JP5250965B2 - 車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5250965B2 JP5250965B2 JP2006312746A JP2006312746A JP5250965B2 JP 5250965 B2 JP5250965 B2 JP 5250965B2 JP 2006312746 A JP2006312746 A JP 2006312746A JP 2006312746 A JP2006312746 A JP 2006312746A JP 5250965 B2 JP5250965 B2 JP 5250965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- motor
- coil
- current
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Description
好ましくは、制御部は、計数値が所定値を超えると温度センサの出力から第2相のコイルの温度を推定し、推定した温度に応じたモータの熱保護を行なう。
好ましくは、制御部は、モータの熱保護として複数相のコイルのうち第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるようにモータのロータの回転角を変化させる。
好ましくは、モータの熱保護を行なうステップは、計数値が所定値を超えると温度センサの出力から第2相のコイルの温度を推定し、推定した温度に応じたモータの熱保護を行なう。
好ましくは、モータの熱保護を行なうステップは、複数相のコイルのうち第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるようにモータのロータの回転角を変化させる。
図2は、モータジェネレータMG2のステータコイルの巻き方の一例を説明するための図である。
図3を参照して、U相コイルULが最外周に配置され、W相コイルWLが最内周に配置され、それらの間にV相コイルVLが配置されている。コイルとコイルの相間には、絶縁紙62,64が配置されている。
図5は、ロータ位置が図4のF1に有るときに各コイルに流れる電流を示した図である。
図5のようにU相コイルに多くの電流が集中する状態が継続すると、W相コイルに設けられている温度センサ42は、U相コイルの熱が伝達されるまでに時間の遅れが生じる。したがって、図6に示すように電流集中状態となった初期温度がT0とすると温度センサで検知されるΔTwに対してU相コイルの昇温幅ΔTuは大きくなっている。
図12を参照して、まず第1の例であるステップS8Aが開始されると、ステップS21において、モータの出力を減少させる。この減少は、運転者が違和感を覚えない程度にゆっくりと行なわれる。このため、モータ電流値を毎秒i1(A)減少させるまたはトルクを毎秒T1(Nm)減少させるといったように、モータ出力を減少させる変化量に制限が加えられている。
図14を参照して、まず第2の例であるステップS8Bが開始されると、ステップS31において、電流集中相コイルの温度が推定される。
図15に示すように、W相センサ温度およびU,V相推定温度に対して負荷率が最大100%として規定されている。温度が150℃までは、負荷率が100%である。この場合は、予め定められている上限値のパワーまでモータ出力を上げることができる。負荷率が制限されると、アクセルペダルをさらに踏込んだとしても、上限値のパワーに負荷率を乗じたパワーまでしかモータ出力を上げることができなくなる。
図1、図16を参照して、第3の例であるステップS8Cが開始されると、ステップS41において、制御装置30は、モータの出力トルクを減少させる。この減少は、運転者が違和感を覚えない程度にゆっくりと行なわれる。このため、モータ出力トルクを減少させる変化量に制限が加えられている。
図1、図17を参照して、第4の例であるステップS8Dが開始されると、ステップS51において、制御装置30は、モータの出力トルクを減少させる。この減少は、運転者が違和感を覚えない程度にゆっくりと行なわれる。このため、モータ出力トルクを減少させる変化量に制限が加えられている。
図16で示されるように、好ましくは、モータの熱保護を行なうステップS8Cは、複数相のコイルのうち第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるようにモータのロータの回転角を変化させる。
Claims (16)
- 複数相のコイルを有するモータを搭載する車両の制御装置であって、
前記複数相のコイルに流れる各相の電流を計測する電流センサと、
前記複数相のうちの第1相のコイルの温度を測定する温度センサと、
前記モータの回転数を検出する回転センサと、
前記電流センサ、前記温度センサおよび前記回転センサの出力に応じて前記複数相のコイルへの通電を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記複数相のコイルのうち前記第1相以外の第2相のコイルについて、前記モータの回転数が所定値より小さい場合に所定値を超える電流が流れるという条件が成立すると計数値を増加させ、前記条件が不成立になると前記計数値を減少させて前記計数値を更新し、
前記制御部は、更新した前記計数値に基づいて前記モータの熱保護を行なう、車両の制御装置。 - 前記制御部は、前記計数値が上限値に到達すると前記モータの熱保護として前記モータの出力を減少させ、
前記制御部は、前記計数値を減少させた場合には、前記上限値を前記温度センサの出力に基づいて更新する、請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記制御部は、前記計数値が所定値を超えると前記温度センサの出力から前記第2相のコイルの温度を推定し、推定した温度に応じた前記モータの熱保護を行なう、請求項1に記載の車両の制御装置。
- 前記所定値は、前記温度センサの検出温度に基づいて定められる、請求項3に記載の車両の制御装置。
- 前記制御部は、前記モータの熱保護として前記複数相のコイルのうち前記第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるように前記モータのロータの回転角を変化させる、請求項1に記載の車両の制御装置。
- アクセルペダルの踏込み量を検出するアクセル位置センサをさらに備え、
前記制御部は、前記モータの熱保護として前記複数相のコイルのうち前記第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるように、前記アクセル位置センサの出力に対応する前記モータの出力トルクを変化させる、請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記制御部は、前記計数値が所定値を超えると前記第1相のコイルが電流集中相になるように前記モータのロータの回転角を変化させ、前記温度センサの出力から得られる前記第1相のコイルの温度が所定温度を超えると前記モータの出力を制限する、請求項1に記載の車両の制御装置。
- 複数相のコイルを有するモータを搭載する車両の制御方法であって、
前記車両は、
前記複数相のコイルに流れる各相の電流を計測する電流センサと、
前記複数相のうちの第1相のコイルの温度を測定する温度センサと、
前記モータの回転数を検出する回転センサと、
前記電流センサ、前記温度センサおよび前記回転センサの出力に応じて前記複数相のコイルへの通電を制御する制御部とを含み、
前記制御方法は、
前記複数相のコイルうち前記第1相以外の第2相のコイルについて、前記モータの回転数が所定値より小さい場合に所定値を超える電流が流れるという条件が成立するか否かを判断するステップと、
前記条件が成立すると計数値を増加させて更新するステップと、
前記条件が不成立になると前記計数値を減少させて更新するステップと、
更新された前記計数値に基づいて前記モータの熱保護を行なうステップとを備える、車両の制御方法。 - 前記モータの熱保護を行なうステップは、前記計数値が上限値に到達すると前記熱保護として前記モータの出力を減少させ、
前記計数値を減少させて更新するステップは、前記上限値を前記温度センサの出力に基づいて更新する、請求項8に記載の車両の制御方法。 - 前記モータの熱保護を行なうステップは、前記計数値が所定値を超えると前記温度センサの出力から前記第2相のコイルの温度を推定し、推定した温度に応じた前記モータの熱保護を行なう、請求項8に記載の車両の制御方法。
- 前記所定値は、前記温度センサの検出温度に基づいて定められる、請求項10に記載の車両の制御方法。
- 前記モータの熱保護を行なうステップは、前記複数相のコイルのうち前記第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるように前記モータのロータの回転角を変化させる、請求項8に記載の車両の制御方法。
- 前記車両は、
アクセルペダルの踏込み量を検出するアクセル位置センサをさらに備え、
前記モータの熱保護を行なうステップは、前記複数相のコイルのうち前記第2相以外の相のコイルに電流集中相が変わるように、前記アクセル位置センサの出力に対応する前記モータの出力トルクを変化させる、請求項8に記載の車両の制御方法。 - 前記モータの熱保護を行なうステップは、前記計数値が所定値を超えると前記第1相のコイルが電流集中相になるように前記モータのロータの回転角を変化させ、前記温度センサの出力から得られる前記第1相のコイルの温度が所定温度を超えると前記モータの出力を制限する、請求項8に記載の車両の制御方法。
- 請求項8〜14のいずれか1項に記載の車両の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項8〜14のいずれか1項に記載の車両の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006312746A JP5250965B2 (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006312746A JP5250965B2 (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008131714A JP2008131714A (ja) | 2008-06-05 |
JP5250965B2 true JP5250965B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=39557043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006312746A Expired - Fee Related JP5250965B2 (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5250965B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5045572B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2012-10-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動用モータの制御装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145042A (en) * | 1977-05-23 | 1978-12-16 | Nippon Denso Co Ltd | Protective device for electric motor vehicle drive motor |
JP2934497B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1999-08-16 | 株式会社日立製作所 | 電動機駆動制御装置 |
JPH10174276A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータの保護装置 |
JP3465569B2 (ja) * | 1998-01-26 | 2003-11-10 | 日産自動車株式会社 | 電気自動車の過負荷防止装置 |
JP2001177905A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 電気自動車の制御装置 |
JP3668666B2 (ja) * | 2000-03-21 | 2005-07-06 | 株式会社日立製作所 | 同期電動機とそれを用いた電気車及びその制御方法 |
DE112004000829B4 (de) * | 2003-09-16 | 2008-10-16 | Aisin AW Co., Ltd., Anjo | Fahrzeugantriebsmotor-Steuerungsvorrichtung |
-
2006
- 2006-11-20 JP JP2006312746A patent/JP5250965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008131714A (ja) | 2008-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4793237B2 (ja) | 二次電池の充放電制御装置、および、それを備える車両 | |
JP4678374B2 (ja) | 負荷装置の制御装置、および車両 | |
JP4240149B1 (ja) | モータ駆動装置およびハイブリッド駆動装置 | |
JP5626469B2 (ja) | 車両の駆動装置および車両の駆動方法 | |
JP5029793B2 (ja) | 車両 | |
JP4941595B2 (ja) | 電源システム | |
JP4682766B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
EP2058935A1 (en) | Motor drive device | |
JP2008011683A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP5303030B2 (ja) | 電圧変換装置の制御装置、それを搭載した車両および電圧変換装置の制御方法 | |
JP2013240162A (ja) | 電圧変換装置 | |
JP2008259270A (ja) | 電動車両、電動車両の制御方法、および電動車両の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
JP2008131715A (ja) | 電源装置、および電源装置を備える車両 | |
JP2006149064A (ja) | 車両駆動システムおよびそれを備える車両 | |
JP2009060726A (ja) | 車両の電源装置およびその制御方法 | |
JP5644786B2 (ja) | 電圧変換装置の制御装置 | |
JP2009171766A (ja) | 車両駆動システムおよびそれを備える車両 | |
JP2008154371A (ja) | 車両の駆動装置、車両の駆動装置の制御方法、車両の駆動装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムをコンピュータ読取り可能に記録した記録媒体 | |
JP2007282357A (ja) | 車両駆動用電源システム | |
JP2009240087A (ja) | 回転電機の制御装置 | |
JP4948329B2 (ja) | モータ駆動装置およびモータ駆動装置の制御方法 | |
JP2012239276A (ja) | 車両の駆動システムおよびその制御方法 | |
JP5250965B2 (ja) | 車両の制御装置、車両の制御方法、その制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2008022640A (ja) | 車両駆動装置、車両駆動装置の制御方法、車両駆動装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2013172528A (ja) | 電圧変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120718 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130401 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |