JP2016083317A - 洗濯機 - Google Patents

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Tsuyoshi Hosoito
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Abstract

【課題】ノイズや発熱の大幅な増大を招くことなく、また、制御部の動作に制約を加えることなくモータ相電流を精度良く検出することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】実施形態の洗濯機10は、モータ24を駆動するインバータ回路50と、下アーム側のスイッチング素子(IGBT51)とグランド電位との間に設けられてモータ相電流を検出するためのシャント抵抗53(電流検出抵抗)と、シャント抵抗53の端子電圧をレベルシフトするレベルシフト回路64と、レベルシフトされた端子電圧が入力されるアナログデジタル変換器を内蔵する制御部55と、を備え、アナログデジタル変換器が変換するアナログ電圧範囲の上限を規定する基準電圧を、制御部55の電源電圧(VCC)よりも低く設定するとともに、当該基準電圧とレベルシフト回路64の電源電圧(1.8V)とを同一にした。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
従来、洗濯機においてモータを制御する場合、モータを駆動するインバータ回路の下アーム側のスイッチング素子にシャント抵抗を接続し、その端子電圧をレベルシフト回路を介してアナログデジタル変換器(以下、A/DCと称する)に入力してマイクロコンピュータ等で構成された制御部に取り込むことでモータ相電流を検出している。このとき、制御部に内蔵されているA/DCが用いられることもあり、その場合には、例えば特許文献1のように制御部の電源電圧とA/DCの基準電圧とを同一にすることで個別の電源を不要とした構成にすることがある。
特開2011−239515号公報
しかしながら、制御部の電源電圧とA/DCの基準電圧とを同一にする構成の場合、シャント抵抗の端子電圧が電源電圧に対して相対的に低いために増幅回路を設ける必要があり、その増幅回路のバラつきによって誤差が発生する(検出精度が悪化する)という問題がある。この場合、増幅回路を省いた構成とすることもできるが、その場合にはシャント抵抗の抵抗値を大きくして端子電圧を高くする必要があり、発熱が増大するという問題がある。また、制御部の電源電圧を低くして低い端子電圧に対応可能とすると、動作速度等の制御部の動作に制約が発生するおそれがある。
そこで、ノイズや発熱の大幅な増大を招くことなく、また、制御部の動作に制約を加えることなくモータ相電流を精度良く検出することができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、モータと、モータを駆動するインバータ回路と、インバータ回路の下アーム側のスイッチング素子とグランド電位との間に設けられ、モータのモータ巻線に流れるモータ相電流を検出するための電流検出抵抗と、電流検出抵抗の端子電圧を抵抗分圧によりレベルシフトするレベルシフト回路と、レベルシフト回路でレベルシフトされた端子電圧が入力されるアナログデジタル変換器と、アナログデジタル変換器を内蔵し、モータ相電流に基づいてモータを制御する制御部と、を備え、アナログデジタル変換器が変換するアナログ電圧範囲の上限を規定する基準電圧を制御部の電源電圧よりも低く設定するとともに、当該基準電圧とレベルシフト回路の電源電圧とを同一にした。
第1実施形態の洗濯機の構成を模式的に示す図 洗濯機の収納部の構成を模式的に示す図 洗濯機の電気的構成を模式的に示す図 マイクロコンピュータの外形を模式的に示す図 第2実施形態の洗濯機の電気的構成を模式的に示す図
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に共通する部位には同一の符号を付して説明する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1から図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、洗濯機10は、その外郭を構成する外箱11の内部に、上面が開放した有底円筒状の水槽12が弾性吊持機構13によって弾性的に支持されている。この水槽12の内部には、上面が開放した有底円筒状の回転槽14が回転可能に設けられている。回転槽14の底部には、当該回転槽14の底部を補強するための補強部材15が設けられている。回転槽14は、垂直な軸線を中心に回転するように構成されており、洗濯物を洗う洗い行程および洗濯物をすすぐすすぎ行程における洗濯槽、および、洗濯物を脱水する脱水行程における脱水槽として兼用される。つまり、洗濯機10は、回転槽14の回転中心軸が垂直方向に延びるいわゆる縦軸型洗濯機である。
