JP5256860B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置としては、例えばドラム状の感光体などからなる像担持体を、転写媒体(転写紙、中間転写体等)に対向して配列し、像担持体に対応した光源装置から放射された光ビームを1つの光偏向器により偏向し、像担持体に対応する走査光学系により像担持体を露光して潜像を作り、これらの潜像を現像剤で可視化したのち、可視像を転写媒体に転写し、定着することで、画像を得ることができる。
また、フルカラー対応の画像形成装置としては、例えば、ドラム状の感光体などからなる像担持体を4個、転写媒体(転写紙、中間転写体等)の搬送方向に配列し、これらの像担持体に対応した複数の光源装置から放射された光ビームを1つの光偏向器により偏向し、各像担持体に対応する複数の走査光学系により各像担持体を同時に露光して潜像を作り、これらの潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどの各々異なる色の現像剤で可視化したのち、これらの可視像を同一の転写媒体に順次重ね合わせて転写し、定着することで、カラー画像を得ることができる。
ここで「ゴースト像」とは、前記光ビームが、走査レンズの光学面や、走査レンズなどを保持するための金属部品などで反射されて、前記被走査面である感光体からなる像担持体へ到達してしまい、上記画像形成を目的とした潜像とは別に、形成したい画像と無関係な潜像の原因になる光スポットのことを言う。
通常、「ゴースト像」を形成する光ビームは、走査レンズなどを保持するための金属部品などで反射された光ビームがほとんどである。よって、ほとんどの場合は上記金属部品などを反射しにくい色で着色するなどの対策を施して反射を抑え、「ゴースト像」を形成できないようにするといった極めて簡便な方法がとられている。
例えば特許文献1で問題にしているように、防音ガラスや走査レンズなど、本来透過すべき光学面での1回反射によるゴースト像が問題となっている。
そこで特許文献1〜4には、光学面での1回反射によるゴースト像の問題を解決する手段が提案されている。
例えば、屈折率1.5の媒質からなる走査レンズの光学面からの反射率は4%程度である(面への光入射角や、光の偏光状態で多少上下する)。この光学面からの1回反射のゴースト像のエネルギーは、通常の光スポットに比較して4%程度のエネルギーを有する。これと比較して、2回反射のゴースト像のエネルギーは0.16%程度であり、1回反射に比べて格段にエネルギーが弱い。
しかし、この問題とならなかった2回反射によるゴースト像が、近年の画像形成装置の高精細化によって問題になる可能性がでてきた。
本発明の第1の手段は、光束を放射する1あるいは複数の光源と、この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、該第1光学系からの光束を主走査方向に長く略線状に集光する第2光学系と、前記略線状の集光部の近傍に偏向反射面を有し、この偏向反射面により光束を偏向する回転多面鏡と、被走査面と、1または複数のレンズを有し、前記回転多面鏡による偏向光束を前記被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系を有する光走査装置において、前記第3光学系内のレンズの光学面で、通常の光スポット集光においては屈折面として作用する面のうち、異なる2面からの1回ずつの反射による反射光は、以下の条件(式1、式2)を満足し、複数像高における前記反射光が前記被走査面上の同じ位置に集まり、前記被走査面はビームウエスト位置から±ΔXの範囲に位置し、前記異なる2面のうち、1または2面に減反射コーティングを施すことを特徴とする。
また、n1とn2は、前記異なる2面の、各面での前後の媒質の屈折率を示し、R1とR2はそれぞれの面での反射率を示す。かつ前記異なる2面からの1回ずつの反射による反射光の光束のビームウエスト位置でのビームスポット径ω0と、前記ビームウエスト位置から許容ビーム径となる位置までの距離ΔXでのビームスポット径ωg について、以下の条件式が成立する。
また、本発明の第4の手段は、第1乃至第3のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系の副走査断面において、前記特定の2面の反射による合成屈折力は、以下の条件を満足することを特徴とする。
(特定の2面の反射による合成屈折力)≧0
また、本発明の第6の手段は、第1乃至第5のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系内のレンズは、有効径外の表面を荒したことを特徴とする。
また、本発明の第7の手段は、第1乃至第6のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系内のレンズは、有効径外の表面に減反射効果を有する塗装を施すことを特徴とする。
また、本発明の第9の手段は、第1乃至第8のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系は、2枚以上のレンズと、複数の平面ミラーからなることを特徴とする。
さらに本発明の第10の手段は、第1乃至第9のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系内の少なくとも1つのレンズは、主走査断面形状が非円弧な面を有することを特徴とする。
