JP3137058U - 包装器材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主筒の外周側面にツバ7を形成した硬質合成樹脂製の注出筒3を備えた軟質袋状容器Aと、内蓋板に係合孔24”を開設し、また、外蓋板の係合孔24”と一致する箇所に挿通孔25,25”を開設した外箱Cとからなり、注出筒3を、その頭部が外蓋板の上面に突出しない状態にして挿通孔25,25”内に位置させて、軟質袋状容器Aを外箱C内に収納してなる包装器材。
【選択図】図1
Description
たとえば、上記特許文献1の包装器材の外箱は、外蓋板を開き、注出口体を引き上げて、軟質袋状容器を適宜回転させることにより、その注出口体を内蓋板に形成された略T字形をなす凹処の内奥部に噛合させ、外箱に収納したままの状態で、軟質袋状容器の内容物を注ぎ出すことができるようにしたものである。
しかし、これは、注出口体を凹処の内奥部に噛合させるために、流体材料を充填した状態の軟質袋状容器を回転させる手間が生じ、これを改善し、より使いやすいものとする必要があった。
また、内蓋板の凹処をさらに小さく形成することにより、段ボール材料の無駄を減らし、製造コストを低減する必要もあった
この注出筒3は、外径46mm程度、高さ30mmの円筒状の主筒4の上端開口の外周縁に、上面を斜面5としたキャップ係合用突縁6を形成し、また、上記キャップ係合用突縁6の下方外周側面に、指を掛けるのに十分な外径70〜76mm程度で厚さ1mm程度のの環状のツバ7を形成している。
8は、注出筒3とともに注出筒体をなし、その注出筒3の上記係合用突縁6に下面周縁の係合爪9を係合させて該注出筒3の上端開口を封止するキャップである。これは、従来より石油缶等のキャップとして用いられているもので、開口を封止する場合には注出筒3の上方から押圧することでワンタッチで装着でき、また、該軟質袋状容器Aを開封する場合には、上記ツバ7に指を掛けて上面中央を下方に押圧することで下面周縁の上記係合爪9を外方に変位させ、簡易に取り外すことができる。
上記天板10aに取り付けた注出筒3は、上記軟質袋状容器Aの注出筒3と同構造であるが、その基端は、天板10aの上下に出没自在にした蛇腹10dの先端に取り付けられている。
この軟質袋状容器A’は、円環枠10の突出部10bを後記の支持枠Bの上面開口縁に乗載することで、安定的に自立させることができるようになっている。
なお、上記円環枠10の天板10aの部分は、軟質の合成樹脂により成形することも可能である。
たとえば、円筒袋状体を、底面、上面、および側壁を構成する3枚の軟質合成樹脂シートの接合部分を溶着して形成したもの、あるいは、直方体の袋状体を、上下、左右、前後の6面の軟質合成樹脂シートにより形成したもの等を使用できる。
これは、横長の段ボール板または厚紙板に縦に多数の折目線を入れ、適宜折曲して筒状に形成される。
この、支持枠Bを取り付けた軟質袋状容器A,A’は、流体材料を充填していない状態では、2つ折りされ(図9)、薄くコンパクトな状態で輸送・保管等に際し嵩張らないものであるが、該軟質袋状容器Aに流体材料を充填した際には、その軟質袋状容器Aが膨らむのにあわせて円筒状となり、軟質袋状容器Aが自立状態を保つように支持する働きをする。
また、比重の重い流体材料を収納した場合に、軟質袋状容器Aが過度に胴膨れするのを押さえる働きをもする。
この支持枠Bは、段ボール板の長手方向両端の重ね合わせ部分を、両面テープまたは接着剤による接着により製作してもよいし、あるいは、その重ね合わせた両端にそれぞれ入れた所要の形状の切込みを互いに係合させて筒状を保持させるようにしてもよい。
あるいは、接着することなく、軟質袋状容器Aを支持枠B内に嵌合させておくだけとしてもよい。
なお、特に図示しないが、上記支持柱B1は上縁に残る円環部B’から切り離して、軟質袋状容器Aの外周面に接着するようにしてもよい。あるいは、外箱Cの内面に接着して補強材としてもよい。また、支持枠Bから切り離して用意するほか、別途段ボールまたは厚紙により柱状に形成したものとしてもよい。
そのような支持柱を外箱Cの隅角部に配置し、必要に応じ外箱に対して接着することで外箱C自体の補強もできる。
その他、支持枠Bの上縁に切込みを入れ、たとえば軟質袋状容器Aの肩部1,2等の部分を挟み込むことで、回転防止を図ることもできる。
これは、4枚の側壁12〜15と、2枚の内底板16,17および2枚の外底板18,19(これらを「底蓋」という。)と、2枚の内蓋板20,21および2枚の外蓋板22,23(これらを「上蓋」という。)とからなる。
また、上記外蓋板22の、閉蓋時に上記係合孔24と一致する箇所には、一辺8cmの正方形をなす、上記注出筒3のツバ7を挿通可能な挿通孔25が形成されている。
内蓋板20,21は、開蓋して側壁13,15の外面に沿わせた状態にするとともに、その縁部(あるいはその縁部に適宜形成される切欠きや突起)を上記手掛け孔26,26に係合させて、開放状態を維持できるようになっている。
このことは、軟質袋状容器Aを取り出す作業の際などに便利である。
