JP5253957B2 - 塵芥収集車 - Google Patents

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本発明は、塵芥を圧縮して収容するとともに、収容した塵芥を計量する塵芥収集車に関する。
塵芥収集車は、塵芥収容箱の後部に塵芥投入箱を備えており、この塵芥投入箱内には、投入された塵芥を塵芥収容箱に収容させる押込板が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。当該押込板は、一定の行程(反転、一次圧縮、二次圧縮、押込)を1サイクル工程として、この1サイクル工程を1回のみだけ動作させる1サイクル動作と、1サイクル工程を連続して動作させる連続サイクル動作とのどちらかの動作モードを選択して動作させるように構成されている。これにより、塵芥投入箱に投入された塵芥は、押込板の一次圧縮および二次圧縮行程において圧縮された後、押込板の押込行程によって塵芥収容箱に収容される。
さらに、塵芥収集車は、車体と塵芥収容箱との間に、各収集場所で塵芥収容箱に収容された塵芥の重量を計量するための計量装置(ロードセル)を備えている(例えば、特許文献2参照。)。これにより、各収集場所において、塵芥収容箱内に塵芥を収容した後、計量操作(計量終了スイッチの操作)をすれば、計量装置によって塵芥収容箱内に収容された塵芥の重量を計量し、この計量した重量に応じて収集手数料を徴収することができる。
特開2005−187098号公報 特開2006−127037号公報
ところで、塵芥の収容作業を行う際は、1サイクル動作と連続サイクル動作とでは、その動作モードによって各動作の停止方法が異なる。1サイクル動作の場合は、押込工程の終了後に自動的に停止させているため、その停止操作を行う必要はない。一方、連続サイクル動作の場合は、停止スイッチの操作により停止させているため、停止操作を行う必要がある。
しかしながら、上記のような塵芥収集車にあっては、各動作モードの違いによって停止操作の有無があることに加えて、安定した状態となる各動作モードの動作が停止した後に、上記計量操作を行う必要があるため、塵芥の収容作業を終了させる時の操作が煩雑になり、作業効率が低下するという問題があった。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、塵芥の収容作業終了時の操作を容易にして、作業効率を向上させることができる塵芥収集車を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、前記塵芥投入箱内で、反転・一次圧縮・二次圧縮・押込を1サイクル工程として動作する1サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、1サイクル動作を開始させる開始スイッチと、前記開始スイッチの操作に従って1サイクル動作が開始した後、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、
前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該1サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置としている。
このような構成の塵芥収集車によれば、1サイクル動作中に押込終了検知手段が押込終了位置を検知したときに、1サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、1サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、1サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、前記塵芥投入箱内で回転可能に設けられた回転板と、
前記塵芥投入箱内で前方および後方揺動可能に設けられ、前記回転板の回転・当該後方揺動による後退・当該前方揺動による押込を1サイクル工程として動作する1サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、1サイクル動作を開始させる開始スイッチと、前記開始スイッチの操作に従って1サイクル動作が開始した後、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該1サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、を備えていることを特徴としている。
このような構成の塵芥収集車によれば、1サイクル動作中に押込終了検知手段が押込終了位置を検知したときに、1サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、1サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、1サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、前記塵芥収集車は、前記塵芥投入箱に設けられ、前記投入口を開閉するためのカバー部材と、前記カバー部材により前記投入口が閉鎖されたことを検知する閉鎖検知手段とをさらに備え、前記制御装置は、前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知するとともに、前記閉鎖検知手段が前記投入口の閉鎖を検知したときに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させることが好ましい。
この場合、1サイクル動作中に押込終了検知手段が押込終了位置を検知し、かつ閉鎖検知手段がカバー部材による投入口の閉鎖を検知したときに、1サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が自動的に計量される。このため、1サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに行われる投入口の閉鎖作業と連動して、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、1サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、前記塵芥投入箱内で、反転・一次圧縮・二次圧縮・押込を1サイクル工程とする動作を連続させる連続サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、前記連続サイクル動作を前記押込終了位置で停止させる操作指令を出力する停止操作手段と、前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該連続サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、を備えていることを特徴としている。
このような構成の塵芥収集車によれば、連続サイクル動作中に停止操作手段により停止操作指令が出力されると、押込終了検知手段が押込終了位置を検知したときに、連続サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、連続サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、連続サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、前記塵芥投入箱内で、反転・一次圧縮・二次圧縮・押込を1サイクル工程とする動作を連続させる連続サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、前記連続サイクル動作を前記押込終了位置で停止させる操作指令を出力する停止操作手段と、前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該連続サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、を備えていることを特徴としている。
このような構成の塵芥収集車によれば、連続サイクル動作中に停止操作手段により停止操作指令が出力されると、押込終了検知手段が押込終了位置を検知したときに、連続サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、連続サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、連続サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、前記塵芥収集車は、前記塵芥投入箱に設けられ、前記投入口を開閉するためのカバー部材と、前記カバー部材により前記投入口が閉鎖されたことを検知する閉鎖検知手段とをさらに備え、前記制御装置は、前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知するとともに、前記閉鎖検知手段が前記投入口の閉鎖を検知したときに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させることが好ましい。
この場合、連続サイクル動作中に停止操作手段により停止操作指令が出力されると、押込終了検知手段が押込終了位置を検知し、かつ閉鎖検知手段がカバー部材による投入口の閉鎖を検知したときに、連続サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、連続サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに行われる投入口の閉鎖作業と連動して、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、連続サイクル動作による収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
本発明の塵芥収集車によれば、1サイクル動作中に押込終了検知手段が押込終了位置を検知したときに、1サイクル動作を停止させるとともに、計量装置によって塵芥の重量が計量される。このため、1サイクル動作によって塵芥を収容する作業が終了したときに、自動的に塵芥の重量を計量することができるので、収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による塵芥収集車を示す側断面図である。図において、この塵芥収集車1は、車体1a上に搭載された塵芥収容箱2と、その後部に連接する塵芥投入箱3とを備えている。塵芥投入箱3の後部には、塵芥が投入される投入口3aが形成されている。塵芥投入箱3の前方下部には、塵芥投入箱3に投入された塵芥を塵芥収容箱2に収容するための開口部3dが設けられている。
塵芥投入箱3の左右両側壁3cには、斜め上下に延びるガイドレール4が設けられており、スライダ5に取り付けられた左右一対二組のローラ6は、このガイドレール4内を斜め上下に移動することができる。スライダ5は、図示のような側面形状の左右の部材間を車幅方向に延びるプレート等(図示せず。)により接続して一体化したものである。また、スライダ5の下端部には、ピン7を介して押込板8が回動自在に取り付けられている。押込板8もまた、図示のような側面形状の左右の部材間を車幅方向に延びるプレート等(図示せず。)により接続して一体化したものである。
一方、プッシュシリンダ9(圧縮駆動手段)のシリンダ側端部はピン10により左右両側壁3cに取り付けられており、ピストン側端部はピン11により、スライダ5の上端部に接続されている。他方、プレスシリンダ12(押込駆動手段)のシリンダ側端部はピン13により押込板8に接続されており、ピストン側端部は上記ピン11により、スライダ5の上端部に接続されている。スライダ5は押込板8と共に、プッシュシリンダ9の伸長動作により斜めに上昇し、収縮動作により斜めに下降する。これによりスライダ5は、後述する一次圧縮および押込に対応した往復動が可能である。また、押込板8は、プレスシリンダ12の伸長動作によりピン7を中心として時計回り方向に回動し、収縮動作により反時計回り方向に回動する。これにより押込板8は、後述する反転および二次圧縮に対応した往復回動が可能である。
図2の(a)は、図1から押込板8、プッシュシリンダ9およびプレスシリンダ12のみを抜き出した動作説明図である(但し、図面を見易くするためプッシュシリンダ9の位置を少しずらしている。)。押込板8は、(a)に示す押込板8の先端部8aが位置する押込終了位置Pを原位置として、プレスシリンダ12が収縮動作することにより「反転」の行程を行い、(b)に示す状態となる。次に押込板8は、プッシュシリンダ9が収縮動作することにより「一次圧縮」の行程を行い、(d)に示す状態となる。続いて押込板8は、プレスシリンダ12が伸長動作することにより「二次圧縮」の行程を行い、(c)に示す状態となる。最後に押込板8は、プッシュシリンダ9が伸長動作することにより「押込」の行程を行い、先端部8aが(a)に示す押込終了位置Pに位置する状態に戻る。このようにしてプッシュシリンダ9およびプレスシリンダ12が交互に動作することにより、押込板8は、1サイクルの行程動作(反転、一次圧縮、二次圧縮、押込)を行う。押込板8の先端部8aは、図示のように、動作軌跡が4点を結ぶ閉じた形状を描く。
