JP5239365B2 - 多品種対応型部品供給装置 - Google Patents
多品種対応型部品供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5239365B2 JP5239365B2 JP2008024223A JP2008024223A JP5239365B2 JP 5239365 B2 JP5239365 B2 JP 5239365B2 JP 2008024223 A JP2008024223 A JP 2008024223A JP 2008024223 A JP2008024223 A JP 2008024223A JP 5239365 B2 JP5239365 B2 JP 5239365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magazine
- stick
- workpiece
- lane
- stick magazine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
この部品供給装置は、供給すべき複数の部品を縦列にスライド自在に装填したスティックマガジンの端部に部品供給口を備え、スティックマガジンに振動を与えることで、装填した部品を部品供給口から順次供給するようにしたものである。
そのために部品供給装置は、部品を装填したスティックマガジンを複数ストックするマガジンストッカと、このマガジンストッカから取り出されたスティックマガジンの長手方向に水平方向の振動を付与して部品を部品供給口から順次供給する振動板とを備えている。
さらに、部品供給装置は、スティックマガジン内の部品を排出したスティックマガジンを上方向に排出する排出機構を備えている。
また、空になったスティックマガジンを上方向または下方へ排出することにより、マガジンストッカから取り出されたスティックマガジンを、振動機構へスムーズにセットすることができるので、スティックマガジンの交換の待ち時間がなく、サイクルタイムを短縮することができるとしている。
本発明は、以上のような課題を改善するために提案されたものであって、多品種のワークを製造ラインに供給する際、広い可動範囲のロボットを不要とし、しかも、人手のかからない端数処理が可能であり、多品種の部品を取り扱い可能とした、多品種対応型部品供給装置を提供することを目的とする。
すなわち、部品供給装置1は基台2上において、異なる品種のワークWをそれぞれ装填したスティックマガジン3をストックするマガジンストッカ部4と、このマガジンストッカ部4におけるスティックマガジン3内のワークWを押出す押出手段5と、この押出手段5により押出されたワークWを受け入れて、品種別に取出し可能にストックする部品ストッカ部6とを具備している。
また、スティックマガジン3の外表面又は内面の所定の箇所には、図示は省略するが、そのスティックマガジン3内に装填しているワークWの品種などその他の情報を所定の識別手段によって識別できるように、品種等情報を格納したタグもしくは識別マーカを設けることができる。識別手段としては、例えばRFID(Radio・Frequency・Identification)を用いることができる。
この場合、マガジンストッカ部4は、スティックマガジン3を上部側から受け入れ可能に、スティックマガジン3長手寸法と同等の離隔距離で設けられた支持フレーム7、7を備えている。また、マガジンストッカ部4は、底部側が開口され、底部側の最低位置にもたらされたスティックマガジン3の開口一端側が、マガジンストッカ部4の底部側に配置された押出手段5におけるプッシャー(図示省略)に近接するようにしている。
さらに、マガジンストッカ部4には、底部側に押出手段5を配設する一方、ワークW押出し後のスティックマガジン3または、後述するが不要のワークWを装填したスティックマガジン3のための排出待機部8を備えている。
すなわち、押出手段5では、巻回収容部9から、引出ローラ10により長尺弾性帯9aを強制的に繰り出して、長尺弾性帯9a先端のプッシャーをスティックマガジン3の端面からスティックマガジン3内に進入させて、スティックマガジン3内のワークWを押込み、スティックマガジン3の他端側から、ワークWを押出すようにしている。
部品ストッカ部6は、基台2上に構築された本体枠12に上下に配設された伝動輪13(以下、スプロケット13)と、スプロケット13間に掛け渡した無端搬送帯14(以下、チェーン14)とを備え、このチェーン14上に、複数のレーン11を適宜間隔毎に配設してチェーン14と共に移動可能とし、スティックマガジン3からのワークWを受け入れ可能な頂部の位置に互いに入れ換え可能に構成している。チェーン14は、割出モータ15によって、各レーン11を、頂部および底部の位置の他、所定の位置で止まるようにしており、これらの位置で、順次、間欠的に節動する構成としている。
なお、部品ストッカ部6は、スプロケット13とチェーン14の他、勿論、タイミングプーリ、タイミングベルトを用いることができる。
リターンユニット18は、押出手段5同様、巻き取る側に付勢された長尺弾性帯19aの巻回収容部19から、引出ローラ20により強制的に繰り出す構成で、長尺弾性帯19a先端に設けたプッシャー(図示省略)を、最下位位置におけるレーン11内に進入させて、このレーン11内のワークWを押込み、回収用スティックマガジン17側にワークWを戻すようにしている。
先ず、ワークWを装填したスティックマガジン3をマガジンストッカ部4に投入する。
この場合、スティックマガジン3はマガジンストッカ部4に、支持フレーム7、7で囲われた収容箇所に、上部側から投入することで、スティックマガジン3を、一列に、長手側側面同士を介して、多数、積載することができる。
このようにして積載されたスティックマガジン3は、マガジンストッカ部4の底部側の最低位置に至ることで、スティックマガジン3の開口一端側が、マガジンストッカ部4の底部側に配置された押出手段5におけるプッシャー(図示省略)の動作ライン上にもたらされ、ワークWを取出すことができる状態となる。
次いで、空になったスティックマガジン3は、空スティック回収箱21に回収して集積することができる。
空になったスティックマガジン3は、空スティック回収箱21にもたらされると、後続する上部のワークWの入ったスティックマガジン3が取出し位置にもたらされ、ワークWの押出しを続行することができる。
この際、部品ストッカ部6においては、割出モータ15によって本体枠12に上下に配設されたスプロケット13を介し、チェーン14を駆動させることで、取出し位置である頂部の位置に新たなレーン11をもたらすようにする。
このように、部品ストッカ部6における複数のレーン11は、上下方向に移動させて、受け入れ位置である頂部に入れ換え可能に構成したことにより、装置自体をコンパクトに構成することができ、種類の異なる様々なワークWを取り扱うことができる(図3参照)。
マガジンストッカ部4の取出し位置にあるスティックマガジン3の品種等情報が要求品種以外にかかる情報の場合は、ワークWの入ったスティックマガジン3毎、排出待機部8にもたらされ、排出することで、スムーズなワークWの供給が可能となる。
従って、先の製造ラインにおけるトレイチェンジャーではトレイを交換する際に待ち時間が発生することになるが、部品ストッカ部6のレーン11の長さは、スティックマガジン3よりも長く設定しているので、待ち時間なく供給できる。
この時に品種変更前のレーン11に残った端数ワークWはレーン11内にストックされたままの状態であるから、そのレーン11を割出モータ15によって本体枠12に上下に配設されたスプロケット13を介し、チェーン14を駆動させることで、底部位置にもたらす。
そして、最低位置におけるレーン11の側方のリターンユニット18を駆動する。これにより、巻回収容部19から、引出ローラ20により長尺弾性帯19aが繰り出され、長尺弾性帯19a先端のプッシャーを、最下位位置におけるレーン11内に進入させて、このレーン11内のワークWを押込み、回収用スティックマガジン17側にワークWを戻すことができる。
しかも、部品ストッカ部6のレーン11は、上下循環させる構成としたことで、間口の狭いコンパクトな供給装置を提供することができる。
2 基台
3 スティックマガジン
4 マガジンストッカ部
5 押出手段
6 部品ストッカ部
7 支持フレーム
8 排出待機部
9 巻回収容部
9a 長尺弾性帯
10 引出ローラ
11 レーン
12 本体枠
13 スプロケット
14 チェーン
15 割出モータ
16 リニアフィーダ
17 回収用スティックマガジン
18 リターンユニット
19 巻回収容部
19a 長尺弾性帯
20 引出ローラ
21 空スティック回収箱
W ワーク
Claims (5)
- 異なる品種のワーク(W)をそれぞれ装填したスティックマガジン(3)をストックするマガジンストッカ部(4)と、
このマガジンストッカ部(4)におけるスティックマガジン(3)内のワーク(W)を押出す押出手段(5)と、
この押出手段(5)により押出されたワーク(W)を受け入れて、品種別に取出し可能にストックする部品ストッカ部(6)と、
を具備していて、
前記マガジンストッカ部(4)は、底部側に前記押出手段(5)を配設する一方、前記ワーク(W)押出し後のスティックマガジン(3)または、不要のワーク(W)を装填したスティックマガジン(3)を押出す、押出し手段を設けた排出待機部(8)を備えており、また
前記部品ストッカ部(6)は、前記スティックマガジン(3)からのワーク(W)を品種別に受け入れるべく、入れ換え可能に構成した複数のレーン(11)を備えていて、前記複数のレーン(11)は、上下に配設された伝動輪(13)間に掛け渡した無端搬送帯(14)上に、適宜間隔毎に配設して無端搬送帯(14)と共に移動可能として、前記スティックマガジン(3)からのワーク(W)の受け入れ位置に、互いに入れ換え可能に構成したことを特徴とする多品種対応型部品供給装置。 - 前記部品ストッカ部(6)の複数のレーン(11)のうち、前記スティックマガジン(3)からのワーク(W)の受け入れ位置において、前記レーン内に受け入れた前記ワーク(W)を取出し方向に移動せしめる移動手段(16)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多品種対応型部品供給装置。
- 前記部品ストッカ部(6)のレーン(11)の全長を、前記スティックマガジン(3)の長さ寸法より長く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の多品種対応型部品供給装置。
- 前記部品ストッカ部(6)における複数のレーン(11)のうち、前記スティックマガジン(3)からのワーク(W)の受け入れ位置以外の位置におけるレーン(11)において、レーン(11)内に残留する端数のワーク(W)を前記レーン(11)から受け入れる回収用スティックマガジン(17)と、この回収用スティックマガジン(17)に前記端数のワーク(W)を戻すリターンユニット(18)とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の多品種対応型部品供給装置。
- 前記マガジンストッカ部(4)内にストックされたスティックマガジン(3)に、ワーク(W)の品種情報を格納したタグもしくは識別マーカを設け、この品種情報を所定の識別手段によって読取ることで、不要な品種のスティックマガジン(3)を判別して、前記スティックマガジン(3)の前記排出待機部(8)にもたらす構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の多品種対応型部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024223A JP5239365B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 多品種対応型部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024223A JP5239365B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 多品種対応型部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009184761A JP2009184761A (ja) | 2009-08-20 |
