JP5236454B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
また、前記ブロワケースは、一体に形成したスクロールケース部およびモータケース部と、別体のベースプレート部と、を有し、前記冷却風取入口は、前記ベースプレート部に開口し、前記冷却風取入口から前記ブロワモータへ冷却風を導く冷却風通路を、一体形成した前記モータケース部および前記スクロールケース部と、前記ベースプレート部と、の組み合わせにより形成したため、冷却風通路のための専用構造を新たに設けることなく、冷却風通路を形成することができる。
図1は、実施例1の車両用空調装置100の部分破断面図であり、図2(a)は、図1のA−A線断面図であり、図2(b)は、図1のB−B線断面図である。以下、図1および図2に基づいて、車両用空調装置100の全体構成を説明する。
湾曲部21は、第1ブロワファン8を収容し、第1インテークユニット10から吸入された風を送る。ノーズ部22は、第1ブロワファン8からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す。
湾曲部21’は、第2ブロワファン8’を収容し、第2インテークユニット10’から吸入された風を送る。ノーズ部22’は、第2ブロワファン8’からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す。
さらに、この冷却風取入口16の開口の向きは、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風の流れに対し、取り入れる冷却風の流入方向が逆向きとなるように設定した。
第1位置決め用ガイド19は、第1ブロワ吹出口14側に形成し、第2位置決め用ガイド19’は、第2ブロワ吹出口14’側に形成した。
これらの位置決め用ガイド19、19’は、いずれもモータケース部11側に向かって凸条に形成したものであり、これらの表面(上面)とモータケース部11とが嵌合してブロワケース9を形成する。
図8は、現行の車両用空調装置の部分破断面図であり、図9(a)は、図8のC−C線断面図であり、図9(b)は、冷却風取入口の部分を説明するための拡大斜視図である。
このため、風速が高いところから冷却風を取り入れることになり、この結果、冷却風取入口において笛吹き音のような騒音が発生するという問題がある。
実施例1の車両用空調装置100は、この騒音レベルの高い周波数領域である約250Hz〜800Hzの領域において騒音レベルを低下させているため、現行の車両用空調装置と比較して、騒音の発生を効果的に抑制していることを確認することができる。
実施例1の車両用空調装置100にあっては、上述のように、冷却風取入口16が第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から隔離した位置に設定したため、第1ブロワファン8および第2ブロワファン8’からの送風が直接冷却風取入口16に取り込まれることを防ぐことができる。このため、空気中に水滴や粉雪等が混入する場合であっても、これらが冷却風取入口16から浸入することを抑えることができる。
したがって、ブロワモータ7に錆が発生したり、低温時に水滴等が凍結してブロワモータ7が回転不能になるといった作動不良を防止することができる。
このため、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風が直接冷却風取入口16に流入することをより効果的に防ぐことができ、水滴や粉雪等が冷却風取入口へ浸入することをより一層抑制することができる。
このため、ブロワモータ7の中心部の気圧との圧力差がさらに大きくなり、十分な流量の冷却風を確保することができる。
実施例1の車両用空調装置100にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
前記ブロワモータ7を冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口16を、前記ブロワ吹出口14、14’から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定した。
このため、騒音の発生を抑えることができ、かつ、冷却風取入口から水滴や粉雪等が浸入することを抑えることができる。
前記冷却風取入口16は、前記ベースプレート部13に開口し、前記冷却風取入口16から前記ブロワモータ7へ冷却風を導く冷却風通路20を、一体形成した前記モータケース部11および前記スクロールケース部12、12’と、前記ベースプレート部13と、の組み合わせにより形成したため、冷却風通路20のための専用構造を新たに設けることなく、冷却風通路20を形成することができる。
前記冷却風取入口16は、前記第1ブロワファン8からの送風を吹き出す第1ブロワ吹出口14と前記第2ブロワファン8’からの送風を吹き出す第2ブロワ吹出口14’との間のデッドスペース位置に設定したため、十分な流量の冷却風を確保することができるとともに、デッドスペースを有効に利用することができる。
しかしながら、冷却風取入口は、ブロワ吹出口から隔離した位置であれば良く、例えば、ブロワ吹出口の周辺であって、ブロワ吹出口から吹き出される風が直接入りこむことがない位置に設置することも可能である。
しかしながら、本発明に係る車両用空調装置は、ホースやパイプのような、冷却風通路のための専用構造を設けるような構成としても良い。
2 ブロワモジュール
3 エアフィルタ
4 エバポレータ
5 ヒータコア
6 空調ハウジング
7 ブロワモータ
8 第1ブロワファン
8’ 第2ブロワファン
9 ブロワケース
10 第1インテークユニット
10’ 第2インテークユニット
11 モータケース部
12 第1スクロールケース部
12’ 第2スクロールケース部
13 ベースプレート部
14 第1ブロワ吹出口
14’ 第2ブロワ吹出口
16 冷却風取入口
18 冷却風吹出口
19 第1位置決め用ガイド
19’ 第2位置決め用ガイド
20 冷却風通路
21、21’ 湾曲部
22、 22’ノーズ部
Claims (4)
- 熱交換器を収容した空調ハウジングを有するメインモジュールと、
ブロワモータ、ブロワファンおよびブロワケースを有するブロワモジュールと、を備え、
前記ブロワケースには、前記ブロワファンからの送風を前記空調ハウジングの内部に向けて吹き出すブロワ吹出口を有する車両用空調装置において、
前記ブロワモータを冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口を、前記ブロワ吹出口から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定し、
前記ブロワケースは、一体に形成したスクロールケース部およびモータケース部と、別体のベースプレート部と、を有し、
前記冷却風取入口は、前記ベースプレート部に開口し、前記冷却風取入口から前記ブロワモータへ冷却風を導く冷却風通路を、一体形成した前記モータケース部および前記スクロールケース部と、前記ベースプレート部と、の組み合わせにより形成したことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1に記載された車両用空調装置において、
前記冷却風通路は、前記ブロワケースを組み合わせた際に前記モータケース部に対応する前記ベースプレート部の位置に有する位置決め用ガイドを、通路の側壁としたことを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1又は請求項2に記載された車両用空調装置において、
前記冷却風取入口は、前記ブロワ吹出口から吹き出される風の流れに対し取り入れる冷却風の流入方向が逆向きの開口であることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両用空調装置において、
前記ブロワファンは、前記ブロワモータの軸方向両側に設けられた第1ブロワファンと第2ブロワファンとによるツインファン構成であり、
前記冷却風取入口は、前記第1ブロワファンからの送風を吹き出す第1ブロワ吹出口と前記第2ブロワファンからの送風を吹き出す第2ブロワ吹出口との間のデッドスペース位置に設定したことを特徴とする車両用空調装置。
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