JP5247114B2 - 包装器材 - Google Patents

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Description

本発明は、塗料,シーリング材,接着剤等の建築工事や内外装工事に供される材料あるいは食品材料等、液体状,粘性体状,粉体状または粒体状の各種流体材料を充填する柔軟な軟質袋状容器と、これを支持する支持枠と、これらを収納する外箱との組み合わせからなる包装器材に関する。
従来より、上記流体材料を充填する直方体状の金属板製18リットル缶(いわゆる一斗缶)や硬質合成樹脂製の容器等に代わる包装器材として、合成樹脂製で柔軟な軟質袋状容器とこれを支持する段ボール等製で筒状の支持枠とこれらを収納する直方体状の段ボール等製の外箱との組み合わせからなる、本出願人の発明または考案に係るものが知られている(特許文献1〜4)。
実用新案登録第3084128号公報 特開2002-166969号公報 特開2002-249169号公報 特開2006-76579号公報
この包装器材は、リサイクルや焼却処分に適しているというメリットがあるものの、さらに開封および内容物の取出しを容易にして使いやすいものにする必要があった。
たとえば、上記特許文献1の包装容器の外箱は、上面に左右蓋板(内蓋)と前後蓋板(外蓋)とを備え、その開封の際には、上記外蓋を開き、軟質袋状容器の注出口体を上記内蓋に形成された凹処に噛合させることにより、外箱に収納したままの状態で、軟質袋状容器の内容物を注ぎ出すことができるようにしたものである。
しかし、これは、一旦外蓋を開く手間がかかること、外蓋を起立させた状態での流体材料の注ぎ出しの作業は、その外蓋が邪魔になって行いづらい場合があること、また、外箱内に軟質袋状容器の注出口体が沈み込んでいる場合には一旦内蓋を開き注出口体を引き上げなければならないこと、などの問題を改善する必要があった。
また、上記特許文献2および3の包装容器の場合も、流体材料を取り出すには、軟質袋状容器を一旦外箱から取り出すか、4枚の蓋を開いた状態で行わざるを得ない。
上記特許文献4の包装容器は、外箱の上蓋の注出口体取り出し部を一旦切り開くとともに小蓋を切り離して注出口体係合孔を開口させ、注出口体を引き出してその注出口体係合孔に係合させることで、流体材料を取り出すので、手間がかかる。
一方、コストを抑えつつ大量生産できるよう、構造を簡略化してより安価なものとする必要があった。
そこで、本発明は、従来よりも使いやすく、構造を簡略化した安価な包装器材を提供することを課題とする。
請求項1記載の本発明包装器材は、[i]主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器A,A’と、[ii]この軟質袋状容器A,A’を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器A,A’の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠Bと、[iii]軟質袋状容器A,A’の上記注出筒3の主筒4の外径よりも大きくまたツバ7の外径よりも小さい径の係合孔25を開設した所要の長さおよび幅の注出筒支持板Dと、[iv]上蓋に、上記軟質袋状容器A,A’の注出筒3を取り出すための挿通孔20’,22’を開設した外箱Cとからなる。
請求項2記載の本発明は、上記注出筒支持板Dの挿通孔20’,22’が、上記注出筒3のツバ7の外径よりも大きい径であること、および、その挿通孔20’,22’に連続させて、上記ツバ7の外径より狭くかつ上記注出筒3の主筒4の外径より広い幅の係止溝20”,22”が形成されている請求項1記載の包装器材である。
請求項3記載の本発明は、上記支持枠Bが上記軟質袋状容器A,A’の外周面に接着されている請求項1または2記載の包装器材である。
請求項4記載の本発明は、上記外箱Cが、4枚の側板12〜15と、2枚の内底板16,17と、2枚の外底板18,19と、2枚の内蓋板20,21と、2枚の外蓋板22,23とからなる直方体状のものであること、および、上記支持枠Bに嵌合させた状態で収容した上記軟質袋状容器A,A’の注出筒3を、該注出筒3に取り付けた注出筒支持板Dにより、該外箱C内に落ち込まないよう支持してなる請求項1,2または3記載の包装器材である。
請求項5記載の本発明は、上記注出筒支持板Dを上記支持枠Bの上縁に乗載して、注出筒3を支持した請求項4記載の包装器材である。
請求項6記載の本発明は、上記注出筒支持板Dの一側を、内蓋板21の上面に乗載して、上記注出筒3を支持した請求項4記載の包装器材である。
請求項7記載の本発明は、上記注出筒支持板Dが、上記係合孔25を開設した主板D1に、支持枠Bと外箱Cの側壁15との間に差し込み可能な差し込み板D2を連設してなる請求項1,2,3,4,5または6記載の包装器材である。
請求項8記載の本発明は、上記係合孔25を開設した注出筒支持板Dの主板D1が、外箱Cの挿通孔20’,22’と係止溝20”,22”とを塞ぐ長さと幅とを有する請求項2,3,4,5,6または7記載の包装器材である。