さらにまた、本発明の第11の手段は、第1乃至第10のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記第3光学系内の少なくとも1つのレンズは、主走査断面形状が自由曲面である面を有することを特徴とする。
また、本発明によって高精細な走査光学系のレイアウト自由度が高まり、特に、偏心に対して性能劣化の割合が低い両凸レンズを採用することが可能となるので、より高画質で小型な光走査装置の構成を提供することが可能となる。
そして、この光走査装置を搭載することにより高精細な画像形成を行なうことができる画像形成装置を実現することができる。
画像形成装置に搭載される光走査装置は、光ビームを回転多面鏡(ポリゴンミラーとも言う)などの光偏向器によって偏向させ、光ビームが像担持体(例えばドラム状の感光体)上を移動し、さらに感光体が回転することによって画像が形成される。この光偏向器によるビームの移動方向を主走査方向と言い、感光体の回転による移動方向を副走査方向と呼ぶ。
図1は、光源1からの光が、回転多面鏡4によって偏向され、走査レンズ5によって被走査面である感光体7に収束する様子を示している。
図では簡単のために各光束の主光線のみ実線で示しているが、実際には図1の一点鎖線で部分的に示しているように、太さを持った光束が回転多面鏡4に入射し、感光体7上で収束する。
各ビームのエネルギーは、前述したように各面の反射率を4%とすれば、0.16%である。しかし、このゴースト像は、本来感光体上に(主走査方向に)形成する1列の光スポット列の、スポット数分だけ同じ位置にゴースト像を形成するため、前記の0.16%が重畳されたエネルギーのゴースト像であると考えられる。
0.0016×(ω0/ωg)2×Dpi≧0.04
↓
0.0016×Dpi/0.04≧(ωg/ω0)2
↓
0.04×Dpi≧(ωg/ω0)2 (式5)
という関係式を導きだし、式5を式4に代入して導きだしたものである。
本発明を用いることで、特許文献3のような光学部品のレイアウトへの制約が無くなる。
また、本発明を用いることで、特許文献4のような特殊部材を用いる必要も無い。
ここで、図4に図2の走査光学系の副走査断面形状を示す。走査レンズ5の副走査断面形状が両凸なので、走査レンズ5は副走査断面にて正のパワーを有する。図4では、通常のビームスポットを形成する光路を実線で示した。
図4に示す副走査断面では、通常では、回転多面鏡の偏向反射面による反射の位置と感光体7が共役に設定されているので、正のパワーを持つ走査レンズ5を透過すると、光束は感光体上に収束する。よって、合計パワーが0以上の2面で反射すると、感光体よりも手前で一度収束し、その後、発散する。
これが図9(A)に示す走査光学系の第2走査レンズ6のような、第1面6aが負のパワーを持つ反射面を経由すると、通常の光路に比べ、反射によって回転多面鏡4から収束点までの光路長が伸びたのに、負のパワーによって回転多面鏡4から収束点までの距離も伸びるため収束する可能性がある。
また、光源1にレーザーダイオードアレイ(LDA)を用いることにより、高速化・高密度化が実現できる。その際、感光体面上で所望の副走査ビームピッチを出すためには、LDAを傾ける必要があり、その際、偏光方向は主走査方向に平行に近くなり、上記と同様の効果を出すことができる。勿論、光源として面発光LD(VCSEL)を用いても良い。
以下、本発明の光走査装置のより具体的な実施例を説明する。
図5は本発明の第1の実施例を示す光走査装置の概略構成図である。
この光走査装置は、光源1であるレーザーダイオード(以後LD)、LD1からの発散光束を平行光束にするカップリングレンズ2、図5の紙面垂直方向に広がる光を回転多面鏡4の反射面上に収束するシリンダレンズ3、光偏向器である回転多面鏡4、fθレンズである走査レンズ5、被走査面である感光体7からなる。なお、本光走査装置を画像形成装置に載せれば、感光体の光潜像を現像装置にて現像し、転写紙等の転写媒体に転写後に定着することで画像を得ることができる(画像形成装置の構成例については後述する)。
図5にて一点鎖線で示すように、実際には太さを持った光束が回転多面鏡4にて反射され、走査レンズ5で感光体7に収束される。回転多面鏡4の回転によって、この収束光束は感光体上を主走査方向に走査する。
図6に示すように、走査レンズ5の第2面5bで、光束は通常、屈折されて感光体7に向かうが、一部反射し(反射光量はフレネルの法則に従う)、走査レンズ5の第1面5aに向かう。走査レンズ5の第1面5aで反射した光は、第1面5aと第2面5bの反射によって「回転多面鏡4の反射位置」と「感光体(被走査面)7」が共役の関係になっていると、被走査面中央(図の感光体の主走査方向中心)に向かう。
1200×30/2.54≒14173個
のゴースト像が、同じ位置に形成されることになる。これが2400dpiの場合、その倍の28346個のゴースト像が同じ位置に形成されることになる。(実際には光線収差があるので、同じ位置に打ち込まれることはありえないが、解像度とゴースト像の照度の関係を考える目安となる。)
勿論、走査レンズ5の第1面5a、第2面5bの両方に減反射コーティングを設けて、ゴースト像1個の光エネルギーを、通常の光スポットに対して、0.0001%(0.001×0.001)まで落とせば、顕著なゴースト像が発生する可能性はほとんど無くなる。
また、前述の第1の手段に記載の式1からゴースト像の強度が強い範囲を求め、コーティングや微細構造を光学面に施す必要がなければ、実施しない方がコストダウンに貢献する。
式2は以下の形になる。
例えば、実施例1の走査レンズ5の場合であれば、走査レンズの各面についてn1は空気(n1=1)または屈折率1.5の媒質、n2も同様である。
また、屈折率測定が困難であれば、Rを直接測定しても問題ない。
次に、実施例2は実施例1の構成で、第3光学系である走査レンズを2枚構成にしたものである。なお、レイアウトによっては第1走査レンズと第2走査レンズの間、第2走査レンズと感光体の間に折り返しミラー(図示せず)を入れて光走査装置全体を小型化することは当然問題無い。
実施例2の具体的な構成を図7に示す。回転多面鏡側の走査レンズ5を第1走査レンズ、感光体側の走査レンズ6を第2走査レンズとする。第2走査レンズ6の第1面6aは自由曲面とする。また、実施例1と同様に実際には一点鎖線で示す太い光束が回転多面鏡4を反射して感光体上に収束されるが、ゴースト像の様子を示す図8ではゴースト光の経路が見やすいように、主光線だけを示す。
上述したように第2走査レンズ6の第1面6aが自由曲面なので、光軸の近傍で回転多面鏡4の反射面と感光体7が共役になっていても、図8で第1走査レンズ5の周辺を透過する光線は、第1走査レンズ5の第1面5aで反射しても感光体7に向かわず、あらぬ方向に進む。
なお、実施例2も実施例1と同様に、主走査方向の解像度とゴースト像の(重畳された)照度はほぼ比例する。
なお、前述の第11の手段に記載のように、2枚以上レンズがあると、第2の手段に記載の特定の2面として、取り得る2面の組み合わせが、1枚のレンズ(1パターンしかない)に比べて増加するので、レンズ枚数が2枚以上の場合には、本発明は特に有効である。
これによって試作をすることなくゴーストの問題を予見し、必要最小限の対策で、問題の解決が可能となるので、製品の低コスト化に貢献することができる。
また、本発明によって高精細な走査光学系のレイアウト自由度が高まり、特に、偏心に対して性能劣化の割合が低い両凸レンズ(図2からわかるように、両凸レンズを用いると、この共役タイプのゴーストが出易く、本発明のような判定・改善手法を用いないと高精細な光走査装置には採用しにくい)を採用することができるので、より高画質で小型な光走査装置の構成が期待できる。すなわち、両凸レンズは、正のパワーを各面に振り分けるため、1面での光線の偏角が小さく、第1面と第2面の偏心の影響が小さい。このため、同じパワーでも偏心の効きが弱い両凸レンズを採用することで、走査光学系の小型化が期待できる。
次に本発明に係る画像形成装置の構成例を説明する。
図10は本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構成図であり、レーザープリンタの一例を略示したものである。このレーザープリンタは、像担持体7としてドラム状に形成された光導電性の感光体を有している。感光体7の周囲には、帯電手段としての帯電ローラ10、現像装置30、転写手段としての転写ローラ40、クリーニング装置50が配備されている。この実施例では、帯電手段として、オゾン発生の少ない接触式の帯電ローラ10を用いているが、コロナ放電を利用するコロナチャージャを帯電手段として用いることもできる。また、潜像形成手段として、実施例1や実施例2で説明した構成の光走査装置20が設けられており、帯電ローラ10と現像装置30との間で、被走査面である感光体7に対してレーザービームLBの光走査による露光を行うようになっている。また、図10において、符号60は給紙カセット、符号61は給紙ローラ、符号62はレジストローラ、符号63は定着装置、符号64は排紙ローラ、符号65は排紙トレイを示している。
図11は本発明の別の実施例を示す画像形成装置の概略構成図であり、この画像形成装置はタンデム型のフルカラー・レーザープリンタの例である。
図11において、装置下部側には、水平方向に配設された給紙カセット60から給紙される転写紙(図示されず)を搬送する搬送ベルト41が設けられている。この搬送ベルト41は複数のローラ42、43に張架されており、搬送ベルト41の上部には、像担持体であるイエロー(Y)用の感光体7Y、マゼンタ(M)用の感光体7M、シアン(C)用の感光体7C、及びブラック(K)用の感光体7Kが搬送方向上流側から順に等間隔で配設されている。なお、以下において、符号中のY、M、C、Kでイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを区別する。
すなわち、この画像形成装置は、感光体7Y、7M、7C、7Kを各色毎に設定された被走査面とするものであり、各々に対して光走査装置20Y、20M、20C、20Kが1対1の対応関係で設けられている。
2:カップリングレンズ(第1光学系)
3:シリンダレンズ(第2光学系)
4:ポリゴンミラー(光偏向器)
5:走査レンズ(第1走査レンズ)
5a:第1面
5b:第2面
6:第2走査レンズ
6a:第1面
6b:第2面
7:感光体(被走査面)
7Y、7M、7C、7K:感光体(像担持体)
10:帯電ローラ(帯電手段)
10Y、10M、10C、10K:帯電チャージャ(帯電手段)
20:光走査装置
20Y、20M、20C、20K:光走査装置
30:現像装置
30Y、30M、30C、30K:現像装置
40:転写ローラ(転写手段)
40Y、40M、40C、40K:転写チャージャ(転写手段)
41:搬送ベルト
42、43:ローラ
44:ベルト帯電チャージャ
45:ベルト分離チャージャ
46:除電チャージャ
47:ベルトクリーニング装置
50Y、50M、50C、50K:クリーニング装置
60:給紙カセット
61:給紙ローラ
62:レジストローラ
63:定着装置
64:排紙ローラ
65:排紙トレイ
Claims (12)
- 光束を放射する1あるいは複数の光源と、
この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、
該第1光学系からの光束を主走査方向に長く略線状に集光する第2光学系と、
前記略線状の集光部の近傍に偏向反射面を有し、この偏向反射面により光束を偏向する回転多面鏡と、
被走査面と、
1または複数のレンズを有し、前記回転多面鏡による偏向光束を前記被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系を有する光走査装置において、
前記第3光学系内のレンズの光学面で、通常の光スポット集光においては屈折面として作用する面のうち、異なる2面からの1回ずつの反射による反射光は、以下の条件(式1、式2)を満足し、複数像高における前記反射光が前記被走査面上の同じ位置に集まり、前記被走査面はビームウエスト位置から±ΔXの範囲に位置し、前記異なる2面のうち、1または2面に減反射コーティングを施すことを特徴とする光走査装置。
かつ前記異なる2面からの1回ずつの反射による反射光の光束のビームウエスト位置でのビームスポット径ω0と、前記ビームウエスト位置から許容ビーム径となる位置までの距離ΔXでのビームスポット径ωg について、以下の条件式が成立する。
- 光束を放射する1あるいは複数の光源と、
この光源からの光束をカップリングする第1光学系と、
該第1光学系からの光束を主走査方向に長く略線状に集光する第2光学系と、
前記略線状の集光部の近傍に偏向反射面を有し、この偏向反射面により光束を偏向する回転多面鏡と、
被走査面と、
1または複数のレンズを有し、前記回転多面鏡による偏向光束を前記被走査面上に光スポットとして集光する第3光学系を有する光走査装置において、
前記第3光学系内のレンズの光学面で、通常の光スポットの集光においては屈折面として作用する面のうち、異なる2面からの1回ずつの反射による反射光は、以下の条件(式1’、式2’)を満足し、複数像高における前記反射光が前記被走査面上の同じ位置に集まり、前記被走査面はビームウエスト位置から±ΔXの範囲に位置し、前記異なる2面のうち、1または2面に減反射コーティングを施すことを特徴とする光走査装置。
また、n1とn2は、前記異なる2面の、各面での前後の媒質の屈折率を示し、R1とR2はそれぞれの面での反射率を示す。
かつ前記異なる2面からの1回ずつの反射による反射光の光束のビームウエスト位置でのビームスポット径ω0と、前記ビームウエスト位置から許容ビーム径となる位置までの距離ΔXでのビームスポット径ωg について、以下の条件式が成立する。
- 請求項1または2に記載の光走査装置において、
前記第3光学系は、主走査断面形状が両凸面のレンズを少なくとも1つ有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系の副走査断面において、前記特定の2面の反射による合成屈折力は、以下の条件を満足することを特徴とする光走査装置。
(特定の2面の反射による合成屈折力)≧0 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記減反射コーティングの代わりに、減反射機能を有する微細構造体を2次元的に設けることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系内のレンズは、有効径外の表面を荒したことを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系内のレンズは、有効径外の表面に減反射効果を有する塗装を施すことを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記光源は光出射方向を軸に回転調整可能であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系は、2枚以上のレンズと、複数の平面ミラーからなることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系内の少なくとも1つのレンズは、主走査断面形状が非円弧な面を有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記第3光学系内の少なくとも1つのレンズは、主走査断面形状が自由曲面である面を有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光走査装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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