JPH0444371B2 - - Google Patents

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JPH0444371B2
JPH0444371B2 JP58066810A JP6681083A JPH0444371B2 JP H0444371 B2 JPH0444371 B2 JP H0444371B2 JP 58066810 A JP58066810 A JP 58066810A JP 6681083 A JP6681083 A JP 6681083A JP H0444371 B2 JPH0444371 B2 JP H0444371B2
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JP
Japan
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arc
annular
electrode
contact
fixed
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JP58066810A
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JPS58189925A (ja
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Furanshisu Kurisupu Jooji
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NOOZAN ENG IND PLC
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NOOZAN ENG IND PLC
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Publication date
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Publication of JPH0444371B2 publication Critical patent/JPH0444371B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/04Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H33/18Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/04Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H33/18Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H33/187Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet comprising a hollow annular arc runner and a central contact between which a radially drawn arc rotates

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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明のアーク遮断機に関するものである。
〔従来技術〕
英国特許出願公開第2044538号に開示されてい
るアーク遮断器においては、可動接点の引外しに
より、可動接点と固定接点の間に生じたアーク
が、可動接点と環状アーク電極との間に移行する
(すなわち、固定接点側のアークの根が環状アー
ク電極へ移る)ようにされている。環状アーク電
極には、可動接点と環状アーク電極との間に移行
したアークの電流を流すアーク駆動コイルが設け
られている。可動接点は、そのブレーク(開放)
位置においては、環状アーク電極の中心に位置す
るように構成され、可動接点と環状アーク電極と
の間に移行したアークは駆動コイルからの磁束に
より回転させられて消弧する。
消弧を助けるアークの回転に関連する理論が、
K.Fujiwara等による「SF6ガス中における磁束
により駆動される回転アーク(Rotating Arc
Driven by Magnetic Flux in SF6)」と題する
論文(1973年9月25日〜27日のポーランドのロツ
ズ(Lodz)にて開催の第2回のスイツチング・
アーク材料シンポジウムの論文集、第部
(Post conference materials)、(ポーランド・ロ
ツズ出版:Tech Lodz 1975)、62〜67頁)に論
じられている。
しかし、可動接点と環状アーク電極の間でのア
ークの挙動は、環状アーク電極に対する可動接点
の相対位置によつて非常に大きな影響を受ける。
可動接点の位置が偏心していると、可動接点まで
の距離が短い環状アーク接点の部分にアークが集
中しやすくなるのでアークの運動が不安定とな
り、そのような部分の焼損を招いたり、消弧動作
が非能率となる。
従つて、可動接点をそのブレーク位置において
正確に位置させられることができる構造が必要に
なるが、製造誤差のみならず使用による回動軸の
摩耗などによつても位置ずれが生じるので、さら
に厄介な問題となる。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、可動接点を、そのブレーク位
置においても、正確に位置させる必要のないアー
ク遮断器を提供し、もつて、上記の問題を解決せ
んとするものである。
本発明は、可動接点と固定接点との間に生じた
アークを、可動接点と環状アーク電極との間では
なく、固定設定と環状アーク電極との間に移行さ
せるように、アーク遮断器を構成する。
かくして、本発明によれば、可動接点をそのブ
レーク位置において正確に位置させる必要から解
放されたアーク遮断器が提供される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
図示の開閉器(第1図、第2図)はたとえば金
属製のハウジング10を有する。このハウジング
の内部にはたとえば六フツ化硫黄(SF6)のよう
な絶縁媒体が加圧されて充填される。ブツシング
12が銅製の主導体14をハウジング10から絶
縁し、ハウジング10を主導体14がシールされ
た状態で貫通できるようにする。第2の主導体
(図示せず)が、主導体14から離れた場所にお
いてハウジング10に同様に装着される。それら
2つの主導体はこの開閉器を通じて供給される電
流の1相を通す。
アーク遮断器16がそれら2つの主導体の間に
開くことができる主電流路部分を形成する。主導
体14と遮断器16は共通軸線18を中心として
互いに同軸である。
遮断器16は固定接点20を有する。この固定
接点20は主導体14の内側端部に設けられる。
接点20は黄銅製のスタツド22、接触部材2
6,32を有する。スタツド22は主導体14の
ねじ穴24の中にねじ込まれる。銅製の第1の環
状接触部材26がスタツド22によつて主導体1
4に取り付けられる。主導体14の端部に設けた
穴の中に固定されている止め部材28が接触部材
26の穴の中へ延びて、接触部材26が主導体1
4に対して垂直な直線に対して回転することをほ
ぼ阻止する。銅製の第2の環状接触部材32がス
タツド22に配置される。接触部材26の片側の
一部分が除去されて、可動接点82が接触部材2
6と32の間に位置できる。接触部材26の下側
表面34が、共通軸線18に対して僅かに傾斜し
ている。
接触部材32はコツプ形をしており、鋼製の圧
縮ばね36によりスタツド22に対して保持され
る。そのばね36は接触部材32の中に配置さ
れ、かつ接触部材32のベースとばねコツプ38
の間に保持される。ばねコツプ38は、スタツド
22の自由端部に設けられている横方向の通路4
2の中に挿入されているピン40により、スタツ
ド22の上に保持される。
ばね36は接触部材32に作用して、スタツド
22を中心として接触部材32が回動して(接触
部材26の傾斜面34のためにばね36は回動で
きる)、可動接点82のうち接触部材26と32
の間に位置している部分に接触圧が加えられるよ
うにする。
接触部材26,32は共通軸線18と同軸であ
る。接触部材32の直径は接触部材26の直径よ
り僅かに長い。遮断器16が引外し操作される
と、可動接点82は、接触部材26から離れた後
で接触部材32から離れ、(接触部材26との間
ではなく)接触部材32のアーク発生面44との
間にアークが最初に生ずるようにされる。
たとえばポリテトラフロロエチレン(PTTE)
製の環状のシールド46が、固定接点20の接触
部材26の上方に配置の(たとえば絶縁体製の)
中空円筒スペーサ48とブツシング12の内側端
部との間で、主導体14に設けられる。シールド
46は、遮断器16の動作中に起こるアークの影
響からブツシング12を保護するためのものであ
る。
固定アセンブリ50は、それに溶接されている
3つの支持ラグ52によつて、ハウジング10に
固定された支持部材(図示せず)に固定される。
このアセンブリ50は環状アーク電極と、アーク
駆動コイルと、強磁性体とを有する。
この強磁性体は軟鋼であつて、中空円筒54
と、この円筒54の下端部に外周部が溶接された
環状板56と、円筒54の内部で板56の頂部に
固定された内側の中空円筒58とで構成される。
銅製で中空円筒の形の環状アーク電極60は円筒
54の中に位置し、かつその円筒54の上端部を
こえて延びている。環状アーク電極60の上部の
内面および頂面が共通軸線18と同軸の第2のア
ーク発生面62を形成する。このアーク発生面6
2と固定接点20のアーク発生面44との間に環
状の間隙が形成されるように、アーク発生面62
はアーク発生面44から隔てられ、かつそのアー
ク発生面44に向き合つて位置している。
間に絶縁テープをはさんで22回巻かれた銅テー
プで構成されたアーク駆動コイル64が、環状ア
ーク電極60の中に配置され、強い電磁力に耐え
られるように環状アーク電極60により支持され
る。コイル64の外端部は環状アーク電極60に
接続される。コイル64の内端部は銅製の第1の
L字形接続条66に接続される。この接続条66
の下側のひれに端子ブロツク68がとりつけられ
る。この端子ブロツク68は板56に設けられて
いる穴70を貫通して下方へ延びる。第2の銅製
接続条72の一端が端子ブロツク68に固定され
る。この接続条72の両端は、その接続条72の
面から、互いに逆向きに折り曲げられる。接続条
72の他端部は第3の銅製接続条の一端に電気的
に接触する。接続条72と74の互いに接触して
いる端部は、銅製の円筒形のピボツト・ブロツク
76にボルト止めされる。第3の接続条74は銅
製の他の主導体(図示せず)に接続される。
アーク発生面62を除いて環状アーク電極60
は、アーク駆動コイル64および円筒58の大部
分とともに、絶縁体78の中にほぼ包まれる。絶
縁体78は板56の内側部分の十分下側まで延び
て、固定電極20と板56の間にアークが生ずる
可能性を無くす。
アーク駆動コイル64が励磁されると、その磁
気回路部分を前記強磁性体が形成する。アーク駆
動コイル64を環状アーク電極60の内部に配置
することにより、遮断器を不当に大きくすること
なしに、アーク発生面44と62の間の間隔を最
大にできる。
円筒54から延びている支持部材80にポビツ
ト・ブロツク76がねじ込まれる。このブロツク
76の上端部と一体とスタツド84に可動接点8
2がとりつけられる。この可動接点82は、スタ
ツド84の中心長手の軸線86と同軸のポビツト
軸を中心として、環状アーク電極60から離れた
平面内を、可動接点82が固定接点20に接触す
るメーク(接触)位置と(第1図、第2図に実線
で示されている)、可動接点82が固定接点20
から切り離されるブレーク(分離)位置(第2図
に1点鎖線で示されている)との間を動くことが
できる。軸線86は共通軸線18に平行であり、
可動接点82は軸線86に垂直である。したがつ
て、共通軸線18の方向に測つた遮断器16の長
さは短いものである。
可動接点82は第2図から明らかなようにほぼ
弧状の銅製のバーであり、メーク位置で固定設点
20を接触する端部90を有する。この端部90
は、第2図に1点鎖線で示されているブレーク位
置において、環状アーク電極60に最も近い可動
接点82の部分となる。端部90は同様にブレー
ク位置において固定接点20に最も近い可動接点
82の部分となる。ブレーク位置における固定接
点20と可動接点82の間の最短距離は、固定接
点20(オーク発生面44)と環状アーク電極6
0(アーク発生面62)の相互間の距離よりも長
い。可動接点82の端部90は、これを僅かにテ
ーパー状として、固定接点20へスムースに接触
できるようにする。
RTFEを被覆されているスラスト軸受ワツシヤ
94と、スタツド84のねじ溝つきの自由端部に
ねじ合わされているナツト96で保持されている
ワツシヤとの間に、圧縮ばね92が保持され、そ
の圧縮ばね92によつて可動接点82はスタツド
84に弾力的に保持される。
可動接点82に設けられている穴の中に連結ピ
ン98が挿入される。この連結ピン98は、可動
接点82を両側面に位置されている一対の絶縁リ
ンク100の各リンクの一端部に設けられた穴も
通る。ピン98はばねクリツプ102によつて所
定位置に保持される。リンク100の他端部は軟
鋼製のレバー104に同様に枢着される。レバー
104は回転できる連接棒106に固定されてそ
の連接棒106とともに回転させられる。連接棒
106はそれに固定される別のレバー(図示せ
ず)により回転させることができる。
次に、第1図に示す遮断器の動作を説明する。
処断器16は可動接点82がメーク位置にある
状態で示されている。この遮断器16の主電流路
は、主導体14と、固定接点20(接触部材26
と32とは可動接点82により強制的に僅かに離
されている)と、可動接点82と、ピボツト・ブ
ロツク76と、第3の接続条74と、他の主導体
(図示せず)とを通る電流路で構成されている。
操作機構を動作させると連接棒106とレバー
104が回される。そうすると、レバー104は
リンク100を1点鎖線108で示す位置までひ
つぱり、そのために可動接点82が、環状アーク
電極から離れた平面内で軸線86を中心として、
1点鎖線88で示す位置まで回転させられる。
この動きによつて、可動接点82はまず固定接
点20の接触部材26から切り離され、次に固定
接点20の接触部材32から切り離される。可動
接点82が接触部材32から離れると、可動接点
82と固定接点20の接触部材32との間にアー
ク生ずる。そうすると、電磁力がそのマークに作
用して、可動接点82上のアークの根を可動接点
82の端部まで動かす。
可動接点82が固定接点20から更に引き離さ
れると、長くなつたアークが電磁力の作用よつて
下側にわん曲する。可動接点82の端部が環状ア
ーク電極60の上を通ると、アークはその環状ア
ーク電極60へ移る。このアークの移動はアーク
の下側へのわん曲により助けられる。アークが移
動する遷移状態中は、アークは、アーク発生面4
4と環状アーク電極60の間と、環状アーク電極
60と可動接点82の端部90の間との双方に延
びる。しかし、環状アーク電極60と可動接点8
2の間に延びているアークはまもなく消える。可
動接点82の端部90はブレーク位置では可動接
点82のうち環状アーク電極60に最も近い部分
であるから、可動接点82の長さ方向に沿う他の
部分と環状アーク電極60との間にはアークが生
ずることは通常あり得ない。
このようにして、主電流路は主導体14と、固
定接点20と、アーク発生面44と62との間のア
ークと、環状アーク電極60と、アーク駆動コイ
ル64と、第1の接続条66と、端子ブロツク6
8と、第2の接続条72と、第3の接続条74
と、他の主導体(図示せず)とを通るアーク電流
路へ切り換えられる。そうすると、アーク駆動コ
イル64が励磁されて磁束を生ずる。この磁束と
アークが相互作用して、アークは、回転車輪のス
ポークのようにアーク発生面44,62の周囲を
駆動される。アーク駆動コイル64により発生さ
れた磁界は、その磁気回路部分を構成する比較的
多量の強磁性体により強められる。
アークがSF6ガスの中を動くことによりアーク
からと、アークの附近のイオン化されたガスから
のエネルギー消費が助長されて、電流の零点にお
いてアークを消すための諸条件が最適化される。
それらの条件は環状アーク電極60によつてさら
に最適にされる。環状アーク電極60はアーク駆
動コイル64に磁気結合され、かつ適当な導電性
を有するので、磁束とアーク電流の位相がずらさ
れ、このために、アークは電流の零点の附近にお
いても依然として大きな駆動力を受けるからであ
る。
適切な電流の零点においてアークは消える。
接続棒106を前とは逆に操作して、レバー1
04と、リンク100および可動接点82を第2
図に実線で示す位置へ戻すことにより遮断器16
は閉じられる。
第1図および第2図を参照して説明した開閉器
の正常定格は15.5KV、0.28KVであつて、故障条
件定格は6KAである。この開閉器は自動再投入
型開閉器である。再投入型開閉器においては、供
給電流の各相に遮断器16が設けられ、各遮断器
16の連接棒106にとりつけられているレバー
(図示せず)は、処断器16の数が1つ以上の場
合には、共通の動作リンク(図示せず)に連結さ
れる。しかして、本発明の遮断器を有する開閉器
のその他の用途も考えられる。たとえばリング主
開閉器として利用できる。遮断器16の軸線は鉛
直でなくてもよい。この開閉器のハウジングは絶
縁材料、たとえばエポキシ樹脂で成型してもよ
い。
他の用途、たとえばリング主開閉器(その正常
定格は15.5KA、0.63KVで、故障定格は12KAで
ある)のためには、開閉器の定格を変えることが
できる。この開閉器の定格の変更は、行うべき変
更に応じていくつかの方法を単独で、または組み
合わせて用いて行うことができる。たとえば、遮
断器の接触圧を変えたり、遮断器の部品の寸法を
変えたり、遮断器の可動接点を少なくとも2つの
接触部材で作ることにより、接触面の数を増して
定格を高くすることができる。
あるいは、電流相の主導体の間に直列接続され
て、互いに同時に動作できる2つまたはそれ以上
の遮断器を用いることにより開閉器の定格を高く
することができる。そのような用途の1つにおい
ては、第1の遮断器のアーク駆動コイルが第2の
遮断器の固定接点に接続される(図示は省略)。
それらの遮断器の構造は、第1図、第2図を参照
して説明した遮断器の構造とほぼ同じである。
このような別の用途においては、第1の遮断器
のアーク駆動コイルが第2の処断器のアーク駆動
コイルへ接続され、各遮断器の固定接点が2つの
主導体のそれぞれ一方に接続される(図示は省
略)。それらの遮断器の構造も第1図、第2図は
参照して説明した遮断器の構造に類似する。この
構成においては、遮断器の固定接点の中間に配置
されている1本のピボツト軸を中心として動くこ
とができる1つのS形部材により、遮断器の可動
接点を構成できる。
次に、第3図を参照して、定格を高くした他の
実施例について説明する。
この開閉器は、絶縁媒体たとえばSF6ガスで充
填される容器を形成する金属製ハウジング(図示
せず)を有する。ブツシング112,113が2
つの主導体114,115をハウジングからそれ
ぞれ絶縁し、かつそれらの主導体114,115
をシールしてハウジングを貫通できるようにす
る。主導体114,115はこの開閉器を通じて
供給される電流の1相を伝える。
アーク遮断機116が主導体114,115の
間に開くことができる主電流路を形成する。主導
体114,115と遮断器116は共通軸線11
8上で互いに同軸である。
遮断器116は相互に対向した固定接点12
0,121を有する。固定接点120,121は
スタツド122,123をそれぞれ有する。それ
らのスタツド122,123は第1の銅製の接触
部材126,127にそれぞれねじ込まれる。接
触部材126,127はそれぞれの主導体11
4,115の端部に互いに固定される2つの部分
で構成される。固定接点120,121の端面は
共通軸線118に垂直な直線に対して僅かに傾斜
させられる。共通軸線118と同軸の第1のアー
ク発生面144,145をそれぞれ有する第2の
銅製の接触部材132,133がスタツド12
2,123の上に配置される。接触部材132,
133は接触部材32(第1図、第2図)とほぼ
同じである。
主導体114,115にシールド46(第1
図、第2図)に類似する保護シールド132,1
33がそれぞれ施される。
ハウジングに固定される絶縁性支持部材151
に固定アセンブリ150が固定される。このアセ
ンブリ150は共通軸線118と同軸である。ア
センブリ150は2つの環状アーク電極と、2つ
のアーク駆動コイルと、強磁性体とを有する。
強磁性体は軟鋼であつて、外側中空円筒154
と内側中空円胴158より成る。それらの円筒1
54,158は共通軸線118と同軸である。胴
製の中空円筒状の環状アーク電極160,161
が円筒154の内部に、その円筒154のそれぞ
れの端部をこえて延びるようにして位置させられ
る。環状アーク電極160,161の内面および
突き出している端部の頂面162,163は共通
軸線118と同軸のアーク発生面を形成する。ア
ーク発生面144と162の間とアーク発生面1
45と163の間とに環状の間隙がそれぞれ形成
されるように、アーク発生面162,163は、
固定接点132,133のそれぞれのアーク発生
面144,145から隔てられ、アーク発生面1
62,163はアーク発生面144,145にほ
ぼ向き合うようにして配置される。
アーク駆動コイル64(第1,2図)に類似す
るアーク駆動コイル164,165が環状アーク
電極160,161の中にそれぞれ配置され、か
つそれらのアーク駆動コイル164,165の外
端部が環状アーク電極160,161にそれぞれ
接続される。それらのアーク駆動コイル164,
165の内端部は銅製の接続条166により互い
に接続される。
アーク発生面162,163を除き、環状アー
ク電極160,161は、アーク駆動コイル16
4,165および円筒158とともに絶縁体17
8でほぼ覆われる。この絶縁体178は遮断器1
16と中央部179を横切つて延び、そのスペー
ス内にアークが生ずることを阻止する物理的な絶
縁障壁を形成する。
この遮断器が閉じた状態にある時は、固定接点
120,121は、互いに接続されて同時に動く
可動接点182,183により、互いに接続され
る。この実施例においては、可動接点182,1
83はピボツト軸176の両端に収着され、軸線
186を中心としてそれぞれ平面内で、固定接点
120,121に可動接点182,183が接触
するメーク位置と、固定接点120,121から
可動接点182,183が切り離されるブレーク
位置との間を可動接点182,183が動く。可
動接点182,183は、それらにボルト止めさ
れている銅製の接続条172により互いに接続さ
れる。軸線186は共通軸線118に平行で、可
動接点182,183は軸線186に垂直であ
る。したがつて、共通軸線118に平行な方向の
遮断器116の長さは最も短く保たれる。
可動接点182,183の形は可動接点82
(第1図、第2図)の形に類似し、固定接点20、
可動接点82と同様に、固定接点120と可動接
点182の間、固定接点121と可動接点183
の間のそれぞれにおける最小間隔は、ブレーク位
置では、アーク発生面144と162の間、14
5と163の間のそれぞれと間隙より広い。
円筒154から延びている2つの支持部材によ
り形成された軸受の中にピボツト軸176が支持
される。
ピボツト軸176には2つ中央レバー200が
固定され、それらのレバー200の間に絶縁材料
製のリンク204が、ばねクリツプ202によつ
てそれぞれ相対的に保持されているリンクピン1
98によつて、枢着される。リンク204が動く
とピボツト軸176が回転させられる。
次に、遮断器116の動作を説明する。この遮
断器の主電流路は主導体114と、固定接点12
0と、可動接点182と、接続条172と、可動
接点183と、固定接点121と、主導体115
とを通る電流路で構成される。
操作機構を作動させるとリンク204が引か
れ、ピボツト軸176が回転させられる。そうす
ると可動接点182,183がそれぞれの平面内
で軸線186の中心として同時に回動させられ
る。
第1図、第2図を参照して説明したアーク発生
面44と62の間のアークの発生およびその後の
消滅と同様にして、アーク発生面144と162
の間およびアーク発生面145と163間にアー
クが生じ、その後に消滅する。
リンク204を前とは逆に操作することにより
遮断器116は閉じられる。
この遮断器の正常な定格電圧な36KVである。
遮断機の定格が比較的高い場合には、接点のう
ちアークの根が生ずる部分にたとえばエルコナイ
ト(Elkonite、商品名)のような耐アーク材を使
用できる。
先に説明したように、第1図、第2図を参照し
て説明した種類の遮断器を2つまたはそれ以上用
いることにより、または第3図を参照して説明し
た遮断機を1つ(できれば1つ以上)用いること
により、開閉器の定格を高くできる。しかし、あ
る特定の定格を有する遮断器において、第1図、
第2図を参照して説明した1つの遮断器の代わり
に、定格を何ら変更することなしに、第3図に示
すような遮断器の2つまたはそれ以上を用いるこ
とができる。その場合には、第3図に示すような
種類の1つ、2つまたはそれ以上の遮断器は、置
き換えられる1つの遮断器より小型である。した
がつて、開閉器内での相間隔は狭くできる。
別の変更例ではアーク駆動コイルを環状アーク
電極の半径方向外側に配置させることができる。
共通軸線と、可動接点のピボツト軸の軸線は前
記実施例では平行であるが、必ずしも平行でなく
ともよい。しかし、そのピボツト軸は共通軸に対
して直角にすることはできない。
【図面の簡単な説明】
第1図はアーク遮断器を含む第2図に示す開閉
器の−線に沿う垂直断面図、第2図は第1図
の−線に沿う水平断面図、第3図は開閉器の
別の実施例の第1図に類似の断面図である。 20,120,121……固定接点、44,1
44,145,62,162,163……アーク
発生面、60,160,161……環状アーク電
極、64,164,165……アーク駆動コイ
ル、82,182,183……可動接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状アーク電極60およびアーク駆動コイル
    64に対してそれらの共通軸線18に同軸配置さ
    れた固定接点20を備え、この固定設点20には
    アーク発生面44が含まれ、このアーク発生面4
    4は、前記環状アーク電極60のアーク発生面6
    2に関してそれから環状の間隙により離間してい
    てそれと共働するものであり、 前記環状アーク電極60およびアーク駆動コイ
    ル64から半径外方に離れた位置において前記共
    通軸線18に平行に延びる軸線86を中心として
    回動動作ができるよう、一端が枢着されている、
    細長い可動接点82を備え、細長いこの可動接点
    82は前記アーク駆動コイル64を介して前記環
    状アーク電極60に電気的に接続され、前記可動
    接点82は、そのメーク位置において、その他端
    90が前記固定接点20に係合し、そして、消弧
    動作中には前記可動接点82の前記他端90が前
    記共通軸線18に垂直であつて前記環状アーク電
    極60から離れた平面に沿つてブレーク位置へと
    移動する際に前記環状アーク電極60を通り過ぎ
    たことによつて、前記固定接点20と前記環状ア
    ーク電極60との間に既に移つているアークが、
    前記固定接点20と前記可動接点82との間に戻
    らないようにするために、前記可動接点82は、
    そのブレーク位置において、前記環状アーク電極
    60から半径外方に十分に離れており、 前記可動接点82にブレーク位置とメーク位置
    の間の前記回動動作を行わせるためのリンク機構
