JP5237619B2 - 鋼管の曲げ加工装置及びそれを用いての鋼管の曲げ加工方法 - Google Patents

鋼管の曲げ加工装置及びそれを用いての鋼管の曲げ加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば輸送機器や建築物等に使用される鋼管の曲げ加工装置及びそれを用いての鋼管の曲げ加工方法に関するものである。
一般的に鋼管の曲げ加工を行う方法として、鋼管内に芯金を設置した状態で曲げ型とクランプとで鋼管を挟持した後に、曲げ型の周方向に沿ってクランプを移動させつつ曲げ型を回転させることで鋼管の曲げ加工を行う回転引き曲げ加工方法が挙げられる。そして、この曲げ加工を行う場合、加工部の内側にしわが生じる問題や、鋼管が偏平してしまう(楕円状に変形してしまう)問題がある。具体的には、曲げ半径Rと外径Dとの比(R/D)が2以下であるような比較的小さな曲げ半径で薄肉鋼管を加工する場合に曲げ内側にしわを生じやすくなる。これは、鋼管の薄肉化により材料供給がしにくくなる点と、曲げ半径が小さくなることで曲げ内側の圧縮応力が大きくなる点から、曲げ変形が不連続になりやすく、しわが発生しやすくなるためである。また、薄肉の鋼管の場合、剛性が厚肉鋼管よりも低いため偏平しやすくなる。
これらの問題を解決するために、下記の特許文献1では、図6に示す曲げ加工治具により、前述の問題の解決を図っている。すなわち、曲げ加工を行う鋼管1の両端に、水圧調整弁90とエアー抜き91の機能を持ち合わせた封止栓92を取り付け、鋼管1内に非圧縮性流体を直接圧入して3本ロールにより曲げ加工を行うことで、前述の問題の解決を図っている。
また、特許文献2では、曲げ型と締め型により鋼管を挟持し、鋼管の両端部に栓手段を取り付けた後に鋼管内に液体を注入し、加圧した状態で曲げ加工を行うことで、前述の問題の解決を図っている。
さらに、特許文献3では、可撓性を有する連結部材の両端に遮断部材を取り付けた治具を準備し、曲げ型と締め型により鋼管を挟持するとともに前述の治具を鋼管内に装入し、前記遮断部材間に液体を注入し、加圧した状態で曲げ加工を行うことで、前述の問題の解決を図っている。
特開平9−38726号公報 特開2002−254112号公報 特開平10−58051号公報
ところで、上記特許文献1に記載された方法では、封止栓92は、例えばボルト固定又は溶接等によって、鋼管1の両端に固定されている。
また、特許文献2の方法では、ボルトの先端に取り付けられたプレートと栓手段とで、シール用ゴムを挟持するように構成している。そして、栓手段の外側でボルトに螺合されたナットを締め付けることで、シール用ゴムを軸方向に圧縮することで径方向に拡張させ、このシール用ゴムが管の内周部に密着することで、栓手段を管に固定している。
すなわち、上記のような特許文献1,2の方法では、ボルト固定等により封止栓を固定しているので、封止栓の固定が煩雑であり、封止栓の脱着に時間を要し、生産性が悪くなるという問題がある。
また、上記のような特許文献3の方法では、複雑な治具を用いるので、例えば曲げ部と治具挿入部との位置関係の調整や、管に対する治具の脱着等、治具の取り扱いが煩雑となり、生産性が悪くなるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、封止栓の取り扱いを簡単にでき、生産効率を向上できる鋼管の曲げ加工装置及びそれを用いての鋼管の曲げ加工方法を提供することである。
本発明に係る鋼管の曲げ加工装置は、曲げ加工が行われる鋼管の一端に挿入された第1突部、前記第1突部の外周に設けられた第1シール部材、及び前記第1突部と一体に設けられた第1フランジ部から構成された第1フランジ型封止栓と、前記鋼管の他端に挿入された第2突部、前記第2突部の外周に設けられた第2シール部材、及び前記第2突部と一体に設けられた第2フランジ部から構成された第2フランジ型封止栓と、前記第1フランジ型封止栓及び前記第2フランジ型封止栓のいずれか一方に設けられ、前記鋼管内に非圧縮性流体を圧入するための流体供給口と、前記第1フランジ型封止栓及び前記第2フランジ型封止栓のいずれか一方に前記流体供給口とは独立して設けられ、前記鋼管内に前記非圧縮性流体を圧入する際に前記鋼管内から空気を抜く為のエアー排出口と、前記鋼管を挟持するとともに前記鋼管の曲げ加工を行う曲げ型及びクランプと、前記曲げ型及び前記クランプに設けられ前記第1フランジ型封止栓の前記第1フランジ部が嵌合される溝と、前記第2フランジ型封止栓の前記第2フランジ部を前記鋼管の軸方向に押圧する軸押体とを備え、前記曲げ型及び前記クランプによって前記鋼管が挟持された後に、前記クランプが前記曲げ型の周方向に移動しつつ、前記曲げ型が回転することで、前記鋼管の曲げ加工が行われる。
また、本発明に掛かる鋼管の曲げ加工方法は、曲げ加工が行われる鋼管の一端に挿入された第1突部、前記第1突部の外周に設けられた第1シール部材、及び前記第1突部と一体に設けられた第1フランジ部から構成された第1フランジ型封止栓と、前記鋼管の他端に挿入された第2突部、前記第2突部の外周に設けられた第2シール部材、及び前記第2突部と一体に設けられた第2フランジ部から構成された第2フランジ型封止栓と、前記第1フランジ型封止栓及び前記第2フランジ型封止栓のいずれか一方に設けられ、前記鋼管内に非圧縮性流体を圧入するための流体供給口と、前記第1フランジ型封止栓及び前記第2フランジ型封止栓のいずれか一方に前記流体供給口とは独立して設けられ、前記鋼管内に前記非圧縮性流体を圧入する際に前記鋼管内から空気を抜く為のエアー排出口と、前記鋼管を挟持するとともに前記鋼管の曲げ加工を行う曲げ型及びクランプと、前記曲げ型及び前記クランプに設けられ前記第1フランジ型封止栓の前記第1フランジ部が嵌合される溝と、前記第2フランジ型封止栓の前記第2フランジ部を前記鋼管の軸方向に押圧する軸押体と備える鋼管の曲げ加工装置を用いての鋼管の曲げ加工方法であって、前記鋼管の端部に前記第1フランジ型封止栓及び第2フランジ型封止栓を挿入する工程と、前記溝に前記第1フランジ型封止栓の第1フランジ部を嵌合しつつ前記曲げ型及び前記クランプで前記鋼管を挟持するとともに、前記軸押体にて前記第2フランジ型封止栓の第2フランジ部を押圧する工程と、前記溝に前記第1フランジ部を嵌合するとともに前記軸押体にて前記第2フランジ部を押圧している状態で、前記エアー排出口から前記鋼管内の空気を抜きつつ前記流体供給口から前記鋼管内に前記非圧縮性流体を圧入する工程と、前記非圧縮性流体を圧入した後に、前記軸押体にて前記第2フランジ部を押圧しつつ、前記曲げ型及び前記クランプにて前記鋼管の曲げ加工を行う工程とを含み、前記鋼管の前記曲げ加工は、前記曲げ型及び前記クランプによって前記鋼管が挟持された後に、前記クランプが前記曲げ型の周方向に移動しつつ、前記曲げ型が回転することで行われる。
本発明の鋼管の曲げ加工装置及びそれを用いての鋼管の曲げ加工方法によれば、前記曲げ型及び前記クランプに設けられ溝に前記第1フランジ型封止栓の前記第1フランジ部を嵌合するとともに、前記第2フランジ型封止栓の前記第2フランジ部を前記鋼管の軸方向に前記軸押体で押圧する構成であるので、ボルト固定等に比べて、各封止栓の鋼管に対する脱着を簡単に短時間で行うことができる。また、曲げ加工時における封止能力が高いため、鋼管内に非圧縮性流体を高水圧で加えることが可能となり、外径や板厚の大きい鋼管でも曲げ加工が可能となる(鋼管寸法に応じた加工範囲が広くなる)。すなわち、封止栓の取り扱いを簡単にでき、生産効率を向上できる。
また、曲げ型及びクランプによる鋼管の挟持の工程と、軸押体で鋼管を押圧する工程とを実施することで、各封止栓の鋼管に対する位置固定の工程を実施できるので、各封止栓を固定するためだけの工程を省略でき、工程数の削減により生産効率を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の鋼管の曲げ加工装置を示す構成図であり、図2は図1の曲げ加工治具20を示す構成図であり、図3は図2の第1シール部材22bを拡大して示す断面図である。なお、従来構造と同一又は同等部分については同一の符号を用いて説明する。図1において、曲げ加工装置は、鋼管1に装着された曲げ加工治具20、曲げ型30、クランプ40、軸押体50、サイドブースタ60、及びワイパ70から構成されている。
図2に示すように、曲げ加工治具20は、第1フランジ型封止栓22、第2フランジ型封止栓23、流体供給口24、及びエアー排出口25から構成されている。前記第1及び第2フランジ型封止栓22,23は、前記鋼管1の一端1a及び他端1bに取り付けられており、鋼管1の一端1a及び他端1bを封止するものである。
具体的には、前記第1フランジ型封止栓22は、前記鋼管1の一端1aに挿入された円柱状の第1突部22a、前記第1突部22aの外周に設けられた第1シール部材22b、及び前記第1突部22aと一体に設けられた第1フランジ部22cから構成されている。同様に、第2フランジ型封止栓23は、前記鋼管1の他端1bに挿入された円柱状の第2突部23a、前記第2突部23aの外周に設けられた第2シール部材23b、及び前記第2突部23aと一体に設けられた第2フランジ部23cから構成されている。前記第1及び第2突部22a,23aと、第1及び第2フランジ部22c,23cとは、例えばステンレス鋼等の高水圧に耐えられる金属が断面略T字状に形成されたものである。
図3に示すように、第1シール部材22bは、Oリング27と一対のバックアップリング28とによって構成されている。これらOリング27とバックアップリング28とは、前記鋼管1の内周面に直接密着されている。この実施の形態では、Oリング27として、前記鋼管1の一端1aに前記第1突部22aが挿入された際のつぶし率が30%となるものが採用されている。なお、図に示す2/3Hは、つぶし率が30%であることを示しており、つぶれた後のOリング27の高さが、つぶれる前の高さの2/3であることを示している。前記バックアップリング28は、前記鋼管1内が高圧になったとしても、前記Oリング27が隙間4に入らないようにするためのものであり、前記一端1aの封止をより確実にする為のものである。前記第2シール部材23bも、この第1シール部材22bと同様に構成されている。
図2に戻り、前記流体供給口24は、前記第1フランジ型封止栓22に設けられており、各封止栓22,23が前記鋼管1に固定された後に、水や油等の非圧縮性流体3を前記鋼管1内に直接圧入するためのものである。また、前記エアー排出口25は、前記流体供給口24とは独立して前記第1フランジ型封止栓22に設けられており、前記流体供給口24から前記鋼管1内に前記非圧縮性流体3が圧入された際に、前記鋼管1内から空気を抜く為のものである。
図1に戻り、曲げ型30及びクランプ40は、鋼管1を挟持するものであり、鋼管1の曲げ加工を行うものである。具体的には、曲げ型30及びクランプ40によって鋼管1が挟持された後に、クランプ40が曲げ型30の周方向30Aに移動しつつ、曲げ型30が回転することで、鋼管1の曲げ加工が行われる。
この曲げ型30及びクランプ40には、鋼管1を挟持した際に前記第1フランジ部22cが嵌合される溝30a,40aが設けられている。軸押体50は、前記第2フランジ部23cを鋼管1の軸方向1Aに押圧するものである。これら溝30a,40aと軸押体50とは、前記鋼管1の両端1a,1bにおいて各封止栓22,23の位置を固定する為のものである。
また、軸押体50は、第2フランジ部23cを押圧することで鋼管1に軸方向1Aの荷重を加え、曲げ加工の際の曲げ外側の板厚減少を抑制する。サイドブースタ60は軸押体50と同様に曲げ外側の板厚減少を抑制し、ワイパ70は曲げ内側のしわを抑制する。
次に、図1の鋼管の曲げ加工装置を用いての鋼管の曲げ加工方法について説明する。まず、曲げ加工が行われる鋼管1の端部1a,1bに第1及び第2フランジ型封止栓22,23を挿入する。その次に、前記第1フランジ型封止栓22の第1フランジ部22cを前記溝30a,40aに嵌合させつつ前記曲げ型30及び前記クランプ40で前記鋼管1を挟持するとともに、前記軸押体50にて前記第2フランジ部23cを押圧する。すなわち、各封止栓22,23の鋼管1に対する固定工程と、曲げ加工の準備工程とを同時に実施する。
その次に、各封止栓22,23の位置が固定された状態で、前記エアー排出口25から前記鋼管1内の空気を抜きつつ、前記流体供給口24から前記鋼管1内に前記非圧縮性流体3を供給し、前記空気が無くなったら前記エアー排出口25を締めて、所定圧力となるまで非圧縮性流体3を圧入する。これによって、内側から鋼管1に圧力を加える。その次に、前記軸押体50にて前記第2フランジ部23cを前記鋼管1の軸方向1Aに押圧することで鋼管1に軸方向1Aの荷重を加えつつ、前記曲げ型30及び前記クランプ40にて前記鋼管1の曲げ加工を行う。これによって、曲げ内側のしわ及曲げ加工部の偏平を防ぐ。
次に、具体的な実験例を示す。まず、鋼管1として、下記の表1に示す寸法及び機械的性質のオーステナイト系SUS鋼管を用いた。この鋼管1を用いて、鋼管1内の圧力の条件を変えつつ鋼管1の扁平率及びしわの有無を調べた。その結果を下記の表2に示す。なお、曲げ型の曲げ半径:80mm(R(曲げ半径)/D(外径)=2.1)、曲げ角度:90°とした。また、偏平率δは、図4に示すように、長径をDmax、短径をDmin、素管外径をDとして下記の式(1)で求めた。さらに、比較例として、一般的な曲げ加工装置に使用されている芯金80を用いた場合(図5参照)の扁平率も表2に示している。
扁平率δ(%)={(Dmax−Dmin)/D}×100 (1)
Figure 0005237619
Figure 0005237619
一般的な芯金80を使用しての加工(比較例)では偏平率が3.8%であるのに対して、鋼管1内の圧力を5MPaとした場合(実験例1)では扁平率が16%となり、しわも発生した。この結果からt/Dが小さい薄肉鋼管においては、実験例1の圧力では不十分であることが分かる。なお、薄肉の鋼管とは、肉厚t対外径Dの比(t×D)×100が3%以下のものとする。その次に、圧力を10MPaとした場合(実験例2)では、扁平率が6%となり実験例1よりも改善されたが、やはり芯金80を使用した場合よりも偏平してしまった。このため、圧力を増やし15MPaとした場合(実験例3)、扁平率が2%となり芯金80を使用した場合よりも偏平を抑えることができた。また、芯金80を使用した場合には、曲げ内側にしわ模様ができていたが、この実験例2及び3の条件ではしわ模様の発生も解消できた。
なお、実施の形態1では、流体供給口24及びエアー排出口25は、第1フランジ型封止栓22に設けられると説明したが、第2フランジ型封止栓に設けられてもよい。また、例えば、流体供給口が第1フランジ型封止栓に設けられるとともに、エアー排出口が第2フランジ型封止栓設けられる等、流体供給口及びエアー排出口が各フランジ型封止栓に分かれて設けられてもよい。
本発明の鋼管の曲げ加工装置を示す構成図である。 図1の曲げ加工治具を示す構成図である。 図2の第1シール部材を拡大して示す断面図である。 図1の鋼管の偏平状態を示す説明図である。 比較対象となる一般的な鋼管の曲げ加工装置を示す構成図である。 従来の曲げ加工治具を示す構成図である。
符号の説明
1 鋼管、3 非圧縮性流体、22 第1フランジ型封止栓、22a 第1突部、22b 第1シール部材、22c 第1フランジ部、23 第2フランジ型封止栓、23a 第2突部、23b シール部材、23c 第2フランジ部、24 流体供給口、25 エアー排出口、30 曲げ型、40 クランプ、30a,40a 溝、50 軸押体。

Claims (2)

  1. 曲げ加工が行われる鋼管(1)の一端(1a)に挿入された第1突部(22a)、前記第1突部(22a)の外周に設けられた第1シール部材(22b)、及び前記第1突部(22a)と一体に設けられた第1フランジ部(22c)から構成された第1フランジ型封止栓(22)と、
    前記鋼管(1)の他端(1b)に挿入された第2突部(23a)、前記第2突部(23a)の外周に設けられた第2シール部材(23b)、及び前記第2突部(23a)と一体に設けられた第2フランジ部(23c)から構成された第2フランジ型封止栓(23)と、
    前記第1フランジ型封止栓(22)及び前記第2フランジ型封止栓(23)のいずれか一方に設けられ、前記鋼管(1)内に非圧縮性流体(3)を圧入するための流体供給口(24)と、
    前記第1フランジ型封止栓(22)及び前記第2フランジ型封止栓(23)のいずれか一方に前記流体供給口(24)とは独立して設けられ、前記鋼管(1)内に前記非圧縮性流体(3)を圧入する際に前記鋼管(1)内から空気を抜く為のエアー排出口(25)と、
    前記鋼管(1)を挟持するとともに前記鋼管(1)の曲げ加工を行う曲げ型(30)及びクランプ(40)と、
    前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)に設けられ前記第1フランジ型封止栓(22)の前記第1フランジ部(22c)が嵌合される溝(30a,40a)と、
    前記第2フランジ型封止栓(23)の前記第2フランジ部(23c)を前記鋼管(1)の軸方向(1A)に押圧する軸押体(50)と
    を備え
    前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)によって前記鋼管(1)が挟持された後に、前記クランプ(40)が前記曲げ型(30)の周方向(30A)に移動しつつ、前記曲げ型(30)が回転することで、前記鋼管(1)の曲げ加工が行われる
    ことを特徴とする鋼管の曲げ加工装置。
  2. 曲げ加工が行われる鋼管(1)の一端(1a)に挿入された第1突部(22a)、前記第1突部(22a)の外周に設けられた第1シール部材(22b)、及び前記第1突部(22a)と一体に設けられた第1フランジ部(22c)から構成された第1フランジ型封止栓(22)と、
    前記鋼管(1)の他端(1b)に挿入された第2突部(23a)、前記第2突部(23a)の外周に設けられた第2シール部材(23b)、及び前記第2突部(23a)と一体に設けられた第2フランジ部(23c)から構成された第2フランジ型封止栓(23)と、
    前記第1フランジ型封止栓(22)及び前記第2フランジ型封止栓(23)のいずれか一方に設けられ、前記鋼管(1)内に非圧縮性流体(3)を圧入するための流体供給口(24)と、
    前記第1フランジ型封止栓(22)及び前記第2フランジ型封止栓(23)のいずれか一方に前記流体供給口(24)とは独立して設けられ、前記鋼管(1)内に前記非圧縮性流体(3)を圧入する際に前記鋼管(1)内から空気を抜く為のエアー排出口(25)と、
    前記鋼管(1)を挟持するとともに前記鋼管(1)の曲げ加工を行う曲げ型(30)及びクランプ(40)と、
    前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)に設けられ前記第1フランジ型封止栓(22)の前記第1フランジ部(22c)が嵌合される溝(30a,40a)と、
    前記第2フランジ型封止栓(23)の前記第2フランジ部(23c)を前記鋼管(1)の軸方向(1A)に押圧する軸押体(50)と備える鋼管の曲げ加工装置を用いての鋼管の曲げ加工方法であって、
    前記鋼管(1)の端部(1a,1b)に前記第1フランジ型封止栓(22)及び第2フランジ型封止栓(23)を挿入する工程と、
    前記溝(30a,40a)に前記第1フランジ型封止栓(22)の第1フランジ部(22c)を嵌合しつつ前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)で前記鋼管(1)を挟持するとともに、前記軸押体(50)にて前記第2フランジ型封止栓(23)の第2フランジ部(23c)を押圧する工程と、
    前記溝(30a,40a)に前記第1フランジ部(22c)を嵌合するとともに前記軸押体(50)にて前記第2フランジ部(23c)を押圧している状態で、前記エアー排出口(25)から前記鋼管(1)内の空気を抜きつつ、前記流体供給口(24)から前記鋼管(1)内に前記非圧縮性流体(3)を圧入する工程と、
    前記非圧縮性流体(3)を圧入した後に、前記軸押体(50)にて前記第2フランジ部(23c)を押圧しつつ、前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)にて前記鋼管(1)の曲げ加工を行う工程と
    を含み、
    前記鋼管(1)の前記曲げ加工は、前記曲げ型(30)及び前記クランプ(40)によって前記鋼管(1)が挟持された後に、前記クランプ(40)が前記曲げ型(30)の周方向(30A)に移動しつつ、前記曲げ型(30)が回転することで行われる
    ことを特徴とする鋼管の曲げ加工方法。
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