JP5235951B2 - 配管切断方法 - Google Patents

配管切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5235951B2
JP5235951B2 JP2010183327A JP2010183327A JP5235951B2 JP 5235951 B2 JP5235951 B2 JP 5235951B2 JP 2010183327 A JP2010183327 A JP 2010183327A JP 2010183327 A JP2010183327 A JP 2010183327A JP 5235951 B2 JP5235951 B2 JP 5235951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cutting
guide
removal
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010183327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012040639A (ja
Inventor
眞 峯崎
Original Assignee
株式会社ミネサービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミネサービス filed Critical 株式会社ミネサービス
Priority to JP2010183327A priority Critical patent/JP5235951B2/ja
Publication of JP2012040639A publication Critical patent/JP2012040639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5235951B2 publication Critical patent/JP5235951B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えば、給水管・排水管・蒸気管・温水管などの各種配管を交換する際に使用される配管切断方法に関するものである。
改修ビルなどの作業現場で古くなった配管を撤去して交換する場合には、既存のソケット部分を残して、古くなった撤去配管のみを新規配管に交換する訳であるが、この状態では、撤去配管とソケット部分は、内部の錆やその他の付着物又は腐食などで固く接続されているので、撤去配管をそのソケット部分から容易に取り外すことは頗る困難であった。
そこで、通常は、撤去配管とソケット部分の接続部にトーチやバーナーなどの熱を加えて、錆や付着物などを分解したり、又、専用の締め工具を使用しながら無理矢理に回転させたり、或いは、この専用の締め工具を使用しながら、ハンマーなどで叩きながら振動を与えて取り外していた。
しかし、トーチやバーナーを使用する場合には、改修工事現場で火災を引き起こす恐れがあり、専用の締め工具を使用する場合には、かなりの力作業が要求されることとなるが、この締め工具とハンマーを一緒に使用すると、撤去する必要のない他の既存配管が損傷して、漏れなどが生じることも多々見受けられた。
特に、狭い場所での作業が多い改修工事では、壁や床などに近いところでの作業が強いられて、作業性が悪く既存の配管を痛め、撤去の必要でない箇所まで解体しなければならないこともある。
本発明は、斯かる従来の実情に鑑み開発されたもので、請求項1記載の発明は、既存のソケット部分に撤去不能に固く接続されている撤去配管のみを切断する配管切断方法であって、ソケット部分と撤去配管の接続部に再セット可能に組み込まれる基体と、該基体に昇降動可能に取り付けられる切断用タガネと、該切断用タガネの昇降動を案内するガイドレールとを備え、基体は、上記切断用タガネを連結した押込みボルトを進退動可能に螺合するボルトガイドと、該ボルトガイドから垂下して上記ガイドレールをスライド可能に支承するサイド壁と、該サイド壁から連続して延びて内側に撤去配管の接続部を挿通して支持する配管受け座を有し、上記撤去配管のソケット部分に対する接続部を所定の長さに切断して、当該切断端を該基体の配管受け座の内側に支持しながら、基体を切断用タガネとガイドレールを伴って同接続部に組み込んだ後、上記ガイドレールと配管受け座間に挾持されている撤去配管の接続部の上面側対応部位を上から切断用タガネで押し込みながら切断し、次いで、基体を切断用タガネとガイドレールを伴って撤去配管の接続部に上下逆さまの状態となるように再組み込みした後、ガイドレールと配管受け座間に挾持されている撤去配管の接続部の下面側対応部位を下から切断用タガネで押し込みながら切断して、撤去配管の接続部をその全周に亘って既存のソケット部分から切り離すように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、上記基体の配管受け座は、その下部側が撤去配管を2点支持できるV字形状を呈していることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1乃至請求項2を前提として、上記切断用タガネの先端縁は、上記ソケット部分側が先に撤去配管に食い込むテーパー形状を呈していることを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、従来のように、トーチ・バーナー・専用の締め工具やハンマーなどを使用しなくとも、基体が有する配管受け座の内側に撤去配管を挿通して、該基体を撤去配管とソケット部分の接続部に組み込んだ後、配管受け座に支持された撤去配管の接続部をガイドレールと配管受け座間で挾持しながら切断用タガネで上から切断すれば、これにより、撤去配管の接続部の上面側所定部位が簡単に切断され
次いで、今度は、基体を撤去配管の接続部に上下逆さまの状態となるように再組み込みした後、同様に、撤去配管の接続部をガイドレールと配管受け座間で挾持しながら切断用タガネで下から切断すれば、これにより、撤去配管の接続部の下面側所定部位が簡単に切断されるので、この結果、撤去配管の接続部をその全周に亘ってソケット部分から簡単且つ完全に切り離すことが可能となる。
請求項2記載の発明にあっては、配管受け座の下部側がV字形状を呈している関係で、撤去配管をこのV字形状で2点支持することができるので、撤去配管の支持状態が確実となって、撤去配管の対応部位を切断用タガネで容易に切断することが可能となる。
請求項3記載の発明にあっては、テーパー形状の存在で、切断用タガネの先端縁が撤去配管のソケット部分側に先に食い込む関係で、ソケット部分と固く接続されている箇所を先に分離できるので、後は、撤去配管の接続部の対応部位を簡単に切断することが可能となる。
本発明の実施例に係る配管切断方法に供される配管切断装置を示す正面図である。 同側断面図である。 配管切断装置を撤去配管の接続部側に組み込んだ状態を示す要部正面図である。 同要部側断面図である。 撤去配管の上面側を押し込みながら切断した状態を示す要部正面図である。 同要部側断面図である。 撤去配管の下面側を押し込みながら切断した状態を示す要部正面図である。 同要部側断面図である。 撤去配管の全周をソケット部分から分離させ状態を示す要部正面図である。 同要部側断面図である。
本発明は、既存のソケット部分に接続されている撤去配管のみを切断する配管切断方法を前提として、内側に撤去配管を挿通して支持する配管受け座を有する基体と、該基体に昇降動可能に取り付けられる切断用タガネと、該切断用タガネの昇降動を案内するガイドレールとを備え、上記基体の配管受け座の内側に撤去配管を支持し、該撤去配管を上記ガイドレールと配管受け座間で挾持する状態を得て、撤去配管の接続部の対応部位を上記切断用タガネで押し込みながら切断することにより、交換が必要となった古い配管を簡単にソケット部分から撤去せんとするものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る配管切断方法は、例えば、給水管・排水管・蒸気管・温水管などの各種配管(単管)を対象として開発されたもので、これらの古くなった配管を新規な配管に交換する場合に、既存のソケット部分と固く接続されている配管の接続部をソケット部から切り離して撤去することを可能とするものである。
これを具体的に説明すると、当該方法に供される配管切断装置は、図1・図2に示す如く、主として、既存のソケット部分10と撤去配管11の接続部に組み込まれる基体1と、該基体1に昇降動可能に取り付けられる切断用タガネ2と、該切断用タガネ2の昇降動を案内する一対のガイドレール3とを備える構成となっている。
そして、第一の基体1は、図示する如く、押込みボルト5を進退動可能に螺合するボルトガイド4と、該ボルトガイド4の両端部から垂下する一対のサイド壁6と、該一対のサイド壁6から連続して延びて下部側がV字形状に連結される配管受け座7とを有し、上記ボルトガイド4に螺合する押込みボルト5は、ボルトアダプター8を介して切断用タガネ2の後端部に連結され、一対のサイド壁6は、上記一対のガイドレール3を上下動可能に取り付け、配管受け座7は、内側に撤去配管11を挿通して支持するものであるが、そのV字形状で撤去配管11を2点支持できる構成となっている。
第二の切断用タガネ2は、上記押込みボルト5に連結されて一対のガイドレール3間を昇降動するものであるが、その先端部は撤去配管11を押し込みながら切断できるように先鋭形状を呈し、且つ、その先端縁は上記ソケット部分10側が先に食い込む下り傾斜のテーパー形状2aを呈している。
