により運営される
広告主ウェブサイトを介して商品・サービスをインター
ネットを利用して提供する広告主ウェブサイトシステム
と、紹介手数料の支払いを前提として前記広告主と提携
した顧客紹介パートナーにより運営されかつ前記広告主
ウェブサイトにリンクするインターネット広告が掲載さ
れる顧客紹介パートナーウェブサイトを介して顧客を前
記広告主に紹介する顧客紹介パートナーウェブサイトシ
ステムと、前記インターネット広告が前記顧客によりク
リックされた場合に前記顧客紹介パートナーウェブサイ
トシステムから通知される、前記顧客紹介パートナーを
識別するための顧客紹介パートナー識別子および前記広
告主を識別するための広告主識別子からなる第1の情報
を受信した場合、前記顧客により操作されるコンピュー
タ端末に該第1の情報を設定する情報設定手段と、前記
顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウェブ
サイトにおいて前記商品・サービスの購入、または購入
に関する問い合わせをした場合に前記広告主ウェブサイ
トシステムから通知される、前記広告主識別子および購
入情報からなる第2の情報を受信した場合、前記コンピ
ュータ端末から前記第1の情報を取得する情報取得手段
と、前記情報取得手段により取得された前記第1の情
報、および前記広告主ウェブサイトシステムから通知さ
れた前記第2の情報に基づいて、前記広告主および前記
顧客紹介パートナーを特定した後、該購入情報に基づい
て前記広告主から前記顧客紹介パートナーへ支払われる
前記紹介手数料を算出する紹介手数料算出手段とから構
成された顧客紹介装置とを備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0022】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0023】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客紹介装置
は、前記情報取得手段により取得された前記第1の情
報、および前記広告主ウェブサイトシステムから通知さ
れた前記第2の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同
士を比較する比較手段を備え、前記紹介手数料算出手段
は、前記比較手段の比較結果が一致である場合にのみ、
前記第2の情報に含まれる前記購入情報を有効とし、該
購入情報に基づいて前記紹介手数料を算出することを特
徴とする。
【0024】この発明によれば、顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから取得された第1の情報、および
広告主ウェブサイトシステムから通知された第2の情報
にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、この比
較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含まれる
購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介手数料
を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧した広
告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の広告主
ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)にネット
サーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購入した
場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェブサイ
トで紹介手数料が発生するという不都合を回避すること
ができる。
【0025】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または2に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客
紹介装置は、前記広告主識別子を前記広告主ウェブサイ
トシステムに設定する広告主識別子設定手段と、前記顧
客紹介パートナー識別子、および前記広告主識別子に対
応付けられた前記インターネット広告を前記顧客紹介パ
ートナーウェブサイトシステムに設定する顧客紹介パー
トナー識別子設定手段と、前記インターネット広告が前
記顧客によりクリックされた場合、前記顧客紹介パート
ナー識別子および前記広告主識別子からなる第1の情報
を通知させる機能を実現するための顧客紹介パートナー
用コンピュータプログラムを前記顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムに提供する顧客紹介パートナー用コ
ンピュータプログラム提供手段と、前記顧客が前記イン
ターネット広告経由で前記広告主ウェブサイトにおいて
前記商品・サービスの購入、または購入に関する問い合
わせをした場合、前記広告主識別子および購入情報から
なる第2の情報を通知させる機能を実現するための広告
主用コンピュータプログラムを前記広告主ウェブサイト
システムに提供する広告主用コンピュータプログラム提
供手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主がアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0027】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
〜3のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、前記広告主および前記顧客紹
介パートナーに前記紹介手数料を管理ウェブサイトを介
して閲覧させる閲覧手段を備えたことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0029】また、請求項5にかかる発明は、請求項4
に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客紹介装置
は、広告主毎に、提携している顧客紹介パートナー、顧
客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧客紹介パート
ナーに支払うべき紹介手数料の情報を格納する広告主管
理データベースと、顧客紹介パートナー毎に、提携して
いる広告主、広告主識別子、購入情報、該広告主から支
払われる紹介手数料の情報を格納する顧客紹介パートナ
ー管理データベースとを備え、前記閲覧手段は、前記広
告主管理データベースおよび前記顧客紹介パートナー管
理データベースに基づいて、各情報を前記管理ウェブサ
イトを介して、前記広告主および前記顧客紹介パートナ
ーに閲覧させることを特徴とする。
【0030】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0031】また、請求項6にかかる発明は、請求項4
または5に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客
紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記
広告主から前記顧客紹介パートナーへの前記紹介手数料
の支払履歴を管理する支払履歴管理手段を備え、前記閲
覧手段は、前記管理ウェブサイトを介して、前記支払履
歴を前記広告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧さ
せることを特徴とする。
【0032】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0033】また、請求項7にかかる発明は、請求項4
〜6のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基
づいて、前記紹介手数料の支払いの確定または取り消し
の情報を管理する紹介手数料管理手段を備え、前記閲覧
手段は、前記紹介手数料管理手段の管理結果に基づい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記確
定または取り消しの情報を閲覧させることを特徴とす
る。
【0034】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0035】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
〜7のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、提携先をそれぞれ探している
広告主、顧客紹介パートナーに関する情報を管理ウェブ
サイトを介して前記顧客紹介パートナー、広告主に閲覧
させることにより提携マッチングの機会を提供するマッ
チング手段を備え、顧客紹介パートナー用コンピュータ
プログラム提供手段は、前記提携マッチングが成立した
場合、当該顧客紹介パートナーに対応する顧客紹介パー
トナーウェブサイトシステムに前記顧客紹介パートナー
用コンピュータプログラムを提供し、広告主用コンピュ
ータプログラム提供手段は、前記提携マッチングが成立
した場合、当該広告主に対応する前記広告主ウェブサイ
トシステムに広告主用コンピュータプログラムを提供す
ることを特徴とする。
【0036】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0037】また、請求項9にかかる発明は、請求項1
〜8のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基
づいて、前記紹介手数料の紹介料率を設定する紹介料率
設定手段を備え、前記紹介手数料算出手段は、前記紹介
料率および前記購入情報に基づいて、前記紹介手数料を
算出することを特徴とする。
【0038】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0039】また、請求項10にかかる発明は、請求項
8または9に記載の顧客紹介システムにおいて、前記マ
ッチング手段は、前記広告主に関する情報として、少な
くとも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記広告主ウ
ェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させる
とともに、前記顧客紹介パートナーに関する情報とし
て、前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客紹介パ
ートナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ
ることを特徴とする。
【0040】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0041】また、請求項11にかかる発明は、請求項
8〜10のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記マッチング手段は、広告主または顧客紹介パ
ートナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づ
いて検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまた
は広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告
主に閲覧させることを特徴とする。
【0042】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0043】また、請求項12にかかる発明は、請求項
8〜11のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、顧客紹介パートナーウェブ
サイトに掲載されるインターネット広告のクリック数を
計数するクリック数計数手段を備え、前記マッチング手
段は、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前
記クリック数を前記広告主に閲覧させることを特徴とす
る。
【0044】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0045】また、請求項13にかかる発明は、請求項
12に記載の顧客紹介システムにおいて、前記閲覧手段
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させ
ることを特徴とする。
【0046】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0047】また、請求項14にかかる発明は、請求項
8〜11のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、顧客紹介パートナーウェブ
サイトに掲載されるインターネット広告のクリック数を
計数するクリック数計数手段と、前記クリック数に基づ
いて、前記インターネット広告の広告効果を定量的に表
す広告効果数値を算出する広告効果数値算出手段とを備
え、前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに
関する情報として、前記広告効果数値を前記広告主に閲
覧させることを特徴とする。
【0048】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0049】また、請求項15にかかる発明は、請求項
14に記載の顧客紹介システムにおいて、前記閲覧手段
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧さ
せることを特徴とする。
【0050】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0051】また、請求項16にかかる発明は、請求項
1〜15のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、前記広告主および前記顧客
紹介パートナーに前記紹介手数料を電子メールを介して
通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
【0052】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0053】また、請求項17にかかる発明は、広告主
により運営される広告主ウェブサイトを介して商品・サ
ービスをインターネットを利用して提供する広告主ウェ
ブサイトシステムと、紹介手数料の支払いを前提として
前記広告主と提携した顧客紹介パートナーにより運営さ
れかつ前記広告主ウェブサイトにリンクするインターネ
ット広告が掲載される顧客紹介パートナーウェブサイト
を介して顧客を前記広告主に紹介する顧客紹介パートナ
ーウェブサイトシステムとを備えた顧客紹介システムに
適用される顧客紹介装置であって、前記インターネット
広告が前記顧客によりクリックされた場合に前記顧客紹
介パートナーウェブサイトシステムから通知される、前
記顧客紹介パートナーを識別するための顧客紹介パート
ナー識別子および前記広告主を識別するための広告主識
別子からなる第1の情報を受信した場合、前記顧客によ
り操作されるコンピュータ端末に該第1の情報を設定す
る情報設定手段と、前記顧客が前記インターネット広告
経由で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サー
ビスの購入、または購入に関する問い合わせをした場合
に前記広告主ウェブサイトシステムから通知される、前
記広告主識別子および購入情報からなる前記第2の情報
を受信した場合、前記コンピュータ端末から前記第1の
情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によ
り取得された前記第1の情報、および前記広告主ウェブ
サイトシステムから通知された第2の情報に基づいて、
前記広告主および前記顧客紹介パートナーを特定した
後、該購入情報に基づいて前記広告主から前記顧客紹介
パートナーへ支払われる前記紹介手数料を算出する紹介
手数料算出手段とを備えたことを特徴とする。
【0054】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0055】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0056】また、請求項18にかかる発明は、請求項
17に記載の顧客紹介装置において、前記情報取得手段
により取得された前記第1の情報、および前記広告主ウ
ェブサイトシステムから通知された前記第2の情報にそ
れぞれ含まれる広告主識別子同士を比較する比較手段を
備え、前記紹介手数料算出手段は、前記比較手段の比較
結果が一致である場合にのみ、前記第2の情報に含まれ
る前記購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて前記
紹介手数料を算出することを特徴とする。
【0057】この発明によれば、顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから取得された第1の情報、および
広告主ウェブサイトシステムから通知された第2の情報
にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、この比
較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含まれる
購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介手数料
を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧した広
告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の広告主
ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)にネット
サーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購入した
場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェブサイ
トで紹介手数料が発生するという不都合を回避すること
ができる。
【0058】また、請求項19にかかる発明は、請求項
17または18に記載の顧客紹介装置において、前記広
告主識別子を前記広告主ウェブサイトシステムに設定す
る広告主識別子設定手段と、前記顧客紹介パートナー識
別子、および前記広告主識別子に対応付けられた前記イ
ンターネット広告を前記顧客紹介パートナーウェブサイ
トシステムに設定する顧客紹介パートナー識別子設定手
段と、前記インターネット広告が前記顧客によりクリッ
クされた場合、前記顧客紹介パートナー識別子および前
記広告主識別子からなる第1の情報を通知させる機能を
実現するための顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
に提供する顧客紹介パートナー用コンピュータプログラ
ム提供手段と、前記顧客が前記インターネット広告経由
で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サービス
の購入、または購入に関する問い合わせをした場合、前
記広告主識別子および購入情報からなる第2の情報を通
知させる機能を実現するための広告主用コンピュータプ
ログラムを前記広告主ウェブサイトシステムに提供する
広告主用コンピュータプログラム提供手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0059】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主がアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0060】また、請求項20にかかる発明は、請求項
17〜19のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を管理ウェブサイトを介して閲覧させる閲覧手
段を備えたことを特徴とする。
【0061】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0062】また、請求項21にかかる発明は、請求項
20に記載の顧客紹介装置において、広告主毎に、提携
している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識別
子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料の情報を格納する広告主管理データベースと、顧
客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主識
別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベースと
を備え、前記閲覧手段は、前記広告主管理データベース
および前記顧客紹介パートナー管理データベースに基づ
いて、各情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記広
告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを
特徴とする。
【0063】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0064】また、請求項22にかかる発明は、請求項
20または21に記載の顧客紹介装置において、前記広
告主のウェブ操作に基づいて、前記広告主から前記顧客
紹介パートナーへの前記紹介手数料の支払履歴を管理す
る支払履歴管理手段を備え、前記閲覧手段は、前記管理
ウェブサイトを介して、前記支払履歴を前記広告主およ
び前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを特徴とす
る。
【0065】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0066】また、請求項23にかかる発明は、請求項
20〜22のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の支払いの確定または取り消しの情報を管理する紹介
手数料管理手段を備え、前記閲覧手段は、前記紹介手数
料管理手段の管理結果に基づいて、前記広告主および前
記顧客紹介パートナーに前記確定または取り消しの情報
を閲覧させることを特徴とする。
【0067】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0068】また、請求項24にかかる発明は、請求項
17〜23のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、提携先をそれぞれ探している広告主、顧客紹介パー
トナーに関する情報を管理ウェブサイトを介して前記顧
客紹介パートナー、広告主に閲覧させることにより提携
マッチングの機会を提供するマッチング手段を備え、顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供手段
は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを提供し、広告主用コンピュータプログラム提供
手段は、前記提携マッチングが成立した場合、当該広告
主に対応する前記広告主ウェブサイトシステムに広告主
用コンピュータプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0069】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0070】また、請求項25にかかる発明は、請求項
17〜24のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の紹介料率を設定する紹介料率設定手段を備え、前記
紹介手数料算出手段は、前記紹介料率および前記購入情
報に基づいて、前記紹介手数料を算出することを特徴と
する。
【0071】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0072】また、請求項26にかかる発明は、請求項
24または25に記載の顧客紹介装置にかかる発明は、
前記マッチング手段は、前記広告主に関する情報とし
て、少なくとも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記
広告主ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲
覧させるとともに、前記顧客紹介パートナーに関する情
報として、前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客
紹介パートナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲
覧させることを特徴とする。
【0073】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0074】また、請求項27にかかる発明は、請求項
24〜26のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記マッチング手段は、広告主または顧客紹介パー
トナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づい
て検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまたは
広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告主
に閲覧させることを特徴とする。
【0075】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0076】また、請求項28にかかる発明は、請求項
24〜27のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
手段を備え、前記マッチング手段は、前記顧客紹介パー
トナーに関する情報として、前記クリック数を前記広告
主に閲覧させることを特徴とする。
【0077】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0078】また、請求項29にかかる発明は、請求項
28に記載の顧客紹介装置において、前記閲覧手段は、
既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナーに、
それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させるこ
とを特徴とする。
【0079】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0080】また、請求項30にかかる発明は、請求項
24〜27のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
手段と、前記クリック数に基づいて、前記インターネッ
ト広告の広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出す
る広告効果数値算出手段とを備え、前記マッチング手段
は、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前記
広告効果数値を前記広告主に閲覧させることを特徴とす
る。
【0081】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0082】また、請求項31にかかる発明は、請求項
30に記載の顧客紹介装置において、前記閲覧手段は、
既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナーに、
それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧させる
ことを特徴とする。
【0083】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0084】また、請求項32にかかる発明は、請求項
17〜31のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を電子メールを介して通知する通知手段を備え
たことを特徴とする。
【0085】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0086】また、請求項33にかかる発明は、広告主
により運営される広告主ウェブサイトを介して商品・サ
ービスをインターネットを利用して提供する広告主ウェ
ブサイトシステムと、紹介手数料の支払いを前提として
前記広告主と提携した顧客紹介パートナーにより運営さ
れかつ前記広告主ウェブサイトにリンクするインターネ
ット広告が掲載される顧客紹介パートナーウェブサイト
を介して顧客を前記広告主に紹介する顧客紹介パートナ
ーウェブサイトシステムとを備えた顧客紹介システムに
適用される顧客紹介方法であって、前記インターネット
広告が前記顧客によりクリックされた場合に前記顧客紹
介パートナーウェブサイトシステムから通知される、前
記顧客紹介パートナーを識別するための顧客紹介パート
ナー識別子および前記広告主を識別するための広告主識
別子からなる第1の情報を受信した場合、前記顧客によ
り操作されるコンピュータ端末に該第1の情報を設定す
る情報設定工程と、前記顧客が前記インターネット広告
経由で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サー
ビスの購入、または購入に関する問い合わせをした場合
に前記広告主ウェブサイトシステムから通知される、前
記広告主識別子および購入情報からなる前記第2の情報
を受信した場合、前記コンピュータ端末から前記第1の
情報を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程で取
得された前記第1の情報、および前記広告主ウェブサイ
トシステムから通知された第2の情報に基づいて、前記
広告主および前記顧客紹介パートナーを特定した後、該
購入情報に基づいて前記広告主から前記顧客紹介パート
ナーへ支払われる前記紹介手数料を算出する紹介手数料
算出工程とを含むことを特徴とする。
【0087】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0088】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0089】また、請求項34にかかる発明は、請求項
33に記載の顧客紹介方法において、前記情報取得工程
で取得された前記第1の情報、および前記広告主ウェブ
サイトシステムから通知された前記第2の情報にそれぞ
れ含まれる広告主識別子同士を比較する比較工程を含
み、前記紹介手数料算出工程では、前記比較工程の比較
結果が一致である場合にのみ、前記第2の情報に含まれ
る前記購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて前記
紹介手数料を算出することを特徴とする。
【0090】この発明によれば、顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから取得された第1の情報、および
広告主ウェブサイトシステムから通知された第2の情報
にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、この比
較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含まれる
購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介手数料
を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧した広
告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の広告主
ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)にネット
サーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購入した
場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェブサイ
トで紹介手数料が発生するという不都合を回避すること
ができる。
【0091】また、請求項35にかかる発明は、請求項
33または34に記載の顧客紹介方法において、前記広
告主識別子を前記広告主ウェブサイトシステムに設定す
る広告主識別子設定工程と、前記顧客紹介パートナー識
別子、および前記広告主識別子に対応付けられた前記イ
ンターネット広告を前記顧客紹介パートナーウェブサイ
トシステムに設定する顧客紹介パートナー識別子設定工
程と、前記インターネット広告が前記顧客によりクリッ
クされた場合、前記顧客紹介パートナー識別子および前
記広告主識別子からなる第1の情報を通知させる機能を
実現するための顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
に提供する顧客紹介パートナー用コンピュータプログラ
ム提供工程と、前記顧客が前記インターネット広告経由
で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サービス
の購入、または購入に関する問い合わせをした場合、前
記広告主識別子および購入情報からなる第2の情報を通
知させる機能を実現するための広告主用コンピュータプ
ログラムを前記広告主ウェブサイトシステムに提供する
広告主用コンピュータプログラム提供工程とを含むこと
を特徴とする。
【0092】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主かアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0093】また、請求項36にかかる発明は、請求項
33〜35のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を管理ウェブサイトを介して閲覧させる閲覧工
程を含むことを特徴とする。
【0094】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0095】また、請求項37にかかる発明は、請求項
36に記載の顧客紹介方法において、広告主毎に、提携
している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識別
子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料の情報を格納する広告主管理データベースと、顧
客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主識
別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベースと
を含み、前記閲覧工程では、前記広告主管理データベー
スおよび前記顧客紹介パートナー管理データベースに基
づいて、各情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記
広告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧させること
を特徴とする。
【0096】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0097】また、請求項38にかかる発明は、請求項
36または37に記載の顧客紹介方法において、前記広
告主のウェブ操作に基づいて、前記広告主から前記顧客
紹介パートナーへの前記紹介手数料の支払履歴を管理す
る支払履歴管理工程を含み、前記閲覧工程では、前記管
理ウェブサイトを介して、前記支払履歴を前記広告主お
よび前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを特徴と
