JP5276850B2 - 流体材料梱包器材 - Google Patents
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Description
たとえば、上記特許文献1の包装容器の外箱は、上面に左右蓋板(内蓋)と前後蓋板(外蓋)とを備え、その開封の際には、上記外蓋を開き、軟質袋状容器の注出筒体を上記内蓋に形成された凹処に噛合させることにより、外箱に収納したままの状態で、軟質袋状容器の流体材料を注ぎ出すことができるようにしたものである。
しかし、これは、一旦外蓋を開く手間がかかること、注出筒体を内蓋の凹処に噛合させるには重量のある軟質袋状容器を外箱内で回転させるのが容易でない場合があること、外蓋を起立させた状態での流体材料の注ぎ出しの作業は、その外蓋が邪魔になって行いづらい場合があること、また、外箱内に軟質袋状容器の注出筒体が沈み込んでいる場合には一旦内蓋を開き注出筒体を引き上げなければならないこと、などの問題を改善する必要があった。
また、軟質袋状容器の注出口体を外箱の上蓋に係合支持させておけば、現場での開封、注出の作業が行い易い。
3は袋状体内の流体材料を抽出するためのもので、表側の上記シートの表面上部中央に取り付けられた硬質合成樹脂製の注出筒である。
この注出筒3は、円筒状の主筒4の上端開口の外周縁に、キャップ係合用突縁6を形成し、また、上記キャップ係合用突縁6の下方外周側面に、外箱Cの段ボールの厚さと同程度の間隔を空けて、2つの環状のツバ7,8を突出形成している。
9は、注出筒3とともに注出筒体をなすキャップで、これは、注出筒3の上記係合用突縁6に下面周縁の係合爪を係合させて該注出筒3の上端開口を封止するものである。これは、従来より石油缶等のキャップとして用いられているもので、開口を封止する場合には上方から押圧することでワンタッチで装着でき、また、開封する場合には、上記ツバ7に指を掛けて上面中央を下方に押圧することで下面周縁の上記係合爪を外方に変位させ、簡易に取り外すことができる。
10は、表面側のシートの注出筒3の上側の位置に、溶着部分に沿って印刷した開封線であり、該軟質袋状容器Aは、表面側シートをこの開封線10に沿ってカッター等で切断することにより開封することができる。また、この位置にカットテープを設け、これを引っ張ることでシートを切断し開封できるようにしてもよい。
この開封線10の位置や長さは適宜変更することができる。
11は、該軟質袋状容器Aの上部に設けた被覆部である。この被覆部11の高さは適宜変更することができる。
上記注出筒体は、出筒4の上端外周側面とキャップの内周面とにネジ溝を形成し、キャップの螺合により主筒4の開口を封止するものとしてもよい。
この場合、ネジ式のキャップ9’の下縁外周にはツバ9”を形成し、キャップ9’を螺合したときの該キャップ9’のツバ9”と注出筒側のツバとの間の間隔を上記支持枠B又は外箱Cの段ボールの厚さと同程度あるいはそれ以下にし、キャップの螺合により、支持枠B又は外箱Cの所要の箇所を挟み込むことにより、注出筒を固定できる(図11(b))。
上記天板12aに取り付けた注出筒3は、上記軟質袋状容器Aの注出筒3と同構造であるが、その基端は、天板12aの上下に出没自在にした蛇腹12dの先端に取り付けられている。
なお、この注出筒3に代え、キャップを螺合するためのネジ溝を外周側面に形成したものを採用し、これをネジ式のキャップで封止できるようにすることも可能である(図11(b)参照)。
この軟質袋状容器A’は、円環枠12の突出部12bを支持枠Bの上面開口縁に乗載することで、安定的に自立させることができるようになっている。
なお、上記円環枠12の天板12aの部分は、軟質の合成樹脂により成形することも可能である。
たとえば、円筒袋状体のものを、底面、上面、および側壁を構成する3枚の軟質合成樹脂シートの接合部分を溶着して形成したり、あるいは、直方体の袋状体を、上下、左右、前後の6面の軟質合成樹脂シートにより形成したものを使用できる。その他の多角筒状とすることも可能である。
この支持枠Bは、段ボール板の長手方向両端の重ね合わせ部分を、両面テープまたは接着剤により接着して製作してもよいし、あるいは、その重ね合わせた両端にそれぞれ入れた所要の形状の切込みを互いに係合させて筒状を保持させるようにしてもよい。
支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器Aは、流体材料を充填していない状態では、2つ折りされ、薄くコンパクトな状態で輸送・保管等に際し嵩張らないものであるが、該軟質袋状容器Aに流体材料を充填した際には、その軟質袋状容器Aが膨らむのにあわせて円筒状となり、軟質袋状容器Aが自立状態を保つように支持する働きをする。
また、比重の重い流体材料を収納した場合に、軟質袋状容器Aが過度に胴膨れするのを抑える働きをもする。
その取付けは、接着することなく、軟質袋状容器Aを支持枠B内に嵌合させるだけとしてもよい。
この切り抜き板13’を取り去ると、軟質袋状容器Aの注出筒体を係合支持させる切欠き部が開口する。
また、基端の折り曲げ線において折り曲げることが可能な折り曲げ片を設け、そこに、同様に切込み線により切り抜き板13”を囲繞形成した場合には(図1)、折曲片を折り曲げ、切り抜き板13”を取り去ることで、その折曲片の開口に注出筒体を係合支持させることができる。
また、支持枠Bの上面開口内(軟質袋状容器A上)に円板を配置しあるいは上端開口縁に円板を乗載配置し、その円板に溝や孔を形成しておき、上記軟質袋状容器Aの注出筒3を係合させ支持させるようにすることもできる。
その場合、軟質袋状容器が外箱C内で回転するのを防ぐため、軟質袋状容器Aの外面と外箱Cの内面とを直接接着するのも好ましい。
上記内蓋板18,19は、対向する側板14,16の上縁にそれぞれ連設された主板18a,19aとその主板18a,19aの遊端側辺縁に折り線18b,19bを介して連設された折り畳み板18c,19cからなる。
主板18a,19aの長さは、側板15,17の幅のちょうど半分で、閉蓋時にはその遊端側縁部が対向一致する。
また、折り畳み板18c,19cは、その主板18a,19aより短いもので、閉蓋時には、主板18a,19aの下面側に折り畳まれる。
折り畳み板18cには、折り線18bで折り畳んだときに上記挿通孔22に一致するように、上記折り線18bおよび上記挿通孔22に連続させて、上記ツバ7,8よりも小径でかつ主筒4よりも大径の半円形の嵌合孔23が形成されている。
折り畳み板19cには、折り線19bで折り畳んだときに上記挿通溝24に一致するように、上記折り線19bおよび上記挿通溝24に連続させて、上記ツバ7,8の外径よりも狭くかつ主筒4の外径よりも広いスライド溝25とその奥部に連なる上記ツバ7,8の外径より大きい円形の挿通孔26が形成されている。
29は、側板15に開設された手掛け孔である。同様の手掛け孔は対向する側板14にも開設してある(図示しない。)。
30は、側板14〜17の所定の高さに入れた、ハーフカット線等の切断線である。
この外箱Cは、この切断線に沿って切断し、上蓋を含む上部を取り払い上部を開口させて開封することが可能になっている。
これを設ける高さは、図示した位置に限られず側板14〜17の上縁から下縁までの間適宜の高さに変更できる。なお、ハーフカット線を2本入れ、その間に形成される帯状体の切断帯を引いて、より簡単に切断できるようにしてもよい。
支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器Aの収納は、たとえば以下のように行うことができる。
そして、外蓋板20,21を閉じ、ガムテープ等で固定する(図3,2)。このとき、外蓋板20の取出孔27内に、上記嵌合孔23と、これに続くスライド溝25の一部が位置することとなる。
なお、外箱C内で軟質袋状容器Aが回転してしまわないよう、支持枠Bを外箱Cの内面に接着固定することも好ましい。
したがって、上蓋を開くことなく容易に作業が簡易に行え、また、注出筒体が外箱C内に落ち込んで、開封時の注出作業が行いづらくなるというようなことがない。
あるいは、注出筒体の取出は、扉板28でなく、一旦外蓋板20を開いて行ってもよい。
そして、取り出した注出筒体の開口を封止しているキャップ8を、取り外して、流体材料を充填あるいは注出することができる。
