JP5253827B2 - モータ制御装置および半導体集積回路装置 - Google Patents

モータ制御装置および半導体集積回路装置 Download PDF

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本発明は、モータに内蔵された3相のホールセンサの出力信号に基づいてモータを回転制御するモータ制御装置および半導体集積回路装置に関する。
近年、省エネや静音化の観点から産業機器や家電機器にブラシレスモータを使用し、このブラシレスモータを制御装置でインバータ駆動することが一般的になっている。制御装置は、ブラシレスモータの回転位置を検出し、その回転位置に対応するモータ巻線へ供給する電圧或いは電流を制御して、ブラシレスモータの回転を制御する。例えば特許文献1に記載の洗濯機は、モータに搭載されたホールセンサにより永久磁石を有する回転子の回転位置を検出し、その回転位置に基づいてモータに正弦波状の電圧を供給することで、洗濯機の省エネと静音化を図っている。
図4は、回転位置を検出するための従来構成を示している。図示しない3相モータ内に設けられた回転位置信号発生手段1は、電源線2a、2b間にコンデンサ4とともに接続された3個のホールセンサ3u、3v、3wを有している。ホールセンサ3u、3v、3wの出力端子は、それぞれ抵抗5u、5v、5wを介して電源線2aにプルアップされているとともに、信号線6u、6v、6wを介して制御基板7のインターフェイス回路8u、8v、8wに接続されている。
インターフェイス回路8u、8v、8wは、トランジスタ9と抵抗10、11とから構成されており、その出力端子はマイコン12の入力端子に接続されている。マイコン12は、モータへの通電信号を形成し、図示しない制御装置のインバータ部を介してモータステータの3相巻線に給電する。制御基板7に搭載された直流電源13は、インターフェイス回路8u、8v、8wとマイコン12に電源電圧Vddを供給し、制御基板7に搭載された直流電源14は、回転位置信号発生手段1に電源電圧Vccを供給するようになっている。制御基板7において電源線2a、2b間にコンデンサ15が接続されている。回転位置信号発生手段1と制御基板7とによりモータ制御装置が構成されている。
特開平10−015278号公報
例えば洗濯機において、洗濯槽の下部にモータが取り付けられ、洗濯機上部の操作部周辺に制御基板が配置される場合、モータと制御基板との間の距離が長くなるので上記電源線2a、2bおよび信号線6u、6v、6wの配線距離も長くなる。洗濯槽の振動に対する信頼性を確保するためには、信号線であってもパワー線のように太い線を使用する必要がある。配線のコストを低減するため、モータと制御基板との間の配線数を極力少なくしたいという要求がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、モータと制御基板との間の配線数を低減したモータ制御装置およびこれに用いる半導体集積回路装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載のモータ制御装置は、
モータに内蔵され、共通に設けられた一対の接続線を介して安定化した電源が供給される複数相のホールセンサと、
この複数相のホールセンサの出力信号をそれぞれ電流に変換し、この変換した複数相のホールセンサの信号電流と当該複数相のホールセンサの電源電流とを合成して前記一対の接続線に流す電流化手段と、
前記一対の接続線間に安定化した電源電圧を供給し、前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記接続線に流れる電流に応じた電圧信号を出力する信号変換手段と、
前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記電圧信号に基づいて前記複数相のホールセンサの出力信号レベルを判定して前記モータの回転位置を得る回転位置判定手段と、
得られた前記モータの回転位置に基づいて前記モータを回転制御する回転制御手段とを備えていることを特徴とする。
請求項記載の半導体集積回路装置は、モータに内蔵された3相のホールセンサの出力信号に基づいて前記モータを回転制御する請求項1ないし3の何れかに記載のモータ制御装置における回転位置判定手段が形成された半導体集積回路装置であって、
前記モータ制御装置における信号変換手段から出力される電圧信号を入力する3ビットのA/D変換器を備え、そのA/D変換値に基づいて前記出力信号のレベルを判定して前記モータの回転位置を得ることを特徴とする。
請求項記載の半導体集積回路装置は、モータに内蔵された3相のホールセンサの出力信号に基づいて前記モータを回転制御する請求項1ないし3の何れかに記載のモータ制御装置における信号変換手段と回転位置判定手段とが形成された半導体集積回路装置であって、
前記3相のホールセンサに電源を供給するとともに、前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記ホールセンサの出力信号を示す3ビットの信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、例えば3相モータの場合5本必要であったホールセンサと制御基板との間の配線を2本に低減できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。
図1は、モータ制御装置のうち特に回転位置を検出するための構成を詳細に示すもので、図4と同一構成部分には同一符号を付している。このモータ制御装置21は、例えば洗濯機の回転槽(洗い槽、脱水槽)或いは撹拌体を駆動する3相ブラシレスモータ22の回転を制御するものである。
ブラシレスモータ22のステータ22sは積層鉄心(図示せず)と3相の巻線23u、23v、23wを備えており、ロータ22rは図示しないハウジングとヨークおよび多数の極に着磁されたマグネットを備えている。ブラシレスモータ22内には回転位置信号発生手段24が設けられている。
この回転位置信号発生手段24は、共通に設けられた一対の電源線2a、2b(接続線に相当)間にコンデンサ4とともに接続された3個(3相)のホールセンサ3u、3v、3wを有している。これらホールセンサ3u、3v、3wの出力端子(内蔵トランジスタのコレクタ端子)は、それぞれ抵抗25u、25v、25w(電流化手段に相当)を介して電源線2aにプルアップされている。抵抗25u、25v、25wの抵抗値Ru、Rv、Rwは互いに異なっており、Ru:Rv:Rw=1:2:4の関係を有している。
制御基板26に搭載された直流電源14は、例えば15Vの電源電圧Vccを生成するもので、その高電位側の電源線2aと低電位側の電源線GNDとの間には、負極性3端子レギュレータ27と抵抗28とが直列に接続されている。電源線2aと負極性3端子レギュレータ27の出力端子(電源線2b)との間にはコンデンサ15が接続されており、その電源線2a、2b間に、ホールセンサ3u、3v、3wの電源電圧Vs(例えば5V)が出力されるようになっている。負極性3端子レギュレータ27と抵抗28は、電源線2a、2bに流れる電流Isに応じた電圧Vx(電圧信号)を出力する信号変換手段29を構成している。電圧Vxは、電源Vsの電位(電源線2a、2bの電位)とは異なるグランド電位(電源線GND)を基準電位として生成される。
マイクロコンピュータ(マイコン)30(回転位置判定手段、回転制御手段、半導体集積回路装置に相当)は、電源線GNDを基準電位として、直流電源13から例えば3.3Vの電源電圧Vddの供給を受けて動作する。このマイコン30は3ビットのA/D変換器31を内蔵しており、負極性3端子レギュレータ27と抵抗28との共通接続点は、マイコン30のA/D変換端子30aに接続されている。なお、ダイオード32は、A/D変換端子30aに電源電圧Vddを超える過大な電圧が入力されることを防止する保護用である。
次に、図2を参照して本実施形態の作用を説明する。
ロータ22rが正回転している場合、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwは、ロータ22rの回転位置に対応して図2に示すように(Hu、Hv、Hw)=(H、L、H)、(H、L、L)、(H、H、L)、(L、H、L)、(L、H、H)、(L、L、H)、(H、L、H)の順に変化する。通常の3相ブラシレスモータ22ではこれら6種のパターンからなるが、図2にはさらに(Hu、Hv、Hw)=(L、L、L)、(H、H、H)となる2種のパターンも含めて8種のパターンを示している。ここで、「出力信号=H」とは、ホールセンサ3の出力トランジスタがオフして、その出力端子の電位が電源線2aの電位に等しくなっている状態であり、「出力信号=L」とは、ホールセンサ3の出力トランジスタがオンして、その出力端子の電位が電源線2bの電位にほぼ等しくなっている状態である。
動作中の各ホールセンサ3u、3v、3wには、それぞれ電源線2a、2bを介して電源電流Ioが流れる。また、例えばホールセンサ3uの出力信号HuがLの場合、ホールセンサ3uへ供給される電源電圧Vsと抵抗25uの抵抗値Ruとの関係から、電源線2a、2bを介してVs/Ruの信号電流Iuが流れる。ホールセンサ3uの出力信号HuがHの場合には、この信号電流Iuはゼロになる。ホールセンサ3v、3wについても同様にして信号電流Iv、Iwが流れる。