する。
【0098】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0099】また、請求項39にかかる発明は、請求項
36〜38のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の支払いの確定または取り消しの情報を管理する紹介
手数料管理工程を含み、前記閲覧工程では、前記紹介手
数料管理工程の管理結果に基づいて、前記広告主および
前記顧客紹介パートナーに前記確定または取り消しの情
報を閲覧させることを特徴とする。
【0100】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0101】また、請求項40にかかる発明は、請求項
33〜39のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、提携先をそれぞれ探している広告主、顧客紹介パー
トナーに関する情報を管理ウェブサイトを介して前記顧
客紹介パートナー、広告主に閲覧させることにより提携
マッチングの機会を提供するマッチング工程を含み、顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供工程で
は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを提供し、広告主用コンピュータプログラム提供
工程では、前記提携マッチングが成立した場合、当該広
告主に対応する前記広告主ウェブサイトシステムに広告
主用コンピュータプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0102】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0103】また、請求項41にかかる発明は、請求項
33〜40のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の紹介料率を設定する紹介料率設定工程を含み、前記
紹介手数料算出工程では、前記紹介料率および前記購入
情報に基づいて、前記紹介手数料を算出することを特徴
とする。
【0104】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0105】また、請求項42にかかる発明は、請求項
40または41に記載の顧客紹介方法において、前記マ
ッチング工程では、前記広告主に関する情報として、少
なくとも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、前記顧客紹介パートナーに関する情報とし
て、前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客紹介パ
ートナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ
ることを特徴とする。
【0106】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0107】また、請求項43にかかる発明は、請求項
40〜42のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記マッチング工程では、広告主または顧客紹介パ
ートナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づ
いて検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまた
は広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告
主に閲覧させることを特徴とする。
【0108】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0109】また、請求項44にかかる発明は、請求項
40〜43のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
工程を含み、前記マッチング工程では、前記顧客紹介パ
ートナーに関する情報として、前記クリック数を前記広
告主に閲覧させることを特徴とする。
【0110】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0111】また、請求項45にかかる発明は、請求項
44に記載の顧客紹介方法において、前記閲覧工程で
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させ
ることを特徴とする。
【0112】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0113】また、請求項46にかかる発明は、請求項
40〜43のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
工程と、前記クリック数に基づいて、前記インターネッ
ト広告の広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出す
る広告効果数値算出工程とを含み、前記マッチング工程
では、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前
記広告効果数値を前記広告主に閲覧させることを特徴と
する。
【0114】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0115】また、請求項47にかかる発明は、請求項
46に記載の顧客紹介方法において、前記閲覧工程で
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧さ
せることを特徴とする。
【0116】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0117】また、請求項48にかかる発明は、請求項
33〜47のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を電子メールを介して通知する通知工程を含む
ことを特徴とする。
【0118】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0119】また、請求項49にかかる発明は、前記請
求項33〜48のいずれか一つに記載の顧客紹介方法を
コンピュータに実行させるための顧客紹介プログラムで
ある。
【0120】この発明によれば、前記請求項33〜48
のいずれか一つに記載の発明の作用・効果と同様の作用
・効果を奏する。
【0121】また、請求項50にかかる発明は、前記請
求項33〜48のいずれか一つに記載の顧客紹介方法を
コンピュータに実行させるための顧客紹介プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0122】この発明によれば、前記請求項33〜48
のいずれか一つに記載の発明の作用・効果と同様の作用
・効果を奏する。
【0123】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法、
顧客紹介プログラムおよび顧客紹介プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体の一実施の形態
について詳細に説明する。
【0124】図1は、本発明にかかる一実施の形態の概
略構成を示すブロック図である。図2は、同一実施の形
態の詳細構成を示すブロック図である。図3は、同一実
施の形態の動作原理を説明する図である。図2において
は、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け
る。また、図3においては、図2の各部に対応する部分
には同一の符号を付ける。
【0125】なお、図1および図2においては、説明を
簡単にするために、インターネット接続上必要な通信装
置(ターミナルアダプタ、ルータ、ファイアウォール
等)の図示が省略されている。また、図1〜図3には、
インターネット200を介して前述したアフィリエイト
プログラム(顧客紹介の仕組み)を広告主および顧客紹
介パートナーに提供するための顧客紹介システムが図示
されている。ここで注意すべきは、アフィリエイトプロ
グラムは、コンピュータプログラム自体を指すものでは
なく、前述したように広告主と顧客紹介パートナーとの
提携により成功報酬型の広告形態、仕組みを指す。
【0126】以下の説明では、つぎの(1A)項〜(4
A)項の主体および(1B)項〜(3B)項のサイトが
登場するため、それぞれについて定義する。 (1A)広告主 (1B)広告主サイト (2A)顧客紹介パートナー (2B)顧客紹介パートナーサイト (3A)管理者 (3B)メインサイト (4A)消費者(顧客)
【0127】(1A)項の「広告主」とは、アフィリエ
イトプログラムに基づいて、成功報酬型の紹介手数料の
支払いを前提として、インターネット広告を出稿する者
をいう。(1B)項の「広告主サイト」とは、広告主に
より運営され商品、サービス等の販売を目的とする商用
Webサイトをいう。具体的には、「広告主サイト」
は、図2に示した広告主サイト110〜110を指
す。
【0128】(2A)項の「顧客紹介パートナー」と
は、アフィリエイトプログラムに基づいて、広告主から
出稿されるインターネット広告の掲載を行い、当該イン
ターネット広告経由で発生した売り上げに応じた所定の
紹介手数料を広告主から支払われる者をいう。(2B)
項の「顧客紹介パートナーサイト」とは、顧客紹介パー
トナーにより運営され、広告主から出稿されるインター
ネット広告が掲載されるWebサイトをいう。具体的に
は、「顧客紹介パートナーサイト」は、図2に示した顧
客紹介パートナーサイト410〜410を指す。
【0129】(3A)項の「管理者」とは、広告主サイ
トおよび顧客紹介パートナーサイトにおける顧客紹介
(アフィリエイトプログラム)に係る一切のサービスを
広告主および顧客紹介パートナーへ提供するためのソフ
トウェア、ハードウェア(顧客紹介装置700)を管理
する者をいう。
【0130】(3B)項の「メインサイト」とは、顧客
紹介(アフィリエイトプログラム)に係る一切のサービ
スを広告主および顧客紹介パートナーへ提供するWeb
サイトをいう。具体的には、「メインサイト」は、図2
に示したメインサイト1000を指す。(4A)項の
「消費者」とは、顧客紹介パートナーサイトに掲載され
たインターネット広告を経由して広告主サイトに誘引さ
れる顧客(または潜在顧客)であって、ニーズに応じて
広告主サイト上で商品、サービス等を購入する者をい
う。
【0131】図1には、広告主Webサーバ100
100、広告主クライアント300〜300、顧
客紹介パートナーWebサーバ400〜400、顧
客紹介パートナークライアント500〜500、消
費者クライアント600〜600、顧客紹介装置7
00および管理クライアント800のそれぞれがインタ
ーネット200に接続されてなる顧客紹介システムが図
示されている。以下では、これらの詳細について、図2
を参照しつつ説明する。
【0132】図2に示した広告主Webサーバ100
〜100は、n台のWebサーバであり、TCP/I
P(Transmission Control Pr
otocol/Internet Protocol)
に従って、前述した商用の広告主サイト110〜11
を提供する。また、広告主Webサーバ100
100は、後述する顧客紹介時に顧客紹介装置700
との連携動作を行う。
【0133】広告主クライアント300〜300
は、広告主Webサーバ100〜100にそれぞ
れ対応するようにして広告主側に設置されたn台のコン
ピュータ装置である。これらの広告主クライアント30
〜300のそれぞれは、コンピュータ本体、ディ
スプレイ、キーボード、マウス等から構成されている。
【0134】また、広告主クライアント300〜30
は、インターネット200を介して広告主Webサ
ーバ100〜100をリモートメンテナンスする場
合や、ブラウザ(図示略)によりインターネット200
上の他のサイトや後述するメインサイト1000(顧客
紹介装置700)にアクセスする場合に用いられる。
【0135】さらに、広告主クライアント300〜3
00には、メーラ(図示略)が備えられている。この
メーラは、図示しないメールサーバを介して電子メール
を送信/受信するための機能を提供する。この電子メー
ルの送信/受信には、SMTP(Simple Mai
l Transfer Protocol)やPOP3
(Post Office Protocol ver
sion 3)が利用される。
【0136】顧客紹介パートナーWebサーバ400
〜400は、m台のWebサーバであり、TCP/I
Pに従って、前述した顧客紹介パートナーサイト410
〜410を提供する。また、顧客紹介パートナーW
ebサーバ400〜400は、後述する顧客紹介時
に顧客紹介装置700との連携動作を行う。
【0137】顧客紹介パートナークライアント500
〜500は、顧客紹介パートナーWebサーバ400
〜400にそれぞれ対応するようにして顧客紹介パ
ートナー側に設置されたm台のコンピュータ装置であ
る。これらの顧客紹介パートナークライアント500
〜500のそれぞれは、コンピュータ本体、ディスプ
レイ、キーボード、マウス等から構成されている。
【0138】また、顧客紹介パートナークライアント5
00〜500は、インターネット200を介して、
顧客紹介パートナーWebサーバ400〜400
リモートメンテナンスする場合や、ブラウザ(図示略)
によりインターネット200上の他のサイトや後述する
メインサイト1000(顧客紹介装置700)にアクセ
スする場合に用いられる。これらの顧客紹介パートナー
クライアント500〜500は、メーラ(図示略)
により、図示しないメールサーバを介して電子メールを
送信/受信するための機能を備えている。
【0139】消費者クライアント600〜600
は、消費者側に設置されたコンピュータ装置であり、
ブラウザ(図示略)により顧客紹介パートナーサイト4
10〜410や広告主サイト110〜110
を閲覧できるようになっている。これらの消費者クライ
アント600〜600のそれぞれは、コンピュータ
本体、ディスプレイ、キーボード、マウス等から構成さ
れている。
【0140】顧客紹介装置700は、アフィリエイトプ
ログラムすなわち顧客紹介機能を広告主Webサーバ1
00〜100、顧客紹介パートナーWebサーバ4
00〜400にレンタルホスティング形態で提供す
るサーバである。この顧客紹介装置700は、メインサ
イト1000を介して、顧客紹介(アフィリエイトプロ
グラム)に係る一切のサービスを広告主および顧客紹介
パートナーへ提供する。管理クライアント800は、顧
客紹介装置700をリモートメンテナンスする際に管理
者により操作される。
【0141】メインサイト1000には、広告主および
顧客紹介パートナーの会員登録機能や、顧客紹介を実現
するためのコンピュータプログラムのダウンロード機能
や、課金状況確認機能等を備えている。このメインサイ
ト1000の詳細については後述する。
【0142】顧客紹介装置700において、通信制御部
710は、TCP/IPに従ってインターネット200
を介して外部装置との間の通信を制御する。バス720
は、通信制御部710内の各部を接続する。制御部73
0は、顧客紹介機能を実現するための各種制御を行う。
【0143】具体的には、制御部730は、メイン制御
部731、会員登録を制御する登録制御部732、電子
メールの送受信を制御するメール制御部733、メイン
サイト1000における各ページを自動生成するWeb
ページ生成部734と、顧客紹介を実現するためのコン
ピュータプログラムを自動生成するプログラム生成部7
35から構成されている。
【0144】広告主基本情報データベース900は、会
員登録済みの広告主に関する基本情報を格納するデータ
ベースである。以下では、会員登録済みの広告主を単に
「広告主」と称する。具体的には、図4に示したよう
に、広告主基本情報データベース900は、「広告主I
D」、「パスワード」、「広告主名称」、「住所」、
「広告主サイトURL」、「サイト名」、「サイト種
別」、「サイトPR」、「紹介料率」、「インターネッ
ト広告URL」および「Eメール」というフィールドを
備えている。
【0145】「広告主ID」は、広告主(広告主サイ
ト)を識別するための識別子であり、登録制御部732
により付与される。「パスワード」は、広告主の認証に
「広告主ID」と共に用いられる情報である。「広告主
名称」は、広告主の名称(会社名等)に関する情報であ
る。「住所」は、広告主の住所に関する情報である。
「広告主サイトURL」は、広告主サイトのURLに関
する情報である。
【0146】例えば、広告主ID=A0000001に
対応する広告主サイトが、図2に示した広告主サイト1
10である場合には、この広告主サイト110のU
RLは、広告主基本情報データベース900の1レコー
ド目の「http://www.aaa.com」であ
る。
【0147】「サイト名」は、当該広告主サイトの名称
に関する情報である。「サイト種別」は、当該サイトの
種別(カテゴリ)に関する情報である。「サイトPR」
は、当該広告主サイトのセールスポイントや特徴に関す
る情報である。「紹介料率」は、インターネット広告で
売り上げが発生した場合に購入金額に対する紹介手数料
の割合に関する情報である。
【0148】例えば、紹介料率が10%に設定された場
合、10000円の売り上げが発生すると、顧客紹介パ
ートナーに支払う紹介手数料は、1000円である。
「インターネット広告URL」は、顧客紹介パートナー
サイトに掲載するインターネット広告の格納場所を示す
URLに関する情報である。「Eメール」は、当該広告
主の連絡先(電子メールアドレス)に関する情報であ
る。
【0149】図2に戻り、顧客紹介パートナー基本情報
データベース910は、会員登録済みの顧客紹介パート
ナーに関する基本情報を格納するデータベースである。
以下では、会員登録済みの顧客紹介パートナーを単に
「顧客紹介パートナー」と称する。具体的には、図5に
示したように、顧客紹介パートナー基本情報データベー
ス910は、「顧客紹介パートナーID」、「パスワー
ド」、「顧客紹介パートナー名称」、「住所」、「顧客
紹介パートナーサイトURL」、「サイト名」、「サイ
ト種別」、「サイトPR」、「振込口座情報」および
「Eメール」というフィールドを備えている。
【0150】「顧客紹介パートナーID」は、顧客紹介
パートナー(顧客紹介パートナーサイト)を識別するた
めの識別子であり、登録制御部732により付与され
る。「パスワード」は、顧客紹介パートナーの認証に
「顧客紹介パートナーID」と共に用いられる情報であ
る。「顧客紹介パートナー名称」は、顧客紹介パートナ
ーの名称(氏名等)に関する情報である。「住所」は、
顧客紹介パートナーの住所に関する情報である。「顧客
紹介パートナーサイトURL」は、顧客紹介パートナー
サイトのURLに関する情報である。
【0151】例えば、顧客紹介パートナーID=C00
00001に対応する顧客紹介パートナーサイトが、図
2に示した顧客紹介パートナーサイト410である場
合には、この顧客紹介パートナーサイト410のUR
Lは、顧客紹介パートナー基本情報データベース910
の1レコード目の「http://www.ccc.c
om」である。
【0152】「サイト名」は、当該顧客紹介パートナー
サイトの名称に関する情報である。「サイト種別」は、
当該サイトの種別(カテゴリ)に関する情報である。
「サイトPR」は、当該顧客紹介パートナーサイトのア
クセス数や特徴に関する情報である。「振込口座情報」
は、広告主から支払われる紹介手数料の振込口座に関す
る情報である。「Eメール」は、当該顧客紹介パートナ
ーの連絡先(電子メールアドレス)に関する情報であ
る。
【0153】広告主管理情報データベース920は、広
告主が提携している顧客紹介パートナーの確認、購入履
歴や紹介手数料支払い管理に必要な情報を格納するデー
タベースである。具体的には、図6に示したように、広
告主管理情報データベース920は、広告主別にそれぞ
れ設定された広告主別メインテーブル921〜921
から構成されている。これらの広告主別メインテーブ
ル921〜921は、図2に示した広告主サイト1
10〜110のそれぞれの広告主に対応している。
【0154】広告主別メインテーブル921は、「顧
客紹介パートナーID」、「クリック数」、「パートナ
ー申込日」、「紹介手数料未払残額」、「購入履歴テー
ブルポインタ」および「支払履歴テーブルポインタ」と
いうフィールドを備えている。「顧客紹介パートナーI
D」は、当該広告主と提携している顧客紹介パートナー
に付与された顧客紹介パートナーIDに関する情報であ
る。
【0155】「クリック数」は、提携先の顧客紹介パー
トナーサイトに掲載されたインターネット広告が消費者
によりクリックされた回数である。なお、一実施の形態
では、クリック数の他に、このクリック数に基づいて算
出される広告効果数値(例えば、1クリックあたりの購
入金額平均やクリックレート)を用いてもよい。この広
告効果数値は、インターネット広告の広告効果を定量的
に表す数値である。「パートナー申込日」は、顧客紹介
パートナーが当該広告主との提携を申し込んだ日付に関
する情報である。「紹介手数料未払残額」は、顧客紹介
パートナーへの紹介手数料の未払い残額である。
【0156】「購入履歴テーブルポインタ」は、提携先
の顧客紹介パートナーサイト経由の広告主サイトでの購
入履歴を表す購入履歴テーブルへのポインタに関する情
報である。「支払履歴テーブルポインタ」は、顧客紹介
パートナーへの紹介手数料の支払い履歴を表す支払履歴
テーブルへのポインタに関する情報である。
【0157】例えば、「購入履歴テーブルポインタ」=
CK1は、購入履歴テーブル922へのポインタであ
る。この購入履歴テーブル922は、顧客紹介パート
ナーID=C0000001の顧客紹介パートナーサイ
ト経由で当該広告主サイトで商品が購入された場合の購
入履歴を表す。具体的には、購入履歴テーブル922
は、「購入日時」、「購入金額」、「紹介手数料」、
「確定フラグ」、「キャンセル・返品フラグ」および
「未確定フラグ」というフィールドを備えている。
【0158】「購入日時」は、当該顧客紹介パートナー
サイト経由で広告主サイトで商品、サービスを購入した
日時を示す情報である。「購入金額」は、上記購入に関
する購入金額である。「紹介手数料」は、当該広告主毎
に予め設定された紹介料率(図4参照)を上記購入金額
に乗じたものであり、これが成功報酬として顧客紹介パ
ートナー指定の振込口座に広告主から支払われる。
【0159】「確定フラグ」は、当該紹介手数料に関し
て広告主により支払うことが確定されたことを意味する
フラグである。「キャンセル・返品フラグ」は、当該購
入金額に関して商品購入キャンセルや商品の返品が発生
したことを意味するフラグである。従って、この「キャ
ンセル・返品フラグ」が1である場合には、紹介手数料
が0となる。「未確定フラグ」は、紹介手数料の支払い
が未確定であることを意味するフラグである。
【0160】また、広告主別メインテーブル921
「支払履歴テーブルポインタ」=CS1は、支払履歴テ
ーブル923へのポインタである。この支払履歴テー
ブル923は、顧客紹介パートナーID=C0000
001の顧客紹介パートナーへの紹介手数料の支払い履
歴を表すテーブルである。
【0161】顧客紹介装置700では、月末に、顧客紹
介パートナーへ支払うべき紹介手数料の合計金額が50
00円以上である場合に、広告主により振込口座へ合計
金額が振り込まれる。一方、合計金額が5000円未満
である場合には、当該合計金額は翌月に繰り越される。
支払履歴テーブル923は、広告主から顧客紹介パー
トナーへ紹介手数料を支払った日付を表す「支払履歴」
と、支払った金額(紹介手数料)を表す「支払金額」と
いうフィールドを備えている。
【0162】顧客紹介パートナー管理情報データベース
930は、顧客紹介パートナーが提携している広告主の
確認、購入履歴や紹介手数料支払い管理に必要な情報を
格納するデータベースである。具体的には、図7に示し
たように、顧客紹介パートナー管理情報データベース9
30は、顧客紹介パートナー別にそれぞれ設定された顧
客紹介パートナー別メインテーブル931〜931
から構成されている。これらの顧客紹介パートナー別メ
インテーブル931〜931は、図2に示した顧客
紹介パートナーサイト410〜410のそれぞれの
顧客紹介パートナーに対応している。
【0163】顧客紹介パートナー別メインテーブル93
は、「広告主ID」、「クリック数」、「パートナ
ー申込日」、「紹介手数料未払残額」、「購入履歴テー
ブルポインタ」および「支払履歴テーブルポインタ」と
いうフィールドを備えている。「広告主ID」は、当該
顧客紹介パートナーと提携している広告主に付与された
広告主IDに関する情報である。
【0164】「クリック数」は、顧客紹介パートナー自
営の顧客紹介パートナーサイトに掲載されたインターネ
ット広告が消費者によりクリックされた回数である。
「パートナー申込日」は、当該顧客紹介パートナーが広
告主との提携を申し込んだ日付に関する情報である。
「紹介手数料未払残額」は、当該顧客紹介パートナーへ
の紹介手数料の未払い残額である。
【0165】「購入履歴テーブルポインタ」は、顧客紹
介パートナーサイト経由の広告主サイトでの購入履歴を
表す購入履歴テーブルへのポインタに関する情報であ
る。「支払履歴テーブルポインタ」は、顧客紹介パート
ナーへの紹介手数料の支払い履歴を表す支払履歴テーブ
ルへのポインタに関する情報である。
【0166】例えば、「購入履歴テーブルポインタ」=
AK1は、購入履歴テーブル932へのポインタであ
る。この購入履歴テーブル932は、広告主ID=A
0000001の広告主サイトで商品が購入された場合
の購入履歴を表す。具体的には、購入履歴テーブル93
は、「購入日時」、「購入金額」、「紹介手数
料」、「確定フラグ」、「キャンセル・返品フラグ」お
よび「未確定フラグ」というフィールドを備えている。
【0167】「購入日時」は、当該顧客紹介パートナー
サイト経由で広告主サイトで商品、サービスを購入した
日時を示す情報である。「購入金額」は、上記購入に関
する購入金額である。「紹介手数料」は、広告主毎によ
り予め設定された紹介料率(図4参照)を上記購入金額
に乗じたものであり、これが成功報酬として顧客紹介パ
ートナー指定の振込口座に広告主から支払われる。
【0168】「確定フラグ」は、当該紹介手数料に関し
て広告主により支払うことが確定されたことを意味する
フラグである。「キャンセル・返品フラグ」は、当該購
入金額に関して商品購入キャンセルや商品の返品が発生
したことを意味するフラグである。従って、この「キャ
ンセル・返品フラグ」が1である場合には、紹介手数料
が0となる。「未確定フラグ」は、紹介手数料の支払い
が未確定であることを意味するフラグである。この購入
履歴テーブル932は、図6に示した購入履歴テーブ
ル922に対応している。
【0169】また、顧客紹介パートナー別メインテーブ
ル931の「支払履歴テーブルポインタ」=AS1
は、支払履歴テーブル933へのポインタである。こ
の支払履歴テーブル933は、広告主ID=A000
0001の広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払い履歴を表すテーブルである。支払履歴テーブ
ル933は、広告主から顧客紹介パートナーへ紹介手
数料を支払った日付を表す「支払履歴」と、支払った金
額(紹介手数料)を表す「支払金額」というフィールド
を備えている。この支払履歴テーブル933は、図6
に示した支払履歴テーブル923に対応している。
【0170】図2に戻り、メインプログラム940は、
顧客紹介装置700による顧客紹介の主機能を実現する
ためのコンピュータプログラムである。第1のサブプロ
グラム950は、図3に示したステップSA2(クリッ
ク通知)をトリガとして、後述する機能を実現するため
のコンピュータプログラムである。第2のサブプログラ
ム960は、図3に示したステップSA7(購入確認情
報送信)をトリガとして、後述する機能を実現するため
のコンピュータプログラムである。
【0171】つぎに、前述した一実施の形態の動作につ
いて図8〜図11に示したフローチャートを参照しつつ
説明する。以下の説明では、広告主サイト110に対
応する広告主と顧客紹介パートナーサイト410に対
応する顧客紹介パートナーとが会員登録した後、顧客紹
介に関して提携を結ぶ場合を一例にとって説明する。ま
た、外部のクライアントからメインサイト1000にア
クセスがあった場合には、図13に示したトップ画面1
001が当該クライアントのディスプレイに表示され
る。
【0172】このトップ画面1001には、広告主によ
り操作される広告主操作ボタン群1002と、顧客紹介
パートナーにより操作される顧客紹介パートナー操作ボ
タン群1009とが表示されている。広告主操作ボタン
群1002は、広告主会員登録ボタン1003、プログ
ラムダウンロードボタン1004、顧客紹介パートナー
一覧表示ボタン1005、顧客紹介パートナー確認ボタ
ン1006、広告主側課金状況確認ボタン1007およ
び広告主側支払管理ボタン1008から構成されてい
る。
【0173】一方、顧客紹介パートナー操作ボタン群1
009は、顧客紹介パートナー会員登録ボタン101
0、広告主一覧表示ボタン1011、広告主確認ボタン
1012、顧客紹介パートナー側課金状況確認ボタン1
013および顧客紹介パートナー側支払管理ボタン10
14から構成されている。
【0174】図2に示した制御部730では、図8に示
したループ動作が実行されている。すなわち、同図に示
したステップSB1では、登録制御部732は、図13
に示した広告主会員登録ボタン1003が押下されたか
否かを判断する。同判断結果が「No」である場合、ス
テップSB2では、メイン制御部731は、プログラム
ダウンロードボタン1004が押下されたか否かを判断
する。同判断結果が「No」である場合、ステップSB
3では、登録制御部732は、顧客紹介パートナー会員
登録ボタン1010が押下されたか否かを判断する。
【0175】ステップSB3の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB4では、メイン制御部731は、
顧客紹介パートナー一覧表示ボタン1005が押下され
たか否かを判断する。同判断結果が「No」である場
合、ステップSB5では、メイン制御部731は、広告
主一覧表示ボタン1011が押下されたか否かを判断す
る。
【0176】ステップSB5の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB6では、メイン制御部731は、
顧客紹介パートナー確認ボタン1006が押下されたか
否かを判断する。判断結果が「No」である場合、ステ
ップSB7では、メイン制御部731は、広告主側課金
状況確認ボタン1007が押下されたか否かを判断す
る。同判断結果が「No」である場合、ステップSB8
では、メイン制御部731は、広告主側支払管理ボタン
1008が押下されたか否かを判断する。
【0177】ステップSB8の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB9では、メイン制御部731は、
広告主確認ボタン1012が押下されたか否かを判断す
る。同判断結果が「No」である場合、ステップSB1
0では、メイン制御部731は、顧客紹介パートナー側
課金状況確認ボタン1013が押下されたか否かを判断
する。同判断結果が「No」である場合、ステップSB
11では、メイン制御部731は、顧客紹介パートナー
側支払管理ボタン1014が押下されたか否かを判断す
る。以後、ステップSB1〜ステップSB11のうちい
ずれか一つの判断結果が「Yes」となるまで、ループ
動作が実行される。
【0178】ここで、図2に示した広告主サイト110
の広告主(この場合、非会員)が広告主クライアント
300を用いてメインサイト1000にアクセスした
後、広告主会員登録ボタン1003を押下すると、登録
制御部732は、ステップSB1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB12では、広告主会員登録処
理が実行される。具体的には、Webページ生成部73
4により図14に示した広告主会員登録画面1015が
生成され、これが広告主クライアント300のディス
プレイに表示される。この広告主会員登録画面1015
は、図4に示した広告主基本情報データベース900の
フィールド(「広告主ID」を除く)に対応している。
【0179】そして、広告主は、広告主会員登録画面1
015の広告主基本情報入力欄1016、1016、
…、1016のそれぞれに自身に関する情報を入力した
後、図示しない登録ボタンを押下する。これにより、登
録制御部732は、当該広告主に対して広告主ID=A
0000001を付与し、この広告主ID=A0000
001と共に、上記入力された広告主基本情報を図4に
示した広告主基本情報データベース900に格納させ
る。
【0180】つぎに、メール制御部733は、図4に示
した広告主基本情報データベース900から当該広告主
の「Eメール」の情報を取得し、この「Eメール」宛
に、広告主ID=A0000001およびパスワード=
112233を電子メールにて通知する。これにより、
一連の広告主会員登録処理が終了する。
【0181】そして、広告主により、図13に示したプ
ログラムダウンロードボタン1004が押下されると、
メイン制御部731は、ステップSB2の判断結果を
「Yes」とする。ステップSB13では、メイン制御
部731は、プログラムダウンロード処理を実行する。
【0182】具体的には、Webページ生成部734に
より図15に示したプログラムダウンロード画面101
7が生成され、これが広告主クライアント300のデ
ィスプレイに表示される。このプログラムダウンロード
画面1017は、顧客紹介に関するサービスの提供を受
けかつ広告主IDを設定するための広告主用コンピュー
タプログラムを管理クライアント800から広告主We
bサーバ100にダウンロードした後、インストール
させるための画面である。
【0183】ここでいう広告主用コンピュータプログラ
ムは、図3に示した、消費者が商品の購入を確定させる
ための購入確定ページ111の確定ボタン112
押下された後、購入お礼ページ113を表示する際
に、購入確認情報として広告主IDおよび購入金額情報
を顧客紹介装置700へ自動送信すべきことを指示する
ためのものである。なお、購入確認情報としては、広告
主IDおよび購入金額情報に限られることなく、商品管
理番号、商品名、購入数量、商品詳細情報等であっても
よい。
【0184】図15に示したダウンロードボタン101
8が広告主により押下されると、メイン制御部731
は、当該広告主の広告主IDおよび「Eメール」を取得
した後、プログラム生成部735は、広告主用コンピュ
ータプログラムを生成する。これにより、メイン制御部
731は、広告主用コンピュータプログラムを広告主ク
ライアント300へ送信する。
【0185】これにより、広告主は、広告主Webサー
バ100に広告主用コンピュータプログラムをインス
トールする。これにより、プログラムダウンロード処理
が終了する。このインストールの方法は、自動、手動の
別を問わない。なお、図15に示したダウンロード中止
ボタン1019が押下された場合には、一連のダウンロ
ードが実行されない。
【0186】また、図2に示した顧客紹介パートナーサ
イト410の顧客紹介パートナー(この場合、非会
員)が顧客紹介パートナークライアント500を用い
てメインサイト1000にアクセスした後、顧客紹介パ
ートナー会員登録ボタン1010を押下すると、登録制
御部732は、ステップSB3の判断結果を「Yes」
とする。
【0187】ステップSB14では、顧客紹介パートナ
ー会員登録処理が実行される。具体的には、Webペー
ジ生成部734により図20に示した顧客紹介パートナ
ー会員登録画面1044が生成され、これが顧客紹介パ
ートナークライアント500のディスプレイに表示さ
れる。この顧客紹介パートナー会員登録画面1044
は、図5に示した顧客紹介パートナー基本情報データベ
ース910のフィールド(「顧客紹介パートナーID」
を除く)に対応している。
【0188】そして、顧客紹介パートナーは、顧客紹介
パートナー会員登録画面1044の顧客紹介パートナー
基本情報入力欄1045、1045、…、1045のそ
れぞれに自身に関する情報を入力した後、図示しない登
録ボタンを押下する。これにより、登録制御部732
は、当該顧客紹介パートナーに対して顧客紹介パートナ
ーID=C0000001を付与し、この顧客紹介パー
トナーID=C0000001と共に、上記入力された
顧客紹介パートナー基本情報を図5に示した顧客紹介パ
ートナー基本情報データベース910に格納させる。
【0189】また、メール制御部733は、図5に示し
た顧客紹介パートナー基本情報データベース910から
当該顧客紹介パートナーの「Eメール」の情報を取得
し、この「Eメール」宛に、顧客紹介パートナーID=
C0000001およびパスワード=777666を電
子メールにて通知する。これにより、一連の顧客紹介パ
ートナー会員登録処理が終了する。
【0190】また、広告主は、提携先の顧客紹介パート
ナーを探すべく、図13に示した顧客紹介パートナー一
覧表示ボタン1005を押下する。これにより、メイン
制御部731は、図8に示したステップSB4の判断結
果を「Yes」とする。ステップSB15では、Web
ページ生成部734は、顧客紹介パートナー一覧画面表
示処理を実行する。具体的には、Webページ生成部7
34は、顧客紹介パートナー基本情報データベース91
0に基づいて、図16に示した顧客紹介パートナー一覧
画面1021を広告主クライアント300のディスプ
レイに表示させる。
【0191】この顧客紹介パートナー一覧画面1021
には、提携先の候補としての複数の顧客紹介パートナー
に関する顧客紹介パートナー情報1025、1025
、…が表示されている。広告主は、顧客紹介パートナ
ー一覧画面1021のなかから自身の条件に合致する顧
客紹介パートナーを選択し、Eメールアドレスに基づい
て、当該顧客紹介パートナーに提携の申し込みを行う。
広告主と提携する場合、顧客紹介パートナーは、後述す
る広告主一覧画面1046から当該広告主を選択すれば
よい。
【0192】また、顧客紹介パートナー一覧画面102
1には、顧客紹介パートナー情報をキーワード検索する
ためのキーワード入力欄1022および検索開始ボタン
1023が備えられている。さらに、顧客紹介パートナ
ー情報に含まれるサイト種別をキーにして検索するため
のサイト種別検索ボタン1024が備えられている。
【0193】また、顧客紹介パートナーは、提携先の広
告主を探すべく、図13に示した広告主一覧表示ボタン
1011を押下する。これにより、メイン制御部731
は、図8に示したステップSB5の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB16では、Webページ生成
部734は、広告主一覧画面表示/プログラムダウンロ
ード処理を実行する。
【0194】具体的には、図9に示したステップSC1
では、Webページ生成部734は、広告主基本情報デ
ータベース900に基づいて、図21に示した広告主一
覧画面1046を顧客紹介パートナークライアント50
のディスプレイに表示させる。この広告主一覧画面
1046には、広告主情報1050、1050、‥
・が表示されている。
【0195】この広告主情報1050としては、広告
主ID、サイト名、…、紹介料率、インターネット広告
1051が挙げられる。同様にして、広告主情報10
50としては、広告主ID、サイト名、…、紹介料
率、インターネット広告1051が挙げられる。上記
インターネット広告1051、1051は、図2に
示した広告主サイト110、110にリンクしてい
る。なお、一実施の形態においては、インターネット広
告1051、1051に代えて、広告主サイト11
、110のそれぞれのURLを表示するようにし
てもよい。
【0196】ステップSC2では、Webページ生成部
734は、広告主情報をキーワード検索するためのキー
ワード入力欄1047にキーワードが入力されかつ検索
開始ボタン1048が押下されたか否かを判断する。こ
の判断結果が「Yes」の場合、ステップSC3では、
Webページ生成部734は、上記キーワードをキーと
して、広告主基本情報データベース900内を検索し、
ステップSC4で検索結果を表示する。
【0197】ステップSC2の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSC5では、Webページ生成部73
4は、広告主情報に含まれるサイト種別をキーにして検
索するためのサイト種別検索ボタン1049が押下され
たか否かを判断する。この判断結果が「Yes」である
場合、ステップSC6では、Webページ生成部734
は、サイト種別検索を実行し、ステップSC7で検索結
果を表示する。
【0198】ステップSC8では、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナーにより広告主一覧画面1046
の選択ボタンが押下されたか否かを判断する。ここで、
顧客紹介パートナーが、広告主情報1050の広告主
と提携すべく、選択ボタン1052を押下すると、メ
イン制御部731は、ステップSC8の判断結果を「Y
es」とする。
【0199】ステップSC9では、メイン制御部731
は、当該広告主の広告主IDおよびインターネット広告
URLならびに顧客紹介パートナーの顧客紹介パートナ
ーIDを広告主基本情報データベース900および顧客
紹介パートナー基本情報データベース910から取得す
る。さらに、メイン制御部731は、広告主IDをキー
として、図7に示した顧客紹介パートナー管理情報デー
タベース930に新たなレコードを確保し、対応する情
報を格納する。
【0200】ステップSC10では、プログラム生成部
735は、顧客紹介パートナー用コンピュータプログラ
ムを広告主ID、インターネット広告URLおよび顧客
紹介パートナーIDに基づいて生成する。ここでいう顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラムは、図3に
示した、広告主サイト110にリンクするインターネ
ット広告1200を顧客紹介パートナーサイト410
に掲載すること、このインターネット広告1200
が押下された場合に、顧客紹介パートナーWebサーバ
400から顧客紹介装置700に上記広告主IDおよ
び顧客紹介パートナーIDを通知することを指示するた
めのものである。
【0201】また、顧客紹介パートナー用コンピュータ
プログラムは、インターネット広告に対応付けられた広
告主IDおよび顧客紹介パートナーIDを顧客紹介パー
トナーWebサーバ400に設定するためのものであ
る。
【0202】ステップSC11では、メイン制御部73
1は、上述した顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを顧客紹介パートナークライアント500へ送
信する。これにより、顧客紹介パートナーは、顧客紹介
パートナーWebサーバ400に顧客紹介パートナー
用コンピュータプログラムをインストールする。
【0203】これにより、図3に示した顧客紹介パート
ナーサイト410には、インターネット広告1200
が掲載され、広告主と顧客紹介パートナーとの提携が
成立する。なお、インストールの方法は、自動、手動の
別を問わない。また、複数の広告主と提携する場合に
は、上述した動作を複数回繰り返せばよい。
【0204】ステップSC12では、メイン制御部73
1は、図示しない終了ボタンが押下されたか否かを判断
し、この判断結果が「Yes」である場合、図8に示し
たメインルーチンへ戻る。また、ステップSC12の判
断結果が「No」である場合、ステップSC2以降の処
理が繰り返される。
【0205】つぎに、図3および図12を参照して、一
実施の形態の顧客紹介時の動作について説明する。この
場合、広告主サイト110の広告主(広告主ID=A
0000001)と、顧客紹介パートナーサイト410
の顧客紹介パートナー(顧客紹介パートナーID=C
0000001)とが提携しているものとする。この状
態で、図12に示したステップSF1では、顧客紹介装
置700のメイン制御部731は、顧客紹介パートナー
Webサーバからクリックの通知を受けたか否かを判断
し、この場合、同判断結果を「No」として同判断を繰
り返す。
【0206】ここで、図3に示した消費者クライアント
600の消費者が顧客紹介パートナーサイト410
にアクセスした後、ステップSA1でインターネット広
告1200をクリックすると、ステップSA2では、
顧客紹介パートナーWebサーバ400は、広告主I
D=A0000001および顧客紹介パートナーID=
C0000001とともに、クリックされた旨を顧客紹
介装置700に通知する。
【0207】これにより、メイン制御部731は、ステ
ップSF1の判断結果を「Yes」として、ステップS
F2で第1のサブプログラム950を実行する。これに
より、ステップSF3では、メイン制御部731は、図
3のステップSA3で示したように、顧客紹介パートナ
ーWebサーバ400から通知された広告主IDおよ
び顧客紹介パートナーIDを含むクッキー1100
消費者クライアント600に設定する。また、メイン
制御部731は、「クリック数」(図6および図7)を
1インクリメントする。
【0208】ステップSF4では、メイン制御部731
は、広告主IDをキーとして広告主基本情報データベー
ス900から広告主サイトURLを検索する。ステップ
SF5では、メイン制御部731は、上記広告主サイト
URLに基づいて、消費者クライアント600に広告
主サイトを転送(ステップSA4:図3)する。
【0209】これにより、図3に示したステップSA5
では、消費者クライアント600のディスプレイに
は、広告主サイト110が表示される。この場合、消
費者からは、顧客紹介装置700側の動作がわからない
ため、あたかもインターネット広告1200をクリッ
クした後にストレス無く広告主サイト110が表示さ
れたかのように見える。
【0210】ステップSF6では、メイン制御部731
は、広告主Webサーバ100からの購入確認情報
(広告主IDおよび購入金額情報)を受信したか否かを
判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステッ
プSF7では、メイン制御部731は、ステップSF1
の判断結果が「Yes」になってから所定時間経過した
か否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として
ステップSF6の判断を繰り返す。なお、ステップSF
7の判断結果が「Yes」である場合には、当該消費者
が広告主サイト110で商品を購入しなかったものと
みなされ、ステップSF1以降の処理が繰り返される。
【0211】そして、消費者が図3に示した広告主サイ
ト110で商品を購入し、ステップSA6で購入確定
ページ111の確定ボタン112をクリックしたも
のとすると、ステップSA7では、広告主Webサーバ
100は、広告主IDと当該商品の購入金額情報を購
入確認情報として顧客紹介装置700へ送信する。この
購入確認情報を受信すると、メイン制御部731は、ス
テップSF6の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SF8では、メイン制御部731は、第2のサブプログ
ラム960を実行する。
【0212】これにより、ステップSF9では、メイン
制御部731は、消費者クライアント600から、ス
テップSA3で設定されたクッキー1100を取得す
る(ステップSA8)。ステップSF10では、メイン
制御部731は、クッキー1100の広告主IDと購
入確認情報の広告主IDとが一致するか否かを判断す
る。これは、消費者が一旦、広告主サイト110にア
クセスした後、ネットサーフィンにより、別の広告主サ
イトで商品の購入を行った場合に、実際に購入がなかっ
た広告主サイト110であたかも購入されたかのよう
な現象を防止するためである。
【0213】ステップSF10の判断結果が「No」で
ある場合、ステップSF1以降の処理が実行される。一
方、ステップSF10の判断結果が「Yes」である場
合、ステップSF11では、メイン制御部731は、図
6に示した広告主管理情報データベース920および図
7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース9
30を更新する。
【0214】具体的には、メイン制御部731は、図6
に示した購入履歴テーブル922の「購入日時」、
「購入金額」および「紹介手数料」にデータを追加する
ととも「未確定フラグ」にデフォルト設定として1を立
て、さらに図7に示した購入履歴テーブル932
「購入日時」、「購入金額」および「紹介手数料」にデ
ータを追加するとともに「未確定フラグ」にデフォルト
設定として1を立てる。なお、「購入金額」は、上述し
た購入金額情報であり、「紹介手数料」は、広告主基本
情報データベース900における広告主IDに対応する
「紹介料率」に購入金額を乗じることにより算出され
る。
【0215】また、広告主により、現在提携している顧
客紹介パートナーを確認すべく図13に示した顧客紹介
パートナー確認ボタン1006が押下されると、Web
ページ生成部734は、図8に示したステップSB6の
判断結果を「Yes」とする。ステップSB17では、
Webページ生成部734は、顧客紹介パートナー管理
情報データベース930および顧客紹介パートナー基本
情報データベース910を参照して、提携している顧客
紹介パートナーの情報を含む図17に示した顧客紹介パ
ートナー確認画面1026を生成し、これを広告主クラ
イアント300のディスプレイに表示させる。
【0216】一方、顧客紹介パートナーにより、現在提
携している広告主を確認すべく図13に示した広告主確
認ボタン1012が押下されると、Webページ生成部
734は、図8に示したステップSB9の判断結果を
「Yes」とする。ステップSB20では、Webペー
ジ生成部734は、広告主管理情報データベース920
および広告主基本情報データベース900を参照して、
図22に示した広告主確認画面1053を生成し、これ
を顧客紹介パートナークライアント500のディスプ
レイに表示させる。
【0217】また、広告主により図13に示した広告主
側課金状況確認ボタン1007が押下されると、メイン
制御部731は、図8に示したステップSB7の判断結
果を「Yes」とする。ステップSB18では、メイン
制御部731は、広告主側課金状況確認処理を実行す
る。具体的には、図10に示したステップSD1では、
Webページ生成部734は、広告主管理情報データベ
ース920および顧客紹介パートナー基本情報データベ
ース910を参照して、図18に示した広告主側課金状
況確認画面1027を生成し、これを広告主クライアン
ト300に表示させる。
【0218】この広告主側課金状況確認画面1027に
は、顧客紹介パートナー単位で、課金状況確認情報10
28、…が表示されている。この課金状況確認情報1
028には、振込口座情報等の顧客紹介パートナー情
報1029、課金状況確定欄1030、送信ボタン
1037が表示されている。この課金状況確定欄10
30の各フィールドは、図6に示した購入履歴テーブ
ル922の各フィールドに対応している。
【0219】ここで、課金状況確定欄1030の2レ
コード目の確定フィールド1031、キャンセル・返
品フィールド1032、未確定フィールド1033
のそれぞれには、広告主から顧客紹介パートナーへの紹
介手数料の支払いを確定させるための確定ラジオボタン
1034、キャンセル・返品を確定させるためのキャ
ンセル・返品ラジオボタン1035、デフォルト設定
された未確定ラジオボタン1036がそれぞれ設けら
れている。
【0220】図10に示したステップSD2では、メイ
ン制御部731は、確定ラジオボタンまたはキャンセル
・返品ラジオボタンが広告主により選択されたか否かを
判断し、同判断結果が「No」の場合、ステップSD5
の終了判断を行う。ここで、広告主は、図18に示した
課金状況確定欄1030の2レコード目の紹介手数料
=3000円の支払いを確定させるために、確定ラジオ
ボタン1034を選択する。
【0221】これにより、メイン制御部731は、ステ
ップSD2の判断結果を「Yes」とする。ステップS
D3では、メイン制御部731は、送信ボタン1037
が押下されたか否かを判断し、この判断結果が「N
o」の場合、同判断を繰り返す。ここで、広告主により
送信ボタン1037が押下されると、メイン制御部7
31は、ステップSD3の判断結果を「Yes」とす
る。
【0222】ステップSD4では、メイン制御部731
は、図6に示した広告主管理情報データベース920お
よび図7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベ
ース930を更新する。具体的には、メイン制御部73
1は、図6に示した広告主管理情報データベース920
の購入履歴テーブル922における2レコード目の
「確定フラグ」に1を立てる。つぎに、メイン制御部7
31は、広告主別メインテーブル921の1レコード
目の「紹介手数料未払残額」=8000円に上記確定し
た3000円を加算し、11000円とする。
【0223】さらに、メイン制御部731は、図7に示
した顧客紹介パートナー管理情報データベース930の
購入履歴テーブル932における2レコード目の「確
定フラグ」に1を立てる。つぎに、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナー別メインテーブル931の1
レコード目の「紹介手数料未払残額」=8000円に上
記確定した3000円を加算し、11000円とする。
【0224】そして、図10に示したステップSD5で
は、メイン制御部731は、図示しない終了ボタンが押
下されたか否かを判断し、この判断結果が「No」であ
る場合、ステップSD2の判断を行う。一方、上記終了
ボタンが押下されると、メイン制御部731は、ステッ
プSD5の判断結果を「Yes」として、図8に示した
メインルーチンに戻る。
【0225】また、顧客紹介パートナーにより図13に
示した顧客紹介パートナー側課金状況確認ボタン101
3が押下されると、メイン制御部731は、図8に示し
たステップSB10の判断結果を「Yes」とする。ス
テップSB21では、Webページ生成部734は、顧
客紹介パートナー管理情報データベース930(図7参
照)および広告主基本情報データベース900(図4参
照)に基づいて、図23に示した顧客紹介パートナー側
課金状況確認画面1054を生成し、これを顧客紹介パ
ートナークライアント500に表示させる。
【0226】この顧客紹介パートナー側課金状況確認画
面1054には、広告主単位で、課金状況確認情報10
55、…が表示されている。この課金状況確認情報1
055には、広告主名称等の広告主情報1056
課金状況確定欄1057が表示されている。この課金
状況確定欄1057の各フィールドは、図7に示した
購入履歴テーブル932の各フィールドに対応してい
る。なお、「状況」フィールドは、図7に示した購入履
歴テーブル932における「確定フラグ」、「キャン
セル・返品フラグ」および「未確定フラグ」のうち、1
が立っているものに対応している。
【0227】例えば、「状況」フィールドのセル105
には、「確定」が格納されていることから、顧客紹
介パートナーは、広告主により紹介手数料1000円が
支払われることが確定したことを認識する。一方、「状
況」フィールドのセル1059には、「未確定」が格
納されていることから、顧客紹介パートナーは、広告主
により紹介手数料3000円が支払われることが未確定
であることを認識する。
【0228】また、広告主は、支払いが確定した紹介手
数料を月末に顧客紹介パートナーの振込口座に振り込む
ことにより、支払い処理を行った場合、図13に示した
広告主側支払管理ボタン1008を押下する。これによ
り、メイン制御部731は、図8に示したステップSB
8の判断結果を「Yes」とする。ステップSB19で
は、メイン制御部731は、広告主側支払管理処理を実
行する。
【0229】具体的には、図11に示したステップSE
1では、Webページ生成部734は、図6に示した広
告主管理情報データベース920および図5に示した顧
客紹介パートナー基本情報データベース910に基づい
て、図19に示した広告主側支払管理画面1038を生
成し、これを広告主クライアント300に表示させ
る。この広告主側支払管理画面1038は、顧客紹介パ
ートナーに対して紹介手数料の支払い処理を行った結果
を広告主管理情報データベース920および顧客紹介パ
ートナー管理情報データベース930に反映させるため
の画面である。
【0230】この広告主側支払管理画面1038には、
顧客紹介パートナー単位の広告主側支払管理情報表示欄
1039、…が表示されている。この広告主側支払管
理情報表示欄1039には、顧客紹介パートナーI
D、…、紹介手数料未払残額の情報からなる顧客紹介パ
ートナー情報1040と、支払履歴テーブル1041
と、支払金額入力欄1042と、支払確定ボタン1
043とが表示されている。
【0231】同図に示した例では、顧客紹介パートナー
ID=C0000001の顧客紹介パートナーに対して
は、8000円を紹介手数料として支払う義務が当該広
告主にある。支払履歴テーブル1041は、図6に示
した支払履歴テーブル923に対応している。
【0232】図11に示したステップSE2では、メイ
ン制御部731は、支払金額入力欄1042に支払金
額の情報が入力されたか否かを判断し、この判断結果が
「No」の場合、ステップSE7の判断を行う。ここ
で、広告主により、支払金額入力欄1042に紹介手
数料未払残額である8000円が入力されると、メイン
制御部731は、ステップSE2の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSE3では、メイン制御部731
は、支払確定ボタン1043が押下されたか否かを判
断し、この判断結果が「No」である場合、同判断を繰
り返す。
【0233】ここで、広告主により、支払確定ボタン1
043が押下されると、メイン制御部731は、ステ
ップSE3の判断結果を「Yes」とする。ステップS
E4では、Webページ生成部734は、支払金額80
00円を確認するための支払金額確認画面(図示略)を
広告主クライアント300に表示させる。
【0234】ステップSE5では、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナー情報1040の紹介手数料未
払残額8000円から上記支払金額8000円を減算
し、紹介手数料未払残額(この場合、0円)を計算す
る。ステップSE6では、メイン制御部731は、図6
に示した広告主管理情報データベース920および図7
に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース93
0のそれぞれの「紹介手数料未払残額」を更新する。
【0235】ステップSE7では、メイン制御部731
は、図示しない終了ボタンが押下されたか否かを判断
し、この判断結果が「No」である場合、ステップSE
2以降の処理を繰り返す。一方、上記終了ボタンが押下
されると、メイン制御部731は、図8に示したメイン
ルーチンに戻る。
【0236】一方、顧客紹介パートナーにより図13に
示した顧客紹介パートナー側支払管理ボタン1014が
押下されると、Webページ生成部734は、図8に示
したステップSB11の判断結果を「Yes」とする。
ステップSB22では、Webページ生成部734は、
図7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース
930および図4に示した広告主基本情報データベース
900に基づいて、図24に示した顧客紹介パートナー
側支払管理画面1060を生成し、これを顧客紹介パー
トナークライアント500に表示させる。
【0237】この顧客紹介パートナー側支払管理画面1
060は、広告主が紹介手数料の支払い処理を行った結
果を顧客紹介パートナーに通知するための画面である。
顧客紹介パートナー側支払管理画面1060には、広告
主単位の顧客紹介パートナー側支払管理情報表示欄10
61、…が表示されている。この顧客紹介パートナー
側支払管理情報表示欄1061には、広告主ID、
…、紹介手数料未払残額の情報からなる広告主情報10
62と、支払履歴テーブル1063とが表示されて
いる。この支払履歴テーブル1063は、図7に示し
た支払履歴テーブル933に対応している。
【0238】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、本来、広告主Webサーバ100(以下、広告主
Webサーバ100〜100も同様)側で持たなけ
ればならない、顧客紹介パートナーIDおよび広告主I
Dの設定、取得、紹介手数料の算出という、一連のアフ
ィリエイトプログラムを実現するための機能を広告主W
ebサーバ100以外の顧客紹介装置700で提供す
るようにしたので、広告主Webサーバ100で上記
機能を実現するためのシステムを広告主側で独自に構築
する場合に比して、広告主がアフィリエイトプログラム
を低コストかつ迅速に導入することができる。
【0239】また、一実施の形態によれば、顧客紹介パ
ートナーWebサーバ400(以下、顧客紹介パート
ナーWebサーバ400〜400も同様)から取得
された広告主IDと、広告主Webサーバ100から
通知された広告主IDとを比較し、この比較結果が一致
である場合にのみ、購入金額情報を有効とし、この購入
金額情報に基づいて紹介手数料を算出するようにしたの
で、顧客が、最初に閲覧した広告主サイト110から
他の広告主110にネットサーフィンした後、他の広
告主サイト110で購入した場合に、購入が発生して
いない最初の広告主サイト110で紹介手数料が発生
するという不都合を回避することができる。
【0240】また、一実施の形態によれば、広告主ID
の設定および顧客紹介パートナーIDの設定、インター
ネット広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コン
ピュータプログラムおよび広告主用コンピュータプログ
ラムの提供が顧客紹介装置700で行われ、かつ広告主
IDおよび顧客紹介パートナーIDの設定、取得、紹介
手数料の算出という、一連のアフィリエイトプログラム
を実現するための機能を広告主Webサーバ100
外の顧客紹介装置700から提供されるようにしたの
で、広告主Webサーバ100で上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0241】また、一実施の形態によれば、図18およ
び図23に示したように、広告主および顧客紹介パート
ナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、広告主
にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料
を把握することができ、一方、顧客紹介パートナーにと
っては広告主から支払われる紹介手数料を把握すること
ができるため、両者間の情報共有が図られ、両者の金銭
トラブルを未然に防止することができるとともに、両者
の使い勝手を向上させることができる。
【0242】また、一実施の形態によれば、広告主に対
しては、図17〜図19に示したように提携している顧
客紹介パートナー、顧客紹介パートナーID、購入情
報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情
報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対しては、図22
〜図24に示したように、提携している広告主、広告主
ID、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を閲覧させるようにしたので、両者間の情報共有を
図ることができ、両者の意識のすれ違いによるトラブル
を未然に防止することができる。
【0243】また、一実施の形態によれば、図19およ
び図24を参照して説明したように、広告主のウェブ操
作(図18参照)に基づいて、広告主から顧客紹介パー
トナーへの紹介手数料の支払履歴を管理するとともに、
支払履歴を広告主および顧客紹介パートナーに閲覧させ
るようにしたので、広告主にとっては支払い管理をウェ
ブ操作で簡単に行うことができ、支払履歴が顧客紹介パ
ートナーにも閲覧されるため、広告主と顧客紹介パート
ナーとの間における支払った支払わないという金銭トラ
ブルを未然に回避することができる。
【0244】また、一実施の形態によれば、図18を参
照して説明したように、紹介手数料の支払いの確定また
は取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧客紹介パ
ートナーに確定または取り消し(キャンセル・返品)の
情報を閲覧させるようにしたので、商品・サービスの購
入が決定した場合、商品・サービスの購入に関するキャ
ンセル・返品等があった場合を広告主と顧客紹介パート
ナーとの間で明確に認識することができるため、キャン
セル・返品があった場合であっても広告主が顧客紹介料
を支払わなければならないという不合理な事態や、キャ
ンセル・返品に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭ト
ラブルを未然に防止することができる。
【0245】また、一実施の形態によれば、図16およ
び図22を参照して説明したように、提携先をそれぞれ
探している広告主および顧客紹介パートナーに対して、
一方の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧さ
せ、提携マッチングの機会を提供するようにしたので、
提携先を独自に探す手間を省くことができるため、両者
の利便性を向上させることができるとともに、提携数の
増加が見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、
広告主の売り上げ向上を図ることができる。
【0246】また、一実施の形態によれば、図14に示
したように、広告主に紹介料率を設定させ、この紹介料
率および購入情報に基づいて、紹介手数料を算出するよ
うにしたので、売り上げやその他の要因の変化に対応さ
せて紹介料率を変更するという広告マーケティング戦略
を柔軟に立てることができる。
【0247】また、一実施の形態によれば、図21に示
したように、広告主に関する情報として、少なくとも、
広告主の連絡先(Eメール)、紹介料率、広告主サイト
のリンク情報(インターネット広告、URL)を顧客紹
介パートナーに閲覧させるとともに、図16に示したよ
うに、顧客紹介パートナーに関する情報として、顧客紹
介パートナーの連絡先(Eメール)、顧客紹介パートナ
ーサイトのURLを広告主に閲覧させ、提携先を決定す
る豊富な判断材料を両者に提供するようにしたので、提
携数を増加させることができる。
【0248】また、一実施の形態によれば、図16およ
び図21に示したように、顧客紹介パートナー情報およ
び広告主情報の検索機能を持たせたので、提携先を探し
ている広告主または顧客紹介パートナーの使い勝手を高
めることができる。
【0249】また、一実施の形態によれば、図17およ
び図22に示したように、既に提携先がある広告主およ
び顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接関係す
るインターネット広告のクリック数を閲覧させるように
したので、両者に広告効果を的確に把握させることがで
きる。
【0250】また、一実施の形態によれば、顧客紹介パ
ートナーに関する情報として、広告効果数値を広告主に
閲覧させるようにした場合、広告主から、広告効果数値
が低い顧客紹介パートナーサイトを運営する顧客紹介パ
ートナーに対して、広告効果を高めるためのアドバイス
を行うことができ、両者の提携関係の強化を図ることが
できる。
【0251】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。
【0252】例えば、一実施の形態では、変形例1とし
て図25に示したように、広告主用コンピュータプログ
ラムを顧客紹介装置700からダウンロードする際に、
管理者用インターネット広告2000を広告主サイト1
10に掲載するためのコンピュータプログラムも顧客
紹介装置700からダウンロードするようにしてもよ
い。
【0253】このコンピュータプログラムは、広告主W
ebサーバ100にインストールされる。この管理者
用インターネット広告2000は、外部サイト2100
にリンク設定されている。従って、管理者用インターネ
ット広告2000は、ステップSA9で消費者にクリッ
クされることにより、ステップSA10で外部サイト2
100にリンクする。
【0254】そして、ステップSA11で消費者クライ
アント600のディスプレイには、外部サイト210
0が表示される。管理者用インターネット広告2000
のリンク先は、外部サイト2100の他にメインサイト
1000であってもよい。また、顧客紹介パートナーW
ebサーバ400に対しても管理者用インターネット
広告2000を掲載するためのコンピュータプログラム
をダウンロードするようにしてもよい。
【0255】このように、一実施の形態の変形例1によ
れば、管理者用インターネット広告2000を広告主W
ebサーバ100、顧客紹介パートナーWebサーバ
400にも掲載することにより、広告主、顧客紹介パ
ートナーおよび管理者という三者間の連携が可能とな
り、一層の関係強化を図ることができる。
【0256】また、一実施の形態においては、変形例2
として、顧客紹介装置700の機能を実現するための顧
客紹介プログラムを図26に示したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体4000に記録して、この記録媒体4
000に記録された顧客紹介プログラムを同図に示した
コンピュータ3000に読み込ませ、実行することによ
り顧客紹介装置700の機能を実現するようにしてもよ
い。
【0257】図26に示したコンピュータ3000は、
上記顧客紹介プログラムを実行するCPU3001と、
キーボード、マウス等の入力装置3002と、各種デー
タを記憶するROM(Read Only Memor
y)3003と、演算パラメータ等を記憶するRAM
(Random Access Memory)300
4と、記録媒体4000から顧客紹介プログラムを読み
取る読取装置3005と、ディスプレイ、プリンタ等の
出力装置3006と、装置各部を接続するバスBUとか
ら構成されている。
【0258】CPU3001は、読取装置3005を経
由して記録媒体4000に記録されている顧客紹介プロ
グラムを読み込んだ後、顧客紹介プログラムを実行する
ことにより、前述した顧客紹介装置700の機能を実現
する。なお、記録媒体4000には、光ディスク、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等の可搬
型の記録媒体が含まれることはもとより、ネットワーク
のようにデータを一時的に記録保持するような伝送媒体
も含まれる。
【0259】また、一実施の形態においては、売り上げ
の目安となる顧客紹介パートナーサイトにおけるインタ
ーネット広告のクリック数を顧客紹介パートナー毎に、
図16に示した顧客紹介パートナー一覧画面1021に
表示させるようにしてもよい。この場合には、広告主に
とって、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が
高いと予測される顧客紹介パートナーを容易に選択する
ことができる。
【0260】さらに、一実施の形態においては、既に提
携先がある広告主および顧客紹介パートナーに対して、
それぞれに直接関係する前述した広告効果数値を図17
および図22で閲覧させるようにしてもよい。この場合
には、両者に広告効果を定量的かつ的確に把握させるこ
とができる。
【0261】加えて、一実施の形態においては、電子メ
ールにより紹介手数料を広告主および顧客紹介パートナ
ーの両者へ通知するようにしてもよい。この場合には、
両者間で紹介手数料を共通認識することができ、金銭ト
ラブルを未然に防止することができる。
【0262】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、17、
33にかかる発明によれば、本来、広告主ウェブサイト
システム側で持たなければならない、第1の情報(顧客
紹介パートナー識別子および広告主識別子)の設定、取
得、紹介手数料の算出という、一連のアフィリエイトプ
ログラムを実現するための機能を広告主ウェブサイトシ
ステム以外で提供されるようにしたので、広告主ウェブ
サイトシステムで上記機能を実現するためのシステムを
広告主側で独自に構築する場合に比して、広告主がアフ
ィリエイトプログラムを低コストかつ迅速に導入するこ
とができるという効果を奏する。
【0263】また、請求項2、18、34にかかる発明
によれば、顧客紹介パートナーウェブサイトシステムか
ら取得された第1の情報、および広告主ウェブサイトシ
ステムから通知された第2の情報にそれぞれ含まれる広
告主識別子同士を比較し、この比較結果が一致である場