すなわち、上記上蓋を、収納した上記軟質袋状容器Aの注出筒体を係合させて支持しかつその注出筒体の頭部を該上蓋に開口させた上記取出孔27内に位置させた状態で閉蓋する。
その場合、外箱Cの段ボール板の厚みによっては、注出筒体は外箱Cの外蓋の上面から若干突出するが、内蓋は弾性を有するから、輸送、保管の際に複数の外箱C’を縦積みする場合にも内蓋が撓み注出筒体が沈むので、支障がない。
また、塗料を充填した場合、調色剤を添加して攪拌する場合、その攪拌も、従来の、一斗缶を上下左右に回転させて攪拌する自動攪拌機を使用することができる。
たとえば、外箱C’の上面の角部に取出孔を位置させることができる。その場合、取出孔の位置に合わせて内蓋に孔や溝を形成すればよい。
孔の径や溝の幅は、軟質袋状容器Aの注出筒体の径に応じて変更することができる。
また、孔や溝の部分は予め開口させておいても良いし、ハーフカット線を入れるだけとし、使用者がこれに沿って切断することで適宜開口させるようにしてもよい。
切断線30で切断することにより上蓋を含む上部を取り払って外箱を開封した場合、収納されている軟質袋状容器Aは、開封線10を切断して開封するのが好ましい(図9)。
開封線10を開封した後、図10に示すように、被覆部11を支持枠B(必要に応じて、該支持枠Bと外箱C)の上縁開口に被覆する。
このとき、図10,11(a)に示すように、軟質袋状容器Aの注出筒体を、そのツバ7,8を支持枠Bの上縁に係合させて固定するのがよい。
外箱Cの寸法を従来公知の一斗缶と同一とすれば、一斗缶への流体材料の自動充填ラインを使用した充填作業にも対応できる。
また、自動攪拌機による攪拌にも対応できる。
軟質袋状容器Aには、所望の流体材料を充填し、これに支持枠Bを巻き付け、必要に応じ接着固定する。
そして、流体材料を充填し、支持枠Bを取り付けた状態の軟質袋状容器Aを外箱Cに収納して閉蓋する。
あるいは、注出筒体を内蓋(上蓋)に係合支持させてもよい。
あるいは、予め軟質袋状容器Aに支持枠Bを巻き付けて接着した状態、さらには、外箱Cに収納し注出筒体を内蓋に係合させた状態で流体材料を充填することも可能である。
(a)流体材料を少量ずつ小出しする場合
注出筒体が内蓋の注出筒支持部31に乗載されることなく外箱3内に落とし込まれている場合、開封の際に注出筒支持部31に乗載する。
注出筒体を注出筒支持部31に乗載した状態で出荷されたものは、キャップ9を外すだけで流体材料を注出することができる。
遣いの枯死がある場合には、再度キャップ9を閉じて保管することができる。
このように、本流体材料梱包器材によれば、使用時の注出作業が簡単に行える。
(b)流体材料を一度に使い切る場合や別容器に移し替える場合
外箱Aの切断線をカットして軟質袋状容器Aを開封し、被覆部11を支持枠Bの開口縁に、あるいは、必要に応じ支持枠Bと外箱Cの開口縁に被覆する。
このとき、注出筒体を、支持枠Bの上縁に係合固定し被覆部がずれないようにするのが好ましい(図10,11(a))。注出筒体は、支持枠Bあるいは必要に応じ外箱Cの外側に折り返して引っ掛けることとしてもよい。
これにより、外箱Cを汚さずに流体材料を抽出でき、その外箱Cが汚れてリサイクルできなくなるようなことがない。
軟質袋状容器A内の流体材料を攪拌する場合には、外箱Cおよび軟質袋状容器Aを開封することなく、この流体材料梱包器材を、上下左右に回転させることができる専用の電動攪拌機にセットし攪拌することができる。
また、外箱Aを切断線でカットし、軟質袋状容器Aを切断線でカットして開封した場合、スクリュー付き電動攪拌機や攪拌棒を該容器A内に差し込んで攪拌することができる。
(1)開封が容易で、現場での流体材料の注出作業が簡単である。
(2)使用後の洗浄・乾燥が容易かつ迅速に行える。
(3)攪拌作業が行いやすい。すなわち、軟質袋状容器Aを開封線10で開封した場合には、スクリュー付きの電動攪拌機や攪拌棒を軟質袋状容器Aに差し込んで攪拌ができ、また、開封する前に、セットした一斗缶を上下左右に回転させて内の流体材料を攪拌する従来の電動攪拌機に、上記外箱をセットして攪拌することもできる。軟質袋状容器Aは、その側面が支持枠Bに支持されており、上下面が開放されており、上下面が柔らかく側面が固いので電動攪拌機による攪拌効率が高い。