第三のガイドレール3は、切断用タガネ2を昇降動可能に案内するものであるが、各ガイドレール3は上記基体1の対応するサイド壁6にスライド可能に支承されて、固定ビス9によりその上下位置が自由に調整できる構成となっている。
依って、斯かる配管切断装置を用いて古くなった撤去配管11を切断して撤去する場合には、まず、撤去配管11の径に応じて、一対のガイドレール3を固定ビス9を介して予め上方へ移動させると同時に、切断用タガネ2をも押込みボルト5を介して上方へ移動させる状態にセットする一方、既存のソケット部分10に接続されている撤去配管11を所定の長さに切断して、その切断端を上記配管受け座7の内側に挿通して支持しながら、装置全体をソケット部分10と撤去配管11の接続部に組み込んだ後、一対のガイドレール3と切断用タガネ2の下降を得て、該撤去配管11を配管受け座7と切断用タガネ2とガイドレール3間に挾持すれば、図3・図4に示す如く、ソケット部分10に接続されている撤去配管11の接続部の対応部位が配管受け座7にそのV字形状を利用して2点支持されることとなる。
そこで、今度は、ラチェット等の工具を用いて、押込みボルト5を所定方向に回転させると、図5・図6に示す如く、切断用タガネ2が下降して、撤去配管11の上面側の対応部位を押し込みながら内側に巻き込むように切断することとなるので、撤去配管11は不要に拡がることが防止される。
尚、この場合には、撤去配管11の下面側が配管受け座7に2点支持されてその回転が阻止されているので、切断用タガネ2で簡単に切断できることは言うまでもないが、特に、切断用タガネ2の先端縁は既述した下り傾斜のテーパー形状2aを呈しているので、切断用タガネ2の先がソケット部分10側の対応部位に強く食い付いて、該ソケット部分10と接続する撤去配管11の接続部をソケット部分10から即座に切り離すこととなる。
次いで、今度は、下降した切断用タガネ2を上昇させながら、装置全体を撤去配管11に対して上下逆さまにして再セットすると、図7・図8に示す如く、撤去配管11の下面側と切断用タガネ2が向き合うこととなる。
この状態を得た後は、再び、ラチェット等の工具を用いて、押込みボルト5を所定方向に回転させると、図9・図10に示す如く、今度は、切断用タガネ2が上昇して、撤去配管11の下面側の所定部位を押し込みながら内側に巻き込むように切断することとなるが、この場合も、切断用タガネ2の先端縁は下り傾斜のテーパー形状2aを呈して、切断用タガネ2の先がソケット部分10側に食い付いて、該ソケット部分10と接続する撤去配管11の接続部をソケット部分10から切り離すこととなる。
従って、これにより、撤去配管11の接続部がその全周に亘ってソケット部分10から完全に切り離されるので、同配管11を撤去して新規な配管を既存のソケット部分10に接続すれば、簡単に配管の交換が可能となる。
本発明に係る配管切断方法は、既存のソケット部分に接続された配管の接続部を切り離すことができるので、これを利用して、給水管・排水管・蒸気管・温水管などの配管を交換する場合に使用すれば、頗る好都合なものとなる。
1 基体
2 切断用タガネ
2a テーパー形状
3 ガイドレール
4 ボルトガイド
5 押込みボルト
6 サイド壁
7 配管受け座
8 アダプター
9 固定ビス
10 ソケット部分
11 撤去配管

Claims (3)

  1. 既存のソケット部分に撤去不能に固く接続されている撤去配管のみを切断する配管切断方法であって、ソケット部分と撤去配管の接続部に再セット可能に組み込まれる基体と、該基体に昇降動可能に取り付けられる切断用タガネと、該切断用タガネの昇降動を案内するガイドレールとを備え、基体は、上記切断用タガネを連結した押込みボルトを進退動可能に螺合するボルトガイドと、該ボルトガイドから垂下して上記ガイドレールをスライド可能に支承するサイド壁と、該サイド壁から連続して延びて内側に撤去配管の接続部を挿通して支持する配管受け座を有し、上記撤去配管のソケット部分に対する接続部を所定の長さに切断して、当該切断端を該基体の配管受け座の内側に支持しながら、基体を切断用タガネとガイドレールを伴って同接続部に組み込んだ後、上記ガイドレールと配管受け座間に挾持されている撤去配管の接続部の上面側対応部位を上から切断用タガネで押し込みながら切断し、次いで、基体を切断用タガネとガイドレールを伴って撤去配管の接続部に上下逆さまの状態となるように再組み込みした後、ガイドレールと配管受け座間に挾持されている撤去配管の接続部の下面側対応部位を下から切断用タガネで押し込みながら切断して、撤去配管の接続部をその全周に亘って既存のソケット部分から切り離すように構成したことを特徴とする配管切断方法。
  2. 上記基体の配管受け座は、その下部側が撤去配管を2点支持できるV字形状を呈していることを特徴とする請求項1記載の配管切断方法
  3. 上記切断用タガネの先端縁は、上記ソケット部分側が先に撤去配管に食い込むテーパー形状を呈していることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の配管切断方法
JP2010183327A 2010-08-18 2010-08-18 配管切断方法 Expired - Fee Related JP5235951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010183327A JP5235951B2 (ja) 2010-08-18 2010-08-18 配管切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010183327A JP5235951B2 (ja) 2010-08-18 2010-08-18 配管切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012040639A JP2012040639A (ja) 2012-03-01
JP5235951B2 true JP5235951B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=45897508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010183327A Expired - Fee Related JP5235951B2 (ja) 2010-08-18 2010-08-18 配管切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5235951B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109014382B (zh) * 2018-07-16 2020-11-03 安徽智森电子科技有限公司 一种智能制造用切割装置
CN113371547B (zh) * 2021-07-04 2023-06-30 孟凡星 旋转放线式放线装置及用该装置放线的方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711854Y2 (ja) * 1988-05-26 1995-03-22 株式会社東芝 パイプ切断装置
JP2635537B2 (ja) * 1995-06-22 1997-07-30 関電興業株式会社 ホース切断器
JP2000263315A (ja) * 1999-03-15 2000-09-26 Toshiba Corp 突切りプレス型式パイプ切断装置
JP2006110714A (ja) * 2004-09-17 2006-04-27 Showa Denko Kk パイプの切断方法及びパイプの切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012040639A (ja) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5235951B2 (ja) 配管切断方法
KR20070000395U (ko) 동관 확관장치
JP5240463B2 (ja) 構造物における付着物の除去方法とそれに用いる除去装置
KR20170011274A (ko) 비계베이스
JP2006312215A (ja) 穿孔装置
JP5859785B2 (ja) 防護管用挿脱装置
JP5456347B2 (ja) 既設配管の抜管装置および既設配管の抜管方法
JP2018059351A (ja) 壁つなぎ具
KR100857014B1 (ko) 비닐 코팅된 벽보의 제거기
CN107504036B (zh) 套管内支撑装置及其施工方法
US2223600A (en) Bit breaker
CN208674562U (zh) 一种接地极拔插装置
CN210254381U (zh) 一种钻机支撑架
CN112059656B (zh) 一种建筑施工用钢管快速截断装置
JP6310675B2 (ja) 電車線工事用接地金具
KR100921087B1 (ko) 밸브시트 탈거장치
JP6541153B2 (ja) 連結解除具
KR200455735Y1 (ko) 안전 사다리
JP6541211B2 (ja) 配管撤去工具および配管撤去工法
CN215368675U (zh) 一种高稳型盘式脚手架
CN215613839U (zh) 一种油田管道除垢设备
CN219493308U (zh) 一种热力管固定装置
CN110630027B (zh) 用于建筑物临边洞口的防护装置
JP6236230B2 (ja) 石綿管の撤去方法
JP5150864B2 (ja) 側溝改修用部材並びに側溝改修工法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees