JP5235630B2 - モールド成形方法、モールド成形品の製造方法、スティフナ付き基板、およびモールド金型 - Google Patents

モールド成形方法、モールド成形品の製造方法、スティフナ付き基板、およびモールド金型 Download PDF

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Description

本発明は、モールド成形技術およびモールド成形品の製造技術に関し、特に、モールド成形技術により形成されたスティフナに適用して有効な技術に関する。
例えば、配線が形成された基板と、その基板上にフリップチップ接合された半導体チップ(以下、単にチップという)と、チップを囲み、基板上に設けられたスティフナと、チップおよびスティフナ上に設けられた放熱板とを含む構造の半導体装置が知られている。このスティフナは、基板の強度を保持し、またチップに放熱板の荷重がかからないようにするために設けられている。
特開2005−277079号公報(特許文献1)には、スティフナを接着剤により取り付ける技術が開示されている。
特開2005−277079号公報(段落[0033]、図2)
本発明者はモールド成形技術によって基板上に形成したスティフナを有するモールド成形品に関する検討を行っている。その一例を、図面を参照して説明する。図9は本発明者が検討した製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す平面図であり、樹脂モールド装置(トランスファモールド装置ともいう)を用いて、基板101a、101bをモールド金型でクランプして樹脂モールドによって形成された成形体102が示されている。また、図10は図9で示した製造工程後のスティフナ107を有するモールド成形品110を模式的に示す斜視図である。なお、図9ではワークとして短冊状の基板101aと、正方形状の基板101bとを併せて示しているが、いずれか一方の場合で成形体102を形成しても良い。
図9に示すように、プランジャ103によって押し出された樹脂が、ランナ104を流れ、ゲート(キャビティへの入り口)を通過してモールド金型のキャビティに注入されて、成形体102を形成する。成形体102は、基板101a、101b上にチップを搭載する領域(チップ搭載領域105)を囲むように、平面口の字状に形成される。
続いて、チップ搭載領域105の縁に沿って(図9ではダイシングラインLで示す)、成形体102と共に基板101a、101bを切断(ダイシング)して個片化することによって、図10に示すような枡形のモールド成形品110を形成することができる。すなわち、1個の口の字状の成形体102に対して、1個のモールド成形品110を形成することができる。また、切断された成形体102によってスティフナ107を形成することができる。なお、モールド成形品110は、短冊状の基板101aから4個取り出すことができ、正方形状の基板101bから1個取り出すことができる。
その後、チップ搭載領域105にチップが搭載されて、基板101a、101b上にフリップチップ接合する。基板101a、101bには配線が形成されているので、搭載されたチップとは電気的に接続される。さらに、接着剤を用いてチップおよびスティフナ107上に放熱板を設けるなどによって、半導体装置が形成される。
このような4個取りができる短冊状の基板101a、1個取りができる正方形状の基板101bを用いた場合では、生産性が低い。このため、より大型の基板を用いて、モールド成形品110を取得することが考えられる。
本発明者が検討した他の一例を、図面を参照して説明する。図11は本発明者が検討した製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す平面図であり、樹脂モールド装置を用いて、基板101cをモールド金型でクランプして、モールド金型のキャビティに樹脂(ハッチングで示す)が流れる様子が示されている。なお、図11では基板101a、101bより大型の基板として、矩形状の基板101cを示しており、基板101cからは15個取り出すことができる。
その後、キャビティを樹脂108で充填して一括で格子状の成形体を形成し、その成形体と共に基板101cを切断して個片化することによって、図10と同様の枡形のモールド成形品110を形成することができる。すなわち、樹脂108からなる格子状の成形体から、15個のモールド成形品110を形成することができる。
しかしながら、図11に示すように、チップ搭載領域105の縁部である中空部(モールド金型のキャビティ)を格子状に配列しようとした場合、トランスファ成形で複数のゲートから注入された樹脂の流頭が格子状の中空部で合流して接触することによるウェルドの発生や、残留エア(ボイド)の発生の原因となる。また、残留エアが脱気成形などでは回避できない場合もある。このため、モールド成形品、さらには半導体装置の品質を低下させてしまう。一方、前述した1個の口の字状の成形体102に対して、1個のモールド成形品110を形成する方法では、モールド成形品およびこれを用いた半導体装置の品質を維持することができるが、生産性を低下させてしまう。
本発明の目的は、モールド成形品の品質を向上することのできる技術を提供することにある。また、本発明の他の目的は、モールド成形品の生産性を向上することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明におけるモールド成形方法は、(a)基板上に、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体を形成する工程、(b)前記基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成する工程、を含むものである。
また、本発明におけるモールド成形品の製造方法は、(a)基板上に、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体を形成する工程、(b)前記基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成する工程、(c)前記(a)工程および前記(b)工程の後、前記(a)工程中の前記第1樹脂の温度および前記(b)工程中の前記第2樹脂の温度より高い温度で、前記第1成形体の前記第1樹脂および前記第2成形体の前記第2樹脂を熱硬化する工程、(d)前記(c)工程の後、前記第1成形体と共に前記基板を前記第1方向に切断し、また、前記第2成形体と共に前記基板を前記第2方向に切断する工程、を含むものである。
また、本発明におけるスティフナ付き基板は、基板と、前記基板上に形成され、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に溝部を有する第1成形体と、前記基板上に形成され、前記溝部を塞ぐと共に、前記第2方向に延在する第2成形体と、を有し、前記第1成形体と前記第2成形体を含んでなる複数のスティフナが格子状に形成されているものである。
また、本発明におけるスティフナ付き基板は、基板と、前記基板の第1縁部上に形成され、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向の両端に第1段部を有する第1成形体と、前記基板の前記第1縁部とは異なる第2縁部上に形成され、前記第2方向に延在し、前記第1方向の両端で前記第1成形体の前記第1段部を覆うように噛み合わされる第2段部を有する第2成形体と、を有し、前記第1成形体と前記第2成形体が組み合わされて構成されたスティフナを備えているものである。
また、本発明によるモールド金型は、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体が形成された基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成するモールド金型であって、前記第1成形体および前記第2成形体に囲まれる前記基板上の領域をクランプ面とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、モールド成形品の品質を向上することができる。また、モールド成形品の生産性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態におけるモールド成形品の製造方法について図1〜図4を参照して説明する。図1〜図3は本実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、それぞれ(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。また、図4は製造工程後のスティフナ7を有するモールド成形品(スティフナ付き基板)10を模式的に示す斜視図である。なお、図1(b)にはプランジャ3aの側面を破線で示している。
本実施の形態におけるモールド成形品10の製造工程では、まず、樹脂モールド装置に上型の第1モールド金型20および下型のモールド金型40を配置した後、図1に示すように、第1モールド金型20のキャビティに樹脂(第1樹脂)を充填することによって、例えば平面視矩形状のインタポーザ基板(以下、単に「基板」という)1上に、X方向(第1方向)に延在し、X方向と直交(交差)するY方向(第2方向)に溝部(流路)6を有する成形体(第1成形体)2aを形成する。
具体的には、まず、樹脂モールド装置を用い、第1モールド金型20およびモールド金型40を後述するような所定温度まで昇温し、図外のポットに樹脂を供給すると共に下型に基板1を供給してクランプする。この場合、モールド金型40には基板1の短辺側に複数個(本例では2個)のポットが配設されている。一方、第1モールド金型20のパーティング面にはポットと対面する位置に形成された各カルから一対のランナ4aがキャビティに向けて延在するように設けられている。また、第1モールド金型20には、キャビティを構成するキャビティ凹部として、X軸方向において基板1と同程度の長さの凹部が構成されると共に、この凹部を所定間隔で区切るように凹部の底面から突起する断面視矩形状の突起部20aが形成されている。
続いて、クランプ後に図外のトランスファ機構を動作させることで、ポットからプランジャ3aによって押し出された樹脂が、ランナ4aを流れ、ゲートを通過して第1モールド金型20と基板1との間に形成されるキャビティに注入され、そのキャビティ内を基板1の長手方向と平行な1つの方向に流される。この第1モールド金型20のキャビティに樹脂が充填されることによって、成形体2aがY方向に所定の間隔で複数列(本例では4列)配列される。この成形体2aはモールド成形品10のスティフナ7の一部を構成するものである。これにより、図4に示すようなスティフナ付き基板におけるスティフナ7のうち約半分(50〜60%)の部分が形成されることとなる。また、各成形体2aには、第1モールド金型20の複数の突起部20aによって複数の溝部6が形成される。なお、その後、成形体2aと、ランナ4aとは切り離される。
この成形体2aを形成する工程で用いられる樹脂は例えば熱硬化性のエポキシ樹脂が用いられる。また、成形体2aの形成工程中の樹脂の温度はエポキシ樹脂が完全に硬化する温度(170〜180℃程度)より低い温度(140〜150℃程度)となるように、樹脂モールド装置の温度設定が行われる。これにより、成形体2aの樹脂の硬化反応が未完了であるものの、ハンドリングは可能な程度まで硬化が進行した状態で本工程を終了する。
続いて、上述のモールド金型とは異なる構成の上型の第2モールド金型30および下型のモールド金型50を配置した樹脂モールド装置(図2参照)において、図2に示すように、第2モールド金型30のキャビティに樹脂(第2樹脂)を充填することによって、基板1上に、溝部6を塞ぎながらY方向に延在する成形体(第2成形体)2bを形成する。
具体的には、まず、第2モールド金型30およびモールド金型50を所定温度まで昇温し、ポットに樹脂を供給すると共に成形体2aが形成された基板1を下型に供給してクランプする。この場合、モールド金型50には基板1の短辺と直交する長辺側に複数個(本例では3個)のポットが配設されている。一方、第2モールド金型30のパーティング面にはポットと対面する位置に形成された各カルから一対のランナ4aがキャビティに向けて延在するように設けられている。また、第2モールド金型30には、キャビティ凹部として、X軸方向およびY軸方向においそれぞれ基板1と同程度の長さの凹部が構成されることで全体として格子状の凹部が構成されている。
続いて、クランプ後にポットからプランジャ3bによって押し出された樹脂が、ランナ4bを流れ、ゲートを通過して第2モールド金型30と成形体2aと基板1との間に形成されるキャビティに注入され、そのキャビティ内を基板1の長手方向と直交する短手方向と平行な1つの方向に流される。このとき、成形体2aの溝部6は第2モールド金型30および基板1と共に流路を構成する。この成形体2bはモールド成形品10のスティフナ7の一部を構成するものである。
第2モールド金型30は、成形体2aおよび成形体2bに囲まれる基板1上の領域(チップ搭載領域5となる)を基板1のクランプ面としている。また、第2モールド金型30においてX軸方向に延在する凹部の底面が成形体2aをクランプするクランプ面として機能する。このモールド金型30を用いて、X方向に延在し、Y方向に溝部(流路)6を有する成形体2aが形成された基板1上に、溝部6を塞ぎながらY方向に延在する成形体2bを形成する。これにより、成形体2bの成形を行いながら成形体2aの矯正と共に硬化反応を進めることができるため、後段の工程の時間を短縮(省略)でき、反りの少ないスティフナ付き基板を効率的に製造することができる。
また、第2モールド金型30を用いる工程では、チップ搭載領域5(チップ実装面)への樹脂フラッシュ(樹脂漏れ)を防止するため、封止領域を囲う部分であるチップ搭載領域5において、他の部分よりも強く基板1をクランプする。例えば、チップ搭載領域5においてクランプ面側の第2モールド金型30の部分を、パーティング面において基板1をクランプする他の部分よりも突出しておけばチップ搭載領域5のクランプ力を強くすることができる。また、基板1上の成形体2a間においてチップ搭載領域5用の矩形領域内において、外側領域(矩形枠状領域)を内側領域よりも強くクランプするようにしてもチップ搭載領域5への樹脂漏れ防止には有効である。なお、第2モールド金型30を用いる工程では、第1モールド金型20よりも第2モールド金型30より基板1を強くクランプしても良い。
この第2モールド金型30のキャビティに樹脂が充填されることによって、溝部6を塞ぐように成形体2bがX方向に所定の間隔で複数列(本例では6列)配列される。このため、X方向に延在する成形体2aとY方向に延在する成形体2bとは溝部6で交差し、この成形体2aと成形体2bとで格子状の成形体2を形成することとなる。この成形体2bは成形体2aと同様にスティフナ7の一部を構成するものである。これにより、先の工程において形成された成形体2aと合わせると、図4に示すようなスティフナ付き基板におけるスティフナ7の全ての部位(100%)が樹脂モールドされたこととなる。なお、その後、成形体2bと、ランナ4bとは切り離される。
このように、本実施の形態では、成形体2a、2bの形成時には樹脂はそれぞれのキャビティ内を一方向に流れるだけで樹脂が合流するようなことがないため、残留エアなどを発生させずに樹脂モールドが可能である。
この成形体2bを形成する工程で用いられる樹脂は、成形体2aと同様に、例えば熱硬化性のエポキシ樹脂が用いられる。また、工程中の樹脂の温度はエポキシ樹脂が完全に硬化する温度(例えば170℃程度)より低い温度(例えば140℃程度)となるように、樹脂モールド装置の温度設定が行われる。
続いて、成形体2a、2bのアフターキュア(硬化工程)を行う。具体的には、成形体2aの形成工程中の樹脂の温度(例えば140℃程度)および成形体2bの形成工程中の樹脂の温度(例えば140℃程度)より高く、樹脂のガラス転移温度(Tg)よりも高い温度(例えば170℃程度)の雰囲気中でクランプし、成形体2aの樹脂および成形体2bの樹脂の硬化反応を進めて完全に熱硬化する。本実施の形態では、成形体2aおよび成形体2bの形成温度を、完全に熱硬化する温度より低い同一温度で保つようにしているので、連続して成形体2aおよび成形体2bを形成することができる。なお、この熱硬化は例えば樹脂モールド装置で行っても良く、また基板1を移動してキュア炉を用いて行うこともできる。
例えば、140℃程度で成形体2aを形成し、170℃程度で完全に熱硬化させた後、140℃で成形体2bを形成し、170℃で完全に熱硬化させる場合では、温度の上昇および降下により安定した温度に設定するのに時間が掛かってしまう。しかしながら、本実施の形態では、樹脂が完全に硬化する温度より低い温度(例えば140℃程度)で設定したまま、成形体2aおよび成形体2bを連続して形成し、その後、成形体2aおよび成形体2bの樹脂を完全に熱硬化しているので、製造時間を短縮することができる。
図3に示すように、基板1上に成形体2aおよび成形体2bは溝部6で交差するように配置されて成形体2として格子状に形成される。すなわち、この成形体2は基板1上にチップを搭載する領域(チップ搭載領域5)を囲む口の字状の額縁(後のスティフナ7)として形成される。この場合、成形体2aおよび成形体2bは、その上面は例えば基板1に実装されるチップとほぼ同じ高さになるように形成されるため、放熱板を取り付け可能な形状となる。
本実施の形態では、額縁となる成形体2を形成する際、樹脂の流れが一方向となるようにして充填性を向上している。すなわち、まず、1次成形工程でX方向(一方向)に樹脂を流して、そのX方向に延在する成形体2aを形成する。次いで、2次成形工程でY方向(一方向)に樹脂を流して、そのY方向に延在する成形体2bを形成する。このため、図11を参照して説明した一括で格子状の成形体を形成した場合のように、その成形体の中空部(モールド金型のキャビティ)で残留エアを発生させずにスティフナを形成することができる。これにより格子状の成形体2が形成されるようなモールド成形品であってもその品質を向上し、歩留まりを向上することができる。
続いて、図3に示すように、成形体2aと共に基板1を、溝部6を通るX方向に切断し、また、成形体2bと共に基板1を、溝部6を通るY方向に切断する。具体的には、チップ搭載領域5の縁に沿い各成形体2a、2bを幅方向に2分割するようなライン(図中ではダイシングラインLで示す)で、格子状の成形体2と共に基板1を切断して個片化(ダイシング)することによって、図4に示すような枡形のモールド成形品10を形成する。また、個片化された基板1上に、成形体2aおよび成形体2b(すなわち成形体2)からなるスティフナ7を形成する。
これにより、スティフナ7を有するモールド成形品10(スティフナ付き基板)を15個形成することができる。このモールド成形品10は、複数個取りができる大きさの基板1から切断されてなり、また、残留エアを含まないように形成された格子状の成形体2からなるスティフナ7を有するので、高い品質を維持したままで、生産性が向上されたものである。
図4では、ダイシング後のモールド成形品10であるスティフナ付き基板は、基板1と、基板1の縁部上に形成され、X方向に延在し、Y方向の両端に溝部6が分割されて形成された第1段部7aを有する成形体2aと、基板1の成形体2aが形成された縁部とは異なる縁部上に形成され、Y方向に延在し、X方向の両端で成形体2aの第1段部を覆うように噛み合わされる第2段部7bを有する成形体2bとが二組組み合わされて構成されたスティフナを備えている。このため、ダイシング前のスティフナ付き基板は、図3に示すように、Y方向において等間隔に並ぶように基板1上に形成され、X方向に延在し、Y方向において一直線上に並ぶ位置に形成された溝部6を成形体2bの形成数だけ有する成形体2aと、基板1上において溝部6で成形体2aを覆うように形成され、Y方向において一直線上に並べられた複数の溝部6を塞ぐように噛み合わされると共に、Y方向に延在する成形体2bと、を含んでなる複数のスティフナ7が格子状に形成されているものであるといえる。
その後、図4で示したモールド成形品10のチップ搭載領域5にチップを搭載し、基板1上にフリップチップ接合する。基板1には配線が形成されているので、搭載されたチップとは電気的に接続される。次いで、例えばポッティングにより基板1とチップ面との間を樹脂封止(アンダーフィル)する。さらに、接着剤を用いてチップおよびスティフナ7上に放熱板を設けるなどによって、半導体装置を形成する。本実施の形態では、硬化した樹脂からなる成形体2によってスティフナ7を形成しているので、例えば前記特許文献1の技術のような接着剤により取り付けられたスティフナに対して、基板1の強度をより保持することができ、また、安定して放熱板を支持することができるのでチップに放熱板の荷重がかかるのをより低減することができる。なお、本実施の形態によれば、例えば金属製のスティフナを貼り付ける方法と比較して、生産性の高く材料コストの安いトランスファモールドによってスティフナを形成しているため、スティフナ付きの基板を安価に製造することができる。
本実施の形態では、図1および図2に示したように、1次成形としてX方向に延在する成形体2aをY方向に所定の間隔で形成した後、2次成形としてY方向に延在する成形体2bをX方向に所定の間隔で形成して、格子状の成形体2(後のスティフナ7)を形成した場合について説明した。このX方向およびY方向は、それぞれ矩形状の基板1の長手方向および短手方向である。
しかしながら、より大きな矩形状の基板(大型基板)を用いた場合、本実施の形態のように1次成形で長手方向に延在する成形体2aを形成し、2次成形で短手方向に延在する成形体2bを形成すると、大型基板では反りが発生してしまう場合もある。そこで、矩形状の基板1においては、1次成形で短手方向に延在する成形体2bを形成し、2次成形で長手方向に延在する成形体2aを形成し、格子状の成形体2(後のスティフナ7)を形成することが、基板の反りの低減に有効である。
また、本実施の形態では、基板1を個片化した後、チップ搭載領域5にチップが搭載されて、基板1上にフリップチップ接合する場合について説明したが、個片化する前に基板1上にチップを搭載しても良い。チップ搭載後にはアンダーフィルによって基板1とチップ面との樹脂封止を行うが、このアンダーフィルの工程は個片化する前に行う方が量産するような場合には生産性がよく、好ましい。例えば、アンダーフィル工程ではチップが搭載された基板を傾けてポッティング装置にセットし、その基板とチップとの間に樹脂をポッティングによって流し込む。このため個片化前の基板であれば一度のセット操作で複数箇所のアンダーフィル工程を行うことができるので、個片化した基板をその都度傾けて個別に行う場合に対して、生産性を向上することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、溝部(流路)6の底面は基板1の面に対して平行するように形成した場合について説明したが、本実施の形態では、溝部6の底面の形状を異ならせた場合について説明する。なお、前記実施の形態1と重複する説明は省略する場合がある。
図5は本実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品の要部を模式的に示す斜視図であり、溝部6(流路)を有する成形体12aが示されている。また、図6は製造工程後のスティフナ7を有するモールド成形品10を模式的に示す斜視図である。なお、図6では溝部6の底面が傾斜している様子を示すために、基板1と平行する面を波線で示している。
本実施の形態においては、溝部6の成形面の形状が異なる第1モールド金型を用いる点を除いて、スティフナ付き基板の製造工程は実施の形態1と同様である。この場合、前記実施の形態1で例えば図3を参照して説明したように、X方向に延在する成形体2aとY方向に延在する成形体2bとは成形体2aの溝部6で交差し、格子状の成形体2が形成され、その溝部6を通って成形体2は基板1と共に切断されて個片化(ダイシング)される。このため、溝部6において成形体2aと成形体2bとの接続が強固であることが良いと考えられる。
そこで、本実施の形態では、溝部6の底面は基板1の面に対して傾斜した面を複数有している。具体的には、溝部6の底面は傾斜面6a、6b、6c、6dの4面からなっている。このため、成形体12aと成形体12bとが接する面を広くすることができるので、接続を強固とすることができる。また、例えば成形体12bが基板1の縁部から脱落させられるようなときに成形体12bにかかる力を、成形体12aおよび成形体12bの接続面に対してせん断するような方向に作用させるように各面の傾きを設計することにより、接続をより強固とすることができる。さらに、例えば底面を梨地状とすることによって、成形体12aと成形体12bとが接する面を広くすることもできる。したがって、モールド成形品およびこれを用いた半導体装置の品質を向上することができる。なお、溝部6の底面の傾斜は任意であり、例えば、溝部6を側面から見た場合、山型でも良く、谷型でも良い。
(実施の形態3)
前記実施の形態1では、1次成形でX方向のみに延在する成形体2aを形成し、その後、2次成形でY方向に延在する成形体2bを形成する場合について説明したが、本実施の形態では、1次成形においてX方向の他にY方向に延在する成形体2cも形成する場合について説明する。なお、前記実施の形態1と重複する説明は省略する場合がある。
図7および図8は本実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、それぞれの(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。なお、図7(b)にはプランジャ3aの側面を破線で示している。
