JP5253126B2 - レンズシステムおよび表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ用のレンズシステムに関するものである。
画像生成デバイスとしてライトバルブを用い、光源からの光をライトバルブ(光変調デバイス)で変調してレンズを用いてスクリーンに投影するライトバルブ方式のプロジェクタ、画像生成デバイスとしてCRTなどの高輝度で発光している表示装置を用い、表示装置に表示された画像をレンズによりスクリーンに投影するCRT方式のプロジェクタが知られている。光変調デバイスの典型的なものは、液晶パネル、DMD(デジタルミラーデバイス、デジタルマイクロデバイス)である。DMDは、光の反射方向を変えて画像を形成する複数の素子を備えたものである。
特許文献1には、プロジェクタにおける投射レンズであって、スクリーン側より像面側に向かって順に配設された1枚の負の屈折力のレンズからなる第1レンズと、1枚の正の屈折力のレンズからなる第2レンズと、負の屈折力の第31レンズと正の屈折力の第32レンズとからなり全体で負の屈折力の第3レンズと、1枚の正の屈折力からなる第4レンズとの実質的に5枚のレンズからなり、像面側に向かって略テレセントリックに形成され、第1レンズの像面側の面と第32レンズの像面側の面が、非球面に形成されていることを特徴とする投射レンズが記載されている。
特開2004−212729号公報
コンパクトなプロジェクタまたはプロジェクタとしての機能を含むコンパクトな情報処理端末が提案されている。LEDを採用することなどにより高輝度でコンパクトな光源が得られるようになり、手のひらサイズのプロジェクタも実現可能な状況になりつつある。コンパクトなプロジェクタを実現するためには、プロジェクタに搭載されるレンズ(レンズシステム)を、さらにコンパクトにすることが要望されている。
本発明の1態様は、表示媒体に投影光を投写するためのレンズシステムであって、表示媒体側から順番に、表示媒体側に凸のメニスカスタイプの負の屈折力の第1のレンズと、表示媒体側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第2のレンズと、表示媒体側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第3のレンズと、表示媒体側に凹のメニスカスタイプで接合タイプの正の屈折力の第4のレンズとを有する。第3のレンズは、表示媒体側に向いた凹面の有効径が、第2のレンズの表示媒体側に向いた凹面の有効径より大きい。また、第4のレンズは、表示媒体側に向いた凹面の有効径が、第3のレンズの表示媒体側に向いた凹面の有効径より大きい。さらに、第4のレンズの凹面の少なくとも一部と、第3のレンズの凸面の少なくとも一部とは、光軸に沿った共通の空間にあり、第4のレンズの凹面の内側の空間に、第3のレンズの凸面が入り込んだ状態にアレンジされている。
このレンズシステムは、表示媒体の側から順に、表示媒体側に凸の負のメニスカスタイプのレンズ(第1のレンズ)と、表示媒体側に凹の正のメニスカスタイプの3つのレンズ(第2から第4のレンズ)とにより構成され、全体としてレトロフォーカスタイプで、バックフォーカスを長くできる。さらに、表示媒体側に凹の3つの正のパワーのメニスカスタイプのレンズを連ねることにより、表示媒体側に向かって(第1のレンズに向かって)徐々にほぼ単調に収束する光束を形成できる。そして、その光束に含まれる光線の広がり(表示媒体側から見て)に沿って、これら複数の正のメニスカスレンズの凹面、すなわち、表示媒体側の面の有効径を表示媒体側から順番に増加できる。したがって、このレンズシステムは、第1のレンズに向かって第4のレンズから収束する(第4のレンズに向けて拡大する)光束に含まれる光線に対して効率よく作用する面積の大きな複数のレンズ面を含む。このため、このレンズシステムにより、明るさを確保できるとともに、収差補正のために利用できるレンズの面積を拡大できる。したがって、収差が良好に補整され、Fナンバーの小さな、明るくコンパクトなレンズシステムを提供できる。
表示媒体の側に凹面が向いた複数のメニスカスレンズを連ねることにより、1つのレンズの凹面の内側の空間に、他のレンズの凸面が入り込んだアレンジを採用でき、レンズの面の数を確保しながら、レンズ長を短縮できる。このレンズシステムは、第4のレンズの凹面の内側の空間に、第3のレンズの凸面が入り込んだ状態にアレンジされる。
さらに、接合タイプのレンズを導入することにより色収差の補正能力を向上できる。このレンズシステムでは、特に、有効径が大きくなる第4のレンズを接合タイプにすることにより、コンパクトでありながら、色収差の高い補正能力が得られる。
したがって、第1のレンズの凸面から第4のレンズの凸面までの全長LLと、バックフォーカス(空気中)BFとが次の条件を満たす、コンパクトなレンズシステムを提供できる。
0.95<LL/BF<1.55 ・・・(1)
上記の条件の下限を下回ると、球面収差の補正能力が不足するようになる。一方、上記の条件の上限を上回ると、バックフォーカスに対してコンパクトなレンズシステムとは言いにくい。以下の実施形態に示すように、このレンズシステムは、LL/BFが1.45以下、さらには、LL/BFが1.15以下のものを提供できる。
また、第1のレンズの外径OD1と、第2のレンズの外径OD2と、第3のレンズの外径OD3と、第4のレンズの外径OD4とは次の条件を満たすことが望ましい。
0.85<OD2/OD1<1.1
0.85<OD3/OD1<1.1
0.85<OD4/OD1<1.1 ・・・(2)
第1から第4のレンズの外径を上記の範囲に収めることにより、レンズシステム全体が寸胴でスペース効率がよく、さらに、明るく、Fナンバーの小さなレンズシステムを提供できる。
第1のレンズおよび第3のレンズをプラスチックレンズとし、第2のレンズおよび第4のレンズをガラスレンズにすることができる。プラスチックレンズとガラスレンズとを交互に使用することにより温度による収差補正能力の変動を抑制できる。また、適当な数のプラスチックレンズを導入することにより、プラスチックレンズの片面あるいは両面を非球面にすることにより収差補正能力を向上できる。特に、外径が最大となる可能性のある第4のレンズをガラスレンズにすることにより、接合タイプにできるとともに、有効径に対する外径との差を縮小でき、レンズシステム全体をコンパクトにするのに効果的である。
本発明の他の態様の1つは、上記のレンズシステムと、レンズシステムにより投影される画像を生成する画像生成デバイスとを有する表示装置である。レンズシステムを小型にすることにより、表示装置も小型化できる。この表示装置と、画像生成デバイスにより画像を生成するためのデータを送受信可能な通信装置とを有する情報処理端末を提供することも可能である。このレンズシステムは、レンズ長に対して十分に長いバックフォーカス長を確保できるので、画像生成デバイスとして、光の反射方向を変えて画像を生成する複数の素子を含んでいる光変調デバイスを採用した表示装置に適している。この表示装置の一例は、スクリーンを表示媒体として画像を表示するプロジェクタである。表示媒体は、スクリーンに限らず、壁面、床面、印画紙などであっても良く、画像を投影する種々の表示装置に適用できる。
図1に、本発明の一実施形態の情報処理端末の概略構成を示している。この情報処理端末1は、手のひら9に乗る程度のサイズの端末であり、卓上の面や壁面6などをスクリーン(表示媒体)として画像7を表示(投影)することができるプロジェクタ(表示装置)8を含む。プロジェクタ8は、レンズシステム10と、このズームレンズシステム10により表示媒体6に投影される画像を生成する画像生成デバイス2と、画像生成デバイス2に照明光を照射するための照明ユニット3とを備えている。この画像生成デバイス2は、光変調デバイス(ライトバルブ)であって、たとえば、光の反射方向を変えて画像を生成する複数の素子(マイクロミラー)を含んだDMD(デジタルミラーデバイス)である。ライトバルブ2は、液晶デバイスなどであってもよい。照明ユニット3は、3原色を時分割で出力する光源を含む。光源は、例えば、白色LEDなどの光源と、色分割用のフィルタとの組み合わせである。光源は、複数色のLEDなどであってもよい。
端末1は、さらに、無線LANなどの無線あるいは有線の通信媒体を介して画像生成デバイス2により画像を生成するためのデータを送受信可能な通信ユニット4を含む。端末1は、さらに、照明ユニット3などに電力を供給するためのバッテリー5を含む。
図2に、レンズシステム10をさらに詳しく示している。また、図3に、各レンズのデータを示している。図3のレンズデータにおいて、Rは表示媒体(スクリーン)側から順番に並んだ各レンズの面の曲率半径(mm)、dはスクリーン側から順番に並んだ各レンズの面の間の距離(mm)、ndはスクリーン側から順番に並んだ各レンズの屈折率(d線)、νdはスクリーン側から順番に並んだ各レンズのアッベ数(d線)を示す。また、infは、平面を示す。さらに、各レンズの各面の有効径(mm)と、各レンズの外径(mm)とを示している。
このレンズシステム10は、表示媒体6に投影光PLを投写するためのシステムであって、表示媒体(スクリーン)6の側からライトバルブ2に向かって順番に、スクリーン6の側に凸のメニスカスタイプの負の屈折力の第1のレンズL11と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第2のレンズL12と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第3のレンズL13と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプで接合タイプの正の屈折力の第4のレンズL14とから構成されている。したがって、第4のレンズL14は、スクリーン側に配置された両凹の負レンズL1と、ライトバルブ側に配置された両凸の正レンズL2との接合レンズである。
さらに、第3のレンズL13の凹面(スクリーン側の面)S6の有効径ED6は、第2のレンズL12の凹面(スクリーン側の面)S3の有効径ED3より大きい。また、第4のレンズL14の凹面(スクリーン側の面)S8の有効径ED8は、第3のレンズL13の凹面S6の有効径ED6より大きい。さらに、第4のレンズL14の凹面S8の一部と、第3のレンズL13の凸面(ライトバルブ側の面)S7の一部とが光軸Cに沿った共通の空間にある。すなわち、第4のレンズL14の凹面S8の曲率半径R8よりも、第3のレンズL13の凸面S7の曲率半径R7が小さく、第4のレンズL14の凹面S8の内側の空間に、第3のレンズL13の凸面S7が入り込んだ状態にアレンジされている。
手のひら9に乗るようなコンパクトなプロジェクタ8に採用されるレンズシステム10には、レンズ長が短いだけではなく、品質の高い画像を表示媒体6、たとえば、スクリーン、壁面、ガラス面などに表示できることも要望される。そのために、レンズシステム10には、色収差などの諸収差を良好に補正できることが要望される。さらに、レンズシステム10が小さい分、明るい、Fナンバーが小さなレンズシステムであることが要望される。
このレンズシステム10は、スクリーン6の側に凸の負のメニスカスタイプのレンズL11と、スクリーン6の側に凹の正のメニスカスタイプの3つのレンズL12〜L14とにより構成され、全体としてスクリーン6の側から負−正のパワーの組み合わせのレトロフォーカスタイプで、バックフォーカスを長くできる。したがって、プロジェクタ8のレンズシステム10に適している。
さらに、このレンズシステム10は、スクリーン6の側からレンズL11〜L14が負、正、正、正の組み合わせとなり、レンズL12〜L14は、スクリーン6の側に凹面が向いた3つの適当な正のパワー(あるいは3つの比較的弱い正のパワー)のメニスカスタイプのレンズL12〜L14を連ねた配置としている。このようなレンズL12〜L14の配置を採用することにより、ライトバルブ2の側の第4のレンズL14から第1のレンズL11に向けて、徐々に、ほぼ単調に収束する(負の第1のレンズL11の凹面S2から第4のレンズL14に向けて拡大する)光束Cbを形成できる。
また、凹面が向いた3つの正のメニスカスタイプのレンズL12〜L14を連ねた配置により、レンズL12〜L14のスクリーン側の凹面S3、S6およびS8の有効径ED3、ED6およびED8をスクリーン6の側から順番に、あるいは単調に増加させることができる。したがって、これら3つの正のメニスカスレンズL12〜L14の各面を、スクリーン6の側からライトバルブ2の側に徐々に広がる光束Cbに含まれる光線が分散して横断し、3つの正のメニスカスレンズL12〜L14の各面により収差補正を効率的に行えるような配置にできる。たとえば、正のメニスカスレンズL12〜L14の各面は、スクリーン6の側に向いて同心円的(実際に中心が同じだという意味ではなく)に配置され、図2には破線で示した光軸Cを主光線とする光束CbはメニスカスレンズL12〜L14の各面の作用を受けつつ、第4のレンズL14に向かって徐々に拡大(第4のレンズL14から第1のレンズL11の凹面S2に向けて徐々に収束)している。
さらに、スクリーン6の側に凹面が向いたメニスカスレンズL12〜L14を連ねた配置とすることにより、1つのレンズL14の凹面S8の内側の空間に、前のレンズL13の凸面S7が入り込み、限られた空間を複数のレンズの面で共有するアレンジを採用できる。したがって、このレンズシステム10は、レンズの面の数を確保しながら、レンズ長を短縮できる。
特許文献1に示した従来のレンズシステムでは、負、正、負、正というシステムを採用していることもあり、最もスクリーン側の負レンズで光束を絞ることに加え、最もライトバルブ側の正レンズの前の負レンズで有効径を絞っている。また、最もライトバルブ側の正レンズの有効径を絞ったレンズシステムも公知である(たとえば、特開2008−107798号公報)。これらのレンズシステムは、たとえ、少ない枚数でレンズシステムを構成できても、レンズの有効径が相対的に小さくなるので、暗く、Fナンバーの大きなレンズシステムになってしまう。
これらのレンズに対し、本例のレンズシステム10は、最もスクリーン側の負レンズで光束が絞られる以外は、最終(最もライトバルブ2の側)の第4のレンズL14に向かって光束Cbの断面はほぼ単調に増加する。このため、明るく、Fナンバーが小さく、Fナンバーが2.0以下、さらに好ましくは1.9以下のレンズシステム10を提供できる。
さらに、レンズL12〜L14の各面は、最終(最もライトバルブ2の側)の第4のレンズL14に向かってほぼ単調に増加する光束Cbの増加する方向に対抗するように凹面が配置されるので、各レンズL12〜L14を通過する光線を分散でき、各光線の入射角が小さく、各光線を補正しやすい。このため、少ないレンズ枚数で、収差の補正能力の高いレンズシステム10を提供できる。たとえば、これらのレンズL12〜L14の一部の面を非球面にすることにより、収差補正をさらに効率よく行える。このレンズシステム10では、レンズL13の両面S6およびS7を非球面にしている。
さらに、最もスクリーン6の側の負レンズL11も、スクリーン6の側に凸のメニスカスレンズとしているので、収差の補正能力を向上できる。また、このレンズL11のいずれかの面を非球面にすることにより、収差補正をさらに効率よく行える。このレンズシステム10では、レンズL11の両面S1およびS2を非球面にしている。
さらに、最もライトバルブ2の側のレンズL14を、負レンズL1と正レンズL2の接合タイプのレンズとすることにより、レンズシステム10の色収差の補正能力をさらに向上している。このレンズシステム10では、第4のレンズL14の有効径が最も大きくなる。したがって、第4のレンズL14を接合タイプにすることにより、コンパクトでありながら、色収差の補正能力を向上できる。また、最もライトバルブ2の側のレンズL14は、温度による影響を受けやすく(比較的高温になりやすく)、ガラスレンズが採用される接合タイプのレンズを配置する場所として適している。
さらに、ガラスレンズは、モールドにより製造されることが多いプラスチックレンズと比較し、レンズの外径ODに対して有効径EDを大きくできる。したがって、第3のレンズL13の凸面S7が入りこむ側のレンズL14をガラスレンズにすることにより、レンズL14の外径OD4が必要以上に大きくなることを抑制できる。したがって、レンズL14にガラスレンズを採用することは、レンズシステム10の径方向のサイズをコンパクトにするためにも有効である。
このレンズシステム10においては、正のメニスカスレンズL12〜L14の外径OD2〜OD4と、負のメニスカスレンズL11の外径OD1との比、すなわち、OD2/OD1、OD3/OD1およびOD4/OD1は、0.87、0.93および1.0である。したがって、第1から第4のレンズの外径OD1〜OD4は、上記(2)式の条件の範囲に収まっている。したがって、このレンズシステム10は、全体が寸胴でスペース効率がよい。さらに、各レンズの有効径も大きくなるので、さらに、明るく、Fナンバーの小さなレンズシステム10となっている。
また、このレンズシステム10では、第1のレンズL11および第3のレンズL13にプラスチックレンズを採用し、第2のレンズL12および第4のレンズL14にガラスレンズを採用している。プラスチックレンズとガラスレンズとを交互に使用することにより温度による収差補正能力の変動を抑制できる。また、第2のレンズL12は屈折率が高い方が収差補正能力を得やすいので、屈折率の高いものが得やすいガラスレンズであることが好ましい。さらに、プラスチックレンズL11およびL13は、それらの両面S1、S2、S6およびS7を非球面にすることにより収差補正能力を向上している。
図4に各面S1、S2、S6およびS7の非球面係数を示している。非球面は、Xを光軸方向の座標、Yを光軸と垂直方向の座標、光の進行方向を正とし、以下の係数K、A、B、C、Dを用いて次式で表される。以下においても同様である。
X=[(1/R)Y2]/[1+{1−(1+K)(1/R)221/2
+AY4+BY6+CY8+DY10 ・・・(3)
図5に、レンズシステム10の諸数値を示している。図5には、レンズシステム10の合成焦点距離、Fナンバー、カバーガラスCGを含むバックフォーカス長、カバーガラスを含まないバックフォーカス長(空気中)BF、第1のレンズL11の最もスクリーン6の側から第4のレンズL14の最もライトバルブ2の側までのレンズ長LL、レンズ長LLおよびバックフォーカスBFを含めたレンズ全長などが含まれている。このレンズシステム10のレンズ長LLと、バックフォーカス長BFとの比、LL/BFは1.45以下であり、上記の式(1)の条件の範囲内に収まる。したがって、このレンズシステム10は、バックフォーカス長BFに対してレンズ長LLが小さなコンパクトなレンズシステムである。実際のサイズとしても、レンズ長LLが32mm程度、最大径が15mm程度と非常に小さなレンズシステムである。
図6に、このレンズシステム10の球面収差、非点収差および歪曲収差を縦収差図により示している。球面収差は、650nm(破線)、520nm(実線)および430nm(一点鎖線)の各波長における値を示している。また、非点収差においては、タンジェンシャル光線(X)およびサジタル光線(Y)の収差をそれぞれ示している。これらの図からわかるように、諸収差の値は、良好に補正されており、このレンズシステム10は、良好な光学性能を備えている。
図7に、異なるレンズシステム10を示している。また、図8に、各レンズのデータを示している。各数値の単位は上記の例と同様である。
このレンズシステム10も、スクリーン6などの表示媒体に投影光PLを投写するためのシステムであって、スクリーン6の側からライトバルブ2に向かって順番に、スクリーン6の側に凸のメニスカスタイプの負の屈折力の第1のレンズL11と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第2のレンズL12と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第3のレンズL13と、スクリーン6の側に凹のメニスカスタイプで接合タイプの正の屈折力の第4のレンズL14とから構成されている。第4のレンズL14は、スクリーン側に配置された両凹の負レンズL1と、ライトバルブ側に配置された両凸の正レンズL2との接合レンズである。
さらに、第3のレンズL13の凹面(スクリーン側の面)S6の有効径ED6は、第2のレンズL12の凹面(スクリーン側の面)S3の有効径ED3より大きい。また、第4のレンズL14の凹面(スクリーン側の面)S8の有効径ED8は、第3のレンズL13の凹面S6の有効径ED6より大きい。また、第4のレンズL14の凹面S8の一部と、第3のレンズL13の凸面(ライトバルブ側の面)S7の一部とが光軸Cに沿った共通の空間にある。すなわち、第4のレンズL14の凹面S8の曲率半径R8よりも、第3のレンズL13の凸面S7の曲率半径R7が小さく、第4のレンズL14の凹面S8の内側の空間に、第3のレンズL13の凸面S7が入り込んだ状態になっている。
このレンズシステム10も、スクリーン6の側に凸の負のメニスカスタイプのレンズL11と、スクリーン6の側に凹の正のメニスカスタイプの3つのレンズL12〜L14とにより構成され、全体としてスクリーン6の側から負−正のパワーの組み合わせのレトロフォーカスタイプである。そして、上記のレンズシステム10と同様に、コンパクトで、明るく、Fナンバーが小さく、諸収差の補正能力も高い。
このレンズシステム10においては、正のメニスカスレンズL12〜L14の外径OD2〜OD4と、負のメニスカスレンズL11の外径OD1との比、すなわち、OD2/OD1、OD3/OD1およびOD4/OD1は、0.88、0.96および1.08である。したがって、第1から第4のレンズの外径OD1〜OD4は、上記(2)式の条件の範囲に収まっている。したがって、このレンズシステム10は、全体が寸胴でスペース効率がよい。さらに、各レンズの有効径も大きくなるので、さらに、明るく、Fナンバーの小さなレンズシステム10となっている。
このレンズシステム10においても、第1のレンズL11および第3のレンズL13にプラスチックレンズを採用し、第2のレンズL12および第4のレンズL14にガラスレンズを採用している。プラスチックレンズとガラスレンズとを交互に使用することにより温度による収差補正能力の変動を抑制できる。また、プラスチックレンズL11およびL13の両面S1、S2、S6およびS7を非球面にすることにより収差補正能力を向上している。
図9に各面S1、S2、S6およびS7の非球面係数を示している。このレンズシステム10では、第3のレンズL13を光軸Cに近い部分は正のパワー、光軸Cから離れた部分はパワーがほぼないか、または弱い負のパワーになるようにして、収差の補正能力をさらに向上している。
図10に、レンズシステム10の諸数値を示している。このレンズシステム10のレンズ長LLと、バックフォーカス長BFとの比、LL/BFは1.15以下であり、上記の式(1)の条件の範囲内に十分に収まる。したがって、このレンズシステム10は、バックフォーカス長BFに対してレンズ長LLがさらに小さなコンパクトなレンズシステムである。実際のサイズとしても、レンズ長LLが25mm程度、最大径が14mm程度と非常に小さなレンズシステムである。
図11に、このレンズシステム10の球面収差、非点収差および歪曲収差を縦収差図により示している。これらの図からわかるように、諸収差の値は、良好に補正されており、このレンズシステム10は、良好な光学性能を備えている。
以上に説明したように、この4枚構成(ただし1枚は接合レンズ)のレンズシステム10は、レンズ長が30mm前後、あるいはそれ以下と非常に小さいながら、Fナンバーが2.0以下と非常に明るく、さらに収差の補正能力も高い。したがって、このレンズシステム10を採用することにより、手のひらサイズのコンパクトなプロジェクタ8および/または端末1であって、スクリーン6などの表示媒体に、鮮明で明るい画像を投影できる装置を提供できる。このプロジェクタ8は、モバイル用の情報端末と共に持ち歩いたり、あるいは情報端末1に内蔵することにより、壁面などの身近なものを表示媒体として手軽に画像を投影でき、種々の用途に使用できる。
レンズシステムを搭載した端末の概略構成を示す図。 レンズシステムのレンズ構成を示す図。 図2に示すレンズシステムのレンズデータを示す図。 図2に示すレンズの非球面係数を示す図。 図2に示すレンズシステムの諸数値を示す図。 図2に示すレンズシステムの収差を示す縦収差図。 異なるレンズシステムのレンズ構成を示す図。 図7に示すレンズシステムのレンズデータを示す図。 図7に示すレンズの非球面係数を示す図。 図7に示すレンズシステムの諸数値を示す図。 図7に示すレンズシステムの収差を示す縦収差図。
符号の説明
1 情報端末、 8 プロジェクタ
10 レンズシステム

Claims (5)

  1. 表示媒体に投影光を投写するためのレンズシステムであって、表示媒体側から順番に、
    前記表示媒体側に凸のメニスカスタイプの負の屈折力の第1のレンズと、
    前記表示媒体側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第2のレンズと、
    前記表示媒体側に凹のメニスカスタイプの正の屈折力の第3のレンズであって、凹面の有効径が前記第2のレンズの凹面の有効径より大きな第3のレンズと、
    前記表示媒体側に凹のメニスカスタイプで接合タイプの正の屈折力の第4のレンズであって、凹面の有効径が前記第3のレンズの凹面の有効径より大きく、凹面の少なくとも一部と前記第3のレンズの凸面の少なくとも一部とが光軸に沿った共通の空間にある第4のレンズとから構成され、前記第1のレンズの凸面から前記第4のレンズの凸面までの全長LLと、バックフォーカスBFとが次の条件を満たすレンズシステム。
    0.95<LL/BF<1.55
  2. 請求項において、前記第1のレンズの外径OD1と、前記第2のレンズの外径OD2と、前記第3のレンズの外径OD3と、前記第4のレンズの外径OD4とが次の条件を満たすレンズシステム。
    0.85<OD2/OD1<1.1
    0.85<OD3/OD1<1.1
    0.85<OD4/OD1<1.1
  3. 請求項1または2において、
    前記第1のレンズおよび前記第3のレンズはプラスチックレンズであり、前記第2のレンズおよび前記第4のレンズはガラスレンズである、レンズシステム。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のレンズシステムと、
    前記レンズシステムにより投影される画像を生成する画像生成デバイスとを有する表示装置。
  5. 請求項に記載の表示装置と、
    前記画像生成デバイスにより画像を生成するためのデータを送受信可能な通信装置とを有する情報処理端末。
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