JP5237538B2 - 放電プラズマ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放電プラズマを利用する放電プラズマ装置に関するものである。
従来から、放電媒体であるガスが封入された気密容器と、気密容器に設けられて放電プラズマを生成するためのエネルギを供給するエネルギ供給手段としてガスに電界を印加する一対の放電用電極とを備えた発光装置のような放電プラズマ装置に用いられ放電プラズマの生成を補助する放電プラズマ生成補助装置として、ガス中へ電子を供給する電界放射型の電子源を気密容器に設けることで、放電開始電圧の低減、放電プラズマの維持電圧の低減、放電プラズマの安定化などの効果が得られることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
なお、上記特許文献1には、放電プラズマ生成補助装置の適用例として、気密容器の内面に放電プラズマで生成される紫外線などで励起されて発光する蛍光体層を設けたプラズマディスプレイパネルの他に、紫外線ランプ、蛍光ランプなどへ適用することが記載されている。
ところで、上記特許文献1では、電子源として、弾道電子面放出型電子源(Ballisticelectron Surface-emitting Device:BSD)やMIM型電子源などの平面型電子源を用いることにより、スピント型電子源を用いる場合に比べて、イオン衝撃の影響を受けにくくなることが記載されているが、ガスとしてArガスやXeガスなどのように分子量の比較的大きなガスが封入されている場合や、発光装置の構成の関係で加速されたイオンが平面型電子源の表面電極に衝突するような場合には、平面型電子源でもイオン衝撃による損傷を受け、寿命が短くなるとともに信頼性が低下することがある。
そこで、放電プラズマのイオンから電子源の表面電極を保護するために、電子源から放出された電子の通る開口部を有し且つ気密容器内で生成された放電プラズマのイオンから電子源の表面電極を保護する保護部材を備えた放電プラズマ生成補助装置が提案されている。ここにおいて、保護部材は、例えば、絶縁性材料により一面開口した直方体状に形成された絶縁性保護部材と、導電性材料により形成され絶縁性保護部材において電子源の電子放出面に対向する前壁に設けられた窓孔内に配置された導電性保護部材とで構成され、導電性保護部材が電子源から放出された電子の通る複数の開口部を有している。なお、導電性保護部材は、網状に形成されており、該網状の網目の部分それぞれが開口部を構成している。
上述の保護部材を備えた放電プラズマ生成補助装置では、導電性保護部材と電子源の表面電極とを短絡して両者を同電位となるようにすることで、保護部材内へのイオンの侵入を抑制することができる。
特開2002−150944号公報
しかしながら、上述の保護部材を有するプラズマ生成補助装置を備えた放電プラズマ装置でも、気密容器内のガスに電界を印加するための一対の放電用電極と導電性保護部材との電位の関係によっては、一対の放電用電極の一方の放電用電極と導電性保護部材との間で放電プラズマが発生し、当該放電プラズマのイオンが保護部材内へ侵入して電子源がイオン衝撃による損傷を受けるので、電子源の寿命が短くなって、結果的に放電プラズマ装置の寿命が短くなってしまう恐れがあった。
例えば、一対の放電用電極の一方の放電用電極がアノード電極、他方の放電用電極がカソード電極であり、カソード電極および導電性保護部材を接地し、アノード電極の電位をカソード電極の電位に対して正の電位とした場合には、カソード電極と導電性保護部材とが同電位となるので、アノード電極とカソード電極との間に電圧を印加したときに、アノード電極とカソード電極との間で放電プラズマが生成されるのと同時に、アノード電極と導電性保護部材との間でも放電プラズマが発生し、アノード電極と導電性保護部材との間で発生した放電プラズマのイオンが保護部材内へ侵入することがあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、気密容器内に充填されているガス中へ電子を供給する電子源の長寿命化および信頼性の向上を図れる放電プラズマ装置を提供することにある。
請求項1の発明は、放電媒体であるガスが封入された気密容器と、前記ガスに電界を印加して所望の放電プラズマ生成空間に放電プラズマを生成させるための少なくとも一対の放電用電極と、前記気密容器内に配置され前記ガス中へ電子を供給する電子源および前記電子源に対向配置されるグリッド電極を有し前記放電プラズマ生成空間での前記放電プラズマの生成を補助する放電プラズマ生成補助装置とを備え、前記電子源が、下部電極と強電界ドリフト層と表面電極とで構成される電子源素子を有し、前記強電界ドリフト層が、多数のナノメータオーダの半導体微結晶と、前記各半導体微結晶の表面に形成され当該半導体微結晶の結晶粒径よりも小さな膜厚の多数の絶縁膜とを有してなり、前記一対の放電用電極の一方の前記放電用電極がアノード電極、他方の前記放電用電極がカソード電極であり、前記グリッド電極の電位を前記カソード電極の電位よりも高く前記アノード電極の電位よりも低くなるように前記グリッド電極と前記カソード電極と前記アノード電極との電位関係を設定してなり、前記放電プラズマ生成補助装置を前記気密容器内において前記アノード電極と前記カソード電極との間の空間である前記放電プラズマ生成空間の外で前記アノード電極における前記カソード電極側とは反対側で前記アノード電極の近くに配置し、且つ、前記グリッド電極を前記電子源よりも前記アノード電極に近づけてなることを特徴とする。
この発明によれば、グリッド電極の電位をカソード電極の電位よりも高くアノード電極の電位よりも低くなるように前記グリッド電極と前記カソード電極と前記アノード電極との電位関係を設定してあるので、前記アノード電極と前記カソード電極との電位差に比べて、前記アノード電極と前記グリッド電極との電位差が小さくなるから、前記アノード電極と前記カソード電極との間に電圧を印加して所望の放電プラズマ生成空間に放電プラズマを生成させる場合に前記アノード電極と前記グリッド電極との間で不要な放電プラズマが生成されるのを抑制することができて、前記グリッド電極における電子源側へ放電プラズマのイオンが侵入するのを防止することができ、気密容器内に充填されているガス中へ電子を供給する前記電子源の長寿命化および信頼性の向上を図れる。また、この発明によれば、放電プラズマ生成補助装置が前記放電プラズマ生成空間の外に配置されているので、前記放電プラズマ生成補助装置が前記放電プラズマ生成空間で生成された放電プラズマに曝されるのを防ぐことができ、また、前記放電プラズマ生成補助装置が前記アノード電極における前記カソード電極側とは反対側で前記アノード電極の近くに配置され、且つ、前記グリッド電極を前記電子源よりも前記アノード電極に近づけてあるので、前記電子源から放出され所望の前記放電プラズマ生成空間に到達する電子の量を増やすことができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記アノード電極の電位と前記グリッド電極の電位との電位差を前記アノード電極と前記グリッド電極との間の放電開始電圧よりも小さくするように前記電位関係を設定してなることを特徴とする。
この発明によれば、前記アノード電極と前記グリッド電極との間で不要な放電プラズマが生成される可能性をさらに低減することができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記グリッド電極と前記電子源の電子放出部との電位差を前記グリッド電極と前記電子放出部との間の放電開始電圧よりも小さくするように前記電位関係を設定してなることを特徴とする。
この発明によれば、前記アノード電極と前記グリッド電極との電位差を小さくするために前記グリッド電極の電位を高くしたときに前記グリッド電極と前記電子源の前記電子放出部との間で前記電子源の電子放出部との電位差を前記グリッド電極と前記電子放出部との間で不要な放電プラズマが発生して前記電子源が損傷を受けるのを防止することができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、前記気密容器内の放電状態を検出する放電検出手段と、前記放電検出手段により前記気密容器内での放電開始が検出されたときに前記電子源へのプラスイオンの衝突を抑制するように前記電子源の電位を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする。
この発明によれば、制御手段では、放電検出手段により前記気密容器内での放電開始が検出されたときに前記電子源へのプラスイオンの衝突を抑制するように前記電子源の電位および前記グリッド電極の電位を制御するので、保護部材を設けることなく前記電子源へのプラスイオンの衝突が抑制されるから、放電開始電圧を低減でき且つ長寿命化を図れる。
請求項1の発明では、気密容器内に充填されているガス中へ電子を供給する電子源の長寿命化および信頼性の向上を図れるという効果がある。
本実施形態では、放電プラズマ装置として発光装置を例示する。本実施形態の発光装置は、放電ランプであり、図1に示すように、放電媒体であるガス(例えば、Arなどの希ガス)が封入された気密容器1と、気密容器1の内部に配置され上記ガスに電界を印加して気密容器1内の所望の放電プラズマ生成空間3に放電プラズマを生成させるための一対の放電用電極2a,2bと、気密容器1内に配置され上記ガス中へ電子を供給する電子源10(図2参照)と、電子源10に対向配置されるグリッド電極20(図2参照)とを備えており、気密容器1内のガスを放電させることで可視光を放射させることができる。ここにおいて、グリッド電極20は、電子源10から放出された電子を加速するために設けたものであって、電子源10から放出された電子の通過する複数の開口部20aを有しており、本実施形態では、電子源10とグリッド電極20とで放電プラズマ生成空間3での放電プラズマの生成を補助する放電プラズマ生成補助装置を構成している。
本実施形態における放電ランプは直管形の放電ランプであり、気密容器1は、透光性を有する材料(例えば、ガラス、透光性セラミックなど)により円筒状に形成され、長手方向の一端部(図1における左端部)に配置された一方の放電用電極2aがアノード電極を構成し、長手方向の他端部(図1における右端部)に配置された他方の放電用電極2bがカソード電極を構成しており、放電プラズマ生成補助装置が、カソード電極2bの近傍でカソード電極2bに対してアノード電極2a側とは反対側に配置されている(要するに、電子源10およびグリッド電極20は、気密容器1内において放電プラズマ生成空間3の外に配置されている。
本実施形態における発光装置では、電子源10を駆動することにより、電子源10から放出された電子が上記ガス中へ供給されるので、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に電界印加用電圧源VAKから電圧を印加する前に電子源10へ駆動電源VPSから電圧を印加することで電子源10の駆動を開始して上記ガス中へ電子を供給しておくことにより、放電を開始させるのに必要なアノード電極2aとカソード電極2bとの間の電圧である放電開始電圧を低減することができ、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に電圧を印加した後も電子源10を駆動するようにすれば放電プラズマの安定化を図れるとともに、放電維持電圧を低減することができ、低消費電力化を図れる。
電子源10は、図1および図2に示すように、矩形板状の絶縁性基板(例えば、絶縁性を有するガラス基板、絶縁性を有するセラミック基板など)14の一表面上に金属膜(例えば、タングステン膜など)からなる下部電極15が形成され、下部電極15上に強電界ドリフト層16が形成され、強電界ドリフト層16上に導電性薄膜(例えば、金薄膜)よりなる表面電極17が形成されている。なお、表面電極17を構成する導電性薄膜の膜厚は10〜15nm程度に設定することが望ましいが、当該導電性薄膜は単層膜に限らず多層膜でもよい。
本実施形態における電子源10では、強電界ドリフト層16が電子通過層を構成しており、下部電極15と電子通過層たる強電界ドリフト層16と表面電極17とで表面電極17を通して電子を放出する電子源素子10aを構成している。
電子源素子10aの強電界ドリフト層16は、図3に示すように、少なくとも、下部電極15の表面側に列設された柱状の多結晶シリコンのグレイン(半導体結晶)51と、グレイン51の表面に形成された薄いシリコン酸化膜52と、グレイン51間に介在する多数のナノメータオーダのシリコン微結晶(半導体微結晶)63と、各シリコン微結晶63の表面に形成され当該シリコン微結晶63の結晶粒径よりも小さな膜厚の絶縁膜である多数のシリコン酸化膜64とから構成されている。ここに、各グレイン51は、下部電極15の厚み方向に延びている(つまり、絶縁性基板14の厚み方向に延びている)。
上述の電子源素子10aから電子を放出させるには、表面電極17が下部電極15に対して高電位側となるように表面電極17と下部電極15との間に駆動電圧を駆動電源VPSにより印加すれば、下部電極15から強電界ドリフト層16へ注入された電子が強電界ドリフト層16をドリフトし表面電極17を通して放出される。
ここに、本実施形態における電子源素子10aでは、表面電極17と下部電極15との間に印加する駆動電圧を10〜20V程度の低電圧としても電子を放出させることができる。なお、本実施形態の電子源素子10aは、電子放出特性の真空度依存性が小さく且つ電子放出時にポッピング現象が発生せず安定して電子を高い電子放出効率で放出することができるという特徴を有している。ここで、電子源10へ与える駆動電圧は一定の直流電圧でもよいし、パルス状の電圧でもよい。また、駆動電圧をパルス状の電圧とした場合、駆動電圧を印加していない時に逆バイアスの電圧を印加するようにしてもよい。
本実施形態における電子源素子10aの基本構成は周知であり、次のようなモデルで電子放出が起こると考えられる。すなわち、表面電極17と下部電極15との間に表面電極17を高電位側として電圧を印加することにより、下部電極15から強電界ドリフト層16へ電子eが注入される。一方、強電界ドリフト層16に印加された電界の大部分はシリコン酸化膜64にかかるから、注入された電子eはシリコン酸化膜64にかかっている強電界により加速され、強電界ドリフト層16におけるグレイン51の間の領域を表面に向かって図3中の矢印の向き(図3における上向き)へドリフトし、表面電極17をトンネルし放出される。しかして、強電界ドリフト層16では下部電極15から注入された電子がシリコン微結晶63でほとんど散乱されることなくシリコン酸化膜64にかかっている電界で加速されてドリフトし、表面電極17を通して放出され(弾道型電子放出現象)、強電界ドリフト層16で発生した熱がグレイン51を通して放熱されるから、電子放出時にポッピング現象が発生せず、安定して電子を放出することができる。
なお、上述の電子源10では、表面電極17が電子放出部を構成している。また、上述の強電界ドリフト層16では、シリコン酸化膜64が絶縁膜を構成しており絶縁膜の形成に酸化プロセスを採用しているが、酸化プロセスの代わりに窒化プロセスないし酸窒化プロセスを採用してもよく、窒化プロセスを採用した場合には各シリコン酸化膜52,64がいずれもシリコン窒化膜となり、酸窒化プロセスを採用した場合には各シリコン酸化膜52,64がいずれもシリコン酸窒化膜となる。
ところで、上述のグリッド電極20は、導電性材料(例えば、ニッケル、アルミニウム、ステンレスなど)により網状の形状に形成されており、該網状の各網目それぞれの部分が電子源10から放出された電子の通る開口部20aを構成している。
上述のグリッド電極20としては、30メッシュと呼ばれる、正方形状の網目の部分の1辺が0.6mmで線材の径が0.25mmのニッケル製の網状体を用いているが、網目の部分のサイズ、つまり、開口部20aのサイズは、特に限定するものではなく、電子源10から放出された電子が通過でき且つ放電プラズマ生成空間3で生成された放電プラズマからのイオンの侵入を抑制できればよく、例えば、正方形状の開口部20aの1辺の長さを0.1mm〜2mm程度の範囲内で適宜設定すればよい。なお、本実施形態では、グリッド電極20を網状の形状に形成してあるが、グリッド電極20は、網状の形状に限らず、例えば、平板状の導電性基材であって電子源10の表面電極17に対向する部分に表面電極17と同一形状の開口部を設けたものでもよい。
以上説明した本実施形態の発光装置では、グリッド電極20の電位をカソード電極2bの電位よりも高くアノード電極2aの電位よりも低くなるようにグリッド電極20とカソード電極2bとアノード電極2aとの電位関係を設定してある。具体的には、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に電圧を印加する電界印加用電圧源VAK、電子源10の表面電極17と下部電極15との間に駆動電圧を印加する駆動電源VPS、グリッド電極20と電子源10の電子放出部である表面電極17との間に電圧を印加する電子加速用電源V、グリッド電極20とカソード電極2bとの間に電圧を印加する電源VGK、それぞれの出力電圧を適宜設定することによって、上述の電位関係を満足させるようにしている。なお、各電源VAK,VPS,V,VGKそれぞれの出力電圧は図示しないマイクロコンピュータなどにより構成される制御部によって適宜制御するようにしてある。
ここにおいて、例えば、一実施例として気密容器1内にArガスが10Paの圧力で封入され、アノード電極2aとカソード電極2bとの間の距離が10cm、グリッド電極20とカソード電極2bとの間の距離が5mm、グリッド電極20と電子源10の表面電極17との間の距離が5mmに設定されている場合について例示する。パッシェンの法則により、ガス圧をp、電極間距離をdとすれば、p×d=100〔Pa・cm〕の時、最も放電プラズマが発生しやすい。上述の一実施例では、ガス圧pが10Paであるから、アノード電極2aとカソード電極2bとの間およびアノード電極2aとグリッド電極20との間で放電が発生しやすくなる。ここで、電子源10から供給する電子の量や電子のエネルギにもよるが、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に約200Vの電圧を印加すると放電プラズマ生成空間3に放電プラズマを生成することができる。そこで、カソード電極2bの電位を0V、グリッド電極20の電位を100Vとしておき、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に印加する電圧を200Vよりも低い電圧から上昇させるとアノード電極2aとカソード電極2bとの間の電圧が200Vになった時点でアノード電極2aとカソード電極2bとの間の空間である放電プラズマ生成空間3に放電プラズマが生成されるが、この時点でアノード電極2aとグリッド電極20との電位差は100Vであり、アノード電極2aとグリッド電極20との間の距離はアノード電極2aとカソード電極2bとの間の距離よりもやや長いので、アノード電極2aとグリッド電極20との間での放電開始電圧に達しておらず不要な放電プラズマは発生しない。
しかして、本実施形態の発光装置では、アノード電極2aとカソード電極2bとの電位差に比べて、アノード電極2aとグリッド電極20との電位差が小さくなるから、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に電圧を印加して所望の放電プラズマ生成空間3に放電プラズマを生成させる場合にアノード電極2aとグリッド電極20との間で不要な放電プラズマが生成されるのを抑制することができて、グリッド電極20における電子源10側へ放電プラズマのイオンが侵入するのを防止することができ、気密容器1内に充填されているガス中へ電子を供給する電子源10の長寿命化および信頼性の向上を図れる。
ところで、アノード電極2aとグリッド電極20との電位差を小さくするためにグリッド電極20の電位を高くしていくと、グリッド電極20と電子源10の電子放出部である表面電極17との電位差が大きくなってグリッド電極20と電子源10との間の空間や、グリッド電極20とカソード電極2bとの間の空間で不要な放電プラズマが発生してします可能性がある。
ここで、上述の実施例では、p=10Paであるから、最も放電の発生しやすい電極間距離はd=10cm(すなわち、p×d=100〔Pa・cm〕のとき)であるのに対し、グリッド電極20とカソード電極2bとの間やグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間の距離は5mmなので、通常はkVオーダの電位差がないと放電プラズマは発生しない。したがって、グリッド電極20とカソード電極2bとの間やグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間において主放電(アノード電極2aとカソード電極2bとの間の放電)とは無関係な異常放電(不要な放電プラズマ)が発生して電子源10が損傷を受けるという現象については、あまり考慮する必要はない。
ただし、Arの圧力を100Pa〜1kPa程度として使用するような場合は、d=1mm〜1cmの場合が最も放電しやすくなるので、グリッド電極20とカソード電極2bとの電位差やグリッド電極20と電子源10の表面電極17との電位差が200V程度になると、グリッド電極20とカソード電極2bとの間やグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間で異常放電(不要な放電プラズマ)が発生してしまう。
そこで、アノード電極2aの電位とグリッド電極20の電位との電位差をアノード電極2aとグリッド電極20との間の放電開始電圧よりも小さくするように上述の電位関係を設定すれば、アノード電極2aとグリッド電極20との電位差を小さくするためにグリッド電極20の電位を高くしたときにグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間で不要な放電プラズマが発生して電子源10が損傷を受けるのを防止することができる。
また、本実施形態では、発光装置の輝度を高めるために、アノード電極2aの電圧を高くしていくと、アノード電極2aとグリッド電極20との電位差が放電開始電圧よりも大きくなって不要な放電プラズマが発生する可能性がある。例えば、上述の一実施例で説明すれば、アノード電極2aの電位を300Vまで上げると、アノード電極2aとグリッド電極20との電位差が200Vとなるので、アノード電極2aとグリッド電極20との間の放電開始電圧がアノード電極2aとカソード電極2bとの間の放電開始電圧と同じとみなせば(本実施形態のアノード電極2aとカソード電極2bとグリッド電極20との位置関係では、アノード電極2aとグリッド電極20との間の放電開始電圧の方がアノード電極2aとカソード電極2bとの間の放電開始電圧よりもやや高い)、アノード電極2aとグリッド電極20との間で不要な放電プラズマが発生してしまう恐れがある。
そこで、上述のようにアノード電極2aの電位を高くする場合には、グリッド電極20の電位も高くすればよい。上述のようにArガスの圧力が10Pa程度の場合は、グリッド電極20とカソード電極2bとの間やグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間の放電開始電圧はkVオーダの電圧であり不要な放電プラズマは発生しにくいが、圧力が100Pa〜1kPa程度の場合は、グリッド電極20の電位を高くするとグリッド電極20と電子源10の表面電極17との間の空間で不要な放電プラズマが発生する可能性が生じるので、グリッド電極20と表面電極17との間の空間での放電プラズマの発生を防止するには、グリッド電極20の電位の増加に合わせて電子源10の表面電極17および下部電極15の電位を増加させればよい。例えば、グリッド電極20の電位を150Vとする場合には、電子源10の表面電極17の電位を90V、下部電極15の電位を75Vとすれば、グリッド電極20と表面電極17との電位差は60Vとなりグリッド電極20と表面電極17との間の空間で放電プラズマが発生するのを抑制することができる。なお、この場合の電子源10の駆動電圧は15V(=90−75)となる。
なお、上述の実施形態では、電子源10としてBSDを用いているが、電子源10としては、BSDに限らず、MIM型電子源や、スピント型の電子源や、カーボンナノチューブを用いた電子源などを採用してもよく、MIM型電子源を採用する場合には、上部電極(表面電極)が電子放出部を構成し、スピント型の電子源を採用する場合には、円錐状のエミッタが電子放出部を構成し、カーボンナノチューブを用いた電子源の場合にはカーボンナノチューブが電子放出部を構成する。
また、上述の実施形態では、電子源10とグリッド電極20とを有する放電プラズマ生成補助装置を気密容器1内でカソード電極2bの近傍に配置してあるが、図4に示すように、カソード電極2bではなくアノード電極2aの近傍に配置してもよい。ところで、放電プラズマ生成補助装置を放電プラズマ生成空間3内に配置すると、たとえアノード電極2aとグリッド電極20との間で放電プラズマが発生しなかったとしても、放電プラズマ生成補助装置が放電プラズマに曝されるので、グリッド電極20の電子源10側へイオンが侵入する恐れがある。しかしながら、図4の構成では、放電プラズマ生成補助装置を気密容器1内においてアノード電極2aとカソード電極2bとの間の空間である放電プラズマ生成空間3の外でアノード電極2aの近くに配置し、且つ、グリッド電極20を電子源10よりもアノード電極2aに近づけてあるので、放電プラズマ生成補助装置が放電プラズマ生成空間の外に配置されていることにより、放電プラズマ生成補助装置が放電プラズマ生成空間3で生成された放電プラズマに曝されるのを防ぐことができ、また、放電プラズマ生成補助装置がアノード電極2aの近くに配置され、且つ、グリッド電極20を電子源10よりもアノード電極2aに近づけてあることにより、電子源10から放出され放電プラズマ生成空間3に到達する電子の量を増やすことができる。
ところで、図1や図4に示す構成の発光装置において、アノード電極2aとカソード電極2bとの間で放電プラズマが発生するのは、アノード電極2aとカソード電極2bとの間の距離をd、電子増倍率をα、カソード電極2bのイオンによる二次電子放出係数をγとすると、