請求項9記載の本発明は、上記注出筒支持板Dが、開閉可能な扉板26,27を、上記係合孔25に連続させて形成している請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の包装器材である。
請求項10記載の本発明は、上記支持枠Bが、上縁側の所要幅の円環部B’を残して縦に入れた複数の切込み線B”を有し、から切り開き、その切込み線B”間の折り線で折り返して支持柱B1を形成できるようにしてなる請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9記載の包装器材である。
請求項11記載の本発明包装器材は、[i]主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器A,A’と、[ii]この軟質袋状容器A,A’を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器A,A’の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠Bと、[iii]対向する側板41,43の上縁にそれぞれ外蓋板46,47が連設され、
対向する他の側板40,42の上縁にそれぞれ内蓋板44,45が連設され、
その内蓋板44,45が、上記側板40,42に連設された主板44a,45aとその主板44a,45aの遊端側辺縁に折り線44b,45bを介して連設された折り畳み板44c,45cからなり、
上記主板44a,45aにはそれぞれ、上記外蓋板46に重合することとなる位置に、上記折り線44b,45bに連続させて、軟質袋状容器Aの注出筒3の上記ツバ7よりやや大径の半円形をなす挿通孔48a,48bが形成され、
上記折り畳み板44c,45cにはそれぞれ、上記折り線44b,45bで折り畳んだときに上記挿通孔48a,48bに一致するように、上記折り線44b,45bおよび上記挿通孔48a,48bに連続させて、上記ツバ7よりも小径でかつ主筒4よりも大径の半円形の嵌合孔49a,49bが形成され、
上記外蓋46の、閉蓋時に上記中蓋板44,45の挿通孔48a,48b、および、嵌合孔49a,49bに対応することとなる位置に、上記主筒4のツバ7が取り出せる大きさに開口した取出孔50が開設された外箱C’、とからなる。
請求項12記載の本発明包装器材は、[i]主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器A,A’と、[ii]この軟質袋状容器A,A’を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器A,A’の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠Bと、[iii]対向する側板41,43の上縁にそれぞれ外蓋板46,47が連設され、
対向する他の側板40,42の上縁にそれぞれ内蓋板44,45が連設され、
その内蓋板44,45が、上記側板40,42に連設された主板44a,45aとその主板44a,45aの遊端側辺縁に折り線44b,45bを介して連設された折り畳み板44c,45cからなり、
上記主板44a,45aにはそれぞれ、上記外蓋板46に重合することとなる位置に、上記折り線44b,45bに連続させて、軟質袋状容器Aの注出筒3の上記ツバ7よりも小径でかつ主筒4よりも大径の半円形の嵌合孔を形成し、 上記折り畳み板44c,45cにはそれぞれ、上記折り線44b,45bおよび上記嵌合孔に連続させて、上記ツバ7よりやや大径の半円形をなす挿通孔を形成し、
上記外蓋46の中央の、閉蓋時に上記中蓋板44,45の挿通孔、および、嵌合孔に対応することとなる位置に、上記主筒4のツバ7が取り出せる大きさに開口した取出孔50が開設された外箱C’、とからなる。
請求項1記載の本発明は、重合した軟質袋状容器A,A’が、軟質合成樹脂製のシートを溶着した袋状で、主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた簡単な構成であるから、安価に製作でき、大量生産に適する。また、支持枠Bにより、上記軟質袋状容器A,A’を安定して保持することができる。さらに、上記軟質袋状容器A,A’の主筒を外箱の挿通孔20’,22’から引き出すだけで、簡単に流体材料を注ぎ出すことができるので、使いやすい。
請求項2記載の本発明によれば、挿通孔20’,22’から引き出した注出筒3のツバ7を、外箱Cの係止溝20”,22”に係止して流体材料を注ぎ出す作業を容易に行うことができる。
請求項3記載の本発明によれば、上記支持枠Bが軟質袋状容器A,A’に接着されているので、軟質袋状容器A,A’への支持枠Bの取付け作業が不要である。
請求項4記載の本発明によれば、上記注出筒支持板Dにより、軟質袋状容器A,A’の注出筒3が落ち込まないよう支持することができる。
請求項5記載の本発明によれば、上記注出筒支持板Dを、支持枠体Bにより安定して支持することができる。
請求項6記載の本発明によれば、上記注出筒支持板Dを、内蓋板21により、より安定して支持することができる。
請求項7記載の本発明によれば、上記注出筒支持板Dの差し込み板D2を支持枠Bと外箱Cの側壁15との間に差し込むことにより、該注出筒支持板Dを、安定させることができる。
請求項8記載の本発明は、外箱Cの挿通孔20’,22’と係止溝20”,22”とを、注出筒支持板Dの主板D1により塞ぐことができるので、収納した軟質袋状容器A,A’を完全に被覆し保護できる。
請求項9記載の本発明は、注出筒支持板Dの係合孔25に軟質袋状容器A,A’の注出筒3を係合させるときに、これを扉板26,27を開いて取り付けることができる。
請求項10記載の本発明は、上記支持枠Bに支持柱を形成することにより、該包装器材の強度を高めることができる。
請求項11記載の本発明は、内蓋板44,45の折り畳み板44c,45cを主板44a,45aの下面側に折り畳むことによって、注出筒支持板Dを使用することなく、該内蓋板44,45により軟質袋状容器A,A’の注出筒3を支持することができる。
請求項12記載の本発明は、内蓋板44,45の折り畳み板44c,45cを主板44a,45aの上面側に折り畳むことによって、注出筒支持板Dを使用することなく、該内蓋板44,45により軟質袋状容器A,A’の注出筒3を支持することができる。
[i]軟質合成樹脂製のシートを溶着した袋状をなし、主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器A,A’と、[ii]この軟質袋状容器A,A’を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器A,A’の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠Bと、[iii]軟質袋状容器A,A’の上記注出筒3の主筒4の外径よりも大きくまたツバ7の外径よりも小さい径の係合孔25を開設した所要の長さおよび幅の注出筒支持板Dと、[iv]上蓋に、上記軟質袋状容器A,A’の注出筒3を取り出すための挿通孔20’,22’を開設した外箱Cとからなる包装器材。
[i]主筒4の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器A,A’と、[ii]この軟質袋状容器A,A’を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器A,A’の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠Bと、[iii]対向する側板41,43の上縁にそれぞれ外蓋板46,47が連設され、対向する側板40,42の上縁にそれぞれ内蓋板44,45が連設され、その内蓋板44,45が、上記側板40,42に連設された主板44a,45aとその主板44a,45aの遊端側辺縁に折り線44b,45bを介して連設された折り畳み板44c,45cからなり、上記主板44a,45aの上記折り線44b,45bの縁部の上記外蓋板46に重合することとなる位置には、それぞれ軟質袋状容器Aの注出筒3の上記ツバ7よりやや大径の半円形をなす挿通孔48a,48bが形成され、上記折り畳み板44c,45cの折り線44b,45bの縁部に、該折り線44b,45bで折り畳んだときに上記挿通孔48a,48bに一致するように、上記挿通孔48a,48bに連続させて、上記ツバ7よりも小径の半円形でかつ主筒4よりも大径の嵌合孔49a,49bが形成され、上記外蓋46の中央の、閉蓋時に上記中蓋44,45の挿通孔48a,48b、および嵌合孔49a,49bに対応することとなる位置に、上記主筒4のツバ7が取り出せる大きさに開口した取出孔50が開設された外箱C’、とからなる包装器材。
本実施例の包装器材を図1〜15を用いて説明する。
本実施例の包装器材は、軟質袋状容器A,A’と、支持枠Bと、外箱Cと、注出筒支持板Dとを組み合わせてなる。
軟質袋状容器Aは、互いに重合した縦長方形の2枚の軟質合成樹脂製シートの周縁を溶着してなる袋状体で、その左右肩部を斜めに溶着しその角部を把持部1,2とし、底部左右を、角部を切り落とした斜切状態にし溶着してある。3はこの軟質袋状容器Aの表面上部中央に取り付けられた硬質合成樹脂製の注出筒である。
この注出筒3は、円筒状の主筒4の上端開口の外周縁に、上面を斜面5としたキャップ係合用突縁6を形成し、また、上記キャップ係合用突縁6の下方外周側面に、指を掛けるのに十分な幅の環状のツバ7を形成している。
8は、注出筒3とともに注出筒体をなし、その注出筒3の上記係合用突縁6に下面周縁の係合爪9を係合させて該注出筒3の上端開口を封止するキャップである。これは、従来より石油缶等のキャップとして用いられているもので、開口を封止する場合には注出筒3の上方から押圧することでワンタッチで装着でき、また、該軟質袋状容器Aを開封する場合には、上記ツバ7に指を掛けて上面中央を下方に押圧することで下面周縁の上記係合爪9を外方に変位させ、簡易に取り外すことができる。
この軟質袋状容器Aは、左右底部を斜設状態にし、また、左右肩部を斜めに溶着しているので、流体材料を充填したときには全体がほぼ円筒状をなし、左右肩部および左右底部の角部が外方に突出しないようになっている。
また、上記注出筒3は係合用突縁6を形成して、その開口を封止するキャップ8をワンタッチで取り付けられるようにしたものであるが、注出筒の外周側面とキャップの内周面とにネジ溝を形成し、キャップの螺合により主筒4の開口を封止することとしてもよい。
なお、底部左右は斜切状態とせず、角部を残したまま左右肩部と同様斜めに溶着することとしてもよい。
この軟質袋状容器Aは、袋状体を形成する軟質合成樹脂製シートと注出筒3とのみによって安価に簡易に製作でき、後記の支持枠Bを取り付けることで、胴膨れすることなく自立状態に保持させることができるものである。
図15に示した他の形態の軟質袋状容器A’は、硬質合成樹脂で円形の天板10aと、この外周の水平外方に突出する突出部10bを備えた円環枠10を一体形成し、その天板10aの外周に2枚の軟質合成樹脂シートを重合して周縁を溶着してなる袋状体10cを溶着したものである。
上記天板10aに取り付けた注出筒3は、上記軟質袋状容器Aの注出筒3と同構造であるが、その基端は、天板10aの上下に出没自在にした蛇腹10dの先端に取り付けられている。
なお、この注出筒3に代え、キャップを螺合するためのネジ溝を外周側面に形成したものを採用することも可能である。
この軟質袋状容器A’は、円環枠10の突出部10bを後記の支持枠Bの上面開口縁に乗載することで、安定的に自立させることができるようになっている。
なお、上記円環枠10の天板10aの部分は、軟質の合成樹脂により成形することも可能である。
上記軟質袋状容器A,A’に代えて、注出筒を備えた各種の材質および形状の容器を使用することもできる。
たとえば、円筒袋状体を、底面、上面、および側壁を構成する3枚の軟質合成樹脂シートの接合部分を溶着して形成したもの、あるいは、直方体の袋状体を、上下、左右、前後の6面の軟質合成樹脂シートにより形成したものを使用できる。
支持枠Bは、上記軟質袋状容器AまたはA’の外周面に、その周方向に線状に貼着した両面テープ11により、該軟質袋状容器A,A’を囲繞する状態に、すなわちその内部に上記軟質袋状容器A,A’を嵌合させた状態に接着して取付けられた段ボール板または厚紙板製の筒状のものである。この支持枠Bの高さは、流体材料を充填した上記軟質袋状容器Aの高さとほぼ同じである。
これは、横長の段ボール板または厚紙板に縦に多数の折目線を入れ、適宜折曲して筒状に形成される。
この、支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器A,A’は、流体材料を充填していない状態では、2つ折りされ(図12)、薄くコンパクトな状態で輸送・保管等に際し嵩張らないものであるが、該軟質袋状容器Aに流体材料を充填した際には、その軟質袋状容器Aが膨らむのにあわせて円筒状となり、軟質袋状容器Aが自立状態を保つように支持する働きをする。
また、比重の重い流体材料を収納した場合に、軟質袋状容器Aが過度に胴膨れするのを押さえる働きをもする。
この支持枠Bは、段ボール板の長手方向両端の重ね合わせ部分を、両面テープまたは接着剤による接着により製作してもよいし、あるいは、その重ね合わせた両端にそれぞれ入れた所要の形状の切込みを互いに係合させて筒状を保持させるようにしてもよい。
なお、両面テープ11は、軟質袋状容器Aの外周面に線状にして1本又は複数本貼着することとしてもよいし、複数箇所に適宜点状に貼着してもよい。また、軟質袋状容器Aと支持枠Bとは、両面テープ11でなく、接着剤で貼着することとしてもよい。
あるいは、接着することなく、軟質袋状容器Aを支持枠B内に嵌合させておくだけとしてもよい。
11’は、所要位置に切り込みを入れて開設された手掛け孔である。
また、この支持枠Bには、水平方向にハーフカット線等の切込み線を入れ、この線に沿って容易に切断ができるようにすることができる。これにより、軟質袋状容器A内の流体材料を一部使用した際には、その残量に応じて支持枠Bの高さを低くすることで、軟質袋状容器Aを安定して起立状態に保持できる。
上記支持枠Bの軟質袋状容器Aへの取付けは、流体材料の充填作業の際に行ってもよいが、上記支持枠Bを、上記軟質袋状容器Aに予め取り付けておき、その出荷時には、折り畳んだ状態としておくことで、輸送の際に嵩張らず、また、充填の作業は、支持枠Bの取付けを別作業で行う必要がないので手軽に行える。
支持枠Bは、図13に示すように、上縁側の所要幅の円環部B’を残して下方から縦に入れた複数の切込み線B”から切り開き、その切込み線B”間の折り線で折り返してたとえば三角柱状などの柱状の支持柱B1を形成することで、縦荷重に強いものとすることができる。このように縦荷重に強いものとしておくことは、この支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器Aを収納した後記の外箱Cを多段に積む場合などに好適である。
なお、特に図示しないが、上記支持柱B1は上縁に残る円環部B’から切り離して、軟質袋状容器Aの外周面に接着するようにしてもよい。あるいは、外箱Cの内面に接着して補強材としてもよい。また、支持枠Bから切り離して用意するほか、別途段ボールまたは厚紙により柱状に形成したものとしてもよい。
そのような支持柱を外箱Cの隅角部に配置し、必要に応じ外箱に対して接着することで外箱C自体の補強もできる。
そのほか、軟質袋状容器Aに取り付けた上記支持枠B(あるいは少なくとも円環部B’)を外箱Cに接着固定すれば、軟質袋状容器Aの回転を抑えることができる。
たとえば、角形の軟質袋状容器(図示していない。)の場合は、その角部が後記の外箱Cの側壁12〜15に接するよう配置し、これに取り付けた支持枠B(あるいは円環部B’)を外箱Cに固定することで、軟質袋状容器および支持枠Bは外箱Cの隅角部のスペース内に膨らむので、外箱Cの胴膨れを効果的に押さえることができ、また、外箱C内で軟質袋状容器Aが回転してしまうことを防げる。
なお、軟質袋状容器が外箱C内で回転するのを防ぐため、軟質袋状容器の外面と外箱Cの内面とを直接接着してもよい。
外箱Cは、流体材料を充填し外周に上記支持枠Bを取り付けた状態の上記軟質袋状容器を収納できる寸法にした直方体状をなす段ボール製のものである。
これは、4枚の側板12〜15と、2枚の内底板16,17および2枚の外底板18,19(これらを「底蓋」という。)と、2枚の内蓋板20,21および2枚の外蓋板22,23(これらを「上蓋」という。)とからなるもので、たとえば、従来公知の一斗缶と同一の寸法とすることができる。
上記内蓋板20と外蓋板22の、互いが重なり合う箇所にはそれぞれ、上記軟質袋状容器A,A’の注出筒3のツバ7の外径よりやや大きい径の円形の挿通孔20’,22’が開設され、また、この挿通孔20’,22’に連続して、そのツバ7の外径より狭くかつ上記注出筒3の主筒4の外径より広い幅の係止溝20”,22”が形成されている。
挿通孔20’,22’と係止溝20”,22”の位置は、図示したとおりのものに限られず、軟質袋状容器A,A’からの流体材料の注ぎ出しが行いやすい位置に適宜設計することが可能である。
流体材料を充填した上記軟質袋状容器Aは、その注出筒3の開口を、キャップ8により封止し、また、この軟質袋状容器Aに取り付けられた上記支持枠Bに支持された状態で、外箱Cに収納され、出荷・輸送・保管されるが、その収納は、より具体的には、上記注出筒3が、上記挿通孔20’付近に位置し、キャップ8の上面が、外上蓋22の上面から上方に突出しない状態に収容されるので、複数の外箱Cを縦積みすることを妨げないようになっている。
また、充填されている流体材料を注ぎ出す際には、注出筒3を、上記挿通孔20’,22’を通じて上方に引き上げ、そのツバ7を上記係止溝22”の縁部に乗載係合するとともにキャップ8を取り外すだけでよく、従来の包装容器に比べ開封の手間が格段に省かれる。
24は、側板12,14に形成された、運搬用の手掛け孔である。
なお、外箱は、上記のような直方体状のものに限らず、円筒形のもの、断面多角形の筒状のものなど、任意の形状のものとすることができる。これにより、強度を増したもの、持ち運びに便利なもの、また、多段積みの作業が行いやすいものとすることができる。
注出筒支持板Dは、上記外箱C内に収容した軟質袋状容器A,A’の注出筒3が、該軟質袋状容器A,A’の変形により外箱C内に落ち込んで、上記挿通孔20’,22’からの取り出しが行いにくくなることがないよう、これを蓋板の挿通孔20’,22’の直下の位置に支持するためのものである。
これは、上記外箱C内の軟質袋状容器A,A’に取り付けた支持枠Bの上縁に安定させて乗載できる、ほぼ外箱の内寸と同等の長さと、上記挿通孔20’,22’、係止溝20”,22”を塞ぐのに十分な幅をもち上記外箱C内に収納可能な大きさの長方形の主板D1の長手方向一側に、差込み板D2を連設してなる。また、長手方向他側に同様の差し込み板を形成することもできる。
上記主板D1には、上記軟質袋状容器A,A’の、主筒4の外径よりも大きくまたツバ7の外径よりも小さい径の係合孔25が開設されている。
26,27は、上記係合孔25に連続させてそれぞれ入れた切込み28,28’,28’と、その切込み28の終端に連続させてこれと直交する方向に入れた切込み29と、折線30,31とによって区画され、上記係合孔25に連続させて形成された開閉可能な扉板である。
なお、この切込み28,28’,29の配置および扉板30,31の形状は適宜変更可能である。
この注出筒支持板Dは、軟質袋状容器A,A’の注出筒3に対し、該注出筒支持板Dの下面側から軟質袋状容器A,A’のツバ7を上記扉板26,27を押し開きつつ挿通することで、係合孔25に主筒4を嵌合させて取り付けることができるようになっている。
注出筒支持板Dは、上記軟質袋状容器A,A’の製作や、上記軟質袋状容器A,A’を外箱Cに収納するとき等、任意の時点で注出筒3に取り付けられる。
流体材料を充填した軟質袋状容器A,A’を外箱Cに収納する際には、該注出筒支持板Dを嵌合させた注出筒3を、外箱Cの外蓋板22と内蓋板20(以下、これらを「内外蓋板」という。)の挿通孔20’,22’の位置に位置させるようにして、その主板D1を支持枠Bの上縁に乗載するとともに、差込み板D2を外箱Cの側板15と支持枠Bとの間に差し込む。
これにより、注出筒3は、注出筒支持板Dを介し、支持枠Bに支持される状態となるので、外箱C内に落ち込むことがなく、その注出筒3を挿通孔20’,22’を通じて取り出す作業が行いやすい。
取り出した注出筒3は、注出筒支持板Dごと摺動させて、その主筒4ないしツバ7を上記係止溝20”,22”に係合させることにより、内外蓋板上に固定できる。
なお、上記差込み板D2は、注出筒の落ち込みの他に、閉蓋した外箱Cの挿通孔20’,22’および係止溝20”,22”を塞ぐことにより、収納している軟質袋状容器A,A’を完全に被覆保護する。また、輸送中の揺動等によって注出筒3が挿通孔20’,22’の位置からずれることを防止する働きをするが、特に、硬質合成樹脂製の天板を有する軟質袋状容器A’の場合は、これを省略することも可能ではある。
上記注出筒支持板Dの長さおよび幅は適宜変更でき、たとえば、より短いものにして、支持枠Bの上縁に乗載することなく、軟質袋状容器A,A’の上面に乗載するだけとしてもよい。このようにしても、注出筒3が軟質袋状容器A,A’の窪んだ部分に落ち込んで、取り出しにくくなることを防げる。
また、注出筒支持板Dの一側を、内蓋板21の上面に乗載することで、注出筒3をより安定的に保持させることも可能である。この場合、上記差し込み板D2を省略してもよいが、図1に示したものとは逆側に、係合孔25の側の端部に連設して(図示しない。)、支持枠Bと外箱Cの側壁13との間に差し込むとより安定する。
ちなみに、外箱C内で軟質袋状容器A,A’が回転してしまわないよう、支持枠Bを外箱Cの内面に接着固定することも可能である。
上記のようにしてなる本発明包装容器は、注出筒支持板Dを使用することにより軟質袋状容器Aの注出筒3の落ち込みを防ぎ、また、外箱Cに係止溝20”,22”を設けたことにより、蓋板を開くことなく注ぎ出しの作業が簡易に行えるものである。したがって、流体材料の注ぎ出しの際の開封が容易であり、また、軟質袋状容器の構造が単純であるから製作コストを削減できる。
外箱Cの寸法を従来公知の一斗缶と同一とすれば、一斗缶への流体材料の自動充填ラインを使用した充填作業にも対応できる。
また、従来、塗料を収納した一斗缶に調色剤を添加して自動攪拌機により攪拌することが行われているが、その自動攪拌機による攪拌にも対応できる。
なお、上記注出筒3からの流体材料の注ぎ出しの作業を円滑にし、また、外箱Cの係止溝22”の周辺を流体材料で汚してリサイクル処理等に支障が生じることのないようようするため、注ぎ出される流体材料を案内する樋形等の流体材料取出枠を、注出筒3に接着剤などにより取り付けると便利である。
また、注出筒3のツバ7に、そのツバ7よりも大径の円環状の枠を重合して接着することで、いわば上記ツバ7の径を大きくすることによって、注出筒3の開口からの流体材料のこぼれ落ちによる外箱Cの汚れ防止、また、キャップ8の着脱の際のツバ7への指の掛けやすさの改善を図れる。
さらには、上記ツバ7の外縁に筒状体を接着し、上記ツバとこの筒状体によって、注出筒3の開口からこぼれ落ちる流体材料を完全に受け止めるようにすることも、好ましい。
本実施例の包装器材を図16〜21を用いて説明する。
本実施例の包装器材は、軟質袋状容器A(またはA’)と、支持枠体Bと、外箱C’とからなるもので、その外箱C’は、上記実施例1の上記外箱Cに上記注出筒支持板Dを一体化したものに相当する。
上記軟質袋状容器Aと支持枠体Bとは同一のものであるから、以下、外箱C’について説明する。
外箱C’は、上記外箱Cと同様に、流体材料を充填し外周に上記支持枠Bを取り付けた状態の上記軟質袋状容器を収納できる寸法にした直方体状をなす3〜7mmの厚さの段ボール製のものである。
これは、4枚の側板40〜43と、一対の内底板および一対の外底板(これらを「底蓋」という。)と、一対の内蓋板44,45および一対の外蓋板46,47(これらを「上蓋」という。)とからなる。
この外箱C’は、上記一対の内蓋板44,45が、上記外箱Cと異なるもので、その内蓋板44,45は、対向する側板40,42の上縁にそれぞれ連設された主板44a,45aとその主板44a,45aの遊端側辺縁に折り線44b,45bを介して連設された折り畳み板44c,45cからなる。
主板44a,45aの長さは、側板41,43の幅のちょうど半分で、閉蓋時にはその遊端側縁部が対向一致する。
また、折り畳み板44c,45cは、その主板44a,45aより短いもので、閉蓋時には、主板44a,45aの下面側に折り畳まれる。
上記主板44a,45aには、上記外蓋板46に重合することとなる位置に、上記折り線44b,45bに連続させて、それぞれ軟質袋状容器Aの注出筒3の上記ツバ7よりやや大径の半円形をなす挿通孔48a,48bが形成されている。
折り畳み板44c,45cには、折り線44b,45bで折り畳んだときに上記挿通孔48a,48bに一致するように、上記折り線44b,45bおよび上記挿通孔48a,48bに連続させて、上記ツバ7よりも小径でかつ主筒4よりも大径の半円形の嵌合孔49a,49bが形成されている。
また、外蓋46の中央の、閉蓋時に上記内蓋板44,45の挿通孔48a,48bおよび嵌合孔49a,49bに対応することとなる位置には、注出筒3のツバ7が取り出せる大きさに開口した取出孔50が開設されている。
この外箱C’は、支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器Aを収納したのち、以下のように閉蓋される。なお、外箱C内で軟質袋状容器Aが回転してしまわないよう、支持枠Bを外箱Cの内面に接着固定することが好ましい。
上記折り畳み板44c,45cを内方に折り畳み主板44a,45aと重合させることにより、各内蓋板44,45の挿通孔48a,48bと嵌合孔49a,49bを一致させる(図17)。上記嵌合孔49a,49bは挿通孔48a,48bよりも小径であるから、折り畳み板44c,45cの挿通孔48a,48b内に嵌合孔49a,49bの縁部が位置し、これが軟質袋状容器Aの注出筒3のツバ7を支持する注出筒支持部51となる。
なお、たとえば、8〜15mm程度の厚い段ボール板を使用する場合、上記折り畳み板44c,45cを省略した状態のものとすることができ、その場合には、主板44a,45aの側に、係合孔を設けその縁部に注出筒3のツバ7を支持させる。
続いて、この内蓋板44,45を閉じ、注出筒支持部51に注出筒3のツバ7を乗載する(図18,19)。
そして、外蓋46,47を閉じ、ガムテープ等で固定する(図20,21)。
このように閉蓋すると、主板44a,45aと折り畳み板44c,45cが折り畳まれ重合し状態の上記内蓋板44,45は、上記支持枠Bの上縁に乗載して下方に落ち込まないよう支持された状態となり、上記軟質袋状容器Aの注出筒3は、支持枠Bに支持された上記内蓋板44,45の注出筒支持部51に支持される。したがって、外箱C’内に落ち込んで、開封時の取り出しが行いづらくなるというようなことがない。
しかも、取出孔50内に、外蓋46の上面から突出しない状態となるので(図21)、輸送、保管の際に複数の外箱C’を縦積みするのにも支障がない。
また、上記内蓋板44,45は、主板44a,45aと折り畳み板44c,45cが折り畳まれ重合した状態で、支持枠Bに支持されているので、縦荷重に非常に強い。
軟質袋状容器Aに内容物を充填する際、あるいはその内容物を取り出す際には、外箱C’の取出孔50を通じて注出筒3を引き上げ、その開口を封止しているキャップ8を、その中央部を押圧することで係合爪9を外方に変位させ取り外せばよい。
したがって、上蓋を開くことなく容易に開封作業が簡易に行える。
この包装器材は、外箱C’を従来の一斗缶と同サイズとすることにより、従来の自動充填ラインにより内容物の充填が可能である。
また、塗料を充填した場合、調色剤を添加して攪拌する必要があるが、その攪拌も、従来の、一斗缶をセットして攪拌する自動攪拌機を使用することができる。この包装器材は、その攪拌の際にも、支持枠Bが軟質袋状容器A,A’の胴膨れを確実に抑える。
上記では、内蓋板44,45の折り畳み板44c,45cを、主板44a,45aの下面側に折り畳むものとしたが、その上面側に折り畳むものとすることもできる。この場合、主板44a,45a側に、注出筒3のツバ7より小径でその縁部にこれを乗載嵌合させる嵌合孔を、また、折り畳み板44c,45c側にそのツバ7よりも大径な嵌合孔を形成すればよい。
すなわち、 上記主板44a,45aには、上記折り線44b,45bに連続させて、それぞれ軟質袋状容器Aの注出筒3の上記ツバ7よりも小径でかつ主筒4よりも大径の半円形の嵌合孔を形成し、 折り畳み板44c,45cには、上記折り線44b,45bおよび上記嵌合孔に連続させて、上記ツバ7よりやや大径の半円形をなす挿通孔を形成する。
上記においては、外箱C’の一対の主板44a,45aの長さを、それぞれ側板41,43の幅のちょうど半分とし、閉蓋時にその遊端側縁部が対向一致するものとしたので、上記嵌合孔49a,49bおよび挿通孔48a,48b(されにこれに一致する取出孔50)は側板41,43の幅方向中央に位置するようになっている。
しかし両主板44a,45aの長さを違えることにより、上記嵌合孔49a,49bおよび挿通孔48a,48bの位置を側板40または42の側にずらして、たとえば、外箱C’の上面の角部に位置させることができる。その場合、取出孔50の位置もそれら嵌合孔49a,49bおよび挿通孔48a,48bにあわせてずらせばよい。
なお、外箱は、上記のような直方体状のものに限らず、円筒形のもの、断面多角形の筒状のものなど、任意の形状のものとすることができる。これにより、強度を増したもの、持ち運びに便利なもの、また、多段積みの作業が行いやすいものとすることができる。
