JP5240483B2 - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡装置に関する。
顕微鏡装置の一例である実体顕微鏡は、凹凸のある物体を観察した場合、両目で見た場合と同じように立体感を持って観察できる。このため、顕微鏡下で作業する場合にピンセット等の工具と物体との距離関係を容易に把握することができる。従って、精密機械工業、生物の解剖又は手術等の細かい処置が必要な分野で特に有効である。このような実体顕微鏡では、物体を立体的に観察するための視差を得るべく、左右2つの眼に入射する光束を導く光学系を少なくとも部分的には独立させ、その光軸が物体面上で交わるようにする。そして、異なった方向より見た物体の拡大像を作り、接眼レンズを通して観察することで微小物体の立体視を行なっている。このような実体顕微鏡の代表的な構成の1つとして平行系実体顕微鏡が挙げられる。平行系実体顕微鏡(平行系単対物型双眼顕微鏡)は、1つの対物レンズと、当該対物レンズの光軸に平行に配置された右眼用及び左眼用の2つの観察光学系と、を有している。このとき、物体面にその焦点位置を一致させた1つの対物レンズが、その後に続く左右両眼用の変倍レンズ群に平行光束を導く役割を担っている。そして、対物レンズを射出した後の平行光束は2つの光路(変倍レンズ群若しくは観察光学系)に分割され、別々に左右の目に届けられる。
このような平行系実体顕微鏡では、対物レンズで集光された光が観察光学系において2つの光路に分割されるため、有効径が対物レンズの半分程度になってしまい、それに応じて解像力も半分程度になり、対物レンズの光学性能を生かしきることができない。そのため、高解像な像を取得するために、左右の観察光学系の入射有効径に差を付けることで、片側の光学系のみ解像力を向上させた顕微鏡装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−065651号公報
しかしながら、2つの観察光学系のうちの一方の入射有効径を大きくする方法によると、その観察光学系の解像力は高くなるが、他方の入射有効径は小さくしなければならず、解像力がさらに低くなってしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、対物レンズを射出した後の複数光路のそれぞれの光学系の回転対称性を維持したまま入射瞳を拡大し、対物レンズの性能を引き出すように構成された顕微鏡装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る顕微鏡装置は、物体側から順に、物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、全てのレンズ群が回転対称系であって、対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、この2以上の光路のうちのいずれか2つの光路を形成する光学系の入射瞳の最大径の和をΣDiとし、対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
ΣDi > Dobj
但し、Dobj=2・f・sinα
の条件を満足するように構成される。
また、第2の本発明に係る顕微鏡装置は、物体側から順に、物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、この2以上の光路のうちのいずれか2つの光路を形成する光学系の入射瞳の最大径のうち、対物レンズの中心を通る径の和をΣDi′とし、対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
ΣDi′ > Dobj
但し、Dobj=2・f・sinα
の条件を満足するように構成される。
また、第3の本発明に係る顕微鏡装置は、物体側から順に、物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、この2以上の光路のうちのいずれか2つの光路を形成する光学系のそれぞれの入射瞳の最大径をDep1,Dep2とし、2つの入射瞳の最大径の和をΣDi″とし、2つの入射瞳の中心間距離をDxとし、対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
ΣDi″ > Dobj
Dx ≧ Dep1
Dep1 = Dep2
但し、Dobj=2・f・sinα
の条件を満足するように構成される。
また、このような顕微鏡装置において、光路の数は2であることが好ましい。あるいは、光路の数は3であることが好ましい。
また、このような顕微鏡装置において、2以上の光路は、互いの位置関係を維持したまま、対物レンズの光軸に対して相対移動可能に構成されることが好ましい。
このとき、2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、当該光路を形成する光学系の光軸を、対物レンズの光軸と一致させるように移動可能であることが好ましい。さらに、対物レンズの光軸と一致させることができる光軸を有する光路を形成する光学系は、当該光学系の入射瞳の最大径が、2以上の光路を形成する光学系の入射瞳の最大径のなかで最も大きいことが好ましい。そして、2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、照明光路として使用されることが好ましい。
また、2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、当該光路を形成する光学系の入射瞳全体を、対物レンズの軸上光束径内に完全に内包させるように移動可能であることが好ましい。
また、このような顕微鏡装置において、2以上の光路の少なくとも1つは、対物レンズからその光軸に対して略平行に射出される光を、複数の略平行光としてそれぞれ射出するアフォーカル変倍光学系と、このアフォーカル変倍光学系から射出される略平行光を集光する結像レンズと、を備え、これらのアフォーカル変倍光学系の少なくとも1つは、高倍端状態から低倍端状態へ変倍する区間の少なくとも一部において、対物レンズの光軸と直交方向の成分を持つように移動するレンズ群を少なくとも2つ有することが好ましい。
本発明に係る顕微鏡装置を以上のように構成すると、対物レンズを射出した後の複数光路のそれぞれの光学系の回転対称を維持したまま、この光学系の入射瞳を拡大し、対物レンズの性能を引き出すことができる。
平行系実体顕微鏡の外観を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る顕微鏡装置の光学系の構成を示す説明図である。 従来の顕微鏡において、対物レンズで定義される瞳開口と変倍レンズ群で定義される瞳開口とを示す説明図である。 第1の実施形態に係る顕微鏡装置において、対物レンズで定義される瞳開口と変倍レンズ群で定義される瞳開口とを示す説明図である。 上記対物レンズで定義される瞳開口と変倍レンズ群で定義される瞳開口とにおいて、入射瞳の最大径の和及び中心間距離を示すための説明図である。 第1の実施形態に係る顕微鏡装置におけるPSF断面図であって、(a)はX軸方向の断面図であり、(b)はY軸方向の断面図である。 第1の実施形態の変形例1に係る顕微鏡装置において、対物レンズで定義される瞳開口と変倍レンズ群で定義される瞳開口とを示す説明図であって、(a)は右眼用の光路の入射瞳を対物レンズの軸上光束径内に内包したときを示し、(b)は左眼用の光路の入射瞳を対物レンズの軸上光束径内に内包したときを示す。 従来の平行系実体顕微鏡装置の光学系の断面図であって、(a)は低倍端状態を示し、(b)は高倍端状態を示す。 第1の実施形態の変形例2に係る変倍レンズ群の断面図であって、(a)は低倍端状態を示し、(b)は中倍状態を示し、(c)は高倍端状態を示す。 第1の実施形態の変形例2に係る平行系実体顕微鏡の光学系の断面図であって、(a)は低倍端状態を示し、(b)は高倍端状態を示す。 第2の実施形態に係る顕微鏡装置において、対物レンズで定義される瞳開口と変倍レンズ群で定義される瞳開口とを示す説明図であって、(a)は立体視用光路により標本を観察する場合を示し、(b)は垂直視用光路により標本を観察する場合を示す。 第2の実施形態に係る顕微鏡装置の光学系の構成を示す説明図であって、(a)は立体視用光路を示し、(b)は垂直視用光路を示す。
(第1の実施形態)
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。なお、この第1の実施形態においては、対物レンズから出射した光を2つの光路に分割する場合について説明する。まず、図1を用いて、平行系実体顕微鏡の構成について説明する。この平行系実体顕微鏡100は、単対物双眼構成の顕微鏡装置であり、透過照明装置を内蔵するベース部(照明部)101、対物レンズ及び接眼レンズが取り付けられ、内部に変倍レンズ群(変倍光学系)を有する変倍レンズ鏡筒103、及び、焦点合わせ装置105を有している。また、ベース部101の上面には、透明部材を埋め込んだ標本載置台102が設けられている。なお、対物レンズは、変倍レンズ鏡筒103の下部に設けられた対物レンズ取り付け部106に取り付けられている。この対物レンズ取り付け部106は、予め定められた複数の低倍率の対物レンズ及び複数の高倍率の対物レンズのうちから1つを選択して取り付けることができるようになっている場合と、予め定められた複数の低倍率の対物レンズ及び複数の高倍率の対物レンズのうちから複数を選択して取り付けられるようになっている場合がある。
