JP5249255B2 - 真空遮断器の電極 - Google Patents

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Description

本発明は、真空遮断器(vacuum interrupter)に関し、特に真空遮断器の電極に関する。
真空遮断器は、真空の高い電気的絶縁性及び消弧性能により、数kVの高圧遮断器の主回路遮断部(main circuit switching mechanism)用、並びに数十〜数百kVの超高圧遮断器の主回路遮断部用に使用される電力機器である。
以下、一般的な真空遮断器の構成及び作用について図10を参照して説明する。
真空遮断器100は、セラミックなどの通常の電気的絶縁材で形成され、内部が真空状態に維持される絶縁容器60と、絶縁容器60内に固定的に設置される固定電極10と、固定電極10に接触する閉路位置(closing position)又は固定電極10から分離される開路位置(opening position)に移動可能な可動電極40とを含む。固定電極10は、例えば電気回路の電源側と接続される固定軸20に接続され、固定軸20は、絶縁容器60の内部に延びて固定電極10と接続される部分と、絶縁容器60の外部に延びて前記電源側と接続される部分とを有する。
可動電極40は、例えば電気回路の負荷側と接続される可動軸30に接続され、可動軸30は、絶縁容器60の内部に延びて可動電極40と接続される部分と、絶縁容器60の外部に延びて前記負荷側と接続される部分とを有する。
絶縁容器60の内部中央には、可動電極40が固定電極10から分離される開路位置への移動時に発生するアークから絶縁容器60の内壁を遮蔽するために、中央アークシールド70が設置される。
絶縁容器60の外側の上部及び下部には、それぞれ接続フランジ60a、60bが溶接されており、絶縁容器60の内部を密閉する。
可動軸30の軸方向移動を案内するために、絶縁容器60の下部に位置する接続フランジ60bには、可動軸30の軸方向貫通移動を許容するように案内フランジ90が設けられる。
可動軸30に隣接する接続フランジ60bには、可動軸30の移動によって引張又は収縮するように蛇腹管(ベローズ)50が接続される。また、蛇腹管50の可動電極40側の端部には、蛇腹管50をアークから遮蔽するように蛇腹管遮蔽部材80が設置される。
前述のような真空遮断器に設置される可動電極や固定電極などの電極においては、電極の開路動作時に可動電極と固定電極間に発生するアークを迅速に消滅させるために、軸方向の磁束を発生させる構成が求められていた。
しかしながら、従来の電極においては、軸方向の磁束密度が電極の中央部で高くなる現象があった。このような現象は、アークを電極の中央部に集中させて高い発熱を起こし、可動電極と固定電極の接点中心部の損傷を引き起こすという問題があった。また、従来の電極においては、アークが電極の中央部に集中するため、アークの消弧時間も長くなるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたもので、軸方向の磁束密度の分布が電極中心部で高くなることを避けて分散させることのできる真空遮断器の電極を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、接点部を提供する接触電極板と、開ループ状の1つの電気的導体で形成され、第1回転方向に電流が流れる内部コイル電極と、前記内部コイル電極の半径方向外側に前記内部コイル電極と同心に配置される開ループ状の1つの電気的導体で形成され、前記内部コイル電極に流れる電流と並列に、前記第1回転方向の逆方向である第2回転方向に電流が流れる外部コイル電極と、導電材で形成され、前記接触電極板と前記内部コイル電極を接続して電流の通電路を提供する第1導電ピンと、導電材で形成され、前記接触電極板と前記外部コイル電極を接続して電流の通電路を提供する第2導電ピンとを含む、真空遮断器の電極を提供する。
本発明による真空遮断器の電極は、第1回転方向に電流が流れる内部コイル電極と、前記内部コイル電極に流れる電流と並列に、前記第1回転方向の逆方向である第2回転方向に電流が流れる外部コイル電極とを備えることにより、電極中央部では、内部コイル電極により形成される磁束の方向と外部コイル電極により形成される磁束の方向が逆方向であるので相殺されて最小限に抑えられ、内部コイル電極と外部コイル電極間の空間では、内部コイル電極により形成される磁束の方向と外部コイル電極により形成される磁束の方向が同一方向であるので磁束密度が増加して、結局、電極の磁束密度が中央に集中するのではなく、分散される。従って、アークを小さく分けて迅速に消弧することができ、真空遮断器の遮断容量をより増大させるという効果が得られる。
本発明による真空遮断器の電極は、内部コイル電極の通電路の幅を外部コイル電極の通電路の幅より狭く形成することにより、内部コイル電極の電気抵抗が外部コイル電極の電気抵抗より大きくなり、内部コイル電極を流れる電流量より外部コイル電極を流れる電流量が多くなるので、外部コイル電極により発生する磁束が内部コイル電極により発生する磁束より大きくなる。従って、電極の磁束密度が中央部に集中するのではなく、分散されることによって、真空遮断器において可動電極と固定電極の分離時に発生するアークが分散されて、迅速に消弧することができ、真空遮断器の遮断容量をより増大させるという効果が得られる。
本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、内部コイル電極と外部コイル電極をそれぞれ1対のコイル導体部で構成することにより、電流が4つのコイル導体部に分かれて流れるので、1つのコイル導体部に流れる電流が小さくなり、特に、固定電極の接点部と可動電極の接点部との間隔が狭い真空遮断器において、アークを効果的かつ迅速に消弧し、接点部の損傷を最小限に抑え、真空遮断器の遮断容量を増大させるという効果が得られる。
本発明の一実施形態による真空遮断器の電極の構成を示すもので、接触電極板が分解された状態の分解斜視図である。 本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における内部コイル電極及び外部コイル電極に流れる電流の方向を示す横断面図である。 本発明による真空遮断器の電極における内部コイル電極及び外部コイル電極において、中心部では逆方向の磁束が相殺され、内部コイル電極と外部コイル電極間の空間では同一方向の磁束が付加される動作状態を示す磁束形成説明図である。 本発明による真空遮断器の電極における電極中心位置から半径方向外側に遠ざかる位置による軸方向の磁束密度の変化を示す軸方向磁束密度関係グラフである。 本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極における内部コイル電極及び外部コイル電極に流れる電流の方向を示す横断面図である。 本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における接触電極板の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における支持板、導体支持軸、及び主軸の構成を別に示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における補助電極板の詳細構成と作用を示す平面図である。 図8の補助電極板の変形例の詳細構成と作用を示す平面図である。 一般的な真空遮断器の構成を示す断面図である。
本発明の上記目的とこれを達成する本発明の構成及びその作用効果は、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明することによって明確に理解できるであろう。
まず、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極を図1、図2、図6、及び図7を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極の構成を示すもので、接触電極板が分解された状態の分解斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における内部コイル電極及び外部コイル電極に流れる電流の方向を示す横断面図であり、図6は、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における接触電極板の構成を示す分解斜視図であり、図7は、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における支持板、導体支持軸、及び主軸の構成を別に示す分解斜視図である。
本発明の一実施形態による真空遮断器の電極200は、背景技術で説明した可動電極又は固定電極に相当するものであり、接触電極板210と、内部コイル電極220と、外部コイル電極230と、第1導電ピン240と、第2導電ピン250とを含む。
接触電極板210は、真空遮断器の可動電極及び固定電極に対して機械的接触又は分離が行われて電気的接続又は遮断が行われる接点部を提供する。接触電極板210は、図6に示すように、主接触電極板210aと補助接触電極板210bとを含む。
図6をさらに参照すると、主接触電極板210a及び補助接触電極板210bは、それぞれ渦電流の発生を抑制するために半径方向に形成された複数のスリット210a−1、210b−1を備えるが、本実施形態ではそれぞれ4つのスリット210a−1、210b−1を備える。また、補助接触電極板210bの上部中心部には、主接触電極板210aを圧入してろう付けできるように凹部が形成され、補助接触電極板210bの下面には、第1導電ピン240及び第2導電ピン250が挿入されて接続される導電ピン挿入孔部(図示せず)が、内部コイル電極220及び外部コイル電極230の導電ピン挿入孔部(図示せず)に対応する半径方向の位置に設けられる。
内部コイル電極220は、開ループ状の1つの電気的導体で形成され、内部コイル電極220を介して第1回転方向に電流が流れる。ここで、開ループ状とは、図1に示すように、予め定められた幅を有し、一部が切断されて開放チャネル部が形成された略リング状を意味する。
外部コイル電極230は、開ループ状の1つの電気的導体で形成され、内部コイル電極220の半径方向外側に内部コイル電極220と同心に配置される。外部コイル電極230は、内部コイル電極220と同様に、予め定められた幅を有し、一部が切断されて開放チャネル部が形成された略リング状に形成される。外部コイル電極230に流れる電流は、内部コイル電極220に流れる電流と並列であり、前記第1回転方向の逆方向である第2回転方向に流れる。外部コイル電極230に流れる電流と内部コイル電極220に流れる電流とが並列であるということは、例えば、固定電極の場合、電源側からの電流が、後述する主軸300、補助電極板260、第3導電ピン270b、及び第4導電ピン270cを介して、同時に外部コイル電極230と内部コイル電極220に分かれて流れ、可動電極の場合、接触電極板210からの電流が、第1導電ピン240及び第2導電ピン250を介して、同時に外部コイル電極230と内部コイル電極220に分かれて流れることを意味する。前記第1回転方向は図1及び図2において時計方向であり、この場合、前記第2回転方向は反時計方向である。
本発明の特徴によれば、図2に示すように、内部コイル電極220の電流が流れる通路の幅aは、外部コイル電極230の電流が流れる通路の幅bより狭く形成されることが好ましい。
第1導電ピン240は、1つで構成され、例えば銅などの導電材(conductor)で形成されて、接触電極板210と内部コイル電極220を接続して電流の通電路を提供する。第1導電ピン240は、予め定められた厚さを有する円筒状のフランジ部と、その円筒状のフランジ部から上方及び下方に延びる上部突部及び下部突部を有する導電体ピンとから構成される。
第2導電ピン250は、1つで構成され、例えば銅などの導電材で形成されて、接触電極板210と外部コイル電極230を接続して電流の通電路を提供する。第2導電ピン250も、第1導電ピン240と同様に、予め定められた厚さを有する円筒状のフランジ部と、その円筒状のフランジ部から上方及び下方に延びる上部突部及び下部突部を有する導電体ピンとから構成される。
外部コイル電極230に流れる電流の方向と、内部コイル電極220に流れる電流の方向が逆になるように、第1導電ピン240は、第2導電ピン250から時計方向又は反時計方向のいずれか一方向に180°より大きく270°より小さい角度で回転した位置(図1及び図2では反時計方向に約210°回転した位置)に位置する。
図1に示すように、内部コイル電極220より中心部に配置される支持板280は、図1における接触電極板210の背面に当接して接触電極板210を下部から支持するためのものであって、ステンレス鋼などのように、前記導電ピンに比べて相対的に機械的強度及び電気抵抗が大きいか、絶縁性を有する材料を鋳造して形成してもよい。接触電極板210と支持板280とは、ろう付けにより接続してもよい。
以下、図1及び図7〜図9を参照して説明する。本発明の一実施形態による真空遮断器の電極200は、補助電極板260と、第3導電ピン270bと、第4導電ピン270cとをさらに含む。
補助電極板260は、電気的導電材で形成され、内部コイル電極220及び外部コイル電極230の下部に設けられる。図7及び図8を参照すると、補助電極板260は、前記内部コイル電極及び外部コイル電極に補助的に軸方向の磁束を形成するとともに渦電流の発生を抑制するように、補助電極板260の外周面から補助電極板260の中心に向かって半径方向に形成される複数のスリットを含む。本実施形態では、4つのスリット(第1スリット260b−1、第2スリット260b−2、第3スリット260b−3、第4スリット260b−4)が90°間隔で設けられている。
図8に詳細に示すように、補助電極板260の中心部には、通孔260aが形成されており、通孔260aを形成する補助電極板260の内周面が図7に示す導体支持軸290と接触することによって、導体支持軸290から補助電極板260に、又はその逆に電流が流れるようになっている。導体支持軸290は、補助電極板260の通孔260aを貫通して延びるように設置され、導体支持軸290と補助電極板260とは、ろう付けにより接続されて相対的位置が固定される。
図8をさらに参照すると、補助電極板260は、第1スリット260b−1、第2スリット260b−2、第3スリット260b−3、第4スリット260b−4のうち隣接する前記スリットにより区画される4つの部分の中で、補助電極板260の外周面に隣接する部位毎に、それぞれ少なくとも1つのピン挿入孔260c、すなわち第1ピン挿入孔260c−1、第2ピン挿入孔260c−2、第3ピン挿入孔260c−3、第4ピン挿入孔260c−4が設けられる。第1ピン挿入孔260c−1、第2ピン挿入孔260c−2、第3ピン挿入孔260c−3、第4ピン挿入孔260c−4には、第3導電ピン270b又は後述する支持ピン270aが挿入される。
さらに、図7及び図8に示すように、補助電極板260は、通孔260aに隣接する1箇所(1位置)に、内部コイル電極220に接続される第4導電ピン270c用のピン挿入孔260dが設けられる。従って、図8を参照すると、補助電極板260の内周面を介して流れる電流は、第1スリット260b−1、第2スリット260b−2、第3スリット260b−3、第4スリット260b−4のうち隣接する前記スリットにより区画される4つの部分の中で、矢印方向に沿って、第3導電ピン270bが挿入される第1ピン挿入孔260c−1、及び第4導電ピン270cが挿入されるピン挿入孔260d側に流れることによって、それぞれ電流ループを形成する。この電流ループにおいては、電流が第3導電ピン270bと接続されている外部コイル電極230に流れる電流、及び第4導電ピン270cと接続されている内部コイル電極220に流れる電流と同じ方向に流れることによって、内部コイル電極220及び外部コイル電極230により形成される磁束と同じ方向の磁束を形成する。この軸方向の磁束は、真空遮断器において、電極間を分離して電気回路を遮断する開路動作時、アークを誘導して(引き寄せて)水平方向に拡散させることで迅速に消滅させる作用効果を発揮する。
図7を参照すると、3つの支持ピン270aが補助電極板260と外部コイル電極230間に設けられているが、支持ピン270aは、これに限定されるものではなく、接触電極板210と外部コイル電極230間、接触電極板210と内部コイル電極220間に設けてもよい。支持ピン270aは、前記導電ピンと類似した形状を有し、前記内部コイル電極及び外部コイル電極、並びに前記導電ピンに比べて相対的に電気抵抗が大きい材質で形成されて、電流の通電経路を提供する機能は果たせず、電極の機械的強度を補強する機能を果たす。支持ピン270aは、例えばステンレス鋼で形成することが好ましい。
図7に示す第3導電ピン270bは、電気的導体で構成され、補助電極板260と外部コイル電極230間に接続され、補助電極板260と外部コイル電極230間の通電経路を提供し、図7に示す第4導電ピン270cは、電気的導体で構成され、補助電極板260と内部コイル電極220間に接続され、補助電極板260と内部コイル電極220間の通電経路を提供する。
図7及び図8を参照すると、外部コイル電極230に流れる電流の方向と、内部コイル電極220に流れる電流の方向が逆になるように、第4導電ピン270cは、第3導電ピン270bから時計方向又は反時計方向のいずれか一方向に180°より大きく270°より小さい角度で回転した位置(図7及び図8では反時計方向に約210°回転した位置)に位置する。
また、第3導電ピン270bは、外部コイル電極230の接続位置に対応して電極200の中心部から半径方向外側位置(電極200の中心部から遠い位置)に位置する。第4導電ピン270cは、内部コイル電極220の接続位置に対応して電極200の中心部から半径方向内側位置(電極200の中心部に近い位置)に位置する。
一方、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極における補助電極板の変形例である補助電極板260’の構成及び作用効果について図9を参照して説明する。
補助電極板260’は、前述した内部コイル電極及び外部コイル電極を補助する手段であって、軸方向の磁束を形成するとともに渦電流の発生を抑制するように、半径方向に対して斜めに鋭角に形成される複数のスリット部260’bを含む。ここで、スリット部260’bの半径方向に対する傾斜角度は、30°〜60°であることが好ましい。このように、スリット部260’bが半径方向に対して斜めに形成されており、円弧状の電流移動経路Cを形成して軸方向の磁界を形成することによって、アーク発生時、アークを誘導して分散させることで迅速に消弧する作用効果が得られるだけでなく、渦電流の発生をさらに抑制する作用効果も得られる。
以下、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極の構成及び作用について図5を参照して説明する。
図5に示すように、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、外部コイル電極と内部コイル電極がそれぞれ2つのコイル電極で構成されるという点で、前述した本発明の一実施形態による真空遮断器の電極と異なり、その他の構成と作用効果は同様である。よって、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極については、上記一実施形態と異なる点のみを説明する。
図5に示すように、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、2つの電気的導体で形成される内部コイル電極、すなわち第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bと、2つの電気的導体で形成される外部コイル電極、すなわち第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bとを含む。
開ループ状の2つの電気的導体で形成される内部コイル電極、すなわち第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bを介して、第1回転方向に電流が流れる。図示していない接触電極板(図1及び図6の符号210参照)から第1導電ピン240a、240bを介して第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに電流が流れる場合、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bを流れる電流の方向は、図5に示すように時計方向である。一方、図示していない補助電極板(図7〜図9の符号260又は260’参照)から第4導電ピン270c−1、270c−2を介して第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに電流が流れる場合、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bを流れる電流の方向は、図5において反時計方向である。
開ループ状の2つの電気的導体で形成される外部コイル電極、すなわち第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bは、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bの半径方向外側に第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bと同心に配置される。
第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流は、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流と並列であり、前記第1回転方向の逆方向である第2回転方向に流れる。これは、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の開始点となる第1導電ピン240a、240bが、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流の開始点となる第2導電ピン250a、250bからそれぞれ図5において時計方向に180°より大きく270°より小さい約210°回転した位置に位置するからである。また、これは、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の開始点となる第4導電ピン270c−1、270c−2が、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流の開始点となる第3導電ピン270b−1、270b−2からそれぞれ図5において時計方向に180°より大きく270°より小さい約210°回転した位置に位置するからである。
図示していない接触電極板(図1及び図6の符号210参照)から第2導電ピン250a、250bを介して第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに電流が流れる場合、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bを流れる電流の方向は、図5に示すように反時計方向である。一方、図示していない補助電極板(図7〜図9の符号260又は260’参照)から第3導電ピン270b−1、270b−2を介して第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに電流が流れる場合、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bを流れる電流の方向は、図5において時計方向である。
第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bの電流が流れる通路の幅は、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bの電流が流れる通路の幅より狭く形成されることが好ましい。このような構成の目的は、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bの電気抵抗を第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bの電気抵抗より大きくして、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bを流れる電流量が、これとは並列に第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bを流れる電流量より多くなるようにするためである。従って、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bの周囲に発生する軸方向の磁束が第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bの周囲に発生する軸方向の磁束より大きくなることによって、アークは第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230b側に強力に誘導される。
前述のように、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、上記構成の他に、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極と同様に、接点部を提供する接触電極板(図1の符号210参照)を含む。また、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、電気的導電材で形成され、内部コイル電極220a、220b及び外部コイル電極230a、230bの下部に設置され、軸方向の磁束を形成するとともに渦電流の発生を抑制するように、半径方向又は半径方向に対して斜めに形成される複数のスリットを有する補助電極板(図7〜図9の符号260又は260’参照)をさらに含んでもよい。また、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、外部コイル電極230a、230bと前記補助電極板を電気的に接続するために、外部コイル電極230a、230bと前記補助電極板との間に設けられる複数の第3導電ピン270b−1、270b−2、及び内部コイル電極220a、220bと前記補助電極板を電気的に接続するために、内部コイル電極220a、220bと前記補助電極板との間に設けられる複数の第4導電ピン270c−1、270c−2をさらに含んでもよい。
以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施形態による真空遮断器の電極の動作と作用効果を説明する。
図1に示す真空遮断器の電極200において、例えば可動電極の接触電極板210から主軸300側に電流が流れる場合、接触電極板210と対称的構造を有する固定電極の相対的接触電極板(図示せず)が接触すると、接触電極板210に流れる電流は、接触電極板210と内部コイル電極220との間に接続された第1導電ピン240を介して内部コイル電極220に流れるとともに、並列に、接触電極板210と外部コイル電極230との間に接続された第2導電ピン250を介して外部コイル電極230に流れる。
第1導電ピン240は、第2導電ピン250から時計方向又は反時計方向のいずれか一方向に180°より大きく270°より小さい角度で回転した位置(図1及び図2では反時計方向に約210°回転した位置)に位置する。従って、外部コイル電極230に流れる電流の方向と、内部コイル電極220に流れる電流の方向が逆になる。
図1に示す真空遮断器の電極200において、例えば固定電極の主軸300から接触電極板210側に電流が流れる場合、電流は、電源側(図示せず)から主軸300と補助電極板260を介して、図7に示す第3導電ピン270bと第4導電ピン270cをそれぞれ経由して、内部コイル電極220に流れるとともに、並列に外部コイル電極230に流れる。
第4導電ピン270cは、第3導電ピン270bから時計方向又は反時計方向のいずれか一方向に180°より大きく270°より小さい角度で回転した位置(図8では反時計方向に約210°回転した位置)に位置する。従って、外部コイル電極230に流れる電流の方向と、内部コイル電極220に流れる電流の方向が逆になる。
図3を参照すると、内部コイル電極220を流れる電流の方向が左側から入って右側から出る方向であり、外部コイル電極230を流れる電流の方向が右側から入って左側から出る方向であって、互いに逆の場合、図3において2点鎖線で示す電極中心から発生する内部コイル電極220による磁束は上方から下方に発生し、これに対して、電極中心から発生する外部コイル電極230による磁束は下方から上方に発生することによって、内部コイル電極220による磁束と外部コイル電極230による磁束が相殺されて消滅する。
一方、内部コイル電極220と外部コイル電極230間の空間には、外部コイル電極230により下方から上方に磁束が発生し、かつ内部コイル電極220により下方から上方に磁束が発生するので、磁束が付加されて図3の矢印のように下方から上方に強力な磁束が発生する。このように、電極の半径方向外側位置に強力な軸方向の磁束が発生する。
つまり、本発明による真空遮断器の電極における電極中心位置から半径方向外側に遠ざかる位置による軸方向の磁束密度の変化を実験により示す関係グラフである図4を参照すると、本発明による真空遮断器の電極においては、アークの誘導に有効な程度の磁束密度が電極中心より電極中心から半径方向外側位置のほうが高くなる特性を示すことが分かる。
よって、本発明の一実施形態による真空遮断器の電極は、電極の半径方向外側位置に強力な軸方向の磁束が発生して、可動電極と固定電極の分離時に発生するアークを誘導するので、アークを分散させることができ、アークの電極中心部への集中による消弧時間の遅延、性能の低下、及び接触部の損傷など、従来技術の問題を解消することができる。
一方、図5に示す本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極も、前述した本発明の一実施形態による真空遮断器の電極と同様に動作する。
すなわち、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流は、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の方向(第1回転方向)と逆である第2回転方向に流れる。これは、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の開始点となる第1導電ピン240a、240bが、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流の開始点となる第2導電ピン250a、250bからそれぞれ図5において時計方向に180°より大きく270°より小さい約210°回転した位置に位置するからである。また、これは、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の開始点となる第4導電ピン270c−1、270c−2が、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに流れる電流の開始点となる第3導電ピン270b−1、270b−2からそれぞれ図5において時計方向に180°より大きく270°より小さい約210°回転した位置に位置するからである。
図示していない接触電極板(図1及び図6の符号210参照)から第2導電ピン250a、250bを介して第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに電流が流れる場合、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bを流れる電流の方向は、図5に示すように反時計方向である。このとき、前記接触電極板から第1導電ピン240a、240bを介して第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の方向は、時計方向である。
一方、図示していない補助電極板(図7〜図9の符号260又は260’参照)から第3導電ピン270b−1、270b−2を介して第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bに電流が流れる場合、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bを流れる電流の方向は、図5において時計方向である。このとき、前記補助電極板から第4導電ピン270c−1、270c−2を介して第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bに流れる電流の方向は、反時計方向である。
従って、図5に示す本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極も、電極中心部で第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bによる磁束と、第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bによる磁束が相殺されて消滅する。一方、第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bと第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230b間の空間では、同一方向に磁束が発生するので、磁束が付加されて強力な磁束が発生する。このように、電極の半径方向外側位置に強力な軸方向の磁束が発生する。
よって、本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極は、電極の半径方向外側位置に強力な軸方向の磁束が発生して、可動電極と固定電極の分離時に発生するアークを誘導するので、アークを分散させることができ、アークの電極中心部への集中による消弧時間の遅延、性能の低下、及び接触部の損傷など、従来技術の問題を解消することができる。
図5に示す本発明の他の実施形態による真空遮断器の電極においては、内部コイル電極を1対のコイル導体部、すなわち第1内部コイル電極220a及び第2内部コイル電極220bで構成し、外部コイル電極を1対のコイル導体部、すなわち第1外部コイル電極230a及び第2外部コイル電極230bで構成することにより、電流が4つのコイル導体部に分かれて流れる。従って、1つのコイル導体部に流れる電流が小さくなり、特に、固定電極の接点部と可動電極の接点部との間隔が狭い真空遮断器において、アークを効果的かつ迅速に消弧し、接点部の損傷を最小限に抑え、真空遮断器の遮断容量を増大させるという効果が得られる。
200 電極
210 接触電極板
220 内部コイル電極
220a 第1内部コイル電極
220b 第2内部コイル電極
230 外部コイル電極
230a 第1外部コイル電極
230b 第2外部コイル電極
240、240a、240b 第1導電ピン
250、250a、250b 第2導電ピン
260、260’ 補助電極板
270a 支持ピン
270b、270b−1、270b−2 第3導電ピン
270c、270c−1、270c−2 第4導電ピン
260b−1 第1スリット
260b−2 第2スリット
260b−3 第3スリット
260b−4 第4スリット
260’b スリット部

Claims (7)

  1. 真空遮断器の電極において、
    接点部を提供する接触電極板と、
    開ループ状の2つの電気的導体で形成され、第1回転方向に電流が流れる内部コイル電極と、
    前記内部コイル電極の半径方向外側に前記内部コイル電極と同心に配置される開ループ状の2つの電気的導体で形成され、前記内部コイル電極に流れる電流と並列に、前記第1回転方向の逆方向である第2回転方向に電流が流れる外部コイル電極と、
    導電材で形成され、前記接触電極板と前記内部コイル電極を接続して電流の通電路を提供する第1導電ピンと、
    導電材で形成され、前記接触電極板と前記外部コイル電極を接続して電流の通電路を提供する第2導電ピンと
    を含
    前記内部コイル電極の電気抵抗が、前記外部コイル電極の電気抵抗より大きいことを特徴とする真空遮断器の電極。
  2. 前記内部コイル電極の電流が流れる通路の幅が、前記外部コイル電極の電流が流れる通路の幅より狭いことを特徴とする請求項1に記載の真空遮断器の電極。
  3. 電気的導電材で形成され、前記内部コイル電極及び前記外部コイル電極の下部に設けられ、軸方向の磁束を形成するとともに渦電流の発生を抑制するように、半径方向に形成される複数のスリットを有する補助電極板と、
    前記外部コイル電極と前記補助電極板を電気的に接続するために、前記外部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる第3導電ピンと、
    前記内部コイル電極と前記補助電極板を電気的に接続するために、前記内部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる第4導電ピンと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の真空遮断器の電極。
  4. 前記外部コイル電極及び前記内部コイル電極を支持するように、前記外部コイル電極と前記補助電極板との間、及び前記内部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる複数の支持ピンをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の真空遮断器の電極。
  5. 電気的導電材で形成され、前記内部コイル電極及び前記外部コイル電極の下部に設けられ、軸方向の磁束を形成するとともに渦電流の発生を抑制するように、半径方向に対して斜めに傾斜して形成される複数のスリットを有する補助電極板と、
    前記外部コイル電極と前記補助電極板を電気的に接続するために、前記外部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる第3導電ピンと、
    前記内部コイル電極と前記補助電極板を電気的に接続するために、前記内部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる第4導電ピンと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の真空遮断器の電極。
  6. 前記外部コイル電極及び前記内部コイル電極を支持するように、前記外部コイル電極と前記補助電極板との間、及び前記内部コイル電極と前記補助電極板との間に設けられる複数の支持ピンをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の真空遮断器の電極。
  7. 前記スリットの半径方向に対する傾斜角度は30°〜60°であることを特徴とする請求項に記載の真空遮断器の電極。
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