この回転槽14は、その周壁部に多数の孔16を有している。これら孔16は、貫通しており、通水および通気が可能である。なお、図1には多数の孔16のうちその一部のみを示している。回転槽14の上部には、例えば塩水等の液体が封入された合成樹脂製のバランスリング17が取り付けられている。回転槽14内の底部には、撹拌体として例えば合成樹脂で形成されたパルセータ18が回転可能に設けられている。
水槽12の下部には排水経路19が設けられている。この排水経路19には排水弁20が設けられており、この排水弁20が開放されることにより、水槽12内の水が機外に排出される。また、水槽12の底部には、水位検知用のエアトラップ21が設けられている。このエアトラップ21には、エアチューブ22を介して図示しない水位センサが接続されている。この水位センサは、本実施形態では圧力センサで構成されており、エアトラップ21内の圧力に基づいて水槽12内の水位を検知する。
水槽12の下部の中央部には駆動機構部23が設けられている。この駆動機構部23は、モータ24(図3参照)、および図示は省略するが、クラッチ機構部等を備えている。駆動機構部23は、洗い行程時またはすすぎ行程時においては、クラッチ機構部によって回転力をパルセータ18に伝達する。このため、洗い行程時またはすすぎ行程時には、回転槽14は回転駆動されず、パルセータ18だけが回転駆動される。
また、駆動機構部23は、脱水行程時においては、モータ24の回転力をクラッチ機構部によってパルセータ18と回転槽14とに伝達する。このため、脱水行程時には、パルセータ18は、回転槽14と一体に回転駆動される。
外箱11の上部には、トップカバー26が設けられている。このトップカバー26には、洗濯物出入口35(図2参照)を開閉する例えば二つ折り式の蓋27が開閉可能に設けられている。なお、水槽12の上部には、図示しない槽カバーが開閉可能に取り付けられている。トップカバー26の前部には、操作パネル28が設けられている。この操作パネル28には、各種の操作スイッチを備える操作入力部や、例えば液晶表示器等で構成された表示出力部等が設けられている。なお、操作パネル28全体を静電式タッチセンサで構成して機械的なスイッチを設けない構成や、例えば電源スイッチのみ機械的なスイッチを設ける構成であってもよい。
操作パネル28の裏側には、洗濯機10の動作全般を制御する制御ユニット29が設けられている。この制御ユニット29は、図2に示すように、トップカバー26において洗濯物出入口35と外箱11の前面側との間に設けられ、操作パネル28により覆われる収納部33に終了される。より具体的には、制御ユニット29は、その上面側に操作パネル28を制御するための制御回路が配置され、その下面側にインバータ回路50(図3参照)が配置され、ホルダ34に取り付けられた状態で、ホルダ34ごと収納部33に収納される。このため、制御ユニット29は、操作パネル28の直ぐ近傍に配置されることになり、ケーブルやコネクタ等により両者を接続する際の接続距離が短くなっている。
トップカバー26内の後部には、図1に示すように、水源からの水を水槽12内に供給する給水機構部30が設けられている。この給水機構部30は、図2に示す給水弁31や水槽12に連通する図示しない給水経路等を備えており、制御ユニット29が給水弁31の開閉を制御することにより、水槽12内への給水が制御されるようになっている。
次に、洗濯機10の制御系に係る電気的構成について説明する。
図3に示すように、制御ユニット29は、PWM制御方式インバータであるインバータ回路50を備えている。インバータ回路50は、6個のIGBT51(スイッチング素子)を三相ブリッジ接続して構成されており、各IGBT51のコレクタ−エミッタ間には、フライホイールダイオード52が接続されている。インバータ回路50の各相出力端子は、モータ24の各モータ巻線24aに接続されている。なお、本実施形態では、モータ24として三相のDCブラシレスモータを採用している。