上記プッシュシリンダ9およびプレスシリンダ12の近傍には、それらの伸縮動作が伸長端および収縮端に達したことをそれぞれ検知する近接スイッチ(14,15,16,17)が設けられている。押込終了検知手段としての第1近接スイッチ14は、プッシュシリンダ9の動作が伸長端に達したことを検知する。第2近接スイッチ15は、プレスシリンダ12に取り付けられたドグ12aを検知することにより、その動作が収縮端に達したことを検知する。第3近接スイッチ16は、プッシュシリンダ9の動作が収縮端に達したことを検知する。そして、第4近接スイッチ17は、プレスシリンダ12の動作が伸長端に達したことを検知する。なお、第1近接スイッチ14および第3近接スイッチ16は塵芥投入箱3に対して固定的に取り付けられているが、第2近接スイッチ15および第4近接スイッチ17はスライダ5側に取り付けられており、プッシュシリンダ9の伸縮動作に伴って移動する。
図3は、上記プッシュシリンダ9およびプレスシリンダ12に関する油圧回路図である。当該油圧回路は、タンク18、ポンプ19、背圧弁20、プッシュシリンダ用電磁弁21、プレスシリンダ用電磁弁22、リリーフ弁23,24、減圧弁25、逆止弁26,27,28,29、およびフィルタ30,31を図示のように接続して構成されている。押込板8が原位置(図2の(a))に停止しているとき、各シリンダ9,12は伸長状態にあり、各電磁弁21,22は中立位置にある。
前述の1サイクルの行程動作を油圧回路構成要素の動作として説明すると、プレスシリンダ用電磁弁22のソレノイド22sが励磁されると、プレスシリンダ12はポート12sに油圧が供給されることにより収縮動作し、反転の動作が行われる。反転完了後、励磁オフとなり、プレスシリンダ用電磁弁22は中立位置に戻り、プレスシリンダ12の両ポート12e,12sは封止された状態となる。次に、プッシュシリンダ用電磁弁21のソレノイド21sが励磁されると、プッシュシリンダ9はポート9sに油圧が供給されることにより収縮動作し、一次圧縮の動作が行われる。一次圧縮完了後、励磁オフとなり、プッシュシリンダ用電磁弁21は中立位置に戻り、プッシュシリンダ9の両ポート9e,9sは封止された状態となる。
続いて、プレスシリンダ用電磁弁22のソレノイド22eが励磁されると、プレスシリンダ12はポート12eに油圧が供給されることにより伸長動作し、二次圧縮の動作が行われる。二次圧縮完了後、励磁オフとなり、プレスシリンダ用電磁弁22は中立位置に戻り、プレスシリンダ12の両ポート12e,12sは封止された状態となる。最後に、プッシュシリンダ用電磁弁21のソレノイド21eが励磁されると、プッシュシリンダ9はポート9eに油圧が供給されることにより伸長動作し、押込の動作が行われる。押込完了後、励磁オフとなり、プッシュシリンダ用電磁弁21は中立位置に戻り、プッシュシリンダ9の両ポート9e,9sは封止された状態となる。
車体1aと、塵芥収容箱2底面に固定されている主桁2aとの間には塵芥収容箱2に収容された塵芥の重量を計量する計量装置32が設けられている(図1参照)。図4は、車体1a上での計量装置32の配置関係を示す平面図である。図1および図4において、計量装置32は、車体1aの前側の車幅方向左右端近傍に設けられた一対のビーム(梁)型の前部ロードセル33と、車体1aの後側の車幅方向左右端近傍に設けられた一対のビーム型の後部ロードセル34とを備えている。ここで、図1および図4に示すように、車体1aの長さ方向をX方向、車幅方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。
図5は、前部ロードセル33および後部ロードセル34の取付構造を示す図1の要部拡大図である。図5(図4も参照)において、前部ロードセル33および後部ロードセル34は、軸方向を横向き(前部ロードセル33はX方向,後部ロードセル34はY方向)にしてボルト35により台座部36を介して車体1a上に固定されている。前部ロードセル33および後部ロードセル34の自由端側(前部ロードセル33はX方向後側,後部ロードセル34はY方向外側)である小径部33a,34aは、球面軸受37を介して主桁2aに固定されたブラケット38に接続されている。これにより、前部ロードセル33および後部ロードセル34は片持ち状態(片持ち梁の状態)で支持され、自由端側において径方向(図1のZ方向下側)に作用する塵芥収容箱2の荷重により微小な曲げ変形を生じ、応荷重信号(荷重に応じた信号)を電気信号としてケーブル33b,34bから出力する。なお、前部ロードセル33および後部ロードセル34は、塵芥収容箱2とともに塵芥投入箱3の荷重も受けるため、押込板8によって塵芥収容箱2に収容されずに塵芥投入箱3内に残った塵芥も計量することができる。
図1に戻り、塵芥投入箱3には、投入口3aを開閉可能なカバー部材39が設けられている。このカバー部材39は、投入口3aの上部を開閉する上部カバー40と、投入口3aの下部を開閉する下部カバー41とを備えている。
上部カバー40は、投入口3aの上部に上下方向にスライド可能に設けられており、投入口3aを上下にスライドして開閉することができる。これにより、上部カバー40を下方位置(図1実線位置)までスライドさせることにより、投入口3aの上部を閉鎖することができる。また、上部カバー40を上方位置(図1二点鎖線位置)までスライドさせて投入口3aを開放することにより、投入口3aから塵芥を塵芥投入箱3内に投入することができる。
下部カバー41は、投入口3aの下部に回動可能に取り付けられており、起立姿勢(図1実線位置)と水平姿勢(図1二点鎖線位置)とに変化することができる。この下部カバー41は車幅方向のほぼ全長にわたって設けられている。したがって下部カバー41を起立姿勢とすることで、投入口3aの下部を閉鎖することができる。これにより、上部カバー40と下部カバー41とにより、投入口3aを閉鎖することができるので、塵芥収容箱2に収容された塵芥の臭気が、塵芥収集車1の走行中に投入口3aから外部に漏れるのを防止することができる。
また、下部カバー41が水平姿勢となると、作業者が塵芥を投入口3aから投入する際に、この下部カバー41の載置面41aに塵芥を一旦載置させることができ、塵芥投入の作業性を高めることができる。
図6は、塵芥収集車1の背面図である。図6において、塵芥投入箱3の左右両側壁3cの後部には、それぞれスイッチボックスSB1,SB2が設けられている。スイッチボックスSB1の側面には、押込板8の動作として「連続サイクル」または「1サイクル」のどちらかの動作モードに選択する操作指令を出力するための動作選択スイッチ42が、正面には、上記各動作モードで動作を開始させる操作指令を出力するための開始スイッチ43、連続サイクル動作を押込板8が上記押込終了位置Pで停止させる操作指令を出力するための停止操作手段としての停止スイッチ44がそれぞれ設けられている。
スイッチボックスSB2には、前部および後部ロードセル33,34にて塵芥の重量を計量させる操作指令を出力するための計量スイッチ45、前部および後部ロードセル33,34をリセットする操作指令を出力するための風袋引きスイッチ46および光電管等によって前部および後部ロードセル33,34により計量した重量値を表示するための表示部47が設けられている。
上記計量スイッチ45は、通常の塵芥収容作業時は後述する制御装置51により押込板8の押込終了と同時に自動計量されるため操作されることはないが、制御装置51の故障により自動計量できない場合などの緊急時に計量操作されるものである。また、風袋引きスイッチ46は、塵芥収集車1が各収集場所に到着したときに、塵芥の収容作業を行う前に操作されるものである。これにより、塵芥収集車1の走行中に塵芥収容箱2内に雨水等が侵入した場合でも、風袋引きスイッチ46により前部および後部ロードセル33,34をリセットすることにより、侵入した雨水の重量を除外することができるので、計量精度が低下するのを防止することができる。
右側の側壁3cの後部には、上記投入口3aが閉鎖されていることを検知する閉鎖検知手段48が設けられている。この閉鎖検知手段48は、上記上部カバー40が下方位置にあることを検知する第5近接スイッチ49と、上記下部カバー41が起立姿勢にあることを検知する第6近接スイッチ50とを備えている。
図7は、制御装置51の構成を示すブロック図である。この制御装置51は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)の一部であって、CPUやメモリ等を有する。前述の第1〜第4近接スイッチ14〜17の出力は、この制御装置51に入力される。また、スイッチボックスSB1の動作選択スイッチ42、開始スイッチ43および停止スイッチ44の操作指令と、スイッチボックスSB2の計量スイッチ45および風袋引きスイッチ46の操作指令とが制御装置51に入力される。プッシュシリンダ用電磁弁21およびプレスシリンダ用電磁弁22は、制御装置51によって励磁される。計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34は、制御装置51によって計量が行われる。制御装置51は、内部に、計量装置32によって計量された重量値のデータを記憶する記憶部51mを備えている。スイッチボックスSB2の表示部47には、制御装置51の記憶部51mに記憶されている重量値が制御装置51によって表示される。
次に、上記のように構成された塵芥収集車の、制御装置51側から見た全体的動作について、図8,図9のフローチャートを参照して説明する。図8および図9は二枚で一つの図であり、制御装置51において実行される一つのフローチャートを示している。図8における丸で囲んだ文字A,Bは、図9における同A,Bにそれぞれつながっている。
図8において、処理開始により制御装置51のCPU(以下単にCPUという。)は、開始スイッチ43がオンになるのを待ち(ステップS1)、オンになるとプレスシリンダ12が収縮する方向にプレスシリンダ用電磁弁22を励磁して押込板8の反転を開始させ(ステップS2)、第2近接スイッチ15がオンになるまで反転行程を継続する(ステップS2からS3の繰り返し)。第2近接スイッチ15がオンになると、CPUは反転を停止させる(ステップS4)。続いてCPUは、プッシュシリンダ9が収縮する方向にプッシュシリンダ用電磁弁21を励磁して押込板8に一次圧縮の行程を行わせる(ステップS5)。一次圧縮は第3近接スイッチ16がオンになるまで行われ(ステップS5からS6の繰り返し)、第3近接スイッチ16がオンになると一次圧縮を停止させる(ステップS7)。
次に、CPUは、プレスシリンダ12が伸長する方向にプレスシリンダ用電磁弁22を励磁して押込板8に二次圧縮の行程を行わせる(ステップS8)。二次圧縮は第4近接スイッチ17がオンになるまで行われ(ステップS8からS9の繰り返し)、第4近接スイッチ17がオンになると二次圧縮を停止させる(ステップS10)。続いてCPUは、プッシュシリンダ9が伸長する方向にプッシュシリンダ用電磁弁21を励磁して押込板8に押込の行程を行わせる(図9のステップS11)。押込は第1近接スイッチ14がオンになるまで行われ(ステップS11からS12の繰り返し)、第1近接スイッチ14がオンになると押込を停止させる(ステップS13)。
次に、CPUは、動作選択スイッチ42からの指令が1サイクルか否かをチェックする(ステップS14)。1サイクル動作をしている場合には、CPUは、第5近接スイッチ49がオン、かつ第6近接スイッチ50がオンになるかを監視する(ステップS15)。1サイクル動作の場合は、押込板8の押込を停止させることによって塵芥の収容作業が終了するので、作業者は、次の収集場所へ塵芥収集車1を移動させるべく、上部カバー40を上方位置から下方位置までスライドさせるとともに、下部カバー41を水平姿勢から起立姿勢まで回動させて投入口3aを閉鎖する。これにより、第5近接スイッチ49および第6近接スイッチ50がオンになり、CPUは、ステップS15からステップS16に進む。
ステップS16において、CPUは、計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34によって、塵芥収容箱2に収容された塵芥の重量値を計量する。その後、CPUは、計量装置32によって計量された塵芥の重量値を、制御装置51の記憶部51mに記憶するとともに、スイッチボックスSB2の表示部47に表示する(ステップS17)。
このように、第1近接スイッチ14により、押込板8が押込終了位置Pまで動作したことを検知したとき、すなわち1サイクル動作が終了したことを検知すると、計量装置32によって自動的に塵芥の重量を計量するため、収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、押込板8による1サイクル動作が終了してから計量するようにしたので、押込板8の動作中に塵芥収容箱2が上下方向に振動することに起因して、計量装置32に作用する荷重が変化し、計量精度が低下するのを防止することができる。
さらに、上部カバー40および下部カバー41により投入口3aを閉鎖してから、計量するようにしたので、計量中に誤って投入口3aから塵芥が投入されるのを防止することができる。
一方、上記ステップ14において、連続サイクル動作をしている場合には、CPUは、直前の1サイクル工程の動作中(ステップS1〜ステップS13)に停止スイッチ44がオンになったか否かをチェックする(ステップS18)。
停止スイッチ44がオンでなかった場合は、図8のステップS2に戻り、上述の各処理を繰り返し、停止スイッチ44がオンになるまで連続サイクル動作を繰り返す。そして、停止スイッチ44がオンになった場合は、ステップ15に進み、CPUは、第5近接スイッチ49がオン、かつ第6近接スイッチ50がオンになるかを監視する。
連続サイクル動作の場合は、停止スイッチ44がオンになることによって塵芥の収容作業が終了する。ここではすでに上記ステップS18において、停止スイッチ44がオンになっているので、作業者は、次の収集場所へ塵芥収集車1を移動させるべく、上部カバー40を上方位置から下方位置までスライドさせるとともに、下部カバー41を水平姿勢から起立姿勢まで回動させて投入口3aを閉鎖する。これにより、第5近接スイッチ49および第6近接スイッチ50がオンになり、CPUは、ステップS15からステップS16に進む。
ステップS16において、CPUは、計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34によって、塵芥収容箱2内に収容された塵芥の重量値を計量する。その後、CPUは、計量装置32によって計量された塵芥の重量値を、制御装置51の記憶部51mに記憶するとともに、スイッチボックスSB2の表示部47に表示する(ステップS17)。
このように、第1近接スイッチ14および停止スイッチ44により、押込板8が押込終了位置Pまで動作したことを検知したとき、すなわち連続サイクル動作が終了したことを検知すると、計量装置32によって自動的に塵芥の重量を計量するため、収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、押込板8による連続サイクル動作が終了してから計量するようにしたので、押込板8の動作中に塵芥収容箱2が上下方向に振動することに起因して、計量装置32に作用する荷重が変化し、計量精度が低下するのを防止することができる。
さらに、上部カバー40および下部カバー41により投入口3aを閉鎖してから、計量するようにしたので、計量中に誤って投入口3aから塵芥が投入されるのを防止することができる。
図10は、本発明の第2の実施形態による塵芥収集車を示す側断面図である。図において、この実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、塵芥投入箱3内に投入された塵芥を塵芥収容箱2に収容するための収容方式が、プレス式の収容方式に代えて、回転板式の収容方式を用いた点である。
以下、本実施形態の回転板式の収容方式について詳しく説明する。塵芥投入箱3内には、回転板52と押込板53とが備えられている。回転板52は、塵芥投入箱3に投入された塵芥を、当該塵芥投入箱3内に形成された円弧状の底部3eより前方上部に掻き上げるためのもので、下部支持軸54と一体であり、かつその軸線回りに回転可能である。上記押込板53は、回転板52上の掻き上げられた塵芥を前側の塵芥収容箱2内に押し込むためのもので、上部支持軸55と一体であり、かつその軸線回りに前方および後方揺動可能である。下部・上部支持軸54,55は、塵芥投入箱3内を横切って互いに平行に延びており、その各両端部が塵芥投入箱3の左右両側壁3cにそれぞれ軸受(図示せず)を介して回転自在に貫通支持される。
回転板52は、油圧式のモータ56(回転駆動手段)によって360゜正逆転可能に回転駆動され、このモータ56が下部支持軸54を回転駆動することにより、当該下部支持軸54と一体である回転板52が回転する。なお、図10において矢印で示す時計回り方向が回転板52の正転方向である。
押込板53は、一対の押込シリンダ57(押込駆動手段)の伸縮により、上部支持軸55回りに前方および後方揺動される。この押込シリンダ57のシリンダ側端部は、ピン58により左右両側壁3cに取り付けられており、ピストン側端部はピン59により、押込板53の上端部に接続されている。
図11の(a)は、図10から回転板52、押込板53および押込シリンダ57のみを抜き出した動作説明図である。本実施形態では、矢印方向への円軌跡Rにて示す回転板52の回転動作と、両矢印方向への円弧軌跡Sにて示す押込板53の揺動動作とにより、塵芥投入箱3内に投入された塵芥を塵芥収容箱2に収容される。すなわち、回転板52は、(a)に示す回転板52の先端部52aが略9時の位置を原位置として、モータ56が駆動することにより時計回り方向に回転する「回転」工程を開始する。
そして、回転板52の先端部52aが(b)に示す略12時の位置に達すると、押込板53の先端部53aは押込シリンダ57が収縮動作することにより後方(矢印Sr方向)へ揺動する「後退」行程を行い、この先端部53aが(c)に示す位置(後退終了位置)まで後方揺動すると、押込板53の後方揺動が停止する。その際、回転板52は、押込板53の後退中も継続して回転しているため、当該後退中に回転板52と干渉するのを防止することができる。
その後、回転板52の先端部52aが回転を継続し、(d)に示す原位置(略9時の位置)に戻ると、回転板52による回転が停止するとともに、押込シリンダ57が伸長動作することにより、押込板53の先端部53aが前方(矢印Sf方向)へ揺動する「押込」行程を行う。そして、押込板53の先端部53aが(a)に示す位置(押込終了位置P)まで前方揺動すると、押込板53の前方揺動が停止する。このようにして、モータ56および押込シリンダ57を動作させることにより、回転板52の回転よび押込板53の後退・押込による1サイクルの行程動作が行われる。
したがって、回転・後退・押込による1サイクル工程とは、最初に回転板52が原位置から回転を開始し、その回転途中に押込板53が後退終了位置まで後退し、さらに回転板52が原位置に戻って回転停止した後に、押込板53が後退終了位置から押込終了位置Pまで押込を行う一連の動作を意味する。
上記下部支持軸54および上部支持軸55の近傍には、回転板52および押込板53の各動作位置をそれぞれ検知する近接スイッチ(60〜62)が設けられている。第1近接スイッチ60は、回転板52の基端部に取り付けられたドグ52bを検知することにより、その先端部52aが上記原位置にあることを検知する。また、ドグ52bは下部支持軸54の軸中心と略同心の円弧状に形成されており、第1近接スイッチ60は、回転板52の先端部52aが原位置から上記略12時の直前位置へ回転するまでドグ12aを検知するようになっている。これにより、近接スイッチ60は、略12時の位置で検知状態から非検知となることにより、回転板52の先端部52aが略12時の位置にあることを検知する。
第2近接スイッチ61は、上部支持軸55に取り付けられたドグ55aを検知することにより、押込板53が上記後退終了位置(図11(c))に達したことを検知する。押込終了検知手段としての第3近接スイッチ62は、上記ドグ55aを検知することにより、押込板53が上記押込終了位置(図11(a))に達したことを検知する。なお、上記第1〜第3近接スイッチ60〜62は、塵芥投入箱3の側壁3cの外側面に固定的に取り付けられている。
図12は、上記モータ56および押込シリンダ57に関する油圧回路図である。当該油圧回路は、タンク63、ポンプ64、圧力制御弁65、モータ用電磁弁66、押込シリンダ用電磁弁67、逆止弁68,69、およびフィルタ70を図示のように接続して構成されている。回転板52が原位置(図11(a))に停止しているとき、モータ56は駆動停止状態にあり、モータ用電磁弁66は中立位置にある。また、押込板53が押込終了位置(図11(a))に停止しているとき、押込シリンダ57は伸長状態にあり、押込シリンダ用電磁弁67は中立位置にある。
前述の1サイクルの行程動作を油圧回路構成要素の動作として説明すると、モータ用電磁弁66のソレノイド66nを励磁すると、ポンプ64により逆止弁68およびモータ用電磁弁66を介してモータ56に油圧が供給され、モータ56が正転駆動することにより回転板52の回転(正転)動作が行われる。回転板52が略12時の位置まで回転すると、上記ソレノイド66nを励磁状態に保持しながら、押込シリンダ用電磁弁67のソレノイド67sを励磁し、モータ56から排出される油圧を逆止弁69および押込シリンダ用電磁弁67を介して押込シリンダ57のポート57sに油圧を供給する。これにより、押込シリンダ57は収縮動作し、押込板53の後退動作が行われる。後退終了後は、ソレノイド67sが励磁オフとなり、押込シリンダ用電磁弁67は中立位置に戻り、押込シリンダ57の両ポート57e,57sは封止された状態となる。その際、モータ用電磁弁66のソレノイド67sは依然として励磁状態を保持している。
その後、回転板52が原位置まで回転すると、モータ用電磁弁66のソレノイド67sは励磁オフとなり、モータ用電磁弁66は中立位置に戻り、モータ56の正転駆動が停止する。続いて、押込シリンダ用電磁弁67のソレノイド67eを励磁すると、ポンプ64によりモータ用電磁弁66および逆止弁69を介して押込シリンダ57のポート57eに油圧を供給する。これにより、押込シリンダ57は収縮動作し、押込板53の押込動作が行われる。押込終了後は、ソレノイド67eが励磁オフとなり、押込シリンダ用電磁弁67は中立位置に戻り、押込シリンダ57の両ポート57e,57sは封止された状態となる。なお、回転板52の回転中に回転板52の先端部52aと底部3eとの間で塵芥を噛み込むことにより回転板52の回転が停止する場合がある。この場合には、モータ用電磁弁66のソレノイド66rを励磁し、ポンプ64により逆止弁68およびモータ用電磁弁66を介してモータ56に油圧が供給され、モータ56は逆転駆動し、回転板52は逆転する。これにより、上記噛み込んだ塵芥を除去することができる。
なお、本実施形態における計量装置32、カバー部材39、各スイッチボックスSB1,SB2は、第1の実施形態と同一構成であるため、その説明は省略する。
図13は、制御装置71の構成を示すブロック図である。この制御装置71は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)の一部であって、CPUやメモリ等を有する。前述の第1〜第3近接スイッチ60〜62の出力は、この制御装置71に入力される。また、スイッチボックスSB1の動作選択スイッチ42、開始スイッチ43および停止スイッチ44の操作指令と、スイッチボックスSB2の計量スイッチ45および風袋引きスイッチ46の操作指令とが制御装置71に入力される。モータ用電磁弁66および押込シリンダ用電磁弁67は、制御装置71によって励磁される。計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34は、制御装置71によって計量が行われる。制御装置71は、内部に、計量装置32によって計量された重量値のデータを記憶する記憶部71mを備えている。スイッチボックスSB2の表示部47には、制御装置71の記憶部71mに記憶されている重量値が制御装置71によって表示される。
次に、上記のように構成された塵芥収集車の、制御装置71側から見た全体的動作について、図14,図15のフローチャートを参照して説明する。図14および図15は二枚で一つの図であり、制御装置71において実行される一つのフローチャートを示している。図14における丸で囲んだ文字A,Bは、図15における同A,Bにそれぞれつながっている。
図14において、処理開始により制御装置71のCPU(以下単にCPUという。)は、開始スイッチ43がオンになるのを待ち(ステップS101)、オンになるとモータ用電磁弁66を励磁してモータ56を正転駆動させ、回転板52を原位置から回転(正転)を開始させる(ステップS102)。回転初期にあっては、第1近接スイッチ60はオンであるが、回転板52が略12時の位置まで回転すると、第1近接スイッチ60はオフとなる(ステップS103)。これによりCPUは、押込シリンダ57が収縮する方向に押込シリンダ用電磁弁67を励磁して押込板53を後退させるとともに、回転板52の回転を継続させる(ステップS104)。次に、CPUは、押込板53の後退により第2近接スイッチ61がオンになると(ステップS105)、押込板53の後退を停止させるとともに、回転板52を継続して回転させる(ステップS106)。続いて、CPUは、回転板52の回転により第1近接スイッチ60がオンになると(ステップS107)、回転板52の回転を停止させる(ステップS108)。
次に、CPUは、押込シリンダ57が伸長する方向に押込シリンダ用電磁弁67を励磁して押込板53の押込を開始させる(図15のステップS109)。続いて、押込板53の押込により第3近接スイッチ62がオンになると(ステップS110)、CPUは押込を停止させる(ステップS111)。
次に、CPUは、動作選択スイッチ42からの指令が1サイクルか否かをチェックする(ステップS112)。1サイクル動作をしている場合には、CPUは、第5近接スイッチ49がオン、かつ第6近接スイッチ50がオンになるかを監視する(ステップS113)。1サイクル動作の場合は、押込板53の押込を停止させることによって塵芥の収容作業が終了するので、作業者は、次の収集場所へ塵芥収集車1を移動させるべく、上部カバー40を上方位置から下方位置までスライドさせるとともに、下部カバー41を水平姿勢から起立姿勢まで回動させて投入口3aを閉鎖する。これにより、第5近接スイッチ49および第6近接スイッチ50がオンになり、CPUは、ステップS113からステップS114に進む。
ステップS114において、CPUは、計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34によって、塵芥収容箱2に収容された塵芥の重量値を計量する。その後、CPUは、計量装置32によって計量された塵芥の重量値を、制御装置71の記憶部71mに記憶するとともに、スイッチボックスSB2の表示部47に表示する(ステップS115)。
このように、第3近接スイッチ62により、押込板53が押込終了位置Pまで動作したことを検知したとき、すなわち1サイクル動作が終了したことを検知すると、計量装置32によって自動的に塵芥の重量を計量するため、収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、押込板53による1サイクル動作が終了してから計量するようにしたので、押込板53の動作中に塵芥収容箱2が上下方向に振動することに起因して、計量装置32に作用する荷重が変化し、計量精度が低下するのを防止することができる。
さらに、上部カバー40および下部カバー41により投入口3aを閉鎖してから、計量するようにしたので、計量中に誤って投入口3aから塵芥が投入されるのを防止することができる。
一方、上記ステップ112において、連続サイクル動作をしている場合には、CPUは、直前の1サイクル工程の動作中(ステップS101〜ステップS111)に停止スイッチ44がオンになったか否かをチェックする(ステップS116)。
停止スイッチ44がオンでなかった場合は、図14のステップS102に戻り、上述の各処理を繰り返し、停止スイッチ44がオンになるまで連続サイクル動作を繰り返す。そして、停止スイッチ44がオンになった場合は、ステップ113に進み、CPUは、第5近接スイッチ49がオン、かつ第6近接スイッチ50がオンになるかを監視する。
連続サイクル動作の場合は、停止スイッチ44がオンになることによって塵芥の収容作業が終了する。ここではすでに上記ステップS116において、停止スイッチ44がオンになっているので、作業者は、次の収集場所へ塵芥収集車1を移動させるべく、上部カバー40を上方位置から下方位置までスライドさせるとともに、下部カバー41を水平姿勢から起立姿勢まで回動させて投入口3aを閉鎖する。これにより、第5近接スイッチ49および第6近接スイッチ50がオンになり、CPUは、ステップS113からステップS114に進む。
ステップS114において、CPUは、計量装置32の前部ロードセル33および後部ロードセル34によって、塵芥収容箱2内に収容された塵芥の重量値を計量する。その後、CPUは、計量装置32によって計量された塵芥の重量値を、制御装置71の記憶部71mに記憶するとともに、スイッチボックスSB2の表示部47に表示する(ステップS115)。
このように、第3近接スイッチ62および停止スイッチ44により、押込板53が押込終了位置Pまで動作したことを検知したとき、すなわち連続サイクル動作が終了したことを検知すると、計量装置32によって自動的に塵芥の重量を計量するため、収容作業終了時の操作が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、押込板53による連続サイクル動作が終了してから計量するようにしたので、押込板53の動作中に塵芥収容箱2が上下方向に振動することに起因して、計量装置32に作用する荷重が変化し、計量精度が低下するのを防止することができる。
さらに、上部カバー40および下部カバー41により投入口3aを閉鎖してから、計量するようにしたので、計量中に誤って投入口3aから塵芥が投入されるのを防止することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば上記各実施形態では、押込終了検知手段として近接スイッチ(第1近接スイッチ14,第3近接スイッチ62)を用いているが、これに替えて、上記PLCに備えられているタイマにより、押込行程の所要時間が経過したことを検知する構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、第5近接スイッチ49と第6近接スイッチ50とにより閉鎖検知手段48を構成しているが、いずれか一方の近接スイッチのみで閉鎖検知手段48を構成するようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態では、上部カバー40および下部カバー41とによってカバー部材39を構成しているが、いずれか一方のカバーのみでカバー部材39を構成するようにしてもよい。
また、上記各実施形態の制御装置51,71は、押込終了検知手段(第1近接スイッチ14,第3近接スイッチ62)と閉鎖検知手段48とを用いて、塵芥の重量を計量するタイミングを制御しているが、押込終了検知手段のみで制御するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態による塵芥収集車を示す側断面図である。 上記塵芥収集車における押込板、プッシュシリンダおよびプレスシリンダの動作説明図である。 上記プッシュシリンダおよびプレスシリンダに関する油圧回路図である。 上記塵芥収集車の車体上での計量装置の配置関係を示す平面図である。 上記計量装置の取付構造を示す図1の要部拡大図である。 上記塵芥収集車の背面図である。 上記塵芥収集車における制御装置の構成を示すブロック図である。 上記制御装置において実行される処理を示すフローチャートの一部であり、図9と共に一つのフローチャートを構成している。 上記制御装置において実行される処理を示すフローチャートの他部であり、図8と共に一つのフローチャートを構成している。 本発明の第2の実施形態による塵芥収集車を示す側断面図である。 上記塵芥収集車における回転板、押込板およびプレスシリンダの動作説明図である。 上記プレスシリンダおよびモータに関する油圧回路図である。 上記塵芥収集車における制御装置の構成を示すブロック図である。 上記制御装置において実行される処理を示すフローチャートの一部であり、図15と共に一つのフローチャートを構成している。 上記制御装置において実行される処理を示すフローチャートの他部であり、図14と共に一つのフローチャートを構成している。
