JP5237494B1 - ベルトフック - Google Patents

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Abstract

【課題】既存ケースとベルトへの後付脱着を自在に為し、加えてフックの上下にロック構造を備えることによって装着後は中通し同様の保持力を発揮し、装着操作性と保持力双方に融通性を有する工具ケース吊下用ベルトフックを提供する。
【解決手段】弾性硬線の曲折加工によって正面形状が概ねM字状をなし、ベルト内側から抜き上げた突起状フックBを外向きにベルト上端部へ掛け留める後付内掛け仕様の工具ケース吊下用ベルトフックであり、M字状中央部から垂下する突起状フックBとベルト背当りAとなる左右M脚部とが側面形状としてベルト遊動の許容空間を有し、さらに、M字両脚を最下部で対ベルト巾余剰寸法を確保しつつ体外方向へU字状に曲折し、立ち上げた軸支柱Jの余寸双方を出合い方向へ曲折突き付けて支持横軸Dとなし、その支持横軸Dを硬質パイプKで遊動自在に被覆して後付け脱着自在のベルトフックを構成する。
【選択図】図1

Description

ベルトへの工具ケース吊り下げ用フックに関する。
作業中の使用工具携行方法についてはベルトに工具ケースを吊り下げ保持するのが一般的であり、その装着方法として、ケース自体にベルトを差し通して吊り下げる中通し先付け方式と、ベルトに鉤状フックを掛けて吊り下げる後付け方式とに二分され、当然ながらベルト中通しの先付け方式が保持力に優れる反面、工具を交換する際はその都度にベルトを外して工具ケース毎の差し替えを強いられる煩雑な一面があり、一方の鉤状フックによる後付け方式においては、内掛と外掛とに区別され、双方とも脱着自在で利便性に優れる反面、特に外掛方式は作業中の突き上げ外力を受けた際にフック自体が上部へ抜け、フックが解除されて工具ケース自体が脱落する不具合が指摘されており、安定した保持性を求める場合においては、ベルト内側を下から抜き上げて鉤状フックを外向きに掛け留める内掛け方式が採用されている。
しかし、上述する安定保持を重視した内掛け方式であっても、ベルト自体の締めが緩く身体側とベルト間に余剰空間が生じる作業条件下では、ケース突き上げによる鉤状フックの抜け上がり可動時に掛け留め機能が解除される確率が高く、後付け仕様においては外掛け及び内掛けの何れの場合も脱着自在な利便性の代償として工具の保持状態に常に留意する必要があった。
尚、後付け利便フックケースとしての先行技術に、ベルトへの付設フック部品とケース側の支持部品との連結により、ベルトを抜かずに工具ケースの交換が出来る内容で、下記(実新平2−1061)の通りナイフケースを例とした考案が提示されている。
実新平2−1061) ベルトを外さずにケース自体の交換機能を得るため、ベルト側とケース側双方に連結部品を備える考案内容であり、この技術適用においては双方への接続部品付設が前提となる。
そこで、既存ケースとベルトへの後付脱着を自在に為し、加えてフックの上下にロック構造を備えることによって装着後は中通し同様の保持力を発揮し、装着操作性と保持力双方に融通性を有する工具ケース吊下用ベルトフックを提供する。
所定の弾性硬線からなる曲折加工により正面形状が概ねM字形状となるよう中央部に突起状フック(B)を垂下させ、M字状における左右両脚をベルトの背当り部となし、ベルトへの装着操作をベルト内側から抜き上げた突起状フック(B)をベルト上端部へ外向きに掛け留める内掛け仕様とし、装着時の側画構造がベルト背当り(A)となるM字両脚を身体側としベルト(G)を挟んで突起状フック(B)を体外方向となり、更なる曲折加工としてベルト背当り(A)が対ベルト巾余剰寸法を確保する所定のM字両脚最下位置(C)を定め体外方向へU字状に曲折して立ち上げて軸支柱(J)となし、その軸支柱(J)双方の余寸を所定位置で出合い方向へ曲折し突き付けて工具ケース用の支持横軸(D)となし、その支持横軸(D)を硬質パイプ(K)で被覆して後付け脱着自在のベルトフック(以下「フック本体」という)を構成する。図1参照
上述するM字両脚最下部の所定位置をU字曲折することによって、ベルト背当り(A)底部に生じる対ベルト巾余剰寸法が、工具ケース突き上げに伴う逆作用時のベルト下端への逆ロック遊動空間(F)となって安定保持機能を発揮し、また、左右突き付けからなる支持横軸(D)を硬質パイプ(K)で被覆することによって、支持横軸(D)に掛かる加重を支持横軸(D)全体に分散すると共に工具ケースの遊動性と耐摩耗保護を付加する機能となり、尚、フック本体に工具ケースを着装する際は、支持横軸(D)を構成する左右の弾性素線を手で引き開けて硬質パイプ(K)の被覆を解除し、硬質パイプ(K)を工具ケース上端部(L)に差し込み、その硬質パイプ(K)内に左右からの開閉操作による支持横軸(D)の差込で工具ケースへの装着完了とする。図2参照図
更に、弾性硬線の左右曲折による突き付け構造の支持横軸(D)においては、作業中の不本意な外力により支持横軸(D)が左右開放となる不具合が懸念され、その左右開放の阻止機能として、連結棒両端部を所定の円環とした可動連結バー(R)による連結固定機能とし、両端円環内にM字両脚それぞれを遊動自在に差し通すことにより、フック本体のベルト装着時は可動連結バー(R)が自重移動によって常にM字両脚の最下部に位置し、M字両脚の開脚を阻害することで左右軸支柱(J)の間隔を維持し、支持横軸(D)双方の不本意な開放脱落事故を阻止するセフティー機能を有する。図1、2参照
尚、上述するフック本体への工具ケース装着とその解除時の可動連結バー(R)操作においては、可動連結バー(R)の一端若しくは全体をM字両脚上部へ移動させることでM字両脚の連結固定機能が解除され、左右支持横軸(D)の手動引き開けによって諸操作を容易に為すことが出来、また、工具ケース装着による使用中においては、工具ケース上端部(L)がストッパーとなって可動連結バー(R)が本体底部の所定位置を確保し安定し連結固定の機能を維持する。
上述するベルト背当り(A)を身体側としベルト(G)を挟んで軸支柱(J)及び突起状フック(B)を体外方向としたベルト着装時の側面形状において、最下位置(C)からU字曲折して立ち上げた軸支柱(J)上半部を体外方向への湾曲開放形状とすることにより、工具ケースの突き上げ外力伴う支持横軸(D)への下方からの負荷を体外上方向へ逃がすことになり、その結果としてベルト背当り(A)底部に施された逆ロック遊動空間(F)へ向かってベルト下端が誘導されることに加え、上述する可動連結バー(R)のセフティー機能により全方向への外力に対する保持力が完備され、中通し先付け同様の保持性能を発揮し、不用意な工具脱落が阻止される。図2参照
尚、フック本体をベルトへ脱着操作する際の補助機能として、ベルト装着時の側面形状において突起状フック先端部(E)を体外方向に湾曲させ、上述の軸支柱(J)上半部同様にベルト背当り(A)との有効空間を拡大させた湾曲開放とすることにより、突起状フック先端部(E)の湾曲開放の形状が脱着操作の補助姿勢となり、また、外力による工具ケース擦り上りに伴う往復運動でフックが再下降に転じる際、ベルト上端部が突起状フック先端部(E)の湾曲形状に促され、ベルト背当り(A)の上部ロック空間内に誘導されるフック復元補助機能となる。図2参照
本発明によれば、上下のフックロック構造に加え可動連結バー(R)によるセフティー機能を有することによって、作業中における全方位への外力負荷に対応する保持能力を備え、また、上下突起部の体外方向への先端湾曲構造によりフック安定性に優れると共に、フック本体の弾力特性によってベルト及び工具ケースへの装着融通性を有し、既存ケースと既存ベルトへの後付自在脱着の利便性を有しつつベルト中通しとなる先付け仕様同等の保持性能を発揮する。
本発明の試作構成と概寸においては素線をステンレス弾性硬線とし、下記の通りベルト巾を30〜36ミリのタイプ別仕様とし支持横軸(D)それぞれに真鍮パイプ(K)を補助部品として装填し、各タイプ全てを内々寸法基準で曲折形成し個別の有効範囲を実証した。
Figure 0005237494
尚、上記の試作品の実証条件下においては、ベルトへの装着状態時の形状維持に余力を残す吊り下げ静加重として、耐荷重の範囲を測定した結果、その耐荷重範囲は実証1条件下で約4Kg、実証2条件下では約7Kg以内であり、作業中の接触負荷による外力耐加重を6Gとして実用工具の許容自重を算出した場合、安全使用可能な範囲となる工具自重目安は、実証1条件下で約0,6Kg以内、実証2の条件下で約1,1Kg以内の自重工具吊り下げ保持が許容範囲となり、工具重量の一例として中型ペンチの自重が約0,4Kg以内であることからも実用耐加重への十分な剛性を備えている。
上記実証例の何れにおいても、全方位による外力負荷への対応を保障する固定維持性能として、両端円環形状による可動連結バー(R)が自重により自作動を為すセフティー機能を発揮し、また、ベルトへのフック装着時のベルト下端と支持横軸(D)上端との間隔を約3ミリ程度とすることに加え、最下位置(C)でベルト下端が逆ロックされる際のベルト上端部と突起状フック先端部(E)とが重複する等の共通した有効諸条件を備えている。図2参照。
尚、本発明は手動操作による支持横軸(D)開放で既存ケースへの脱着を可能とするため、手動可能な剛性の有効線径基準範囲を最大2.mm程度とし、また、吊り下げケースの種別形状によって支持横軸(D)の巾寸法を広く求められた場合、耐抗力の確保に値する素線の剛性と寸法条件の範囲内で出合い寸法を左右不均等とし、その例として上記実証2の条件下では、支持横軸(D)の一方の出合い寸法を16ミリに設定し残寸を他方で補い左右不均等の支持横軸(D)とし試作において通常の外力に耐え得る保持強度が実証された。
全体構造イメージ斜視図 装着時機能側面図
A ベルト背当り
B 突起状フック
C 最下位置
D 支持横軸
E 突起状フック先端部
F 逆ロック遊動空間
G ベルト
H−1 通常時のベルト位置
J 軸支柱
K 真鍮パイプ
L 工具ケース上部
R 可動連結バー

Claims (3)

  1. 弾力硬線の単線曲折加工によるベルトへの吊り下げ用フックであって、正面形状が概ねM字状となり、側面形状としてM字中央部に垂下する突起状フック(B)とM字左右の両脚部との間にベルト厚に対する可動許容空間を有し、M字両脚部の所定最下位置(C)双方を体外方向へU字状に曲折し立ち上げた軸支柱(J)の余寸を双方の出会い方向へ所定位置で曲折して突き付け、工具ケースの支持横軸(D)となす吊下げ用フックにおいて、M字両脚最下部に生じる所定の対ベルト巾余剰寸法をケース突き上げ可動時の逆ロック遊動空間(F)としたことを特徴とするベルトフック。
  2. 請求項1に記載する左右軸支柱(J)の連結固定機能において、双方突き付けによる支持横軸(D)の左右開放を阻止するセフティー機能として、連結棒の両端に施した円環部にM字両脚それぞれを遊動自在に差し通し、自重によって常に最下部に位置してM字両脚間の連結をなす可動連結バー(R)を備えたことを特徴とする請求項1に記載するベルトフック。
  3. 請求項1に記載するM字両脚が最下位置(C)より立ち上がる軸支柱(J)の側面構造において、ベルト背当り(A)となるM字両脚に相対し軸支柱(J)上半部が体外方向へ所定の開放湾曲を為すことを特徴とする請求項1に記載するベルトフック。
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