下アーム側のIGBT51のエミッタには、それぞれシャント抵抗53(電流検出抵抗)がグランド電位(GND)との間に直列に接続されている。また、下アーム側のIGBT51のエミッタとシャント抵抗53との共通接続点は、過電流検出回路54および抵抗分圧回路で構成されたレベルシフト回路64にそれぞれ接続されている。このシャント抵抗53は、インバータ回路50のIGBT51の下アーム側のIGBT51がONしているタイミングでモータ巻線24aと同じ電流(モータ相電流)が流れることから、モータ相電流に応じた端子電圧を出力する。
過電流検出回路54は、インバータ回路50の上下アームが短絡した場合等に生じる過電流を検出するものであり、三相分を検出するために3つのコンパレータを有しており、三相のうちいずれか1つ以上が予め設定されている閾値を超えるとコンパレータ出力が変化する。そして、コンパレータ出力の変化を受け付けた制御部55により、PWM信号の出力が直ちにOFFされる。これにより回路素子の破壊等が防止されている。
シャント抵抗53には、インバータ回路50が動作するとき、グランド電位に対して正負の端子電圧が発生する。そのため、レベルシフト回路64は、シャント抵抗53の端子電圧(IGBT51のエミッタとシャント抵抗53との共通接続点の電圧)を、アナログデジタル変換器(以下、A/DCと称する)の入力範囲に合わせてレベルシフトする。レベルシフト回路64の電源電圧は、電源回路63によって生成されており、本実施形態では1.8Vとなっている。
この電源回路63は、3端子レギュレータで構成されており、シャント抵抗53のグランド電位を基準として生成されている。換言すると、電源回路63で生成される1.8V電源は、シャント抵抗53のグランド電位に対する変動が少なくなる状態で生成されている。具体的には、電源回路63は、シャント抵抗53の近傍に配置されて、シャント抵抗53のグランド電位との間が幅太の配線パターンで接続されているとともに、一点GND(いわゆる一点アース)となっている。これにより、電源回路63とシャント抵抗53のグランド電位の電位差が僅かとなり、生成される1.8V電源は、シャント抵抗53側のグランド電位に対する変動が少なくなっている。
レベルシフト回路64は、電源電圧に接続されている3つの抵抗65a〜67a、および、これらの抵抗65a〜67aとシャント抵抗53との間に直列に接続されている3つの抵抗65b〜67bによって、シャント抵抗53の端子電圧をそれぞれの抵抗分圧してA/DCに入力する。
モータ24には、ロータの位置を検出するために例えばホールICなどで構成された回転位置センサ56が設けられており、回転位置センサ56が出力するセンサ信号が制御部55に入力される。そして、制御部55は、モータ24の各モータ巻線24aに流れる電流値(モータ相電流)に基づいて、駆動信号(PWM信号)を生成してインバータ回路50に与えることで、モータ24を制御する。
本実施形態では、制御部55は、A/DCや後述する乗算演算器を内蔵した16ビットマイクロコンピュータで構成されている。また、制御部55は、図4に示すように、複数の端子が設けられているとともに、制御回路の電源端子(図4では、VCC(5V)、VSS(グランド電位)として示す)が、パッケージの一部分に集約されて配置されている。
インバータ回路50の入力側には、図3に示すように、駆動用電源回路57が接続されている。駆動用電源回路57は、100Vの交流電源61に対して一端側にリアクトル58(誘導性リアクタ)を介して接続され、ダイオードブリッジで構成される全波整流回路59で構成されており、100Vの交流電源61を倍電圧全波整流して約280Vの直流電圧をインバータ回路50に供給する。この交流電源61には、電源(洗濯機10の電源)をON/OFFする電源スイッチ回路60が接続されており、図示しない電源スイッチが操作されると、電源の供給を開始する。
全波整流回路59の出力側には、制御ユニット29で使用する電源電圧(ここでは、5、15Vの2種類)を生成する電源回路62が設けられている。電源回路62で生成された5Vの電源電圧は、制御部55の電源電圧になる。また、5Vの電源電圧は、電源回路63にも接続されている。
この電源回路63は、制御部55の電源電圧(5V)よりも低く、レベルシフト回路64において端子電圧をレベルシフトする際の上限となる電源電圧(1.8V)を生成している。この1.8Vの電源電圧は、5Vの電源電圧を降圧して生成されるものであり、ノイズが低減された状態で生成される。以下、制御部55の電源電圧を便宜的に5V電源と称し、レベルシフト回路64の電源電圧を便宜的に1.8V電源と称して説明する。
本実施形態では、制御部55に内蔵されているA/DCを用いている。そのため、制御部55には、A/DCが変換する際のアナログ電圧の入力範囲を規定するための電圧が入力される入力端子を備えている。図3には、入力範囲の上限電圧(基準電圧に相当する)が入力される入力端子をRefH端子67として示し、入力範囲の下限電圧(下限基準電圧に相当する)が入力される入力端子をRefL端子68として示している。
このうち、RefH端子67は、1.8V電源に接続されている。つまり、A/DCの基準電圧は、レベルシフト回路64の電源電圧と同じ1.8Vに設定されている。つまり、本実施形態では、A/DCの基準電圧は、制御部55の電源電圧(5V)よりも低い電圧が設定されているとともに、レベルシフト回路64の電源電圧(1.8V)と同一の電圧が設定されている。一方、RefL端子68は、グランド電位に接続されている。このRefL端子68は、制御部55のグランド電位の入力端子(図3ではVSSと示す)とは個別の配線パターンでグランド電位に接続されている。
制御部55は、複数のアナログ電圧の入力が可能であり、上記した三相のインバータ回路に対応してU相のモータ相電流を検出する入力端子(図3ではU相電流A/Dと示す)、V相のモータ相電流を検出する入力端子(図3ではV相電流A/Dと示す)、W相のモータ相電流を検出する入力端子(図3ではW相電流A/Dと示す)を備えている。
また、水槽12内の温度を検出するサーミスタ70からのアナログ電圧が入力される入力端子(図3では水槽温度A/Dと示す)が設けられている。このサーミスタ70は、抵抗71を介して1.8V電源に接続されている。つまり、水槽温度A/Dの入力端子には、サーミスタ70と抵抗71とで抵抗分圧されたアナログ電圧が入力される。
なお、制御部55には、クラッチの切り替え状態を検出するクラッチセンサ回路72、水槽12内の水位に応じて発振周波数が変化する水位センサ発振回路、排水弁20を開閉駆動する排水弁回路74、給水弁31を開閉駆動する給水弁回路75等も接続されている。
このような構成において、制御部55は、モータ24を駆動するためのPWM指令(PWM信号)を生成する。このとき、モータ24を駆動するために駆動用電源回路57で生成された280Vの電源電圧にはリプル変動があり、滑らかなモータ駆動の障害となる。そのため、280Vの電源電圧を分圧抵抗76、77およびクランプ回路78を介して制御部55のA/DCに入力し、制御部55において電源電圧の変動に応じてPWM指令を補正することにより、リプル変動の影響を排除している。
また、制御部55は、三相分入力される端子電圧のうちPWM信号の搬送波周期ごとに下アーム側のIGBT51がONするタイミングの中間付近で、最低二相分(下アームのON時間が長い相を選択)の端子電圧をA/DCで変換してモータ相電流を取得する。そして、制御部55は、内蔵する乗算演算器を用いて、ロータの回転位置により回転位置センサ56の出力が変化するため、三相の各位置センサの出力に基づいてロータの位置を取得し、PWM信号を調整してモータ24のd軸電流とq軸電流とが適切となるように演算を行い、ベクトル制御によりモータ24を制御する。
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
A/DCの基準電圧は、制御部55の電源電圧よりも低く設定されている。このため、制御部55の電源電圧よりも相対的に小さい電圧値となるシャント抵抗53の端子電圧を、制御部55の電源電圧まで増幅させる必要がない。すなわち、レベルシフト回路64に、増幅回路を設ける必要がない。これにより、その増幅回路のバラつきによって誤差が発生する(精度が悪化する)ことがなく、モータ電流を精度良く検出することが出来る。
また、増幅回路が無いことから、モータ相電流を示すシャント抵抗53の端子電圧には、増幅回路を用いた場合に発生するようなノイズが重畳することはない。
また、増幅回路が不要なことから、回路規模を縮小でき、制御ユニット29の基板面積を小さくすることができる。
また、増幅回路を用いなくても端子電圧をA/DCの入力範囲に合わせることができるため、シャント抵抗53の抵抗値を大きくする必要がない。そのため、シャント抵抗53における発熱を低減することができる。
この場合、基準電圧は制御部55の電源電圧(つまり、制御部55が動作可能な動作電圧の上限値)より低くなっているため、制御部55の電源電圧より低くなっているため、基準電圧を制御部55の電源電圧に一致させた場合よりも、A/DCの分解能1bitに対する電位差は小さくなる。これにより、A/D変換時の量子化誤差が少なくなるとともに、モータ電流をより細かく検出することができる。
また、A/DCの基準電圧を制御部55の電源電圧とは独立して設けていることから、電源電圧が不足してクロックスピードが制限されたり動作が不安定になったりするおそれがないとともに、ベクトル制御の演算等を高速に行うことができる。
また、A/DCの基準電圧は、レベルシフト回路64の電源電圧と同一に設定されているとともに、同じ電源回路63によって基準電圧とレベルシフト回路64の電源電圧を生成している。そのため、レベルシフト回路64とA/DCの基準電圧には相互の電源電圧の違いによる影響が発生しない。したがって、電源に依存する誤差を最小とすることができる。
また、基準電圧とレベルシフト回路64の電源電圧を同一としたので、1つの電源回路63で両者を生成することができ、回路規模が大きくなることを抑制できる。
また、A/DCの基準電圧は、シャント抵抗53が出力する端子電圧に合わせて設定されている。換言すると、A/DCの基準電圧は、シャント抵抗53の端子電圧を分圧することで得られるアナログ電圧に応じて適宜変更することができる。このように出力される端子電圧を基準としてA/DCの基準電圧を適宜選択できることで、大きな抵抗値のシャント抵抗53を用いなくてもA/DCに適切な入力範囲のアナログ電圧とすることができる。
制御部55は、複数のアナログ電圧が入力可能であり、A/DCの基準電圧よりも高いアナログ電圧を出力する回路、例えば280Vの電源電圧を分圧する分圧抵抗76,77等に対しては、抵抗分圧により基準電圧以下となるようにしている。これにより、抵抗分圧という簡単な回路で比較的低い電圧に調整されているA/DCの基準電圧に対応して、アナログ電圧の大きさを調整することができる。
この場合、洗濯機10でよく利用されるサーミスタ70で構成された温度検出回路については、サーミスタ70と基準電圧に接続された抵抗71とで抵抗分圧されたアナログ電圧をA/DCに入力するようにすれば、簡単な回路で比較的低い電圧に調整されているA/DCの基準電圧に対応してアナログ電圧の大きさを調整することができる。
シャント抵抗53(電流検出抵抗)は、インバータ回路50を構成するそれぞれの下アーム側のIGBT51(スイッチング素子)に1対1で対応してそれぞれ設けられている。本実施形態の場合、三相の各IGBT51にそれぞれ1つずつ、合計3つのシャント抵抗53が設けられている。これにより、モータ相電流の検出精度を、その検出タイミングによらず向上させることができる。
制御ユニット29は、外箱11上部に設けられているトップカバー26に形成され、操作パネル28で覆われる収納部33に、その上面側に操作パネル28を制御する制御回路が配置され、その下面側にインバータ回路50が配置された状態で、収納部33に収納される。これにより、操作パネル28と制御ユニット29との間の距離が近くなり、両者を配線する配線長を短くすることができる。したがって、ノイズ等が混入するおそれを低減することができる。
ところで、従来、モータ24をインバータ駆動するタテ型洗濯機において、操作表示部と電源部との配線を短くしたものは、本実施形態の洗濯機10と同様にその上部手前側に操作部が配置されており、操作部回路基板の下側に電源部回路基板を配置することにより配線を短くし配線のノイズ誤作動防止や、組立性の向上、コストの削減を図ったものがある。しかしながら昨今主流の32ビットマイクロコンピュータ(制御部55に相当する)を使用してベクトル制御を行う場合、マイクロコンピュータの電源電流が大きくまた電源ピンの本数が多数なことと三相の電流制御を行うために電流検出抵抗と増幅器を必要とすること等により基板面積が大きくなり、操作部下側の限られた面積には配置出来ない問題点があった。
これに対して、本実施形態の洗濯機10では、制御部55は、乗算演算器を内蔵している。これにより、モータ相電流を高速で制御するベクトル制御が可能となり、従来のオープン制御と比較して、モータ回転数のオーバーシュートや回転不足を効果的に抑制でき、騒音や振動を低減することができるとともに、洗濯物を洗濯する際の洗浄力も安定させることができる。
また、乗算演算器を内蔵していることからベクトル制御の部品点数を最小化でき、制御ユニット29の基板面積を縮小することができる。この場合、基板を縮小することができれば制御ユニット29自体を小さくでき、操作パネル28の下部の比較的狭いスペースの収納部33に制御ユニット29を収納できるようになる。
そして、収納部33を小さくすることができることから、トップカバー26の前面側に必要とするスペースを小さくでき、もって、洗濯物出入口35を相対的に大きくすることができる。したがって、洗濯物の出し入れを容易に行うことができるようになる。
この場合、16ビットマイクロコンピュータを用いていることから、32ビットマイクロコンピュータに比べて消費電力を少なくすることができ、電源回路を小型化することができる。
また、乗算演算器を内蔵していることから、制御部55の処理能力に余裕ができ、操作パネル28の制御を1つの制御部55(つまり、1つのマイクロコンピュータ)で行うことができ、基板の小型化を図ることができる。
また、制御部55として、電源端子(VCC、VSS)がパッケージの1ヶ所に集約されたマイクロコンピュータを用いているので、配線パターンを簡素化することができる等、基板面積の冗長度を下げることができる。そのため、制御ユニット29を小型化することができる。また、片面基板や両面基板のように比較的製造コストが安い基板を用いることができ、コストを削減することもできる。
このとき、A/DCのアナログ電圧範囲の下限を規定する下限基準電圧(本実施形態では、グランド電位)は、制御部55の電源電圧(この場合グランド電位)とは別の配線パターンにより接続されている。これにより、ベクトル制御する際に制御部55側のVSS端子からRefL端子68側にノイズが直接的に回り込むことが抑制され、電流ノイズがA/DCでの変換に与える影響を最小化することができ、振動や騒音を低減することができ、夜間でも気兼ねなく洗濯することができる。
A/DCの基準電圧は、シャント抵抗53のグランド電位を基準とする3端子レギュレータにより、制御部55の電源電圧(この場合、5V電源)から降圧されて生成されている。このようにシャント抵抗53のグランド電位側で1点GNDとすることにより、ベクトル制御時の電流ノイズを最小化でき、モータ24の振動や騒音を低減することができる。
また、少ない電源電圧の種類(本実施形態では、5Vと1.8Vの2種類)で構成できるので、基板面積の大型化を抑制することができる。
このように、本実施形態によれば、ノイズや発熱の大幅な増大を招くことなく、また、マイクロコンピュータの動作に制約を加えることなくモータ相電流を検出することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について図5を参照しながら説明する。第2実施形態では、電流検出回路の構成が第1実施形態と異なっている。なお、洗濯機の構成は第1実施形態と共通するので、図1も参照しながら説明する。
第2実施形態の場合、図5に示すように、シャント抵抗53は、インバータ回路50を構成する下アーム側のIGBT51(スイッチング素子)の共通接続点に1つ設けられている。そして、シャント抵抗53の端子電圧は、レベルシフト回路80によりレベルシフトされて制御部55に入力される。このレベルシフト回路80は、1.8V電源に接続されている分圧抵抗80aと、シャント抵抗53に接続されている分圧抵抗80bとによる抵抗分圧により、端子電圧をA/DCの入力範囲に合わせて調整する。
このように、本実施形態では、三相のモータ相電流を、1つのシャント抵抗53を用いて検出する構成となっている。この場合、通電している相に対して、より細かい間隔でA/DCで取り込むタイミングを切り替え、それぞれのモータ相電流を検出する。
このような構成であっても、ノイズや発熱の大幅な増大を招くことなく、また、マイクロコンピュータの動作に制約を加えることなくモータ相電流を検出することができる等、第1実施形態と同じ効果を得ることができる。
また、本実施形態の場合、シャント抵抗53、およびレベルシフト回路80の分圧抵抗80a、80bはそれぞれ1相分で済むため、基板面積をさらに小型化することができるとともに、低コスト化を図ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した一実施形態にて例示したものに限定されることなく、その範囲を逸脱しない範囲で任意に変形あるいは拡張することができる。
一実施形態で示した数値は一例であり、適宜変更することができる。例えば、実施形態ではA/DCの基準電圧として1.8Vを例示したが、シャント抵抗53の大きさ等によっては、例えば2.0Vや1.5Vのように他の電源電圧を採用してもよい。
各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、11は外箱、24はモータ、24aはモータ巻線、26はトップカバー、28は操作パネル、29は制御ユニット、33は収納部、50はインバータ回路、51はIGBT(スイッチング素子)、53はシャント抵抗(電流検出抵抗)、55は制御部、64、80はレベルシフト回路、65a、65b、66a、66b、67a、67b、80a、80bは分圧抵抗、70はサーミスタ、71は抵抗、76は分圧抵抗を示す。

Claims (9)

  1. モータと、
    前記モータを駆動するインバータ回路と、
    前記インバータ回路の下アーム側のスイッチング素子とグランド電位との間に設けられ、前記モータのモータ巻線に流れるモータ相電流を検出するための電流検出抵抗と、
    前記電流検出抵抗の端子電圧を抵抗分圧によりレベルシフトするレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路でレベルシフトされた端子電圧が入力されるアナログデジタル変換器と、
    前記アナログデジタル変換器を内蔵し、前記モータ相電流に基づいて前記モータを制御する制御部と、を備え、
    前記アナログデジタル変換器が変換するアナログ電圧範囲の上限を規定する基準電圧を前記制御部の電源電圧よりも低く設定するとともに、当該基準電圧と前記レベルシフト回路の電源電圧とを同一にしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記制御部は、複数のアナログ電圧が入力可能であり、
    前記アナログデジタル変換器の基準電圧よりも高いアナログ電圧を出力する回路に対しては、抵抗分圧により当該基準電圧以下となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. サーミスタを有する温度検出回路を備え、
    前記サーミスタと前記基準電圧に接続された抵抗とで抵抗分圧されたアナログ電圧を前記アナログデジタル変換器に入力することを特徴とする請求項2記載の洗濯機。
  4. 前記電流検出抵抗は、前記インバータ回路を構成するそれぞれの下アーム側のスイッチング素子に1対1で対応してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の洗濯機。
  5. 前記電流検出抵抗は、前記インバータ回路を構成するそれぞれの下アーム側のスイッチング素子の共通接続点に1つ設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の洗濯機。
  6. 外箱上部に設けられているトップカバーに形成され、操作パネルで覆われる収納部と、
    前記収納部に収納され、その上面側に前記操作パネルを制御する制御回路が配置され、その下面側に前記インバータ回路が配置された制御ユニットと、を備え、
    前記操作パネルの制御と前記インバータ回路の制御とを、乗算演算器を内蔵した1つの前記制御部で実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の洗濯機。
  7. 前記制御部は、電源端子が1ヶ所に集約されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の洗濯機。
  8. 前記アナログデジタル変換器が変換するアナログ電圧範囲の下限を規定する下限基準電圧は、前記制御部の電源電圧とは別の配線パターンにより接続されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の洗濯機。
  9. 前記アナログデジタル変換器の基準電圧は、前記電流検出抵抗のグランド電位を基準とする3端子レギュレータによって、前記制御部の電源電圧から降圧されて生成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の洗濯機。
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