符号の説明
1 塵芥収集車
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
3a 投入口
8 押込板
14 第1近接スイッチ(押込終了検知手段)
32 計量装置
39 カバー部材
44 停止スイッチ(停止操作手段)
48 閉鎖検知手段
51 制御装置
52 回転板
53 押込板
62 第3近接スイッチ(押込終了検知手段)
71 制御装置

Claims (6)

  1. 塵芥収容箱と、
    前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、
    前記塵芥投入箱内で、反転・一次圧縮・二次圧縮・押込を1サイクル工程として動作する1サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、
    前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、
    1サイクル動作を開始させる開始スイッチと、
    前記開始スイッチの操作に従って1サイクル動作が開始した後、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、
    前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該1サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、
    を備えていることを特徴とする塵芥収集車。
  2. 塵芥収容箱と、
    前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、
    前記塵芥投入箱内で回転可能に設けられた回転板と、
    前記塵芥投入箱内で前方および後方揺動可能に設けられ、前記回転板の回転・当該後方揺動による後退・当該前方揺動による押込を1サイクル工程として動作する1サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、
    前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、
    1サイクル動作を開始させる開始スイッチと、
    前記開始スイッチの操作に従って1サイクル動作が開始した後、前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、
    前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該1サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、
    を備えていることを特徴とする塵芥収集車。
  3. 前記塵芥投入箱に設けられ、前記投入口を開閉するためのカバー部材と、
    前記カバー部材により前記投入口が閉鎖されたことを検知する閉鎖検知手段とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記1サイクル動作中に、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知するとともに、前記閉鎖検知手段が前記投入口の閉鎖を検知したときに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる請求項1または2に記載の塵芥収集車。
  4. 塵芥収容箱と、
    前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、
    前記塵芥投入箱内で、反転・一次圧縮・二次圧縮・押込を1サイクル工程とする動作を連続させる連続サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、
    前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、
    前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、
    前記連続サイクル動作を前記押込終了位置で停止させる操作指令を出力する停止操作手段と、
    前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該連続サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、
    を備えていることを特徴とする塵芥収集車。
  5. 塵芥収容箱と、
    前記塵芥収容箱に連接して設けられ、塵芥の投入口を有する塵芥投入箱と、
    前記塵芥投入箱内で回転可能に設けられた回転板と、
    前記塵芥投入箱内で前方および後方揺動可能に設けられ、前記回転板の回転・当該後方揺動による後退・当該前方揺動による押込を1サイクル工程とする動作を連続させる連続サイクル動作により、前記塵芥投入箱に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に収容させる押込板と、
    前記塵芥収容箱に収容されている塵芥の重量を計量する計量装置と、
    前記押込板が前記押込を終了する押込終了位置まで動作したことを検知する押込終了検知手段と、
    前記連続サイクル動作を前記押込終了位置で停止させる操作指令を出力する停止操作手段と、
    前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知したときに、当該連続サイクル動作を停止させるとともに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる制御装置と、
    を備えていることを特徴とする塵芥収集車。
  6. 前記塵芥投入箱に設けられ、前記投入口を開閉するためのカバー部材と、
    前記カバー部材により前記投入口が閉鎖されたことを検知する閉鎖検知手段とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記連続サイクル動作中に、前記停止操作手段によって停止の操作指令が出力されると、前記押込終了検知手段が前記押込終了位置を検知するとともに、前記閉鎖検知手段が前記投入口の閉鎖を検知したときに、前記計量装置に塵芥の重量を計量させる請求項4または5に記載の塵芥収集車。
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