    100,104を備えている、 アーク遮断器。 2 相互に対向して共通軸線18に同軸配置の2
    つの固定電極120,121を備え、それぞれの
    固定電極は、対応の環状アーク電極160,16
    1およびアーク駆動コイル164,165ととも
    に前記共通軸線18に同軸配置され、かつ、アー
    ク発生面144,145を含み、それぞれの固定
    電極のアーク発生面144,145は、対応の前
    記環状アーク電極160,161のアーク発生面
    162,163に関してそれから環状の間隙によ
    り離間していてそれと共働するものであり、 前記環状アーク電極160,161を挟むよう
    にしてそれらの軸線方向における外方に配置され
    た2つの細長い可動接点182,183を備え、
    それらの細長い可動接点182,183は、前記
    環状アーク電極160,161およびアーク駆動
    コイル164,165から半径外方に離れた位置
    において前記共通軸線18に平行に延びる軸線8
    6を中心として連動した回動動作ができるよう、
    それらの一端が枢着されており、細長いこれらの
    可動接点182,183は、相互に電気的に接続
    され、かつ、前記アーク駆動コイル164,16
    5をそれぞれ介して前記環状アーク電極60に電
    気的にそれぞれ接続され、前記可動接点182,
    183は、それらのメーク位置において、それら
    の他端が前記固定接点120,121にそれぞれ
    係合し、そして、消弧動作中には前記可動接点1
    82,183の前記他端が前記共通軸線18に垂
    直であつて前記環状アーク電極160,161か
    ら離れた平面に沿つてブレーク位置へと移動する
    際に前記環状アーク電極160,161を通り過
    ぎたことによつて、前記固定接点120,121
    と前記環状アーク電極160,161との間に既
    に移つているアークが、前記固定接点120,1
    21と前記可動接点182,183との間に戻ら
    ないようにするために、前記可動接点182,1
    83は、それらのブレーク位置において、前記環
    状アーク電極160,161から半径外方に十分
    に離れており、 前記可動接点182,183にブレーク位置と
    メーク位置の間の連動した前記回動動作を行わせ
    るためのリンク機構200,204を備えてい
    る、 アーク遮断器。
JP58066810A 1982-04-17 1983-04-15 ア−ク遮断器 Granted JPS58189925A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8211203 1982-04-17
GB8211203 1982-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189925A JPS58189925A (ja) 1983-11-05
JPH0444371B2 true JPH0444371B2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=10529761

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58066810A Granted JPS58189925A (ja) 1982-04-17 1983-04-15 ア−ク遮断器

Country Status (6)

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US (1) US4503302A (ja)
JP (1) JPS58189925A (ja)
AU (1) AU552058B2 (ja)
BR (1) BR8301881A (ja)
IT (1) IT1160775B (ja)
ZA (1) ZA832107B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
AU552058B2 (en) 1986-05-22
US4503302A (en) 1985-03-05
JPS58189925A (ja) 1983-11-05
AU1278683A (en) 1983-10-20
IT8320601A0 (it) 1983-04-14
ZA832107B (en) 1983-12-28
BR8301881A (pt) 1983-12-20
IT1160775B (it) 1987-03-11

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