本発明の実施例1に係る包装器材の分解斜視図である。 注出筒支持板を取り付けた軟質袋状容器を支持枠体に嵌合させ、これを外箱に収納した状態の上記包装器材の斜視図である。 その状態の平面図である。 上記注出筒支持板を取り外した状態の平面図である。 閉蓋した上記包装器材の蓋板の係止孔に上記軟質袋状容器の注出筒を係止した状態の斜視図である。 その状態のI−I線における縦断面図である。 その状態の平面図である。 上記包装器材の注出筒を上蓋内に収納した状態の斜視図である。 その状態の平面図である。 上記軟質袋状容器の斜視図である。 上記支持枠を形成する段ボール板に上記軟質袋状容器を乗載した状態の斜視図である。 その段ボール板から支持枠を折り畳んだ状態に形成し、上記軟質袋状容器に接着した状態の斜視図である。 上記支持枠の切り開き部分を折り曲げることにより支持柱を形成した状態の斜視図である。 上記注出筒支持板の斜視図である。 他の形態の軟質袋状容器の斜視図である。 本発明の実施例2に係る包装器材の外箱の斜視図である。 上記外箱に、軟質袋状容器を、支持枠体に嵌合させて収納した状態の包装器材の斜視図である。 上記外箱の内蓋板を閉じる直前の状態の上記包装器材の斜視図である。 上記内蓋板を閉じ、一方の外蓋板を閉じた状態の上記包装器材の斜視図である。 上記外箱の外蓋板を閉じて閉蓋した状態の上記包装器材の斜視図である。 図20のII−II線断面図である。
符号の説明
A,A’ 軟質袋状容器
B 支持枠
B’ 円環部
B” 切込み線
C,C’ 外箱
D 注出筒支持板
3 注出筒
4 主筒
7 ツバ
12〜15 側板
16,17 内底板
18,19 外底板
20,21 内蓋板
22,23 外蓋板
25 係合孔
26,27 扉板
20’,22’ 挿通孔
20”,22” 係止溝
25 係合孔
44a,45a 主板
44b,45b 折り線
44c,45c 折り畳み板
46 外蓋板
48,49 中蓋板
48a,48b 挿通孔
49a,49b 嵌合孔
50 取出孔

Claims (10)

  1. [i]主筒(4)の外周側面にツバ(7)を形成した硬質合成樹脂製の注出筒(3)を備えた軟質袋状容器(A,A’)と、[ii]この軟質袋状容器(A,A’)を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器(A,A’)の外周に取り付けられる段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠(B)と、[iii]軟質袋状容器(A,A’)の上記注出筒(3)の主筒(4)の外径よりも大きくまたツバ(7)の外径よりも小さい径の係合孔(25)を開設した所要の長さおよび幅の注出筒支持板(D)と、[iv]上蓋に、上記軟質袋状容器(A,A’)の注出筒(3)を取り出すための挿通孔(20’,22’)を開設した外箱(C)とからなることを特徴とする包装器材。
  2. 上記外箱(C)の挿通孔(20’,22’)が、上記注出筒(3)のツバ(7)の外径よりも大きい径であること、および、その挿通孔(20’,22’)に連続させて、上記ツバ(7)の外径より狭くかつ上記注出筒(3)の主筒(4)の外径より広い幅の係止溝(20”,22”)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装器材。
  3. 上記支持枠(B)が上記軟質袋状容器(A,A’)の外周面に接着されていることを特徴とする請求項1または2記載の包装器材。
  4. 上記外箱(C)が、4枚の側板(12〜15)と、2枚の内底板(16,17)と、2枚の外底板(18,19)と、2枚の内蓋板(20,21)と、2枚の外蓋板(22,23)とからなる直方体状のものであること、および、上記支持枠(B)に嵌合させた状態で収容した上記軟質袋状容器(A,A’)の注出筒(3)を、該注出筒(3)に取り付けた注出筒支持板(D)により、該外箱(C)内に落ち込まないよう支持してなることを特徴とする請求項1,2または3記載の包装器材。
  5. 上記注出筒支持板(D)を上記支持枠(B)の上縁に乗載して、注出筒(3)を支持したことを特徴とする請求項4記載の包装器材。
  6. 上記注出筒支持板(D)の一側を、内蓋板(21)の上面に乗載して、上記注出筒(3)を支持したことを特徴とする請求項4記載の包装器材。
  7. 上記注出筒支持板(D)が、上記係合孔(25)を開設した主板(D1)に、支持枠(B)と外箱(C)の側壁(15)との間に差し込み可能な差し込み板(D2)を連設してなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の包装器材。
  8. 上記係合孔(25)を開設した注出筒支持板(D)の主板(D1)が、外箱(C)の挿通孔(20’,22’)と係止溝(20”,22”)とを塞ぐ長さと幅とを有することを特徴とする請求項2,3,4,5,6または7記載の包装器材。
  9. 上記注出筒支持板(D)が、開閉可能な扉板(26,27)を、上記係合孔(25)に連続させて形成していることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の包装器材。
  10. 上記支持枠(B)が、上縁側の所要幅の円環部(B’)を残して縦に入れた複数の切込み線(B”)を有し、その切込み線(B”)から切り開き、その切込み線(B”)間の折り線で折り返して支持柱(B1)を形成できるようにしてなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9記載の包装器材。
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