JP5246199B2 - Iii族窒化物半導体発光素子 - Google Patents

Iii族窒化物半導体発光素子 Download PDF

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Description

本発明は、III 族窒化物半導体発光素子に関するものであり、特にセラミック基板上に素子構造を有するものに関する。
III 族窒化物半導体の成長基板として、一般的にサファイア基板が用いられている。しかし、サファイアは熱伝導性が低いため、サファイア基板上に素子構造が形成されたIII 族窒化物半導体発光素子は、高電流域でのリニアリティや長期駆動時の耐久性が低かった。また、サファイアはへき開性がなく、物理的・化学的な強度が高いため、素子分離工程ではサファイア基板を薄膜化する工程など煩雑な工程を必要とし、製造コストの増大を招いていた。また、サファイア基板自体が高価であることも製造コストの増加の一因である。
サファイア基板の加工性などの問題を解決する技術として、基板リフトオフの技術が開発されており、その技術の1つがレーザリフトオフ法である。これは、III 族窒化物半導体層と支持基板とを接合した後、成長基板とIII 族窒化物半導体との界面にレーザーを照射してIII 族窒化物半導体層を分解させて成長基板を分離除去する方法である。また、ケミカルリフトオフと呼ばれる技術も開発されており、これはIII 族窒化物半導体層の成長基板に近い層に薬液に溶解可能な層を導入し、III 族窒化物半導体層と支持基板とを接合した後に、所望の薬液により上記薬液に溶解可能な層を溶解して成長基板を除去する方法である。
また、特許文献1では、レーザリフトオフ法を用いる場合において、AlNまたはSiCからなるセラミック基板の両面に電極層を設け、その両面の電極層をビアを介して電気的に接続した構成の支持基板を用いている。このような支持基板を用いることで、熱伝導性の問題を解消し、かつ基板主面に垂直な方向に導通を取ることができるようにしている。
また、III 族窒化物半導体の成長基板として、サファイア基板よりも安価で大口径なSi基板を用いることも提案されている。
特開2009−176966
しかし、特許文献1の方法では、サファイア基板の加工性、熱伝導性の問題は解決できるが、成長基板には通常サファイア基板を用いるため製造コストが増大してしまう問題は解決できない。さらに、特許文献1のように支持基板としてセラミック基板を用いる場合、膜厚方向に導通をとるための加工をセラミック基板に施す必要があり、その結果、製造工程が増えて製造コストを増加させている。また、レーザーリフトオフ装置が高く、歩留まりが低いことも製造コストを増大させている。
一方、Si基板上に素子構造が形成されたIII 族窒化物半導体発光素子では、高価なサファイア基板を用いないため製造コストを低減できる反面、Si基板による光吸収があるため光取り出し効率が低いという問題があった。
そこで本発明の目的は、低コストで光取り出し効率の高いIII 族窒化物半導体発光素子を実現することである。
第1の発明は、支持体と、支持体上に位置するp電極と、p電極上に順に位置する、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、支持体は、セラミック基板であり、p型層のp電極側表面からn型層に達する深さである第1の溝と、第1の溝により露出したn型層に接し、第1の溝の側面には接しない補助電極と、補助電極、および第1の溝の底面、側面を覆う透光性を有した絶縁膜と、補助電極の一部に素子面に垂直な方向において対向する領域に位置し、n型層のp電極側とは反対側の表面から補助電極に達する深さである第2の溝と、第2の溝により露出した補助電極上に接して位置するnパッド電極と、補助電極に素子面に垂直な方向において対向しない領域に位置し、n型層のp電極側とは反対側の表面からp電極に達する深さである第3の溝と、第3の溝により露出したp電極上に接して位置するpパッド電極とを有し、第1の溝および補助電極は同一の平面パターンを有し、補助電極は、発光領域の周辺を囲む配線状部分と、その配線状部分の内部に配線状の格子状部分とを有し、配線状部分の第1の溝の側面により発光層からの発光を内側のn型層側へ反射させるようにしたことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
ここでIII 族窒化物半導体とは、一般式Alx Gay Inz N(x+y+z=1、0≦x、y、z≦1)で表される半導体であり、Al、Ga、Inの一部を他の第13族元素(第3B族元素)であるBやTlで置換したもの、Nの一部を他の第15族元素(第5B族元素)であるP、As、Sb、Biで置換したものをも含むものとする。より一般的には、Gaを少なくとも含むGaN、InGaN、AlGaN、AlGaInNを示す。n型不純物としてはSi、p型不純物としてはMgが通常用いられる。
セラミック基板は、熱伝導性が高く、熱膨張係数がIII 族窒化物半導体に近い材料が望ましく、たとえばAlNやSiCである。
nパッド電極およびpパッド電極は、パッド部のみからなるのであれば任意の形状でよく、たとえば円形や正方形などである。また、パッドの個数も任意でよいが、電流拡散性の点から、素子の形状に対して対称性を有した配置とすることが望ましい。また、nパッド電極は、補助電極となるべく広い面積で接触していることが望ましく、平面視においてnパッド電極の形状が補助電極の形状に含まれていることが望ましい。補助電極とnパッド電極との間の導通が容易となるからである。
第1の溝および補助電極は任意のパターンでよいが、発光の均一性を高めるために対称性を有した配線状のパターンが望ましい。たとえば、格子状、ストライプ状、放射状の配線パターンや、それらを複合させた配線パターンなどである。第1の溝のパターンと補助電極のパターンは一致していなくてもよく、補助電極のパターンが第1の溝のパターンの一部であってもよい。nパッド電極と素子面に垂直な方向において対向する位置に、そのnパッド電極を含む形状で補助電極の一部を設けることが望ましい。また、第1の溝および補助電極の一部を、発光領域の外側を囲う配線パターンとするとよい。ここで発光領域は、発光素子に電圧を印加して発光させたときに発光している領域であり、発光層形成領域とp電極がp電極に直接接している領域とが重なる領域にほぼ一致した領域である。第1の溝および補助電極の一部をこのようなパターンとすると、従来は素子側面から放射されていた光を第1の溝の側面によってn型層側へ反射させることができるので、素子側面からの光の放射が減少し、上面からの放射が増加するが、一般に素子側面から放射される光は有効活用されることがないため、実質的な高効率化を図ることができる。また、第1の溝は、素子領域の外周に形成される素子分離用の溝を兼ねていてもよい。
第1の溝の側面は、第1の溝の素子面方向における断面積がn型層側に向かって減少するように傾斜を持たせることが望ましい。素子面方向に伝搬する光を第1の溝の側面によってn型層側へ反射させることができ、光取り出し効率をより向上させることができるからである。第1の溝の側面が素子面に対して成す角度は、30〜85°が望ましい。30°未満の角度、または85°より大きい角度では、十分に光取り出し効率を向上させることができないからである。さらに望ましい角度は40〜80°である。
補助電極の材料は、従来よりIII 族窒化物半導体のn型層の+c面(Ga極性面)にコンタクトをとるためのn電極材として知られている任意の材料を用いることができる。たとえば、V/Ni、Ti/Al、V/Au、Ti/Au、Ni/Auなどの材料を補助電極に用いることができる。nパッド電極の材料は、nパッド電極が補助電極と直接接合するため、任意の導電材料を用いることができる。補助電極と同じ材料を用いてもよい。特に、nパッド電極を2層以上の構成とし、その2以上の層のうち補助電極と接する層を窒素反応性を有する材料とすることが望ましい。補助電極に対して強固な密着性が得られる。窒素反応性を有する材料は、たとえばTi、V、Zr、W、Ta、Crなどである。pパッド電極の材料は、pパッド電極がp電極と直接接合するため、任意の導電材料を用いることができる。特に、nパッド電極とpパッド電極を同一の材料とするのが望ましい。nパッド電極とpパッド電極とを同時に形成することができ、さらなるIII 族窒化物半導体発光素子の低コスト化を図ることができる。
n型層表面には、KOH、NaOH、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)、リン酸などの水溶液によるウェットエッチングによって微細な凹凸を設け、光取り出し効率を向上させることが望ましい。また、微細なマスクパターン形成後にドライエッチングをすることによって、発光波長オーダーあるいはそれよりも小さいオーダーの微細な凹凸を有する構造体をn型層表面に形成してもよい。
絶縁膜は、電流のリークやショートを防止するために設けるものである。絶縁膜には発光素子の発光波長に対する透光性と絶縁性とを有した材料であれば任意の材料を用いることができ、たとえば、SiO2 、Al2 3 、Si3 4 、TiO2 などを用いることができる。絶縁膜を介して第1の溝の側面には高反射層を設けることが望ましい。また、高反射な材料からなるp電極が上記高反射層であってもよい。また、絶縁膜を介して第1の溝の側面に誘電体多層膜を設けたり、絶縁膜自体を誘電体多層膜としたりして、反射率を高めた構造としてもよい。
