JP5240569B2 - 液体化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、マスカラ、アイライナー、アイシャドー等の液体化粧料を塗布可能に収納する容器において、容器の開口部に付着した内容物による汚れが発生し難くした液体化粧料容器に関するものである。
マスカラ、アイライナー、アイシャドー等の液体化粧料を塗布可能に収納する容器の従来技術として、実公昭64−000822号公報(特許文献1)に開示された従来技術がある。
この特許文献1に開示された技術は、容器体側に設けられて、塗布軸に付着している余分な内容物をシゴキ落とすシゴキ片に対して、塗布軸に弾性環状突起を設け、この弾性環状突起のシゴキ片に対する強引な通過により、シゴキ片にシゴキ取られたマスカラ等の付着内容物を、シゴキ片から掻きとって容器体内に戻す構成となっている。
実公昭64−000822号公報
しかしながら、上記した特許文献1に示された従来技術にあっては、弾性環状突起がシゴキ片を強引に通過する際に、この通過動作に対して大きな抵抗力が発生し、このためキャップ体の開閉操作の円滑性が損なわれ、液体化粧料容器の使用感が悪い、と云う問題があった。
また、弾性環状突起がシゴキ片を通過する構成であるので、通過時や通過した状態で、弾性環状突起よりも後端側の塗布軸部分に内容物が付着し易く、この付着内容物により、容器体の開口部付近が汚れる、と云う問題があった。
さらに、容器の閉蓋状態では、どうしても内部の圧力が高めになっており、このためこの高めの圧力により、シゴキ片の内側付近に位置している付着内容物が、シゴキ片の外側に押出され、この付着内容物により、容器体の開口部付近が汚れる、と云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、弾性環状突起相当部分のシゴキ片相当部分に対する強引な通過を要することなく、容器本体の開口部面に付着した付着内容物の容器本体内への押し戻しを達成することを技術的課題とし、もってシゴキ片相当部分に残存する付着内容物による容器体の開口部に汚れが発生し難くすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる構成は、
開口部の下端に、軟質弾性材製のしごき片を内鍔状に設けた容器体と、この容器体を着脱により開閉するキャップ本体に、塗布部を先端に設け、容器体への出し入れの際に、しごき片により表面の付着内容物がしごき取られる軸棒を取付けたキャップ体とから構成されること、
閉姿勢で、しごき片に対向する軸棒箇所に、開口部の付着内容物を掻き落とす外鍔状の軟質弾性材製ワイパー片と、しごき片の上面に対して、表面を狭い間隙で対向させる膨出部と、そしてしごき片の内周開口端縁に上方から密接する軸凸部とを設けたこと、
にある。
容器体に収納されているマスカラ、アイライナー等の液体化粧料である内容物に、塗布部を浸した閉蓋状態からキャップ体を開蓋して、その軸棒を容器体内から引き抜くと、軸棒および塗布部に付着した余分な内容物が、容器体の開口部に設けたしごき片により、容器体内にしごき落とされる。
使用後、キャップ体を閉蓋すべく、キャップ体の軸棒を容器体内に開口部から挿入すると、塗布部および軸棒の付着内容物が、しごき片でしごかれて容器体の開口部面に付着する。
キャップ体の軸棒の容器体内への侵入が進行して、キャップ体のワイパー片が容器体の開口部に対向すると、このワイパー片が開口部の付着内容物を掻き落とし、この付着内容物を容器体内に戻す。
この状態から軸棒の容器体内への侵入をさらに推し進め、ワイパー片がしごき片の上端間近に達して、キャップ体の膨出部の表面が、しごき片の上面に対して狭い間隙で対向すると、軸凸部がしごき片の内周開口端縁に上方から密接し、このしごき片の内周開口部を密閉して、ワイパー片のしごき片に対する通過を要することなく、容器体は閉蓋状態となる。
この閉蓋状態において、しごき片と膨出部との間の間隙には、少量の付着内容物が残留した状態で位置することになるが、この残留付着内容物は、ワイパー片および軸凸部により密封収納された状態となるので、ワイパー片よりも上側の軸棒部分および容器体開口部部分に漏れ出ることがない。
また、軸凸部がしごき片の内周開口端縁に上方から密接して、しごき片に逆止弁機能を発揮させるので、閉蓋状態の容器体の内圧が高めとなっても、この容器体の内圧により、しごき片と膨出部との間の残留付着内容物が押出されることはなく、安定して密封保持される。
閉蓋状態から開蓋操作をすると、少量の付着内容物が、キャップ体の膨出部に付着したままとなるが、この膨出部に付着した付着内容物の量が少ないので、この付着内容物が垂れ落ち等により移動することがなく、このため膨出部に付着した付着内容物による汚れの発生はない。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、ワイパー片を、傾斜した上面と、平坦な下面を有する断面尖塔状とした、ものである。
ワイパー片を、傾斜した上面と、平坦な下面を有する断面尖塔状としたものにあっては、ワイパー片は、その周端部分が、下方に弾性変形し易く、上方には弾性変形し難いものとなるので、軸棒を容器体に挿入する際には、開口部の付着内容物を確実に掻き落として、容器体内に戻すが、軸棒を容器体から引き出す際には、下方への変形が逃げ変形となって、開口部の付着内容物を掻き上げることを避けると共に、引き上げ時の抵抗を小さくすることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、しごき片の上面に倣った表面を有する膨出部の上端に、断面尖塔状のワイパー片を外鍔状に設けた、ものである。
しごき片の上面に倣った表面を有する膨出部の上端に、断面尖塔状のワイパー片を外鍔状に設けたものにあっては、ワイパー片による付着内容物の掻き落とし機能を劣化させることなく、しごき片の上面と膨出部の表面との間に、狭い間隙を無理なく形成することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、円筒状の軟質弾性材製組付き筒の下端部に、ワイパー片と膨出部との組合せ物を一体設してワイパー体を構成し、このワイパー体を、軸棒の軸凸部に抜け出し不能に突き当てた状態で、組付き筒により軸棒に嵌装組付けした、ものである。
ワイパー体を、軸棒の軸凸部に抜け出し不能に突き当てた状態で、組付き筒により軸棒に嵌装組付けしたものにあっては、軸棒に対するワイパー片および膨出部の取付けを容易に達成することができると共に、ワイパー片と膨出部を一体としたので、ワイパー片で掻き落とされた付着内容物の、膨出部による容器体内への押し込みが円滑に行われる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、膨出部の表面に複数の突出片を設けた、ものである。
膨出部の表面に複数の突出片を設けたものにあっては、この複数の突出片の存在によって、膨出部の表面としごき片の上面との間に形成される間隙の容積を、この突出片の体積分だけ小さくすることができ、これにより膨出部の表面としごき片の上面の間の間隙に残留する付着内容物の量を小さくすることができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、ワイパー片のしごき片に対する通過を要することなしに、容器の閉蓋状態を得ることができるので、ワイパー片がしごき片を通過する際に発生する強い抵抗により、容器の開閉操作の使用感が劣化すると云うことがなく、円滑で良好な使用感を得ることができる。
閉蓋状態において、しごき片と膨出部との間の間隙に残存した少量の付着内容物は、密封状態で保持されるので、ワイパー片よりも上側の軸棒部分および容器体開口部部分に漏れ出ることがなく、これにより残存付着内容物による、汚れの発生が起こり難くなり、汚れ難い容器を提供することができる。
また、しごき片と軸凸部の組合せにより、容器の内圧に対して逆止弁作用を得ることができるので、容器体の内圧による内容物の滲み出しを、確実にかつ強固に阻止することができ、これにより内容物による汚れの発生し難い容器を得ることができる。
ワイパー片を、傾斜した上面と、平坦な下面を有する断面尖塔状としたものにあっては、ワイパー片は、軸棒を容器体に挿入する際には、開口部の付着内容物を確実に掻き落として、軸棒を容器体から引き出す際には、開口部の付着内容物を掻き上げることがないので、例え開口部に付着内容物があっても、この付着内容物を開口部の開口端に掻き上げて汚すことを起こし難く、さらに引き上げ時の抵抗が小さくなるので、キャップ体の良好な操作性を得ることができる。
しごき片の上面に倣った表面を有する膨出部の上端に、断面尖塔状のワイパー片を外鍔状に設けたものにあっては、ワイパー片による付着内容物の掻き落とし機能を劣化させることなく、しごき片の上面と膨出部の表面との間に、狭い間隙を無理なく形成することができるので、閉蓋状態となるまで、ワイパー片により掻き落とされた付着内容物の容器体内への戻し動作を、確実に行わせることができる。