まず、図7に示すように、上型の第1モールド金型21および下型のモールド金型40のキャビティにポット側から樹脂を順次充填することによって、基板1上に、X方向に延在し、X方向と交差するY方向に溝部(流路)6を有する成形体2aを形成すると共に、基板1(成形体2a)の両端(短手)上に、Y方向に延在する一対の成形体(第3成形体)2cを形成する。これにより、例えば基板1がその外形寸法に対して薄く扱い難いようなものであっても、その縁側ではX方向に延在する成形体2aおよびY方向に延在する成形体2cが配置されるため、その後の製造工程における基板1の平坦性を確保することができると共にハンドリングし易くすることができる。なお、各成形体2aには、第1モールド金型21の複数の突起部21aによって複数の溝部6が形成されている。
続いて、図8に示すように、上型の第1モールド金型21とは異なる上型の第2モールド金型31のキャビティに樹脂を充填することによって、基板1上に、溝部6を塞ぎながらY方向に延在する成形体2bを一対の成形体2cの間に形成する。すなわち、基板1の縁側では基板1の縁側ではX方向に延在する成形体2aおよびY方向に延在する成形体2cが配置されるため、基板1の平坦性を確保したまま、成形体2bを形成することができる。基板1の反りを防止することによって、モールド成形品10の製造歩留まりを向上することができる。
その後、前記実施の形態1と同様に、成形体2を完全に熱硬化させて、成形体2aと共に基板1を、溝部6を通るX方向に切断し、また、成形体2bと共に基板1を、溝部6を通るY方向に切断する(図8中ではダイシングラインLで示す)。このようにして、成形体2(成形体2aおよび成形体2c)からなるスティフナ7を有する枡形のモールド成形品10を形成することができる(図4参照)。
なお、本実施の形態では、X方向に延在する成形体2aとY方向に延在する成形体2cとを形成するにあたりポット側に設けられた成形体2cのキャビティに一旦溜まった樹脂が成形体2aのキャビティに注入され、成形体2aのキャビティを通過した樹脂が最後にポットとは反対側に設けられた成形体2cのキャビティで合流するため、成形体2cのキャビティ内で残留エアが発生することが考えられる。しかしながら、成形体2cは基板1のハンドリングや平坦性確保のために一時的に設けられ最終的な成形品として残らない部分であり、基板1の縁側では、切断により成形体2cとその下の基板1は除去される。すなわち、基板1の両端上で形成された一対の成形体2cの間の、成形体2aおよび成形体2bでスティフナ7を構成するため、成形体2cで残留エアが発生した場合であっても、これによるモールド成形品10の品質を低下させることはない。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、成形体2aの樹脂の硬化反応が未完了の状態で成形体2aの形成工程を終了する例について説明したが本発明はこれに限定されず、各樹脂モールド工程において成形体の樹脂の硬化反応を完了させてもよい。
例えば、前記実施の形態では、モールド成形技術を用いて格子状の成形体からスティフナに適用した場合について説明したが、スティフナに限るものではない。
本発明は、モールド成形品の製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の一実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。 図1に続く製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。 図2に続く製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。 図3に続く製造工程後のスティフナを有するモールド成形品を模式的に示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品の要部を模式的に示す斜視図である。 図5に続く製造工程後のスティフナを有するモールド成形品を模式的に示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態の製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。 図7に続く製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図を示している。 本発明者が検討した製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す平面図である。 図9で示した製造工程後のスティフナを有するモールド成形品を模式的に示す斜視図である。 本発明者が検討した製造工程中におけるモールド成形品を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 インタポーザ基板(基板)
2 成形体
2a 成形体(第1成形体)
2b 成形体(第2成形体)
2c 成形体(第3成形体)
3a、3b プランジャ
4a、4b ランナ
5 チップ搭載領域
6 溝部(流路)
6a、6b、6c、6d 傾斜面
7 スティフナ
7a 第1段部
7b 第2段部
10 モールド成形品
12a 成形体(第1成形体)
12b 成形体(第2成形体)
20 第1モールド金型
20a 突起部
21 第1モールド金型
21a 突起部
30、31 第2モールド金型
40、50 モールド金型
101a、101b、101c 基板
102 成形体
103 プランジャ
104 ランナ
105 チップ搭載領域
107 スティフナ
108 樹脂
110 モールド成形品

Claims (10)

  1. 以下の工程を含むことを特徴とするモールド成形方法:
    (a)基板上に、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体を形成する工程;
    (b)前記基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成する工程。
  2. 以下の工程を更に含むことを特徴とする請求項1記載のモールド成形方法:
    (c)前記(a)工程および前記(b)工程の後、前記(a)工程中の前記第1樹脂の温度および前記(b)工程中の前記第2樹脂の温度より高い温度で、前記第1成形体の前記第1樹脂および前記第2成形体の前記第2樹脂を熱硬化する工程。
  3. 以下の工程を更に含むことを特徴とする請求項2記載のモールド成形方法:
    (d)前記(c)工程の後、前記第1成形体と共に前記基板を前記第1方向に切断し、また、前記第2成形体と共に前記基板を前記第2方向に切断することによって、個片化された前記基板上に前記第1成形体および前記第2成形体からなるスティフナを形成する工程。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモールド成形方法において、
    前記基板は矩形状であり、
    前記第1方向は前記基板の短手方向であり、
    前記第2方向は前記基板の長手方向であることを特徴とするモールド成形方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモールド成形方法において、
    前記基板は矩形状であり、
    前記(a)工程では、前記基板の両端上に、前記第2方向に延在する一対の第3成形体を前記第1成形体と同時に形成し、
    前記(b)工程では、前記一対の第3成形体の間に前記第2成形体を形成することを特徴とするモールド成形方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のモールド成形方法において、
    前記流路は前記基板面に対して傾斜した面を有することを特徴とするモールド成形方法。
  7. 以下の工程を含むことを特徴とするモールド成形品の製造方法:
    (a)基板上に、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体を形成する工程;
    (b)前記基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成する工程;
    (c)前記(a)工程および前記(b)工程の後、前記(a)工程中の前記第1樹脂の温度および前記(b)工程中の前記第2樹脂の温度より高い温度で、前記第1成形体の前記第1樹脂および前記第2成形体の前記第2樹脂を熱硬化する工程;
    (d)前記(c)工程の後、前記第1成形体と共に前記基板を前記第1方向に切断し、また、前記第2成形体と共に前記基板を前記第2方向に切断する工程。
  8. 基板と、
    前記基板上に形成され、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に溝部を有する第1成形体と、
    前記基板上に形成され、前記溝部を塞ぐと共に、前記第2方向に延在する第2成形体と、
    を有し、
    前記第1成形体と前記第2成形体を含んでなる複数のスティフナが格子状に形成されていることを特徴とするスティフナ付き基板。
  9. 基板と、
    前記基板の第1縁部上に形成され、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向の両端に第1段部を有する第1成形体と、
    前記基板の前記第1縁部とは異なる第2縁部上に形成され、前記第2方向に延在し、前記第1方向の両端で前記第1成形体の前記第1段部を覆うように噛み合わされる第2段部を有する第2成形体と、
    を有し、
    前記第1成形体と前記第2成形体が組み合わされて構成されたスティフナを備えていることを特徴とするスティフナ付き基板。
  10. 第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向に流路を有し、第1樹脂からなる第1成形体が形成された基板上に、前記流路を塞ぎながら前記第2方向に延在し、第2樹脂からなる第2成形体を形成するモールド金型であって、
    前記第1成形体および前記第2成形体に囲まれる前記基板上の領域をクランプ面とすることを特徴とするモールド金型。
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