p電極とセラミック基板は低融点金属層を介して接合することができる。低融点金属層には、Au−Sn層、Au−Si層、Ag−Sn−Cu層、Sn−Bi層などの金属共晶層を用いることができる。また、低融点金属ではないがAu層、Sn層、Cu層などを用いることもできる。
第2の発明は、第1の発明において、第1の溝の側面は、溝の素子面方向における断面積がn型層側に向かって減少する傾斜を有する、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、補助電極は、配線状部分の一つの角部において、平面視においてnパッド電極の形状を含み且つnパッド電極が接合される領域を有し、角部の対角位置にpパッド電極が形成されていることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明において、セラミック基板は、AlNまたはSiCからなることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明において、補助電極は、V/Al、Ti/Al、V/Au、Ti/Au、またはNi/Auから成ることを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子である。
第1の発明によるIII 族窒化物半導体発光素子では、支持体としてセラミック基板を用いており、III 族窒化物半導体層のセラミック基板側とは反対側に、nパッド電極とpパッド電極とが設けられた構成となっている。したがって、特許文献1のようにセラミック基板を加工して膜厚方向に導通を取ることができる構造とする必要がなく、低コスト化を図ることができる。また、補助電極によって素子面方向に効率的に電流を拡散させることができ、発光の均一性を高めることができる。また、また、補助電極を設けたことによりn電極はパッド部のみとすることができ、nパッド電極は発光領域上に位置しないので、nパッド電極の存在による光取り出しの阻害はなく、光取り出し効率を向上させることができる。
た、補助電極による素子面方向への電流の拡散性がより向上し、発光の均一性をより高めることができる。
また、第2の発明によると、第1の溝の側面によって素子の面内に閉じ込められていた光を上方へ反射させることができ、光取り出し効率を向上させることができる。
また、第3の発明によると、nパッド電極が広い面積で補助電極に接するため、補助電極とnパッド電極間の導通が容易となり、その結果としてnパッド電極の面積を減らすことができるため、発光領域を拡大させて光出力の向上を図ることができる。
また、第4の発明のように、セラミック基板として、熱伝導性が高く、熱膨張係数がIII 族窒化物半導体に近いAlNやSiCを用いることができ、外部に効率的に放熱することができるため、高電流域でのリニアリティ、および長期駆動時の耐久性を向上させることができる。
また、第5の発明のように、補助電極の材料として、V/Al、Ti/Al、V/Auを用いることができる。
実施例1の発光素子100を上方から見た平面図。 発光素子100の、図1におけるA−Aでの断面図。 補助電極109のパターンを示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。 発光素子100の製造工程を示した図。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の発光素子100を上方から見た平面図であり、図2は、図1におけるA−Aでの断面図である。図2に示すように、発光素子100は、セラミック基板101と、セラミック基板101上に低融点金属層102を介して接合されたp電極103と、p電極103上に順に積層されたIII 族窒化物半導体からなるp型層104、活性層105、n型層106と、nパッド電極107と、補助電極109と、pパッド電極114と、によって構成されている。また、図1に示すように、発光素子100は、平面視で正方形であり、nパッド電極107とpパッド電極114は同一面側に形成されている。
セラミック基板101は支持体として機能し、熱伝導性が高く熱膨張係数がIII 族窒化物半導体に近い材料からなる。たとえばAlNやSiCである。
低融点金属層102には、Au−Sn層、Au−Si層、Ag−Sn−Cu層、Sn−Bi層などの金属共晶層を用いることができ、低融点金属ではないが、Au層、Sn層、Cu層などを用いることもできる。
p電極103は、Ag、Rh、Pt、Ruやこれらの金属を主成分とする合金などの高光反射率で低コンタクト抵抗な金属である。他にp電極103の材料として、Ni、Ni合金、Au合金などを用いることもでき、ITOなどの透明電極膜と高反射金属膜からなる複合層であってもよい。
p型層104、活性層105、n型層106は、従来より発光素子の構成として知られている任意の構成でよい。p型層104は、たとえば、セラミック基板101側から順に、GaNからなるMgがドープされたpコンタクト層、AlGaNからなるMgがドープされたpクラッド層が積層された構造である。活性層105は、たとえば、GaNからなる障壁層とInGaNからなる井戸層が繰り返し積層されたMQW構造である。n型層106は、たとえば、活性層105側から順に、GaNからなるnクラッド層、GaNからなる高濃度にSiがドープされたn型コンタクト層、が積層された構造である。
p型層104のp電極103と接合している側の表面には、第1の溝108が形成されている。この第1の溝108は、p型層104、活性層105を貫通し、n型層106に達する深さである。第1の溝108の側面は、p型層104からn型層106に向かうにつれ素子面方向の断面積が減少するよう傾斜しており、第1の溝108の底面は素子面に平行である。
第1の溝108側面の傾斜角度は、素子面方向に対して30〜85度であることが望ましく、40〜80度であるとより望ましい。光取り出し効率をより向上させることができるからである。
第1の溝108の底面にはn型層106が露出しており、補助電極109はこのn型層106が露出した第1の溝108の底面に接し、第1の溝108の側面には接しないよう形成されている。また、第1の溝108の側面、補助電極109の形成されていない第1の溝108の底面、補助電極109に連続してSiO2 からなる絶縁膜110が形成されている。この絶縁膜110は、第1の溝108の側面とp電極103との間、および補助電極109とp型層104との間での短絡を防止するために設けたものである。補助電極109には、従来よりIII 族窒化物半導体のn型層の+c面にコンタクトをとるn電極材として使用されているものを用いることができる。たとえば、V/Ni、Ti/Al、V/Au、Ti/Au、Ni/Auなどの材料を用いることができる。
なお、絶縁膜110は、発光素子100の発光波長に対する透光性と絶縁性を有した材料からなるものであればよく、SiO2 以外に、Al2 3 、Si3 4 、TiO2 などを用いることができる。
第1の溝108の側面と補助電極109との間には絶縁膜110を介して隙間が生じているが、この隙間は高反射な金属からなるp電極103で埋められており、第1の溝108の側面における光の反射率を高め、より効率的に光をn型層106側へ反射できる構造としている。p電極103で隙間を埋めるのに替えて、第1の溝108の側面に絶縁膜110を介して高反射率で絶縁膜110との密着性のよい金属膜(たとえばAlやCr)を別途設けたり、屈折率のことなる複数の誘電体からなる誘電体多層膜を形成することにより、光取り出し効率を向上させてもよい。また絶縁膜110自体を誘電体多層膜としてもよい。
第2の溝111は、図1に示すように、n型層106の活性層105側とは反対側の表面であって、正方形の発光素子100の外周部分と、1つの角部100aに形成されている。ただし、その角部100aの対角位置にある角部100bには、第2の溝111は形成されていない。この第2の溝111は、補助電極109が露出する深さであり、角部100aでは、第2の溝111の底面に補助電極109が露出している。
第3の溝115は、図1に示すように、n型層106の活性層105側とは反対側の表面であって、第2の溝111が形成されない角部100bに形成されている。また、この角部100bには、後述するように補助電極109も形成されていない。この第3の溝115は、n型層106、活性層105、p型層104を貫通してp電極103に達する深さであり、その第3の溝115の底面には、p電極103が露出している。
nパッド電極107は、1つの正方形のパッドであり、図1に示すように、正方形の発光素子100の角部100aであって、その角部100aに形成された第2の溝111の底面に形成されている。そして、第2の溝111の底面に露出した補助電極109とnパッド電極107は直接に接続している。そのため、nパッド電極107には任意の導電材料を用いることができる。補助電極109と同じ材料を用いてもよい。特に、nパッド電極107を2層以上の構成とし、その2以上の層のうち補助電極109と接する層を窒素反応性を有する材料とすることが望ましい。補助電極109に対して強固な密着性が得られる。窒素反応性を有する材料は、たとえばTi、V、Zr、W、Ta、Crなどである。
pパッド電極114は、1つの正方形のパッドであり、図1に示すように、正方形の発光素子100の角部100aの対角に位置する角部100bであって、その角部100bに形成された第3の溝115の底面に形成されている。そして、第3の溝115の底面に露出したp電極103とpパッド電極114は直接に接続している。pパッド電極114には任意の材料を用いることができ、特にnパッド電極107と同一の材料を用いることが望ましい。nパッド電極107とpパッド電極114を同時に形成することができ、製造工程数を簡略化することができるので、発光素子100のコストをより低減することができる。
第3の溝115を設けたことにより、第3の溝115側面には、p型層104、活性層105、n型層106が露出する。そこで、第3の溝115側面、n型層106表面(活性層105側とは反対側の表面)、第2の溝111側面に連続して、保護膜116を設けている。この保護膜116により、第3の溝115側面においてp型層104とn型層106との間で電流がリークしてしまうのを防止するとともに、第3の溝115側面、n型層106表面、第2の溝111側面での物理的なダメージや汚れの付着を防止している。保護膜116の材料は、絶縁膜110と同様に、発光素子100の発光波長に対する透光性と絶縁性を有した材料からなるものであればよく、SiO2 、Al2 3 、Si3 4 、TiO2 などを用いることができる。
図3は、補助電極109の平面パターンを示した図である。第1の溝108の平面パターンも補助電極109の平面パターンとほぼ同様の形状である。補助電極109は、図1、図3に示されているように、素子面に垂直な方向においてnパッド電極107に対向する位置(正方形の発光素子100の角部100a)に、そのnパッド電極107を平面視で内包するような大きさの正方形部分109aを有している。さらに補助電極109は、その正方形部分109aに連続して、正方形の発光素子100の辺に平行な配線で構成される格子状部分109bを有している。さらに補助電極109は、発光素子100の発光領域の外周112を囲む正方形の配線状部分109cを有している。ただし、素子面に垂直な方向においてpパッド電極114に対向する領域(正方形の発光素子100の角部であって、nパッド電極107が設けられた角部100aとは対角位置の角部100b)には、補助電極109は設けられていない。なお、発光領域の外周112は、図1において2点鎖線で示した部分であり、発光領域はp電極103が直接p型層104に接している領域であって、かつ、活性層105の形成領域である領域にほぼ一致した領域である。
上記のように補助電極109の一部として正方形部分109aを設けることで、補助電極109からnパッド電極107へ円滑に電流が流れるようにしている。また、補助電極109の一部として発光領域の外周を囲む配線状部分109cを設けたのは、以下の理由による。配線状部分109cを形成する場合、この配線状部分109cは第1の溝108の底面に形成されるものであるから、当然に第1の溝108の一部も発光領域の外周112を囲む正方形の配線状に形成される。従来、素子の側面から放射されていた光は、実施例1の発光素子100ではこの発光領域の外周を囲む第1の溝108の側面によってn型層106側へと反射される。一般に素子の側面から放射される光は有効活用されることがないものであるから、配線状部分109cによってn型層106側へ反射させる構造の発光素子100では、実質的な効率が向上している。
n型層106の活性層105側とは反対側の表面には、微細な凹凸が形成されていることが望ましい。この微細な凹凸により、光取り出し効率を向上させることができる。微細な凹凸はウェットエッチングにより形成することができ、側面が素子面方向に対して約60度の角度を成した微小な六角錐を多数形成することができる。また、微細なマスクパターン形成後にドライエッチングをすることによって、発光波長オーダーあるいはそれよりも小さいオーダーの微細な凹凸を有する構造体を、n型層106の活性層105側とは反対側の表面に形成してもよい。
この発光素子100では、p型層104側からn型層106に達する第1の溝108を形成し、その第1の溝108底面に補助電極109を設けている。ここで、第1の溝108底面は、III 族窒化物半導体であるn型層106の+c面であり、補助電極109は第1の溝108底面に十分低抵抗にコンタクトを取ることができる。また、補助電極109の一部は、n電極107に直接に接している。そのため、n電極107から供給されて補助電極109に達した電子は、配線状に形成された補助電極109を流れて素子面方向へ広く拡散させることができ、発光の均一性を高めることができる。また、n型層106のシート抵抗に基づく電圧降下が低減されるため、駆動電圧を低下させることができる。また、n電極としてnパッド電極107のみを有し、nパッド電極107は補助電極109上に設けられているため、nパッド電極107は発光領域上には一切位置していない。そのため、nパッド電極107が光取り出しを妨げることはなく、従来の発光素子に比べて光取り出し効率が向上している。また、活性層105周辺領域において素子面方向に伝播し、素子面内に閉じ込められていた光成分は、第1の溝108の傾斜した側面に沿う絶縁膜110とp電極103との界面において反射され、n型層106側へと方向が変化する。そのため、n型層106の活性層105側とは反対側の表面から外部へと放射される光成分が増加し、光取り出し効率が向上している。
さらにこの発光素子100では、nパッド電極107とpパッド電極114が同一面側に設けられた構成であり、素子面に垂直な方向に導通を取る構成ではないため、支持体であるセラミック基板101に導通を取るための加工を施す必要がなく、低コスト化を図ることができる。また、セラミック基板101として熱伝導性が高く、熱膨張係数がIII 族窒化物半導体に近い材料を用いているため、素子外部へ効率的に放熱することができ、高電流域でのリニアリティ、長期駆動時の耐久性が向上している。
次に、発光素子100の製造工程について、図4.A〜図4.Iを参照に説明する。
まず、(111)面を主面とするSi基板120上に、MOCVD法によってバッファ層(図示しない)を介してIII 族窒化物半導体からなるn型層106、活性層105、p型層104を順に積層させる(図4.A)。MOCVD法において用いる原料ガスは、窒素源として、アンモニア(NH3 )、Ga源として、トリメチルガリウム(Ga(CH3 3 )、In源として、トリメチルインジウム(In(CH3 3 )、Al源として、トリメチルアルミニウム(Al(CH3 3 )、n型ドーピングガスとして、シラン(SiH4 )、p型ドーピングガスとしてシクロペンタジエニルマグネシウム(Mg(C5 5 2 )、キャリアガスとしてH2 とN2 である。
次に、p型層104上に、第1の溝108を形成する領域に窓を開けたパターンのSiO2 からなるマスクを形成し、塩素系ガスプラズマを用いたドライエッチングを行う。これにより、補助電極109のパターン形状にほぼ一致したn型層106に達する深さの第1の溝108が形成される。その後、マスクはバッファードフッ酸等により除去する(図4.B)。
次に、第1の溝108の底面に接し、かつ、第1の溝108の側面には接しないようにして第1の溝108の側面から距離をとって、補助電極109を形成する(図4.C)。補助電極109のアロイ処理は、補助電極109形成後のいずれのタイミングで行ってもよく、補助電極109のアロイ化のみを目的に行ってもよいし、のちに形成するp電極103とともにアロイ化を行ってもよい。
続いて、第1の溝108の側面、補助電極109が形成されていない第1の溝108の底面、補助電極109の側面、補助電極109の上面に連続して膜状に絶縁膜110を形成し、絶縁膜110によって補助電極109、および第1の溝108の側面を覆う(図4.D)。このように、第1の溝108の形成により、その第1の溝108側面にジャンクションが露出するが、すぐに絶縁膜110によって保護することができ、電流リークを確実に防止することが可能である。
次に、p電極103をスパッタ法によってp型層104上および絶縁膜110上に形成し、さらにその上に低融点金属層102を形成する(図4.E)。
次に、セラミック基板101を用意し、低融点金属層102を介して、セラミック基板101とp電極103を接合する(図4.F)。なお、p電極103と低融点金属層102との間に図示しない拡散防止層をあらかじめ形成しておき、低融点金属層102の金属がp電極103側に拡散するのを防止するとよい。
次に、濃度22%のTMAH水溶液によるウェットエッチングによってSi基板120を除去する(図4.G)。このとき、支持体であるセラミック基板101もTMAH水溶液に晒されるが、セラミック基板101の材料としてTMAH水溶液に耐性のある材料を用いることでSi基板120のみを除去することができる。
次に、Si基板120の除去により露出したn型層106表面に、第2の溝111、および第3の溝115を形成する領域に窓を開けたパターンのSiO2 からなるマスクを形成し、塩素系ガスプラズマを用いたドライエッチングを行う。これにより、補助電極109に達する深さの第2の溝111、およびp電極103に達する深さの第3の溝115を形成する。この際、補助電極109中、およびp電極103中にPt層などのエッチングストッパとして機能する層を設け、深さの異なる第2の溝111と第3の溝115とを同時に形成することができる。もちろん、第2の溝111と第3の溝115とを別々に形成してもよい。その後、マスクはバッファードフッ酸等により除去する(図4.H)。
次に、第3の溝115の側面に露出したn型層106とp型層104との間での電流リークを防止するため、第3の溝115の側面に保護膜116を形成する。そして、第2の溝111の底面に露出する補助電極109上と、第3の溝115の底面に露出するp電極103上に、それぞれnパッド電極107、pパッド電極114をリフトオフ法によって同時に形成する(図4.I)。保護膜116の形成は、nパッド電極107、pパッド電極114の形成後であってもよい。次に、素子分離部分(図4.Iにおいて点線で示した部分)で素子分離し、個々の発光素子100が製造される。