内蓋板20,21は、手掛け孔26,26とは別に側壁12,13に形成する切欠き(図示しない)等に係合させるようにしてもよい。
また、外蓋板22,23についても、側壁12,14に係合させ、これに沿わせた状態を維持できるようにすることが、軟質袋状容器Aの取り出し作業等に便利である。
すなわち、外蓋板に開口している上記挿通孔25内に、注出筒3を、その頭部が該外蓋板の上面に突出しない状態にして位置させて、軟質袋状容器を外箱に収納しているので、複数の外箱Cを縦積みすることを妨げないようになっている。
また、抽出筒3が外箱Cにしっかり支持されているので、該注出筒3を通じての流体材料の自動充填が容易で、キャップ8の封止も自動化が簡単である。
このように支持枠Bに嵌合した軟質袋状容器A,A’が相対回転をしない状態にすることで、該軟質袋状容器A,A’に添加剤を加えて再度閉蓋した後高速攪拌機で行う行う攪拌作業や、流体材料を全て取り出して空になった該軟質袋状容器A,A’を洗浄する作業が行いやすくなる。
さらには、外箱Cの側壁12〜14の上縁あるいは内蓋板20,21,外蓋板22,23の基端(側壁12〜14に連なる側)に切り込みを入れ、そこに軟質袋状容器Aの肩部1,2等の部分を挟み込んで回転防止を図ることもできる。
上記いずれの注出筒を採用するか、また、その他の注出筒を採用するかは、充填される流体材料の粘度や重さ等に応じ、適宜決定する。
また、ツバ7に、そのツバ7よりも大径の円環状の枠を重合して接着することで、いわば上記ツバ7の径を大きくすることによって、注出筒3の開口からの流体材料のこぼれ落ちによる外箱Cの汚れ防止、また、キャップ8の着脱の際のツバ7への指の掛けやすさの改善を図れる。
さらには、上記ツバ7の外縁からの流体材料のこぼれ落ちを防止するために、その外縁に起立する筒状体を接着し、上記ツバとこの筒状体によって、注出筒3の開口からこぼれ落ちる流体材料を完全に受け止めるようにすることも、好ましい。
なお、これらのものは、注出筒3に接着することなくワンタッチで嵌合する形状のものとしておくとさらに便利である。
B 支持枠
B’ 円環部
B” 切込み線
C 外箱
3,3’,3” 注出筒
4 主筒
7,7’ ツバ
7a 接合環状部
12〜15 側壁
16,17 内底板
18,19 外底板
20,21 内蓋板
22,23 外蓋板
24 係合孔
24’ 切欠き
25” 挿通孔
Claims (8)
- 主筒(4)の外周側面にツバ(7,7’)を形成した硬質合成樹脂製の注出筒(3,3’,3”)を備えた軟質袋状容器(A,A’)と、内蓋板に係合孔(24,24”)を開設し、また、外蓋板の、上記係合孔(24,24”)と一致する箇所に挿通孔(25,25”)を開設した外箱(C)とからなり、上記外蓋板に開口している挿通孔(25,25”)内に、上記注出筒(3,3’,3”)を、その頭部が外蓋板の上面に突出しない状態にして位置させて、上記軟質袋状容器(A,A’)を上記外箱(C)内に収納してなることを特徴とする包装器材。
- 上記軟質袋状容器(A,A’)を内部に嵌合させた状態にして、該軟質袋状容器(A,A’)の外周に取り付けられこれを支持する段ボールまたは厚紙製筒状の支持枠(B)を備えたことを特徴とする請求項1記載の包装器材。
- 上記注出筒(3,3’,3”)が、上記ツバ(7,7’)を上記外箱(C)の内蓋板に係合させていることを特徴とする請求項1または2記載の包装器材。
- 上記注出筒(3)が、上下摺動自在にして、上記外箱(C)の内蓋板に係合していることを特徴とする請求項3記載の包装器材。
- 上記注出筒(3’,3”)が、上記外箱(C)の内蓋板に係合固定されていることを特徴とする請求項3記載の包装器材。
- 上記注出筒(3’)が、上記内蓋板に対し、ツバ(7)を内蓋板の上面側に位置させ、主筒(4)の接合環状部(7a)を内蓋板の下面側に位置させることにより固定されていることを特徴とする請求項5記載の包装器材。
- 上記注出筒(3”)が、上側のツバ(7’)を外蓋板の上面に位置させ、下側のツバ(7)を外蓋板と内蓋板の間に位置させ、接合環状部(7a)を内蓋板の下方に位置させて固定されていることを特徴とする請求項5記載の包装器材。
- 上記外箱(C)が、内蓋板(20,21)の互いに対向することとなる辺縁に、閉蓋時に上記注出筒(3,3’,3”)を係合させる係合孔(24)を形成するように切欠き(24’,24’)を形成し、その内蓋板(20,21)に重合することとなる外蓋板(22)の、閉蓋時に上記係合孔(24)と一致する箇所に、上記注出筒(3,3’,3”)のツバ(7,7’)を挿通可能な挿通孔(25)が形成されていることを特徴とする請求項1, 2,3,4,5,6または7記載の包装器材。
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JP2009166885A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toshiharu Osaka | 流体材料梱包器材および流体材料梱包方法 |
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