(4)保温性に優れている。軟質袋状容器Aは空気層を含む段ボール製支持枠B内に周面を保護されるので、塗料の場合、寒冷地でもマイナス5度まで凍らない。これに対し、従来の一斗缶入り塗料はマイナス1度で凍ってしまう。
(5)軟質袋状容器Aを圧縮して、同容器内の空気を抜くことにより、流体材料を真空状態で運搬、保管できる。
(6)流体材料を一部を取り出した場合にも、軟体袋状容器Aを圧縮し空気を抜き、真空状態とすることができるので、塗料のカワハリ(塗料表面の乾燥)ができない。また、使いかけの軟体袋状容器Aを圧縮し真空状態にして保管でき、その際、保管スペースを節約することができる。
(7)軟質袋状容器Aに収納された塗料は、輸送運搬中の振動で攪拌され、塗料の粒子が混ざり合うため、使用に際し、従来に比し、水を必要としないので、塗料の耐久性が向上する。
(8)軟体袋状容器Aを支持枠Bから取り出して、同容器Aを手で揉んで、開封前に簡単に混練することもできる。
上記軟質袋状容器Aは実施例1と同一のものであるから、以下、外箱C’について説明する。
この台紙は、方形の底板41の4辺に側板42〜45を連設し、対向する側板44,45の遊端縁に内蓋板46,47を、同じく対向する側板42,43の遊端縁に外蓋板48,49を連設している。
また、側板42,43それぞれの両側辺には、内壁板50,51、52,53を介して支持枠板54,55、56,57を連設している。
58は、上記内壁板53の上縁(図15では下側)に連設された注出筒支持板で、注出筒体のツバ7,8よりも大径の挿通孔58’を開設してある。
59,60は、側板42,43に開設した手掛け孔である。
61は、内壁板50,側板42,内壁板51、内壁板52,側板43,内壁板53、側板44,45に入れたハーフカット線からなる切断線である。この外箱C’は、この切断製61に沿って切断し、上蓋を含む上部を取り払い上部を開口させて開封することが可能になっている。
これを設ける高さは、図示した位置に限られず側板42〜45の上縁から下縁まで適宜の位置に変更できる。なお、ハーフカット線を2本入れ、その間に形成される帯状体の切断帯を引いて、より簡単に切断できるようにしてもよい。
65は支持枠板56の上縁にハーフカット線で半円形に囲繞形成された切り抜き板である。この切り抜き板65をハーフカット線で切断して取り去ると、軟質袋状容器の注出筒体を係合支持させる切欠き部が開口する。
66は、支持枠板54の上縁にハーフカット線と折り曲げ線で囲繞形成した折曲片67に、ハーフカット線で囲繞形成した切り抜き板で、折曲片67を折り曲げ、切り抜き板66を取り去ると、その開口部に注出筒体を係合支持させることができる。
続いて側板42,43を上記内壁板50〜53および支持枠板54〜57とともに起立させ、また、側板44,45を起立させる(図19)。
このとき、側板42〜45内に、支持枠板54〜57により円筒形の支持枠68が形成される。
その支持枠68内の底板41上に、軟質袋状容器Aを配置し(図20)、注出筒支持板58を折り曲げて上記支持枠68の上縁に乗載する(図21)。
そして、軟質袋状容器Aの注出筒体を、注出筒支持板58の挿通孔58’を通じて上方に取り出し、内蓋板46,47の係合部62,63に係合させて該内蓋板46,47を閉じ(図22)、さらに、外蓋板48,49を閉じる(図23)。
これは、容器A’を2つ収納することができるようにしたもので、たとえば使用時に2液を混合する必要のある2液型の塗料等の材料を一緒に収納するのに便利なものである。
これにより、2つの軟質袋状容器Aの注出筒体を外蓋48,49の取出孔64,69’内に位置させた状態となる。
この外箱C2は、実施例2、3の外箱C’と同じく、実施例1の支持枠Bと外箱Cとを一体にしたものに相当し、自動組立てライン、自動充填ラインでの組立て・充填に適しているものである。
また、側板86の上辺には軟質袋状容器Aの抽出筒体のツバ7,8よりも大径の半円形をなす挿通孔94を有する主板95が連設され、その内蓋板95にはさらに上記挿通孔94に連続し上記ツバ7,8より小径で主筒4よりも大径の係合孔96を有する折り畳み板97が連設されている(上記主板95および折り畳み板97を合わせて「主板」という。)。
同様に、側板88の上辺には軟質袋状容器Aの抽出筒体のツバ7,8よりも大径の半円形をなす挿通孔98を有する主板99が連設され、その内蓋板99にはさらに上記挿通孔98に連続し上記ツバ7,8より小径で主筒4よりも大径の係合孔99を有する折り畳み板100が連設されている(上記主板99および折り畳み板100を合わせて「主板」という。)。
なお、上記折り畳み板97,100は省略してもよい。
103は、その支持枠板の反対側縁部の連結部104において連結された支持板で、その遊端縁には、挿通溝105が形成されている。
B 支持枠
C,C’,C”,C2 外箱
3 注出筒
7,8 ツバ
14〜17 側板
18,19 内蓋板
18a,19a 主板
18b,19b 折り線
18c,19c 折り畳み板
20,21 外蓋板
22 挿通孔
23 嵌合孔
24 挿通溝
25 スライド溝
26 挿通孔
27 取出孔
41 底板
42〜45 側板
46,47 内蓋板
48,49 外蓋板
50〜53 内壁板
54〜57 支持枠板
58 注出筒支持板
58’ 挿通孔
64 取出孔
68 支持枠
69 注出筒支持板
69’ 挿通孔
70〜73 係合部
75 取出孔
81 底板
85〜88 側板
91 外蓋板
92 取出孔
93 外蓋板
94 挿通孔
95 主板
96 係合孔
97 折り畳み板
98 挿通孔
99 主板
100 折り畳み板
101 支持枠板
102 連結部
103 支持板
104 連結部
105 挿通溝
106 切断線
Claims (2)
- 軟質合成樹脂シートからなり流体材料を収納する袋状体およびこの袋状体内の流体材料を注出するための注出筒を有する軟質袋状容器と、
この軟質袋状容器の外周に取り付けて内部に前記軟質袋状容器を嵌合させた状態とすることができる筒状の支持枠と、
4枚の側板と、底蓋と、上蓋とにより直方体状をなし、前記流体材料を充填した前記軟質袋状容器を外周に前記支持枠を取り付けた状態で収納でき、前記上蓋が、収納した前記軟質袋状容器の前記注出筒を係合させて支持し、かつ前記注出筒の頭部を前記上蓋に開口させた取出孔内に位置させた状態で閉蓋することができるようにしてなる外箱と
からなる流体材料梱包器材であって、
前記外箱の前記上蓋が、対向する一対の前記側板の上縁に連設された一対の内蓋板と、他の一対の前記側板の上縁に連設された一対の外蓋板とからなり、
前記各内蓋板が、前記側板の上縁に連設される主板およびこの主板に折り線を介して連設された折り畳み板を有し、
一方の前記主板には、前記折り線に連続させて、前記軟質袋状容器の前記注出筒の主筒の外面に形成したツバの外径より大径の半円形をなす挿通孔が形成され、この主板に連設された前記折り畳み板には、前記折り線で折り畳んだときに前記挿通孔に一致するように、前記折り線および前記挿通孔に連続させて、前記ツバよりも小径でかつ前記主筒よりも大径の半円形の嵌合孔が形成されているとともに、
他方の前記主板には、前記折り線に連続させて、前記軟質袋状容器の前記注出筒の前記ツバの外径よりやや幅広の挿通溝が形成され、この主板に連設された前記折り畳み板には、前記折り線で折り畳んだときに前記挿通溝に一致するように、前記折り線および前記挿通溝に連続させて、前記ツバの外径よりも狭くかつ前記主筒の外径よりも広いスライド溝とその奥部に連なる前記ツバの外径より大きい円形の挿通孔が形成されており、
一方の前記外蓋板の中央で、かつ閉蓋時に前記内蓋板の前記挿通孔、前記嵌合孔および前記挿通溝に対応する位置には、前記注出筒の前記ツバよりも大径の前記取出孔が開設されている流体材料梱包器材。 - 前記外箱が、前記側板の切断線に沿って切断することによりその上蓋を取り払い上部を開口させて開封することができ、また、前記軟質袋状容器が、その上部に被覆部を有し、開封線に沿って切断して開封したときに、前記被覆部を前記外箱および/または前記支持枠の開口縁に被覆できるようにしてなる請求項1に記載の流体材料梱包器材。
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