合にのみ、第2の情報に含まれる購入情報を有効とし、
該購入情報に基づいて紹介手数料を算出するようにした
ので、顧客が、最初に閲覧した広告主ウェブサイト(第
1の情報に対応)から他の広告主ウェブサイト(この場
合、第2の情報に対応)にネットサーフィンした後、他
の広告主ウェブサイトで購入した場合に、購入が発生し
ていない最初の広告主ウェブサイトで紹介手数料が発生
するという不都合を回避することができるという効果を
奏する。
【0264】また、請求項3、19、35にかかる発明
によれば、広告主識別子の設定および顧客紹介パートナ
ー識別子の設定、インターネット広告の設定、ならびに
顧客紹介パートナー用コンピュータプログラムおよび広
告主用コンピュータプログラムの提供が外部(広告主ウ
ェブサイトシステム、顧客紹介パートナウェブサイトシ
ステム以外のもの)で行われ、かつ第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の設定、取
得、紹介手数料の算出という、一連のアフィリエイトプ
ログラムを実現するための機能を広告主ウェブサイトシ
ステム以外から提供されるようにしたので、広告主ウェ
ブサイトシステムで上記機能を実現するためのシステム
を広告主側で独自に構築する場合に比して、広告主がア
フィリエイトプログラムを低コストかつ迅速に導入する
ことができるという効果を奏する。
【0265】また、請求項4、20、36にかかる発明
によれば、広告主および顧客紹介パートナーに紹介手数
料を閲覧させるようにしたので、広告主にとっては顧客
紹介パートナーに支払うべき紹介手数料を把握すること
ができ、一方、顧客紹介パートナーにとっては広告主か
ら支払われる紹介手数料を把握することができるため、
両者間の情報共有が図られ、両者の金銭トラブルを未然
に防止することができるとともに、両者の使い勝手を向
上させることができるという効果を奏する。
【0266】また、請求項5、21、37にかかる発明
によれば、広告主に対しては、提携している顧客紹介パ
ートナー、顧客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧
客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情報を閲覧
させ、顧客紹介パートナーに対しては、提携している広
告主、広告主識別子、購入情報、該広告主から支払われ
る紹介手数料の情報を閲覧させるようにしたので、両者
間の情報共有を図ることができ、両者の意識のすれ違い
によるトラブルを未然に防止することができるという効
果を奏する。
【0267】また、請求項6、22、38にかかる発明
によれば、広告主のウェブ操作に基づいて、広告主から
顧客紹介パートナーへの紹介手数料の支払履歴を管理す
るとともに、支払履歴を広告主および顧客紹介パートナ
ーに閲覧させるようにしたので、広告主にとっては支払
い管理をウェブ操作で簡単に行うことができ、支払履歴
が顧客紹介パートナーにも閲覧されるため、広告主と顧
客紹介パートナーとの間における支払った支払わないと
いう金銭トラブルを未然に回避することができるという
効果を奏する。
【0268】また、請求項7、23、39にかかる発明
によれば、紹介手数料の支払いの確定または取り消しを
広告主に行わせ、広告主および顧客紹介パートナーに確
定または取り消しの情報を閲覧させるようにしたので、
商品・サービスの購入が決定した場合、商品・サービス
の購入に関するキャンセル・返品等があった場合を広告
主と顧客紹介パートナーとの間で明確に認識することが
できるため、キャンセル・返品があった場合であっても
広告主が顧客紹介料を支払わなければならないという不
合理な事態や、キャンセル・返品に伴う顧客紹介料の支
払いに関する金銭トラブルを未然に防止することができ
るという効果を奏する。
【0269】また、請求項8、24、40にかかる発明
によれば、提携先をそれぞれ探している広告主および顧
客紹介パートナーに対して、一方の情報を管理ウェブサ
イトを介して他方に閲覧させ、提携マッチングの機会を
提供するようにしたので、提携先を独自に探す手間を省
くことかできるため、両者の利便性を向上させることが
できるとともに、提携数の増加が見込まれるため顧客紹
介パートナーの収益増加、広告主の売り上げ向上を図る
ことができるという効果を奏する。
【0270】また、請求項9、25、41にかかる発明
によれば、広告主に紹介料率を設定させ、この紹介料率
および購入情報に基づいて、紹介手数料を算出するよう
にしたので、売り上げやその他の要因の変化に対応させ
て紹介料率を変更するという広告マーケティング戦略を
柔軟に立てることができるという効果を奏する。
【0271】また、請求項10、26、42にかかる発
明によれば、広告主に関する情報として、少なくとも、
広告主の連絡先、紹介料率、広告主ウェブサイトのUR
Lを顧客紹介パートナーに閲覧させるとともに、顧客紹
介パートナーに関する情報として、顧客紹介パートナー
の連絡先、顧客紹介パートナーウェブサイトのURLを
広告主に閲覧させ、提携先を決定する豊富な判断材料を
両者に提供するようにしたので、提携数を増加させるこ
とができるという効果を奏する。
【0272】また、請求項11、27、43にかかる発
明によれば、検索機能を持たせたので、提携先を探して
いる広告主または顧客紹介パートナーの使い勝手を高め
ることができるという効果を奏する。
【0273】また、請求項12、28、44にかかる発
明によれば、売り上げの目安となる顧客紹介パートナー
ウェブサイトにおけるインターネット広告のクリック数
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主にとっ
て、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が高い
と予測される顧客紹介パートナーを容易に選択すること
ができるという効果を奏する。
【0274】また、請求項13、29、45にかかる発
明によれば、既に提携先がある広告主および顧客紹介パ
ートナーに対して、それぞれに直接関係するインターネ
ット広告のクリック数を閲覧させるようにしたので、両
者に広告効果を的確に把握させることができるという効
果を奏する。
【0275】また、請求項13、29、45にかかる発
明によれば、顧客紹介パートナーに関する情報として、
インターネット広告のクリック数を広告主に閲覧させる
ようにしたので、広告主から、クリック数が低い顧客紹
介パートナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナ
ーに対して、広告効果を高めるためのアドバイスを行う
ことができ、両者の提携関係の強化を図ることができる
という効果を奏する。
【0276】また、請求項14、30、46にかかる発
明によれば、売り上げの目安となる顧客紹介パートナー
ウェブサイトにおけるインターネット広告の広告効果数
値を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主にとっ
て、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が高い
と予測される顧客紹介パートナーを容易に選択すること
ができるという効果を奏する。
【0277】また、請求項15、31、47にかかる発
明によれば、既に提携先がある広告主および顧客紹介パ
ートナーに対して、それぞれに直接関係するインターネ
ット広告の広告効果数値を閲覧させるようにしたので、
両者に広告効果を定量的かつ的確に把握させることがで
きるという効果を奏する。
【0278】また、請求項15、31、47にかかる発
明によれば、顧客紹介パートナーに関する情報として、
広告効果数値を広告主に閲覧させるようにしたので、広
告主から、インターネット広告の広告効果数値が低い顧
客紹介パートナーウェブサイトを運営する顧客紹介パー
トナーに対して、広告効果を高めるためのアドバイスを
行うことができ、両者の提携関係の強化を図ることがで
きるという効果を奏する。
【0279】また、請求項16、32、48にかかる発
明によれば、電子メールにより紹介手数料を広告主およ
び顧客紹介パートナーの両者へ通知するようにしたの
で、両者間で紹介手数料を共通認識することができ、金
銭トラブルを未然に防止することができるという効果を
奏する。
【0280】また、請求項49、50に記載の発明によ
れば、前記請求項33〜48のいずれか一つに記載の発
明の効果と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の概略構成を示す
図である。
【図2】同一実施の形態の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同一実施の形態の動作原理を説明する図であ
る。
【図4】図2に示した広告主基本情報データベース90
0のテーブル構造を示す図である。
【図5】図2に示した顧客紹介パートナー基本情報デー
タベース910のテーブル構造を示す図である。
【図6】図2に示した広告主管理情報データベース92
0のテーブル構造を示す図である。
【図7】図2に示した顧客紹介パートナー管理情報デー
タベース930のテーブル構造を示す図である。
【図8】同一実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】図8に示した広告主一覧画面表示/プログラム
ダウンロード処理を説明するフローチャートである。
【図10】図8に示した広告主側課金状況確認処理を説
明するフローチャートである。
【図11】図8に示した広告主側支払管理処理を説明す
るフローチャートである。
【図12】同一実施の形態の顧客紹介時の動作を説明す
るフローチャートである。
【図13】図2および図3に示したメインサイト100
0のトップ画面1001を示す図である。
【図14】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主会員登録画面1005を示す図である。
【図15】図2および図3に示したメインサイト100
0のプログラムダウンロード画面1017を示す図であ
る。
【図16】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー一覧画面1021を示す図であ
る。
【図17】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー確認画面1026を示す図であ
る。
【図18】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主側課金状況確認画面1027を示す図であ
る。
【図19】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主側支払管理画面1038を示す図である。
【図20】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー会員登録画面1044を示す図
である。
【図21】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主一覧画面1046を示す図である。
【図22】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主確認画面1053を示す図である。
【図23】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー側課金状況確認画面1054を
示す図である。
【図24】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー側支払管理画面1060を示す
図である。
【図25】同一実施の形態の変形例1を説明する図であ
る。
【図26】同一実施の形態の変形例2の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 〜100 広告主Webサーバ 300 〜300 広告主クライアント 400 〜400 顧客紹介パートナーWebサー
バ 500 〜500 顧客紹介パートナークライアン
ト 600 〜600 消費者クライアント 700 顧客紹介装置 800 管理クライアント 200 インターネット 730 制御部 731 メイン制御部 732 登録制御部 733 メール制御部 734 Webページ生成部 735 プログラム生成部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月16日(2001.4.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧
客紹介方法および顧客紹介プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で商品やサービスを販売する商用サイト(以下、広告主
サイトという)の運営者(以下、広告主という)と一般
サイト(以下、顧客紹介パートナーサイトという)の運
営者(以下、顧客紹介パートナーという)とが広告掲載
および報酬の支払いを前提として提携することにより、
顧客紹介パートナーに掲載されたインターネット広告
(バナー広告、テキスト広告等)経由で広告主サイトに
顧客を紹介するとともに当該顧客に関する売り上げに応
じた所定の紹介手数料を顧客紹介パートナーに支払うと
いうアフィリエイトプログラムを提供する顧客紹介シス
テム、顧客紹介装置、顧客紹介方法および顧客紹介プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録に関
するものであり、特に、広告主にとってアフィリエイト
プログラムを低コストかつ迅速に導入することができ、
一方、顧客紹介パートナーの利便性や紹介手数料の収益
を高めることができる顧客紹介システム、顧客紹介装
置、顧客紹介方法および顧客紹介プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時では、IT(Information Technolo
gy)革命とまで称されるインターネットの爆発的な普及
によりインターネット上のWebサイトや電子メールを
利用したインターネット広告に対する企業の関心度、注
目度も飛躍的に高まっている。
【0003】特に、IT革命に乗り遅れまいとする中小
企業、既存の大企業では、巨額の広告費用をインターネ
ット広告に投入しており、インターネット広告による広
告戦略をつぎつぎと打ち出している。
【0004】ここで、代表的なインターネット広告とし
ては、バナー広告が挙げられる。バナー広告とは、不特
定多数のインターネット利用者のアクセス数が多いWe
bサイトにバナー広告を掲載し、インターネット利用者
にバナー広告をクリックさせ、リンク先(トラフィック
誘引先)のWebサイトに当該インターネット利用者を
誘引させる手法をいう。
【0005】上記バナー広告は、広告効果を狙った画像
情報やテキスト情報等からなる所定サイズ(例えば、横
468ピクセル×縦60ピクセル)の画像である。ま
た、バナー広告には、インターネットにおけるリンク先
のWebサイトの位置を特定するためのURL(Unifor
m Resource Locator)が対応付けられている。
【0006】しかしながら、インターネット広告は、広
告効果(広告費用に対する売り上げ)が必ずしも高いと
は言えず、巨額な広告費用を投入したにも関わらず、売
り上げが伸びないということもしばしばある。これは、
インターネット広告を利用したプロモーションの失敗に
起因している。
【0007】すなわち、インターネット広告を利用した
プロモーションを行う場合、広告主は、インターネット
広告の目的、費用、インターネット広告媒体の特性等を
多角的に検討し、複数のインターネット広告媒体の中か
ら高い広告効果を得ることができるであろうインターネ
ット広告媒体を選定するが、これらの検討/選定を誤っ
た場合に広告効果が上がらないのである。
【0008】このような背景より、近時、アフィリエイ
トプログラムと呼ばれる成功報酬型の広告形態が脚光を
浴びている。ここでいうアフィリエイトプログラムと
は、商用の広告主サイトを運営しかつ該広告主サイトに
リンクされたインターネット広告を出稿する意志がある
広告主と、自営の顧客紹介パートナーサイトに上記イン
ターネット広告を掲載する意志がある顧客紹介パートナ
ーとの間で、広告掲載および成功報酬の支払いを前提と
して提携し、インターネット広告経由での売り上げに対
する所定の紹介手数料を成功報酬として顧客紹介パート
ナーに支払うという広告形態をいう。
【0009】つまり、広告主にしてみれば、顧客紹介パ
ートナーサイトに掲載したインターネット広告経由で売
り上げに貢献した分の紹介手数料のみを顧客紹介パート
ナーに支払えばよく、逆に売り上げに全く貢献しない場
合、紹介手数料の支払いが発生しないため、費用対効果
が高く、広告コストを実質的に抑えることができる。
【0010】一方、顧客紹介パートナーにしてみれば、
自営の顧客紹介パートナーサイトにインターネット広告
を掲載するだけで紹介手数料が支払われる可能性があ
り、やり方によっては高収益を得られ、しかもノーリス
クであるため非常に魅力的である。
【0011】このように、アフィリエイトプログラム
は、広告主および顧客紹介パートナーの双方にメリット
があり、WIN−WINの相互関係を築くことができる
ため、非常に優れた広告形態である。従って、今後、ア
フィリエイトプログラムの注目度が益々高まることは想
像に難くない。
【0012】ここで、アフィリエイトプログラムを導入
する場合には、広告主自身又は広告主サイトを構築した
コンピュータプログラム会社でアフィリエイトプログラ
ム導入のためのアフィリエイトシステムを独自に再構築
する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、アフィリエイトプログラムは、非常に優れた広告
プロモーションであり、今後、普及が進むであろうと思
われる。しかしながら、アフィリエイトプログラムを導
入する場合には、広告主側で独自に広告主サイトにアフ
ィリエイトシステムを再構築しなければならないため、
多額の開発コストが必要になるという問題があった。
【0014】ここで、広告主が大企業等の場合には、全
体のインターネット予算に占める当該開発コストの比率
が低いため、かかる問題がさほど重要視されることな
く、導入決断からアフィリエイトプログラムの実際の導
入までスムーズに事が運ぶ場合が多い。
【0015】一方、電子商店と呼ばれる小規模なWeb
サイトを運営している零細企業や個人事業主は、技術力
不足、人員不足、予算不足という三重苦の中で当該We
bサイトを運営している場合が多く、当該アフィリエイ
トプログラムの導入を切望しているにも関わらず、技術
面やコスト面の問題で導入できず、折角の売り上げ拡大
のチャンスをみすみす逃しているのが現状である。
【0016】また、インターネット上においては、アフ
ィリエイトプログラムを導入している広告主サイトが散
在しているため、顧客紹介パートナーになろうとする者
は、独自のルートで、散在している複数の広告主サイト
を見つけださなければならない。特に、広告主サイトと
顧客紹介パートナーサイトとの相性や商品特性に紹介手
数料の増減がされるため、紹介手数料の増収を望むのな
らば、顧客紹介パートナーは、複数の広告サイトをそれ
ぞれ閲覧し、この閲覧結果に基づいて最適と思われる広
告主を厳選する必要がある。
【0017】しかしながら、散在している複数の広告主
サイトのそれぞれを個別的に閲覧し、厳選することは、
労力がかかるとともに、非常に効率が悪い。従って、顧
客紹介パートナーにとってみれば、アフィリエイトプロ
グラムの利用自体に手間がかかり、この手間に見合った
紹介手数料を見込めるとは限らないのである。
【0018】このように、インターネット業界は、アフ
ィリエイトプログラムの導入の可否を例にとっても明ら
かなように、持てる者と持たざる者との格差が広がる傾
向が顕著になってきており、勝ち組と負け組との二極化
が進んでいる。つまり、アフィリエイトプログラムは、
理論上、優れた広告形態であるが、容易に導入できる者
とできない者とが存在し、しかも使い勝手が悪い以上、
実質的には、発展途上の広告形態である、ということが
できる。
【0019】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
広告主にとってアフィリエイトプログラムを低コストか
つ迅速に導入することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーの利便性や紹介手数料の収益を高めることができる顧
客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法および顧
客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、広告主により運営される
広告主ウェブサイトを介して商品・サービスをインター
ネットを利用して提供する広告主ウェブサイトシステム
と、紹介手数料の支払いを前提として前記広告主と提携
した顧客紹介パートナーにより運営されかつ前記広告主
ウェブサイトにリンクするインターネット広告が掲載さ
れる顧客紹介パートナーウェブサイトを介して顧客を前
記広告主に紹介する顧客紹介パートナーウェブサイトシ
ステムと、前記インターネット広告が前記顧客によりク
リックされた場合に前記顧客紹介パートナーウェブサイ
トシステムから通知される、前記顧客紹介パートナーを
識別するための顧客紹介パートナー識別子および前記広
告主を識別するための広告主識別子からなる第1の情報
を受信した場合、前記顧客により操作されるコンピュー
タ端末に該第1の情報を設定する情報設定手段と、前記
顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウェブ
サイトにおいて前記商品・サービスの購入、または購入
に関する問い合わせをした場合に前記広告主ウェブサイ
トシステムから通知される、前記広告主識別子および購
入情報からなる第2の情報を受信した場合、前記コンピ
ュータ端末から前記第1の情報を取得する情報取得手段
と、前記情報取得手段により取得された前記第1の情
報、および前記広告主ウェブサイトシステムから通知さ
れた前記第2の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同
士を比較し、前記インターネット広告がクリックされた
時点の広告主ウェブサイトと、前記購入または問い合わ
せ時点の広告主ウェブサイトとの同一性を判断する判断
手段と、前記判断手段の判断結果が同一である場合にの
み、前記広告主ウェブサイトシステムから通知された前
記第2の情報に含まれる前記購入情報を有効とし、前記
情報取得手段により取得された前記第1の情報および該
第2の情報に基づいて、前記広告主および前記顧客紹介
パートナーを特定した後、該購入情報に基づいて前記広
告主から前記顧客紹介パートナーへ支払われる前記紹介
手数料を算出する紹介手数料算出手段とから構成された
顧客紹介装置とを備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0022】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0023】また、この発明によれば、顧客紹介パート
ナーウェブサイトシステムから取得された第1の情報、
および広告主ウェブサイトシステムから通知された第2
の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、
この比較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含
まれる購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介
手数料を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧
した広告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の
広告主ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)に
ネットサーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購
入した場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェ
ブサイトで紹介手数料が発生するという不都合を回避す
ることができる。
【0024】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客紹介装置
は、前記広告主識別子を前記広告主ウェブサイトシステ
ムに設定する広告主識別子設定手段と、前記顧客紹介パ
ートナー識別子、および前記広告主識別子に対応付けら
れた前記インターネット広告を前記顧客紹介パートナー
ウェブサイトシステムに設定する顧客紹介パートナー識
別子設定手段と、前記インターネット広告が前記顧客に
よりクリックされた場合、前記顧客紹介パートナー識別
子および前記広告主識別子からなる第1の情報を通知さ
せる機能を実現するための顧客紹介パートナー用コンピ
ュータプログラムを前記顧客紹介パートナーウェブサイ
トシステムに提供する顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラム提供手段と、前記顧客が前記インターネッ
ト広告経由で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品
・サービスの購入、または購入に関する問い合わせをし
た場合、前記広告主識別子および購入情報からなる第2
の情報を通知させる機能を実現するための広告主用コン
ピュータプログラムを前記広告主ウェブサイトシステム
に提供する広告主用コンピュータプログラム提供手段と
を備えたことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主がアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0026】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または2に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客
紹介装置は、前記広告主および前記顧客紹介パートナー
に前記紹介手数料を管理ウェブサイトを介して閲覧させ
る閲覧手段を備えたことを特徴とする。
【0027】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0028】また、請求項4にかかる発明は、請求項3
に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客紹介装置
は、広告主毎に、提携している顧客紹介パートナー、顧
客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧客紹介パート
ナーに支払うべき紹介手数料の情報を格納する広告主管
理データベースと、顧客紹介パートナー毎に、提携して
いる広告主、広告主識別子、購入情報、該広告主から支
払われる紹介手数料の情報を格納する顧客紹介パートナ
ー管理データベースとを備え、前記閲覧手段は、前記広
告主管理データベースおよび前記顧客紹介パートナー管
理データベースに基づいて、各情報を前記管理ウェブサ
イトを介して、前記広告主および前記顧客紹介パートナ
ーに閲覧させることを特徴とする。
【0029】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0030】また、請求項5にかかる発明は、請求項3
または4に記載の顧客紹介システムにおいて、前記顧客
紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記
広告主から前記顧客紹介パートナーへの前記紹介手数料
の支払履歴を管理する支払履歴管理手段を備え、前記閲
覧手段は、前記管理ウェブサイトを介して、前記支払履
歴を前記広告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧さ
せることを特徴とする。
【0031】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0032】また、請求項6にかかる発明は、請求項3
〜5のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基
づいて、前記紹介手数料の支払いの確定または取り消し
の情報を管理する紹介手数料管理手段を備え、前記閲覧
手段は、前記紹介手数料管理手段の管理結果に基づい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記確
定または取り消しの情報を閲覧させることを特徴とす
る。
【0033】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0034】また、請求項7にかかる発明は、請求項1
〜6のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、提携先をそれぞれ探している
広告主、顧客紹介パートナーに関する情報を管理ウェブ
サイトを介して前記顧客紹介パートナー、広告主に閲覧
させることにより提携マッチングの機会を提供するマッ
チング手段を備え、顧客紹介パートナー用コンピュータ
プログラム提供手段は、前記提携マッチングが成立した
場合、当該顧客紹介パートナーに対応する顧客紹介パー
トナーウェブサイトシステムに前記顧客紹介パートナー
用コンピュータプログラムを提供し、広告主用コンピュ
ータプログラム提供手段は、前記提携マッチングが成立
した場合、当該広告主に対応する前記広告主ウェブサイ
トシステムに広告主用コンピュータプログラムを提供す
ることを特徴とする。
【0035】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0036】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
〜7のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記顧客紹介装置は、前記広告主のウェブ操作に基
づいて、前記紹介手数料の紹介料率を設定する紹介料率
設定手段を備え、前記紹介手数料算出手段は、前記紹介
料率および前記購入情報に基づいて、前記紹介手数料を
算出することを特徴とする。
【0037】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0038】また、請求項9にかかる発明は、請求項7
または8に記載の顧客紹介システムにおいて、前記マッ
チング手段は、前記広告主に関する情報として、少なく
とも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記広告主ウェ
ブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させると
ともに、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、
前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客紹介パート
ナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲覧させるこ
とを特徴とする。
【0039】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0040】また、請求項10にかかる発明は、請求項
7〜9のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにおい
て、前記マッチング手段は、広告主または顧客紹介パー
トナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づい
て検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまたは
広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告主
に閲覧させることを特徴とする。
【0041】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0042】また、請求項11にかかる発明は、請求項
7〜10のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、顧客紹介パートナーウェブ
サイトに掲載されるインターネット広告のクリック数を
計数するクリック数計数手段を備え、前記マッチング手
段は、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前
記クリック数を前記広告主に閲覧させることを特徴とす
る。
【0043】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0044】また、請求項12にかかる発明は、請求項
11に記載の顧客紹介システムにおいて、前記閲覧手段
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させ
ることを特徴とする。
【0045】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0046】また、請求項13にかかる発明は、請求項
7〜10のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、顧客紹介パートナーウェブ
サイトに掲載されるインターネット広告のクリック数を
計数するクリック数計数手段と、前記クリック数に基づ
いて、前記インターネット広告の広告効果を定量的に表
す広告効果数値を算出する広告効果数値算出手段とを備
え、前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに
関する情報として、前記広告効果数値を前記広告主に閲
覧させることを特徴とする。
【0047】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0048】また、請求項14にかかる発明は、請求項
13に記載の顧客紹介システムにおいて、前記閲覧手段
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧さ
せることを特徴とする。
【0049】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0050】また、請求項15にかかる発明は、請求項
1〜14のいずれか一つに記載の顧客紹介システムにお
いて、前記顧客紹介装置は、前記広告主および前記顧客
紹介パートナーに前記紹介手数料を電子メールを介して
通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
【0051】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0052】また、請求項16にかかる発明は、広告主
により運営される広告主ウェブサイトを介して商品・サ
ービスをインターネットを利用して提供する広告主ウェ
ブサイトシステムと、紹介手数料の支払いを前提として
前記広告主と提携した顧客紹介パートナーにより運営さ
れかつ前記広告主ウェブサイトにリンクするインターネ
ット広告が掲載される顧客紹介パートナーウェブサイト
を介して顧客を前記広告主に紹介する顧客紹介パートナ
ーウェブサイトシステムとを備えた顧客紹介システムに
適用される顧客紹介装置であって、前記インターネット
広告が前記顧客によりクリックされた場合に前記顧客紹
介パートナーウェブサイトシステムから通知される、前
記顧客紹介パートナーを識別するための顧客紹介パート
ナー識別子および前記広告主を識別するための広告主識
別子からなる第1の情報を受信した場合、前記顧客によ
り操作されるコンピュータ端末に該第1の情報を設定す
る情報設定手段と、前記顧客が前記インターネット広告
経由で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サー
ビスの購入、または購入に関する問い合わせをした場合
に前記広告主ウェブサイトシステムから通知される、前
記広告主識別子および購入情報からなる第2の情報を受
信した場合、前記コンピュータ端末から前記第1の情報
を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取
得された前記第1の情報、および前記広告主ウェブサイ
