JP2006259574A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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善紀 林
Hiromichi Atsumi
広道 厚海
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Abstract

【課題】ビームスポット径の変動を低減し、濃度むらを低減できる光走査装置、画像形成装置を得る。
【解決手段】複数の光源1からの光束を偏向走査する偏向手段6、偏向走査された複数の光束を光束ごとに異なる被走査面に導く走査光学系7,8を有する光走査装置。複数の光源1と各光源に対応する偏向手段6との間に、カップリング光学系2と、カップリング光学系2からの光束を少なくとも副走査方向に制限する開口絞り3と、開口絞り3から出射した光束を少なくとも副走査方向に集光する第1光学系4と、を有し、開口絞り3は第1光学系4の副走査方向の前側焦点位置よりも光源1に近い側に配備され、第1光学系4の副走査方向の焦点距離をf1、開口絞りと第1光学系の前側主点位置の距離をL1としたとき、 f1≦L1<2・f1 の条件式を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザプリンタ、デジタル複写機、普通紙複写機(PPF)等に用いられる光走査装置およびこの光走査装置を用いた上記レーザプリンタ、デジタル複写機等の画像形成装置に関するものである。
半導体レーザを光源とする光源装置から放射されるレーザ光をポリゴンミラーなどの偏向手段で偏向し、偏向光束を走査光学系によって被走査面に導くとともに光スポットとして集光させ、光スポットを被走査面上で走査する(この走査を「主走査」という)光走査装置が、レーザプリンタ、デジタル複写機等の画像形成装置に用いられている。上記半導体レーザから放射されるレーザ光は発散光であるため、上記光源装置は発散光をほぼ平行光束または緩やかな発散光束に変換して後続の光学系にカップリングするカップリングレンズを有している。光源装置と偏向手段との間には、レーザ光を副走査方向(偏向光束で描かれる扇形の面に直交する方向)にのみ収束させて偏向手段の偏向反射面近傍に主走査方向に長い線像を形成するシリンダレンズなどからなる第1光学系が配置されている。
近年の画像形成装置では高密度記録を実現することが望まれており、そのためには光走査装置において被走査面上での光スポットの径を安定させて、高精度の光走査を実現する必要がある。光スポット径を不安定にする原因の一つに、光源装置と偏向手段との間に配置されるアパーチャの存在がある。
上記アパーチャは、このアパーチャを通過するレーザ光束の周辺部を遮光するものであるため、アパーチャを通過レーザ光束はガウス型光強度分布の裾野の部分をカットされた形になり、被走査面上での光スポットの強度分布に、アパーチャの開口による回折の影響が現れる。そこで、アパーチャからシリンドリカルレンズなどからなる第1光学系までの距離を非常に長くすることにより、光束の結像位置と被走査面との間に多少のデフォーカスがあっても、副走査対応方向における光スポット径の変動を少なくすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、特許文献1には、次に述べるタンデム化に対しては言及していない。
近年、画像形成装置のカラー化が進んでおり、特に高速度でカラー画像を形成するのに有利なタンデム型の画像形成装置が開発されている。タンデム型の画像形成装置とは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各基本となる色に対応した感光体を有し、各感光体に対応して電子写真プロセスを実行する装置を有し、各感光体に形成されたトナー像を転写媒体に重ねて転写してカラー画像を得る方式の画像形成装置である。タンデム型の画像形成装置に対応する光走査装置は、各色に対応して走査光学系を有しているので、各ステーション間の光学特性を均一にする必要がある。特に、経時変動、温度などの環境条件の変動による、光源ユニットの副走査方向の変位、チルトが発生すると、被走査面である感光体表面での光スポット経が劣化し、色味変動、階調性劣化等を招く。また、特にカラー画像においては濃度むらの低減が厳しく要求される。半導体レーザから出射した光がまたもどると、光源の光量がばらつき、濃度むらが発生する。
特開平7−110451号公報
本発明は、以上説明した従来技術の問題点を解消するためになされたもので、
1.ビームスポット径の変動を低減すること、
2.濃度むらが低減できる光走査装置、画像形成装置を提供すること、
を目的とする。
本発明は、請求項1に記載されているように、複数の光源と、複数の光源からの光束を偏向走査する偏向手段と、偏向走査された複数の光束を光束ごとに異なる被走査面に導く走査光学系とを有する光走査装置において、複数の光源と各光源に対応する偏向手段との間に、各光源からの光束をカップリングするカップリング光学系と、カップリング光学系からの光束を少なくとも副走査方向に制限する開口絞りと、開口絞りから出射した光束を少なくとも副走査方向に集光する第1光学系と、を有し、上記開口絞りは第1光学系の副走査方向の前側焦点位置よりも光源に近い側に配備され、第1光学系の副走査方向の焦点距離をf1、開口絞りと第1光学系の前側主点位置の距離をL1としたとき、
f1≦L1<2・f1
の条件式を満足することを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明のように、開口絞りから出射した光束は、開口絞りと直交する方向に対して角度を有するようにするとよい。
請求項3記載の発明のように、第1光学系は1枚のレンズからなり、このレンズの第1面の副走査方向のパワーは、第2面の副走査方向のパワーよりも大きくするとよい。
請求項4記載の発明は、電子写真プロセスを実行することによって画像を形成する多色対応の画像形成装置であって、電子写真プロセス中の露光プロセスを実行する装置として、請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置を用いたことを特徴とする。
本発明にかかる光走査装置によれば、光束のチルトを低減できるとともに、ゴースト光の影響を低減することができる。したがって、この光走査装置をいわゆるタンデム型の画像形成装置に適用すれば、ステーション間のビームスポット径のばらつきを低減することができるとともに、ビーム位置ずれを低減することができ、これによって、形成される画像の濃度むらを低減することができる。
請求項4記載の画像形成装置によれば、色味の変動が小さく、形成画像の粒状度が細かく、階調性が良好で、色ずれが小さく、高画質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる光走査装置および画像形成装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、光走査装置の実施例を示す光学レイアウト図である。図1に示す実施例は、いわゆるタンデム型の画像形成装置に対応した光走査装置として構成されていて、画像形成ステーションごとに光学系が設けられ、光偏向手段としてのポリゴンミラー6は各光学系に共通となっている。以下、一つの画像形成ステーションに対応した光走査光学系を代表としてその構成を説明する。図1において、符号1は光源としての半導体レーザ、2はカップリングレンズ、3は開口絞り、4は副走査方向のみにパワーを有する第1光学系としてのシリンドリカルレンズ、5は防音ガラス、6は偏向手段としてのポリゴンミラー、7は第1走査レンズ、8は第2走査レンズ、9はミラー、10Yはドラム型の感光体をそれぞれ示している。感光体の表面が被走査面となっている。感光体は上記感光体10Yのほかにあと3個の感光体10M,10C,10Kがあって、これら4個の感光体は平行に配置され、各感光体10Y,10M,10C,10Kに対応して光走査するための光学系が配置されている。
図1に示すように、半導体レーザ1から出射した光束はカップリングレンズ2によってカップリングされ、開口絞り3によって光束の断面形状が成形され、少なくとも副走査方向の一部が遮蔽されて通過する。この光束はシリンドリカルレンズ4によって副走査方向にのみ集光され、ポリゴンミラー6の偏向反射面近傍で主走査方向に長い線像を形成する。ポリゴンミラー6が回転駆動されることにより上記光束はポリゴンミラー6により偏向され、偏向された光束は、第1走査レンズ7及び第2走査レンズ8を介し、被走査面としての感光体表面上に集光されて光スポットが形成され、なおかつ、この光スポットが略等速度的に感光体表面上を走査する。
図1に示す実施例は、上述したような構成が4つのステーション、すなわちイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックに対応するステーションが配備され、なおかつ、各ステーションとも2ビームとなっている。また、図1に示す実施例は、ポリゴンミラー6の両側に、光源から感光体に至る光学系が2組ずつ、ほぼ対象に配置され、一つのポリゴンミラー6がすべての光学系に共用されるように構成されている。
図3は、上記光走査装置において本発明に特徴的な構成部分を示している。図2は、本発明に特徴的な構成部分と対比するために、従来の光走査装置の例を示している。図2(a)に示すように、従来、開口絞り3はシリンドリカルレンズ4の近傍に配備される。この構成によれば、図2(b)に示すように、光源1とカップリングレンズ2が一体化された光源ユニットが、温度変動により副走査断面内でθだけチルトすると、ポリゴンミラー6の偏向反射面上での副走査方向の位置がずれ、なおかつポリゴンミラー6に向かう光束がチルトする。ポリゴンミラー6への入射光がチルトしていると、ポリゴンミラー6の偏向反射面により偏向反射される光束もチルトして走査レンズに入射する。走査レンズに副走査断面でチルトした光束が入るとビームスポット径太りが発生するだけでなく、走査線曲がりも発生し、この光走査装置をカラー画像形成装置に適用した場合は色ずれも発生する。
そこで、第1光学系としてのシリンドリカルレンズ4の副走査方向の焦点距離をf1、開口絞り3と上記第1光学系としてのシリンドリカルレンズ4の前側主点位置の距離をL1としたとき、図3に示すように、開口絞り3の配置位置を、f1=L1とする。かかる構成とすることにより、ポリゴンミラー6に向かう光束はチルトされず、すなわち副走査断面内でポリゴンミラー6の偏向反射面に対し垂直となり、被走査面におけるビームスポット径の太り、走査線曲がりを低減することができる。
図4はゴースト光に関する説明図である。図4において、光源側からシリンドリカルレンズ4に入射した光束の一部がシリンドリカルレンズ4で反射され、この光束が半導体レーザ1に戻ると、戻り光の影響で半導体レーザ1の出力がばらつく。したがって、半導体レーザ1への戻り光を低減して、できれば戻り光をゼロにするのが望ましい。しかるに、シリンドリカルレンズ4は副走査方向にパワーを有しているので、シリンドリカルレンズ4で反射され、開口絞り3を通過して半導体レーザ1へ向かう戻り光を低減するためには、開口絞り3とシリンドリカルレンズ4をできるだけ遠ざけたほうがよい。このゴースト光の低減と、ビームスポット径、走査線曲がり変動の低減を両立する範囲は、
f1≦L1<2・f1
となる。
ちなみに、L1=2・f1のとき、図2(a)の状態、すなわちシリンドリカルレンズ4と開口絞り3が密接した状態の場合と同じだけ、ポリゴンミラー6への入射光束がチルトされる。f1≦L1<2・f1のときは、ポリゴンミラー6に向かう光束のチルト量を低減することができる。
開口絞り3での反射光が半導体レーザ1に戻っても、前述の問題が発生する。図5に示すように、光源から開口絞り3に向かう光束に、開口絞り3の面に直角な方向に対して角度を持たせ、開口絞り3で反射されて光源側に戻る光束が、開口絞り3の面と直交する方向に対して角度を有するように構成する。こうすることにより、反射光が光源に戻ることを避けてゴースト光を除去することができる。図5に示す例では、主走査断面内で開口絞り3を傾けているが、副走査断面内で傾けてもよい。図6は、図5に示す例を2組の光源ユニットに適用した例を示す。2組の光源ユニットが、開口絞り3の面に直角な線に対し角度を持って対称形に配置され、開口絞り3による反射光が光源に戻ることを避けて、ゴースト光を除去することができる構成になっている。
カップリングレンズ2から出射した光束は略平行光束となるので、第1光学系を構成するシリンドリカルレンズ4の第1面の副走査方向のパワーを、第2面の副走査方向のパワーよりも大きくすることにより、ゴースト光の影響を低減できる。図4はこれを示している。シリンドリカルレンズ4の第1面の副走査方向の半径を小さくすることにより、この第1面による反射光が光軸から大きくそれ光源に戻ることを防止することができる。
以上説明した本発明に係る光走査装置は、画像形成装置に適用することができる。図7はその実施例を示す。この実施例は、いわゆるタンデム型の画像形成装置であって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの色に対応した4つの画像形成ステーションを備えている。図7において、符号10Y,10M,10C,10Kは感光体、2Y,2M,2C,2Kは帯電器、50は書き込みユニット、4Y,4M,4C,4Kは現像器、5Y,5M,5C,5Kはクリーニング手段、6Y,6M,6C,6Kは転写用帯電手段、80は転写ベルト、30は定着手段をそれぞれ示している。図7において、感光体10Y,10M,10C,10Kは時計方向に回転する。
以下、イエローの画像形成ステーションに代表させて画像形成装置の概要を説明する。ドラム状感光体10Yの周囲には、電子写真プロセスを実行することによって画像を形成する部材ないしは装置が配置されている。具体的には、帯電部材2Y、現像部材4Y、転写用帯電手段6Y、クリーニング装置5Y、そして、書き込みユニット50などがそれである。帯電部材2Yは感光体10Yの表面を均一に帯電する。この帯電部材2Yと現像部材4Mの間の感光体10Yの表面に、書き込みユニット50により光束が照射されるとともに主走査方向に光走査され、感光体10Yに静電潜像が形成されるようになっている。上記書き込みユニット50として、図1乃至図6で説明した本発明に係る光走査装置を適用する。この書き込みユニット50としての本発明に係る光走査装置が、電子写真プロセス中の露光プロセスを実行する。この露光プロセスでは、上記光走査装置の光源である半導体レーザから出射する光束が、形成しようとする画像信号によって変調されていて、感光体10Yの表面には変調された画像信号に応じた静電潜像が形成される。上記静電潜像は、現像部材4Yにより感光体面上にトナーが供給されることによってトナー像が形成され可視化される。上記トナー像は、搬送ベルト80によって1枚ずつ搬送される記録紙に、転写用帯電手段6Yにより転写される。
上記搬送ベルト80は、並列的に配置された4つの感光体10Y,10M,10C,10Kの下方にこれらの感光体にまたがって配置され、駆動されることによって上記感光体10Y,10M,10C,10Kの配列方向に記録紙を搬送することができる。搬送ベルト80による記録紙の搬送は、上記各感光体上のトナー像の形成タイミングに合わせて行われ、4つの感光体に形成された各色のトナー像が順次重ねて記録紙に転写され、記録紙にカラー画像が形成される。このカラー画像は定着手段30により記録試に定着され、排紙トレイに排出される。
かかる画像形成装置の露光プロセスを実行する装置として、前述の本発明にかかる光走査装置を用いることにより、色味の変動が小さく、形成画像の粒状度が細かく、階調性が良好で、色ずれが小さく、高画質の画像を形成することができる画像形成装置を得ることができる。
次に、本発明に係る光走査装置の具体的な実施例を示す。
<レンズデータ>
・光源波長:655nm
・カップリングレンズ焦点距離:15mm
・カップリング作用:コリメート作用
・ポリゴンミラー
偏向反射面数:6
内接円半径:18mm
・光源側からのビームの入射角と走査光学系の光軸とがなす角:58度
シリンドリカルレンズ4は第1面のみに副走査方向のパワーを有するレンズであり、焦点距離は70mmである。
開口絞り3とシリンドリカルレンズ4の第1面との距離(L1)は92mmであり、請求項1の条件式を満足する。また、開口絞り3は主走査断面内で光束に対し1.55度(deg)傾いている。
開口絞り3は、主走査方向:5.25mm、副走査方向:1.34mmの矩形形状をしている。
偏向器以降のレンズデータを以下に示す。
第1走査レンズ7の第1面及び第2走査レンズ8の両面は式(1)、(2)で表現される。
・主走査方向非円弧式
主走査方向の面内における面形状は非円弧形状をなしており、光軸における主走査面内の近軸曲率半径をRm,光軸からの主走査方向の距離をY,円錐常数をK,高次の係数をA1,A2,A3,A4,A5,A6,・・とするとき、光軸方向のデプスをXとして次の多項式で表している。
X=(Y^2/Rm)/[1+√{1−(1+K)(Y/Rm)^2}
+A1・Y+A2・Y^2+A3・Y^3+A4・Y^4
+A5・Y^5+A6・Y^6+・・・ (1)
ここで、奇数次のA1,A3,A5・・にゼロ以外の数値を代入した場合,主走査方向に非対称形状を有する。
いずれの実施例も偶数次のみを用いており,主走査方向に対称系である。
・副走査方向曲率式
副走査方向の曲率が主走査方向に応じて変化する式を(2)で示す。
Cs(Y)=1/Rs(0)+B1・Y+B2・Y^2
+B3・Y^3+B4・Y^4+B5・Y^5+・・ (2)
ここで、Yの奇数乗係数のAs1,As3,As5・・がゼロ以外の数値を代入した場合、副走査の曲率半径が主走査方向に非対称となる。
また、第1走査レンズの第2面は回転対称非球面であり、以下の式で表現される。
・回転対称非球面
光軸における近軸曲率半径をR,光軸からの主走査方向の距離をY,円錐常数をK,高次の係数をA1,A2,A3,A4,A5,A6,・・とするとき、光軸方向のデプスをXとして次の多項式で表している。
X=(Y^2/R)/[1+√{1−(1+K)(Y/Rm)^2}
+A1・Y+A2・Y^2+A3・Y^3+A4・Y^4
+A5・Y^5+A6・Y^6+・・・・ (3)
第1走査レンズ第1面の形状
Rm=−279.9、Rs=−61.0
K:−2.900000+01
A4:1.755765−07
A6:−5.491789−11
A8:1.087700−14
A10:−3.183245−19
A12:−2.635276−24
B1:−2.066347−06
B2:5.727737−06
B3:3.152201−08
B4:2.280241−09
B5:−3.729852−11
B6:−3.283274−12
B7:1.765590−14
B8:1.372995−15
B9: −2.889722−18
B10:−1.984531−19
第1走査レンズ第面の形状
R=−83.6
K:−0.549157
A4:2.748446−07
A6:−4.502346−12
A8:−7.366455−15
A10:1.803003−18
A12:2.727900−23
第2走査レンズ第1面の形状
Rm=6950、Rs=110.9
K:0.000000+00
A4:1.549648−08
A6:1.292741−14
A8:−8.811446−18
A10:−9.182312−22
B1:−9.593510−07
B2:−2.135322−07
B3:−8.079549−12
B4:2.390609−12
B5:2.881396−14
B6:3.693775−15
B7:−3.258754−18
B8:1.814487−20
B9:8.722085−23
B10:−1.340807−23
第2走査レンズ第2面の形状
Rm=766、Rs=−68.22
K:0.000000+00
A4:−1.150396−07
A6:1.096926−11
A8:−6.542135−16
A10:1.984381−20
A12:−2.411512−25
B2:3.644079−07
B4:−4.847051−13
B6:−1.666159−16
B8:4.534859−19
B10:−2.819319−23
使用波長における走査レンズの屈折率は全て1.52724である。
以下に光学配置を示す。
偏向面から第1走査レンズ第1面までの距離d1:64mm
第1走査レンズの中心肉厚d2:22.6mm
第1走査レンズ第2面から第2走査レンズ第1面までの距離d3:75.9mm
第2走査レンズの中心肉厚d4:4.9mm
第2走査レンズ第2面から被走査面までの距離d5:158.7mm
なお、屈折率1.514、厚さ1.9mmの防音ガラス5が図1に示すように配置されており、防音ガラス5は偏向回転面内において主走査方向に平行な方向に対し16deg傾いている。
かかる構成の光走査装置の光学特性を図8に示す。(a)は像面湾曲を示しており、点線は主走査像面湾曲を、実線は副走査像面湾曲を示している。(b)は等速特性を示しており、実線はリニアリティを、点線はfθ特性を示している。図8(a)(b)からわかるように、光学特性が良好に補正されている。
本発明に係る光走査装置を適用した多色対応の画像形成装置は、各色に対応した光走査装置をマルチビームとしても対応可能である。これにより、ポリゴンミラーの回転数を増大することなく、高速書き込みを実現することができ、低消費電力、高耐久性、低騒音を実現することができる。
本発明に係る光走査装置の実施例を示す斜視図である。 従来の光走査装置の例を示す光源から偏向手段までの光学配置図であって、(a)は光源ユニットのチルトがない場合、(b)光源ユニットのチルトがある場合を示す。 本発明に係る光走査装置の光源ユニットから偏向手段までの構成例を示す光学配置図である。 本発明に係る光走査装置におけるゴースト光低減に関して説明するための光学配置図である。 本発明に適用することができる光源ユニットから絞り開口までの構成例を示す光学配置図である。 本発明に適用することができる光源ユニットから絞り開口までの別の構成例を示す光学配置図である。 本発明に係る画像形成装置の実施例を模式的に示す正面図である。 本発明に係る光走査装置の光学特性の例を示す特性線図である。
符号の説明
1 光源としての半導体レーザ
2 カップリングレンズ
3 開口絞り
4 第1光学系としてのシリンドリカルレンズ
6 偏向手段
7 第1走査光学系
8 第2走査光学系
10Y 感光体
10M 感光体
10C 感光体
10K 感光体

Claims (4)

  1. 複数の光源と、複数の光源からの光束を偏向走査する偏向手段と、偏向走査された複数の光束を光束ごとに異なる被走査面に導く走査光学系とを有する光走査装置において、
    複数の光源と各光源に対応する偏向手段との間に、各光源からの光束をカップリングするカップリング光学系と、カップリング光学系からの光束を少なくとも副走査方向に制限する開口絞りと、開口絞りから出射した光束を少なくとも副走査方向に集光する第1光学系と、を有し、
    上記開口絞りは第1光学系の副走査方向の前側焦点位置よりも光源に近い側に配備され、
    第1光学系の副走査方向の焦点距離をf1、開口絞りと第1光学系の前側主点位置の距離をL1としたとき、
    f1≦L1<2・f1
    の条件式を満足することを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1記載の光走査装置において、開口絞りから出射した光束は、開口絞りと直交する方向に対して角度を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1または2記載の光走査装置において、第1光学系は1枚のレンズからなり、このレンズの第1面の副走査方向のパワーは、第2面の副走査方向のパワーよりも大きいことを特徴とする光走査装置。
  4. 電子写真プロセスを実行することによって画像を形成する画像形成装置であって、電子写真プロセス中の露光プロセスを実行する装置として、請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置を用いたことを特徴とする多色対応の画像形成装置。
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