つまり、抵抗25u、25v、25wは、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwをそれぞれ電流に変換して電源線2a、2bに流す電流化手段として機能する。そして、電源線2a、2bを介して制御基板26から回転位置信号発生手段24に流れる電流Isは、3個分の電源電流3Ioと信号電流Iu、Iv、Iwとの総和(合成電流)となる。図2には、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwと電流Isとの関係を示している。図2では、電流Isの式を構成する信号電流Iu、Iv、Iwのうちゼロのものは省略している。上述したようにRu:Rv:Rw=1:2:4の関係を有しているので、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、HwがLの場合、Iu:Iv:Iw=4:2:1の関係となる。
信号変換手段29は、高電位側電源線2aに接続された負極性3端子レギュレータ27により電源電圧Vccから一定の電源電圧Vsを生成し、それを電源線2a、2bを介してホールセンサ3u、3v、3wに供給している。
負極性3端子レギュレータ27の負端子に接続された抵抗28には、負極性3端子レギュレータ27が動作するために必要な電源電流Ibと上記電源線2a、2bに流れる電流Isとの和が流れる。ここで、IbはIsと比較して十分に小さいので省略して考えることができる。抵抗28の抵抗値をRsとすると、基準電位に接続された抵抗28にはRs×(Is+Ib)≒Rs×Isなる電圧Vxが発生する。この電圧Vxは、マイコン30のA/D変換端子30aに入力され、A/D変換器31によりA/D変換される。図2は、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwと電圧Vxとの関係を示している。また、Iu:Iv:Iw=4:2:1の関係に基づいて、電圧Vxの大小関係(大小順位)も示している。
A/D変換器31は、マイコン30のグランド電位(0V)から電源電圧Vdd(3.3V)までの電圧範囲内の入力電圧を3ビットの分解能でA/D変換する。このため、電流Isが最大のときに抵抗28に生じる電圧Vx、すなわちRs×(3Io+Iu+Iv+Iw)がマイコン30の電源電圧Vdd以下であって且つほぼ一致するように抵抗値Rsを決定することが望ましい。
電源電圧Vsは一定であるため、図2に示す電圧VxひいてはA/D変換値は、ホールセンサ3u、3v、3wの各出力状態に対応して一定値となる。このため、回転位置判定手段たるマイコン30は、A/D変換値に基づいてホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwを判定することができる。マイコン30は、この判定により検出した回転位置に基づいて、図示しないインバータ部によりブラシレスモータ22の巻線23u、23v、23wへの通電を制御する。
以上説明したように、本実施形態によればホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwを抵抗25u、25v、25wにより電流に変換し、変換した信号電流Iu、Iv、Iwとホールセンサ3u、3v、3wへの電源電流3Ioとを合成した電流Isを一対の電源線2a、2bに流すように構成した。これにより、制御基板26と回転位置信号発生手段24とを2本の電源線2a、2bだけで接続することができる。その結果、洗濯機下部に配設されたブラシレスモータ22内の回転位置信号発生手段24と洗濯機上部の操作部周辺に配設された制御基板26との接続線のうち信号線6u、6v、6w(図4参照)とそのコネクタを不要とし、従来構成に比べてコストの低減および信頼性の向上を図れる。
出力信号Hu、Hv、Hwを電流に変換する際に用いられる抵抗25u、25v、25wの抵抗値Ru、Rv、Rwは、2のべき乗となる比1:2:4を有している。これにより、信号変換手段29において出力信号Hu、Hv、Hwの各状態(H/L)に対応して生成される電圧Vxは等電圧ずつ異なる結果となるので、マイコン30はA/D変換値に基づいて出力信号Hu、Hv、Hwの状態を確実且つ容易に判別できる。
ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwは、ロータ22rの回転位置に応じた出力トランジスタのオンオフ状態によりHレベルとLレベルに変化するので、回転位置信号発生手段24のインピーダンスが変化する。負極性3端子レギュレータ27を用いないと、インピーダンス変化に伴い電源電圧Vsが変動し、図2に示す大小関係(1〜8)は維持されるものの電源線2a、2bに流れる電流Isの値が変動する。本実施形態では負極性3端子レギュレータ27を用いて制御基板26から回転位置信号発生手段24に一定の電源電圧Vsを供給するようにしたので、電流値Iu(=Vs/Ru)、Iv(=Vs/Rv)、Iw(=Vs/Rw)がそれぞれ一定となる。その結果、生成される電圧Vx(A/D変換値)は、上記インピーダンスの変化にかかわらず図2に示す関係を正確に維持する。
マイコンに内蔵されているA/D変換器は、通常8ビット以上の分解能を有している。こうした汎用のマイコンを用いる場合には、その8ビット以上の分解能を有するA/D変換器をそのまま用いてもよい。しかし、3相ブラシレスモータ22のモータ制御装置21では、A/D変換器31の分解能は3ビットあれば十分である。従って、マイコン30は、3相ブラシレスモータ22の回転位置検出用として3ビットのA/D変換器31を搭載することがコスト面で望ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。
図3は、ブラシレスモータの回転位置を検出する構成のうち特に信号変換手段と回転位置判定手段の構成を詳細に示すもので、図1と同一構成部分には同一符号を付している。この図3においては、電源線2a、2bを介して接続されるブラシレスモータ22内の回転位置信号発生手段の構成が省略されているが、図1に示した回転位置信号発生手段24と同様の構成を備えている。
洗濯機上部の操作部周辺に配設された制御基板41には、IC42、マイコン43、直流電源13、14およびコンデンサ15が搭載されている。IC42(半導体集積回路装置)には、信号変換手段と回転位置判定手段が形成されている。このIC42において、負極性3端子レギュレータ27は、電源線2aと負極性3端子レギュレータ27の出力端子(電源線2b)との間に電源電圧Vs(5V)を出力する。抵抗28は、電源線2bを介してIC42に流入する電流Isを電圧Vxに変換する。
比較回路44は、8個の抵抗46と7個のコンパレータ47とから構成されている。8個の抵抗46は同一抵抗値を有しており、電源電圧Vddを均等に分圧して基準電圧を生成する。7個のコンパレータ47は、それぞれ抵抗28に生成された電圧Vxと上記各基準電圧とを比較する。これにより、比較回路44は、7個のコンパレータ47の出力信号が全てLレベルの状態から全てHレベルの状態までの8状態の信号を出力可能となる。変換回路45は、比較回路44から出力される8状態(通常動作では6状態)の信号に基づいて、図2に示す関係に基づいてホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwを位置信号Huo、Hvo、Hwoとして再現する。これら比較回路44と変換回路45により回転位置判定手段48が構成されている。
マイコン43(回転制御手段に相当)は、直流電源13から電源電圧Vddの供給を受けて動作し、入力した位置信号Huo、Hvo、Hwoに基づいて図示しないインバータ部によりブラシレスモータ22の巻線23u、23v、23w(図1参照)への通電を制御する。さらに、マイコン43は、IC42に対しON/OFF信号を出力する。このON/OFF信号がHレベル(ON)の場合、負極性3端子レギュレータ27は電源電圧Vsを出力する。
これに対し、ON/OFF信号がLレベル(OFF)の場合、負極性3端子レギュレータ27内の出力トランジスタ(図示せず)のベース端子が開放され、電源電圧Vs、電流Iu、Iv、Iw、Io、Ibが全て0となる。これにより、電源線2a、2bを介した回転位置信号発生手段24への電源供給が停止する。例えばブラシレスモータ22の停止状態におけるセンサ電流遮断による消費電力低減に有効となる。なお、ON/OFF信号がLレベル(OFF)の場合、さらに比較回路44と変換回路45の動作を停止するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態のIC42は、電源線2aと電源線2bとの間に接続された3相のホールセンサ3u、3v、3wに電源電圧Vsを供給するとともに、電源線GNDを基準電位としてホールセンサ3u、3v、3wの出力信号を示す3ビットの位置信号Huo、Hvo、Hwoを生成し出力する。その結果、マイコン43は、位置検出のためのA/D変換器が不要になるとともに、位置検出のための処理負担が軽減される。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
各実施形態では、3相分のホールセンサ3u、3v、3wを備えることにより3相ブラシレスモータ22を回転制御する場合について説明したが、3相以外の複数相のホールセンサを備えてモータを制御する場合にも同様にして適用できる。
電流化手段として抵抗25u、25v、25wを用いたが、ホールセンサ3u、3v、3wの出力信号Hu、Hv、Hwをそれぞれ電流に変換して電源線2a、2bに流すものであれば抵抗に限られない。
抵抗25u、25v、25wの抵抗値Ru、Rv、Rwは、互いに異なる値であればRu:Rv:Rw=1:2:4の関係に限られない。すなわち、図2に示す出力信号Hu、Hv、Hw=(H、H、H)から(L、L、L)までの8種のパターンについて、電流Isが互いに異なる値となるように抵抗比を設定すればよい。
モータ制御装置21は、洗濯機の回転槽或いは撹拌体を駆動するモータに限られず、ホールセンサの出力信号に基づいて回転する種々のモータに適用できる。
本発明の第1の実施形態であって回転位置を検出する構成を示す図 ホールセンサの出力信号と電流Is、電圧Vxとの関係を示す図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、2a、2bは電源線(接続線)、3u、3v、3wはホールセンサ、21はモータ制御装置、22は3相ブラシレスモータ(モータ)、25u、25v、25wは抵抗(電流化手段)、29は信号変換手段、30はマイクロコンピュータ(回転位置判定手段、回転制御手段、半導体集積回路装置)、42はIC(半導体集積回路装置、信号変換手段と回転位置判定手段)、43はマイクロコンピュータ(回転制御手段)、48は回転位置判定手段である。

Claims (6)

  1. モータに内蔵され、共通に設けられた一対の接続線を介して安定化した電源が供給される複数相のホールセンサと、
    この複数相のホールセンサの出力信号をそれぞれ電流に変換し、この変換した複数相のホールセンサの信号電流と当該複数相のホールセンサの電源電流とを合成して前記一対の接続線に流す電流化手段と、
    前記一対の接続線間に安定化した電源電圧を供給し、前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記接続線に流れる電流に応じた電圧信号を出力する信号変換手段と、
    前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記電圧信号に基づいて前記複数相のホールセンサの出力信号レベルを判定して前記モータの回転位置を得る回転位置判定手段と、
    得られた前記モータの回転位置に基づいて前記モータを回転制御する回転制御手段とを備えていることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記信号変換手段は、正端子、負端子および出力端子を有する負極性3端子レギュレータを備え、その正端子と出力端子にそれぞれ接続された前記一対の接続線間に安定化した電源電圧を供給し、前記負極性3端子レギュレータの負端子と前記基準電位を持つ電源線との間に、前記接続線に流れる電流を流して前記電圧信号を生成する抵抗を備えていることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記電流化手段は、前記複数相のホールセンサの出力端子と前記接続線との間に接続された抵抗であって、その抵抗値は前記ホールセンサ毎に異なることを特徴とする請求項1または2記載のモータ制御装置。
  4. 前記回転位置判定手段は、前記信号変換手段から出力される電圧信号を入力とするA/D変換器を内蔵したマイクロコンピュータであることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のモータ制御装置。
  5. モータに内蔵された3相のホールセンサの出力信号に基づいて前記モータを回転制御する請求項1ないし4の何れかに記載のモータ制御装置における回転位置判定手段が形成された半導体集積回路装置であって、
    前記モータ制御装置における信号変換手段から出力される電圧信号を入力する3ビットのA/D変換器を備え、そのA/D変換値に基づいて前記出力信号のレベルを判定して前記モータの回転位置を得ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. モータに内蔵された3相のホールセンサの出力信号に基づいて前記モータを回転制御する請求項1ないし3の何れかに記載のモータ制御装置における信号変換手段と回転位置判定手段とが形成された半導体集積回路装置であって、
    前記3相のホールセンサに電源を供給するとともに、前記ホールセンサの電源とは異なる電位を基準電位として、前記ホールセンサの出力信号を示す3ビットの信号を出力することを特徴とする半導体集積回路装置。
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