JP5246945B2 - 液体材料の塗布方法および塗布装置 - Google Patents

液体材料の塗布方法および塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5246945B2
JP5246945B2 JP2009051434A JP2009051434A JP5246945B2 JP 5246945 B2 JP5246945 B2 JP 5246945B2 JP 2009051434 A JP2009051434 A JP 2009051434A JP 2009051434 A JP2009051434 A JP 2009051434A JP 5246945 B2 JP5246945 B2 JP 5246945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
distance
discharge unit
expansion
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009051434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010205626A (ja
Inventor
直俊 生島
充典 鈴木
静士 時任
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Engineering Inc
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Musashi Engineering Inc
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Musashi Engineering Inc, Japan Broadcasting Corp filed Critical Musashi Engineering Inc
Priority to JP2009051434A priority Critical patent/JP5246945B2/ja
Publication of JP2010205626A publication Critical patent/JP2010205626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5246945B2 publication Critical patent/JP5246945B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

本発明は、液体材料の塗布方法および塗布装置に係り、例えば、有機EL表示装置の一種であるフレキシブルディスプレイに使用されるプラスチックフィルムへ液体材料を塗布する塗布方法および塗布装置に関する。
現在、パーソナルコンピュータや携帯電話などの表示装置(ディスプレイ)として主流となっている液晶表示装置に変わる次世代表示装置の一つとして有機EL表示装置が注目されている。
有機EL表示装置は、液晶表示装置と比較して、バックライトが不要である、薄型化、軽量化が容易である、視野角が広い、応答速度が速い、消費電力が低いなどの利点がある。
そして、有機EL表示装置の中でもプラスチックフィルムを基板として使用するフレキシブルディスプレイが特に注目されている。フレキシブルディスプレイは、プラスチックフィルムを基板として使用しているため、曲げることが可能であるので、丸めるなどして持ち運べる電子ペーパーのようなモバイル用から、円い柱に湾曲させて設置するような大型ディスプレイ用まで幅広い用途が期待されている。
フレキシブルディスプレイとしては、例えば、特開2006−133573号公報(特許文献1)に開示がある。特許文献1には、複数の画素ごとにTFTが設けられたアクティブマトリクス型のフレキシブルディスプレイであって、プラスチックフィルム上に、電極層や発光層、これらを絶縁や封止をする層などが順次形成されることが開示され、その中でも有機活性層や有機EL層は、インクジェット方式などによって各画素の画素電極上にそれぞれ形成されることが開示されている。
有機EL材料を塗布する塗布装置としてインクジェット方式を用いるものは、特開2004−31070号公報(特許文献2)に開示がある。特許文献2には、X方向とY方向に所定のピッチで複数の画素が並べられた基板を支持固定するXYステージと、所定のピッチで直列状に並べられた複数のノズルを有するインクジェットヘッドとを、相対位置を変化させるよう移動制御して、有機EL材料を各画素に塗布する装置が開示されている。
特開2006−133573号公報 特開2004−31070号公報
通常のディスプレイに用いられるガラス基板とは違い、フレキシブルディスプレイに基板として用いられるプラスチックフィルムは熱に弱いため、熱処理を伴う工程において、反りや膨張収縮のような変形を生じやすく、基板上にマトリクス状に形成された各画素間の距離が変わってしまうという問題があった。例えば、有機EL材料を塗布する前の工程である電極層や絶縁層を基板上に形成する工程で用いられるスパッタリング法、CVD法、蒸着法などでは熱処理を伴うものがほとんどである。このため、このような熱処理を伴う工程の次工程である塗布工程において、上記各画素に正確に材料を塗布するためには、変形分を考慮して塗布位置を合わせる必要があった。
また、一つのインクジェットヘッドに複数のノズルを備える場合、基板上に形成された各画素間の距離が変わってしまうと、ノズル間の距離と画素間の距離とを一致させることは困難であり、前述の位置合わせと相俟って、各画素上に材料を正確に塗布できないことがあった。
そこで本発明は、熱により反りや膨張収縮といった変形が基板に生じても、基板上に形成された画素上に正確に材料を塗布することができる液体材料の塗布方法および塗布装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、発明者は、プラスチックフィルム基板の伸縮率を算出し、吐出ユニットの位置および吐出タイミングを調整することにより、変形した基板に対しても塗布対象要素に正確に材料を塗布することを可能とした。
第1の発明は、フレキシブルディスプレイ用の塗布対象要素が格子状に配列されたプラスチックフィルム基板を載置するテーブルと、所定の間隔で配置された複数の吐出口を有する吐出ユニットとを第一の方向および第一の方向と直交する第二の方向に相対移動させて前記基板上に液体材料を塗布する塗布方法における、塗布開始前に塗布位置ずれを調整する工程であって、前記基板上に予め設けられた複数の基準マークの設定位置座標Sを記憶するステップ1と、熱処理を伴う工程を経た前記基板をテーブル上に載置し、前記複数の基準マークを画像認識し、測定位置座標Mを測定するステップ2と、前記設定位置座標Sと前記測定位置座標Mとに基づき前記基板の伸縮率を算出するステップ3と、前記基板の伸縮率に基づき、塗布位置ずれを調整するステップ4と、を有する塗布位置調整工程を含み、前記ステップ3は、前記設定位置座標Sのうち二以上の基準マークについて第一の方向および第二の方向の距離を算出するステップ3−1と、前記設定位置座標Sに対応する前記測定位置座標Mについて第一の方向および第二の方向の距離を算出するステップ3−2と、前記ステップ3−1で算出した距離と、前記ステップ3−2で算出した距離との比から第一の方向および第二の方向の伸縮率を算出するステップ3−3と、を含み、前記ステップ4において、第一の方向の伸縮率、前記吐出ユニットで使用する最寄りの吐出口間の距離L、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnに基づき、前記塗布対象要素の第一の方向の整列方向軸線に対する前記吐出ユニットの回動角度を調整すること、第二の方向の伸縮率、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第二の方向の距離Ynに基づき、前記基板と前記吐出ユニットの相対移動速度および/または吐出時間間隔を調整することを特徴とする液体材料の塗布方法である。
第2の発明は、第1の発明において、前記複数の基準マークが、基板の対角線上にある二つのマークを含むことを特徴とする。
の発明は、第1または2の発明において、前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnが、前記吐出ユニットにおける吐出口間の距離Lよりも大きい場合に、前記吐出ユニットで使用する吐出口を一つおき以上に設定することを特徴とする。
の発明は、第1ないしのいずれかの発明において、前記ステップ4において、前記基板の伸縮率が許容範囲を越える場合にのみ塗布位置を調整することを特徴とする。
の発明は、第1ないしのいずれかの発明において、前記基板が、有機ELディスプレイ用の基板であることを特徴とする。
の発明は、所定の間隔で配置された複数の吐出口を有する吐出ユニットと、フレキシブルディスプレイ用の塗布対象要素が格子状に配列されたプラスチックフィルム基板を載置するテーブルと、前記吐出ユニットと前記テーブルとを第一の方向および第一の方向と直交する第二の方向に相対移動させる駆動機構と、前記吐出ユニットを前記基板に垂直な軸を中心に回転させる回転機構と、前記基板に予め設けられた基準マークを認識する画像認識装置と、これらの動作を制御する制御装置と、を備えた液体材料の塗布装置であって、前記制御装置は、前記基板上に予め設けられた複数の基準マークの設定位置座標Sを記憶する第1の手段と、熱処理を伴う工程を経た前記基板をテーブル上に載置し、前記複数の基準マークを画像認識し、測定位置座標Mを測定する第2の手段と、前記設定位置座標Sと前記測定位置座標Mとに基づき前記基板の伸縮率を算出する第3の手段と、前記基板の伸縮率に基づき、塗布位置ずれを調整する第4の手段と、を有する塗布位置調整手段を備え、前記第3の手段は、前記設定位置座標Sのうち二以上の基準マークについて第一の方向および第二の方向の距離を算出する第3−1の手段、前記設定位置座標Sに対応する前記測定位置座標Mについて第一の方向および第二の方向の距離を算出する第3−2の手段と、前記第3−1の手段で算出した距離と、前記第3−2の手段で算出した距離との比から第一の方向および第二の方向の伸縮率を算出する第3−3の手段と、を有し、前記第4の手段は、第一の方向の伸縮率、前記吐出ユニットで使用する最寄りの吐出口間の距離L、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnに基づき、前記塗布対象要素の第一の方向の整列方向軸線に対する前記吐出ユニットの回動角度を調整すること、第二の方向の伸縮率、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第二の方向の距離Ynに基づき、前記基板と前記吐出ユニットの相対移動速度および/または吐出時間間隔を調整することを特徴とする液体材料の塗布装置である。
の発明は、第の発明において、前記複数の基準マークが、基板の対角線上にある二つのマークを含むことを特徴とする。
の発明は、第6または7の発明において、前記制御装置は、前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnが、前記吐出ユニットにおける吐出口間の距離Lよりも大きい場合に、前記吐出ユニットで使用する吐出口を一つおき以上に設定することを特徴とする。
の発明は、第ないしのいずれかの発明において、前記吐出ユニットが、有機EL材料をインクジェット方式で吐出することを特徴とする。
本発明によれば、塗布開始前に、基板上に設けられた基準マークを読み取り、基板の伸縮率を算出して塗布位置を調整するので、正確な位置に毎回塗布を行うことが可能である。また、基板毎に同様の動作を行うことにより、各基板の変形度合いに柔軟に対応が可能である。さらに、吐出ユニットの回転方向および、相対移動速度、吐出時間間隔を制御することで、複数の吐出口を備えていても簡単に吐出口間の距離と塗布対象要素間の距離とを一致させるよう調整することが可能である。
塗布対象基板を説明する概略図である。 本発明に係る伸縮率算出方法を説明する説明図である。 本発明に係るX方向の調整方法を説明する説明図である。 本発明に係るY方向の調整方法を説明する説明図(収縮した場合)である。 本発明に係るY方向の調整方法を説明する説明図(伸張した場合)である。 実施例に係る塗布装置の概略図である。 実施例に係る塗布装置の動作フローチャートである。
以下に、本発明を実施するための一形態を説明する。以下では特に断りのない限り図1における横方向をX方向といい、縦方向をY方向という。
また、以下では説明の便宜上、X方向の各塗布対象要素間距離と各吐出口間距離とは、伸縮のない状態の基板において等しいことを前提としている。従って、X方向の塗布対象要素間距離と吐出口間距離とが異なる場合でも、この実施形態を応用して適用できることは当然である。
図1に本発明で塗布対象となる基板1の概略図を示す。基板1はプラスチックフィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルスルフィド等)であり、その上面には塗布対象要素(画素)2が格子状に複数配列されている。そして、塗布対象範囲の外には当該基板1の位置決めをする際に用いられる基準マーク(アライメントマーク)3が予め複数設けられている。本実施の形態では、二つのアライメントマークを用いる手法を説明する。
[1]基板の伸縮率の算出
基板の伸縮率とは、基板1において熱による変形が生じた場合の変形度合いを表す指標である。図2はアライメントマーク3のみを示した簡略化した図である。二つのアライメントマークを用いる場合、図2に示すように、基板の対角線上にあるアライメントマークを用いることが好ましい。なぜなら、X方向およびY方向の位置のずれを一度に測定、算出でき、時間短縮が図れるからである。
初期設定として、テーブル14の所定の位置に熱処理を伴う工程を実施する前の基板1を載置したときにおける、左上のアライメントマーク4の位置座標を(X01,Y01)とし、右下のアライメントマーク5の位置座標を(X02,Y02)として記憶装置に記憶する。これを設定位置座標Sとして、伸縮率算出時の基準値とする。ここで、設定位置座標Sの値の設定は、熱処理を伴う工程を実施する前の収縮のない基板1を実際に載置して計測することにより行ってもよいし、基板1の設計上の数値を設定してもよい。
つぎに、画素電極の成膜などの熱処理を伴う工程を実施した後の収縮した基板1を搬入し、テーブル14に載置固定する。熱処理を伴う工程を実施した後の基板1は、図2に点線で示すように、矢印8全ての方向に収縮している場合もあれば、いずれかの方向にのみ収縮している場合もある。続いて、吐出ユニット13とともに画像認識装置23を上記の設定位置座標Sまで移動させる。そして、画像認識装置23の視野内に入ったアライメントマーク(6、7)を画像認識し、その中心位置座標(十字の交点の座標)を測定する。この測定は、左上のマーク6および右下のマーク7それぞれについて行う。このとき得られた位置座標を(X11,Y11)、(X12,Y12)とする。これが測定位置座標Mとなる。そして、予め記憶した上記設定位置座標Sと実際に測定した上記測定位置座標Mとから、次式を用いて「伸縮率」を求める。
X方向に対する伸縮率εXは、下記式1により求まる。
[数1]
εX=|X12−X11|/|X02−X01
Y方向に対する伸縮率εYは、下記式2により求まる。
[数2]
εY=|Y12−Y11|/|Y02−Y01
[2]伸縮率に基づく補正方法
前述の[1]で算出した伸縮率εXおよびεYに基づく塗布位置調整について説明する。以下では理解を容易にするためX方向とY方向とに分けて説明するが、これらの調整は、個別に独立して実行してもよいし、連続して実行してもよい。
[2−1]X方向の調整方法
まず、X方向の調整方法について図3を参照しながら説明する。
図3(a)は基板1に伸縮がない場合である。図3(a)では、X方向の塗布対象要素2の間の距離Xと吐出口9の間の距離Lとは等しいので、位置調整することなく塗布できる。
図3(b)は基板1が収縮した場合である。図3(b)では、吐出口9の間の距離Lに比べ、X方向の塗布対象要素2の間の距離X(=εX・X)が短くなる。そこで、基板1上に形成された塗布対象要素2のX方向軸線に対する複数の吐出口9の整列方向軸線の角度θを調整することにより、吐出口9の間の距離Lと塗布対象要素2の間の距離Xとを合わせる。
上記の角度θは下記式3により算出する。
[数3]
θ=cos−1(εX・X/L)
ここで、εXはX方向の伸縮率を表す。上記式3で求めた角度θに基づき、後述の回転機構18により吐出ユニット13を回転させることで位置を合わせることができる。
図3(c)は基板1が伸張した場合である。伸張したX方向の塗布対象要素2の間の距離Xが吐出口9の間の距離Lより大きい図3(c)の場合(X>L)は、使用する吐出口9を一つおきに変更し、見かけ上吐出口9の間の距離を大きく(2L)した後に調整を行う。吐出口9の間の距離を見かけ上大きくすることで、前述の(b)とほぼ同様の調整が可能となる。塗布対象要素2のX方向軸線に対する複数の吐出口9の整列方向軸線の角度θを調整することにより、使用する吐出口9の間の距離2Lと塗布対象要素2の間の距離Xとを合わせる。
上記の角度θは下記式4により算出する。
[数4]
θ=cos−1(εX・X/2L)
上述の(b)と同様に、上記式4で求めた角度θに基づき、後述の回転機構18により吐出ユニット13を回転させることで位置を合わせることができる。なお、距離Xが距離2Lよりも大きい場合には、使用する吐出口9を二つおき以上に変更してもよい。
上述の(b)および(c)で吐出ユニット13を回転させた場合、塗布対象要素2に対する吐出口9のY方向位置が、吐出口9ごとに異なる結果となる。このまま同時に吐出を行うと大きくずれた位置に吐出することになってしまうため、吐出口9ごとに吐出するタイミングをずらす必要がある。
(b)の場合にずらす時間は下記式5により算出する。
[数5]
=(Lsinθ)/V
(c)の場合にずらす時間は下記式6により算出する。
[数6]
=(2Lsinθ)/V
ここで、Vは吐出ユニット13のY方向移動速度である。走査方向(Y方向)一番先頭の吐出口9が吐出してから上記式5または式6で算出した時間ずつ順次タイミングをずらして吐出を行うことで、回転したことによる位置ずれは解消できる。
[2−2]Y方向の調整方法
次に、Y方向の調整方法について図4aおよび図4bを参照しながら説明する。
図4aは基板1がYからYへ収縮した場合である。図4aでは、吐出時間間隔(吐出信号10の間隔)ΔtをΔtで一定としたときは、基板と吐出口の相対移動速度VをVからVへ遅くする必要があり、逆に、基板と吐出口の相対移動速度VをVで一定としたときは、吐出時間間隔ΔtをΔtからΔtへ短くする必要がある。
図4bは基板1がYからYへ伸張した場合である。図4bでは、吐出時間間隔ΔtをΔtで一定としたときは、基板と吐出口の相対移動速度VをVからVへ速くする必要があり、逆に、基板と吐出口の相対移動速度VをVで一定としたときは、吐出時間間隔ΔtをΔtからΔtへ長くする必要がある。
上記からわかるように、基板と吐出口の相対移動速度Vと吐出時間間隔Δtとの間には、収縮、伸張いずれの場合にも同様な相関関係がある。したがって、Y方向についての調整は、相対移動速度Vか吐出時間間隔Δtの値をどちらか一方を一定としてもう一方を変更するか、或いは両方とも変更するか、いずれかにより調整することができる。また上記のパラメータの間には、下記式7で示すような、Y方向の伸縮率εY、相対移動速度V、吐出時間間隔Δtの積で表される関係がある。
[数7]
Y=εY・V・Δt
ここで、YはY方向の塗布対象要素2の間の距離を表す。上記のΔtなどのパラメータを変更する際は、上記式5の関係に基づいてY方向の塗布位置の調整を行わなければならない。
なお、基板と吐出口の相対移動速度Vや吐出時間間隔Δtによらず、伸縮率εYと伸縮がない場合の塗布対象要素2の間の距離Yとの積から算出される実測塗布対象要素間距離Y’(=εY・Y)に基づき、リニアスケールなどのセンサにて直接距離を測定しながら塗布を行うことで調整することも可能である。
以上のように、X方向の位置合わせに関しては吐出ユニットの回転方向の角度、Y方向の位置合わせに関しては吐出ユニットの相対移動速度か吐出時間間隔のいずれか又は両方を調整することにより、吐出口9が設けられた部材などを交換することなく、簡単に調整することができる。
このように、本実施の形態によれば、プラスチックフィルムを基板として使用する、有機ELディスプレイや液晶ディスプレイなどを高歩留まりで製造することが可能となる。
以下では、本発明の詳細を実施例により説明するが、本発明は何ら実施例により限定されるものではない。
(1)塗布装置
図5は、本発明に係る塗布装置11の概略図である。
本実施例に係る塗布装置11は、液体材料12を吐出する吐出口9を複数有する吐出ユニットであるインクジェットヘッド13が取り付けられ、X駆動機構15により矢印19の方向に移動可能である。さらに、基板1に予め設けられた基準マーク3を認識する画像認識装置23が、インクジェットヘッド13とともにX駆動機構15に取り付けられ、テーブル14に載置された基板1に対して移動自在となっている。画像認識装置23として、本実施例においてはCCDカメラを用いた。
インクジェットヘッド13は、塗布対象基板1に垂直な軸を中心にした方向22に回転させる回転機構18および、塗布対象基板1に垂直な方向21に移動させるZ駆動機構17を介して前述のX駆動機構15に取り付けられている。インクジェットヘッド13には、複数の吐出口9がX方向に一列設けられている。吐出口9からドット状に吐出されるインクは、例えば高分子型発光材料を有機溶剤で溶かしたものであり、塗布後に有機溶剤が大気中に揮発して高分子型発光材料が残り、対応する色のインクが塗布された状態になる。基板上に形成された微細隔壁内部にインクを塗布後、加熱処理をし、発光層を膜化する。
インクジェットヘッド13の下方には、塗布対象基板1を交換自在に支持固定するテーブル14が設けられ、Y駆動機構16により矢印20の方向へ移動可能である。
さらには、以上に説明した構成要素全体の動作を制御する制御装置24であるパーソナルコンピュータ(PC)を備えている。本実施例に係る制御装置24は、各動作の条件設定や、各座標値の設定、塗布描画データの編集、測定位置座標に基づく伸縮率の算出などを制御している。
(2)動作フローチャート
本実施例に係る塗布装置11における一連の動作の流れを図6に示す。
まず、初期設定として、基板1のアライメントマーク(4、5)の位置座標を設定する(STEP100)。これは、前述のように、基板の設計上の数値でもよいし、熱処理を伴う工程を実施する前の収縮のない基板を載置したときの実際のマーク位置を設定してもよい。また、その他塗布に必要な設定である、各動作の条件や塗布描画データ、伸縮率の許容範囲なども併せて設定する。全ての設定が終了したら、動作を開始する(STEP101)。動作を開始すると、まず基板1を装置11内に搬入し、テーブル14に支持固定する(STEP102)。そして、画像認識装置23がSTEP100で設定した座標値に基づいて移動し、基板1上に予め設けられているアライメントマーク(6、7)を認識、その座標位置を測定する(STEP103)。次に、STEP103で測定した位置座標に基づいてX方向およびY方向についての伸縮率を算出する(STEP104)。この算出した伸縮率と、STEP100で設定した伸縮率の許容範囲とを比較し(STEP105)、許容範囲内であれば調整の必要はないので、塗布を実行する(STEP110)。一方、算出した伸縮率が許容範囲外であれば、調整を実行する工程へ移行する。ここで、伸縮率の許容範囲は、製造しようとするディスプレイに求められる精度などにより変わるもの(設計的事項)であるので限定するものではないが、例えば、伸縮率が10%までを範囲内として設定し、算出値がこれを上回る(範囲外)か下回る(範囲内)かにより判断する。次に、調整実行工程は、X方向の伸縮率に関し、算出した値が1以上であるかを判定する(STEP106)。STEP106で算出した値が1未満である場合、STEP109へ進み、X方向における調整量である回転角度を算出して調整を実行する。STEP106で算出した値が1以上である場合、STEP107へ進み、伸張した塗布対象要素2の間の距離Xと吐出口9の間の距離Lとを比較する。XがLよりも小さい場合は、そのままSTEP109へ進んでX方向の調整量の算出および調整を実行する。XがLよりも大きい場合、使用する吐出口9を一つおきに変更し(STEP108)、STEP109のX方向調整工程へ移行する。なお、STEP109で、ノズルユニット13が回転したときの吐出タイミングの調整も併せて行う。X方向の調整工程が終了したら、Y方向の調整工程へ移行する(STEP110)。Y方向の調整は、吐出時間間隔Δtか相対移動速度Vのうち、どちらか一方を一定としてもう一方を変更するか、または、吐出時間間隔Δtと相対移動速度Vの両方をともに変更するか、いずれかの方法を選択して行う。X方向、Y方向の調整が終了すると、塗布が実行される(STEP111)。そして、塗布が終了したら基板1を装置11外へ搬出し(STEP112)、塗布を施す基板1が残っているかどうかの判定を行う(STEP113)。基板が残っている場合は、STEP102へ戻り、新たな未塗布の基板1を装置11内へ搬入する。基板1がない場合は、動作を終了する(STEP114)。
このように、塗布開始前に、基板上に設けられたアライメントマークを読み取り、基板の伸縮率を算出して塗布位置を調整するので、正確な位置に毎回塗布を行うことが可能である。また、基板毎に同様の動作を行うので、各基板の変形度合いに柔軟に対応が可能である。
1 基板
2 塗布対象要素(画素)
3 基準マーク(アライメントマーク)
4 左上初期設定マーク
5 右下初期設定マーク
6 左上伸縮後マーク
7 右下伸縮後マーク
8 伸縮方向
9 吐出口
10 吐出信号
11 塗布装置
12 液体材料
13 吐出ユニット(インクジェットヘッド)
14 テーブル
15 X駆動機構
16 Y駆動機構
17 Z駆動機構
18 回転機構
19 X移動方向
20 Y移動方向
21 Z移動方向
22 θ回転方向
23 画像認識装置
24 制御装置

Claims (9)

  1. フレキシブルディスプレイ用の塗布対象要素が格子状に配列されたプラスチックフィルム基板を載置するテーブルと、所定の間隔で配置された複数の吐出口を有する吐出ユニットとを第一の方向および第一の方向と直交する第二の方向に相対移動させて前記基板上に液体材料を塗布する塗布方法における、塗布開始前に塗布位置ずれを調整する工程であって、
    前記基板上に予め設けられた複数の基準マークの設定位置座標Sを記憶するステップ1と、
    熱処理を伴う工程を経た前記基板をテーブル上に載置し、前記複数の基準マークを画像認識し、測定位置座標Mを測定するステップ2と、
    前記設定位置座標Sと前記測定位置座標Mとに基づき前記基板の伸縮率を算出するステップ3と、
    前記基板の伸縮率に基づき、塗布位置ずれを調整するステップ4と、
    を有する塗布位置調整工程を含み、
    前記ステップ3は、
    前記設定位置座標Sのうち二以上の基準マークについて第一の方向および第二の方向の距離を算出するステップ3−1と、
    前記設定位置座標Sに対応する前記測定位置座標Mについて第一の方向および第二の方向の距離を算出するステップ3−2と、
    前記ステップ3−1で算出した距離と、前記ステップ3−2で算出した距離との比から第一の方向および第二の方向の伸縮率を算出するステップ3−3と、を含み、
    前記ステップ4において、
    第一の方向の伸縮率、前記吐出ユニットで使用する最寄りの吐出口間の距離L、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnに基づき、前記塗布対象要素の第一の方向の整列方向軸線に対する前記吐出ユニットの回動角度を調整すること、
    第二の方向の伸縮率、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第二の方向の距離Ynに基づき、前記基板と前記吐出ユニットの相対移動速度および/または吐出時間間隔を調整することを特徴とする液体材料の塗布方法。
  2. 前記複数の基準マークが、基板の対角線上にある二つのマークを含むことを特徴とする請求項1の液体材料の塗布方法。
  3. 前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnが、前記吐出ユニットにおける吐出口間の距離Lよりも大きい場合に、前記吐出ユニットで使用する吐出口を一つおき以上に設定することを特徴とする請求項1または2の液体材料の塗布方法。
  4. 前記ステップ4において、前記基板の伸縮率が許容範囲を越える場合にのみ塗布位置を調整することを特徴とする請求項1ないしのいずれかの液体材料の塗布方法。
  5. 前記基板が、有機ELディスプレイ用の基板であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかの液体材料の塗布方法。
  6. 所定の間隔で配置された複数の吐出口を有する吐出ユニットと、フレキシブルディスプレイ用の塗布対象要素が格子状に配列されたプラスチックフィルム基板を載置するテーブルと、前記吐出ユニットと前記テーブルとを第一の方向および第一の方向と直交する第二の方向に相対移動させる駆動機構と、前記吐出ユニットを前記基板に垂直な軸を中心に回転させる回転機構と、前記基板に予め設けられた基準マークを認識する画像認識装置と、これらの動作を制御する制御装置と、を備えた液体材料の塗布装置であって、前記制御装置は、
    前記基板上に予め設けられた複数の基準マークの設定位置座標Sを記憶する第1の手段と、
    熱処理を伴う工程を経た前記基板をテーブル上に載置し、前記複数の基準マークを画像認識し、測定位置座標Mを測定する第2の手段と、
    前記設定位置座標Sと前記測定位置座標Mとに基づき前記基板の伸縮率を算出する第3の手段と、
    前記基板の伸縮率に基づき、塗布位置ずれを調整する第4の手段と、
    を有する塗布位置調整手段を備え
    前記第3の手段は、
    前記設定位置座標Sのうち二以上の基準マークについて第一の方向および第二の方向の距離を算出する第3−1の手段、
    前記設定位置座標Sに対応する前記測定位置座標Mについて第一の方向および第二の方向の距離を算出する第3−2の手段と、
    前記第3−1の手段で算出した距離と、前記第3−2の手段で算出した距離との比から第一の方向および第二の方向の伸縮率を算出する第3−3の手段と、を有し、
    前記第4の手段は、
    第一の方向の伸縮率、前記吐出ユニットで使用する最寄りの吐出口間の距離L、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnに基づき、前記塗布対象要素の第一の方向の整列方向軸線に対する前記吐出ユニットの回動角度を調整すること、
    第二の方向の伸縮率、および前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第二の方向の距離Ynに基づき、前記基板と前記吐出ユニットの相対移動速度および/または吐出時間間隔を調整することを特徴とする液体材料の塗布装置。
  7. 前記複数の基準マークが、基板の対角線上にある二つのマークを含むことを特徴とする請求項の液体材料の塗布装置。
  8. 前記制御装置は、前記基板上に配列された隣り合う塗布対象要素の第一の方向の距離Xnが、前記吐出ユニットにおける吐出口間の距離Lよりも大きい場合に、前記吐出ユニットで使用する吐出口を一つおき以上に設定することを特徴とする請求項6または7の液体材料の塗布装置。
  9. 前記吐出ユニットが、有機EL材料をインクジェット方式で吐出することを特徴とする請求項ないしのいずれかの液体材料の塗布装置。
JP2009051434A 2009-03-05 2009-03-05 液体材料の塗布方法および塗布装置 Active JP5246945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051434A JP5246945B2 (ja) 2009-03-05 2009-03-05 液体材料の塗布方法および塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051434A JP5246945B2 (ja) 2009-03-05 2009-03-05 液体材料の塗布方法および塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010205626A JP2010205626A (ja) 2010-09-16
JP5246945B2 true JP5246945B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=42966909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009051434A Active JP5246945B2 (ja) 2009-03-05 2009-03-05 液体材料の塗布方法および塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5246945B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5587616B2 (ja) * 2010-01-18 2014-09-10 株式会社日立製作所 インクジェット塗布装置及び方法
JP5647940B2 (ja) * 2011-04-26 2015-01-07 タクボエンジニアリング株式会社 携帯端末用筐体の塗装装置及びそれを用いた携帯端末用筐体の塗装方法
JP6053459B2 (ja) 2012-11-01 2016-12-27 住友重機械工業株式会社 基板製造方法及び基板製造装置
JP6398521B2 (ja) * 2014-09-22 2018-10-03 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム
CN108141938B (zh) * 2015-09-30 2020-02-14 住友化学株式会社 薄膜制造方法及有机el器件的制造方法
JP2017161592A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 凸版印刷株式会社 カラーフィルタ印刷システムおよびカラーフィルタ印刷方法
JP2017181388A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 AvanStrate株式会社 ガラス基板の熱収縮率測定方法及び熱収縮率測定装置、並びにガラス基板の製造方法
US10434537B2 (en) * 2017-09-20 2019-10-08 Illinois Tool Works Inc. Rotation of an array of dispensing pumps to enable simultaneous dispensing with multiple dispensing pumps on multiple electronic substrates

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05301353A (ja) * 1991-06-20 1993-11-16 Ricoh Co Ltd カラーインクジェットプリンタ
JP4478411B2 (ja) * 2003-07-22 2010-06-09 株式会社リコー パターン形成方法
US8136911B2 (en) * 2005-07-05 2012-03-20 Konica Minolta Holdings, Inc. Patterning apparatus, method for making organic electroluminescent element, organic electroluminescent element, and organic electroluminescent display
JP2007110048A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Ricoh Co Ltd インクジェット方式によるパターン形成方法・インクジェット方式によるパターン形成装置・電子素子アレイ・表示素子
JP2007130605A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Seiko Epson Corp 描画方法、および電気光学装置の製造方法、電気光学装置、ならびに電子機器
JP5234523B2 (ja) * 2007-04-13 2013-07-10 株式会社ニコン 表示素子の製造方法、表示素子の製造装置、及び表示素子製造用のシート基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010205626A (ja) 2010-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5246945B2 (ja) 液体材料の塗布方法および塗布装置
KR100688266B1 (ko) 잉크젯 증착 장치 및 방법
US20060292291A1 (en) System and methods for inkjet printing for flat panel displays
US20060266286A1 (en) Droplet discharge device, method of manufacturing liquid crystal display and liquid crystal display
US20140198149A1 (en) Printing apparatus
JP2011143390A (ja) インクジェット塗布装置及び方法
JP2002082216A (ja) カラーフィルタ製造装置及び該装置のノズル位置調整方法
JP2005502453A (ja) インクジェット成膜装置
JP2006239976A (ja) パターン形成装置、位置補正方法
KR20100098635A (ko) 도포장치 및 도포방법
JP2006239570A (ja) パターン形成装置、位置決め装置、位置決め方法、及び吐出部
US20130286131A1 (en) Printing apparatus and method for manufacturing organic light emitting diode display
JP2010026181A (ja) 液滴塗布装置及び液滴塗布方法
JP2011249195A (ja) 印刷装置
JP4749159B2 (ja) 塗布装置および塗布装置における基板の位置調整方法
JP5355060B2 (ja) インクジェット塗布装置及び塗布体の製造方法
US20060099389A1 (en) Droplet ejection method, electro-optic device manufacturing method, and electronic instrument
JP2018086637A (ja) 絶縁膜材料の塗布方法
CN104245154A (zh) 涂布装置以及涂布方法
JP2007130605A (ja) 描画方法、および電気光学装置の製造方法、電気光学装置、ならびに電子機器
CN107068916A (zh) 一种oled面板发光层的制作方法
JP6040441B2 (ja) 機能膜の塗布装置とこれを用いる製造方法
JP2012020439A (ja) 印刷方法
JP2008272978A (ja) スクリーン印刷装置及びその印刷方法
JP2014069366A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120927

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5246945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250