JP5239365B2 true JP5239365B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=41068423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008024223A Expired - Fee Related JP5239365B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 多品種対応型部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5239365B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105406315A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-16 | 苏州索力旺新能源科技有限公司 | 接线盒贴片生产的导电片上料装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112210A (en) * | 1980-12-29 | 1982-07-13 | Nichiden Mach Ltd | Automatic exchanger for magazine |
JPS61217424A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-27 | Hitachi Ltd | 分類装置 |
JPH07228333A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-29 | Toshiba Corp | 部品供給装置 |
-
2008
- 2008-02-04 JP JP2008024223A patent/JP5239365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105406315A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-03-16 | 苏州索力旺新能源科技有限公司 | 接线盒贴片生产的导电片上料装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009184761A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110505800B (zh) | 对smt系统操作员提供信息的方法、系统和设备 | |
CN109689536B (zh) | 用于拣选货品的方法和拣选站 | |
EP3116294B1 (en) | Maintenance management device and maintenance management method for component mounting apparatus | |
JPH0549422B2 (ja) | ||
JP3075305B2 (ja) | 組立て装置 | |
US20040074824A1 (en) | Sorting apparatus | |
TW201834104A (zh) | 半導體裝置的元件分類設備 | |
EP3471526A1 (en) | Feeder management method and feeder management apparatus | |
JP5239365B2 (ja) | 多品種対応型部品供給装置 | |
KR101395561B1 (ko) | 유연 제함 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP7113184B2 (ja) | キャリアテープ処理装置およびキャリアテープ処理方法 | |
JP5328286B2 (ja) | 電子部品供給方法 | |
CN211102688U (zh) | 一种线圈绕线点焊裁切全自动一体机 | |
JP2009124065A (ja) | トレイフィーダ及びトレイフィーダのパレット交換方法 | |
JP7336645B2 (ja) | 部品管理装置および部品管理方法 | |
US9334126B2 (en) | Apparatus and method for dispensing vehicle balancing weights | |
AT511598B1 (de) | Automatisiertes warenumschlaglager | |
TWI804858B (zh) | 傳送設備及用於加工工件的系統 | |
JP2013129508A (ja) | ワーク供給装置およびワーク供給方法 | |
JP5171195B2 (ja) | 板金加工機の製品仕分け集積システム | |
TWI530446B (zh) | Transport method and device | |
JP5019226B2 (ja) | ワーク整列集積装置 | |
JP2001019146A (ja) | 多品種多形状電気部品の高速仕分け方式 | |
CN110614463A (zh) | 一种焊线夹具 | |
JP2019133967A (ja) | 部品供給装置および部品装着システムならびに部品装着方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130318 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |