JP6138587B2 - 内袋付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体や粉体等の流動体が収容される内袋と、それを収容する外箱とを備える内袋付き容器に関する。
段ボール箱は軽量で、折り畳みや組み立てが容易であり、強度や衝撃吸収性等に優れているため、様々な商品の包装容器として広く利用されている。しかし、組み合わせた部分に隙間が生じる、耐水性がない等の理由から、液体や粉体等の流動体の収容には適さない。そこで、プラスチックフィルム製の内袋を段ボール箱の内部に取り付けた内袋付き容器が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2007-276834号公報
特許文献1の内袋付き容器では、段ボール箱の蓋部(天板)を開き、それにより現れた内袋の上部の隅部を切り取り、それを注出口として内容物(流動体)を注ぎ出す。内容物が残った場合は、内容物が乾燥したり変質したりすることを防ぐために、輪ゴムや紐、針金等で内袋の注出口を縛った状態で保管する。
ところが、上記構成では、注出口を縛るための輪ゴム等を用意する必要がある。また、保管中に注出口の位置が下がってきて、内容物が漏れ出てしまうことがあった。
本発明が解決しようとする課題は、内袋に設けた注出口を簡便に、また、内容物が漏れ出ないように封じることができる内袋付き容器を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明は、
上面に開口を有する外箱と、その内部に収容された内袋とを備え、該内袋の上部の隅部を切断して注出口とする内袋付き容器において、
前記外箱の一側壁の上端部に折れ線を介して延設された保持片と、
前記保持片の、前記側壁との境界部分に設けられた前記注出口を挿入するための挿入孔と、
前記側壁に隣接する別の側壁の上端部に延設された、前記保持片の上に重なった状態で前記開口を塞ぐ蓋フラップと
を有することを特徴とする。
本発明に係る内袋付き容器では、内袋に設けられた注出口に封をするときには、外箱の一側壁の上端部に折れ線を介して延設された保持片の、該側壁との境界部分に設けられた挿入孔に該注出口を挿入する。これにより、注出口が保持片に保持される。こうして注出口を保持した保持片を前記折れ線で折り曲げ、その上に、隣接する別の側壁の上端部に延設された蓋フラップを重ねて、外箱の開口を閉じる。これにより、保持片が設けられた側壁の上端部と蓋フラップの間に注出口が挟まれ、該注出口が封じられる。
このように、本発明に係る内袋付き容器では、保持片に設けられた挿入孔に注出口を挿入して蓋フラップを閉じるだけで、簡便に注出口の封ができる。また、注出口が保持片に保持されるため、注出口の位置が下がってきて内容物が外箱内に漏れ出てしまうことを防止することができる。
前記外箱と前記内袋は、接着剤等により互いに接着されていても良い。こうすることにより、外箱を傾けて、内袋に収容された内容物を注出する際に、内容物と共に内袋が外箱から落下してしまうことを防止することができる。
前記外箱は、隣接する2つの側壁をまたいでそれらの上端部に折れ線を介して延設され、また、互いに折れ線を介して接続された注出支片を有することが望ましい。この注出支片を前記開口から突出させた状態でその上に注出口を載置すれば、外箱を傾けて内袋の内容物を注出するときに、注出口がそれにより保持されて安定すると共に、液だれが生じにくくなる。注出後は、該注出支片を内側に折り込むことにより、蓋フラップで外箱の開口を閉じることができる。
前記注出支片が前記保持片を兼ねていても良い。この場合、前記挿入孔は、前記注出支片の下端部(側壁の上端部との境界部分)に設ける。
前記外箱には、段ボール箱を用いることが望ましい。前記のように段ボール箱は強度や衝撃吸収性等に優れているため、流動体を保管するための容器として適している。
本発明に係る内袋付き容器では、内袋の注出口を挿入孔に挿入して蓋フラップを閉じるだけで、簡便に注出口の封ができる。また、注出口が保持片に保持されるため、注出口の位置が下がってきて内容物が外箱内に漏れ出てしまうことを防止することができる。
本発明の第1実施例の内袋付き容器の斜視図。 注出口に封をするときの説明図。 本発明の第2実施例の内袋付き容器の斜視図。 第2実施例の内袋付き容器から内容物を注出するときの説明図であり、(a)は斜視図、(b)及び(d)は側面図、(c)は上面図。 第2実施例の内袋付き容器において、内袋に設けた注出口に封をするときの説明図。 第2実施例の内袋付き容器の変形例の説明図。
本発明に係る内袋付き容器の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、第1実施例の内袋付き容器の斜視図である。この内袋付き容器は、上面に開口を有する外箱1とそれに収容される内袋2から成る。内袋2は、プラスチックフィルム等の液密性の高い材料から成り、その中には液体や粉体等の流動体が収容されている。また、内袋2は外箱1の内部の側面及び底面に、接着剤等により接着されている。
外箱1は、直方体状に製函された段ボール箱であり、上面開口の4つの側壁には、折れ線10A〜10Dを介して右半片(保持片)11、左半片12、中板13、蓋フラップ(天板)14がそれぞれ延設されている。中板13には、側壁との境界部分に長方形状の切り抜き(差し込み口131)が設けられている。左半片12には、その上に中板13が重ねられたときの差し込み口131の位置に切り抜き(差し込み口121)が設けられている。蓋フラップ14には、差し込み口121、131に差し込まれる舌片141が設けられている。
右半片11には、本発明に特徴的な構成として、側壁との境界部分に半円状の挿入孔111が設けられている。以下、本実施例の内袋付き容器の使用方法について簡単に説明する。
この内袋付き容器では、外箱1の蓋フラップ14と中板13をこの順に開き、それから左半片12と右半片11を左右に開き、それにより現れた内袋2の上部の隅部を、例えば図中の破線Aに沿って切断して、注出口21を形成する。そして、内袋2ごと外箱1を傾け、注出口21から内容物(流動体)を注出する。
内容物を注出した後は、上記のように形成した注出口21を右半片11の挿入孔111に挿入する(図2(a))。この状態で右半片11と左半片12を閉じ、次いで中板13を閉じ、最後に蓋フラップ14を閉じて舌片141を差し込み口121、131に差し込む(図2(b))。これにより、注出口21が、右半片11が設けられた側壁の上端部と中板13及び蓋フラップ14の間に挟持されたうえで固定され、注出口21に封がされる。
このように、本実施例の内袋付き容器では、挿入孔111に注出口21を挿入し、挿入孔111が設けられた右半片(保持片)11の上から蓋フラップ14を重ねて閉じるだけで、簡便に注出口21の封を行うことができる。また、注出口21が右半片11に保持されるため、注出口21の位置が下がってきて内容物が外箱1内に漏れ出てしまうことを防止することができる。
次に内容物を取り出す際には、蓋フラップ14と中板13を開き、挿入孔111から注出口21を抜くだけで良い。
本実施例の内袋付き容器では、内袋2を外箱1に接着していたが、これらは互いに接着されていなくても良い。その場合、内袋2を外箱1の外に出して内容物を取り出し、その後、内袋2を外箱1の中に収容して、上記のように注出口21の封を行えば良い。
図3は、第2実施例の内袋付き容器の斜視図である。本実施例の内袋付き容器は、外箱1の隣接する2つの側壁をまたぐ注出支片30が設けられている。注出支片30は、折れ線10Aに接する面31と折れ線10Cに接する面32の2つの面から成り、これらの面の境界線を挟んで対称な形状を有している。注出支片30の面31の、側壁との境界部分には挿入孔311が設けられている。この注出支片30は、面31を折れ線Bに沿って折りながら折れ線10A、10Cに沿って面31、32を内側に折ることにより、面31を下に、面32を上にして折り畳むことが可能である。また、右半片11と中板13には、面31、32と同じ形状の切り抜き(切り抜き部112、132)が設けられ、蓋フラップ14の、注出支片30に対応する位置にある角部33には折れ線Cが設けられている。その他の構成は第1実施例と同じである。
以下、本実施例の内袋付き容器の使用方法について簡単に説明する。この内袋付き容器では、外箱1の蓋フラップ14と中板13をこの順に開き、それから右半片11と左半片12を左右に開き、更に注出支片30を立てる。そうして現れた内袋2の上部の隅部を切断して注出口21を形成し、注出口21を注出支片30に載せる。
それから右半片11と左半片12を閉じ、次いで中板13を閉じ、最後に蓋フラップ14を閉じて舌片141を差し込み口121、131に差し込み、蓋フラップ14の角部33を折れ線Cに沿って上方に折り曲げる(図4(a))。図4(b)及び(c)に示すように注出口21は注出支片30に載置されているため、この状態の外箱1ごと内袋2を傾ければ、内袋2内に収容された内容物22を注出支片30から注ぎ出すことができる(図4(d))。これにより、内袋2から直接内容物を注ぎ出すよりも、注出位置のずれや液だれ等が生じにくくなる。
その後は、注出支片30に載置された注出口21を、注出支片30の面31に設けられた挿入孔311に挿入し(図5(a))、注出支片30を折り畳んで、その上から蓋フラップ14の角部33を重ねる。これにより、注出口21に封がされる。
再び内容物を取り出したいときには、蓋フラップ14の角部33を折り曲げ、注出支片30を立て、挿入孔311から注出口21を抜き、注出口21を注出支片30に載せれば良い。本実施例の内袋付き容器では、第1実施例のもののように、使用するたびに蓋フラップ14と中板13を開く必要がないため、第1実施例の内袋付き容器よりも利便性が高い。
この内袋付き容器を接着剤の容器として用いる場合、ヘラを収容できるようにすることが望ましい。例えば、図6(a)に示すように、右半片11と左半片12にそれぞれ左右対称な切り込み40を設けることにより、図6(b)に示すような台形状のヘラ41の下底両端の角部をそれぞれ該切り込み40に差し込み、収容することができる。
1…外箱
2…内袋
10A〜10D…折れ線
11…右半片
12…半片
13…中板
14…蓋フラップ(天板)
21…注出口
22…内容物(流動体)
30…注出支片
31、32…面
33…角部
111、311…挿入孔
112、132…切り抜き部
121、131…差し込み口
141…舌片
40…切り込み
41…ヘラ

Claims (4)

  1. 上面に開口を有する外箱と、その内部に収容された内袋とを備え、該内袋の上部の隅部を切断して注出口とする内袋付き容器において、
    前記外箱の一側壁の上端部に折れ線を介して延設された保持片と、
    前記保持片の、前記側壁との境界部分に設けられた前記注出口を挿入するための挿入孔と、
    前記側壁に隣接する別の側壁の上端部に延設された、前記保持片の上に重なった状態で前記開口を塞ぐ蓋フラップと
    を有することを特徴とする内袋付き容器。
  2. 前記外箱が、隣接する2つの側壁をまたいでそれらの上端部に折れ線を介して延設され、また、互いに折れ線を介して接続された注出支片を有することを特徴とする請求項1に記載の内袋付き容器。
  3. 前記注出支片が前記保持片を兼ねることを特徴とする請求項2に記載の内袋付き容器。
  4. 前記外箱と前記内袋が互いに接着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内袋付き容器。
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