JP5255110B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、用紙後処理装置に関する。
画像形成された複数枚の用紙を、ステイプルにより綴じ込む製本機能を具えた用紙後処理装置が開発されている。このような用紙後処理装置で行われる綴じ込み方法として、用紙束の端部側の1箇所または複数箇所を綴じる端綴じと、用紙束の中央部の複数箇所を綴じ込む中綴じがある。中綴じを行う装置には、綴じられた用紙束の中央部を折り込んで週刊誌状にする中綴じ折り機能を備えるものもある。
この綴じられた用紙束の中央部を折って週刊誌状にする中綴じ折り機能では、中央部での折り手段が、ブレードと一対の折りローラにより構成されている(例えば、特許文献1)。
これは、用紙束の中央部での折り手段は、搬送されてきた用紙束の中央部を、ブレードにより一対の折りローラの対向部へ押し込み、折りローラの回転による加圧により用紙束に折り曲げ処理を施すものである。
折り曲げ処理を施された用紙束は、折りローラから排出して、搬送路に沿って搬送され、サドルトレイに集積されるようになっている。
折りローラは、用紙束を精度よく折り曲げる必要があるので、用紙束の折り部に対して所定の加重を十分に付与する必要がある。そのため、折りローラには、低速回転が付与されている。
しかし、特許文献1に記載の技術においては、折りローラが等速度で回転しているので、用紙束の折り部を処理した後の用紙束の搬送においても、用紙束の折り部に対する回転数と同じ低速回転で搬送している。そのため、用紙束の折り曲げと、その後の搬送に要する合計の処理時間は、かなりの時間を要しているという問題点があった。
特開2005−8418号公報
本発明が解決しようとする課題は、折り処理加工に要する処理時間を短縮可能な用紙後処理装置を提供することを目的とする。
実施形態の用紙後処理装置は、搬送路を搬送されてきた用紙束を、該用紙束の搬送方向と直交する直線上に沿った複数箇所を綴じ針にて綴じる綴じ処理手段と、 この綴じ処理手段の前記搬送路の後段に配置された一対の折ローラと、この一対の折ローラの当接部に前記用紙束を押し込むブレードと、前記用紙束の折り処理の工程に応じて、前記折りローラの速度を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記ブレードが前記用紙束に当接するまでの間は、前記折りローラを、第1の速度で駆動させ、折り加工後の前記用紙束を排出口まで搬送する間は、前記折りローラを、前記第1の速度よりも高速である第2の速度で駆動させ、前記用紙束の排出動作中、前記折りローラは、前記第2の速度より低速な第3の速度により駆動させる。
本発明の実施の形態である用紙後処理装置の概略断面図である。 本発明の用紙後処理装置の、用紙束が所定位置で停止したときの用紙束とブレードの位置関係を示した斜視図である。 本発明の用紙後処理装置の、用紙束に折り処理を施しているときの側面図である。 本発明の用紙後処理装置の、折り処理を施すためのブレードと折りローラの関係を示す斜視図である。 本発明の用紙後処理装置の、ブレードを駆動するための機構の側面図である。 本発明の用紙後処理装置の、折りローラ駆動モータの制御のフローチャートである。 本発明の用紙後処理装置の、折りローラ駆動モータのタイミングチャートである。 用紙の種別、処理枚数に応じた制御例を示す表である。 本発明の用紙後処理装置の、ブレードの押圧位置と折り処理時の用紙束の動きを示す側面図である。 本発明の用紙後処理装置の、排紙ガイド板で用紙束を固定しながら折り処理を施す時の状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。本実施形態の用紙後処理装置は、搬送路を搬送されてきた用紙束を、この用紙束の搬送方向と直交する直線上に沿った複数箇所を綴じ針にて綴じる綴じ処理手段と、この綴じ処理手段の搬送路の後段に配置された一対の折ローラと、この一対の折ローラの当接部に用紙束を押し込むブレードを具えた折り手段と、一対の折りローラを駆動する折りローラ駆動モータと、用紙束の折り処理の工程に応じて、折りローラの駆動又は停止動作を制御する制御手段を備え、この制御手段は、ブレードが用紙束に当接するまでの間、折り加工後の用紙束を排出口まで搬送する間、用紙束の排出動作中、折りローラのホームポジションへの復帰中の各処理工程に応じて、折りローラの速度を変化させる、ことを特徴とする。
図1は、本発明を実施するための最良の実施形態である用紙後処理装置2の概略断面図である。この用紙後処理装置2は、画像形成装置1で画像形成された用紙を受け入れ、ステイプル処理を施し、ステイプル処理された用紙束SPを折り畳む簡易製本機能を有している。
図1に示すように、用紙後処理装置2は、用紙束SPが搬送される搬送路に沿って、入り口ガイド板201、送りローラ202、203、分岐爪204、排出用送りローラ205、ステイプルトレイ402、ステイプルトレイ送りローラ209、パドル210、用紙後端受け421、中綴じステイプラ403、搬送ローラ211、232、排紙ガイド板231、ブレード(綴じ針当接部材)466、折りローラ451、452、排紙トレイ301を配置して構成されている。
まず、画像形成装置1から用紙を受け取った後の用紙後処理装置2における動作の概略について説明する。用紙後処理装置2は画像形成装置1から排出された用紙を入り口ガイド板201によって装置内の搬送路へ導き、その用紙を送りローラ202、203によって搬送し、分岐爪204によって排出用の搬送路かステイプル処理用の搬送路のどちらかへ送る。
ステイプル処理用の搬送路が選択された場合は、用紙後処理装置2はステイプルトレイ送りローラ209によって用紙をステイプルトレイ402へ送り、ここで、パドル210により用紙を1枚毎にステイプルトレイ402の下方へ落とす。パドル210で落とした用紙は用紙後端受け421で受け止めて用紙後端を整合する。用紙の幅方向(用紙搬送方向と直交する方向)の整合は図示しない横整合板によって行う。このとき、ステイプルモードの中綴じが選択されている状態では、排紙ガイド板231の回動によって搬送ローラ232は搬送ローラ211から離間した位置にある。
また、中綴じ動作の場合は、用紙後処理装置2は最終紙を整合した後、水平方向に所定の間隔を隔てて設けた2個の中綴じステイプラ403によって用紙束SPに対して2個所に中綴じ処理を施す。綴じる位置は用紙搬送方向と同じ向きにおいて用紙の中央となる線上である。
そして、図示しない束出しベルトによって用紙束SPを上方に持ち上げ、中綴じステイプラ403によって綴じた針の位置が所定の位置に達したところで停止する。
図2は、このときの用紙束SPとブレード466の位置関係を示した斜視図である。束出しベルトによる搬送動作では、同図に示すようにブレード466は用紙束SPから離間した位置に待機している。
この後、搬送ローラ211、232周辺及びブレード466による後述する動作を用紙束SPに対して行い、図3のようにブレード466で用紙束SPの中央部分を折りローラ451、452の間へ押し込んでいく。このようにして簡易製本処理を施した後、用紙束SPを排紙トレイ301に排出する。
一方、画像形成装置1から受け取った用紙の搬送先として排出用の搬送路が選択されている場合は、分岐爪204によって用紙を排出用送りローラ205側へ流し、排出用送りローラ205の搬送力によって搬送ローラ211、232へ送り、そのまま排紙トレイ301に排出する。なお、用紙後処理装置2における各部の動作はユーザからの指示入力に基づいて図示しない制御手段(CPU)によって制御されている。
次に、折り処理部の構成について説明する。図4は折り処理を施すためのブレード466と折りローラ451、452の斜視図であり、図5はブレード466を駆動するための機構の側面図である。薄板状のブレード466は、その側面に一体化された軸部464をガイド溝(ガイドスリット)465内に嵌合させて、ガイド溝465内に沿って矢印方向へ移動可能に設けられており、ブレード駆動モータ461の出力ギヤ461aからの回転駆動が中間ギヤ462を介してカム467に伝達されてカムが正逆転する。リンク463は、中間ギヤ462の軸部462aにより一端を回動自在に軸支されると共に、他端に設けた長穴内に一つの軸部464を遊嵌している。カム467に設けたピン467aはリンク463の中間部に軸支されており、カム467の正逆転によってリンク463が実線位置と点線位置との間を揺動し、それによってブレード466が矢印方向へ直線的に往復移動する。
また、ブレード466はその先端部に凸部466a、466b、466cが設けられており、凸部466a、466cは中綴じステイプラ403の針位置と同位置に設けられている。凸部466bは中綴じステイプラ403の2個所の針位置の中央部に設けられている。3個所の凸部466a、466b、466cを設けたのは、ブレード466の凸部が2個所である場合、用紙束SPを折りローラ451、452に押圧する時に用紙束SPの中央部が完全に押圧されずたわんでしまい、折り状態で中央部にしわが発生するので、これに対応するためである。
折りローラ451、452は、折りローラ駆動モータ453の駆動により、タイミングベルト454を介して駆動ギヤプーリ455、中間ギヤ456、従動ギヤ457の駆動により両側回転駆動となる構成を有する。駆動ギヤプーリ455、中間ギヤ456、従動ギヤ457は、アーム458、459によって連結されており、各軸間を維持したまま互いの相対位置を移動可能な構成になっている。これによって折りローラ451、452間に用紙束SPが挟まれてローラ間が離れた状態においても確実に両折りローラ451、452に回転駆動を伝達することができる。また、折りローラ451、452は引張りスプリング(図示しない)によって互いに圧接している。
ブレード466先端の凸部466a、466b、466cが用紙束SPにステイプルされた針位置を押圧し、折りローラ451、452のニップ位置とオーバラップした位置まで前進して、折りローラ451、452の圧接と回転により用紙束SPの中央部に折り処理を施す。
折りローラ駆動モータ453には、公知のブラシレスDCモータを用いることができる。用いたブラシレスDCモータは、永久磁石型回転子の回転角をエンコーダで検知し、固定子の電機子巻線に供給する励磁電流(電機子電流)を切換えて固定子に回転磁界を形成することにより回転子を回転させている。
制御は、電機子巻線の励磁電流を目標出力を示すトルク指令に対応したデューティ(オン時間/(オン時間+オフ時間))でPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)制御する電圧型PWMインバータ(制御手段)を用いている。
この電圧型PWMインバータでは、ブリッジ回路を形成する複数のスイッチング素子(例えばパワーMOSFET)をブートストラップ型駆動回路(ゲート回路)によってオン・オフ制御している。また、ブートストラップ型駆動回路は、所定電圧で充電される駆動電流(ゲート電流)供給用のブートストラップ・コンデンサを備え、トルク指令に対応するデューティのPWM制御信号のオン時にこのコンデンサから駆動電流(ゲート電流)をスイッチング素子の制御端(ゲート)に送りこのスイッチング素子をオンとする一方、PWM制御信号のオフ時には駆動電流を逆方向に流してこのスイッチング素子をオフにするものである。
次に、この折り処理の際の一連の処理に対する、折ローラを駆動する折りローラ駆動モータ453の制御について説明する。
図6は、折りローラ駆動モータ453のPWM駆動による制御部の制御のフローチャートであり、図7は、折りローラ駆動モータ453をPWM駆動し、デューティを変えることによって回転速度を変化させるタイミングを示している。
折りローラ451、452は、折りローラ駆動モータ453によって駆動されているので、折りローラ駆動モータ453のPWM駆動に応じた回転制御を受ける。
折り処理が始まると、折りローラ駆動モータ453は駆動を開始し、用紙束SPが搬送されてくるのを待機するが、この状態では、所定の折り精度に適した第1の速度(図7で示した領域A)で駆動されている(ステップS1)。
用紙束SPが折りローラ451、452の位置に搬送され、ブレード466が用紙束SPの折り位置まで駆動され、用紙束SPに当接するまで、所定の折り精度に適した第1の速度で駆動される。
ブレード466が用紙束SPの折り位置まで駆動されていると制御部によって判断された場合、当接したブレード466は更に第1の速度にて前進し、用紙束SPを折りローラ451、452に押し込む。それにより、折りローラ451、452は用紙束SPの先頭位置である折り対象部位を挟圧し、用紙束SPを折りローラ451、452の回転により折り加工を施す。(ステップS2)
制御部は、折り対象部位に対する折り加工が終了すると、折りローラ駆動モータ453を上記の折り精度に適した第1の速度よりも高速な第2の速度(図7で示した領域B)で駆動させる(ステップS3)。折り処理は、折りローラ451、452と用紙束の線接触に近似しており、折り処理の圧力が用紙束SPに作用している時間は、さほど長くはない。したがって、瞬時に終了後は、用紙束SPを排出口まで搬送するだけなので、高速で搬送した方が、用紙後処理装置全体のパフォーマンスが向上することになる。この高速駆動中、折りローラ451、452は用紙束SPの非折り対象部位を搬送する。
