JP4939975B2 - センサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システム - Google Patents

センサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システム Download PDF

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Description

本発明は、ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのセンサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システムに関するものである。
従来、ブラシレスモータのセンサレス駆動は、ロータが回転することによって励磁コイルから得られる誘起電圧を検出し、この検出した誘起電圧が該ロータの中点の電圧と交差するゼロクロス点から、例えば位相を30度シフトした点で転流動作を行うものである。
そして、このセンサレス駆動方法において、励磁コイルを接地に接続するショートブレーキ時にロータ位置を検出する場合、例えば、センシングパルスを出して、ロータの回転位置を検出する方法がある。
このセンシングパルスにより、ロータ位置を検出するためには、煩雑な回路を必要とし、さらに、ブラシレスモータの端子間抵抗と端子間インダクタンスを考慮する必要がある。
ここで、従来技術として、例えば、3相ブラシレスモータから出力される各相の誘起電圧が入力されこの極性を判別する極性判別手段と、この判別結果から転流モードを推定する実転流モード生成手段と、誘起電圧の基準電圧を参照して予め定めた順番で定まる転流モードを生成する実転流モード生成手段と、該転流モード推定手段で推定された転流モードと該実転流モード生成手段で生成された転流モードの双方が一致しているか否かを判定する転流モード比較手段と、を備える転流異常検出装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上記従来技術は、転流動作時に該転流が正常に行われているかを検出するものであり、ショートブレーキ時にロータの回転位置を検出するものではない。
特開2000−50679号公報
本発明は、ショートブレーキ時にブラシレスモータのロータの回転位置をより正確に検出することが可能なセンサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従ったセンサレス駆動用半導体集積回路は、
ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのセンサレス駆動用半導体集積回路であって、
前記ブラシレスモータのロータの回転により励磁コイルに誘起される誘起電圧と前記ブラシレスモータのロータの中点電圧とを比較しこの比較結果に応じた検出信号を出力するコンパレータを有し、前記誘起電圧が前記中点電圧と交差するゼロクロス点を検出するための誘起電圧検出回路と、
前記ブラシレスモータの動作を規定する命令信号、および前記コンパレータの出力信号に応じて、前記ブラシレスモータを制御するための制御信号を出力するロジック回路と、
電源に一端が接続されるとともに他端が前記励磁コイルに接続され前記制御信号に応じて制御される第1のトランジスタ、および前記第1のトランジスタの他端と接地との間に接続され前記制御信号に応じて制御される第2のトランジスタを有し、前記励磁コイルに駆動電流を供給するためのパワートランジスタ回路と、を備え、
前記コンパレータは、接地電圧以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有し、
前記第1のトランジスタをオフするとともに前記第2のトランジスタをオンして前記ブラシレスモータの励磁コイルを前記接地とショートさせることにより、前記ブラシレスモータを制動するショートブレーキ時において、
前記コンパレータは、前記誘起電圧に応じて生じる電圧と前記ブラシレスモータの中点電圧とを比較して、検出信号を出力し、前記ロジック回路は、この検出信号に基づいて前記ロータの回転位置を判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施例に従ったセンサレス駆動システムは、
ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのセンサレス駆動システムであって、
前記ブラシレスモータのロータの回転により励磁コイルに誘起される誘起電圧と前記ブラシレスモータのロータの中点電圧とを比較しこの比較結果に応じた検出信号を出力するコンパレータを有し、前記誘起電圧が前記中点電圧と交差するゼロクロス点を検出するための誘起電圧検出回路と、
前記ブラシレスモータの動作を規定する命令信号を出力する命令回路と、
前記命令信号、および前記コンパレータの出力信号に応じて、前記ブラシレスモータを制御するための制御信号を出力するロジック回路と、
電源に一端が接続されるとともに他端が前記励磁コイルに接続され前記制御信号に応じて制御される第1のトランジスタ、および前記第1のトランジスタの他端と接地との間に接続され前記制御信号に応じて制御される第2のトランジスタを有し、前記励磁コイルに駆動電流を供給するためのパワートランジスタ回路と、を備え、
前記コンパレータは、接地電圧以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有し、
前記第1のトランジスタをオフするとともに前記第2のトランジスタをオンして前記ブラシレスモータの励磁コイルを前記接地とショートさせることにより、前記ブラシレスモータを制動するショートブレーキ時において、
前記コンパレータは、前記誘起電圧に応じて生じる電圧と前記ブラシレスモータの中点電圧とを比較して、検出信号を出力し、前記ロジック回路は、この検出信号に基づいて前記ロータの回転位置を判定することを特徴とする。
本発明に係るセンサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システムによれば、ショートブレーキ時でもブラシレスモータのロータの回転位置をより正確に検出することができる。
以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るセンサレス駆動システム100の要部の構成を示す図である。
図1に示すように、センサレス駆動システム100は、ブラシレスモータ1の動作を規定する命令信号を出力する命令回路2と、この命令回路2が出力する命令信号に応じてブラシレスモータ1を制御する半導体集積回路3とを備える。
ブラシレスモータ1は、本実施例では、例えば、中点に一端が共通に接続された第1ないし第3の励磁コイル1a〜1cを有する3相ブラシレスモータである。なお、ブラシレスモータ1は、3相以外のブラシレスモータであってもよい。
命令回路2は、センサレス駆動用半導体集積回路3に命令信号を出力して、ブラシレスモータ1に電力を供給して回転させるようになっている。また、命令回路2は、センサレス駆動用半導体集積回路3に命令信号を出力して、ブラシレスモータ1への該電力の供給を解除させるようになっている。また、命令回路2は、センサレス駆動用半導体集積回路3に命令信号を出力して、ブラシレスモータ1に逆トルクを印加して制動させるようになっている。また、命令回路2は、センサレス駆動用半導体集積回路3に命令信号を出力して、ブラシレスモータ1をショートブレーキにより制動させるようになっている。
また、センサレス駆動用半導体集積回路3は、誘起電圧が中点電圧と交差するゼロクロス点を検出するための誘起電圧検出回路4と、ブラシレスモータ1を制御するためのロジック回路5と、励磁コイルに駆動電流を供給するためのパワートランジスタ回路6と、を備える。
ここで、図2は、図1のセンサレス駆動システム100の誘起電圧検出回路4の要部の構成を示す図である。
図2に示すように、誘起電圧検出回路4は、ブラシレスモータ1のロータの回転によりU相の第1の励磁コイル1aに誘起される誘起電圧Viuとブラシレスモータ1のロータの中点電圧Vnとを比較しこの比較結果に応じた検出信号Sduを出力する第1のコンパレータ4aと、V相の第2の励磁コイル1bに誘起される誘起電圧Vivとブラシレスモータ1のロータの中点電圧Vnとを比較しこの比較結果に応じた検出信号Sdvを出力する第2のコンパレータ4bと、V相の第3の励磁コイル1cに誘起される誘起電圧Viwとブラシレスモータ1のロータの中点電圧Vnとを比較しこの比較結果に応じた検出信号Sdwを出力する第3のコンパレータ4cと、を有する。
これらの第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cは、接地電圧GND以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有する。
この誘起電圧検出回路4は、これらの第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cの比較動作により、それぞれの誘起電圧Viu、Viv、Viwが中点電圧Vnと交差するゼロクロス点を検出するようになっている。
また、図1に示すように、ロジック回路5は、命令回路2が出力した命令信号、および第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cの検出信号Sdu、Sdv、Sdwに応じて、ブラシレスモータ1を制御するための制御信号Scu、Scv、Scwを出力するようになっている。
ここで、図3は、図1のセンサレス駆動システム100のパワートランジスタ回路6の要部の構成を示す図である。
図3に示すように、パワートランジスタ回路6は、電源VMに一端が接続されるとともに他端が第1の励磁コイル1aの他端に接続され、制御信号Scuに応じて制御される第1のMOSトランジスタ6a、および第1のMOSトランジスタ6aの他端と接地GMDとの間に接続され制御信号Scuに応じて制御される第2のMOSトランジスタ6bを有する。
同様に、パワートランジスタ回路6は、電源VMに一端が接続されるとともに他端が第2の励磁コイル1bの他端に接続され、制御信号Scvに応じて制御される第3のMOSトランジスタ6c、および第3のMOSトランジスタ6cの他端と接地GMDとの間に接続され制御信号Scuに応じて制御される第4のMOSトランジスタ6dを有する。
同様に、パワートランジスタ回路6は、電源VMに一端が接続されるとともに他端が第3の励磁コイル1cの他端に接続され、制御信号Scwに応じて制御される第5のMOSトランジスタ6e、および第5のMOSトランジスタ6eの他端と接地GMDとの間に接続され制御信号Scwに応じて制御される第6のMOSトランジスタ6fを有する。
次に、上記構成を有するセンサレス駆動用半導体集積回路3の動作について説明する。
