JP6902773B2 - 折りたたみ式コンテナ容器 - Google Patents

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この発明は、使用しない時は平たく折り畳むことで場所を取らず、使用時には内側に内装袋を装着することで液体、流体、粉体等を収納することができる折りたたみ式のコンテナ容器に関するものである。
外形が矩形状をしているコンテナ容器は、保管時や輸送時に、容器の多数を縦積み、横並びにした時、デッドスペースが無くスペース効率が良いので、物品の輸送や保存に重宝されている。
しかし、従来からあるコンテナ容器は筐体が鉄製で頑丈であるが重たく、また、保管や輸送を行わない不使用時にもコンテナ容器自体が同じスペースを取るので、これらコンテナ容器を保管するための広い場所確保が必要であった。
そのため、最近は、矩形状の6面をそれぞれバラバラにしておいて、使用時に組み立てることができる折りたたみ式コンテナが採用されてきており、コンテナ容器を使用しない際は折り畳んで省スペースとなる。
また、コンテナ容器の6面を形成する板状体の材質も金属製のみならず木製や合成樹脂製等の軽量材料も用いられ、コンテナ容器自体の軽量化も図られ、コンテナ容器の輸送等についても便宜が図られてきている。
また、従来から、液体、流体、粒体、粉体等の収納物を保管や輸送する際に、容器の内壁の汚染等を防止するため、外側の外装容器内に合成樹脂製で密閉状の内装袋を収納し、この内装袋の中に上記液体、流体、粒体、粉体等の収納物を収納して保管や輸送を行い、保管や輸送の終了後は、収納物を取り出した後に内装袋を取り出して廃棄し、外装容器の内壁の洗浄を不要とし、再度利用する際は新たな内装袋に取り替えることが一般的に行われている。
折りたたみ式コンテナ容器においても、その内部に内装袋を収納することで、これら液体、流体、粒体、粉体等の収納物の保管や輸送が可能となってきている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−35778号公報
ところで、外装容器に内装袋を取り付ける際は、一般的に、新品の折り畳まれた状態の内装袋を外装容器内に入れ、内装袋に設けられている内外導通し収納物の収納や取り出しに用いられる筒口を通じてホースなどによりエアーを内部に導入して内装袋を外装容器内で膨張させて拡張してセットしている。
そのため、内装袋の拡張の仕方によっては、筒口の位置がバラバラになり、外装容器の端部になったり中央になったりで、収納物の収納や取り出し作業や、筒口の封鎖作業の位置が一定せず不便となる。特に、最近の機械化による収納物の収納や排出が自動化されてきているが、筒口の位置が一定しないと自動化に支障を来すことになる。
また、従来の金属製ドラム缶等で内装袋を用いるものの場合は、事故や内装袋自体の不良により内装袋が破損した際は、そこから収納物が漏れ出してしドラム缶の内壁を汚してしまい、事故処理等の後でドラム缶の内壁の洗浄作業が必要となるが、折りたたみ式コンテナ容器は、板状体を組み合わせることにより外装容器を組み立てているので取り外し部分や折り曲げ部分は隙間が出来やすい構造となっており、万が一内装袋が破損した場合、収納物が外装容器内のみならず、外装容器の隙間から外部に漏れ出してしまい、周囲を汚染させたりすることがある。特に、漏れた液体が危険なものの場合、影響が甚大となる。
そこで、この発明の課題は、液体等を収納可能な内装袋を用いた折りたたみ式コンテナ容器において、内装袋の収納時に筒口の位置が一定となり、収納物の収納・排出作業が容易になると共に機械による自動化に対応することができ、また、内装袋の万が一の破損時に周囲を汚染することがない折りたたみ式コンテナ容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、底板と4つの側板と開放上面を閉鎖する蓋板とからなる矩形状の外装容器の内部に、外装容器の内面とほぼ同じ容量の可撓性材料からなる密閉状で内外導通する鍔部付き筒口を上部に有する内装袋を収納したコンテナ容器において、外装容器は底板と側板が着脱自在で、かつ4つの側板が折り曲げ可能に接続されて角筒状となり、対向する2つの側板の中央部が縦方向の折り曲げ線により折り曲げ可能となっており、側板全体を平たく折り畳み可能となっており、対向する1組の側板の上辺に両端部を着脱自在に係止して外装容器上面にかけ渡され、前記内装袋の筒口が通過する貫通孔と筒口の鍔部を係止可能な係止手段を有する板状の保持板が設けられ、前記外装容器内面と内装袋の間に、外装容器の内面と略同型状で上面開放の保護シートが、外装容器の側板の内面に複数箇所で着脱自在に接続されており、外装容器の側板と保護シートを同時に折り畳み可能とした構成を採用した折りたたみ式コンテナ容器である。
以上のように、この発明の折りたたみ式コンテナ容器によれば、不使用時には折り畳んで場所を取らず、かつ矩形状で保管や輸送に便利な折りたたみ式コンテナ容器においても、矩形状の外装容器の内部に内装袋を設けているので、液体や流体、あるいは粉体、粒体等の保管、輸送が可能となった。
また、保持板により内装袋の筒口を外装容器上面付近の所定位置に固定することで、筒口を通じた収納物の導入や取り出しが便利になり、また、収納物の収納や排出の機械による自動化にも対応することが可能となる。
なお、収納物を収納後は、筒口を封鎖して係止手段を外しておけばよく、保持板は板状でそのままでも場所を取らず、その上から外装容器の蓋をして保管や輸送を行うことができる。
加えて、外装袋と内容容器の間に上面開放の矩形状の保護シートを介在させているので、万が一内装袋が破れたり穴が開いていた際、漏れ出した液体や流体等が、外装容器の隙間(側板の折り曲げ部分や底板と側板との接合部)から外部に漏れ出すことがなく、保護シート内にとどまり、金属ドラム缶を外装容器とする容器と同等の安全性を保つことができる。
更に、この発明の折りたたみ式コンテナ容器によれば、隣り合う側板同士が折り曲げ可能に接続されているので、側板は繋がって一つの部材となると共に、対向する2つの側板の折り曲げ線を谷折りにして更に内側に折り曲げることで、1つの側板の面積に簡単に畳むことができ、外装容器の組み立ておよび解体が容易にできる。
また、この発明の折りたたみ式コンテナ容器によれば、角筒状の外装容器の内面に、保護シートが接続された状態であるので、外装容器の組み立てと解体が簡単な上に、保護シートの装着も同時に可能となる。
この発明の折りたたみ式コンテナ容器を構成する外装容器の分解正面図。 この発明の折りたたみ式コンテナ容器を構成する保持板を示すもので、(A)は一例の平面図、(B)は同側面図、(C)は他の例の平面図、(D)は同側面図。 外装容器と内装袋の構成を示す分解斜視図。 外装容器と内装袋の構成を示す斜視図。 (A)、(B)は内装袋の筒口を保持板に固定する状態を順を追って説明する斜視図。 この発明の折りたたみ式コンテナの使用状態を示す正面図。 この発明のコンテナ容器を構成する側板の他の例を示す斜視図。 (A)、(B)は、同上の側板を使用した場合の折りたたみ式コンテナ容器の折りたたみ状態を示す正面図。 この発明の折りたたみ式コンテナ容器を構成する保護シートの斜視図。 同上の保護シートを広げた状態を示すもので、(A)は上からの斜視図、(B)は下からの斜視図。 保護シートを側板と組み合わせた状態の斜視図。
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は、この発明の折りたたみ式コンテナ容器を構成する外装容器の分解正面図であり、外装容器1は矩形状であり、その主要構成要素は、底面を構成する四角形状の底板2、4つの側面を構成する側板3、上面を構成する蓋板4、及び側板3と蓋板4の間に介在させる保持板5とからなる。
底板2は、その下面に平行する2つの溝部2aが設けられ、溝部2aの外端部には、後述のベルト8を通すためのベルト導通部2bが設けられている。
4つの側板3は、四角形の板状で、4つのうち対向する2つの上辺中央には、保持板5を係合・保持するための切欠部3aが設けられているが、切欠部3aは必須ではなく、保持板5を載置すべき位置を示すマーク等が記されてあってもよい。
なお、これら4つの側板3を底板2に接続固定する手段は、既知の適宜手段が用いられ、一例として底板2の周辺部に、外縁に沿って設けられた直線上の溝が設けられ(図示せず)、この溝に側板3の下辺を挿入して固定する方法があるが、これに限定されず、適宜方法が使用できる。
なお、側板3は、それぞれが独立した別体となる4つの部品で構成されるが、4つの側板3のうちの複数(少なくとも一組)を側辺同士で蝶番等のヒンジで折り曲げ自在に接続しておけば、その部分で折り曲げて重ねて平板にすることができ、また全ての側板3の側辺を隣り合う同士で接続して4つの側板3を角筒状の一つの部材とすることもできる。
蓋板4は、組み立て済み側板3による上部開口部を封鎖可能な四角形で、底板2の溝部2に対向する位置に溝部4aが設けられ、溝部4aの外端部には、後述のベルト8を通すためのベルト導通部4bが設けられている。
上記した外装容器1を構成する、底板2、側板3、蓋板4の材質は、特に限定されず、金属製、木製、合成樹脂製等を用いることができるが、取り扱いの容易さや軽量化の観点から、FRPやその他の軽量かつ強靱な合成樹脂からなる材質のものが好ましい。
図2は、保持板5を示すもので、(A)はその一例を示す平面図、(B)は同側面図、(C)は他の例を示す平面図、(D)は同側面図である。
図2(A)、(B)に示す保持板5は長尺の平板状であり、中央部には後述の内装袋7の筒口7a及び鍔部7bが通過可能な上下面を貫通する貫通孔5aが設けられており、また、中央部一方側面には、この貫通孔5aまで達する横長の係合溝5bが設けられており、この係合溝5に係合部材6を、その先端部の係合凹部6aを先にして進退自在に差し込めるようになっている。
保持板5の両端部は、前述の対向する側板3に設けれた切欠部3aに係合可能な係止部5cが設けられているが、この係合形状は図示の下向きコ字状のものに限定されるものではなく、適宜な係合手段を用いることができる。
図2(C)、(D)に示す保持板5についても平板状のものであり、中央部に貫通孔5aが設けられ、この貫通孔5aまで達する横長の係合溝5bに係合部材6を、その先端部の係合凹部6aを先にして進退自在に差し込めるようになっている点も同じであるが、保持板5の両端部の係止部5cについては、端部から下方に係止片を延設したものとなっている。
なお、この保持板5の材質についても、特に限定されるものではなく、金属製、木製、合成樹脂製等を用いることができるが、取り扱いの容易さや軽量化の観点から、FRPやその他の合成樹脂からなる材質のものが好ましい。
図3及び図4は、この発明の折りたたみ式コンテナ容器を構成する外装容器と内装袋の斜視図である。
図3の分解斜視図のように、底板2の上面外縁に沿って4枚の側板3によって周囲を囲み、上面開放状態とし、この中に内装袋7が収納されるようになっている。
内装袋7は、可撓性のある合成樹脂製とするが、材質や構造についても、特に限定されるものではなくPP、PE等適宜既知の材質のものを使用でき、要するに、可撓性があり、少々の折り曲げに耐えられ、必要なら加熱溶着して接着ができる材質のものであればく、また、複数の材料を多層にしたものであってもよい。
また、筒口7aや鍔部7bについては、保持板5の貫通孔5aを通過させることができる程度の可撓性は有するが、鍔部7bが抜け止め作用を発揮するように、ある程度の剛性を有する材料としておく。
図4の斜視図のように、外装容器1への収納時の内装袋7の筒口7aは、外装容器1の対向する1組の側板3の上辺に設けた切欠部3aに掛け渡された保持板5の貫通孔5aを通じて上に突出している。
実際の内装袋7の装着方法は、まず折り畳まれた状態の未使用の内装袋7の筒口7aを保持板5の貫通孔5aに通しておいて、その状態で保持板5の係合溝5bに係合部材6を差し込んで、保持板5に内装袋7を固定する。
