JP5239171B2 - 移載用昇降装置 - Google Patents

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本発明は、支柱により支持されたワーク支持具を駆動装置により昇降させて高低差のあるコンベア間の移載を行う移載用昇降装置に関するものである。
従来の移載用昇降装置として、回転軸線が水平で且つ互いに平行な一対のスプロケットを支柱の上下に設け、該スプロケットに電動モータによって駆動されるエンドレスチェーンを巻回すると共に、遊端にワーク支持具を備えたアームを、それの基端側部分と長手中間部分の一方を前記支柱に対して上下方向にのみスライド自在な昇降部材に且つ他方を軸を介して前記エンドレスチェーンに連結して、該アームの前記エンドレスチェーンに対する連結軸のスプロケット部分での経路変曲に伴い、前記ワーク支持具を上下のスプロケットの回転軸線を結ぶ線に対して振り分け揺動させるもの(例えば、特許文献1参照。)、搬入コンベヤ及び搬出コンベヤの前端と近接する側方に立設した前後1対のベース支柱の対向面間に、両コンベヤ方向を向く水平支持杆に移載コンベヤを載設した昇降体を、その前後の外面に設けた複数のガイドローラを介して上下に移動可能に収容し、かつ前記昇降体を昇降手段の駆動チェーンに連係することにより、前記移載コンベヤを上限位置と下限位置との間で昇降させるもの(例えば、特許文献2参照。)等がある。
特公平8−5541号公報(第1−2図) 特開2004−123278号公報(図1−2)
昨今の自動車メーカ等の製造業においては、競争力の強化のために、工場の立ち上げ時又はレイアウト変更時等におけるコンベア等の搬送設備の据付又は移設工期の短縮及び早期稼働が強く要望されている。
これに対して特許文献1及2の構成では、揚程以上のマスト長(支柱高さ)を必要とするため、組立完成状態では工場内の他の設備と干渉しやすく、特に自動車の車体等の重量物の移載を行う場合には、現地組立並びに補助梁、吊下げ、点検歩廊及び梯子等の現地据付が必要であり、据付や移設の際に多大な工数が必要であるため、据付又は移設工期の短縮及び早期稼働のニーズに応えるのが困難である。
また、特許文献1の構成は、アンカーボルトにより架台を床面に固定した後に水平面内方向及び上下方向の微調整を行うことができないため、この点からも据付及び移設時の調整作業に時間がかかる。
さらに、特許文献2の構成は、ベース脚下面に車輪及びアジャスタが取り付けられているため、車輪により移動した後にアジャスタを突出させて装置を床面に設置することが可能であるが、水平面内方向及び上下方向の微調整を行うことができないため、この点からも据付及び移設時の調整作業に時間がかかる。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、移載用昇降装置の製造工場にて組立及び調整を完了した状態で該装置を出荷して現地で据付を行うことができ、現地における据付又は移設工期の短縮及び早期稼働を実現することができる移載用昇降装置を提供する点にある。
本発明に係る移載用昇降装置は、前記課題解決のために、床面又は支持架構に固定可能な架台と、該架台に固定されて上方に延びる固定支柱及び該固定支柱に対して上下方向にスライド可能な単数の昇降支柱からなる、上下方向に伸縮する多段支柱とを備え、該多段支柱を駆動装置により伸縮させ、前記昇降支柱により支持したワーク支持具を昇降させて高低差のあるコンベア間の移載を行う移載用昇降装置であって、前記固定支柱に取り付けられた固定スプロケットと、前記昇降支柱に取り付けられた偶数個の昇降スプロケットと、前記固定支柱に両端が固定されたチェーンと、前記架台又は固定支柱に取り付けられた回転駆動装置が連結された駆動スプロケットとを備え、前記チェーンを、前記昇降スプロケットの半分の個数の上半分に係合し、残りの半分の個数の下半分に係合するように、前記固定スプロケット、昇降スプロケット及び駆動スプロケットに係合させ、前記回転駆動装置により前記昇降支柱を昇降させるものである。
また、前記ワーク支持具が前記昇降支柱に対して上下方向にスライド可能に支持されたものであり、一端が前記固定支柱に固定され他端が前記ワーク支持具に固定されたチェーンの中間部分を、前記昇降支柱の上部に取り付けられた昇降スプロケットの上側に係合させて、該昇降スプロケットを介して前記ワーク支持具を支持してなると好ましい。
さらに、前記架台の下面に車輪を取り付けてなると好ましい。
さらにまた、前記架台の下側に操作プレートを設け、該操作プレート上面から上方に突出するボルトに対してナットにより前記架台を上下方向に位置決め固定し、アンカーボルトにより床面又は支持架構に固定された固定プレートに対して、前記操作プレートを水平面内で直交する2方向に延びるボルトにより操作して水平面内方向の位置決めをした後、前記操作プレートを前記固定プレートに固定してなると好ましい。
本発明に係る移載用昇降装置は、床面又は支持架構に固定可能な架台と、該架台に固定されて上方に延びる固定支柱及び該固定支柱に対して上下方向にスライド可能な単数の昇降支柱からなる、上下方向に伸縮する多段支柱とを備え、該多段支柱を駆動装置により伸縮させ、前記昇降支柱により支持したワーク支持具を昇降させて高低差のあるコンベア間の移載を行う移載用昇降装置であって、前記固定支柱に取り付けられた固定スプロケットと、前記昇降支柱に取り付けられた偶数個の昇降スプロケットと、前記固定支柱に両端が固定されたチェーンと、前記架台又は固定支柱に取り付けられた回転駆動装置が連結された駆動スプロケットとを備え、前記チェーンを、前記昇降スプロケットの半分の個数の上半分に係合し、残りの半分の個数の下半分に係合するように、前記固定スプロケット、昇降スプロケット及び駆動スプロケットに係合させ、前記回転駆動装置により前記昇降支柱を昇降させるので、多段支柱を縮めた状態では揚程に比べて全高が低くなっているため、この状態で移動させても工場内の他の設備と干渉しにくい。したがって、移載用昇降装置の製造工場にて組立及び調整を完了した状態で該装置を出荷して現地で据付を行うことができるため、現地における据付又は移設工期の短縮及び早期稼働を実現することができる。
またチェーンを駆動する回転駆動装置を固定支柱の下部に配置することができるため、移動時等における安定性を向上することができる。その上、昇降支柱が単数である簡素な構成であるとともに、回転駆動装置、スプロケット及びチェーン等の主要機能部品を低い位置に集約して配置することができるため、信頼性及び保守性を向上することができる。
さらに、前記ワーク支持具が前記昇降支柱に対して上下方向にスライド可能に支持されたものであり、一端が前記固定支柱に固定され他端が前記ワーク支持具に固定されたチェーンの中間部分を、前記昇降支柱の上部に取り付けられた昇降スプロケットの上側に係合させて、該昇降スプロケットを介して前記ワーク支持具を支持してなると、前記効果に加え、昇降支柱の昇降に連動してワーク支持具が昇降するため、支柱の高さをより低く抑えながら大きな昇降ストロークを確保することができる。
さらにまた、前記架台の下面に車輪を取り付けてなると、前記効果に加え、前記のように全高を低くした状態で車輪により容易に移動させることができるため、据付又は移設工期をさらに短縮することができる。
また、前記架台の下側に操作プレートを設け、該操作プレート上面から上方に突出するボルトに対してナットにより前記架台を上下方向に位置決め固定し、アンカーボルトにより床面又は支持架構に固定された固定プレートに対して、前記操作プレートを水平面内で直交する2方向に延びるボルトにより操作して水平面内方向の位置決めをした後、前記操作プレートを前記固定プレートに固定してなると、前記効果に加え、固定プレートをアンカーボルトにより床面等に固定した後に、該固定プレートに対する架台の位置を上下方向及び水平面内方向に微調整して位置決めすることができるため、据付及び移設時の調整作業時間を短縮することができる。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
なお、本明細書において、ワーク支持具6のブラケット6Aから支持腕6Bが延びる方向を前方とし、前方に向かって左右を左右とする。図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る移載用昇降装置1を示す左側面図であり、図1は昇降支柱5が高位置にある状態を、図2は昇降支柱5が低位置にある状態を示している。図3及び図4は、チェーン連動機構の説明用部分断面背面図であり、図3は昇降支柱5が高位置にある状態を、図4は昇降支柱5が低位置にある状態を示している。
図1及び図2に示すように、移載用昇降装置1は、床面FL又は支持架構に固定される架台2に固定されて上方に延びる固定支柱4、固定支柱4に対して上下方向にスライド可能な昇降支柱5、昇降支柱5により支持され、被搬送物を支持するワーク支持具6等からなる。そして、昇降支柱5は、例えばギヤドモータである回転駆動装置11により駆動されて昇降する(図1に示す昇降支柱5が高位置にある状態及び図2に示す昇降支柱が低位置にある状態参照。)。
なお、本実施の形態では、昇降支柱5が単数であるが、昇降支柱を複数として、下段の昇降支柱により上段の昇降支柱をスライド可能に支持する構成としてもよい。すなわち、上下方向に伸縮する固定支柱4及び単又は複数の昇降支柱5からなる多段支柱3において、最上段の昇降支柱5によりワーク支持具6が支持される。
次に、多段支柱3及びワーク支持具6のスライド支持について説明する。
図3及び図4に示すように、固定支柱4の左右には左右方向内向きに開口する平面視略コ字状のガイドレール7,7が立設され、該レール7,7の開口内に昇降支柱5の左右方向外側の上下に突設された、例えばラジアルローラとサイドローラとを組み合わせて一体化した複合ローラ9,…が係合するため、昇降支柱5は固定支柱4により上下方向にスライド可能に支持される。
また、昇降支柱5の左右には左右方向内向きに開口し、上下方向に延びる平面視略コ字状のガイドレール8,8が設けられ、該レール8,8の開口内にワーク支持具6の左右方向外側の上下に突設された、例えばラジアルローラとサイドローラとを組み合わせて一体化した複合ローラ10,…が係合するため、ワーク支持具6のブラケット6Aは昇降支柱5により上下方向にスライド可能に支持される。
なお、ブラケット6Aには前方に延びる支持腕6Bが取り付けられ、該支持腕6B上に被搬送物が載置されるため、ワーク支持具6により被搬送物を支持した状態では、多段支柱3が前方に倒れる方向にモーメントが作用するが、該倒れモーメントによる多段支柱3の前方への倒れは、固定支柱4の上部と架台の上面後部とを連結する左右の支持棒36,36により抑制される。
次に、チェーン連動機構について説明する。
図3及び図4に示すように、固定支柱4の上部には、前後方向軸まわりに回転する固定スプロケット14,15及び16が取り付けられ、固定支柱4の下部には、前後方向軸まわりに回転する固定スプロケット17,18,19及び20が取り付けられる。なお、固定スプロケット17及び18並びに固定スプロケット19及び20は同軸であり前後に配設される。
また、固定支柱4の下部(架台2であってもよい)には、回転駆動装置11の出力軸が連結された駆動スプロケット12,13が同軸に前後に取り付けられる。
さらに、昇降支柱5の下部には、前後方向軸まわりに回転する、昇降スプロケット21,22,23,24が取り付けられる。なお、昇降スプロケット22,23は同軸であり前後に配設される。
固定スプロケット14,15,…は固定支柱4に軸支されているため、昇降支柱5が昇降しても昇降しないが、昇降スプロケット21,22,…は昇降支柱5に軸支されているため、昇降支柱5とともに昇降する。
前側(図3及び図4の奥側)のチェーン31は、一端が固定支柱4のチェーン固定端26Aに固定され、昇降スプロケット21、固定スプロケット14、駆動スプロケット13、昇降スプロケット23、固定スプロケット18及び固定スプロケット20に係合するとともに方向を変え、他端が固定支柱4のチェーン固定端28に固定される。
また、後側(図3及び図4の手前側)のチェーン32は、一端が固定支柱4のチェーン固定端26Bに固定され、昇降スプロケット24、固定スプロケット16、固定スプロケット15、駆動スプロケット12、昇降スプロケット22、固定スプロケット17及び固定スプロケット19に係合するとともに方向を変え、他端が固定支柱4のチェーン固定端27に固定される。
以上のような構成により、チェーン31は、昇降スプロケット21及び23に対して、昇降スプロケット21の下半分及び昇降スプロケット23の上半分が係合し、チェーン32は、昇降スプロケット24及び22に対して、昇降スプロケット24の下半分及び昇降スプロケット22の上半分が係合している。
したがって、回転駆動装置11により駆動スプロケット12,13が回転すると、昇降スプロケット21〜24が昇降するが、このような偶数個の昇降スプロケットに対し、駆動スプロケット12,13により駆動されるチェーン31,32を、昇降スプロケット21〜24の半分の個数の昇降スプロケット22,23の上半分に係合し、残りの半分の個数の昇降スプロケット21,24の下半分に係合するように引き回しているため、チェーン31,32が弛むことなく円滑に昇降支柱5を昇降させることができる。また、昇降支柱5が単数である簡素な構成であるとともに、回転駆動装置11、スプロケット12,13,…,24及びチェーン31,32等の主要機能部品を低い位置に集約して配置することができるため、信頼性及び保守性を向上することができる。
図1〜図4に示すように、一端がワーク支持具6のブラケット6Aのチェーン固定端29、29に固定され、他端が固定支柱4のチェーン固定端30,30に固定された左右のチェーン33,33の中間部分が、昇降支柱5の上部に取り付けられた、左右方向軸まわりに回転する昇降スプロケット25の上側に係合している。
したがって、昇降支柱5の昇降に連動してワーク支持具6が昇降するため、支柱4,5の高さをより低く抑えながら大きな昇降ストロークを確保することができる。
次に、移載用昇降装置1の使用例について説明する。
図5及び図6は、本発明の実施の形態に係る移載用昇降装置1を2台対向して使用した例を示す側面図であり、図5は昇降支柱が低位置にある状態を、図6は昇降支柱が高位置にある状態を示している。
図5に示すように低位搬送ラインTLのコンベアC1により搬送されてきた被搬送物Wは、移載用昇降装置1,1のワーク支持具6,6に受け渡され、移載用昇降装置1,1の回転駆動装置を駆動して昇降支柱5,5を上昇させると(図中矢印A参照。)、図6に示すようにワーク支持具6,6が上昇して被搬送物Wが高位搬送ラインTHの搬送位置まで上昇するため、被搬送物WをコンベアC2に受け渡すことができる。また、逆に、高位搬送ラインTHのコンベアC2から低位搬送ラインTLのコンベアC1へ被搬送物Wを移載することも容易に行うことができる。
被搬送物Wの重量が重い場合や被搬送物Wの重心がワーク支持具6の支持点から遠い位置にある場合には、多段支柱3の伸張時に倒れや残留振動が生じることがある。しかし、昇降支柱5の上部左右にガイドピン37,37を設け(図1及び図2も参照。)、多段支柱3の伸張時における上限位置(高位搬送ラインTHの搬送位置)近傍においてガイドピン37,37を支持する、例えば天井CL近傍の支持架構Sに固定支持されたガイドレール38を設けることにより、前記倒れや残留振動を抑制することができるため、移載精度を確保しながら高低差のあるコンベア間の移載を安定かつ確実に行うことができる。
次に、移載用昇降装置1の据付又は移設について説明する。
図7は移載用昇降装置1を移動している状態を示す側面図であり、多段支柱3を縮めた状態では揚程に比べて全高が低くなっているため、この状態で移動させても、例えば図7中の搬送設備のフレームFR等の工場内の他の設備と干渉しにくい。したがって、移載用昇降装置1を予め製造工場にて組立及び調整を完了した状態で出荷して現地工場内で据付を行うことができるため、現地における据付又はレイアウト変更時等における移設工期の短縮及び早期稼働を実現することができる。また、移載用昇降装置1の架台2の下面には車輪(キャスタ)34,…が取り付けられているため(図2も参照。)、これらの車輪(キャスタ)34,…の転動により、移載用昇降装置1を所定位置まで容易に移動させることができる(図7中の矢印B及びC参照。)。その上、前記のとおりチェーン31,32を駆動する回転駆動装置11を固定支柱4の下部に配置しているため、移動時における安定性を向上することができる。なお、移載用昇降装置1を所定位置まで移動させた後は、アジャスタ35,…(図2も参照。)を下方に突出させて車輪(キャスタ)34,…を浮かせることにより、移載用昇降装置1の位置を安定して保持することができる。
次に、移載用昇降装置1の据付又は移設時における水平面内方向及び上下方向の微調整について説明する。
図8は位置調整機構付固定金具41を示す斜視図であり、位置調整機構付固定金具41は、アンカーボルトにより床面又は支持架構に固定される平面視矩形の固定プレート42、架台2に連結固定される、固定プレート42よりも小さい平面視矩形の操作プレート43、位置決め調整後に操作プレート43を固定プレート42に固定する押え板44等からなる。
通孔42A,…を利用してアンカーボルトにより床面等に強固に固定された固定プレート42上に操作プレート43を載置し、操作プレート43上面から上方に突出するボルト47を押え板44の開口部44Cに挿通し、さらに架台2の水平板に形成した図示しない通孔に挿通し、ボルト47に螺合する上下のナット48,49を前記水平板の上下に位置させた状態とし、上下のナット48,49をスパナにより回転させることにより架台2を上下方向に位置決めした状態で架台2と操作プレート43とを固定することができる。
また、固定プレート42上面には、例えば左右方向に延びる平行な支持部材45,45が操作プレート43の前後側面に対向した状態で固定され、例えば前後方向に延びる平行な支持部材46,46が操作プレート43の左右側面に対向した状態で固定されるとともに、支持部材45にはナット(前後方向の螺孔)45Aが、支持部材46には前後のナット(左右方向の螺孔)46A,46Aが形成される。
したがって、六角穴付きボルト45B,45Bを前後のナット45A,45Aに螺合させ、操作プレート43の前後側面に当接させ、六角レンチにより操作することにより操作プレート43を介して架台2の前後方向の位置決めをすることができ、同様に、六角穴付きボルト46B,…を前後左右のナット46A,…に螺合させ、操作プレート43の左右側面に当接させ、六角レンチにより操作することにより操作プレート43を介して架台2の左右方向の位置決めをすることができる。なお、操作プレート43の左右側面には、ぞれぞれ前後2個の六角穴付きボルト46B,46Bが当接するため、操作プレート43を鉛直軸まわりに若干回転させて位置決めすることも可能である。
このようにして操作プレート43を水平面内で直交する2方向に延びるボルト45B,…、46B,…により操作して水平面内方向の位置決めをした後、操作プレート43の上側から押え板44の上側から通孔44A,…を通してボルト44B,…を固定プレート42の支持部材45,46の螺孔45C,…,46C,…に螺合させることにより、押え板44により操作プレート43が固定プレート42に固定されるため、前記のように位置決めされた状態が保持される。
以上のとおり、固定プレート42をアンカーボルトにより床面等に固定した後に、固定プレート42に対する架台2の位置を上下方向及び水平面内方向に微調整して位置決めすることができるため、据付及び移設時の調整作業時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態に係る移載用昇降装置の左側面図であり、昇降支柱が高位置にある状態を示している。 同じく左側面図であり、昇降支柱が低位置にある状態を示している。 チェーン連動機構の説明用部分断面背面図であり、昇降支柱が高位置にある状態を示している。 同じく部分断面背面図であり、昇降支柱が低位置にある状態を示している。 本発明の実施の形態に係る移載用昇降装置を2台対向して使用した例を示す側面図であり、昇降支柱が低位置にある状態を示している。 同じく側面図であり、昇降支柱が高位置にある状態を示している。 移載用昇降装置を移動している状態を示す側面図である。 位置調整機構付固定金具を示す斜視図である。
符号の説明
1 移載用昇降装置
2 架台
3 多段支柱
4 固定支柱
5 昇降支柱
6 ワーク支持具
6A ブラケット
6B 支持腕
7,8 ガイドレール
9,10 ローラ
11 キヤドモータ(回転駆動装置)
12,13 駆動スプロケット
14,15,16,17,18,19,20 固定スプロケット
21,22,23,24,25 昇降スプロケット
26A,26B,27,28,29,30 チェーン固定端
31,32,33 チェーン
34 車輪
35 アジャスタ
36 支持棒
37 ガイドピン
38 ガイドレール
41 位置調整機構付固定金具
42 固定プレート
42A 通孔
43 操作プレート
44 押え板
44A 通孔
44B ボルト
44C 開口部
45,46 支持部材
45A,46A ナット
45B,46B 六角穴付きボルト
45C,46C 螺孔
47 ボルト
48,49 ナット
CL 天井
FL 床面
FR フレーム
S 支持架構
TL 低位搬送ライン
TH 高位搬送ライン
C1,C2 コンベア
W 被搬送物

Claims (4)

  1. 床面又は支持架構に固定可能な架台と、該架台に固定されて上方に延びる固定支柱及び該固定支柱に対して上下方向にスライド可能な単数の昇降支柱からなる、上下方向に伸縮する多段支柱とを備え、該多段支柱を駆動装置により伸縮させ、前記昇降支柱により支持したワーク支持具を昇降させて高低差のあるコンベア間の移載を行う移載用昇降装置であって、
    前記固定支柱に取り付けられた固定スプロケットと、
    前記昇降支柱に取り付けられた偶数個の昇降スプロケットと、
    前記固定支柱に両端が固定されたチェーンと、
    前記架台又は固定支柱に取り付けられた回転駆動装置が連結された駆動スプロケットとを備え、
    前記チェーンを、前記昇降スプロケットの半分の個数の上半分に係合し、残りの半分の個数の下半分に係合するように、前記固定スプロケット、昇降スプロケット及び駆動スプロケットに係合させ、前記回転駆動装置により前記昇降支柱を昇降させる移載用昇降装置。
  2. 前記ワーク支持具が前記昇降支柱に対して上下方向にスライド可能に支持されたものであり、一端が前記固定支柱に固定され他端が前記ワーク支持具に固定されたチェーンの中間部分を、前記昇降支柱の上部に取り付けられた昇降スプロケットの上側に係合させて、該昇降スプロケットを介して前記ワーク支持具を支持してなる請求項記載の移載用昇降装置。
  3. 前記架台の下面に車輪を取り付けてなる請求項記載の移載用昇降装置。
  4. 前記架台の下側に操作プレートを設け、該操作プレート上面から上方に突出するボルトに対してナットにより前記架台を上下方向に位置決め固定し、アンカーボルトにより床面又は支持架構に固定された固定プレートに対して、前記操作プレートを水平面内で直交する2方向に延びるボルトにより操作して水平面内方向の位置決めをした後、前記操作プレートを前記固定プレートに固定してなる請求項又は記載の移載用昇降装置。
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