変倍レンズ鏡筒103の内部には、左眼用と右眼用の変倍レンズ群が配置され、この変倍レンズ鏡筒103の外側には変倍ノブ107が配置されている。変倍レンズ群には変倍のための可動群が含まれており、変倍ノブ107の回転により、予め定められた移動量に則り光軸方向に移動する。また、変倍レンズ群には可変絞りが含まれており、変倍レンズ鏡筒103にはこの可変絞りの調節機構が設けられている。また、焦点合わせ装置105は、焦点合わせノブ108と、この焦点合わせノブ108の回転に伴い変倍レンズ鏡筒103を軸に沿って上下動させる機構部(図示せず)とを有している。さらに、この変倍レンズ鏡筒103の上部には結像レンズ及び接眼レンズを有する双眼鏡筒104が取り付けられている。左右両眼用の変倍レンズ群のそれぞれから出射した平行光を、左右それぞれに配置された結像レンズが集光して標本の像を一旦結像し、双眼鏡筒104の上端部に取り付けられた接眼レンズを用いることにより結像された像を肉眼で観察することができる。
図2は、このような単対物双眼構成の平行系実体顕微鏡100の光学系の構成を示しており、上述のように、物体側から順に、1つの対物レンズ1と、この対物レンズ1の光軸に平行に配置され、各々がこの対物レンズ1の光軸とは異なる(一致しない)光軸を有する右眼用と左眼用の2つの光路(以下、この光路を「観察光学系2」と呼ぶ)と、を有している。また、この図2に示す平行系実体顕微鏡100においては、2つの観察光学系2の各々は、アフォーカル変倍レンズ群3と結像レンズ4とを有して構成されている。この平行系実体顕微鏡100において、物体面にその焦点を一致させた1つの対物レンズ1は、その後に続く左右両眼用の変倍レンズ群3にアフォーカル光束を導く役割を担っている。物体から放射され対物レンズ1から射出した平行光束は、2つの変倍レンズ群3に分割されて光束径が変更された後、結像レンズ4で物体の拡大像を結像し、図示しない接眼レンズを介して別々に左右の眼で観察することにより微小物体の立体視が可能になる。そのため、この平行系実体顕微鏡100の解像力を決定する開口数は、対物レンズ1に入射する軸上光線角度αではなく、物体面に傾斜した変倍レンズ群3の光軸を基準とした角度βとなる。一方、通常の光学顕微鏡では光束は分割されないので、開口数は角度αで定義される。
平行系実体顕微鏡において変倍レンズ群(変倍光学系)3の入射瞳が最も大きくなるのは、その倍率が最高倍のときであり、このとき、入射瞳径は、最も対物レンズ1側のレンズ有効径(図2のDep1,Dep2に相当)にほぼ一致する。そのため、以降の説明では、2つの変倍レンズ群3のそれぞれの入射瞳の最大径もDep1,Dep2と表す。図3は従来の実体顕微鏡において、図2に示す面ξにおける、対物レンズ1と変倍レンズ群3との瞳開口を示しており、直径Dobjの円で表される対物レンズ1の射出軸上光束径の中で左右の変倍レンズ群3に入射するのは斜線部のみである。すなわち、2つの変倍レンズ群3の入射有効径Dep1,Dep2が等しければ、角度βは角度αのおよそ半分となる。そのため、仮に通常の光学顕微鏡と同じ対物レンズ1をこの平行系実体顕微鏡100に装着すると、この平行系実体顕微鏡100の解像力は通常の光学顕微鏡に比べておよそ半分となってしまう。
そこで、この第1の実施形態においては、2つの変倍レンズ群(変倍光学系)3の最も対物レンズ1側のレンズ有効径Dep1,Dep2が、標本面と対物レンズ1の光軸との交点から発した軸上光が対物レンズ1から射出する軸上光束径Dobjに対して以下の条件式(1)を満足するように構成される。なお、変倍レンズ群3の有効径Dep1,Dep2は、次式(2)を満足する(すなわち、同じ有効径を有している)ものとする。
Dep1 + Dep2 > Dobj (1)
Dep1 = Dep2 (2)
図4Aは、対物レンズ1および2つの変倍レンズ群3が、上述の式(1),(2)を満足するときの、図2に示す面ξにおける、対物レンズ1と変倍レンズ群3との瞳開口を示しており、直径Dobjの円で表されている対物レンズ1の射出軸上光束径の中で、左右の変倍レンズ群3に入射するのは、直径Dep1,Dep2の円と重なる部分(斜線部分)のみである。ここで、Dobjは、図2に示されるαと、対物レンズ1の焦点距離fとから、次式(3)により定義され、対物レンズ1の射出側有効径にほぼ一致している。
Dobj = 2・f・sinα (3)
図4Aにおいて、2つの変倍レンズ群3が並ぶ方向(これらの変倍レンズ群3のそれぞれの光軸を結んだ方向)をX軸とし、このX軸と直交する方向をY軸とすると、βで定義される瞳開口の開口形状は光軸対称(点対称)ではなく、Y軸対称(線対称)である。その結果、解像力も方向によって異なることになる。図5は、図3に示す従来の平行系実体顕微鏡におけるPSF(点像分布関数)の値と、図4Aに示すこの第1の実施形態に係る平行系実体顕微鏡100(すなわち、上述の式(1),(2)を満足する平行系実体顕微鏡100)におけるPSFの値とを重ねて表示したものであって、図5(a)は、図4AにおけるX軸方向のPSF断面図であり、図5(b)は同じく図4AにおけるY軸方向のPSF断面図である。いずれのPSF断面図とも、この平行系実体顕微鏡100の光学系には収差が無いことを前提にしている。図3及び図4Aから明らかなように、X軸方向の瞳開口径DepXは、従来の平行系実体顕微鏡と第1の実施形態に係る平行系実体顕微鏡100との間で違いはなく、PSFの値に変化は無いが、第1の実施形態におけるY軸方向の瞳開口径DepY′は、従来のY軸方向の瞳開口径DepYより大きくなっているため、Y軸方向のPSFの半値幅は異なり、第1の実施形態に係る平行系実体顕微鏡100の半値幅の方が小さく、解像力が上がっていることが分かる。
以上のように、この第1の実施形態に係る平行系実体顕微鏡100によれば、対物レンズ1を射出後の複数光路のそれぞれの光学系(変倍レンズ群3)の回転対称を維持したまま入射瞳を拡大し、対物レンズ1の性能を引き出すことができる。
なお、以上の説明においては、対物レンズ1から出射した光を2つの光路に分割した場合について説明したが、上記条件式(1)は、3以上の光路に分割された場合にも有効である。この場合、2以上の光路のうち、いずれか2つの光路を形成する光学系の入射瞳の最大径の和ΣDiは、対物レンズ1の最大開口角α及び焦点距離fから規定される射出軸上光束径Dobjに対して、次式(4)の条件を満足することが必要である。なお、このとき、2つの光路(観察光学系2)の各々は、全てのレンズ群が回転対称形である。
ΣDi > Dobj (4)
但し、Dobj=2・f・sinα
あるいは、2以上の光路のうちのいずれか2つの光路を形成する光学系の入射瞳の最大径のうち、対物レンズ1の中心を通る径の和ΣDi′は(図4B参照)、対物レンズ1の最大開口角α及び焦点距離fから決定される射出軸上光束径Dobjに対して、次式(5)の条件を満足することが必要である。
ΣDi′ > Dobj (5)
但し、Dobj=2・f・sinα
あるいは、2以上の光路のうちのいずれか2つの光路を形成する光学系のそれぞれの入射瞳の最大径をDep1,Dep2としたとき、この2つの入射瞳の最大径の和ΣDi″は、対物レンズ1の最大開口角α及び焦点距離fから決定される射出軸上光束径Dobjに対して、次式(6)の条件を満足し、また、2つの入射瞳の中心間距離Dxは次式(7)を満足することが必要である。なおこのとき、入射瞳の最大径Dep1,Dep2は、次式(8)を満足する(すなわち、同じ径を有している)ものとする。
ΣDi″ > Dobj (6)
Dx ≧ Dep1 (7)
Dep1 = Dep2 (8)
但し、Dobj=2・f・sinα
(第1の実施形態の変形例1)
なお、以上の説明では、対物レンズ1の光軸に対して2つの観察光学系2(変倍レンズ群3)を、図4AのX軸方向に左右対称に配置した場合について説明したが、図6に示すように、対物レンズ1の軸上光束径Dobjが、2つの観察光学系2のいずれか一方の入射瞳を完全に内包するように、変倍鏡筒103全体を光軸に対して相対的に移動させることで、少なくとも片側の光路の開口数は、光軸間距離に制限される従来の平行系実体顕微鏡装置の開口数に対して上昇させることができる。特に、図6(a),(b)に示すように、対物レンズ1の軸上光束径Dobjが、左右光路の入射瞳(Dep1で示される入射瞳若しくはDep2で示される入射瞳)のどちらでも内包可能に構成されていれば、観察者の利き目によって開口数の高い光路を左右のどちらでも選択することができ、観察者の利便性を向上させることができる。
(第1の実施形態の変形例2)
また近年、アプリケーションの多様化に伴い、広い変倍域を1つの装置で観察することのできる実体顕微鏡装置の需要は高まっている。特に小動物などの全体像を見ることができる低倍域への拡大に対する要求が強い。図7は対物レンズ1と片側の変倍レンズ群3の光路図であり、同一の対物レンズ1に倍率の異なる2つの状態の変倍レンズ群3を設けた構成を上下に並べている。図7(a)が低倍端状態であり、図7(b)が高倍端状態である。この図7から明らかなように、変倍レンズ群3が低倍時と高倍時とで対物レンズ1内を通る光線の位置が全く異なる。
また、観察光学系2の倍率は、この図7においては図示しない結像レンズの焦点距離に変倍レンズ群3のアフォーカル倍率を掛けた値fzoomを対物レンズ1の焦点距離fobjで除することで求められる。この定義から明らかなように、変倍域を低倍側に拡大するためには、値fzoomを短くする、若しくは対物レンズ1の焦点距離fobjを長くすることが必要である。しかし、対物レンズ1の焦点距離fobjを長くすることはこの対物レンズ1の大型化につながるため、避けられるべきである。すると、必然的に値fzoomを短くすることが求められる。対物レンズ1を射出し、変倍レンズ群3に入射する光線の光軸に対する角度θ(図7(a)に示す)は、像高y=fzoom・tanθに従う。ここで、像の大きさは一定のため、値fzoomが短くなると角度θが大きくなる。図7(a)から明らかなように、対物レンズ1の大型化の原因になっているのは、主に角度θの大きな光線束である。特に対物レンズ1の物体側を大型化させていることがわかる。ここでは一例を述べるに留めるが、一般に低倍側(図7(a))の光線が対物レンズ1の物体側の径の大きさを、高倍側(図7(b))の光線が対物レンズ1の像側の径の大きさを決定している。また高倍側の光束は、変倍レンズ群3の物体側に位置するレンズ径で制限され、低倍側の光束は、変倍レンズ群3の像側に位置するレンズ径で制限されるため、高倍側の入射瞳径D_Highに対して、低倍側の入射瞳径D_Lowは小さくなってしまう。以上の理由により、低倍側の入射瞳は小さく、角度θの大きな光線にならざるを得ない。本実施形態では、式(4)を満たすので、従来の平行系実体顕微鏡装置に比べて、光軸間距離が長くなる。すると、対物レンズ1の有効径の大きさを維持したままでは、この対物レンズ1の光軸から離れている側の周辺光がけられてしまう。高倍側では、入射瞳径D_Highは大きく、角度θも小さいために対物レンズ1の径で光束を制限されたとしても、周辺光量が減少するだけで、視野が欠けることはない。しかし、低倍側では、既に述べたように入射瞳径D_Lowは小さく、かつ、角度θも大きいため、対物レンズ1の径による制限の影響が大きい。場合によっては周辺光量が減少するだけでなく、視野の一部が完全に欠けてしまうことになる。
そこで本変形例では、図8に示すように低倍における周辺光束がけられることを防ぐために、複数の変倍レンズ群3のうち少なくとも1つは、高倍端状態から低倍端状態へ変倍する区間の少なくとも一部において、対物レンズ1の光軸と直交方向の成分を持つように移動するレンズ群を少なくとも2つ有するように構成した平行系実体顕微鏡について説明する。
本変形例に係る平行系実体顕微鏡に設けられた変倍レンズ群3は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3及び負の屈折力を有する第4レンズ群G4の合計4つのレンズ群から構成される場合を示している。この変倍光学系3は、低倍端状態(図8(a))から高倍端状態(図8(c))への変倍の際に、第2レンズ群G2が物体側から像側へ一定方向に、また、第3レンズ群G3が像側から物体側へ一定方向に移動する。すなわち、第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3は常に一定方向にのみ移動し、変倍の途中で逆戻りするような方向には移動しないように構成されている。なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間には絞りSが設けられている。また、第1レンズ群G1及び第4レンズ群G4は、変倍に際しては固定されている。
この平行系実体顕微鏡においては、変倍レンズ群3を構成するレンズ群のうち、少なくとも1つを光軸と垂直方向の成分を持つように移動させる(以下、このレンズ群を「第1の補正レンズ群CG1」と呼ぶ)。すなわち、この変倍レンズ群3の基準となる光軸A(例えば、この変倍レンズ群3に含まれるレンズ群のうち固定されているレンズ群(例えば、第1レンズ群G1)の光軸)に対して、第1の補正レンズ群CG1の光軸を偏芯させる。なお、第1の補正レンズ群CG1は、変倍時に光軸に沿って移動することにより倍率を変化させるレンズ群の少なくとも1つであっても良いし、変倍時に光軸に沿って移動しないレンズ群の少なくとも1つであっても良いし、両方であっても良い(図8及び図9においては、変倍時に光軸に沿って移動することにより倍率を変化させる第2レンズ群G2を第1の補正レンズ群CG1としている)。
上述のとおり、図9は、対物レンズ1と、左右眼用の光路に設けられた片側の変倍レンズ群3と、を示している。またここで、変倍レンズ群3は、物体側の一部のレンズ群(変倍時に固定されている第1レンズ群G1及び変倍時に移動する第2レンズ群G2)が示されている。この図9に示すように、倍率を低倍側に変化させるときに、第2レンズ群G2(上述の第1の補正レンズ群CG1)を左右の変倍レンズ群3の光軸間距離が短くなるように(対物レンズ1の光軸に近づけるように)移動させる。変倍時に第1の補正レンズ群CG1をこのように移動させても、上述のように低倍時には高倍時に比べてこの変倍レンズ群3に入射する光の最大径は小さくなるため、第1レンズ群G1のレンズ有効径(光が入射することができる最大径)内に収めることができる。これにより、対物レンズ1を通過する光線のうち、周辺部分の光線がこの対物レンズ1の光軸側に近づくため、低倍における周辺光束がけられることを防ぐことができる。
なお、変倍レンズ群3は、入射する平行光束を、その光束径を変えて平行光束として射出するアフォーカル変倍光学系であることが望ましい。そのため、第1の補正レンズ群CG1を偏芯したことにより、この変倍レンズ群3内における光路が変化して射出する光束が平行光束からずれるが、このずれを他のレンズ群の少なくとも1つ(以下、このレンズ群を「第2の補正レンズ群CG2」と呼び、図8においては、第3レンズ群G3である)を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることにより補正して平行光束として射出させる必要がある。また、この変倍レンズ群3に入射する光束は、最高倍時に最大となる。そのため、変倍レンズ群3の最高倍時においては、変倍レンズ群3の入射瞳を有効利用するために、この変倍レンズ群3に含まれる全てのレンズ群の光軸が略一致している(上述の基準となる光軸Aに略一致している)ことが望ましい。
(第2の実施形態)
このような平行系実体顕微鏡においては、変倍レンズ群3の変倍比を変化させて標本(物体)の観察を行うが、低倍にして標本の比較的広い部分を観察する場合には、解像力はそれほど求められないが、高倍にしてより狭い部分を拡大して観察する場合には解像力が求められる。反対に、低倍で観察している場合には、観察光学系を左右両眼用の2つにして標本を立体視する要求が高いが、高倍で観察している場合には、立体視はそれほど必要とされない。そこで、第2の実施形態として、観察目的に応じて、2つの光路(観察光学系2)により標本の立体視を行う立体視用光路と、1つの光路(観察光学系2′)により標本の像の解像度を向上させる垂直視用光路とを有する(すなわち、対物レンズ1から出射した光を合計3つの光路に分割する)顕微鏡装置について説明する。
図10に示す、この第2の実施形態に係る平行系顕微鏡100′は、第1の実施形態に係る平行系実体顕微鏡(顕微鏡装置)100と同様に、対物レンズ1の光軸に対して左右に配置された通常の観察光学系2(以下、「立体視光路2」とも呼ぶ)に加えて、これらの光路とは別にもう1つの垂直視用の光路2′が設けられている。このような構成の顕微鏡装置100′においては、図10(a)に示すように、左右の観察光路(立体視用光路2)を使用して、標本の立体視観察を行う際は、垂直視用光路2′を観察光路としてではなく照明光路として使用することで、照明光による硝子の自家蛍光がノイズになることを防ぐことができる。また図10(b)に示すように、変倍鏡筒103全体を対物レンズ1の光軸に対して相対的に移動させ、対物レンズ1の光軸と垂直視用光路2′の光軸を一致させれば、垂直視が可能となる。また垂直視用光路2′に、例えば図11(b)に示すような、双眼鏡筒に光を分割するためのプリズム素子5を含めた構成にすることで、立体視、垂直視ともに両眼による観察をスムーズに切り替えることができる。さらに、図11(a)で示されるように立体視用光路2では、左右の光路径(Dep1,Dep2)は互いに機構自体が近接しており、片側を大きくしようとするともう片方に干渉してしまうために、大きくすることが難しい。しかし図11(b)で示されている垂直視用光路2′では光路径(Dph)を制限する、対となる光路がないので容易に径を広げることができ、より分解能の高い明るい像を得ることができる。ここで、Dph > 0.5Dobjの条件を満たすときに、通常の実体顕微鏡に比べて分解能の高い明るい像が得られ、特にDph > 0.6Dobjの条件を満たす場合には蛍光観察時において、2倍以上の明るさで標本を観察することができる。
なお、垂直視用光路2′は、上述のように、解像度を向上させることが目的であるから、当該垂直視用光路2′の入射瞳の最大径Dphが、この顕微鏡装置100′に設けられた複数の光路の入射瞳の最大径の中で最も大きいことが望ましい(本実施の形態では、2つの立体視用光路2の入射瞳Dep1,Dep2のよりも大きいことが望ましい)。
1 対物レンズ 2,2′ 観察光学系(光路)
3 変倍レンズ群 4 結像レンズ
100,100′ 平行系実体顕微鏡(顕微鏡装置)
CG1(G2) 第1の補正レンズ群
CG2(G3) 第2の補正レンズ群

Claims (11)

  1. 物体側から順に、
    前記物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、
    全てのレンズ群が回転対称系であって、前記対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、
    前記2以上の光路のうちのいずれか2つの前記光路を形成する光学系の入射瞳の最大径の和をΣDiとし、前記対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
    ΣDi > Dobj
    但し、Dobj=2・f・sinα
    の条件を満足するように構成される顕微鏡装置。
  2. 物体側から順に、
    前記物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、
    前記対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、
    前記2以上の光路のうちのいずれか2つの前記光路を形成する光学系の入射瞳の最大径のうち、前記対物レンズの中心を通る径の和をΣDi′とし、前記対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
    ΣDi′ > Dobj
    但し、Dobj=2・f・sinα
    の条件を満足するように構成される顕微鏡装置。
  3. 物体側から順に、
    前記物体からの光を集光する機能を有する1つの対物レンズと、
    前記対物レンズを出射した光が通過する2以上の光路と、を有し、
    前記2以上の光路のうちのいずれか2つの前記光路を形成する光学系のそれぞれの入射瞳の最大径をDep1,Dep2とし、前記2つの入射瞳の最大径の和をΣDi″とし、前記2つの入射瞳の中心間距離をDxとし、前記対物レンズの最大開口角α及び焦点距離fから決定される軸上光束径をDobjとしたとき、次式
    ΣDi″ > Dobj
    Dx ≧ Dep1
    Dep1 = Dep2
    但し、Dobj=2・f・sinα
    の条件を満足するように構成される顕微鏡装置。
  4. 前記光路の数は2である請求項1〜3いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  5. 前記光路の数は3である請求項1〜3いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  6. 前記2以上の光路は、互いの位置関係を維持したまま、前記対物レンズの光軸に対して相対移動可能に構成された請求項1〜5いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  7. 前記2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、当該光路を形成する光学系の光軸を、前記対物レンズの光軸と一致させるように移動可能である請求項6に記載の顕微鏡装置。
  8. 前記対物レンズの光軸と一致させることができる光軸を有する前記光路を形成する光学系は、当該光学系の入射瞳の最大径が、前記2以上の光路を形成する光学系の入射瞳の最大径のなかで最も大きい請求項7に記載の顕微鏡装置。
  9. 前記2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、照明光路として使用される請求項6〜8いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  10. 前記2以上の光路のうちのいずれか1つの光路は、当該光路を形成する光学系の入射瞳全体を、前記対物レンズの軸上光束径内に完全に内包させるように移動可能である請求項6〜9いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  11. 前記2以上の光路の少なくとも1つは、
    前記対物レンズからその光軸に対して略平行に射出される光を、複数の略平行光としてそれぞれ射出するアフォーカル変倍光学系と、
    前記アフォーカル変倍光学系から射出される前記略平行光を集光する結像レンズと、を備え、
    前記アフォーカル変倍光学系の少なくとも1つは、高倍端状態から低倍端状態へ変倍する区間の少なくとも一部において、前記対物レンズの前記光軸と直交方向の成分を持つように移動するレンズ群を少なくとも2つ有する請求項1〜10いずれか一項に記載の顕微鏡装置。
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