γ>1/(eαd−1)
の関係を満たしたときであり、カソード電極2bにイオンが衝突して二次電子を発生させることでアノード電極2aとカソード電極2bとの間で放電が維持されるが、この原理はカソード電極2bとグリッド電極20との間でも同様である。
そこで、グリッド電極20とカソード電極2bとの距離をd、グリッド電極20とカソード電極2bとの間の空間での電子増倍率をα、気密容器1内で発生する放電プラズマのイオンによる二次電子放出係数をγとするとき、グリッド電極20の材料を、
γ≦1/(eαd−1)
の関係を満たす材料により形成すれば、グリッド電極20とカソード電極2bとの間で不要な放電プラズマが発生するのを防止することができ、電子源10の長寿命化を図れる。
ここにおいて、γを低くするには、イオンに対する二次電子放出効率の低い材料を用いればよく、この種の材料としては、例えば、Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ga,Ge,C,Si,Mo,Tc,Ru,Rh,Pd,Ag,Cd,In,Sn,Sb,Te,Re,Os,Ir,Pt,Au,Hg,Tl,Pb,Bi,Poなどや、これらの酸化物、窒化物、炭化物などを用いることが望ましい。
また、グリッド電極20の材料として、上述の材料以外の材料を用いても、αが、
α≦ln{(1/γ)+1}/d
の関係を満たすようにグリッド電極20の電位を設定することで、グリッド電極20とカソード電極2bとの間で不要な放電プラズマが発生するのを防止することができ、電子源10の長寿命化を図れる。ここで、グリッド電極20は、イオンに対する二次電子放出効率が低い方が望ましいが、放電プラズマ生成補助装置からの電子放出効率を向上させるためには、電子に対する二次電子放出効率が高い方が望ましい。
また、図1の構成に対して、図5に示すように、気密容器1内の放電状態を検出する放電検出手段5と、上記制御部を構成し放電検出手段5により気密容器1内の放電開始が検出されたときに電子源10へのプラスイオンの衝突を抑制するように電子源10の電位およびグリッド電極20の電位を制御する制御手段6とを設けてもよい。
ここにおいて、上述の放電ランプでは、アノード電極2aとカソード電極2bとの間の電流−電圧特性が放電開始前後で大きく変化する(放電前の電流−電圧特性では電流がほとんど流れておらず、放電後の電流−電圧特性では電流が増加し且つ電圧が低下する)。つまり、上述の放電ランプは、放電が開始されると、アノード電極2aとカソード電極2bとの間のインピーダンス、電流、電圧それぞれが急激に変化する。ここで、上述の放電検出手段5は、アノード電極2aとカソード電極2bとの間のインピーダンスの変化に基づいて気密容器1内の放電状態を検出するようになっているので、当該インピーダンスの変化により気密容器1内の放電開始を検出することができる。なお、放電検出手段5は、アノード電極2aとカソード電極2bとの間のインピーダンスの変化に限らず、電流の変化もしくは電圧の変化に基づいて気密容器1内の放電開始を検出するようにしてもよく、いずれにしても、アノード電極2aとカソード電極2bとの間の電気的特性の変化により気密容器1内の放電開始を確実に検出することができる。
また、制御手段6は、上述のように放電検出手段5により気密容器1内の放電開始が検出されたときに電子源10へのプラスイオンの衝突を抑制するように電子源10の電位を制御するにあたって、上述の各電源VAK,VPS,V,VGKそれぞれの出力電圧を適宜制御することによって電子源10の電位およびグリッド電極20の電位をアノード電極2aの電位とカソード電極2bの電位との間の電位に制御する機能を有しており、カソード電極2bの近傍に配置した電子源10へのプラスイオンの衝突を抑制することができる。また、電子源10とグリッド電極20とからなる放電プラズマ生成補助装置が、図4のようにアノード電極2aの近傍に配置されている場合や、アノード電極2aとカソード電極2bとの間に配置されている場合にも、制御手段6が、放電検出手段6により放電開始が検出されたときに、電子源10の電位およびグリッド電極20の電位をアノード電極2aの電位とカソード電極2bの電位との間の電位に制御するようにすれば、電子源10へのプラスイオンの衝突を抑制することができる。
ところで、上記実施形態では、気密容器1を円筒状の形状としてあるが、気密容器1の形状は円筒状の形状に限らず、例えば、電球のような球状の形状でもよいし、直方体状の形状や立方体状の形状などでもよいし、一対の平板と両平板との間に介在するフレームとで構成される平面型の気密容器でもよい。
また、上記実施形態では、エネルギ供給手段として、円筒状の気密容器1の内部に一対の放電用電極2a,2bを気密容器1の長手方向に離間して配置してあるが、一対の放電用電極2a,2bの一方の放電用電極を気密容器1の外部に配置してもよい。また、対となる放電用電極2a,2bを気密容器1内に配置する場合には、複数対の放電用電極2a,2bを配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、放電プラズマ装置としてArガスを用いた放電ランプを例示したが、放電ランプに限らず、例えば、照明用の蛍光ランプやプラズマディスプレイパネルなどでもよく、蛍光ランプの場合には、気密容器1の内面の適宜部位に、紫外線などにより励起されて発光する蛍光体層を設ければよい。
また、上記実施形態における発光装置では、気密容器1内に封入するガスとしてArガスを採用しているが、気密容器1内に封入するガスは、Arガスに限定するものではなく、例えば、Heガス、Neガス、Xeガス、Krガス、Nガス、COガス、Hg蒸気や、それらの混合ガスなどのようにエネルギを供給することで放電を起こすガスであればよい。
実施形態の放電プラズマ装置としての発光装置の概略構成図である。 同上に用いる放電プラズマ生成補助装置の概略断面図である。 同上に用いる電子源の動作説明図である。 同上の他の構成例の概略構成図である。 同上の別の構成例の概略構成図である。
符号の説明
1 気密容器
2a 放電用電極(アノード電極)
2b 放電用電極(カソード電極)
3 放電プラズマ生成空間
5 放電検出手段
6 制御手段
10 電子源
15 下部電極
16 強電界ドリフト層
17 表面電極(電子放出部)
20 グリッド電極

Claims (4)

  1. 放電媒体であるガスが封入された気密容器と、前記ガスに電界を印加して所望の放電プラズマ生成空間に放電プラズマを生成させるための少なくとも一対の放電用電極と、前記気密容器内に配置され前記ガス中へ電子を供給する電子源および前記電子源に対向配置されるグリッド電極を有し前記放電プラズマ生成空間での前記放電プラズマの生成を補助する放電プラズマ生成補助装置とを備え、前記電子源が、下部電極と強電界ドリフト層と表面電極とで構成される電子源素子を有し、前記強電界ドリフト層が、多数のナノメータオーダの半導体微結晶と、前記各半導体微結晶の表面に形成され当該半導体微結晶の結晶粒径よりも小さな膜厚の多数の絶縁膜とを有してなり、前記一対の放電用電極の一方の前記放電用電極がアノード電極、他方の前記放電用電極がカソード電極であり、前記グリッド電極の電位を前記カソード電極の電位よりも高く前記アノード電極の電位よりも低くなるように前記グリッド電極と前記カソード電極と前記アノード電極との電位関係を設定してなり、前記放電プラズマ生成補助装置を前記気密容器内において前記アノード電極と前記カソード電極との間の空間である前記放電プラズマ生成空間の外で前記アノード電極における前記カソード電極側とは反対側で前記アノード電極の近くに配置し、且つ、前記グリッド電極を前記電子源よりも前記アノード電極に近づけてなることを特徴とする放電プラズマ装置。
  2. 前記アノード電極の電位と前記グリッド電極の電位との電位差を前記アノード電極と前記グリッド電極との間の放電開始電圧よりも小さくするように前記電位関係を設定してなることを特徴とする請求項1記載の放電プラズマ装置。
  3. 前記グリッド電極と前記電子源の電子放出部との電位差を前記グリッド電極と前記電子放出部との間の放電開始電圧よりも小さくするように前記電位関係を設定してなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電プラズマ装置。
  4. 前記気密容器内の放電状態を検出する放電検出手段と、前記放電検出手段により前記気密容器内での放電開始が検出されたときに前記電子源へのプラスイオンの衝突を抑制するように前記電子源の電位および前記グリッド電極の電位を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の放電プラズマ装置。
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