その固定構造は、図5(A)に示すように、係合溝5b内を進行する係合部材6の先端V溝形状の係合凹部6aの部分が、図5(B)のように保持板5の貫通孔5aに達し、貫通孔5a内の筒口7aの胴体部分に当接する。
すると、筒口7aの鍔部7bの下面が係合部材6に当接することで、筒口7aの抜け止め状態が得られる。
この保持板5に係合部材6を係合させた状態で、保持板5の両端係止部5cを外装容器1の側板3の切欠部3aに掛けて固定し、それから筒口7aを通じてエアーを内装袋7内に導入する等の適宜手段にて内装袋7を膨らませ、図4の状態にする。
なお、外装容器1への保持板5(内装袋7)の固定手段において、側板3には必ずしも切欠部3aを設ける必要は無く、側板3の上辺中央部付近にマーク等を付加しておき、このマークを目視で確認して保持板5の係止部5cを掛けるようにすることもできる。
図4の状態にて、外装容器1の上面中央付近に固定された筒口7aを通じて、内装袋7内に液体、流体、粉体、粒体等の収納物を収納していく。
収納が終了したら、筒口7aを縛る等適宜手段にて封鎖し、係合部材6を保持板5の係合溝5bから引き抜くことで、筒口7aを保持板5から解放し、下方に落とし込む。
その後、図6で示すように、外装容器1の開放上面に保持板5を係止したまま蓋板4にて閉鎖し、更に、底板2の溝部2aと蓋板4の溝部4aにベルト8を掛け、それぞれの溝部2a、4aの端部にあるベルト導通部2b、4bにベルト8を通した状態で締め上げ、ベルト8の端部等適宜場所に設けられた面ファスナー8aにてベルト8同士を固定することで、外装容器1の蓋板4は固定されると共に、底板2、側板3、蓋板4がお互いに強固に固定される。
図6の矩形状となったコンテナ容器は、そのまま複数を並べたり積み上げたりして、倉庫で保管したり、車両等に積んで輸送するなどして使用される。
保管や輸送が完了後は、ベルト8の面ファスナー8aを外して蓋板4上のベルト8を取り去り、続けて蓋板4を取り去り内部の内装袋7から縛ってあった筒口7aを解放して収納物を適宜手段にて取り出すようにする。
使用後のコンテナ容器は、保持板5を外して内装袋7を取り出し、更に、側板3を底板2から取り外し、側板3をバラにしたり隣り合う側板3の境界部を折り畳んだりして平板状にし、底板2や蓋板4と重ねて平たくし、使用後の外装容器1が場所を取らない状態にしてから、保管や輸送を行うことができる。
図7は、この発明のコンテナ容器を構成する側板3の他の例を示す斜視図であり、この実施形態の側板3は、全ての側板3が側縁部で蝶番等のヒンジで折り曲げ自在に繋がり、1つの角筒になっていると共に、対向する2つの側板3(切欠部3aが無い側板)の中央部に上下方向に沿って、蝶番等のヒンジで外方から見て谷折り可能な折り曲げ線3bが設けられている。
この実施形態の側板3は、コンテナ容器としての使用前や使用後の収納時には、図7の状態のようにこの折り曲げ線3bに沿って2つの側板3を谷折りにしてゆけば、1つの側板3と同じ面積の平板状に極めて簡単に折り畳むことができる。
このように4つの側板3を一つの平板状にしてから、図8(A)に示すように、側板4と保持板5を挟んで底板2と蓋板4と重ね合わせ、図8(B)のように底板2と蓋板4の溝部2a、4aにベルト8を通して縛り上げれば、外装容器がコンパクトに収納可能になる。
図9は、この発明の実施形態に係るコンテナ容器に使用する保護シート9の斜視図である。
この保護シート9の役目は、もしも内装袋7が破損した場合に、収納されていた収納物である液体、流体、粉体等が内装袋7の破損箇所から外部に出た場合、その外側の外装容器1は、底板2と側板3との接合部、又は隣り合う側板3同士のヒンジ部に隙間が生じやすいため、そこから収納物が漏れ出す事故を防ぐため、外装容器1の内面と内装袋7の間に介在させるもので、例えば塩化ビニール製等の可撓性と柔軟性及び強靱性や耐久性を持つ合成樹脂材料からなり、外装容器1の内面と同型の矩形状に形成可能となっている。
この保護シート9の製作方法としては、一例として筒状に形成された合成樹脂を、図9に示すように側面の対向する部分を内側に折り曲げて一方端部(図示下側)をX字状に溶着部9aを形成して封鎖する。この際、保護シート9の上下方向の寸法は外装容器の内側の高さより長く取っておく。
次に、内側に折り込んだ部分を広げて、他方端部(図示上側)を四角形に開口部を形成して、全体を角筒状にすると共に、溶着部9aを形成した下側端部も上部開口と同じ四角形の底面を形成するようにすると、上側から見た斜視図(図10(A))、下側から見た斜視図(図10(B))のように、底面4隅で溶着部9aを形成した部分より広がり、このために生じた溶着部9aを含む余った片を折り曲げ部9bにて折り曲げて底面外側に密着させることで、上面開放の矩形状となる。
なお、保護シート9の製造時には、図10で示す矩形状にした際に、使用される外装容器1の内面の寸法と一致するようにしておき、この形状で外装容器1の内面に収納し、この保護シート9の上部開口部内に、内装袋7を収納するようにする。
なお、図示の保護シート9はあくまで一例であり、その他の製法、例えば5枚の合成樹脂製の平板シートを溶接して上面開放の矩形状にする等、公知の種々の方法で製造することができ、要するに、得られた保護シートが、内装袋の容量に影響を与えず、内装袋が破損した際に漏れ出した収納物が外部に広がるのを防止する目的を達成できる程度の強靱性や耐久性を有するものであればよい。
図11は、この保護シート9を図7で示した側板3と組み合わせた状態の斜視図であり、図9で示した保護シート9の製造時の底面X形状と4つの側板3の折り畳み形状を合わせて、折りたたみ状態の側板3内部に保護シート9を予め収納しておき、複数箇所を適宜手段(面ファスナー等)にて着脱自在に両者を接続・固定しておく。
この際、図示のように両者の上端側を合わせておき、必然的にはみ出した保護シート9の溶着部9aを形成した下面側は、はみ出し部分を側板3の外側に折り返しておけば、図8で示したように、保護シート9と一体のまま外装容器1をコンパクトに折り畳んで収納することができる。
コンテナ容器を使用する際は、側板3の折り曲げ線3bを広げて矩形状にするだけで、内側の保護シート9も同時に矩形状に広がり、簡単に外装容器1を組み立てることができる。
以上、この発明の折りたたみ式コンテナ容器の実施形態を説明したが、この発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、この発明の目的の範囲内で、適宜変更して実施することができる。
1 外装容器
2 底板
2a 溝部
2b ベルト導通部
3 側板
3a 切欠部
3b 折り曲げ線
4 蓋板
4a 溝部
4b ベルト導通部
5 保持板
5a 貫通孔
5b 係合溝
5c 係止部
6 係合部材
6a 係合凹部
7 内装袋
7a 筒口
7b 鍔部
8 ベルト
8a 面ファスナー
9 保護シート
9a 溶着部
9b 折り曲げ部

Claims (1)

  1. 底板と4つの側板と開放上面を閉鎖する蓋板とからなる矩形状の外装容器の内部に、外装容器の内面とほぼ同じ容量の可撓性材料からなる密閉状で内外導通する鍔部付き筒口を上部に有する内装袋を収納したコンテナ容器において、
    外装容器は底板と側板が着脱自在で、かつ4つの側板が折り曲げ可能に接続されて角筒状となり、対向する2つの側板の中央部が縦方向の折り曲げ線により折り曲げ可能となっており、側板全体を平たく折り畳み可能となっており、対向する1組の側板の上辺に両端部を着脱自在に係止して外装容器上面にかけ渡され、前記内装袋の筒口が通過する貫通孔と筒口の鍔部を係止可能な係止手段を有する板状の保持板が設けられ、前記外装容器内面と内装袋の間に、外装容器の内面と略同型状で上面開放の保護シートが、外装容器の側板の内面に複数箇所で着脱自在に接続されており、外装容器の側板と保護シートを同時に折り畳み可能としたことを特徴とする折りたたみ式コンテナ容器。
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