ワイパー体を、軸棒の軸凸部に抜け出し不能に突き当てた状態で、組付き筒により軸棒に嵌装組付けしたものにあっては、軸棒に対するワイパー片および膨出部の取付けを容易に達成することができるので、キャップ体の組立てが容易であると共に、ワイパー片で掻き落とされた付着内容物の、膨出部による容器体内への押し込みを円滑に行うことができるので、付着内容物の容器体内への円滑な戻し動作を得ることができる。
膨出部の表面に複数の突出片を設けたものにあっては、膨出部の表面としごき片の上面の間隙に残留する付着内容物の量を小さくすることができるので、しごき片上面および膨出部表面の残存付着内容物の量を、きわめて小さいものとすることができ、これにより付着内容物による汚れの発生を起こり難いものとすることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
容器体1は、図1に示すように、高い機械的強度および優れた装飾性を発揮するアルミや硬質合成樹脂等により、小径かつ肉薄な有底円筒状に成形された容器筒体2の上端開口部に、軟質弾性材製のしごき体8を組付けた合成樹脂製の口部筒体3を、密にかつ不動に嵌入組付けして構成されており、内部に内容物Nを収納している。
口部筒体3(以下、図1および図2参照)は、容器筒体2の上端開口部に密にかつ不動に嵌入組付きする円筒状の本体筒部4と、この本体筒部4の上端に、容器筒体2の上端から突出する姿勢で、外周面に螺条を刻設し、内周面を開口部7としたネジ筒部5を立設すると共に、本体筒部4の外周面上端に、容器筒体2の開口部端面に当接して、口部筒体3の組付き限界位置を設定する外鍔片6を設けて構成されている。
しごき体8は、図2に示すように、開口部7を避けて口部筒体3内に、主体筒9により嵌入組付けされており、下方に縮径したテーパー筒片状のしごき片10を、このしごき片10の内面を開口部7の内面に連続させて、主体筒9の上端に設けており、また主体筒9の下端部を外方に湾曲反転させて、容器筒体2と口部筒体3との間に密に位置させることにより、容器筒体2に対する口部筒体3の密な組付き程度を高めている。
キャップ体11(以下、図1参照)は、容器体1のネジ筒部5に着脱自在に螺合する螺合筒部13を有する有頂円筒状のキャップ本体12と、このキャップ本体12に基端部の固定部15を不動に嵌合固定し、先端にブラシとか細筆等で構成された塗布部19を組付けた、しごき片10が形成する内周開口の口径よりも、わずかに大きい外径の細長円柱状をした軸棒17を有する塗布体14と、この塗布体14の軸棒17に不動に組付けられた軟質弾性材製のワイパー体20と、キャップ本体11を覆って組付けられた装飾用のカバー筒26とから構成されている。
塗布体14は、径の大きい固定部15と、径の小さい軸棒17との間に、この固定部15と軸棒17を一体に連結するための連結筒部16が設けられており、また軸棒17の、閉蓋状態で、しごき片10の内周開口端縁に対向する位置に、このしごき片10の内周開口端縁に上方から当接する軸凸部18が突周設されている。
ワイパー体20は、連結筒部16と軸凸部18との間の軸棒17部分に、連結筒部16および軸凸部18に突き当たって抜け出し不能に嵌装組付きする、円筒状の組付き筒21と、この組付き筒21の下端部に一体設されたワイパー片22と膨出部23の組合せ物とから構成されている。
膨出部23は、その表面が、しごき片10の上面に倣った形状に形成され、ワイパー片22は、図2に示すように、傾斜した上面と、平坦な下面を有する断面尖塔状となって、膨出部23の上端縁に外鍔状に設けられており、そしてワイパー片22の外周端は、開口部7に対し、付着内容物nを掻き落とし可能に密摺接する。
なお、塗布体14の固定部と連結筒部16との連結段部には、容器の閉蓋状態時における密閉を確保するためのパッキン25(図1参照)が設けられている。
使用後、キャップ体11の塗布部19を容器体1内に挿入してゆくと、塗布部19の開口部7への接触や、しごき片10によるしごき取りにより、容器体1の開口部7表面やしごき片10上面に、付着内容物nが付着する。
この状態のまま、軸棒17の容器体1内への挿入を推し進めてゆくと、図3に示すように、開口部7の付着内容物nは、ワイパー片22により掻き押し下げられ、またしごき片10が軸棒17表面の付着内容物nをしごき取り、これらの付着内容物nは、ワイパー片22の掻き落としと、膨出部23による押し下げとにより、しごき片10と軸棒17との間を強引に開いて、容器体1内に押し戻される。
さらに、軸棒17の容器体1への挿入が進んで、図2に示すように、ワイパー片22がしごき片10の上端部に対向すると、軸凸部18がしごき片10の内周開口端縁に上方から当接し、閉蓋状態となる。
この閉蓋状態において、しごき片10と膨出部23との間の間隙Sには、付着内容物nが残存することになるが、この残存付着内容物nは、ワイパー片22のしごき体8に対する密接と、軸凸部18のしごき片10に対する密な当接とにより、この間隙S内に密封状態で保持される。
同様に、閉蓋状態において、容器体1内は、塗布体14の挿入により、内圧が高めになるのであるが、内周開口端縁に対する軸凸部18の上方からの当接により、しごき片10が逆止弁機能を発揮して、しごき片10と膨出部23との間に密封収納された付着内容物nに対する、容器体1内圧の影響を阻止し、この付着内容物nの密封収納を安定的に保持する。
開蓋の際に、膨出部23の表面に、残存付着内容物nの一部が付着することになるが、この膨出部23に対する付着内容物nの量はきわめて少なく、このため垂れ落ち等による付着内容物nの不都合な移動がなく、膨出部23の付着内容物nによる汚れの発生は、起こり難いことになる。
また、開口部7に残存している付着内容物nに対しては、ワイパー片22の周端部が、下方に逃げ変形するので、この付着内容物nを掻き上げることが起こり難いと共に、この逃げ変形によりキャップ体11の開蓋操作時の抵抗が小さくなるので、キャップ体11の開蓋操作が行い易くなる。
図4は、膨出部23の他の実施例を示すもので、膨出部23の表面に、突片状とか突周条状の複数の突出片24を設けたもので、この突出片24を設けることにより、間隙Sの容積を、突出片24の体積分、小さくすることができ、その分間隙S内に位置する付着内容物nの量を少なくすることができる。
間隙S内に位置する付着内容物nの量が少なくなると云うことは、開蓋時に膨出部23に付着する付着内容物nの量が少なくなり、これにより膨出部23の付着内容物nによる汚れ発生は、さらに起こり難くなる。
以上説明したように、本発明の液体化粧料容器における、しごき片とワイパー片と膨出部と軸凸部との組合せ構造は、強引な乗り越え動作を要することなく、付着内容物を安全に密封保持して、付着内容物による汚れの発生を充分に抑制することができるものであり、汚れの発生を嫌う液体化粧料容器の技術として、幅広い利用展開が期待できる。
本発明の一実施形態例を示す、全体半縦断図である。 図1に示した実施形態例の、要部拡大断面図である。 図1に示した実施形態例の、動作状態を示す要部拡大断面図である。 膨出部の他の実施低を示す、要部拡大断面図である。
符号の説明
1 ; 容器体
2 ; 容器筒体
3 ; 口部筒体
4 ; 本体筒部
5 ; ネジ筒部
6 ; 外鍔片
7 ; 開口部
8 ; しごき体
9 ; 主体筒
10; しごき片
11; キャップ体
12; キャップ本体
13; 螺合筒部
14; 塗布体
15; 固定部
16; 連結筒部
17; 軸棒
18; 軸凸部
19; 塗布部
20; ワイパー体
21; 組付き筒
22; ワイパー片
23; 膨出部
24; 突出片
25; パッキン
26; カバー筒
N ; 内容物
n ; 付着内容物
S ; 間隙

Claims (5)

  1. 開口部の下端に、軟質弾性材製のしごき片を内鍔状に設けた容器体と、該容器体を着脱により開閉するキャップ本体に、塗布部を先端に設け、前記容器体への出し入れの際に、前記しごき片により表面の付着内容物がしごき取られる軸棒を取付けたキャップ体とから構成され、閉姿勢で、前記しごき片に対向する軸棒箇所に、前記開口部の付着内容物を掻き落とす外鍔状の軟質弾性材製ワイパー片と、前記しごき片の上面に対して、表面を狭い間隙で対向させる膨出部と、そして前記しごき片の内周開口端縁に上方から密接する軸凸部とを設けた液体化粧料容器。
  2. ワイパー片を、傾斜した上面と、平坦な下面を有する断面尖塔状とした請求項1に記載の液体化粧料容器。
  3. しごき片の上面に倣った表面を有する膨出部の上端に、断面尖塔状のワイパー片を外鍔状に設けた請求項1または2に記載の液体化粧料容器。
  4. 円筒状の軟質弾性材製組付き筒の下端部に、ワイパー片と膨出部との組合せ物を一体設してワイパー体を構成し、該ワイパー体を、軸棒の軸凸部に抜け出し不能に突き当てた状態で、前記組付き筒により軸棒に嵌装組付けした請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体化粧料容器。
  5. 膨出部の表面に複数の突出片を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体化粧料容器。
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