用紙束SPの後端の通過を排出位置センサ(不図示)で検知することにより、用紙束SPが排出位置に搬送されるまで、この第2の速度による高速駆動が維持される(ステップS4)。
折り処理を施した用紙束SPが排出位置まで来たことが検知されると、制御部は折りローラ駆動モータ453を、排紙整合性を維持するに適した第3の速度により駆動し(図7で示した領域C)、用紙束SPを排出する(ステップS5)。この排紙整合性を維持するに適した速度は、第2の速度より低速な、言わば中速度で、折り処理を施された用紙束SPの整合が乱れない程度にする。
用紙束SPの後端の通過を排出確認センサ(不図示)で検知することにより、用紙束SPが排出完了まで、折りローラ駆動モータ453は中速度で駆動される(ステップS6)。
用紙束SPが排出完了と判断された場合は、制御部は折りローラ駆動モータ453を第1の速度より高速(図7で示した領域D)で駆動する(ステップS7)。折りローラ駆動モータ453は、実質上、無負荷であり、短時間でホームポジションに戻した方が、用紙後処理装置全体のパフォーマンスが向上することによる。
折りローラ駆動モータ453が、折りローラ駆動モータ453に設けられたエンコーダ(不図示)からの出力信号によりホームポジションまで駆動されたか否かが判断される。さらに、ホームポジションセンサを設ける。折りローラ451、452がホームポジションに戻ったことの検知はこのホームポジションセンサを用いて行う。
折りローラ451、452がホームポジションに戻ったことを検知することは、折りローラ駆動モータ453に設けられたエンコーダのみ、又はホームポジションセンサのみ、場合によっては折りローラ駆動モータ453に設けられたエンコーダとホームポジションセンサの両方を用いることによって行う(ステップS8)。
エンコーダからの出力信号により、折りローラ駆動モータ453がホームポジションまで駆動されていた場合は処理を終了する。なお、エンコーダからの出力信号により、折りローラ駆動モータ453がホームポジションまで駆動されていない場合は、折りローラ駆動モータ453をホームポジションまで駆動し、その後、処理を終了する。
以上の各ステップで、図7で示した、折りローラ駆動モータ453の駆動速度毎の比は、例えば、領域A:領域B:領域C:領域D=60:100:80:100程度と設定すると好適である。
上記した駆動速度の比率は、同一の用紙種別、同一処理枚数である場合を説明した。しかしこれに限られず、用紙の種別や折り処理の枚数に応じて変化させることができる。用紙の種別については、用紙のサイズによって区分してもよいし、用紙の厚さによって区分けしてもよい。
制御部は、折りローラ駆動モータ453の駆動速度を用紙のサイズが大きくなるに従って遅くなるように変化させる。また、制御部は、折りローラ駆動モータ453の駆動速度を用紙の厚さが厚くなるに従って遅くなるように変化させる。また、制御部は、折りローラ駆動モータ453の駆動速度を折り処理する用紙の枚数が多くなるに従って遅くなるように変化させる。
例えば、用紙サイズによる区分では、図8に示すように比率を設定することができる。用紙がA3の場合には、各駆動速度全てを図8に示すテーブルの比率に則り、全て0.9倍の速度にする制御の例を示している。また、用紙サイズで比率を変えるものと変えないものを予め設定し、A3の用紙であっても、折り処理後の用紙束を排出口まで搬送する時間に関しては比率を変えない制御をすることもできる。
さらに、折り処理の枚数、用紙の厚さに応じた制御についても同様に行うことができる。
なお、上述の折動作において、ブレード466の凸部466a、466b、466cと折りローラ451、452によって挟まれた用紙束SPの部分は、折りローラ対451、452が直接圧接できないため、ブレード466の厚み分だけ折り状態が悪くなる。針位置の折り状態については針の厚みによって折りが針の無い所に比べ悪くなるので、ブレード466の凸部466a、466cは用紙束SPの針位置と一致している事により、折り状態が悪くなる位置が針位置に一致し、最低限の折りの状態を確保することができる。
また、ブレード466の凸部466a、466b、466cが用紙束SPを押圧し、折りローラ451、452のニップ位置とオーバラップした位置まで前進して、折りローラ451、452の圧接と回転により用紙束SPの中央部に折り処理を施す動作において、前進したブレード466の凸部466a、466b、466cが折りローラ451、452と用紙束SPの加圧状態から後退する必要があるが、この時ブレード466が折りローラ451、452に挟まれている部分は凸部466a、466b、466cのみであり、面積が小さいため折りローラ451、452の摩擦力が少なく、後退する時の駆動部の負荷が少なくて済む。
そして、搬送ローラ232、211の駆動モータが停止した後、駆動モータの回転をロックすることにより用紙束SP先端部を固定する。搬送ローラ232、211をロックすることにより排紙ガイド板231による用紙束SPの固定を確実にすることができる。
続いて、図9(a)及び(b)のように、ブレード466は綴じ針の直上の用紙部分を押し、ブレード先端部が固定されている用紙束SPの針を引っ掛けて摩擦による抵抗を受けながら図9(c)のように、折りローラ451、452のニップ部方向に押し込む。
図10に示すように、用紙束SP先端部を、排紙ガイド板231を用いて固定することにより、ブレード466が押すことで生じるたわみによる用紙束SPの移動は、固定されていない用紙束SPの後端方向からのみとなり、折り位置が安定する。その結果、ブレード466の先端に綴じ針が常に当たった状態で用紙束SPを押し込んでいくので、用紙束SPの針位置と折り位置とが確実に一致した折り処理を施すことができる。そして、折りローラ451、452によって用紙中央部に折り処理を施した後は、用紙束SPを折りローラ451、452のニップ部から排紙トレイ301にそのまま排出する。
上述した実施の形態によれば、厚紙、耐水紙、カラー印刷紙などの用紙の種別に依存することなく、折り精度、折り処理後の排紙整合性を向上させることができる。また、折り処理加工に要する処理時間を短縮することができ、用紙後処理装置のパフォーマンスを向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
201:入り口ガイド板、
202,203:送りローラ、
204:分岐爪、
205:排出用送りローラ、
209:ステイプルトレイ送りローラ、
210:パドル、
211,232:搬送ローラ、
231:排紙ガイド板、
301:排紙トレイ
402:ステイプルトレイ、
403:中綴じステイプラ、
421:用紙後端受け、
451,452:折りローラ、
466:ブレード(綴じ針当接部材)。

Claims (3)

  1. 搬送路を搬送されてきた用紙束を、該用紙束の搬送方向と直交する直線上に沿った複数箇所を綴じ針にて綴じる綴じ処理手段と、
    この綴じ処理手段の前記搬送路の後段に配置された一対の折ローラと、この一対の折ローラの当接部に前記用紙束を押し込むブレードと、
    前記用紙束の折り処理の工程に応じて、前記折りローラの速度を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記ブレードが前記用紙束に当接するまでの間は、前記折りローラを、第1の速度で駆動させ
    折り加工後の前記用紙束を排出口まで搬送する間は、前記折りローラを、前記第1の速度よりも高速である第2の速度で駆動させ
    前記用紙束の排出動作中、前記折りローラは、前記第2の速度より低速な第3の速度により駆動させることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記用紙束の先端部を固定し、前記用紙束の移動方向を後端方向のみに規制させる排紙ガイド部材を有する請求項記載の用紙後処理装置。
  3. 搬送路を搬送されてきた用紙束を綴じ針にて綴じる綴じ処理手段と、この綴じ処理手段の前記搬送路の後段に配置された一対の折ローラと、この一対の折ローラの当接部に前記用紙束を押し込むブレードを備える用紙後処理装置における速度制御方法であって、
    前記ブレードが前記用紙束に当接するまでの間は、前記折りローラを、第1の速度で駆動させて、前記用紙束が第1の速度で動くように制御し、
    折り加工後の前記用紙束を排出口まで搬送する間は、前記折りローラを、前記第1の速度よりも高速である第2の速度で駆動させて、前記用紙束が前記第1の速度よりも高速である第2の速度で動くように制御し、
    前記用紙束の排出動作中は、前記折りローラは、前記第2の速度より低速な第3の速度により駆動させて、前記用紙束が前記第2の速度より低速な第3の速度で動くように制御する、
    ことを特徴とする用紙後処理装置における速度制御方法。
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