以上の発光素子100の製造工程では、III 族窒化物半導体の成長基板としてSi基板120を用い、レーザーリフトオフではなくウェットエッチングによってSi基板120を除去しているため、サファイア基板を用いる従来の発光素子に比べて安価に製造することができる。これは、Si基板120を溶解する薬液には侵されないセラミック基板101を支持体として用いることによって実現できたものである。
なお、補助電極のパターンは、実施例1に示したものに限るものではなく、任意のパターンでよい。また、nパッド電極、pパッド電極の形状、パッドの個数やその配置パターンも任意である。ただし、素子面方向の電流の拡散性を向上させ、発光の均一性を高めるために、nパッド電極、pパッド電極は対象性を有した配置とすることが望ましく、補助電極は対称性を有したパターンが望ましい。また、平面視においてnパッド電極が補助電極のパターンに含まれるようにし、nパッド電極が補助電極に広く接するようにすることが望ましい。また、補助電極の一部は発光領域の外周を囲む配線状部分を有していることが望ましい。
また、実施例1の発光素子の製造工程において、III 族窒化物半導体の成長基板としてSi基板を用いたが、従来と同様にサファイア基板を成長基板として用い、その後にレーザーリフトオフで除去する製造工程でもよい。この場合も、支持体であるセラミック基板には特に加工を施す必要がなく、その分従来よりも安価に発光素子を製造することができる。
本発明のIII 族窒化物半導体発光素子は、照明装置や表示装置などに用いることができる。
101:セラミック基板
102:低融点金属層
103:p電極
104:p型層
105:活性層
106:n型層
107:nパッド電極
108:第1の溝
109:補助電極
110:絶縁膜
111:第2の溝
114:pパッド電極
115:第3の溝
116:保護膜

Claims (5)

  1. 支持体と、前記支持体上に位置するp電極と、前記p電極上に順に位置する、III 族窒化物半導体からなるp型層、活性層、n型層と、を有するIII 族窒化物半導体発光素子において、
    前記支持体は、セラミック基板であり、
    前記p型層の前記p電極側表面から前記n型層に達する深さである第1の溝と、
    前記第1の溝により露出した前記n型層に接し、前記第1の溝の側面には接しない補助電極と、
    前記補助電極、および前記第1の溝の底面、側面を覆う透光性を有した絶縁膜と、
    前記補助電極の一部に素子面に垂直な方向において対向する領域に位置し、前記n型層の前記p電極側とは反対側の表面から前記補助電極に達する深さである第2の溝と、
    前記第2の溝により露出した前記補助電極上に接して位置するnパッド電極と、
    前記補助電極に素子面に垂直な方向において対向しない領域に位置し、前記n型層の前記p電極側とは反対側の表面から前記p電極に達する深さである第3の溝と、
    前記第3の溝により露出した前記p電極上に接して位置するpパッド電極と
    を有し、
    前記第1の溝および前記補助電極は同一の平面パターンを有し、前記補助電極は、発光領域の周辺を囲む配線状部分と、その配線状部分の内部に配線状の格子状部分とを有し、
    前記配線状部分の第1の溝の側面により前記発光層からの発光を内側の前記n型層側へ反射させるようにしたことを特徴とするIII 族窒化物半導体発光素子。
  2. 前記第1の溝の側面は、前記第1の溝の素子面方向における断面積が前記n型層側に向かって減少する傾斜を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
  3. 前記補助電極は、前記配線状部分の一つの角部において、平面視においてnパッド電極の形状を含み且つnパッド電極が接合される領域を有し、前記角部の対角位置に前記pパッド電極が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
  4. 前記セラミック基板は、AlNまたはSiCからなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
  5. 前記補助電極は、V/Al、Ti/Al、V/Au、Ti/Au、またはNi/Auから成ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体発光素子。
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