JP5236454B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、車両用空調装置に関し、特に、ブロワモータを冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口を備えたものに関する。
従来、車両用空調装置を連続的に使用することでブロワモータが高温になることを避けるため、ブロワモータおよびブロワファンを収納するブロワケース内に冷却風取入口を設け、この冷却風取入口からブロワモータへ冷却風を送り込むように構成した車両用空調装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−143212号公報
しかしながら、上記従来の車両用空調装置にあっては、ブロワケース内であって、ブロワファンからの送風を吹き出す筒部(ノーズ部)の側壁やこの側壁の近傍に冷却風取入口を設けており、風速が高いところから冷却風を取り入れることになる。この結果、冷却風取入口において笛吹き音のような騒音が発生するという問題があった。
また、ブロワファンからの送風が直接冷却取入口に流入するため、空気中に水滴や粉雪等が混入している場合には、これらが冷却風取入口から浸入するという虞がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、騒音の発生を抑えることができ、かつ、冷却風取入口から水滴や粉雪等が浸入することを抑えることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、熱交換器を収容した空調ハウジングを有するメインモジュールと、ブロワモータ、ブロワファンおよびブロワケースを有するブロワモジュールと、を備え、前記ブロワケースには、前記ブロワファンからの送風を前記空調ハウジングの内部に向けて吹き出すブロワ吹出口を有する車両用空調装置において、前記ブロワモータを冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口を、前記ブロワ吹出口から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定し、前記ブロワケースは、一体に形成したスクロールケース部およびモータケース部と、別体のベースプレート部と、を有し、前記冷却風取入口は、前記ベースプレート部に開口し、前記冷却風取入口から前記ブロワモータへ冷却風を導く冷却風通路を、一体形成した前記モータケース部および前記スクロールケース部と、前記ベースプレート部と、の組み合わせにより形成したことを特徴とする。
よって、本発明の車両用空調装置にあっては、冷却風取入口を、ブロワ吹出口から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定したことにより、風速の高い領域(高風速域)と冷却風取入口とが隔離される。このため、風速が低い領域から冷却風を取り入れることができ、また風の乱流を抑えられるため、騒音の発生を抑えることができる。さらに、ブロワ吹出口と冷却風取入口とが隔離していることにより、ブロワファンからの送風が直接冷却風取入口に取り込まれることがなく、空気中に水滴や粉雪等が混入している場合であってもこれらが冷却風取入口から浸入することを防ぐことができる。この結果、騒音の発生を抑えることができ、かつ、冷却風取入口から水滴や粉雪等が浸入することを抑えることができる。
また、前記ブロワケースは、一体に形成したスクロールケース部およびモータケース部と、別体のベースプレート部と、を有し、前記冷却風取入口は、前記ベースプレート部に開口し、前記冷却風取入口から前記ブロワモータへ冷却風を導く冷却風通路を、一体形成した前記モータケース部および前記スクロールケース部と、前記ベースプレート部と、の組み合わせにより形成したため、冷却風通路のための専用構造を新たに設けることなく、冷却風通路を形成することができる。
以下、本発明の車両用空調装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用空調装置100の部分破断面図であり、図2(a)は、図1のA−A線断面図であり、図2(b)は、図1のB−B線断面図である。以下、図1および図2に基づいて、車両用空調装置100の全体構成を説明する。
実施例1の車両用空調装置100は、図1に示すように、メインモジュール1と、ブロワモジュール2と、を備えている。
前記メインモジュール1は、図2(a)に示すように、エアフィルタ3と、エバポレータ4(冷却用熱交換器)と、ヒータコア5(暖房用熱交換器)と、これらを収容した空調ハウジング6と、を有している。
前記ブロワモジュール2は、図1に示すように、ブロワモータ7と、第1ブロワファン8と、第2ブロワファン8’と、これらを収容したブロワケース9と、第1インテークユニット10と、第2インテークユニット10’と、を備えている。
ブロワモータ7は、軸心位置でブロワモータ7の両側に突出した駆動軸を備え、この駆動軸の両側に第1ブロワファン8および第2ブロワファン8’がツインファン構成で設けられている。従って、第1ブロワファン8および第2ブロワファン8’は、ブロワモータ7の駆動により一体的に回転し、回転により軸方向から空気を吸い込んで、外径方向に吹き出すものである。
図3は、図1のブロワモジュール2の詳細な構造を示す分解斜視図であり、図4は、図3のブロワケース9を組み立てた状態を示す斜視図である。以下、図3および図4に基づいて、ブロワモジュール2に備えられたブロワケース9の詳細な構造について説明する。
ブロワケース9は、図3に示すように、モータケース部11と、第1スクロールケース部12と、第2スクロールケース部12’と、ベースプレート部13と、を備えている。これらモータケース部11と、第1スクロールケース部12と、第2スクロールケース部12’と、は一体に形成し、ベースプレート部13は別体とした。
すなわち、これら一体形成したモータケース部11、第1スクロールケース部12および第2スクロールケース部12’と、ベースプレート部13と、を組み合わせることでブロワケース9を形成した。
第1スクロールケース部12は、スクロール形状に形成した湾曲部21と、湾曲部21と連通し略長方形の筒状に形成したノーズ部22と、を有する。
湾曲部21は、第1ブロワファン8を収容し、第1インテークユニット10から吸入された風を送る。ノーズ部22は、第1ブロワファン8からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す。
同様に、第2スクロールケース部12’は、スクロール形状に形成した湾曲部21’と、湾曲部21’と連通し略長方形の筒状に形成したノーズ部22’と、を有する。
湾曲部21’は、第2ブロワファン8’を収容し、第2インテークユニット10’から吸入された風を送る。ノーズ部22’は、第2ブロワファン8’からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す。
ベースプレート部13は、ブロワケース9の下部を形成し、空調ハウジング6の上部に固定される。このベースプレート部13には、一対のブロワ吹出口(第1ブロワ吹出口14、第2ブロワ吹出口14’)と、ブロワモータ7を冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口16と、を開口した。
第1ブロワ吹出口14は、第1ブロワファン8からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す開口であり、第2ブロワ吹出口14’は、第2ブロワファン8’からの送風を空調ハウジング6の内部に向けて吹き出す開口である。
冷却風取入口16は、第1ブロワ吹出口14と第2ブロワ吹出口14’との間のデッドスペース位置であって、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設けた。
さらに、この冷却風取入口16の開口の向きは、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風の流れに対し、取り入れる冷却風の流入方向が逆向きとなるように設定した。
図5は、図3のブロワモジュール2を矢印Dの方向から見た分解図であり、図6は、図3のベースプレート部13の構造をより詳細に示す拡大斜視図であり、図7は、冷却風通路20の構造を説明するための断面斜視図である。
以下、ブロワモジュール2に形成した冷却風通路20の構造について図5ないし図7に基づいて説明する。
モータケース部11には、図5および図7に示すように、冷却風をブロワモータ7に向けて吹き出す冷却風吹出口18を設けた。
ベースプレート部13には、図6に示すように、ブロワケース9を組み合わせた際にモータケース部11に対応する位置に、一対の位置決め用ガイド(第1位置決め用ガイド19、第2位置決め用ガイド19’)を設けた。
第1位置決め用ガイド19は、第1ブロワ吹出口14側に形成し、第2位置決め用ガイド19’は、第2ブロワ吹出口14’側に形成した。
これらの位置決め用ガイド19、19’は、いずれもモータケース部11側に向かって凸条に形成したものであり、これらの表面(上面)とモータケース部11とが嵌合してブロワケース9を形成する。
そして、ブロワケース9を形成すると、図7に示すように、これらの位置決め用ガイド19、19’が側壁となって、冷却風取入口16からブロワモータ7へ冷却風を導く冷却風通路20が形成される。
次に、作用を説明する。
[騒音抑制作用]
図8は、現行の車両用空調装置の部分破断面図であり、図9(a)は、図8のC−C線断面図であり、図9(b)は、冷却風取入口の部分を説明するための拡大斜視図である。
現行の車両用空調装置は、例えば、図8および図9に示すように、ブロワファンを収容したスクロールケース部の一部であるノーズ部の側壁に冷却風取入口を設けている。
このため、風速が高いところから冷却風を取り入れることになり、この結果、冷却風取入口において笛吹き音のような騒音が発生するという問題がある。
これに対し、実施例1の車両用空調装置100では、冷却風取入口16は、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定した。
このような構成により、冷却風取入口16の周辺部であって空調ハウジング6側の空気の気圧が、ブロワモータ7の中心部の気圧と比較して高くなり、冷却風取入口16の周辺部であって空調ハウジング6側の空気は自然に冷却風取入口16に取り入れられる。
そして、このとき取り入れられる空気は、高風速域であるノーズ部22、22’内の空気と比較して風速が低い領域の空気であり、また、風の乱流が小さい領域の空気である。このため、現行の車両用空調装置のようにノーズ部に冷却風取入口を設定した場合に比べ、騒音の発生を抑制することができる。
図10は、現行の車両用空調装置および実施例1の車両用空調装置100のそれぞれについて、冷却風取入口の周辺で発生する騒音の周波数に対する騒音レベル(周波数特性)を示したグラフ図である。
現行の車両用空調装置の周波数特性と実施例1の車両用空調装置100の周波数特性とを比較すると、図10に示すように、周波数が約250Hz〜800Hzの領域における騒音レベルは、実施例1の車両用空調装置100の方が現行の車両用空調装置と比較して低い値を示す。
騒音の程度は、全周波数領域における騒音レベルの合計によって決定するため、騒音レベルの高い周波数領域において騒音レベルを低下させることが、騒音の抑制には効果的である。
実施例1の車両用空調装置100は、この騒音レベルの高い周波数領域である約250Hz〜800Hzの領域において騒音レベルを低下させているため、現行の車両用空調装置と比較して、騒音の発生を効果的に抑制していることを確認することができる。
[水滴、粉雪等の浸入抑制作用]
実施例1の車両用空調装置100にあっては、上述のように、冷却風取入口16が第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から隔離した位置に設定したため、第1ブロワファン8および第2ブロワファン8’からの送風が直接冷却風取入口16に取り込まれることを防ぐことができる。このため、空気中に水滴や粉雪等が混入する場合であっても、これらが冷却風取入口16から浸入することを抑えることができる。
したがって、ブロワモータ7に錆が発生したり、低温時に水滴等が凍結してブロワモータ7が回転不能になるといった作動不良を防止することができる。
さらに、この冷却風取入口16の開口の向きは、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風の流れに対し、取り入れる冷却風の流入方向が逆向きとなるように設定した。
このため、第1ブロワ吹出口14および第2ブロワ吹出口14’から吹き出される風が直接冷却風取入口16に流入することをより効果的に防ぐことができ、水滴や粉雪等が冷却風取入口へ浸入することをより一層抑制することができる。
また、第1ブロワ吹出口14と第2ブロワ吹出口14’との間のデッドスペース位置に冷却風取入口16が設定されているため、双方から吹き出される風の影響により、冷却風取入口16の周辺部であって空調ハウジング6側の気圧はさらに高くなる。
このため、ブロワモータ7の中心部の気圧との圧力差がさらに大きくなり、十分な流量の冷却風を確保することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用空調装置100にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) エバポレータ4(冷却用熱交換器)およびヒータコア5(暖房用熱交換器)を収容した空調ハウジング6を有するメインモジュール1と、ブロワモータ7、ブロワファン8、8’およびブロワケース9を有するブロワモジュール2と、を備え、前記ブロワケース9には、前記ブロワファン8、8’からの送風を前記空調ハウジング6の内部に向けて吹き出すブロワ吹出口14、14’を有する車両用空調装置100において、
前記ブロワモータ7を冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口16を、前記ブロワ吹出口14、14’から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定した。
このため、騒音の発生を抑えることができ、かつ、冷却風取入口から水滴や粉雪等が浸入することを抑えることができる。
(2)前記冷却風取入口16は、前記ブロワ吹出口14、14’から吹き出される風の流れに対し取り入れる冷却風の流入方向が逆向きの開口であるように設定されているため、水滴や粉雪等の冷却風取入口への浸入をより効果的に抑えることができる。
(3)前記ブロワケース9は、一体に形成したスクロールケース部12、12’およびモータケース部11と、別体のベースプレート部13と、を有し、
前記冷却風取入口16は、前記ベースプレート部13に開口し、前記冷却風取入口16から前記ブロワモータ7へ冷却風を導く冷却風通路20を、一体形成した前記モータケース部11および前記スクロールケース部12、12’と、前記ベースプレート部13と、の組み合わせにより形成したため、冷却風通路20のための専用構造を新たに設けることなく、冷却風通路20を形成することができる。
(4)前記冷却風通路20は、前記ブロワケース9を組み合わせた際に前記モータケース部11に対応する前記ベースプレート部13の位置に有する位置決め用ガイド19、19’を、通路の側壁としたため、冷却風通路20のための専用構造を新たに設けることなく、冷却風をブロワモータ7に送りこむために適切な位置に冷却風通路20を形成することができる。
(5)前記ブロワファン8、8’は、前記ブロワモータ7の軸方向両側に設けられた第1ブロワファン8と第2ブロワファン8’とによるツインファン構成であり、
前記冷却風取入口16は、前記第1ブロワファン8からの送風を吹き出す第1ブロワ吹出口14と前記第2ブロワファン8’からの送風を吹き出す第2ブロワ吹出口14’との間のデッドスペース位置に設定したため、十分な流量の冷却風を確保することができるとともに、デッドスペースを有効に利用することができる。
以上、本発明の車両用空調装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、冷却風取入口16を、第1ブロワ吹出口14と第2ブロワ吹出口14’との間のデッドスペース位置であって、前記ブロワ吹出口14、14’から吹き出される風の流れに対し取り入れる冷却風の流入方向が逆向きの開口であるように設定した場合について説明した。
しかしながら、冷却風取入口は、ブロワ吹出口から隔離した位置であれば良く、例えば、ブロワ吹出口の周辺であって、ブロワ吹出口から吹き出される風が直接入りこむことがない位置に設置することも可能である。
また、実施例1では、ブロワケース9は、一体形成したモータケース部11、第1スクロールケース部12および第2スクロールケース部12’と、別体であるベースプレート部13と、から形成した場合について説明した。しかしながら、本発明に係る車両用空調装置は、ブロワケースが、別体であるベースプレート13を有していない場合にも適用することができる。
さらに、実施例1では、位置決め用ガイド19、19’を、冷却風通路20の側壁とした場合について説明した。
しかしながら、本発明に係る車両用空調装置は、ホースやパイプのような、冷却風通路のための専用構造を設けるような構成としても良い。
実施例1では、ツインファン構成である車両用空調装置への適用例を示したが、本発明に係る車両用空調装置はこのような形態に限定されず、例えば、ブロワファンが1つである場合にも適用することができる。
実施例1の車両用空調装置100の部分破断面図である。 (a)は、図1のA−A線断面図であり、(b)は、図1のB−B線断面図である。 図1のブロワモジュール2の詳細な構造を示す分解斜視図である。 図3のブロワケース9を組み立てた状態を示す斜視図である。 図3のブロワモジュール2を矢印Dの方向から見た分解図である。 図3のベースプレート部13の構造をより詳細に示す拡大斜視図である。 冷却風通路20の構造を説明するための断面斜視図である。 現行の車両用空調装置の部分破断面図である。 (a)は、図8のC−C線断面図であり、(b)は、冷却風取入口の部分を説明するための拡大斜視図である。 現行の車両用空調装置および実施例1の車両用空調装置100のそれぞれについて、冷却風取入口の周辺で発生する騒音の周波数に対する騒音レベル(周波数特性)を示したグラフ図である。
符号の説明
1 メインモジュール
2 ブロワモジュール
3 エアフィルタ
4 エバポレータ
5 ヒータコア
6 空調ハウジング
7 ブロワモータ
8 第1ブロワファン
8’ 第2ブロワファン
9 ブロワケース
10 第1インテークユニット
10’ 第2インテークユニット
11 モータケース部
12 第1スクロールケース部
12’ 第2スクロールケース部
13 ベースプレート部
14 第1ブロワ吹出口
14’ 第2ブロワ吹出口
16 冷却風取入口
18 冷却風吹出口
19 第1位置決め用ガイド
19’ 第2位置決め用ガイド
20 冷却風通路
21、21’ 湾曲部
22、 22’ノーズ部

Claims (4)

  1. 熱交換器を収容した空調ハウジングを有するメインモジュールと、
    ブロワモータ、ブロワファンおよびブロワケースを有するブロワモジュールと、を備え、
    前記ブロワケースには、前記ブロワファンからの送風を前記空調ハウジングの内部に向けて吹き出すブロワ吹出口を有する車両用空調装置において、
    前記ブロワモータを冷却するための冷却風を取り入れる冷却風取入口を、前記ブロワ吹出口から吹き出される風の送風通路から隔離した位置に設定し
    前記ブロワケースは、一体に形成したスクロールケース部およびモータケース部と、別体のベースプレート部と、を有し、
    前記冷却風取入口は、前記ベースプレート部に開口し、前記冷却風取入口から前記ブロワモータへ冷却風を導く冷却風通路を、一体形成した前記モータケース部および前記スクロールケース部と、前記ベースプレート部と、の組み合わせにより形成したことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項に記載された車両用空調装置において、
    前記冷却風通路は、前記ブロワケースを組み合わせた際に前記モータケース部に対応する前記ベースプレート部の位置に有する位置決め用ガイドを、通路の側壁としたことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された車両用空調装置において、
    前記冷却風取入口は、前記ブロワ吹出口から吹き出される風の流れに対し取り入れる冷却風の流入方向が逆向きの開口であることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載された車両用空調装置において、
    前記ブロワファンは、前記ブロワモータの軸方向両側に設けられた第1ブロワファンと第2ブロワファンとによるツインファン構成であり、
    前記冷却風取入口は、前記第1ブロワファンからの送風を吹き出す第1ブロワ吹出口と前記第2ブロワファンからの送風を吹き出す第2ブロワ吹出口との間のデッドスペース位置に設定したことを特徴とする車両用空調装置。
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