トシステムから通知された前記第2の情報にそれぞれ含
まれる広告主識別子同士を比較し、前記インターネット
広告がクリックされた時点の広告主ウェブサイトと、前
記購入または問い合わせ時点の広告主ウェブサイトとの
同一性を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果
が同一である場合にのみ、前記広告主ウェブサイトシス
テムから通知された前記第2の情報に含まれる前記購入
情報を有効とし、前記情報取得手段により取得された前
記第1の情報および該第2の情報に基づいて、前記広告
主および前記顧客紹介パートナーを特定した後、該購入
情報に基づいて前記広告主から前記顧客紹介パートナー
へ支払われる前記紹介手数料を算出する紹介手数料算出
手段とを備えたことを特徴とする。
【0053】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0054】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0055】また、この発明によれば、顧客紹介パート
ナーウェブサイトシステムから取得された第1の情報、
および広告主ウェブサイトシステムから通知された第2
の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、
この比較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含
まれる購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介
手数料を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧
した広告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の
広告主ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)に
ネットサーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購
入した場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェ
ブサイトで紹介手数料が発生するという不都合を回避す
ることができる。
【0056】また、請求項17にかかる発明は、請求項
16に記載の顧客紹介装置において、前記広告主識別子
を前記広告主ウェブサイトシステムに設定する広告主識
別子設定手段と、前記顧客紹介パートナー識別子、およ
び前記広告主識別子に対応付けられた前記インターネッ
ト広告を前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
に設定する顧客紹介パートナー識別子設定手段と、前記
インターネット広告が前記顧客によりクリックされた場
合、前記顧客紹介パートナー識別子および前記広告主識
別子からなる第1の情報を通知させる機能を実現するた
めの顧客紹介パートナー用コンピュータプログラムを前
記顧客紹介パートナーウェブサイトシステムに提供する
顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供手段
と、前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告
主ウェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、ま
たは購入に関する問い合わせをした場合、前記広告主識
別子および購入情報からなる第2の情報を通知させる機
能を実現するための広告主用コンピュータプログラムを
前記広告主ウェブサイトシステムに提供する広告主用コ
ンピュータプログラム提供手段とを備えたことを特徴と
する。
【0057】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主がアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0058】また、請求項18にかかる発明は、請求項
16または17に記載の顧客紹介装置において、前記広
告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹介手数料を
管理ウェブサイトを介して閲覧させる閲覧手段を備えた
ことを特徴とする。
【0059】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0060】また、請求項19にかかる発明は、請求項
18に記載の顧客紹介装置において、広告主毎に、提携
している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識別
子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料の情報を格納する広告主管理データベースと、顧
客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主識
別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベースと
を備え、前記閲覧手段は、前記広告主管理データベース
および前記顧客紹介パートナー管理データベースに基づ
いて、各情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記広
告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを
特徴とする。
【0061】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0062】また、請求項20にかかる発明は、請求項
18または19に記載の顧客紹介装置において、前記広
告主のウェブ操作に基づいて、前記広告主から前記顧客
紹介パートナーへの前記紹介手数料の支払履歴を管理す
る支払履歴管理手段を備え、前記閲覧手段は、前記管理
ウェブサイトを介して、前記支払履歴を前記広告主およ
び前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを特徴とす
る。
【0063】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0064】また、請求項21にかかる発明は、請求項
18〜20のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の支払いの確定または取り消しの情報を管理する紹介
手数料管理手段を備え、前記閲覧手段は、前記紹介手数
料管理手段の管理結果に基づいて、前記広告主および前
記顧客紹介パートナーに前記確定または取り消しの情報
を閲覧させることを特徴とする。
【0065】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0066】また、請求項22にかかる発明は、請求項
16〜21のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、提携先をそれぞれ探している広告主、顧客紹介パー
トナーに関する情報を管理ウェブサイトを介して前記顧
客紹介パートナー、広告主に閲覧させることにより提携
マッチングの機会を提供するマッチング手段を備え、顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供手段
は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを提供し、広告主用コンピュータプログラム提供
手段は、前記提携マッチングが成立した場合、当該広告
主に対応する前記広告主ウェブサイトシステムに広告主
用コンピュータプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0067】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0068】また、請求項23にかかる発明は、請求項
16〜22のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の紹介料率を設定する紹介料率設定手段を備え、前記
紹介手数料算出手段は、前記紹介料率および前記購入情
報に基づいて、前記紹介手数料を算出することを特徴と
する。
【0069】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0070】また、請求項24にかかる発明は、請求項
22または23に記載の顧客紹介装置にかかる発明は、
前記マッチング手段は、前記広告主に関する情報とし
て、少なくとも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記
広告主ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲
覧させるとともに、前記顧客紹介パートナーに関する情
報として、前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客
紹介パートナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲
覧させることを特徴とする。
【0071】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0072】また、請求項25にかかる発明は、請求項
22〜24のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記マッチング手段は、広告主または顧客紹介パー
トナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づい
て検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまたは
広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告主
に閲覧させることを特徴とする。
【0073】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0074】また、請求項26にかかる発明は、請求項
22〜25のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
手段を備え、前記マッチング手段は、前記顧客紹介パー
トナーに関する情報として、前記クリック数を前記広告
主に閲覧させることを特徴とする。
【0075】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0076】また、請求項27にかかる発明は、請求項
26に記載の顧客紹介装置において、前記閲覧手段は、
既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナーに、
それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させるこ
とを特徴とする。
【0077】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0078】また、請求項28にかかる発明は、請求項
22〜25のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
手段と、前記クリック数に基づいて、前記インターネッ
ト広告の広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出す
る広告効果数値算出手段とを備え、前記マッチング手段
は、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前記
広告効果数値を前記広告主に閲覧させることを特徴とす
る。
【0079】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0080】また、請求項29にかかる発明は、請求項
28に記載の顧客紹介装置において、前記閲覧手段は、
既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナーに、
それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧させる
ことを特徴とする。
【0081】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0082】また、請求項30にかかる発明は、請求項
16〜29のいずれか一つに記載の顧客紹介装置におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を電子メールを介して通知する通知手段を備え
たことを特徴とする。
【0083】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0084】また、請求項31にかかる発明は、広告主
により運営される広告主ウェブサイトを介して商品・サ
ービスをインターネットを利用して提供する広告主ウェ
ブサイトシステムと、紹介手数料の支払いを前提として
前記広告主と提携した顧客紹介パートナーにより運営さ
れかつ前記広告主ウェブサイトにリンクするインターネ
ット広告が掲載される顧客紹介パートナーウェブサイト
を介して顧客を前記広告主に紹介する顧客紹介パートナ
ーウェブサイトシステムとを備えた顧客紹介システムに
適用される顧客紹介方法であって、前記インターネット
広告が前記顧客によりクリックされた場合に前記顧客紹
介パートナーウェブサイトシステムから通知される、前
記顧客紹介パートナーを識別するための顧客紹介パート
ナー識別子および前記広告主を識別するための広告主識
別子からなる第1の情報を受信した場合、前記顧客によ
り操作されるコンピュータ端末に該第1の情報を設定す
る情報設定工程と、前記顧客が前記インターネット広告
経由で前記広告主ウェブサイトにおいて前記商品・サー
ビスの購入、または購入に関する問い合わせをした場合
に前記広告主ウェブサイトシステムから通知される、前
記広告主識別子および購入情報からなる第2の情報を受
信した場合、前記コンピュータ端末から前記第1の情報
を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程で取得さ
れた前記第1の情報、および前記広告主ウェブサイトシ
ステムから通知された前記第2の情報にそれぞれ含まれ
る広告主識別子同士を比較し、前記インターネット広告
がクリックされた時点の広告主ウェブサイトと、前記購
入または問い合わせ時点の広告主ウェブサイトとの同一
性を判断する判断工程と、前記判断工程における判断結
果が同一である場合にのみ、前記広告主ウェブサイトシ
ステムから通知された前記第2の情報に含まれる前記購
入情報を有効とし、前記情報取得工程で取得された前記
第1の情報および該第2の情報に基づいて、前記広告主
および前記顧客紹介パートナーを特定した後、該購入情
報に基づいて前記広告主から前記顧客紹介パートナーへ
支払われる前記紹介手数料を算出する紹介手数料算出工
程とを含むことを特徴とする。
【0085】この発明によれば、インターネット広告が
顧客によりクリックされた場合に顧客紹介パートナーウ
ェブサイトシステムから通知される第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の受信をトリ
ガとして、該第1の情報が顧客のコンピュータ端末に設
定される。ここで、広告主ウェブサイトにおいて顧客が
商品・サービスの購入、または購入に関する問い合わせ
が行われた後、広告主ウェブサイトシステムからの第2
の情報(広告主識別子および購入情報)が受信される
と、第1の情報、および第2の情報に基づいて、広告主
および顧客客紹介パートナーが特定された後、この購入
情報に基づいて紹介手数料が算出される。
【0086】このように、この発明によれば、本来、広
告主ウェブサイトシステム側で持たなければならない、
第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主識
別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連の
アフィリエイトプログラムを実現するための機能を広告
主ウェブサイトシステム以外で提供されるようにしたの
で、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0087】また、この発明によれば、顧客紹介パート
ナーウェブサイトシステムから取得された第1の情報、
および広告主ウェブサイトシステムから通知された第2
の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比較し、
この比較結果が一致である場合にのみ、第2の情報に含
まれる購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて紹介
手数料を算出するようにしたので、顧客が、最初に閲覧
した広告主ウェブサイト(第1の情報に対応)から他の
広告主ウェブサイト(この場合、第2の情報に対応)に
ネットサーフィンした後、他の広告主ウェブサイトで購
入した場合に、購入が発生していない最初の広告主ウェ
ブサイトで紹介手数料が発生するという不都合を回避す
ることができる。
【0088】また、請求項32にかかる発明は、請求項
31に記載の顧客紹介方法において、前記広告主識別子
を前記広告主ウェブサイトシステムに設定する広告主識
別子設定工程と、前記顧客紹介パートナー識別子、およ
び前記広告主識別子に対応付けられた前記インターネッ
ト広告を前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
に設定する顧客紹介パートナー識別子設定工程と、前記
インターネット広告が前記顧客によりクリックされた場
合、前記顧客紹介パートナー識別子および前記広告主識
別子からなる第1の情報を通知させる機能を実現するた
めの顧客紹介パートナー用コンピュータプログラムを前
記顧客紹介パートナーウェブサイトシステムに提供する
顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供工程
と、前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告
主ウェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、ま
たは購入に関する問い合わせをした場合、前記広告主識
別子および購入情報からなる第2の情報を通知させる機
能を実現するための広告主用コンピュータプログラムを
前記広告主ウェブサイトシステムに提供する広告主用コ
ンピュータプログラム提供工程とを含むことを特徴とす
る。
【0089】この発明によれば、広告主識別子の設定お
よび顧客紹介パートナー識別子の設定、インターネット
広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コンピュー
タプログラムおよび広告主用コンピュータプログラムの
提供が外部(広告主ウェブサイトシステム、顧客紹介パ
ートナウェブサイトシステム以外のもの)で行われ、か
つ第1の情報(顧客紹介パートナー識別子および広告主
識別子)の設定、取得、紹介手数料の算出という、一連
のアフィリエイトプログラムを実現するための機能を広
告主ウェブサイトシステム以外から提供されるようにし
たので、広告主ウェブサイトシステムで上記機能を実現
するためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に
比して、広告主がアフィリエイトプログラムを低コスト
かつ迅速に導入することができる。
【0090】また、請求項33にかかる発明は、請求項
31または32に記載の顧客紹介方法において、前記広
告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹介手数料を
管理ウェブサイトを介して閲覧させる閲覧工程を含むこ
とを特徴とする。
【0091】この発明によれば、広告主および顧客紹介
パートナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料を把握することができ、一方、顧客紹介パートナ
ーにとっては広告主から支払われる紹介手数料を把握す
ることができるため、両者間の情報共有が図られ、両者
の金銭トラブルを未然に防止することができるととも
に、両者の使い勝手を向上させることができる。
【0092】また、請求項34にかかる発明は、請求項
33に記載の顧客紹介方法において、広告主毎に、提携
している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識別
子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介
手数料の情報を格納する広告主管理データベースと、顧
客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主識
別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベースと
を含み、前記閲覧工程では、前記広告主管理データベー
スおよび前記顧客紹介パートナー管理データベースに基
づいて、各情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記
広告主および前記顧客紹介パートナーに閲覧させること
を特徴とする。
【0093】この発明によれば、広告主に対しては、提
携している顧客紹介パートナー、顧客紹介パートナー識
別子、購入情報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹
介手数料の情報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対し
ては、提携している広告主、広告主識別子、購入情報、
該広告主から支払われる紹介手数料の情報を閲覧させる
ようにしたので、両者間の情報共有を図ることができ、
両者の意識のすれ違いによるトラブルを未然に防止する
ことができる。
【0094】また、請求項35にかかる発明は、請求項
33または34に記載の顧客紹介方法において、前記広
告主のウェブ操作に基づいて、前記広告主から前記顧客
紹介パートナーへの前記紹介手数料の支払履歴を管理す
る支払履歴管理工程を含み、前記閲覧工程では、前記管
理ウェブサイトを介して、前記支払履歴を前記広告主お
よび前記顧客紹介パートナーに閲覧させることを特徴と
する。
【0095】この発明によれば、広告主のウェブ操作に
基づいて、広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数
料の支払履歴を管理するとともに、支払履歴を広告主お
よび顧客紹介パートナーに閲覧させるようにしたので、
広告主にとっては支払い管理をウェブ操作で簡単に行う
ことができ、支払履歴が顧客紹介パートナーにも閲覧さ
れるため、広告主と顧客紹介パートナーとの間における
支払った支払わないという金銭トラブルを未然に回避す
ることができる。
【0096】また、請求項36にかかる発明は、請求項
33〜35のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の支払いの確定または取り消しの情報を管理する紹介
手数料管理工程を含み、前記閲覧工程では、前記紹介手
数料管理工程の管理結果に基づいて、前記広告主および
前記顧客紹介パートナーに前記確定または取り消しの情
報を閲覧させることを特徴とする。
【0097】この発明によれば、紹介手数料の支払いの
確定または取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧
客紹介パートナーに確定または取り消しの情報を閲覧さ
せるようにしたので、商品・サービスの購入が決定した
場合、商品・サービスの購入に関するキャンセル・返品
等があった場合を広告主と顧客紹介パートナーとの間で
明確に認識することができるため、キャンセル・返品が
あった場合であっても広告主が顧客紹介料を支払わなけ
ればならないという不合理な事態や、キャンセル・返品
に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭トラブルを未然
に防止することができる。
【0098】また、請求項37にかかる発明は、請求項
31〜36のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、提携先をそれぞれ探している広告主、顧客紹介パー
トナーに関する情報を管理ウェブサイトを介して前記顧
客紹介パートナー、広告主に閲覧させることにより提携
マッチングの機会を提供するマッチング工程を含み、顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供工程で
は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを提供し、広告主用コンピュータプログラム提供
工程では、前記提携マッチングが成立した場合、当該広
告主に対応する前記広告主ウェブサイトシステムに広告
主用コンピュータプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0099】この発明によれば、提携先をそれぞれ探し
ている広告主および顧客紹介パートナーに対して、一方
の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧させ、提
携マッチングの機会を提供するようにしたので、提携先
を独自に探す手間を省くことができるため、両者の利便
性を向上させることができるとともに、提携数の増加が
見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、広告主
の売り上げ向上を図ることができる。
【0100】また、請求項38にかかる発明は、請求項
31〜37のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数
料の紹介料率を設定する紹介料率設定工程を含み、前記
紹介手数料算出工程では、前記紹介料率および前記購入
情報に基づいて、前記紹介手数料を算出することを特徴
とする。
【0101】この発明によれば、広告主に紹介料率を設
定させ、この紹介料率および購入情報に基づいて、紹介
手数料を算出するようにしたので、売り上げやその他の
要因の変化に対応させて紹介料率を変更するという広告
マーケティング戦略を柔軟に立てることができる。
【0102】また、請求項39にかかる発明は、請求項
37または38に記載の顧客紹介方法において、前記マ
ッチング工程では、前記広告主に関する情報として、少
なくとも、前記広告主の連絡先、紹介料率、前記広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、前記顧客紹介パートナーに関する情報とし
て、前記顧客紹介パートナーの連絡先、前記顧客紹介パ
ートナーウェブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ
ることを特徴とする。
【0103】この発明によれば、広告主に関する情報と
して、少なくとも、広告主の連絡先、紹介料率、広告主
ウェブサイトのURLを顧客紹介パートナーに閲覧させ
るとともに、顧客紹介パートナーに関する情報として、
顧客紹介パートナーの連絡先、顧客紹介パートナーウェ
ブサイトのURLを前記広告主に閲覧させ、提携先を決
定する豊富な判断材料を両者に提供するようにしたの
で、提携数を増加させることができる。
【0104】また、請求項40にかかる発明は、請求項
37〜39のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記マッチング工程では、広告主または顧客紹介パ
ートナーのウェブ操作により入力される検索キーに基づ
いて検索し、検索結果としての顧客紹介パートナーまた
は広告主に関する情報を顧客紹介パートナーまたは広告
主に閲覧させることを特徴とする。
【0105】この発明によれば、検索機能を持たせたの
で、提携先を探している広告主または顧客紹介パートナ
ーの使い勝手を高めることができる。
【0106】また、請求項41にかかる発明は、請求項
37〜40のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
工程を含み、前記マッチング工程では、前記顧客紹介パ
ートナーに関する情報として、前記クリック数を前記広
告主に閲覧させることを特徴とする。
【0107】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告のクリック数を広告主に閲覧させるようにしたの
で、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中か
ら広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを容
易に選択することができる。
【0108】また、請求項42にかかる発明は、請求項
41に記載の顧客紹介方法において、前記閲覧工程で
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記クリック数を閲覧させ
ることを特徴とする。
【0109】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告のクリック数を閲覧させる
ようにしたので、両者に広告効果を的確に把握させるこ
とができる。さらに、この発明によれば、顧客紹介パー
トナーに関する情報として、インターネット広告のクリ
ック数を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主か
ら、クリック数が低い顧客紹介パートナーウェブサイト
を運営する顧客紹介パートナーに対して、広告効果を高
めるためのアドバイスを行うことができ、両者の提携関
係の強化を図ることができる。
【0110】また、請求項43にかかる発明は、請求項
37〜40のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるイン
ターネット広告のクリック数を計数するクリック数計数
工程と、前記クリック数に基づいて、前記インターネッ
ト広告の広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出す
る広告効果数値算出工程とを含み、前記マッチング工程
では、前記顧客紹介パートナーに関する情報として、前
記広告効果数値を前記広告主に閲覧させることを特徴と
する。
【0111】この発明によれば、売り上げの目安となる
顧客紹介パートナーウェブサイトにおけるインターネッ
ト広告の広告効果数値を広告主に閲覧させるようにした
ので、広告主にとって、複数の顧客紹介パートナーの中
から広告効果が高いと予測される顧客紹介パートナーを
容易に選択することができる。
【0112】また、請求項44にかかる発明は、請求項
43に記載の顧客紹介方法において、前記閲覧工程で
は、既に提携先がある広告主および顧客紹介パートナー
に、それぞれに直接関係する前記広告効果数値を閲覧さ
せることを特徴とする。
【0113】この発明によれば、既に提携先がある広告
主および顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接
関係するインターネット広告の広告効果数値を閲覧させ
るようにしたので、両者に広告効果を定量的かつ的確に
把握させることができる。さらに、この発明によれば、
顧客紹介パートナーに関する情報として、広告効果数値
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主から、イ
ンターネット広告の広告効果数値が低い顧客紹介パート
ナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナーに対し
て、広告効果を高めるためのアドバイスを行うことがで
き、両者の提携関係の強化を図ることができる。
【0114】また、請求項45にかかる発明は、請求項
31〜44のいずれか一つに記載の顧客紹介方法におい
て、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹
介手数料を電子メールを介して通知する通知工程を含む
ことを特徴とする。
【0115】この発明によれば、電子メールにより紹介
手数料を広告主および顧客紹介パートナーの両者へ通知
するようにしたので、両者間で紹介手数料を共通認識す
ることができ、金銭トラブルを未然に防止することがで
きる。
【0116】また、請求項46にかかる発明は、前記請
求項31〜45のいずれか一つに記載の顧客紹介方法を
コンピュータに実行させるための顧客紹介プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0117】この発明によれば、前記請求項31〜45
のいずれか一つに記載の発明の作用・効果と同様の作用
・効果を奏する。
【0118】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる顧客紹介システム、顧客紹介装置、顧客紹介方法お
よび顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の一実施の形態について詳細に説明す
る。
【0119】図1は、本発明にかかる一実施の形態の概
略構成を示すブロック図である。図2は、同一実施の形
態の詳細構成を示すブロック図である。図3は、同一実
施の形態の動作原理を説明する図である。図2において
は、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け
る。また、図3においては、図2の各部に対応する部分
には同一の符号を付ける。
【0120】なお、図1および図2においては、説明を
簡単にするために、インターネット接続上必要な通信装
置(ターミナルアダプタ、ルータ、ファイアウォール
等)の図示が省略されている。また、図1〜図3には、
インターネット200を介して前述したアフィリエイト
プログラム(顧客紹介の仕組み)を広告主および顧客紹
介パートナーに提供するための顧客紹介システムが図示
されている。ここで注意すべきは、アフィリエイトプロ
グラムは、コンピュータプログラム自体を指すものでは
なく、前述したように広告主と顧客紹介パートナーとの
提携により成功報酬型の広告形態、仕組みを指す。
【0121】以下の説明では、つぎの(1A)項〜(4
A)項の主体および(1B)項〜(3B)項のサイトが
登場するため、それぞれについて定義する。 (1A)広告主 (1B)広告主サイト (2A)顧客紹介パートナー (2B)顧客紹介パートナーサイト (3A)管理者 (3B)メインサイト (4A)消費者(顧客)
【0122】(1A)項の「広告主」とは、アフィリエ
イトプログラムに基づいて、成功報酬型の紹介手数料の
支払いを前提として、インターネット広告を出稿する者
をいう。(1B)項の「広告主サイト」とは、広告主に
より運営され商品、サービス等の販売を目的とする商用
Webサイトをいう。具体的には、「広告主サイト」
は、図2に示した広告主サイト1101 〜110n を指
す。
【0123】(2A)項の「顧客紹介パートナー」と
は、アフィリエイトプログラムに基づいて、広告主から
出稿されるインターネット広告の掲載を行い、当該イン
ターネット広告経由で発生した売り上げに応じた所定の
紹介手数料を広告主から支払われる者をいう。(2B)
項の「顧客紹介パートナーサイト」とは、顧客紹介パー
トナーにより運営され、広告主から出稿されるインター
ネット広告が掲載されるWebサイトをいう。具体的に
は、「顧客紹介パートナーサイト」は、図2に示した顧
客紹介パートナーサイト4101 〜410m を指す。
【0124】(3A)項の「管理者」とは、広告主サイ
トおよび顧客紹介パートナーサイトにおける顧客紹介
(アフィリエイトプログラム)に係る一切のサービスを
広告主および顧客紹介パートナーへ提供するためのソフ
トウェア、ハードウェア(顧客紹介装置700)を管理
する者をいう。
【0125】(3B)項の「メインサイト」とは、顧客
紹介(アフィリエイトプログラム)に係る一切のサービ
スを広告主および顧客紹介パートナーへ提供するWeb
サイトをいう。具体的には、「メインサイト」は、図2
に示したメインサイト1000を指す。(4A)項の
「消費者」とは、顧客紹介パートナーサイトに掲載され
たインターネット広告を経由して広告主サイトに誘引さ
れる顧客(または潜在顧客)であって、ニーズに応じて
広告主サイト上で商品、サービス等を購入する者をい
う。
【0126】図1には、広告主Webサーバ1001
100n 、広告主クライアント3001 〜300n 、顧
客紹介パートナーWebサーバ4001 〜400m 、顧
客紹介パートナークライアント5001 〜500m 、消
費者クライアント6001 〜600s 、顧客紹介装置7
00および管理クライアント800のそれぞれがインタ
ーネット200に接続されてなる顧客紹介システムが図
示されている。以下では、これらの詳細について、図2
を参照しつつ説明する。
【0127】図2に示した広告主Webサーバ1001
〜100n は、n台のWebサーバであり、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)に従って、前述した商用の広告主サイト1101
110n を提供する。また、広告主Webサーバ100
1 〜100n は、後述する顧客紹介時に顧客紹介装置7
00との連携動作を行う。
【0128】広告主クライアント3001 〜300n
は、広告主Webサーバ1001 〜100n にそれぞれ
対応するようにして広告主側に設置されたn台のコンピ
ュータ装置である。これらの広告主クライアント300
1 〜300n のそれぞれは、コンピュータ本体、ディス
プレイ、キーボード、マウス等から構成されている。
【0129】また、広告主クライアント3001 〜30
n は、インターネット200を介して広告主Webサ
ーバ1001 〜100n をリモートメンテナンスする場
合や、ブラウザ(図示略)によりインターネット200
上の他のサイトや後述するメインサイト1000(顧客
紹介装置700)にアクセスする場合に用いられる。
【0130】さらに、広告主クライアント3001 〜3
00n には、メーラ(図示略)が備えられている。この
メーラは、図示しないメールサーバを介して電子メール
を送信/受信するための機能を提供する。この電子メー
ルの送信/受信には、SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)やPOP3(Post Office Protocol versio
n 3)が利用される。
【0131】顧客紹介パートナーWebサーバ4001
〜400m は、m台のWebサーバであり、TCP/I
Pに従って、前述した顧客紹介パートナーサイト410
1 〜410m を提供する。また、顧客紹介パートナーW
ebサーバ4001 〜400 m は、後述する顧客紹介時
に顧客紹介装置700との連携動作を行う。
【0132】顧客紹介パートナークライアント5001
〜500m は、顧客紹介パートナーWebサーバ400
1 〜400m にそれぞれ対応するようにして顧客紹介パ
ートナー側に設置されたm台のコンピュータ装置であ
る。これらの顧客紹介パートナークライアント5001
〜500m のそれぞれは、コンピュータ本体、ディスプ
レイ、キーボード、マウス等から構成されている。
【0133】また、顧客紹介パートナークライアント5
001 〜500m は、インターネット200を介して、
顧客紹介パートナーWebサーバ4001 〜400m
リモートメンテナンスする場合や、ブラウザ(図示略)
によりインターネット200上の他のサイトや後述する
メインサイト1000(顧客紹介装置700)にアクセ
スする場合に用いられる。これらの顧客紹介パートナー
クライアント5001〜500m は、メーラ(図示略)
により、図示しないメールサーバを介して電子メールを
送信/受信するための機能を備えている。
【0134】消費者クライアント6001 〜600s
は、消費者側に設置されたコンピュータ装置であり、ブ
ラウザ(図示略)により顧客紹介パートナーサイト41
1 〜410m や広告主サイト1101 〜110n 等を
閲覧できるようになっている。これらの消費者クライア
ント6001 〜600s のそれぞれは、コンピュータ本
体、ディスプレイ、キーボード、マウス等から構成され
ている。
【0135】顧客紹介装置700は、アフィリエイトプ
ログラムすなわち顧客紹介機能を広告主Webサーバ1
001 〜100n 、顧客紹介パートナーWebサーバ4
00 1 〜400m にレンタルホスティング形態で提供す
るサーバである。この顧客紹介装置700は、メインサ
イト1000を介して、顧客紹介(アフィリエイトプロ
グラム)に係る一切のサービスを広告主および顧客紹介
パートナーへ提供する。管理クライアント800は、顧
客紹介装置700をリモートメンテナンスする際に管理
者により操作される。
【0136】メインサイト1000には、広告主および
顧客紹介パートナーの会員登録機能や、顧客紹介を実現
するためのコンピュータプログラムのダウンロード機能
や、課金状況確認機能等を備えている。このメインサイ
ト1000の詳細については後述する。
【0137】顧客紹介装置700において、通信制御部
710は、TCP/IPに従ってインターネット200
を介して外部装置との間の通信を制御する。バス720
は、通信制御部710内の各部を接続する。制御部73
0は、顧客紹介機能を実現するための各種制御を行う。
【0138】具体的には、制御部730は、メイン制御
部731、会員登録を制御する登録制御部732、電子
メールの送受信を制御するメール制御部733、メイン
サイト1000における各ページを自動生成するWeb
ページ生成部734と、顧客紹介を実現するためのコン
ピュータプログラムを自動生成するプログラム生成部7
35から構成されている。
【0139】広告主基本情報データベース900は、会
員登録済みの広告主に関する基本情報を格納するデータ
ベースである。以下では、会員登録済みの広告主を単に
「広告主」と称する。具体的には、図4に示したよう
に、広告主基本情報データベース900は、「広告主I
D」、「パスワード」、「広告主名称」、「住所」、
「広告主サイトURL」、「サイト名」、「サイト種
別」、「サイトPR」、「紹介料率」、「インターネッ
ト広告URL」および「Eメール」というフィールドを
備えている。
【0140】「広告主ID」は、広告主(広告主サイ
ト)を識別するための識別子であり、登録制御部732
により付与される。「パスワード」は、広告主の認証に
「広告主ID」と共に用いられる情報である。「広告主
名称」は、広告主の名称(会社名等)に関する情報であ
る。「住所」は、広告主の住所に関する情報である。
「広告主サイトURL」は、広告主サイトのURLに関
する情報である。
【0141】例えば、広告主ID=A0000001に対応する
広告主サイトが、図2に示した広告主サイト1101
ある場合には、この広告主サイト1101 のURLは、
広告主基本情報データベース900の1レコード目の
「http://www.aaa.com」である。
【0142】「サイト名」は、当該広告主サイトの名称
に関する情報である。「サイト種別」は、当該サイトの
種別(カテゴリ)に関する情報である。「サイトPR」
は、当該広告主サイトのセールスポイントや特徴に関す
る情報である。「紹介料率」は、インターネット広告で
売り上げが発生した場合に購入金額に対する紹介手数料
の割合に関する情報である。
【0143】例えば、紹介料率が10%に設定された場
合、10000円の売り上げが発生すると、顧客紹介パ
ートナーに支払う紹介手数料は、1000円である。
「インターネット広告URL」は、顧客紹介パートナー
サイトに掲載するインターネット広告の格納場所を示す
URLに関する情報である。「Eメール」は、当該広告
主の連絡先(電子メールアドレス)に関する情報であ
る。
【0144】図2に戻り、顧客紹介パートナー基本情報
データベース910は、会員登録済みの顧客紹介パート
ナーに関する基本情報を格納するデータベースである。
以下では、会員登録済みの顧客紹介パートナーを単に
「顧客紹介パートナー」と称する。具体的には、図5に
示したように、顧客紹介パートナー基本情報データベー
ス910は、「顧客紹介パートナーID」、「パスワー
ド」、「顧客紹介パートナー名称」、「住所」、「顧客
紹介パートナーサイトURL」、「サイト名」、「サイ
ト種別」、「サイトPR」、「振込口座情報」および
「Eメール」というフィールドを備えている。
【0145】「顧客紹介パートナーID」は、顧客紹介
パートナー(顧客紹介パートナーサイト)を識別するた
めの識別子であり、登録制御部732により付与され
る。「パスワード」は、顧客紹介パートナーの認証に
「顧客紹介パートナーID」と共に用いられる情報であ
る。「顧客紹介パートナー名称」は、顧客紹介パートナ
ーの名称(氏名等)に関する情報である。「住所」は、
顧客紹介パートナーの住所に関する情報である。「顧客
紹介パートナーサイトURL」は、顧客紹介パートナー
サイトのURLに関する情報である。
【0146】例えば、顧客紹介パートナーID=C00000
01に対応する顧客紹介パートナーサイトが、図2に示し
た顧客紹介パートナーサイト4101 である場合には、
この顧客紹介パートナーサイト4101 のURLは、顧
客紹介パートナー基本情報データベース910の1レコ
ード目の「http://www.ccc.com」である。
【0147】「サイト名」は、当該顧客紹介パートナー
サイトの名称に関する情報である。「サイト種別」は、
当該サイトの種別(カテゴリ)に関する情報である。
「サイトPR」は、当該顧客紹介パートナーサイトのア
クセス数や特徴に関する情報である。「振込口座情報」
は、広告主から支払われる紹介手数料の振込口座に関す
る情報である。「Eメール」は、当該顧客紹介パートナ
ーの連絡先(電子メールアドレス)に関する情報であ
る。
【0148】広告主管理情報データベース920は、広
告主が提携している顧客紹介パートナーの確認、購入履
歴や紹介手数料支払い管理に必要な情報を格納するデー
タベースである。具体的には、図6に示したように、広
告主管理情報データベース920は、広告主別にそれぞ
れ設定された広告主別メインテーブル9211 〜921
n から構成されている。これらの広告主別メインテーブ
ル9211 〜921nは、図2に示した広告主サイト1
101 〜110n のそれぞれの広告主に対応している。
【0149】広告主別メインテーブル9211 は、「顧
客紹介パートナーID」、「クリック数」、「パートナ
ー申込日」、「紹介手数料未払残額」、「購入履歴テー
ブルポインタ」および「支払履歴テーブルポインタ」と
いうフィールドを備えている。「顧客紹介パートナーI
D」は、当該広告主と提携している顧客紹介パートナー
に付与された顧客紹介パートナーIDに関する情報であ
る。
【0150】「クリック数」は、提携先の顧客紹介パー
トナーサイトに掲載されたインターネット広告が消費者
によりクリックされた回数である。なお、一実施の形態
では、クリック数の他に、このクリック数に基づいて算
出される広告効果数値(例えば、1クリックあたりの購
入金額平均やクリックレート)を用いてもよい。この広
告効果数値は、インターネット広告の広告効果を定量的
に表す数値である。「パートナー申込日」は、顧客紹介
パートナーが当該広告主との提携を申し込んだ日付に関
する情報である。「紹介手数料未払残額」は、顧客紹介
パートナーへの紹介手数料の未払い残額である。
【0151】「購入履歴テーブルポインタ」は、提携先
の顧客紹介パートナーサイト経由の広告主サイトでの購
入履歴を表す購入履歴テーブルへのポインタに関する情
報である。「支払履歴テーブルポインタ」は、顧客紹介
パートナーへの紹介手数料の支払い履歴を表す支払履歴
テーブルへのポインタに関する情報である。
【0152】例えば、「購入履歴テーブルポインタ」=
CK1は、購入履歴テーブル922 1 へのポインタであ
る。この購入履歴テーブル9221 は、顧客紹介パート
ナーID=C0000001の顧客紹介パートナーサイト経由で
当該広告主サイトで商品が購入された場合の購入履歴を
表す。具体的には、購入履歴テーブル9221 は、「購
入日時」、「購入金額」、「紹介手数料」、「確定フラ
グ」、「キャンセル・返品フラグ」および「未確定フラ
グ」というフィールドを備えている。
【0153】「購入日時」は、当該顧客紹介パートナー
サイト経由で広告主サイトで商品、サービスを購入した
日時を示す情報である。「購入金額」は、上記購入に関
する購入金額である。「紹介手数料」は、当該広告主毎
に予め設定された紹介料率(図4参照)を上記購入金額
に乗じたものであり、これが成功報酬として顧客紹介パ
ートナー指定の振込口座に広告主から支払われる。
【0154】「確定フラグ」は、当該紹介手数料に関し
て広告主により支払うことが確定されたことを意味する
フラグである。「キャンセル・返品フラグ」は、当該購
入金額に関して商品購入キャンセルや商品の返品が発生
したことを意味するフラグである。従って、この「キャ
ンセル・返品フラグ」が1である場合には、紹介手数料
が0となる。「未確定フラグ」は、紹介手数料の支払い
が未確定であることを意味するフラグである。
【0155】また、広告主別メインテーブル9211
「支払履歴テーブルポインタ」=CS1は、支払履歴テ
ーブル9231 へのポインタである。この支払履歴テー
ブル9231 は、顧客紹介パートナーID=C0000001の
顧客紹介パートナーへの紹介手数料の支払い履歴を表す
テーブルである。
【0156】顧客紹介装置700では、月末に、顧客紹
介パートナーへ支払うべき紹介手数料の合計金額が50
00円以上である場合に、広告主により振込口座へ合計
金額が振り込まれる。一方、合計金額が5000円未満
である場合には、当該合計金額は翌月に繰り越される。
支払履歴テーブル9231 は、広告主から顧客紹介パー
トナーへ紹介手数料を支払った日付を表す「支払履歴」
と、支払った金額(紹介手数料)を表す「支払金額」と
いうフィールドを備えている。
【0157】顧客紹介パートナー管理情報データベース
930は、顧客紹介パートナーが提携している広告主の
確認、購入履歴や紹介手数料支払い管理に必要な情報を
格納するデータベースである。具体的には、図7に示し
たように、顧客紹介パートナー管理情報データベース9
30は、顧客紹介パートナー別にそれぞれ設定された顧
客紹介パートナー別メインテーブル9311 〜931m
から構成されている。これらの顧客紹介パートナー別メ
インテーブル9311 〜931m は、図2に示した顧客
紹介パートナーサイト4101 〜410m のそれぞれの
顧客紹介パートナーに対応している。
【0158】顧客紹介パートナー別メインテーブル93
1 は、「広告主ID」、「クリック数」、「パートナ
ー申込日」、「紹介手数料未払残額」、「購入履歴テー
ブルポインタ」および「支払履歴テーブルポインタ」と
いうフィールドを備えている。「広告主ID」は、当該
顧客紹介パートナーと提携している広告主に付与された
広告主IDに関する情報である。
【0159】「クリック数」は、顧客紹介パートナー自
営の顧客紹介パートナーサイトに掲載されたインターネ
ット広告が消費者によりクリックされた回数である。
「パートナー申込日」は、当該顧客紹介パートナーが広
告主との提携を申し込んだ日付に関する情報である。
「紹介手数料未払残額」は、当該顧客紹介パートナーへ
の紹介手数料の未払い残額である。
【0160】「購入履歴テーブルポインタ」は、顧客紹
介パートナーサイト経由の広告主サイトでの購入履歴を
表す購入履歴テーブルへのポインタに関する情報であ
る。「支払履歴テーブルポインタ」は、顧客紹介パート
ナーへの紹介手数料の支払い履歴を表す支払履歴テーブ
ルへのポインタに関する情報である。
【0161】例えば、「購入履歴テーブルポインタ」=
AK1は、購入履歴テーブル932 1 へのポインタであ
る。この購入履歴テーブル9321 は、広告主ID=A00
00001の広告主サイトで商品が購入された場合の購入履
歴を表す。具体的には、購入履歴テーブル9321 は、
「購入日時」、「購入金額」、「紹介手数料」、「確定
フラグ」、「キャンセル・返品フラグ」および「未確定
フラグ」というフィールドを備えている。
【0162】「購入日時」は、当該顧客紹介パートナー
サイト経由で広告主サイトで商品、サービスを購入した
日時を示す情報である。「購入金額」は、上記購入に関
する購入金額である。「紹介手数料」は、広告主毎によ
り予め設定された紹介料率(図4参照)を上記購入金額
に乗じたものであり、これが成功報酬として顧客紹介パ
ートナー指定の振込口座に広告主から支払われる。
【0163】「確定フラグ」は、当該紹介手数料に関し
て広告主により支払うことが確定されたことを意味する
フラグである。「キャンセル・返品フラグ」は、当該購
入金額に関して商品購入キャンセルや商品の返品が発生
したことを意味するフラグである。従って、この「キャ
ンセル・返品フラグ」が1である場合には、紹介手数料
が0となる。「未確定フラグ」は、紹介手数料の支払い
が未確定であることを意味するフラグである。この購入
履歴テーブル9321 は、図6に示した購入履歴テーブ
ル9221 に対応している。
【0164】また、顧客紹介パートナー別メインテーブ
ル9311 の「支払履歴テーブルポインタ」=AS1
は、支払履歴テーブル9331 へのポインタである。こ
の支払履歴テーブル9331 は、広告主ID=A0000001
の広告主から顧客紹介パートナーへの紹介手数料の支払
い履歴を表すテーブルである。支払履歴テーブル933
1 は、広告主から顧客紹介パートナーへ紹介手数料を
支払った日付を表す「支払履歴」と、支払った金額(紹
介手数料)を表す「支払金額」というフィールドを備え
ている。この支払履歴テーブル9331 は、図6に示し
た支払履歴テーブル9231 に対応している。
【0165】図2に戻り、メインプログラム940は、
顧客紹介装置700による顧客紹介の主機能を実現する
ためのコンピュータプログラムである。第1のサブプロ
グラム950は、図3に示したステップSA2(クリッ
ク通知)をトリガとして、後述する機能を実現するため
のコンピュータプログラムである。第2のサブプログラ
ム960は、図3に示したステップSA7(購入確認情
報送信)をトリガとして、後述する機能を実現するため
のコンピュータプログラムである。
【0166】つぎに、前述した一実施の形態の動作につ
いて図8〜図11に示したフローチャートを参照しつつ
説明する。以下の説明では、広告主サイト1101 に対
応する広告主と顧客紹介パートナーサイト4101 に対
応する顧客紹介パートナーとが会員登録した後、顧客紹
介に関して提携を結ぶ場合を一例にとって説明する。ま
た、外部のクライアントからメインサイト1000にア
クセスがあった場合には、図13に示したトップ画面1
001が当該クライアントのディスプレイに表示され
る。
【0167】このトップ画面1001には、広告主によ
り操作される広告主操作ボタン群1002と、顧客紹介
パートナーにより操作される顧客紹介パートナー操作ボ
タン群1009とが表示されている。広告主操作ボタン
群1002は、広告主会員登録ボタン1003、プログ
ラムダウンロードボタン1004、顧客紹介パートナー
一覧表示ボタン1005、顧客紹介パートナー確認ボタ
ン1006、広告主側課金状況確認ボタン1007およ
び広告主側支払管理ボタン1008から構成されてい
る。
【0168】一方、顧客紹介パートナー操作ボタン群1
009は、顧客紹介パートナー会員登録ボタン101
0、広告主一覧表示ボタン1011、広告主確認ボタン
1012、顧客紹介パートナー側課金状況確認ボタン1
013および顧客紹介パートナー側支払管理ボタン10
14から構成されている。
【0169】図2に示した制御部730では、図8に示
したループ動作が実行されている。すなわち、同図に示
したステップSB1では、登録制御部732は、図13
に示した広告主会員登録ボタン1003が押下されたか
否かを判断する。同判断結果が「No」である場合、ス
テップSB2では、メイン制御部731は、プログラム
ダウンロードボタン1004が押下されたか否かを判断
する。同判断結果が「No」である場合、ステップSB
3では、登録制御部732は、顧客紹介パートナー会員
登録ボタン1010が押下されたか否かを判断する。
【0170】ステップSB3の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB4では、メイン制御部731は、
顧客紹介パートナー一覧表示ボタン1005が押下され
たか否かを判断する。同判断結果が「No」である場
合、ステップSB5では、メイン制御部731は、広告
主一覧表示ボタン1011が押下されたか否かを判断す
る。
【0171】ステップSB5の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB6では、メイン制御部731は、
顧客紹介パートナー確認ボタン1006が押下されたか
否かを判断する。判断結果が「No」である場合、ステ
ップSB7では、メイン制御部731は、広告主側課金
状況確認ボタン1007が押下されたか否かを判断す
る。同判断結果が「No」である場合、ステップSB8
では、メイン制御部731は、広告主側支払管理ボタン
1008が押下されたか否かを判断する。
【0172】ステップSB8の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSB9では、メイン制御部731は、
広告主確認ボタン1012が押下されたか否かを判断す
る。同判断結果が「No」である場合、ステップSB1
0では、メイン制御部731は、顧客紹介パートナー側
課金状況確認ボタン1013が押下されたか否かを判断
する。同判断結果が「No」である場合、ステップSB
11では、メイン制御部731は、顧客紹介パートナー
側支払管理ボタン1014が押下されたか否かを判断す
る。以後、ステップSB1〜ステップSB11のうちい
ずれか一つの判断結果が「Yes」となるまで、ループ
動作が実行される。
【0173】ここで、図2に示した広告主サイト110
1 の広告主(この場合、非会員)が広告主クライアント
3001 を用いてメインサイト1000にアクセスした
後、広告主会員登録ボタン1003を押下すると、登録
制御部732は、ステップSB1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB12では、広告主会員登録処
理が実行される。具体的には、Webページ生成部73
4により図14に示した広告主会員登録画面1015が
生成され、これが広告主クライアント3001 のディス
プレイに表示される。この広告主会員登録画面1015
は、図4に示した広告主基本情報データベース900の
フィールド(「広告主ID」を除く)に対応している。
【0174】そして、広告主は、広告主会員登録画面1
015の広告主基本情報入力欄1016、1016、・・
・、1016のそれぞれに自身に関する情報を入力した
後、図示しない登録ボタンを押下する。これにより、登
録制御部732は、当該広告主に対して広告主ID=A0
000001を付与し、この広告主ID=A0000001と共に、上
記入力された広告主基本情報を図4に示した広告主基本
情報データベース900に格納させる。
【0175】つぎに、メール制御部733は、図4に示
した広告主基本情報データベース900から当該広告主
の「Eメール」の情報を取得し、この「Eメール」宛
に、広告主ID=A0000001およびパスワード=112233を
電子メールにて通知する。これにより、一連の広告主会
員登録処理が終了する。
【0176】そして、広告主により、図13に示したプ
ログラムダウンロードボタン1004が押下されると、
メイン制御部731は、ステップSB2の判断結果を
「Yes」とする。ステップSB13では、メイン制御
部731は、プログラムダウンロード処理を実行する。
【0177】具体的には、Webページ生成部734に
より図15に示したプログラムダウンロード画面101
7が生成され、これが広告主クライアント3001 のデ
ィスプレイに表示される。このプログラムダウンロード
画面1017は、顧客紹介に関するサービスの提供を受
けかつ広告主IDを設定するための広告主用コンピュー
タプログラムを管理クライアント800から広告主We
bサーバ1001 にダウンロードした後、インストール
させるための画面である。
【0178】ここでいう広告主用コンピュータプログラ
ムは、図3に示した、消費者が商品の購入を確定させる
ための購入確定ページ1111 の確定ボタン1121
押下された後、購入お礼ページ1131 を表示する際
に、購入確認情報として広告主IDおよび購入金額情報
を顧客紹介装置700へ自動送信すべきことを指示する
ためのものである。なお、購入確認情報としては、広告
主IDおよび購入金額情報に限られることなく、商品管
理番号、商品名、購入数量、商品詳細情報等であっても
よい。
【0179】図15に示したダウンロードボタン101
8が広告主により押下されると、メイン制御部731
は、当該広告主の広告主IDおよび「Eメール」を取得
した後、プログラム生成部735は、広告主用コンピュ
ータプログラムを生成する。これにより、メイン制御部
731は、広告主用コンピュータプログラムを広告主ク
ライアント3001 へ送信する。
【0180】これにより、広告主は、広告主Webサー
バ1001 に広告主用コンピュータプログラムをインス
トールする。これにより、プログラムダウンロード処理
が終了する。このインストールの方法は、自動、手動の
別を問わない。なお、図15に示したダウンロード中止
ボタン1019が押下された場合には、一連のダウンロ
ードが実行されない。
【0181】また、図2に示した顧客紹介パートナーサ
イト4101 の顧客紹介パートナー(この場合、非会
員)が顧客紹介パートナークライアント5001 を用い
てメインサイト1000にアクセスした後、顧客紹介パ
ートナー会員登録ボタン1010を押下すると、登録制
御部732は、ステップSB3の判断結果を「Yes」
とする。
【0182】ステップSB14では、顧客紹介パートナ
ー会員登録処理が実行される。具体的には、Webペー
ジ生成部734により図20に示した顧客紹介パートナ
ー会員登録画面1044が生成され、これが顧客紹介パ
ートナークライアント500 1 のディスプレイに表示さ
れる。この顧客紹介パートナー会員登録画面1044
は、図5に示した顧客紹介パートナー基本情報データベ
ース910のフィールド(「顧客紹介パートナーID」
を除く)に対応している。
【0183】そして、顧客紹介パートナーは、顧客紹介
パートナー会員登録画面1044の顧客紹介パートナー
基本情報入力欄1045、1045、・・・、1045の
それぞれに自身に関する情報を入力した後、図示しない
登録ボタンを押下する。これにより、登録制御部732
は、当該顧客紹介パートナーに対して顧客紹介パートナ
ーID=C0000001を付与し、この顧客紹介パートナーI
D=C0000001と共に、上記入力された顧客紹介パートナ
ー基本情報を図5に示した顧客紹介パートナー基本情報
データベース910に格納させる。
【0184】また、メール制御部733は、図5に示し
た顧客紹介パートナー基本情報データベース910から
当該顧客紹介パートナーの「Eメール」の情報を取得
し、この「Eメール」宛に、顧客紹介パートナーID=C
0000001およびパスワード=777666を電子メールにて通
知する。これにより、一連の顧客紹介パートナー会員登
録処理が終了する。
【0185】また、広告主は、提携先の顧客紹介パート
ナーを探すべく、図13に示した顧客紹介パートナー一
覧表示ボタン1005を押下する。これにより、メイン
制御部731は、図8に示したステップSB4の判断結
果を「Yes」とする。ステップSB15では、Web
ページ生成部734は、顧客紹介パートナー一覧画面表
示処理を実行する。具体的には、Webページ生成部7
34は、顧客紹介パートナー基本情報データベース91
0に基づいて、図16に示した顧客紹介パートナー一覧
画面1021を広告主クライアント3001 のディスプ
レイに表示させる。
【0186】この顧客紹介パートナー一覧画面1021
には、提携先の候補としての複数の顧客紹介パートナー
に関する顧客紹介パートナー情報10251 、1025
2 、・・・が表示されている。広告主は、顧客紹介パート
ナー一覧画面1021のなかから自身の条件に合致する
顧客紹介パートナーを選択し、Eメールアドレスに基づ
いて、当該顧客紹介パートナーに提携の申し込みを行
う。広告主と提携する場合、顧客紹介パートナーは、後
述する広告主一覧画面1046から当該広告主を選択す
ればよい。
【0187】また、顧客紹介パートナー一覧画面102
1には、顧客紹介パートナー情報をキーワード検索する
ためのキーワード入力欄1022および検索開始ボタン
1023が備えられている。さらに、顧客紹介パートナ
ー情報に含まれるサイト種別をキーにして検索するため
のサイト種別検索ボタン1024が備えられている。
【0188】また、顧客紹介パートナーは、提携先の広
告主を探すべく、図13に示した広告主一覧表示ボタン
1011を押下する。これにより、メイン制御部731
は、図8に示したステップSB5の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB16では、Webページ生成
部734は、広告主一覧画面表示/プログラムダウンロ
ード処理を実行する。
【0189】具体的には、図9に示したステップSC1
では、Webページ生成部734は、広告主基本情報デ
ータベース900に基づいて、図21に示した広告主一
覧画面1046を顧客紹介パートナークライアント50
1 のディスプレイに表示させる。この広告主一覧画面
1046には、広告主情報10501 、10502 、・・
・ が表示されている。
【0190】この広告主情報10501 としては、広告
主ID、サイト名、・・・、紹介料率、インターネット広
告10511 が挙げられる。同様にして、広告主情報1
0502 としては、広告主ID、サイト名、・・・、紹介
料率、インターネット広告10512 が挙げられる。上
記インターネット広告10511 、10512 は、図2
に示した広告主サイト1101 、1102 にリンクして
いる。なお、一実施の形態においては、インターネット
広告10511 、10512 に代えて、広告主サイト1
101 、1102 のそれぞれのURLを表示するように
してもよい。
【0191】ステップSC2では、Webページ生成部
734は、広告主情報をキーワード検索するためのキー
ワード入力欄1047にキーワードが入力されかつ検索
開始ボタン1048が押下されたか否かを判断する。こ
の判断結果が「Yes」の場合、ステップSC3では、
Webページ生成部734は、上記キーワードをキーと
して、広告主基本情報データベース900内を検索し、
ステップSC4で検索結果を表示する。
【0192】ステップSC2の判断結果が「No」であ
る場合、ステップSC5では、Webページ生成部73
4は、広告主情報に含まれるサイト種別をキーにして検
索するためのサイト種別検索ボタン1049が押下され
たか否かを判断する。この判断結果が「Yes」である
場合、ステップSC6では、Webページ生成部734
は、サイト種別検索を実行し、ステップSC7で検索結
果を表示する。
【0193】ステップSC8では、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナーにより広告主一覧画面1046
の選択ボタンが押下されたか否かを判断する。ここで、
顧客紹介パートナーが、広告主情報10501 の広告主
と提携すべく、選択ボタン10521 を押下すると、メ
イン制御部731は、ステップSC8の判断結果を「Y
es」とする。
【0194】ステップSC9では、メイン制御部731
は、当該広告主の広告主IDおよびインターネット広告
URLならびに顧客紹介パートナーの顧客紹介パートナ
ーIDを広告主基本情報データベース900および顧客
紹介パートナー基本情報データベース910から取得す
る。さらに、メイン制御部731は、広告主IDをキー
として、図7に示した顧客紹介パートナー管理情報デー
タベース930に新たなレコードを確保し、対応する情
報を格納する。
【0195】ステップSC10では、プログラム生成部
735は、顧客紹介パートナー用コンピュータプログラ
ムを広告主ID、インターネット広告URLおよび顧客
紹介パートナーIDに基づいて生成する。ここでいう顧
客紹介パートナー用コンピュータプログラムは、図3に
示した、広告主サイト1101 にリンクするインターネ
ット広告12001 を顧客紹介パートナーサイト410
1 に掲載すること、このインターネット広告12001
が押下された場合に、顧客紹介パートナーWebサーバ
4001 から顧客紹介装置700に上記広告主IDおよ
び顧客紹介パートナーIDを通知することを指示するた
めのものである。
【0196】また、顧客紹介パートナー用コンピュータ
プログラムは、インターネット広告に対応付けられた広
告主IDおよび顧客紹介パートナーIDを顧客紹介パー
トナーWebサーバ4001 に設定するためのものであ
る。
【0197】ステップSC11では、メイン制御部73
1は、上述した顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
グラムを顧客紹介パートナークライアント5001 へ送
信する。これにより、顧客紹介パートナーは、顧客紹介
パートナーWebサーバ4001 に顧客紹介パートナー
用コンピュータプログラムをインストールする。
【0198】これにより、図3に示した顧客紹介パート
ナーサイト4101 には、インターネット広告1200
1 が掲載され、広告主と顧客紹介パートナーとの提携が
成立する。なお、インストールの方法は、自動、手動の
別を問わない。また、複数の広告主と提携する場合に
は、上述した動作を複数回繰り返せばよい。
【0199】ステップSC12では、メイン制御部73
1は、図示しない終了ボタンが押下されたか否かを判断
し、この判断結果が「Yes」である場合、図8に示し
たメインルーチンへ戻る。また、ステップSC12の判
断結果が「No」である場合、ステップSC2以降の処
理が繰り返される。
【0200】つぎに、図3および図12を参照して、一
実施の形態の顧客紹介時の動作について説明する。この
場合、広告主サイト1101 の広告主(広告主ID=A0
000001)と、顧客紹介パートナーサイト4101 の顧客
紹介パートナー(顧客紹介パートナーID=C0000001)
とが提携しているものとする。この状態で、図12に示
したステップSF1では、顧客紹介装置700のメイン
制御部731は、顧客紹介パートナーWebサーバから
クリックの通知を受けたか否かを判断し、この場合、同
判断結果を「No」として同判断を繰り返す。
【0201】ここで、図3に示した消費者クライアント
6001 の消費者が顧客紹介パートナーサイト4101
にアクセスした後、ステップSA1でインターネット広
告12001 をクリックすると、ステップSA2では、
顧客紹介パートナーWebサーバ4001 は、広告主I
D=A0000001および顧客紹介パートナーID=C0000001
とともに、クリックされた旨を顧客紹介装置700に通
知する。
【0202】これにより、メイン制御部731は、ステ
ップSF1の判断結果を「Yes」として、ステップS
F2で第1のサブプログラム950を実行する。これに
より、ステップSF3では、メイン制御部731は、図
3のステップSA3で示したように、顧客紹介パートナ
ーWebサーバ4001 から通知された広告主IDおよ
び顧客紹介パートナーIDを含むクッキー11001
消費者クライアント6001 に設定する。また、メイン
制御部731は、「クリック数」(図6および図7)を
1インクリメントする。
【0203】ステップSF4では、メイン制御部731
は、広告主IDをキーとして広告主基本情報データベー
ス900から広告主サイトURLを検索する。ステップ
SF5では、メイン制御部731は、上記広告主サイト
URLに基づいて、消費者クライアント6001 に広告
主サイトを転送(ステップSA4:図3)する。
【0204】これにより、図3に示したステップSA5
では、消費者クライアント6001のディスプレイに
は、広告主サイト1101 が表示される。この場合、消
費者からは、顧客紹介装置700側の動作がわからない
ため、あたかもインターネット広告12001 をクリッ
クした後にストレス無く広告主サイト1101 が表示さ
れたかのように見える。
【0205】ステップSF6では、メイン制御部731
は、広告主Webサーバ1001 からの購入確認情報
(広告主IDおよび購入金額情報)を受信したか否かを
判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステッ
プSF7では、メイン制御部731は、ステップSF1
の判断結果が「Yes」になってから所定時間経過した
か否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として
ステップSF6の判断を繰り返す。なお、ステップSF
7の判断結果が「Yes」である場合には、当該消費者
が広告主サイト1101 で商品を購入しなかったものと
みなされ、ステップSF1以降の処理が繰り返される。
【0206】そして、消費者が図3に示した広告主サイ
ト1101 で商品を購入し、ステップSA6で購入確定
ページ1111 の確定ボタン1121 をクリックしたも
のとすると、ステップSA7では、広告主Webサーバ
1001 は、広告主IDと当該商品の購入金額情報を購
入確認情報として顧客紹介装置700へ送信する。この
購入確認情報を受信すると、メイン制御部731は、ス
テップSF6の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SF8では、メイン制御部731は、第2のサブプログ
ラム960を実行する。
【0207】これにより、ステップSF9では、メイン
制御部731は、消費者クライアント6001 から、ス
テップSA3で設定されたクッキー11001 を取得す
る(ステップSA8)。ステップSF10では、メイン
制御部731は、クッキー11001 の広告主IDと購
入確認情報の広告主IDとが一致するか否かを判断す
る。これは、消費者が一旦、広告主サイト1101 にア
クセスした後、ネットサーフィンにより、別の広告主サ
イトで商品の購入を行った場合に、実際に購入がなかっ
た広告主サイト1101 であたかも購入されたかのよう
な現象を防止するためである。
【0208】ステップSF10の判断結果が「No」で
ある場合、ステップSF1以降の処理が実行される。一
方、ステップSF10の判断結果が「Yes」である場
合、ステップSF11では、メイン制御部731は、図
6に示した広告主管理情報データベース920および図
7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース9
30を更新する。
【0209】具体的には、メイン制御部731は、図6
に示した購入履歴テーブル9221の「購入日時」、
「購入金額」および「紹介手数料」にデータを追加する
ととも「未確定フラグ」にデフォルト設定として1を立
て、さらに図7に示した購入履歴テーブル9321
「購入日時」、「購入金額」および「紹介手数料」にデ
ータを追加するとともに「未確定フラグ」にデフォルト
設定として1を立てる。なお、「購入金額」は、上述し
た購入金額情報であり、「紹介手数料」は、広告主基本
情報データベース900における広告主IDに対応する
「紹介料率」に購入金額を乗じることにより算出され
る。
【0210】また、広告主により、現在提携している顧
客紹介パートナーを確認すべく図13に示した顧客紹介
パートナー確認ボタン1006が押下されると、Web
ページ生成部734は、図8に示したステップSB6の
判断結果を「Yes」とする。ステップSB17では、
Webページ生成部734は、顧客紹介パートナー管理
情報データベース930および顧客紹介パートナー基本
情報データベース910を参照して、提携している顧客
紹介パートナーの情報を含む図17に示した顧客紹介パ
ートナー確認画面1026を生成し、これを広告主クラ
イアント300 1 のディスプレイに表示させる。
【0211】一方、顧客紹介パートナーにより、現在提
携している広告主を確認すべく図13に示した広告主確
認ボタン1012が押下されると、Webページ生成部
734は、図8に示したステップSB9の判断結果を
「Yes」とする。ステップSB20では、Webペー
ジ生成部734は、広告主管理情報データベース920
および広告主基本情報データベース900を参照して、
図22に示した広告主確認画面1053を生成し、これ
を顧客紹介パートナークライアント5001 のディスプ
レイに表示させる。
【0212】また、広告主により図13に示した広告主
側課金状況確認ボタン1007が押下されると、メイン
制御部731は、図8に示したステップSB7の判断結
果を「Yes」とする。ステップSB18では、メイン
制御部731は、広告主側課金状況確認処理を実行す
る。具体的には、図10に示したステップSD1では、
Webページ生成部734は、広告主管理情報データベ
ース920および顧客紹介パートナー基本情報データベ
ース910を参照して、図18に示した広告主側課金状
況確認画面1027を生成し、これを広告主クライアン
ト3001 に表示させる。
【0213】この広告主側課金状況確認画面1027に
は、顧客紹介パートナー単位で、課金状況確認情報10
281 、・・・が表示されている。この課金状況確認情報
10281 には、振込口座情報等の顧客紹介パートナー
情報10291 、課金状況確定欄10301 、送信ボタ
ン10371 が表示されている。この課金状況確定欄1
0301 の各フィールドは、図6に示した購入履歴テー
ブル9221 の各フィールドに対応している。
【0214】ここで、課金状況確定欄10301 の2レ
コード目の確定フィールド1031 1 、キャンセル・返
品フィールド10321 、未確定フィールド10331
のそれぞれには、広告主から顧客紹介パートナーへの紹
介手数料の支払いを確定させるための確定ラジオボタン
10341 、キャンセル・返品を確定させるためのキャ
ンセル・返品ラジオボタン10351 、デフォルト設定
された未確定ラジオボタン10361 がそれぞれ設けら
れている。
【0215】図10に示したステップSD2では、メイ
ン制御部731は、確定ラジオボタンまたはキャンセル
・返品ラジオボタンが広告主により選択されたか否かを
判断し、同判断結果が「No」の場合、ステップSD5
の終了判断を行う。ここで、広告主は、図18に示した
課金状況確定欄10301 の2レコード目の紹介手数料
=3000円の支払いを確定させるために、確定ラジオ
ボタン10341 を選択する。
【0216】これにより、メイン制御部731は、ステ
ップSD2の判断結果を「Yes」とする。ステップS
D3では、メイン制御部731は、送信ボタン1037
1 が押下されたか否かを判断し、この判断結果が「N
o」の場合、同判断を繰り返す。ここで、広告主により
送信ボタン10371 が押下されると、メイン制御部7
31は、ステップSD3の判断結果を「Yes」とす
る。
【0217】ステップSD4では、メイン制御部731
は、図6に示した広告主管理情報データベース920お
よび図7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベ
ース930を更新する。具体的には、メイン制御部73
1は、図6に示した広告主管理情報データベース920
の購入履歴テーブル9221 における2レコード目の
「確定フラグ」に1を立てる。つぎに、メイン制御部7
31は、広告主別メインテーブル9211 の1レコード
目の「紹介手数料未払残額」=8000円に上記確定し
た3000円を加算し、11000円とする。
【0218】さらに、メイン制御部731は、図7に示
した顧客紹介パートナー管理情報データベース930の
購入履歴テーブル9321 における2レコード目の「確
定フラグ」に1を立てる。つぎに、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナー別メインテーブル9311 の1
レコード目の「紹介手数料未払残額」=8000円に上
記確定した3000円を加算し、11000円とする。
【0219】そして、図10に示したステップSD5で
は、メイン制御部731は、図示しない終了ボタンが押
下されたか否かを判断し、この判断結果が「No」であ
る場合、ステップSD2の判断を行う。一方、上記終了
ボタンが押下されると、メイン制御部731は、ステッ
プSD5の判断結果を「Yes」として、図8に示した
メインルーチンに戻る。
【0220】また、顧客紹介パートナーにより図13に
示した顧客紹介パートナー側課金状況確認ボタン101
3が押下されると、メイン制御部731は、図8に示し
たステップSB10の判断結果を「Yes」とする。ス
テップSB21では、Webページ生成部734は、顧
客紹介パートナー管理情報データベース930(図7参
照)および広告主基本情報データベース900(図4参
照)に基づいて、図23に示した顧客紹介パートナー側
課金状況確認画面1054を生成し、これを顧客紹介パ
ートナークライアント5001 に表示させる。
【0221】この顧客紹介パートナー側課金状況確認画
面1054には、広告主単位で、課金状況確認情報10
551 、・・・が表示されている。この課金状況確認情報
10551 には、広告主名称等の広告主情報1056
1 、課金状況確定欄10571が表示されている。この
課金状況確定欄10571 の各フィールドは、図7に示
した購入履歴テーブル9321 の各フィールドに対応し
ている。なお、「状況」フィールドは、図7に示した購
入履歴テーブル9321 における「確定フラグ」、「キ
ャンセル・返品フラグ」および「未確定フラグ」のう
ち、1が立っているものに対応している。
【0222】例えば、「状況」フィールドのセル105
1 には、「確定」が格納されていることから、顧客紹
介パートナーは、広告主により紹介手数料1000円が
支払われることが確定したことを認識する。一方、「状
況」フィールドのセル10591 には、「未確定」が格
納されていることから、顧客紹介パートナーは、広告主
により紹介手数料3000円が支払われることが未確定
であることを認識する。
【0223】また、広告主は、支払いが確定した紹介手
数料を月末に顧客紹介パートナーの振込口座に振り込む
ことにより、支払い処理を行った場合、図13に示した
広告主側支払管理ボタン1008を押下する。これによ
り、メイン制御部731は、図8に示したステップSB
8の判断結果を「Yes」とする。ステップSB19で
は、メイン制御部731は、広告主側支払管理処理を実
行する。
【0224】具体的には、図11に示したステップSE
1では、Webページ生成部734は、図6に示した広
告主管理情報データベース920および図5に示した顧
客紹介パートナー基本情報データベース910に基づい
て、図19に示した広告主側支払管理画面1038を生
成し、これを広告主クライアント3001 に表示させ
る。この広告主側支払管理画面1038は、顧客紹介パ
ートナーに対して紹介手数料の支払い処理を行った結果
を広告主管理情報データベース920および顧客紹介パ
ートナー管理情報データベース930に反映させるため
の画面である。
【0225】この広告主側支払管理画面1038には、
顧客紹介パートナー単位の広告主側支払管理情報表示欄
10391 、・・・が表示されている。この広告主側支払
管理情報表示欄10391 には、顧客紹介パートナーI
D、・・・、紹介手数料未払残額の情報からなる顧客紹介
パートナー情報10401 と、支払履歴テーブル104
1 と、支払金額入力欄10421 と、支払確定ボタン
10431 とが表示されている。
【0226】同図に示した例では、顧客紹介パートナー
ID=C0000001の顧客紹介パートナーに対しては、80
00円を紹介手数料として支払う義務が当該広告主にあ
る。支払履歴テーブル10411 は、図6に示した支払
履歴テーブル9231 に対応している。
【0227】図11に示したステップSE2では、メイ
ン制御部731は、支払金額入力欄10421 に支払金
額の情報が入力されたか否かを判断し、この判断結果が
「No」の場合、ステップSE7の判断を行う。ここ
で、広告主により、支払金額入力欄10421 に紹介手
数料未払残額である8000円が入力されると、メイン
制御部731は、ステップSE2の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSE3では、メイン制御部731
は、支払確定ボタン10431 が押下されたか否かを判
断し、この判断結果が「No」である場合、同判断を繰
り返す。
【0228】ここで、広告主により、支払確定ボタン1
0431 が押下されると、メイン制御部731は、ステ
ップSE3の判断結果を「Yes」とする。ステップS
E4では、Webページ生成部734は、支払金額80
00円を確認するための支払金額確認画面(図示略)を
広告主クライアント3001 に表示させる。
【0229】ステップSE5では、メイン制御部731
は、顧客紹介パートナー情報10401 の紹介手数料未
払残額8000円から上記支払金額8000円を減算
し、紹介手数料未払残額(この場合、0円)を計算す
る。ステップSE6では、メイン制御部731は、図6
に示した広告主管理情報データベース920および図7
に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース93
0のそれぞれの「紹介手数料未払残額」を更新する。
【0230】ステップSE7では、メイン制御部731
は、図示しない終了ボタンが押下されたか否かを判断
し、この判断結果が「No」である場合、ステップSE
2以降の処理を繰り返す。一方、上記終了ボタンが押下
されると、メイン制御部731は、図8に示したメイン
ルーチンに戻る。
【0231】一方、顧客紹介パートナーにより図13に
示した顧客紹介パートナー側支払管理ボタン1014が
押下されると、Webページ生成部734は、図8に示
したステップSB11の判断結果を「Yes」とする。
ステップSB22では、Webページ生成部734は、
図7に示した顧客紹介パートナー管理情報データベース
930および図4に示した広告主基本情報データベース
900に基づいて、図24に示した顧客紹介パートナー
側支払管理画面1060を生成し、これを顧客紹介パー
トナークライアント5001 に表示させる。
【0232】この顧客紹介パートナー側支払管理画面1
060は、広告主が紹介手数料の支払い処理を行った結
果を顧客紹介パートナーに通知するための画面である。
顧客紹介パートナー側支払管理画面1060には、広告
主単位の顧客紹介パートナー側支払管理情報表示欄10
611 、・・・が表示されている。この顧客紹介パートナ
ー側支払管理情報表示欄10611 には、広告主ID、
・・・、紹介手数料未払残額の情報からなる広告主情報1
0621 と、支払履歴テーブル10631 とが表示され
ている。この支払履歴テーブル10631 は、図7に示
した支払履歴テーブル9331 に対応している。
【0233】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、本来、広告主Webサーバ1001 (以下、広告主
Webサーバ1002 〜100nも同様)側で持たなけ
ればならない、顧客紹介パートナーIDおよび広告主I
Dの設定、取得、紹介手数料の算出という、一連のアフ
ィリエイトプログラムを実現するための機能を広告主W
ebサーバ1001 以外の顧客紹介装置700で提供す
るようにしたので、広告主Webサーバ1001 で上記
機能を実現するためのシステムを広告主側で独自に構築
する場合に比して、広告主がアフィリエイトプログラム
を低コストかつ迅速に導入することができる。
【0234】また、一実施の形態によれば、顧客紹介パ
ートナーWebサーバ4001(以下、顧客紹介パート
ナーWebサーバ4002 〜400m も同様)から取得
された広告主IDと、広告主Webサーバ1001 から
通知された広告主IDとを比較し、この比較結果が一致
である場合にのみ、購入金額情報を有効とし、この購入
金額情報に基づいて紹介手数料を算出するようにしたの
で、顧客が、最初に閲覧した広告主サイト1101 から
他の広告主110n にネットサーフィンした後、他の広
告主サイト110n で購入した場合に、購入が発生して
いない最初の広告主サイト1101 で紹介手数料が発生
するという不都合を回避することができる。
【0235】また、一実施の形態によれば、広告主ID
の設定および顧客紹介パートナーIDの設定、インター
ネット広告の設定、ならびに顧客紹介パートナー用コン
ピュータプログラムおよび広告主用コンピュータプログ
ラムの提供が顧客紹介装置700で行われ、かつ広告主
IDおよび顧客紹介パートナーIDの設定、取得、紹介
手数料の算出という、一連のアフィリエイトプログラム
を実現するための機能を広告主Webサーバ1001
外の顧客紹介装置700から提供されるようにしたの
で、広告主Webサーバ1001 で上記機能を実現する
ためのシステムを広告主側で独自に構築する場合に比し
て、広告主がアフィリエイトプログラムを低コストかつ
迅速に導入することができる。
【0236】また、一実施の形態によれば、図18およ
び図23に示したように、広告主および顧客紹介パート
ナーに紹介手数料を閲覧させるようにしたので、広告主
にとっては顧客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料
を把握することができ、一方、顧客紹介パートナーにと
っては広告主から支払われる紹介手数料を把握すること
ができるため、両者間の情報共有が図られ、両者の金銭
トラブルを未然に防止することができるとともに、両者
の使い勝手を向上させることができる。
【0237】また、一実施の形態によれば、広告主に対
しては、図17〜図19に示したように提携している顧
客紹介パートナー、顧客紹介パートナーID、購入情
報、該顧客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情
報を閲覧させ、顧客紹介パートナーに対しては、図22
〜図24に示したように、提携している広告主、広告主
ID、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料の
情報を閲覧させるようにしたので、両者間の情報共有を
図ることができ、両者の意識のすれ違いによるトラブル
を未然に防止することができる。
【0238】また、一実施の形態によれば、図19およ
び図24を参照して説明したように、広告主のウェブ操
作(図18参照)に基づいて、広告主から顧客紹介パー
トナーへの紹介手数料の支払履歴を管理するとともに、
支払履歴を広告主および顧客紹介パートナーに閲覧させ
るようにしたので、広告主にとっては支払い管理をウェ
ブ操作で簡単に行うことができ、支払履歴が顧客紹介パ
ートナーにも閲覧されるため、広告主と顧客紹介パート
ナーとの間における支払った支払わないという金銭トラ
ブルを未然に回避することができる。
【0239】また、一実施の形態によれば、図18を参
照して説明したように、紹介手数料の支払いの確定また
は取り消しを広告主に行わせ、広告主および顧客紹介パ
ートナーに確定または取り消し(キャンセル・返品)の
情報を閲覧させるようにしたので、商品・サービスの購
入が決定した場合、商品・サービスの購入に関するキャ
ンセル・返品等があった場合を広告主と顧客紹介パート
ナーとの間で明確に認識することができるため、キャン
セル・返品があった場合であっても広告主が顧客紹介料
を支払わなければならないという不合理な事態や、キャ
ンセル・返品に伴う顧客紹介料の支払いに関する金銭ト
ラブルを未然に防止することができる。
【0240】また、一実施の形態によれば、図16およ
び図22を参照して説明したように、提携先をそれぞれ
探している広告主および顧客紹介パートナーに対して、
一方の情報を管理ウェブサイトを介して他方に閲覧さ
せ、提携マッチングの機会を提供するようにしたので、
提携先を独自に探す手間を省くことができるため、両者
の利便性を向上させることができるとともに、提携数の
増加が見込まれるため顧客紹介パートナーの収益増加、
広告主の売り上げ向上を図ることができる。
【0241】また、一実施の形態によれば、図14に示
したように、広告主に紹介料率を設定させ、この紹介料
率および購入情報に基づいて、紹介手数料を算出するよ
うにしたので、売り上げやその他の要因の変化に対応さ
せて紹介料率を変更するという広告マーケティング戦略
を柔軟に立てることができる。
【0242】また、一実施の形態によれば、図21に示
したように、広告主に関する情報として、少なくとも、
広告主の連絡先(Eメール)、紹介料率、広告主サイト
のリンク情報(インターネット広告、URL)を顧客紹
介パートナーに閲覧させるとともに、図16に示したよ
うに、顧客紹介パートナーに関する情報として、顧客紹
介パートナーの連絡先(Eメール)、顧客紹介パートナ
ーサイトのURLを広告主に閲覧させ、提携先を決定す
る豊富な判断材料を両者に提供するようにしたので、提
携数を増加させることができる。
【0243】また、一実施の形態によれば、図16およ
び図21に示したように、顧客紹介パートナー情報およ
び広告主情報の検索機能を持たせたので、提携先を探し
ている広告主または顧客紹介パートナーの使い勝手を高
めることができる。
【0244】また、一実施の形態によれば、図17およ
び図22に示したように、既に提携先がある広告主およ
び顧客紹介パートナーに対して、それぞれに直接関係す
るインターネット広告のクリック数を閲覧させるように
したので、両者に広告効果を的確に把握させることがで
きる。
【0245】また、一実施の形態によれば、顧客紹介パ
ートナーに関する情報として、広告効果数値を広告主に
閲覧させるようにした場合、広告主から、広告効果数値
が低い顧客紹介パートナーサイトを運営する顧客紹介パ
ートナーに対して、広告効果を高めるためのアドバイス
を行うことができ、両者の提携関係の強化を図ることが
できる。
【0246】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。
【0247】例えば、一実施の形態では、変形例1とし
て図25に示したように、広告主用コンピュータプログ
ラムを顧客紹介装置700からダウンロードする際に、
管理者用インターネット広告2000を広告主サイト1
101 に掲載するためのコンピュータプログラムも顧客
紹介装置700からダウンロードするようにしてもよ
い。
【0248】このコンピュータプログラムは、広告主W
ebサーバ1001 にインストールされる。この管理者
用インターネット広告2000は、外部サイト2100
にリンク設定されている。従って、管理者用インターネ
ット広告2000は、ステップSA9で消費者にクリッ
クされることにより、ステップSA10で外部サイト2
100にリンクする。
【0249】そして、ステップSA11で消費者クライ
アント6001 のディスプレイには、外部サイト210
0が表示される。管理者用インターネット広告2000
のリンク先は、外部サイト2100の他にメインサイト
1000であってもよい。また、顧客紹介パートナーW
ebサーバ4001 に対しても管理者用インターネット
広告2000を掲載するためのコンピュータプログラム
をダウンロードするようにしてもよい。
【0250】このように、一実施の形態の変形例1によ
れば、管理者用インターネット広告2000を広告主W
ebサーバ1001 、顧客紹介パートナーWebサーバ
4001 にも掲載することにより、広告主、顧客紹介パ
ートナーおよび管理者という三者間の連携が可能とな
り、一層の関係強化を図ることができる。
【0251】また、一実施の形態においては、変形例2
として、顧客紹介装置700の機能を実現するための顧
客紹介プログラムを図26に示したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体4000に記録して、この記録媒体4
000に記録された顧客紹介プログラムを同図に示した
コンピュータ3000に読み込ませ、実行することによ
り顧客紹介装置700の機能を実現するようにしてもよ
い。
【0252】図26に示したコンピュータ3000は、
上記顧客紹介プログラムを実行するCPU3001と、
キーボード、マウス等の入力装置3002と、各種デー
タを記憶するROM(Read Only Memory)3003と、
演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Me
mory)3004と、記録媒体4000から顧客紹介プロ
グラムを読み取る読取装置3005と、ディスプレイ、
プリンタ等の出力装置3006と、装置各部を接続する
バスBUとから構成されている。
【0253】CPU3001は、読取装置3005を経
由して記録媒体4000に記録されている顧客紹介プロ
グラムを読み込んだ後、顧客紹介プログラムを実行する
ことにより、前述した顧客紹介装置700の機能を実現
する。なお、記録媒体4000には、光ディスク、フロ
ッピーディスク、ハードディスク等の可搬型の記録媒体
が含まれることはもとより、ネットワークのようにデー
タを一時的に記録保持するような伝送媒体も含まれる。
【0254】また、一実施の形態においては、売り上げ
の目安となる顧客紹介パートナーサイトにおけるインタ
ーネット広告のクリック数を顧客紹介パートナー毎に、
図16に示した顧客紹介パートナー一覧画面1021に
表示させるようにしてもよい。この場合には、広告主に
とって、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が
高いと予測される顧客紹介パートナーを容易に選択する
ことができる。
【0255】さらに、一実施の形態においては、既に提
携先がある広告主および顧客紹介パートナーに対して、
それぞれに直接関係する前述した広告効果数値を図17
および図22で閲覧させるようにしてもよい。この場合
には、両者に広告効果を定量的かつ的確に把握させるこ
とができる。
【0256】加えて、一実施の形態においては、電子メ
ールにより紹介手数料を広告主および顧客紹介パートナ
ーの両者へ通知するようにしてもよい。この場合には、
両者間で紹介手数料を共通認識することができ、金銭ト
ラブルを未然に防止することができる。
【0257】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、16、
31にかかる発明によれば、本来、広告主ウェブサイト
システム側で持たなければならない、第1の情報(顧客
紹介パートナー識別子および広告主識別子)の設定、取
得、紹介手数料の算出という、一連のアフィリエイトプ
ログラムを実現するための機能を広告主ウェブサイトシ
ステム以外で提供されるようにしたので、広告主ウェブ
サイトシステムで上記機能を実現するためのシステムを
広告主側で独自に構築する場合に比して、広告主がアフ
ィリエイトプログラムを低コストかつ迅速に導入するこ
とができるという効果を奏する。
【0258】また、請求項1、16、31にかかる発明
によれば、顧客紹介パートナーウェブサイトシステムか
ら取得された第1の情報、および広告主ウェブサイトシ
ステムから通知された第2の情報にそれぞれ含まれる広
告主識別子同士を比較し、この比較結果が一致である場
合にのみ、第2の情報に含まれる購入情報を有効とし、
該購入情報に基づいて紹介手数料を算出するようにした
ので、顧客が、最初に閲覧した広告主ウェブサイト(第
1の情報に対応)から他の広告主ウェブサイト(この場
合、第2の情報に対応)にネットサーフィンした後、他
の広告主ウェブサイトで購入した場合に、購入が発生し
ていない最初の広告主ウェブサイトで紹介手数料が発生
するという不都合を回避することができるという効果を
奏する。
【0259】また、請求項2、17、32にかかる発明
によれば、広告主識別子の設定および顧客紹介パートナ
ー識別子の設定、インターネット広告の設定、ならびに
顧客紹介パートナー用コンピュータプログラムおよび広
告主用コンピュータプログラムの提供が外部(広告主ウ
ェブサイトシステム、顧客紹介パートナウェブサイトシ
ステム以外のもの)で行われ、かつ第1の情報(顧客紹
介パートナー識別子および広告主識別子)の設定、取
得、紹介手数料の算出という、一連のアフィリエイトプ
ログラムを実現するための機能を広告主ウェブサイトシ
ステム以外から提供されるようにしたので、広告主ウェ
ブサイトシステムで上記機能を実現するためのシステム
を広告主側で独自に構築する場合に比して、広告主がア
フィリエイトプログラムを低コストかつ迅速に導入する
ことができるという効果を奏する。
【0260】また、請求項3、18、33にかかる発明
によれば、広告主および顧客紹介パートナーに紹介手数
料を閲覧させるようにしたので、広告主にとっては顧客
紹介パートナーに支払うべき紹介手数料を把握すること
ができ、一方、顧客紹介パートナーにとっては広告主か
ら支払われる紹介手数料を把握することができるため、
両者間の情報共有が図られ、両者の金銭トラブルを未然
に防止することができるとともに、両者の使い勝手を向
上させることができるという効果を奏する。
【0261】また、請求項4、19、34にかかる発明
によれば、広告主に対しては、提携している顧客紹介パ
ートナー、顧客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧
客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情報を閲覧
させ、顧客紹介パートナーに対しては、提携している広
告主、広告主識別子、購入情報、該広告主から支払われ
る紹介手数料の情報を閲覧させるようにしたので、両者
間の情報共有を図ることができ、両者の意識のすれ違い
によるトラブルを未然に防止することができるという効
果を奏する。
【0262】また、請求項5、20、35にかかる発明
によれば、広告主のウェブ操作に基づいて、広告主から
顧客紹介パートナーへの紹介手数料の支払履歴を管理す
るとともに、支払履歴を広告主および顧客紹介パートナ
ーに閲覧させるようにしたので、広告主にとっては支払
い管理をウェブ操作で簡単に行うことができ、支払履歴
が顧客紹介パートナーにも閲覧されるため、広告主と顧
客紹介パートナーとの間における支払った支払わないと
いう金銭トラブルを未然に回避することができるという
効果を奏する。
【0263】また、請求項6、21、36にかかる発明
によれば、紹介手数料の支払いの確定または取り消しを
広告主に行わせ、広告主および顧客紹介パートナーに確
定または取り消しの情報を閲覧させるようにしたので、
商品・サービスの購入が決定した場合、商品・サービス
の購入に関するキャンセル・返品等があった場合を広告
主と顧客紹介パートナーとの間で明確に認識することが
できるため、キャンセル・返品があった場合であっても
広告主が顧客紹介料を支払わなければならないという不
合理な事態や、キャンセル・返品に伴う顧客紹介料の支
払いに関する金銭トラブルを未然に防止することができ
るという効果を奏する。
【0264】また、請求項7、22、37にかかる発明
によれば、提携先をそれぞれ探している広告主および顧
客紹介パートナーに対して、一方の情報を管理ウェブサ
イトを介して他方に閲覧させ、提携マッチングの機会を
提供するようにしたので、提携先を独自に探す手間を省
くことができるため、両者の利便性を向上させることが
できるとともに、提携数の増加が見込まれるため顧客紹
介パートナーの収益増加、広告主の売り上げ向上を図る
ことができるという効果を奏する。
【0265】また、請求項8、23、38にかかる発明
によれば、広告主に紹介料率を設定させ、この紹介料率
および購入情報に基づいて、紹介手数料を算出するよう
にしたので、売り上げやその他の要因の変化に対応させ
て紹介料率を変更するという広告マーケティング戦略を
柔軟に立てることができるという効果を奏する。
【0266】また、請求項9、24、39にかかる発明
によれば、広告主に関する情報として、少なくとも、広
告主の連絡先、紹介料率、広告主ウェブサイトのURL
を顧客紹介パートナーに閲覧させるとともに、顧客紹介
パートナーに関する情報として、顧客紹介パートナーの
連絡先、顧客紹介パートナーウェブサイトのURLを広
告主に閲覧させ、提携先を決定する豊富な判断材料を両
者に提供するようにしたので、提携数を増加させること
ができるという効果を奏する。
【0267】また、請求項10、25、40にかかる発
明によれば、検索機能を持たせたので、提携先を探して
いる広告主または顧客紹介パートナーの使い勝手を高め
ることができるという効果を奏する。
【0268】また、請求項11、26、41にかかる発
明によれば、売り上げの目安となる顧客紹介パートナー
ウェブサイトにおけるインターネット広告のクリック数
を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主にとっ
て、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が高い
と予測される顧客紹介パートナーを容易に選択すること
ができるという効果を奏する。
【0269】また、請求項12、27、42にかかる発
明によれば、既に提携先がある広告主および顧客紹介パ
ートナーに対して、それぞれに直接関係するインターネ
ット広告のクリック数を閲覧させるようにしたので、両
者に広告効果を的確に把握させることができるという効
果を奏する。
【0270】また、請求項12、27、42にかかる発
明によれば、顧客紹介パートナーに関する情報として、
インターネット広告のクリック数を広告主に閲覧させる
ようにしたので、広告主から、クリック数が低い顧客紹
介パートナーウェブサイトを運営する顧客紹介パートナ
ーに対して、広告効果を高めるためのアドバイスを行う
ことができ、両者の提携関係の強化を図ることができる
という効果を奏する。
【0271】また、請求項13、28、43にかかる発
明によれば、売り上げの目安となる顧客紹介パートナー
ウェブサイトにおけるインターネット広告の広告効果数
値を広告主に閲覧させるようにしたので、広告主にとっ
て、複数の顧客紹介パートナーの中から広告効果が高い
と予測される顧客紹介パートナーを容易に選択すること
ができるという効果を奏する。
【0272】また、請求項14、29、44にかかる発
明によれば、既に提携先がある広告主および顧客紹介パ
ートナーに対して、それぞれに直接関係するインターネ
ット広告の広告効果数値を閲覧させるようにしたので、
両者に広告効果を定量的かつ的確に把握させることがで
きるという効果を奏する。
【0273】また、請求項14、29、44にかかる発
明によれば、顧客紹介パートナーに関する情報として、
広告効果数値を広告主に閲覧させるようにしたので、広
告主から、インターネット広告の広告効果数値が低い顧
客紹介パートナーウェブサイトを運営する顧客紹介パー
トナーに対して、広告効果を高めるためのアドバイスを
行うことができ、両者の提携関係の強化を図ることがで
きるという効果を奏する。
【0274】また、請求項15、30、45にかかる発
明によれば、電子メールにより紹介手数料を広告主およ
び顧客紹介パートナーの両者へ通知するようにしたの
で、両者間で紹介手数料を共通認識することができ、金
銭トラブルを未然に防止することができるという効果を
奏する。
【0275】また、請求項46に記載の発明によれば、
前記請求項31〜45のいずれか一つに記載の発明の効
果と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の概略構成を示す
図である。
【図2】同一実施の形態の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同一実施の形態の動作原理を説明する図であ
る。
【図4】図2に示した広告主基本情報データベース90
0のテーブル構造を示す図である。
【図5】図2に示した顧客紹介パートナー基本情報デー
タベース910のテーブル構造を示す図である。
【図6】図2に示した広告主管理情報データベース92
0のテーブル構造を示す図である。
【図7】図2に示した顧客紹介パートナー管理情報デー
タベース930のテーブル構造を示す図である。
【図8】同一実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】図8に示した広告主一覧画面表示/プログラム
ダウンロード処理を説明するフローチャートである。
【図10】図8に示した広告主側課金状況確認処理を説
明するフローチャートである。
【図11】図8に示した広告主側支払管理処理を説明す
るフローチャートである。
【図12】同一実施の形態の顧客紹介時の動作を説明す
るフローチャートである。
【図13】図2および図3に示したメインサイト100
0のトップ画面1001を示す図である。
【図14】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主会員登録画面1005を示す図である。
【図15】図2および図3に示したメインサイト100
0のプログラムダウンロード画面1017を示す図であ
る。
【図16】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー一覧画面1021を示す図であ
る。
【図17】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー確認画面1026を示す図であ
る。
【図18】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主側課金状況確認画面1027を示す図であ
る。