ブラシレスモータ1にトルクを印加する場合には、第1のMOSトランジスタ6aと第2のMOSトランジスタ6bとは制御信号Scuに基づいて相補的にオン/オフするように制御される。例えば、第1のMOSトランジスタ6aと第2のMOSトランジスタ6bとが異なる導電型の場合は同じ論理の信号が入力され、同じ導電型の場合は異なる論理の信号が入力される。これにより、第1の励磁コイル1aに駆動電流を流そうとする。
同様に、電気角が120度ずれた位置で、第3のMOSトランジスタ6cと第4のMOSトランジスタ6dとは制御信号Scvに基づいて相補的にオン/オフするように制御される。これにより、第2の励磁コイル1bに駆動電流を流そうとする。
同様に、電気角がさらに120度ずれた位置で、第5のMOSトランジスタ6eと第6のMOSトランジスタ6fとは制御信号Scwに基づいて相補的にオン/オフするように制御される。これにより、第3の励磁コイル1cに駆動電流を流そうとする。これらにより、ブラシレスモータ1の励磁コイル1a、励磁コイル1b、励磁コイル1cに電流が流れ、転流動作となり、ブラシレスモータ1に駆動トルクが発生する。
上記転流動作により、ブラシレスモータ1のロータが回転する。
ここで、特に、ショートブレーキによる制動動作について以下説明する。
ショートブレーキ時は、第1、第3、第5のMOSトランジスタ6a、6c、6eをオフするとともに第2、第4、第6のMOSトランジスタ6b、6d、6fをオンしてブラシレスモータ1の第1ないし第3の励磁コイル1a〜1cを接地とショートさせる。これにより、ブラシレスモータ1を制動する。
このショートブレーキ時においては、上述のように第1ないし第3の励磁コイル1a〜1cが接地されるため、ブラシレスモータ1の中間電位Vnは接地電圧GNDに接近する。また、ロータが回転している間は、誘起電圧が発生する。この誘起電圧により、第2、第4、第6のMOSトランジスタ6b、6d、6fと、これらのトランジスタに付随するダイオードD6b、D6d、D6fに電流が流れて発生する電圧波形は、接地電圧GNDに接近した中点電圧Vnを中心に振幅する。したがって、ショートブレーキ時の誘起電圧に応じて生じる電圧波形は、接地電圧GMD以下の値まで振幅する。
図4は、ブラシレスモータ1のロータを慣性で回転させているOFF時における各誘起電圧の波形とショートブレーキ時の各誘起電圧に応じて生じる電圧波形を示す図である。また、図5は、図4のショートブレーキ時の各誘起電圧に応じて生じる電圧波形を拡大した図である。なお、図4のOFF時とは、第1ないし第6のMOSトランジスタ6a〜6eをオフした状態である。
図4に示すように、OFF時のブラシレスモータ1の中点電圧Vnは、例えば、電源電圧VM(12V)と接地電圧GND(0V)との中間程度の電圧(6V)になる。したがって、誘起電圧は、0V〜12Vの範囲内で振幅することになる。また、ショートブレーキ時は、既述のように、中点電圧Vnが接地電圧GNDに接近する。
しかし、図5に示すように、ショートブレーキ時にロータが回転している間は、誘起電圧に応じて電圧波形(例えば、±0.01V程度)が発生する。したがって、第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cは、少なくともこのショートブレーキ時の誘起電圧に応じて生じる電圧波形の変化を検出できる感度を有する必要がある。
ここで、ショートブレーキ時のロータの回転位置を判定するための動作は、先ず、第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cが、誘起電圧Viu、Viv、Viwに応じて生じた電圧とブラシレスモータ1の中点電圧Vnとを比較して、検出信号Sdu、Sdv、Sdwを出力する。そして、ロジック回路5が、これらの検出信号Sdu、Sdv、Sdwに基づいてブラシレスモータ1のロータの回転位置を判定する。
既述のように、第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cは、接地電圧以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有する。したがって、ショートブレーキ時に中点電圧Vnが接地電圧GND付近に低下し誘起電圧に応じて生じる電圧波形が接地電圧GND以下になった場合でも、第1ないし第3のコンパレータ4a〜4cは、誘起電圧Viu、Viv、Viwに応じて生じた電圧波形と中点電圧Vnとを誤動作することなく比較することができる。
すなわち、誘起電圧検出回路4は、ショートブレーキ時に、誘起電圧に応じて生じた電圧波形が中点電圧と交差するゼロクロス点を正確に検出することができる。
また、ショートブレーキ時にロータの回転位置をより正確に検出できることから、ショートブレーキ時からでもスムーズにセンサレス駆動に移行できる。
以上のように、本実施例に係るセンサレス駆動用半導体集積回路およびセンサレス駆動システムによれば、ショートブレーキ時にブラシレスモータのロータの回転位置をより正確に検出することができる。
なお、上記各実施例においては、パワートランジスタ回路6をMOSトランジスタで構成した場合について説明した。しかし、該MOSトランジスタをバイポーラトランジスタにダイオードを接続した構成に置き換えても、上記各実施例と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の一態様である実施例1に係るセンサレス駆動システム100の要部の構成を示す図である。 図1のセンサレス駆動システム100の誘起電圧検出回路4の要部の構成を示す図である。 図1のセンサレス駆動システム100のパワートランジスタ回路6の要部の構成を示す図である。 ブラシレスモータ1のロータを慣性で回転させているOFF時における各誘起電圧の波形とショートブレーキ時の各誘起電圧に応じて生じる電圧波形を示す図である。 図4のショートブレーキ時の各誘起電圧に応じて生じる電圧波形を拡大した図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
1a 第1の励磁コイル
1b 第2の励磁コイル
1c 第3の励磁コイル
2 命令回路
3 半導体集積回路
4 誘起電圧検出回路
4a 第1のコンパレータ
4b 第2のコンパレータ
4c 第3のコンパレータ
5 ロジック回路
6 パワートランジスタ回路
6a 第1のMOSトランジスタ
6b 第2のMOSトランジスタ
6c 第3のMOSトランジスタ
6d 第4のMOSトランジスタ
6e 第5のMOSトランジスタ
6f 第6のMOSトランジスタ
D6b 第2のMOSトランジスタに付随するダイオード
D6d 第4のMOSトランジスタに付随するダイオード
D6f 第6のMOSトランジスタに付随するダイオード
100 センサレス駆動システム

Claims (5)

  1. ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのセンサレス駆動用半導体集積回路であって、
    前記ブラシレスモータのロータの回転により励磁コイルに誘起される誘起電圧と前記ブラシレスモータのロータの中点電圧とを比較しこの比較結果に応じた検出信号を出力するコンパレータを有し、前記誘起電圧が前記中点電圧と交差するゼロクロス点を検出するための誘起電圧検出回路と、
    前記ブラシレスモータの動作を規定する命令信号、および前記コンパレータの出力信号に応じて、前記ブラシレスモータを制御するための制御信号を出力するロジック回路と、
    電源に一端が接続されるとともに他端が前記励磁コイルに接続され前記制御信号に応じて制御される第1のトランジスタ、および前記第1のトランジスタの他端と接地との間に接続され前記制御信号に応じて制御される第2のトランジスタを有し、前記励磁コイルに駆動電流を供給するためのパワートランジスタ回路と、を備え、
    前記コンパレータは、接地電圧以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有し、
    前記第1のトランジスタをオフするとともに前記第2のトランジスタをオンして前記ブラシレスモータの励磁コイルを前記接地とショートさせることにより、前記ブラシレスモータを制動するショートブレーキ時において、
    前記コンパレータは、前記誘起電圧に応じて生じる電圧と前記ブラシレスモータの中点電圧とを比較して、検出信号を出力し、前記ロジック回路は、この検出信号に基づいて前記ロータの回転位置を判定する
    ことを特徴とするセンサレス駆動用半導体集積回路。
  2. 前記ブラシレスモータは、3相ブラシレスモータであることを特徴とする請求項に記載のセンサレス駆動用半導体集積回路。
  3. 前記コンパレータは、少なくとも前記ショートブレーキ時の誘起電圧に応じて生じる電圧波形の変化を検出できる感度を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のセンサレス駆動用半導体集積回路。
  4. ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのセンサレス駆動システムであって、
    前記ブラシレスモータのロータの回転により励磁コイルに誘起される誘起電圧と前記ブラシレスモータのロータの中点電圧とを比較しこの比較結果に応じた検出信号を出力するコンパレータを有し、前記誘起電圧が前記中点電圧と交差するゼロクロス点を検出するための誘起電圧検出回路と、
    前記ブラシレスモータの動作を規定する命令信号を出力する命令回路と、
    前記命令信号、および前記コンパレータの出力信号に応じて、前記ブラシレスモータを制御するための制御信号を出力するロジック回路と、
    電源に一端が接続されるとともに他端が前記励磁コイルに接続され前記制御信号に応じて制御される第1のトランジスタ、および前記第1のトランジスタの他端と接地との間に接続され前記制御信号に応じて制御される第2のトランジスタを有し、前記励磁コイルに駆動電流を供給するためのパワートランジスタ回路と、を備え、
    前記コンパレータは、接地電圧以下の電圧を検出可能な同相入力電圧範囲を有し、
    前記第1のトランジスタをオフするとともに前記第2のトランジスタをオンして前記ブラシレスモータの励磁コイルを前記接地とショートさせることにより、前記ブラシレスモータを制動するショートブレーキ時において、
    前記コンパレータは、前記誘起電圧に応じて生じる電圧と前記ブラシレスモータの中点電圧とを比較して、検出信号を出力し、前記ロジック回路は、この検出信号に基づいて前記ロータの回転位置を判定する
    ことを特徴とするセンサレス駆動システム。
  5. 前記コンパレータは、少なくとも前記ショートブレーキ時の誘起電圧に応じて生じる電圧波形の変化を検出できる感度を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のセンサレス駆動システム。
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