【図19】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主側支払管理画面1038を示す図である。
【図20】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー会員登録画面1044を示す図
である。
【図21】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主一覧画面1046を示す図である。
【図22】図2および図3に示したメインサイト100
0の広告主確認画面1053を示す図である。
【図23】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー側課金状況確認画面1054を
示す図である。
【図24】図2および図3に示したメインサイト100
0の顧客紹介パートナー側支払管理画面1060を示す
図である。
【図25】同一実施の形態の変形例1を説明する図であ
る。
【図26】同一実施の形態の変形例2の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】 1001 〜100n 広告主Webサーバ 3001 〜300n 広告主クライアント 4001 〜400m 顧客紹介パートナーWebサーバ 5001 〜500m 顧客紹介パートナークライアント 6001 〜600s 消費者クライアント 700 顧客紹介装置 800 管理クライアント 200 インターネット 730 制御部 731 メイン制御部 732 登録制御部 733 メール制御部 734 Webページ生成部 735 プログラム生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中塚 望 東京都港区西新橋1丁目6番13号 柏屋ビ ル7階 株式会社マルカタ内 (72)発明者 桜田 浩之 東京都港区西新橋1丁目6番13号 柏屋ビ ル7階 株式会社マルカタ内 Fターム(参考) 5B049 BB49 CC36 DD01 FF01 GG02

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告主により運営される広告主ウェブサ
    イトを介して商品・サービスをインターネットを利用し
    て提供する広告主ウェブサイトシステムと、 紹介手数料の支払いを前提として前記広告主と提携した
    顧客紹介パートナーにより運営されかつ前記広告主ウェ
    ブサイトにリンクするインターネット広告が掲載される
    顧客紹介パートナーウェブサイトを介して顧客を前記広
    告主に紹介する顧客紹介パートナーウェブサイトシステ
    ムと、 前記インターネット広告が前記顧客によりクリックされ
    た場合に前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
    から通知される、前記顧客紹介パートナーを識別するた
    めの顧客紹介パートナー識別子および前記広告主を識別
    するための広告主識別子からなる第1の情報を受信した
    場合、前記顧客により操作されるコンピュータ端末に該
    第1の情報を設定する情報設定手段と、前記顧客が前記
    インターネット広告経由で前記広告主ウェブサイトにお
    いて前記商品・サービスの購入、または購入に関する問
    い合わせをした場合に前記広告主ウェブサイトシステム
    から通知される、前記広告主識別子および購入情報から
    なる第2の情報を受信した場合、前記コンピュータ端末
    から前記第1の情報を取得する情報取得手段と、前記情
    報取得手段により取得された前記第1の情報、および前
    記広告主ウェブサイトシステムから通知された前記第2
    の情報に基づいて、前記広告主および前記顧客紹介パー
    トナーを特定した後、該購入情報に基づいて前記広告主
    から前記顧客紹介パートナーへ支払われる前記紹介手数
    料を算出する紹介手数料算出手段とから構成された顧客
    紹介装置と、 を備えたことを特徴とする顧客紹介システム。
  2. 【請求項2】 前記顧客紹介装置は、 前記情報取得手段により取得された前記第1の情報、お
    よび前記広告主ウェブサイトシステムから通知された前
    記第2の情報にそれぞれ含まれる広告主識別子同士を比
    較する比較手段を備え、 前記紹介手数料算出手段は、前記比較手段の比較結果が
    一致である場合にのみ、前記第2の情報に含まれる前記
    購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて前記紹介手
    数料を算出すること、 を特徴とする請求項1に記載の顧客紹介システム。
  3. 【請求項3】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主識別子を前記広告主ウェブサイトシステムに
    設定する広告主識別子設定手段と、 前記顧客紹介パートナー識別子、および前記広告主識別
    子に対応付けられた前記インターネット広告を前記顧客
    紹介パートナーウェブサイトシステムに設定する顧客紹
    介パートナー識別子設定手段と、 前記インターネット広告が前記顧客によりクリックされ
    た場合、前記顧客紹介パートナー識別子および前記広告
    主識別子からなる第1の情報を通知させる機能を実現す
    るための顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム
    を前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステムに提供
    する顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供
    手段と、 前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウ
    ェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、または
    購入に関する問い合わせをした場合、前記広告主識別子
    および購入情報からなる第2の情報を通知させる機能を
    実現するための広告主用コンピュータプログラムを前記
    広告主ウェブサイトシステムに提供する広告主用コンピ
    ュータプログラム提供手段とを備えたこと、 を特徴とする請求項1または2に記載の顧客紹介システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹介手
    数料を前記管理ウェブサイトを介して閲覧させる閲覧手
    段を備えたこと、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の顧客
    紹介システム。
  5. 【請求項5】 前記顧客紹介装置は、 広告主毎に、提携している顧客紹介パートナー、顧客紹
    介パートナー識別子、購入情報、該顧客紹介パートナー
    に支払うべき紹介手数料の情報を格納する広告主管理デ
    ータベースと、 顧客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主
    識別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料
    の情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベース
    とを備え、 前記閲覧手段は、前記広告主管理データベースおよび前
    記顧客紹介パートナー管理データベースに基づいて、各
    情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記広告主およ
    び前記顧客紹介パートナーに閲覧させること、 を特徴とする請求項4に記載の顧客紹介システム。
  6. 【請求項6】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記広告主から前
    記顧客紹介パートナーへの前記紹介手数料の支払履歴を
    管理する支払履歴管理手段を備え、 前記閲覧手段は、前記管理ウェブサイトを介して、前記
    支払履歴を前記広告主および前記顧客紹介パートナーに
    閲覧させること、 を特徴とする請求項4または5に記載の顧客紹介システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数料の
    支払いの確定または取り消しの情報を管理する紹介手数
    料管理手段を備え、 前記閲覧手段は、前記紹介手数料管理手段の管理結果に
    基づいて、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに
    前記確定または取り消しの情報を閲覧させること、 を特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の顧客
    紹介システム。
  8. 【請求項8】 前記顧客紹介装置は、 提携先をそれぞれ探している広告主、顧客紹介パートナ
    ーに関する情報を管理ウェブサイトを介して前記顧客紹
    介パートナー、広告主に閲覧させることにより提携マッ
    チングの機会を提供するマッチング手段を備え、 顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供手段
    は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
    パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
    システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
    グラムを提供し、 広告主用コンピュータプログラム提供手段は、前記提携
    マッチングが成立した場合、当該広告主に対応する前記
    広告主ウェブサイトシステムに広告主用コンピュータプ
    ログラムを提供すること、 を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の顧客
    紹介システム。
  9. 【請求項9】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主のウェブ操作に基づいて、前記紹介手数料の
    紹介料率を設定する紹介料率設定手段を備え、 前記紹介手数料算出手段は、前記紹介料率および前記購
    入情報に基づいて、前記紹介手数料を算出すること、 を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の顧客
    紹介システム。
  10. 【請求項10】 前記マッチング手段は、前記広告主に
    関する情報として、少なくとも、前記広告主の連絡先、
    紹介料率、前記広告主ウェブサイトのURLを顧客紹介
    パートナーに閲覧させるとともに、前記顧客紹介パート
    ナーに関する情報として、前記顧客紹介パートナーの連
    絡先、前記顧客紹介パートナーウェブサイトのURLを
    前記広告主に閲覧させること、 を特徴とする請求項8または9に記載の顧客紹介システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記マッチング手段は、広告主または
    顧客紹介パートナーのウェブ操作により入力される検索
    キーに基づいて検索し、検索結果としての顧客紹介パー
    トナーまたは広告主に関する情報を顧客紹介パートナー
    または広告主に閲覧させることを特徴とする請求項8〜
    10のいずれか一つに記載の顧客紹介システム。
  12. 【請求項12】 前記顧客紹介装置は、 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるインター
    ネット広告のクリック数を計数するクリック数計数手段
    を備え、 前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに関す
    る情報として、前記クリック数を前記広告主に閲覧させ
    ること、 を特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の顧
    客紹介システム。
  13. 【請求項13】 前記閲覧手段は、既に提携先がある広
    告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関係
    する前記クリック数を閲覧させること、 を特徴とする請求項12に記載の顧客紹介システム。
  14. 【請求項14】 前記顧客紹介装置は、 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲載されるインター
    ネット広告のクリック数を計数するクリック数計数手段
    と、 前記クリック数に基づいて、前記インターネット広告の
    広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出する広告効
    果数値算出手段とを備え、 前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに関す
    る情報として、前記広告効果数値を前記広告主に閲覧さ
    せること、 を特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の顧
    客紹介システム。
  15. 【請求項15】 前記閲覧手段は、既に提携先がある広
    告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関係
    する前記広告効果数値を閲覧させること、 を特徴とする請求項14に記載の顧客紹介システム。
  16. 【請求項16】 前記顧客紹介装置は、 前記広告主および前記顧客紹介パートナーに前記紹介手
    数料を電子メールを介して通知する通知手段を備えたこ
    と、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の顧客
    紹介システム。
  17. 【請求項17】 広告主により運営される広告主ウェブ
    サイトを介して商品・サービスをインターネットを利用
    して提供する広告主ウェブサイトシステムと、紹介手数
    料の支払いを前提として前記広告主と提携した顧客紹介
    パートナーにより運営されかつ前記広告主ウェブサイト
    にリンクするインターネット広告が掲載される顧客紹介
    パートナーウェブサイトを介して顧客を前記広告主に紹
    介する顧客紹介パートナーウェブサイトシステムとを備
    えた顧客紹介システムに適用される顧客紹介装置であっ
    て、 前記インターネット広告が前記顧客によりクリックされ
    た場合に前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
    から通知される、前記顧客紹介パートナーを識別するた
    めの顧客紹介パートナー識別子および前記広告主を識別
    するための広告主識別子からなる第1の情報を受信した
    場合、前記顧客により操作されるコンピュータ端末に該
    第1の情報を設定する情報設定手段と、 前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウ
    ェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、または
    購入に関する問い合わせをした場合に前記広告主ウェブ
    サイトシステムから通知される、前記広告主識別子およ
    び購入情報からなる第2の情報を受信した場合、前記コ
    ンピュータ端末から前記第1の情報を取得する情報取得
    手段と、 前記情報取得手段により取得された前記第1の情報、お
    よび前記広告主ウェブサイトシステムから通知された前
    記第2の情報に基づいて、前記広告主および前記顧客紹
    介パートナーを特定した後、該購入情報に基づいて前記
    広告主から前記顧客紹介パートナーへ支払われる前記紹
    介手数料を算出する紹介手数料算出手段と、 を備えたことを特徴とする顧客紹介装置。
  18. 【請求項18】 前記情報取得手段により取得された前
    記第1の情報、および前記広告主ウェブサイトシステム
    から通知された前記第2の情報にそれぞれ含まれる広告
    主識別子同士を比較する比較手段を備え、 前記紹介手数料算出手段は、前記比較手段の比較結果が
    一致である場合にのみ、前記第2の情報に含まれる前記
    購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて前記紹介手
    数料を算出すること、 を特徴とする請求項17に記載の顧客紹介装置。
  19. 【請求項19】 前記広告主識別子を前記広告主ウェブ
    サイトシステムに設定する広告主識別子設定手段と、 前記顧客紹介パートナー識別子、および前記広告主識別
    子に対応付けられた前記インターネット広告を前記顧客
    紹介パートナーウェブサイトシステムに設定する顧客紹
    介パートナー識別子設定手段と、前記インターネット広
    告が前記顧客によりクリックされた場合、前記顧客紹介
    パートナー識別子および前記広告主識別子からなる第1
    の情報を通知させる機能を実現するための顧客紹介パー
    トナー用コンピュータプログラムを前記顧客紹介パート
    ナーウェブサイトシステムに提供する顧客紹介パートナ
    ー用コンピュータプログラム提供手段と、 前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウ
    ェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、または
    購入に関する問い合わせをした場合、前記広告主識別子
    および購入情報からなる第2の情報を通知させる機能を
    実現するための広告主用コンピュータプログラムを前記
    広告主ウェブサイトシステムに提供する広告主用コンピ
    ュータプログラム提供手段と、 を備えたことを特徴とする請求項17または18に記載
    の顧客紹介装置。
  20. 【請求項20】 前記広告主および前記顧客紹介パート
    ナーに前記紹介手数料を管理ウェブサイトを介して閲覧
    させる閲覧手段、 を備えたことを特徴とする請求項17〜19のいずれか
    一つに記載の顧客紹介装置。
  21. 【請求項21】 広告主毎に、提携している顧客紹介パ
    ートナー、顧客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧
    客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情報を格納
    する広告主管理データベースと、 顧客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主
    識別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料
    の情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベース
    とを備え、 前記閲覧手段は、前記広告主管理データベースおよび前
    記顧客紹介パートナー管理データベースに基づいて、各
    情報を管理ウェブサイトを介して、前記広告主および前
    記顧客紹介パートナーに閲覧させること、 を特徴とする請求項20に記載の顧客紹介装置。
  22. 【請求項22】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記広告主から前記顧客紹介パートナーへの前記紹介手
    数料の支払履歴を管理する支払履歴管理手段を備え、 前記閲覧手段は、前記管理ウェブサイトを介して、前記
    支払履歴を前記広告主および前記顧客紹介パートナーに
    閲覧させること、 を特徴とする請求項20または21に記載の顧客紹介装
    置。
  23. 【請求項23】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記紹介手数料の支払いの確定または取り消しの情報を
    管理する紹介手数料管理手段を備え、 前記閲覧手段は、前記紹介手数料管理手段の管理結果に
    基づいて、前記広告主および前記顧客紹介パートナーに
    前記確定または取り消しの情報を閲覧させること、 を特徴とする請求項20〜22のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  24. 【請求項24】 提携先をそれぞれ探している広告主、
    顧客紹介パートナーに関する情報を管理ウェブサイトを
    介して前記顧客紹介パートナー、広告主に閲覧させるこ
    とにより提携マッチングの機会を提供するマッチング手
    段を備え、 顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供手段
    は、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹介
    パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイト
    システムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプロ
    グラムを提供し、 広告主用コンピュータプログラム提供手段は、前記提携
    マッチングが成立した場合、当該広告主に対応する前記
    広告主ウェブサイトシステムに広告主用コンピュータプ
    ログラムを提供すること、 を特徴とする請求項17〜23のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  25. 【請求項25】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記紹介手数料の紹介料率を設定する紹介料率設定手段
    を備え、 前記紹介手数料算出手段は、前記紹介料率および前記購
    入情報に基づいて、前記紹介手数料を算出すること、 を特徴とする請求項17〜24のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  26. 【請求項26】 前記マッチング手段は、前記広告主に
    関する情報として、少なくとも、前記広告主の連絡先、
    紹介料率、前記広告主ウェブサイトのURLを顧客紹介
    パートナーに閲覧させるとともに、前記顧客紹介パート
    ナーに関する情報として、前記顧客紹介パートナーの連
    絡先、前記顧客紹介パートナーウェブサイトのURLを
    前記広告主に閲覧させること、 を特徴とする請求項24または25に記載の顧客紹介装
    置。
  27. 【請求項27】 前記マッチング手段は、広告主または
    顧客紹介パートナーのウェブ操作により入力される検索
    キーに基づいて検索し、検索結果としての顧客紹介パー
    トナーまたは広告主に関する情報を顧客紹介パートナー
    または広告主に閲覧させること、 を特徴とする請求項24〜26のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  28. 【請求項28】 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲
    載されるインターネット広告のクリック数を計数するク
    リック数計数手段を備え、 前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに関す
    る情報として、前記クリック数を前記広告主に閲覧させ
    ること、 を特徴とする請求項24〜27のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  29. 【請求項29】 前記閲覧手段は、既に提携先がある広
    告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関係
    する前記クリック数を閲覧させること、 を特徴とする請求項28に記載の顧客紹介装置。
  30. 【請求項30】 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲
    載されるインターネット広告のクリック数を計数するク
    リック数計数手段と、 前記クリック数に基づいて、前記インターネット広告の
    広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出する広告効
    果数値算出手段とを備え、 前記マッチング手段は、前記顧客紹介パートナーに関す
    る情報として、前記広告効果数値を前記広告主に閲覧さ
    せること、 を特徴とする請求項24〜27のいずれか一つに記載の
    顧客紹介装置。
  31. 【請求項31】 前記閲覧手段は、既に提携先がある広
    告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関係
    する前記広告効果数値を閲覧させること、 を特徴とする請求項30に記載の顧客紹介装置。
  32. 【請求項32】 前記広告主および前記顧客紹介パート
    ナーに前記紹介手数料を電子メールを介して通知する通
    知手段、 を備えたことを特徴とする請求項17〜19のいずれか
    一つに記載の顧客紹介装置。
  33. 【請求項33】 広告主により運営される広告主ウェブ
    サイトを介して商品・サービスをインターネットを利用
    して提供する広告主ウェブサイトシステムと、紹介手数
    料の支払いを前提として前記広告主と提携した顧客紹介
    パートナーにより運営されかつ前記広告主ウェブサイト
    にリンクするインターネット広告が掲載される顧客紹介
    パートナーウェブサイトを介して顧客を前記広告主に紹
    介する顧客紹介パートナーウェブサイトシステムとを備
    えた顧客紹介システムに適用される顧客紹介方法であっ
    て、 前記インターネット広告が前記顧客によりクリックされ
    た場合に前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステム
    から通知される、前記顧客紹介パートナーを識別するた
    めの顧客紹介パートナー識別子および前記広告主を識別
    するための広告主識別子からなる第1の情報を受信した
    場合、前記顧客により操作されるコンピュータ端末に該
    第1の情報を設定する情報設定工程と、 前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウ
    ェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、または
    購入に関する問い合わせをした場合に前記広告主ウェブ
    サイトシステムから通知される、前記広告主識別子およ
    び購入情報からなる第2の情報を受信した場合、前記コ
    ンピュータ端末から前記第1の情報を取得する情報取得
    工程と、 前記情報取得工程で取得された前記第1の情報、および
    前記広告主ウェブサイトシステムから通知された前記第
    2の情報に基づいて、前記広告主および前記顧客紹介パ
    ートナーを特定した後、該購入情報に基づいて前記広告
    主から前記顧客紹介パートナーへ支払われる前記紹介手
    数料を算出する紹介手数料算出工程と、 を含むことを特徴とする顧客紹介方法。
  34. 【請求項34】 前記情報取得工程で取得された前記第
    1の情報、および前記広告主ウェブサイトシステムから
    通知された前記第2の情報にそれぞれ含まれる広告主識
    別子同士を比較する比較工程を含み、 前記紹介手数料算出工程では、前記比較工程の比較結果
    が一致である場合にのみ、前記第2の情報に含まれる前
    記購入情報を有効とし、該購入情報に基づいて前記紹介
    手数料を算出すること、 を特徴とする請求項33に記載の顧客紹介方法。
  35. 【請求項35】 前記広告主識別子を前記広告主ウェブ
    サイトシステムに設定する広告主識別子設定工程と、 前記顧客紹介パートナー識別子、および前記広告主識別
    子に対応付けられた前記インターネット広告を前記顧客
    紹介パートナーウェブサイトシステムに設定する顧客紹
    介パートナー識別子設定工程と、 前記インターネット広告が前記顧客によりクリックされ
    た場合、前記顧客紹介パートナー識別子および前記広告
    主識別子からなる第1の情報を通知させる機能を実現す
    るための顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム
    を前記顧客紹介パートナーウェブサイトシステムに提供
    する顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供
    工程と、 前記顧客が前記インターネット広告経由で前記広告主ウ
    ェブサイトにおいて前記商品・サービスの購入、または
    購入に関する問い合わせをした場合、前記広告主識別子
    および購入情報からなる第2の情報を通知させる機能を
    実現するための広告主用コンピュータプログラムを前記
    広告主ウェブサイトシステムに提供する広告主用コンピ
    ュータプログラム提供工程と、 を含むことを特徴とする請求項33または34に記載の
    顧客紹介方法。
  36. 【請求項36】 前記広告主および前記顧客紹介パート
    ナーに前記紹介手数料を管理ウェブサイトを介して閲覧
    させる閲覧工程、 を含むことを特徴とする請求項33〜35のいずれか一
    つに記載の顧客紹介方法。
  37. 【請求項37】 広告主毎に、提携している顧客紹介パ
    ートナー、顧客紹介パートナー識別子、購入情報、該顧
    客紹介パートナーに支払うべき紹介手数料の情報を格納
    する広告主管理データベースと、 顧客紹介パートナー毎に、提携している広告主、広告主
    識別子、購入情報、該広告主から支払われる紹介手数料
    の情報を格納する顧客紹介パートナー管理データベース
    とを含み、 前記閲覧工程では、前記広告主管理データベースおよび
    前記顧客紹介パートナー管理データベースに基づいて、
    各情報を前記管理ウェブサイトを介して、前記広告主お
    よび前記顧客紹介パートナーに閲覧させること、 を特徴とする請求項36に記載の顧客紹介方法。
  38. 【請求項38】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記広告主から前記顧客紹介パートナーへの前記紹介手
    数料の支払履歴を管理する支払履歴管理工程を含み、 前記閲覧工程では、前記管理ウェブサイトを介して、前
    記支払履歴を前記広告主および前記顧客紹介パートナー
    に閲覧させること、 を特徴とする請求項36または37に記載の顧客紹介方
    法。
  39. 【請求項39】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記紹介手数料の支払いの確定または取り消しの情報を
    管理する紹介手数料管理工程を含み、 前記閲覧工程では、前記紹介手数料管理工程の管理結果
    に基づいて、前記広告主および前記顧客紹介パートナー
    に前記確定または取り消しの情報を閲覧させること、 を特徴とする請求項36〜38のいずれか一つに記載の
    顧客紹介方法。
  40. 【請求項40】 提携先をそれぞれ探している広告主、
    顧客紹介パートナーに関する情報を管理ウェブサイトを
    介して前記顧客紹介パートナー、広告主に閲覧させるこ
    とにより提携マッチングの機会を提供するマッチング工
    程を含み、 顧客紹介パートナー用コンピュータプログラム提供工程
    では、前記提携マッチングが成立した場合、当該顧客紹
    介パートナーに対応する顧客紹介パートナーウェブサイ
    トシステムに前記顧客紹介パートナー用コンピュータプ
    ログラムを提供し、 広告主用コンピュータプログラム提供工程では、前記提
    携マッチングが成立した場合、当該広告主に対応する前
    記広告主ウェブサイトシステムに広告主用コンピュータ
    プログラムを提供すること、 を特徴とする請求項33〜39のいずれか一つに記載の
    顧客紹介方法。
  41. 【請求項41】 前記広告主のウェブ操作に基づいて、
    前記紹介手数料の紹介料率を設定する紹介料率設定工程
    を含み、 前記紹介手数料算出工程では、前記紹介料率および前記
    購入情報に基づいて、前記紹介手数料を算出すること、 を特徴とする請求項33〜40のいずれか一つに記載の
    顧客紹介方法。
  42. 【請求項42】 前記マッチング工程では、前記広告主
    に関する情報として、少なくとも、前記広告主の連絡
    先、紹介料率、前記広告主ウェブサイトのURLを顧客
    紹介パートナーに閲覧させるとともに、前記顧客紹介パ
    ートナーに関する情報として、前記顧客紹介パートナー
    の連絡先、前記顧客紹介パートナーウェブサイトのUR
    Lを前記広告主に閲覧させること、 を特徴とする請求項40または41に記載の顧客紹介方
    法。
  43. 【請求項43】 前記マッチング工程では、広告主また
    は顧客紹介パートナーのウェブ操作により入力される検
    索キーに基づいて検索し、検索結果としての顧客紹介パ
    ートナーまたは広告主に関する情報を顧客紹介パートナ
    ーまたは広告主に閲覧させることを特徴とする請求項4
    0〜42のいずれか一つに記載の顧客紹介方法。
  44. 【請求項44】 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲
    載されるインターネット広告のクリック数を計数するク
    リック数計数工程を含み、 前記マッチング工程では、前記顧客紹介パートナーに関
    する情報として、前記クリック数を前記広告主に閲覧さ
    せること、 を特徴とする請求項40〜43のいずれか一つに記載の
    顧客紹介方法。
  45. 【請求項45】 前記閲覧工程では、既に提携先がある
    広告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関
    係する前記クリック数を閲覧させること、 を特徴とする請求項44に記載の顧客紹介方法。
  46. 【請求項46】 顧客紹介パートナーウェブサイトに掲
    載されるインターネット広告のクリック数を計数するク
    リック数計数工程と、 前記クリック数に基づいて、前記インターネット広告の
    広告効果を定量的に表す広告効果数値を算出する広告効
    果数値算出工程とを含み、 前記マッチング工程では、前記顧客紹介パートナーに関
    する情報として、前記広告効果数値を前記広告主に閲覧
    させること、 を特徴とする請求項40〜43のいずれか一つに記載の
    顧客紹介方法。
  47. 【請求項47】 前記閲覧工程では、既に提携先がある
    広告主および顧客紹介パートナーに、それぞれに直接関
    係する前記広告効果数値を閲覧させること、 を特徴とする請求項46に記載の顧客紹介方法。
  48. 【請求項48】 前記広告主および前記顧客紹介パート
    ナーに前記紹介手数料を電子メールを介して通知する通
    知工程、 を含むことを特徴とする請求項33〜35のいずれか一
    つに記載の顧客紹介方法。
  49. 【請求項49】 前記請求項33〜48のいずれか一つ
    に記載の顧客紹介方法をコンピュータに実行させるため
    の顧客紹介プログラム。
  50. 【請求項50】 前記請求項33〜48のいずれか一つ
    に記載の顧客紹介方法をコンピュータに実行させるため
    の顧客紹介プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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